平素より市県民税の申告 納税にご協力をいただきありがとうございます この申告は あなたの市県民税を計算するための課税資料として また 所得 課税証明などを発行するための大切な資料となりますので この申告の手引きを参考に申告書を作成していただきますようお願いいたします 1. 申告について 平成 28 年 1 月 1 日現在 宗像市に住所があり A. 前年中所得のない方前年中に所得のなかった方は 市県民税の申告は原則不要です ただし 以下の 1~3 に該当する方は申告をお願いします 1 児童手当や保育園の入園等の各種手続きにおいて所得証明書や課税証明書等が必要な方 2 国民健康保険 後期高齢者医療保険加入世帯の世帯主の方や 介護保険 ( 第 1 号被保険者 ) に加入の方 3 別居している人の扶養親族になっている方など 前年中所得のある方 B. 確定申告を提出される方平成 27 年分の所得税の確定申告をされる方は 市県民税の申告は必要ありません C. 前年中の所得が公的年金等のみの方 1 所得税が源泉徴収されている方 ( 年金の源泉徴収票の源泉徴収税額欄に数字のある方 ) で 還付を受けられる方は 所得税の確定申告をお願いします 2 上記 1 以外で 昭和 26 年 1 月 2 日以降に生まれた方で 平成 27 年中の年金収入が 101 万 5 千円以下の場合 市県民税の申告は必要ありません 3 上記 1 2 以外で 昭和 26 年 1 月 1 日以前に生まれた方で 平成 27 年中の年金収入が 151 万 5 千円以下の場合 市県民税の申告は必要ありません 4 上記 1~3 以外の方で控除の追加などある方は 市県民税の申告をお願いします * 公的年金等の収入金額が 400 万円以下で かつ 当該年金以外の所得金額が 20 万円以下の方については 所得税確定申告の義務はありませんが 還付を受けるためには確定申告が必要です D. 上記 A~C に該当しない方 提出期限 : 平成 28 年 3 月 15 日 ( 火 ) まで 給与所得の方 1 勤務先から宗像市へ給与支払報告書を提出いただいている方は 申告の必要はありません ただし次のようなときは 所得税の還付がある場合や確定申告が必要な場合がありますので確定申告をお願いします ア平成 27 年の途中で退職 転職し 年末調整の済んでいない方イ医療費控除 社会保険料控除 ( 年末調整未提出分 ) 住宅借入金等特別控除など 控除の追加を行う方などウ給与収入の合計が 2,000 万円を超えている方エ年末調整済の給与以外の所得が 20 万円以上ある方など 2 上記 1 以外の方は 市県民税の申告をお願いします 事業 ( 営業 農業 ) 所得や不動産所得のある方 1 所得税が発生する方は 所得税の確定申告をお願いします 2 上記 1 以外の方は 市県民税の申告をお願いします 市県民税申告が必要な方次ページ以降を参考に 市県民税申告書を作成し 税務課市民税係まで提出してください 811-3492( 住所記載不要 ) 宗像市役所税務課市民税係電話番号 :0940-36-7350 確定申告書の様式等は下記の場所で入手できます 香椎税務署 / 宗像市役所税務課 (1 階 10 番窓口 ) 大島行政センター / 各コミュニティ センター (A 様式 A 様式の手引 医療費控除関係書類のみ ) 国税庁ホームページ ( http://www.nta.go.jp ) から様式をダウンロード ( 全様式入手可 ) 1
2. 申告書の書き方 ( 記入例 ) 表面 氏名 住所等必要事項をご記入ください 所得金額をご記入ください (4~5 ページ参照 ) 所得控除をご記入ください (6~7 ページ参照 ) 宗像市から送付する市県民税申告書には 同一世帯内の氏名等をあらかじめ印刷しています 別世帯の親族を扶養にとる場合は手書きで追加してください なお 印字されている記号は次のような意味です N = 16 歳未満の世帯員 T = 19 歳以上 23 歳未満の世帯員 R = 70 歳以上の世帯員 F = 上記以外の世帯員 2
