改修メリットは 水損を最小限に食い止めます 非災時 スプリンクラーヘッド又は二次側配管が破損した場合でも 災感知器が作動しない場合は最大でも二次側の溜り水しか放出されず水損を最小限に食い止めることができます 災感知器が誤作動した場合は 予作動弁が作動し一次側加圧水は二次側配管内を加圧しますが スプリ

Similar documents
TM 屋内消火栓設備 2. における消火設備の取り扱い 2-1 消火栓設備 屋内消火栓設備 補助用高架水槽 位置表示灯発信機 ( 起動装置 ) 1 号消火栓 易操作性 1 号消火栓 2 号消火栓 リミットスイッチ付開閉弁 ( 起動装置 ) 非常電源 ( 蓄電池 )

屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(3). オ ) を準用すること (2) 高架水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(4). ア イ及びウ ) を準用するほか (1). ア イ及びウの例によること (3) 圧力水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

負圧環境下でも使用可能な閉鎖型スプリンクラーヘッドの一覧 2013 年 9 月 20 日一般社団法人日本消火装置工業会 社名商品名と記号型式番号仕様評価で使用した付属品及び取り付け部の構造 寸法が同じ付属品問い合わせ窓口 1 E72Q80C ス第 17~10 号 2 E96Q80C ス第 17~11

平 成 27年 4 月消 防 法 改 正 275 未満の小規模福祉施設にも 設備の設置が義務化 従来のの問題点を解消! ミニの優れたポイント は火災を早期に感知し 瞬時に自動で消火を行うことで 初期火災に大きな威力を発揮しま す は従来のと比べ 設置施設に負担の少ない自動消火 設備です 消防法施行令

<4D F736F F D FC DD94F CC8B5A8F708AEE8F802E646F63>

YP_表紙cc_1804_4c

特定駐車場用泡消火設備

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 3 の 2 開放型ヘッドを用いるスプリンクラー設備 385 第 3 の 2 開放型ヘッドを用いるスプリ ンクラー設備

スプリンクラー設備の設置を要しない有床診療所 病院の考え方 ( 案 ) 資料 入院の常態化の有無 免除される対象 常態的に患者が入院していないと判断 一日平均入院患者数が 1 人未満 常態的に患者が入院していない施設 (1) 入院患者数が一日平均 1 人未満となる 1~ 床の施設 ()

insur

中国風険消息<中国関連リスク情報>2017 No.7_スプリンクラー設備の設置および維持に関する基準

基準19 ハロゲン化物消火設備の設置及び維持に関する基準

別添 第 1 章総説 道路トンネル非常用施設設置基準 非常用施設の設置にあたっては 非常用施設のトンネル防災全体における役割を認識するとともに 設置目的および管理運用方法を明確にして計画しなければならない なお 非常用施設の運用にあたっては関係機関との連携に配慮するものとする 第 2 章非常用施設の

tokskho

1000 Copyright(C)2009 All Rights Reserved - 2 -

Microsoft Word - ☆TN20290r1 NH100制御盤取扱説明書.doc

第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

〇消防用設備等検査実施要領の送付について

<4D F736F F F696E74202D205B8DCF5D82E082B582E082CC8E9E82C B8B40945C82F094AD8AF682B382B982E997A796F08ED282CD924E B82CC984193AE8A6D >


仕様書

目次 スプリンクラー配管用の使用水とフラッシングについてお渡し商品の御確認及び注意事項付属品の取り付け A. アラームスイッチの取付け B. 圧力計の取付け流水検知装置の働き A. 流水の検知 B. 補助逆止弁 C. アラームスイッチ D. オートドリップ E. 信号停止弁現場配管上の注意 A. 作

<4D F736F F D208E9197BF342D318AB4906B C815B834A815B939982CC8EED97DE82C693C192A528819A89EF8B638CE38F4390B38DCF E646F6378>

1. 件名伊方発電所第 2 号機所内変圧器火災感知器の不具合について 2. 事象発生の日時平成 27 年 8 月 22 日 8 時 01 分 3. 事象発生の設備 2 号機変圧器消火装置 4. 事象発生時の運転状況 2 号機第 23 回定期検査中 5. 事象発生の状況伊方発電所第 2 号機は定期検査

<8C5E8EAE8FB A F E786C7378>

<4D F736F F D2091E E838D BB95A88FC189CE90DD94F52E646F63>

消防用機器等に関する認証制度の概要 平成 22 年 6 月現在 検定自主表示認定鑑定 根拠条文 消防法第 21 条の 2 ( マーク ) 消防法施行規則別表第三 消防法第 21 条の 16 の 2 ( マーク ) 消防法施行規則別表第四 消防法第 17 条の 3 の 2 消防法施行規則第 31 条の

甲種(消防設備士試験)

建屋内清掃作業請負単価契約

スプリンクラーヘッドK43

1 ソファモデル単体に対する消火抑制効果確認実験 4 面ともたれ壁 45cm 4 面ともたれ壁 45cm 右の実験区画で 放水量 12~18 リットル / 分 / ヘッド 1 個 放水圧力 0.13~0.022Mpa の要件の下 1 回の自由燃焼 7 回の消火実験を実施 実験結果概要 全てのケースに

1 Fire Extinguishers & Fire Extinguishing System SAFETY PRODUCTS CATALOG 2

設計図書 ( 起工 ) 工事 ( 業務 ) 番号 31 壱社文第 16 号 工事 ( 業務 ) 名 壱岐文化ホール消防用設備保守点検業務 工事 ( 履行 ) 場所 壱岐市郷ノ浦町本村触地内 長崎県壱岐市

溢水用排水管感知器吸水管排水へ補給水管398 第 4 章消防用設備等の技術基準 1 主な構成 ⑴ 放水部に固定式ヘッドを用いる方式もの ( 第 3 の 3-1 図参照 ) 補助用高架水槽 補給水管 感知部 他の放水区域へ 放水部 ( 固定式 ) 止水弁 発信部 一斉開放弁 性能試験配管 手動起動弁電

[問 99] 下図は、ピストンの直径が異なる水圧機で、ピストンAの断面積 はピストンBの断面積 の2分の1の大きさである

国土技術政策総合研究所 研究資料

と 5 水源の水位がポンプより低い位置にある加圧送水装置には 施行規則第 12 条第 1 項第 3 号の2の規定の例により呼水装置を設けること 6 屋内消火栓設備の予備動力源は 自家発電設備 蓄電池設備又は燃料電池設備によるものとし 次に定めるところによること ただし (1) に適合する内燃機関で

別添 アンダーライン部は 日本消火装置工業会にて記入 消防予第 192 号平成 9 年 12 月 5 日 各都道府県消防主管部長殿 消防庁予防課長 消防用設備等に係る届出等に関する運用について ( 通知 ) 消防法 ( 以下 法 という ) 第 17 条の 14 の規定に基づく消防用設備等の着工届

5. ヘッドの真下にストーブ等の暖房器具を置かないでください 熱によりヘッドが作動し 水が放出する恐れがあります 6. ヘッドの誤作動 ( 火事でもないのに突然放水してしまうこと ) を防ぐため 取付け場所のヘッド周囲の温度は 下表に示す環境最高温度を超えないようにしてください ヘッドの標示温度環境

[問 99] 下図は、ピストンの直径が異なる水圧機で、ピストンAの断面積 はピストンBの断面積 の2分の1の大きさである

( 承諾書様式 1 ) 分岐承諾書 泉佐野市水道事業管理者 様 給水装置所有者住所 私所有の給水管より下のとおり分岐することについて承諾します 但し このため水圧低下等の支障をきたすことがありましても異議ありません 1. 給水管分岐場所泉佐野市 2. 既設給水管口径 φ 粍 分岐管口径 φ 粍 2.