裏面 事業所得(営業 農業)や不動産所得がある方は 収支の明細をご記入ください 給与所得の源泉 徴収票がない方 は 給与収入の 内訳をご記入く ださい 給与及び公的年 金の内訳(支払 者名称と収入金 額)をご記入くだ さい 各団体への寄附 金額をご記入く ださい 事業所得者で 専従者控除があ る場合は ご記 入ください 扶養親族が別居 している場合は ご記入ください 譲渡所得がある場合は ご記入ください 3
3. 所得金額の計算 ( 平成 27 年 1 月 1 日から平成 27 年 12 月 31 日の期間に得た金額 ) 所得の種類 所得の計算方法 記入上の注意 申告書記入欄 表 裏 営業等所得販売業 製造業 飲食業 サービス業 大工 左官 ホステス 保険外交員 集金人 電力量計の検針人 漁業など ( 農業 不動産業は除く ) 農業所得農産物の生産 果樹の栽培 家畜の飼育など 所得金額 = 収入金額 - 必要経費 - 専従者給与収入金額 平成 27 年中に収入を得ることが確定した金額 ( 売掛金 現物収入 雑収入を含む ) 必要経費 平成 27 年中に収入を得るために要した費用 ( 売上原価 給料賃金 減価償却費 事業用資産の地代 家賃 修繕費など ) で生活費は含みません 専従者控除 事業専従者 ( 生計を一にする配偶者や 15 歳以上の親族で 平成 27 年中に 6 ヶ月を超える期間 事業にもっぱら従事している方 )1 人につき 次の A と B のいずれか少ない方の金額を必要経費とすることができます A 50 万円 ( 配偶者の場合は 86 万円 ) B 事業に係る所得の金額 ( 事業専従者の数 +1) 注意点 * 事業専従者とされた方は 扶養控除や配偶者控除の対象となりません * 専従者控除を受ける場合は 申告書裏面 9 の欄に必要事項を記入してください 所得金額 = 収入金額 - 必要経費 - 専従者給与収入金額 平成 27 年中に収入を得ることが確定した金額 ( 家事消費分を含む ) 必要経費 平成 27 年中に収入を得るために要した費用 ( 種苗費 農薬衛生費など ) で生活費は含みません 専従者控除 営業等所得の項を参照 1 2 139 ( もしくは収支内訳書 ) 139 ( もしくは収支内訳書 ) 不動産所得地代 家賃など 所得金額 = 収入金額 - 必要経費 - 専従者給与収入金額 平成 27 年中に収入を得ることが確定した金額 ( 未収家賃などを含む ) 必要経費 平成 27 年中に収入を得るために要した費用 ( 損害保険料 減価償却費 修繕費など ) で生活費は含みません 専従者控除 営業等所得の項を参照 3 239 ( もしくは収支内訳書 ) 利子所得公社債や預貯金の利子など 非課税制度の適用を受けるものや 普通預金等の利子など 源泉徴収されているものは申告の必要はありません 4 配当所得株式または出資の配当など 未公開株式や上場株式等の大口株主分 ( 発行済株式数の 3% 以上を保有するもの ) は申告が必要ですが それ以外の上場株式等の配当等については申告は不要です ただし 申告をすることによって特別徴収税額の控除や還付を受けることもできます 申告された場合は 合計所得に算入されるため 扶養控除の適用や 国民健康保険料等の算定に影響する場合がありますのでご留意ください 5-1 給与所得給与又は専従者給与 収入金額 平成 27 年中に収入を得ることが確定した金額 ( 手取り額ではなく 所得税や社会保険料などが引かれる前の金額 ) 所得金額 次項 給与所得の計算について を参照 6 56 公的年金等に係る雑所得公的年金 ( 厚生年金 国民年金 各共済組合の年金 ) や恩給など その他の雑所得生命保険契約に基づく年金 原稿料 講演料など 他のいずれにも該当しない所得 一時所得生命保険契約等に基づく一時金や損害保険の満期返戻金など 収入金額 所得税及び介護保険料など各種保険料が引かれる前の金額所得金額 次項 公的年金等に係る雑所得の計算について を参照 遺族年金や障害者年金などは 非課税所得となります 所得金額 = 収入金額 - 必要経費 7 所得金額 = ( 収入金額 - 必要経費 - 特別控除 ) 1/2 特別控除額は 50 万円が限度です ただし 収入金額 - 必要経費が 50 万円未満の場合はその金額が上限となります 4 7 7 8