2010年12月25日

国土技術政策総合研究所 プロジェクト研究報告

<4D F736F F D FC DD94F CC8B5A8F708AEE8F802E646F63>

鉄道建築ニュース用原稿 「シャッター」 070928   (社)日本シヤッター・ドア協会

2014年8月1日更新 中国強制認証制度(CCC)の更新内容について

Microsoft PowerPoint - EWS提案資料 (HDMI表示ユニット)

(その1)

第 6 火災予防上の自主点検消防用設備等及び建物等の自主点検は次のとおり実施する 1 建物等の自主点検は 別表 2に基づき ヶ月に回実施する 2 消防用設備等の自主点検は 別表 3に基づき ヶ月に回実施する 3 防火管理者は 自主点検の結果を 防火管理維持台帳 に保管する 4 不備 欠陥部分がある場

Microsoft Word - 改版中T086311→T086312_KSR-30.doc

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 3 スプリンクラー設備 ( 閉鎖型ヘッドを用いるスプリンクラー設備 ) 343 第 3 スプリンクラー設備 ( 閉鎖型ヘッ ドを用いるスプリンクラー設備 )

1 スプリンクラー設備 スプリンクラー設備は 水による初期消火を目的として 火災感知から消火までのすべてを自動 で行う消火設備です スプリンクラー設備には 一般ビル用の 閉鎖型湿式 電算機室などに設置する 閉鎖型予作動 式 寒冷地用の 閉鎖型乾式 さらに舞台部などに設置する 開放型 の 4 種類があ

Microsoft Word - 仕様書 (R1-R4)

TTR-4701A(改)表紙01

PowerPoint プレゼンテーション

2 病院次のいずれにも該当する病院のうち 相当程度の患者の見守り体制を有するもの ( 火災発生時の消火活動を適切に実施することができる体制を有するものとして総務省令で定めるもの ) 以外のもの ( ア ) 特定診療科名を有するもの ( イ ) 一般病床又は療養病床を有する病院 火災発生時の延焼を抑制

4. 排水器具 (1) 本製品は 台所流し 浴室 洗濯機 洗面器 手洗い器 大便器 掃除流し (SK/ スロップシンク ) 機器ドレン排水などの排水にご利用いただけます (2) 上記に類する排水器具であっても 工場等の生産ラインの排水に利用するなど 生産が中断するおそれのある場合は ご利用はお控えく

s kahou

仕様書

(Microsoft Word - BS125_A_\201ABS150_A_\216\346\210\265\220\340\226\276\217\221.doc)

<4D F736F F F696E74202D FA967B82CC8FC196688A CE8DD0975C966890A BC97EF8F4390B FC82E8292E >

5) 基礎から水槽がずれている タンクに損傷がある場合 弊社にご相談ください 尚 補修材料特定 手配を円滑に行うため お手数ですが可能な範囲で物件名 製造年月日 サイズ等の情報と合わせ 写真等の資料送付をお願い致します 配管に損傷がある場合 水道設備業者にご依頼ください 6) 基礎が破壊 または沈下

5. 取付けられたヘッドは 環境最高温度以下 及び 腐食性ガス等が無く 日光の当たらない環境 を維持してください 熱によるヘッドの誤作動 あるいは腐食による誤作動や 火災時に作動できなくなる恐れがあります 6. ヘッドには塗装をしないでください 正常に熱 ( 火災 ) 感知ができなくなる恐れがありま

短辺 5cm以上 送水圧 MPa 長辺 30cm以上赤地白文字 イ送水口の直近には 加圧送水装置の設置される階 加圧送水装置から送水する放水 口の設置される階及び加圧送水装置の起動方法等を明示した標識を設けること 第 3 配管等配管は 令第 29 条第 2 項第 2 号並びに規則第 31 条第 5

機器保護商品セレクションガイド

別記●●(第42条関係)

Microsoft PowerPoint - 【提出用】161021_北海道資料.pptx

Copyright(C)2010 i-corpration All Rights Reserved.

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - HS2CRC2_ソフトウェア更新手順(Ver1504).docx

Copyright(C)2015 NTT DATA CORPORATION 1 テ ク ノ ロ ジ ー の 進 化

スプリンクラー設備 スプリンクラー設備は 水による初期消火を目的として 火災感知から消火までのすべてを自動 で行う消火設備です スプリンクラー設備には 閉鎖型湿式 閉鎖型乾式 閉鎖型予作動式 開放型 の 種類があ ります 水系システムヘッドの種類 主なる設置対象および設備の特長説明図 湿 式 一般ビ

第 7 ブロック 視聴覚準備室 PC 室 第 8 ブロック 視聴覚室 第 9 ブロック 図書館 閲覧室 第 10ブロック 美術準備室 美術室 第 11ブロック 家庭科準備室 食物室 被服室 第 12ブロック 書道準備室 書道室 第 13ブロック 化学準備室 化学実験室 化学講義室 第 14ブロック

(5) 第 1 号から前号までの規定により住宅用防災警報器が設置される階以外の階のう ち 次に掲げるいずれかの住宅の部分 ア床面積が 7 平方メートル以上である居室が 5 以上存する階の廊下 イアに規定する階に廊下が存しない場合にあっては 当該階から直下階に通ずる 階段の上端 ウアに規定する階に廊下

はじめに 消防法の規定では 一定規模の建物の管理権原者は 防火管理者を定め 消防計画を作成し 防火管理上必要な業務の実施を定めています その中でも 消防計画に基づく訓練の実施は最も重要な事項です 特に特定防火対象物 ( 集会場 スーパー ホテル 病院等の不特定多数の人が出入りする施設 ) には 年

第3 スプリンクラー設備の技術基準

スプリン継手取扱説明書

<4D F736F F D20544E C192E88E7B90DD908593B998418C8B8C5E535090DD94F581698AA38EAE816A208E7B8D CC8F E646F6378>

目次 1 火気の管理 P1~2 2 火気設備の管理 P3~6 3 危険物の管理 P7~8 4 ガスの管理 P9 5 火災時の初動体制 P10 6 消防用設備等の管理 P11~12 7 避難管理 P13~14 8 防炎管理 P15 9 消防機関との連絡 P16 10 建物の管理 P17 11 運営面の

2

2



2

HV PHV EV 向け推奨点検について 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会 近年増加傾向にあるハイブリッド車及び電気自動車等は 法定定期点検項目に設定されていない特殊装置が多く用いられており その性能の維持や安全性を確保するためには他の一般的な装置と同様に定期的な点検 整備が必要不可欠でありま

Microsoft Word - 第3章P49-59.doc

M-COS-3 蒸気プロセス用電動減圧弁 ( セパレーター トラップ内蔵 ) 微圧用 ~ 0.3MPaG 特長 COS-3 に電動アクチュエーターを搭載 遠隔での減圧弁の二次側圧力の設定が可能 セパレーター トラップ内蔵 コントローラー部に二次側圧力をデジタル表示 (MC-2) 上限圧力設定機能付き

g_38

学校施設管理について

2 屋内消火栓設備

No.84表紙①④.ai

TTR-4701(新)表紙01

<4D F736F F D FC DD94F CC8B5A8F708AEE8F802E646F63>

3-5添付資料⑤Q&A集

<4D F736F F D2091E A E B90DD94F52E646F63>

車載式故障診断装置 (OBD) に関する制度と運用の現状 資料 4

- 1 -

- 2 Copyright (C) All Rights Reserved.