給与所得の計算について 給与の収入金額 (A) ( 合計 ) 円 A の金額給与所得の金額 A の金額給与所得の金額 ( A 4,000 )* 4,000 0.6 ~ 650,999 円 0 円 1,628,000 円 ~ 1,799,999 円円 A - 650,000 ( A 4,000 )* 4,000 0.7-180,000 651,000 円 ~ 1,618,999 円円 1,800,000 円 ~ 3,599,999 円円 ( A 4,000 )* 4,000 0.8-540,000 1,619,000 円 ~ 1,619,999 円円 3,600,000 円 ~ 6,599,999 円円 A 0.9-1,200,000 1,620,000 円 ~ 1,621,999 円円 6,600,000 円 ~ 9,999,999 円円 A 0.95-1,700,000 1,622,000 円 ~ 1,623,999 円円 10,000,000 円 ~ 14,999,999 円円 (A 4,000) は 小数点以下を切り捨てて計算します [ 計算例 ] 1 円未満切捨て 給与の収入金額 (A) = 1,920,500 円 の場合 11,920,500 円 4,000=480.125 480( 小数点以下切捨て ) 2480 4,000 0.7-180,000=1,164,000 円 給与所得 の金額は 1,164,000 円となります 公的年金等に係る雑所得の計算について 公的年金等の収入金額 (a) 969,000 970,000 972,000 A - 2,450,000 1,624,000 円 ~ 1,627,999 円円 15,000,000 円 ~ 円 974,000 ( 合計 ) 円 昭和 26 年 1 月 2 日以後に生まれた方 昭和 26 年 1 月 1 日以前に生まれた方 (65 歳未満の方 ) の計算 (65 歳以上の方 ) の計算 a の金額 公的年金等の雑所得の金額 a の金額 公的年金等の雑所得の金額 ~ 700,000 円 0 円 ~ 1,200,000 円 0 円 a - 700,000 a - 1,200,000 700,001 円 ~ 1,299,999 円円 1,200,001 円 ~ 3,299,999 円円 a 0.75-375,000 a 0.75-375,000 1,300,000 円 ~ 4,099,999 円円 3,300,000 円 ~ 4,099,999 円円 a 0.85-785,000 a 0.85-785,000 4,100,000 円 ~ 7,699,999 円円 4,100,000 円 ~ 7,699,999 円円 a 0.95-1,555,000 a 0.95-1,555,000 7,700,000 円 ~ 円 7,700,000 円 ~ 円 1 円未満切捨て 1 円未満切捨て [ 計算例 ] 昭和 26 年 1 月 1 日以前に生まれた方 (65 歳以上の方 ) で公的年金等の収入金額 (a) = 2,376,142 円 の場合 2,376,142 円 -1,200,000=1,176,142 円 公的年金等に係る雑所得 の金額は 1,176,142 円となります 平成 27 年中に収入の無かった方 非課税所得のある方申告書中段の 収入がなかった方 欄に 生活費をどのように入手していたかを記入してください どなたかの扶養に入っていた場合又は生活の援助を受けていた場合は 1 の欄に支援をしてくれていた人 ( 扶養者など ) の住所 氏名 あなたから見たご関係を記入してください その他の場合は 2 の欄に生活費等の入手方法を具体的に記入してください また 非課税所得 ( 遺族年金 障害年金等 ) を受給されていた方は 申告書中段の 非課税所得 欄に記入してください 5