Transcription:

予作動式 ( 湿式 ) システムへの改修提案書 ( スプリンクラー設備 ) Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

改修メリットは 水損を最小限に食い止めます 非災時 スプリンクラーヘッド又は二次側配管が破損した場合でも 災感知器が作動しない場合は最大でも二次側の溜り水しか放出されず水損を最小限に食い止めることができます 災感知器が誤作動した場合は 予作動弁が作動し一次側加圧水は二次側配管内を加圧しますが スプリンクラーヘッドは閉鎖している為 水は放出されません さらに 弁作動警報スイッチが作動し 予作動弁流水警報を発し 設備の異常を知らせます ( シングルロック ) 又 災感知器が誤作動した場合に感知器の作動信号のみが予作動盤で保留し 予作動弁を開放させず さらにスプリンクラーヘッドが作動し二次側の圧力低下の信号を受け時に予作動弁が開放する制御方法も御座います ( ダブルロック ) 制御方法 ( シングルロック ダブルロック ) については 所轄消防署様とご相談の上決定して頂けます様お願い致します 配管及びスプリンクラーヘッドはそのままでOK 湿式予作動の場合 配管やスプリンクラーヘッドは通常の湿式と変わりません 流水検知装置を交換し 新たに専用制御盤を設置します ポンプスペックや水源水量等については 各所轄消防署様への確認が必要です 設備改修概要 1. 既設の流水検知装置を予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置に交換 既設流水検知装置 交換後予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置 - 1 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

2. 湿式予作動弁専用の制御盤を設置 各配線接続災感知器は既存 ( 自報 ) を利用し受信機からの発報信号を専用制御盤に移信します 制御盤湿式は 災の表示 警報 電路の断線監視 予作動弁の制御等を行ない 本システムを制御します 3. 配管及びスプリンクラーヘッドは既設のまま使用 システムの構成 1. 予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置 新規交換 2. スプリンクラーヘッド 既設使用 3. 災感知器 既設使用 ( 要打合せ ) 4. 湿式 新規設置 5. 地区音響装置 起動押しボタン 発信機 既設使用 6. スプリンクラー消ポンプ ポンプ制御盤 既設使用 ( 要打合せ ) 7. スプリンクラー用配管 既設使用 - 2 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

システムの作動説明 1. 災が発生した場合 1) 本設備はスプリンクラーヘッドと災感知器が共に作動した時に 初めて放水消作業が開始されるシステムになっています 2) システム作動説明図で 予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置の二次側からスプリンクラーヘッドまでの二次側配管内は 低圧水 (0.25Mpa) で満たされています 又 予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置は 閉 状態です 3) 災感知器の作動により 自報受信機より湿式に感知器作動の移信表示を行ない 併せて警報を発します 4) この時点では スプリンクラーヘッドが作動していないので 加圧水の放水はされません 放水のスタンバイ状態です 5) 災延焼に伴い スプリンクラーヘッドの作動により放水 消作業が開始されます 2. 非災時にスプリンクラーヘッドが地震などで誤作動した場合 又は配管が大きな損傷を受けた場合 1) 予作動式 ( 湿式 ) 流水検知装置の二次側からスプリンクラーヘッドまでの二次側配管内は 低圧水 (0.25Mpa) で満たされています 又 予作動弁は 閉 状態です 2) スプリンクラーヘッドが破損 誤作動した場合 二次側圧力が減圧し 0.2Mpa になると二次側圧力監視スイッチが作動し 湿式に二次側減表示をし 併せて警報を発します 3) 破損 誤作動したスプリンクラーヘッド配管内の水が漏水します 3. 災感知器が誤発報した場合 1) 災感知器の誤発報により 湿式に感知器作動表示し併せて警報を発します 2) スプリンクラーヘッドが作動していない為 誤放水は防止されます 各フロー図 ( シングルロック ダブルロック )( 抜粋 ) を参照してください 所轄消防署との事前打合せ 設備改修前に所轄消防署との事前打合せが必要になります - 3 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

災の場合 ( シングルロック ) 災 災感知器作動 スプリンクラーヘッド作動 感知器作動表示灯点灯警報音 ( 連続 ) 災断定 放水 作動用電動弁全開 予作動弁主弁全開 作動用電動弁全開信号電動弁起動表示灯点灯 主弁制御室内減圧必要 主弁制御室内減圧 アラ - ムスイッチ作動 予作動弁流水表示灯点灯 消 - 4 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