4. 所得控除 1 文中に出てくる 総所得金額等 や 合計所得金額 は市県民税申告書の 9 の 所得の合計 を用いてください ( 分離課税等に係る所得金額がある場合を除く ) 控除の種類 控除を受けられる要件等 申告書記入欄 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 生命保険料控除 地震保険料控除 寄附金控除 要件 災害 盗難などで損失を受けた場合など控除額 次のうちいずれか多い方の金額 1( 損失金額 - 保険金等による補てん金額 )-{ ( 総所得金額等の合計額 ) 0.1 } 2 災害関連支出の金額 -50,000 円必要書類等 災害等に関連してやむを得ない支出をした金額についての領収書 被災証明等 災害関連支出とは 損失金額のうち災害等に関連して住宅家財等の取壊し又は除去などのために支出した金額です 所得税の確定申告では災害減免法による所得税の減免と雑損控除の有利な方を選択できます 要件 あなたや 生計を一にする家族の医療費の負担が多額になった場合控除額 ( 医療費の支払額 - 保険金等による補てん金額 )-( 100,000 円 又は 総所得金額等 5% の少ない方の金額 ) 2,000,000 円が限度 必要書類等 医療費の領収書 補てんされた金額のわかる書類 健康保険組合等が発行する 医療費のお知らせ は 領収書等 にはあたりません また 医療費控除は 医療費の払い戻し の制度ではありませんのでご注意ください 申告する場合 領収書等は事前に集計して合計金額を出しておいてください 要件 あなたや生計を一にする配偶者その他の親族が負担することになっている健康保険料 国民健康保険税 後期高齢者医療保険料 国民年金保険料 介護保険料などで あなたが支払った場合控除額 支払った社会保険料の金額必要書類等 国民年金の支払額証明書等 配偶者の年金から源泉徴収された介護保険料 後期高齢者医療保険料をあなたの控除として申告することはできません 要件 小規模企業共済掛金 確定拠出年金法の個人型年金加入者掛金 心身障害者扶養共済制度に係る掛金を支払った場合控除額 支払った掛金の額必要書類等 支払った掛金の領収書等 (1) 新契約 ( 平成 24 年 1 月 1 日以降契約分 ) (2) 旧契約 ( 平成 23 年 12 月 31 日以前契約分 ) 一般分 個人年金分 介護医療分それぞれで計算 一般分 個人年金分それぞれで計算 保険料支払額合計 (X) 生命保険料控除額 保険料支払額合計 (Y) 生命保険料控除額 新 0 ~ 12,000 (X) の金額 旧 0 ~ 15,000 (Y) の金額 契 12,001 ~ 32,000 (X) 0.5 + 6,000 契 15,001 ~ 40,000 (Y) 0.5 + 7,500 約 32,001 ~ 56,000 (X) 0.25 + 14,000 約 40,001 ~ 70,000 (Y) 0.25 + 17,500 56,001 ~ 最高額 28,000 70,001 ~ 最高額 35,000 (3) 新契約と旧契約がある場合は 一般分 個人年金分について 次のア ~ ウのいずれか有利な方を選択ア. 新契約のみ適用 :(1) で計算イ. 旧契約のみ適用 :(2) で計算ウ. 両契約ともに適用 :(1) の新契約の控除額と (2) の旧契約の控除額の合計 28,000 円が限度 (4) 控除額は (1)~(3) による各控除額の合計 70,000 円が限度 (1) 地震地震保険契約 (2) 旧長期損害保険契約保険料支払額合計 (A) 地震保険料控除額保険料支払額合計 (B) 地震保険料控除額地旧 0 ~ 50,000 (A) 0.5 0 ~ 5,000 (B) の金額震長 50,001 ~ 最高額 25,000 5,001 ~ 15,000 (B) 0.5 + 2,500 期 15,001 ~ 最高額 10,000 1つの契約で地震保険と旧長期損害保険に該当する場合は いずれか一方のみを選択してください (3) 控除額は (1) (2) による各控除額の合計 25,000 円が限度 要件 特定の団体等に一定以上の金額を寄附した場合 市県民税申告で寄附金控除を申告される方は 別途お問い合わせください また 該当がある場合は市県民税申告書裏面 8に記載してください 10 11 12 12 14 15 裏面 8 6