災の場合 ( ダブルロック ) 災 災感知器作動 スプリンクラーヘッド作動 感知器作動表示灯点灯警報音 ( 連続 ) 作動用電動弁開信号保持 二次側配管内減圧 ( 初期 ) 0.23MPa 調圧用二次側圧力監視スイッチ作動 二次側配管内加圧調圧必要 調圧用電動弁全開 調圧用電動弁全開信号 二次側配管内減圧 ( 継続 ) 0.20MPa 警報用二次側圧力監視スイッチ作動 二次圧減表示灯点灯 スプリンクラ - ヘッド作動断定 災断定 放水 調圧用電動弁閉止作動用電動弁全開 予作動弁主弁全開 調圧用電動弁閉止信号作動用電動弁全開信号電動弁起動表示灯点灯 二次側調圧系統配管閉止必要主弁制御室内減圧必要 主弁制御室内減圧 アラ - ムスイッチ作動 予作動弁流水表示灯点灯 消 - 5 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

スプリンクラーヘッドが破損 誤作動した場合 スプリンクラ - ヘッド破損 誤作動 スプリンクラ - ヘッド破損 誤作動 二次側配管内減圧 ( 初期 ) 0.23MPa 調圧用二次側圧力監視スイッチ作動 二次側配管内加圧調圧必要 調圧用電動弁全開 調圧用電動弁全開信号 二次側配管内減圧 ( 継続 ) 0.20MPa 警報用二次側圧力監視スイッチ作動 二次圧減表示灯点灯警報音 ( 連続 ) 非災断定 スプリンクラ - ヘッド破損 誤作動断定 調圧用電動弁閉止 調圧用電動弁閉止信号 二次側調圧系統配管閉止必要 - 6 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

が減圧変動した場合 減圧変動 減圧変動 二次側配管内減圧 0.23MPa 調圧用二次側圧力監視スイッチ作動 二次側配管内加圧調圧必要 調圧用電動弁全開 調圧用電動弁全開信号 二次側配管内警戒状態圧力復旧 0.20MPa 調圧用二次側圧力監視スイッチ復旧 二次側調圧系統配管閉止必要 調圧用電動弁閉止 調圧用電動弁閉止信号 - 7 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

感知器が誤作動した場合 ( シングルロック ) 災 災感知器誤作動 感知器作動表示灯点灯警報音 ( 連続 ) 感知器作動信号を移信入力するタイミングによっては 自報設備の有する蓄積機能が働かなくなります その場合 感知器の作動信号発生と共に災断定信号が発生られる事となります 移信入力のタイミングについては 所轄消防署様とご相談頂けます様にお願い致します 災断定 二次側配管内加圧 作動用電動弁全開 予作動弁主弁全開 作動用電動弁全開信号電動弁起動表示灯点灯 主弁制御室内減圧必要 主弁制御室内減圧 アラ - ムスイッチ作動 予作動弁流水表示灯点灯 スプリンクラーヘッドは分解作動していない為 放水されません - 8 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

感知器が誤作動した場合 ( ダブルロック ) 災感知器誤作動 災感知器誤作動 感知器作動表示灯点灯 作動用電動弁開信号保持 警報音 ( 連続 ) - 9 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.

補助散水栓 ( 開閉弁スイッチ付 ) 使用の場合 ( 補助散水栓シングルロック ) 補助散水栓 ( 開閉弁スイッチ付 ) 使用 補助散水栓開閉弁 ( スイッチ付 ) 開放 照明式起動押釦点灯 作動用電動弁開信号 災断定 作動用電動弁全開 作動用電動弁全開信号 主弁制御室内減圧必要 予作動弁主弁全開 電動弁起動表示灯点灯 警報音 ( 連続 ) 主弁制御室内減圧 アラ - ムスイッチ作動 予作動弁流水表示灯点灯 散水 ノズル手元開閉装置開放 消 - 10 - Copyright(C)2015 NICHIBOU.All Right Reserved.