所得控除 2 ( 調整控除の計算用に 所得税と住民税の人的控除の差額を参考として記載しています ) 文中に出てくる 総所得金額等 や 合計所得金額 は市県民税申告書の 9 の 所得の合計 を用いてください ( 分離課税等に係る所得金額がある場合を除く ) 控除の種類 控除を受けられる要件等 所得税 ( 参考 ) 住民税 人的控除の差額 記入欄 寡婦控除 合計所得金額が500 万円以下の方 または 500 万円を超えていても 扶養親死別族 もしくは 他の者の扶養になっていない生計を一にする子 ( 総所得金額 38 万円以下 ) を有する場合 27 万円 26 万円 1 万円 扶養親族 もしくは 他の者の扶養になっていない生計を一にする子( 総所離別得金額 38 万円以下 ) を有する場合 16 特別寡婦控除 死別 離別ともに合計所得金額が 500 万円以下かつ扶養親族である子を有する場合 35 万円 30 万円 5 万円 寡夫控除 死別 離別ともに合計所得金額が 500 万円以下かつ 他の者の扶養になっていない生計を一にする子 ( 総所得金額 38 万円以下 ) を有する場合 27 万円 26 万円 1 万円 勤労学生控除 自己の勤労による所得を有する方のうち 合計所得金額が 65 万円以下で しかも自己の勤労によらない所得が 10 万円以下の学生 必要書類等学生証等 あなたが在学中であることを証明できるもの 27 万円 26 万円 1 万円 17 障害者控除 あなたや扶養親族に障害等がある場合 身体障害者手帳 3 級以下 療育手帳 B 精神障害福祉手帳 2 級以下 普通障害者 27 万円 26 万円 65 歳以上で 普通障害者に準ずると市町村長に認定された人 身体障害者手帳 2 級以上 療育手帳 A 精神障害福祉手帳 1 級 特別障害者 65 歳以上で 特別障害者に準ずると市町村長に認定された人 同居特別障害者 上記の特別障害がある方人が 納税者又は納税者と生計を一にするその他の親族のいずれかと同居している場合 75 万円 53 万円 1 万円 40 万円 30 万円 10 万円 22 万円 18 配偶者控除 必要書類等障害の程度がわかる手帳 障害者控除対象者認定書一般の控除対象配偶者老人控除対象配偶者 S21.1.1 以前生 [70 歳以上 ] の人 38 万円 33 万円 5 万円 48 万円 38 万円 10 万円 前年の合計所得金額が 38 万円以下の生計を一にする配偶者を有する場合 19 配偶者特別控除 配偶者の前年の合計所得金額が 38 万円を超え 76 万円未満で 本人の合計所得金額が 1 千万円以下の場合 配偶者控除との重複はできません! 扶養控除 前年の合計所得金額が 38 万円以下の生計を一にする親族を有する場合 基礎控除 配偶者特別控除は 配偶者の合計所得金額に応じて控除額が変化します 配偶者の所得金額の計算を行う場合は 給与所得の計算について を参照してください 配偶者の合計所得が 38 万円超 45 万円未満の場合 所得税と住民税で控除額が違いますので 源泉徴収票から転記する場合等は注意してください 必要書類等配偶者の所得が38 万円を超え76 万円未満であることが確認できるもの 年少扶養親族 一般の扶養親族 特定扶養親族 一般の扶養親族 老人扶養親族 H12.1.2 以降生 [16 歳未満 ] の人 H 9.1.2 以降 [19 歳未満 ] H12.1.1 以前生 [16 歳以上 ] の人 H 5.1.2 以降 [23 歳未満 ] H 9.1.1 以前生 [19 歳以上 ] の人 S21.1.2 以降 [70 歳未満 ] H 5.1.1 以前生 [23 歳以上 ] の人 同居老親等以外 (S21.1.1 以前生 [70 歳以上 ] の親族等 ) 同居老親等 (S21.1.1 以前生 [70 歳以上 ] の父母 祖父母 ) 配偶者の合計所得所得税住民税差額 38 万円超 40 万円未満 38 万円 33 万円 40 万円以上 45 万円未満 36 万円 33 万円 3 万円 45 万円以上 50 万円未満 31 万円 31 万円 50 万円以上 55 万円未満 26 万円 26 万円 55 万円以上 60 万円未満 21 万円 21 万円 60 万円以上 65 万円未満 16 万円 65 万円以上 70 万円未満 11 万円 11 万円 70 万円以上 75 万円未満 6 万円 6 万円 75 万円以上 76 万円未満 3 万円 16 万円 3 万円 76 万円以上 0 万円 0 万円 33 万円 5 万円 0 万円 0 万円 0 万円 38 万円 5 万円 63 万円 45 万円 18 万円 38 万円 33 万円 5 万円 48 万円 38 万円 10 万円 58 万円 45 万円 13 万円 すべての方に対して 適用されます 38 万円 33 万円 5 万円 20 21 22 7
5. 市県民税 ( 住民税 ) 額の計算について 市県民税は大きく分けて 均等割 と 所得割 の 2 種類があります ここでは 均等割 と 所得割 の計算の概要を説明します 文中に出てくる 総所得金額等 や 合計所得金額 は市県民税申告書の 9 の 所得の合計 を用いてください ( 分離課税等に係る所得金額がある場合を除く ) (1) 均等割 ( 一定以上の所得金額がある方に 均等に負担していただく税金 ) まず 非課税規定に該当するか判定します (1 または 2 に該当する場合は 均等割が非課税となります ) 1 障害者 未成年 寡婦 ( 夫 ) の該当者で 前年中の合計所得金額が 125 万円以下の場合 2 前年中の合計所得金額が 次の計算式で計算した金額以下の場合計算式 { 315,000 円 ( 控除対象配偶者及び扶養親族の数 +1)+ 189,000 円 } ただし 控除対象配偶者や扶養親族がいない場合は 189,000 円は加算されません 均等割の非課税規定に該当しない場合は 下記の金額が課税されます 市民税県民税合計 均等割の税額 3,500 円 2,000 円 福岡県では 森林環境の保全 再生に取り組むため 県民税均等割 1,000 円に森林環境税 500 円を上乗せする超過課税が実施されています 東日本大震災からの復興を目的に 平成 26~35 年度までの間 均等割の税額が市民税 県民税それぞれ 500 円ずつ引き上げられました (2) 所得割 ( その方の所得金額に応じて負担していただく税金 ) 5,500 円 まず 非課税規定に該当するか判定します (1 または 2 に該当する場合は 所得割が非課税となります ) 1 障害者 未成年 寡婦 ( 夫 ) の該当者で 前年中の合計所得金額が 125 万円以下の場合 2 前年中の総所得金額等が 次の計算式で計算した金額以下の場合計算式 { 350,000 円 ( 控除対象配偶者及び扶養親族の数 +1)+ 320,000 円 } ただし 控除対象配偶者や扶養親族がいない場合は 320,000 円は加算されません 所得割の非課税規定に該当しない場合は 次により計算します 市民税 1 税率 2 = 1 0.06 3 = 1 0.04 ( 端数切捨てしない ) 調整控除の計算 課税される所得金額 9-23 ( 千円未満切捨て ) 1 が 200 万円以下の場合 1 が 200 万円超の場合 調整控除 1 2 次のいずれか小さい額の 5% 人的控除の差の合計額 1 の金額 3 { 人的控除の差の合計額 (1 の金額 200 万円 )} 5% この額が 2,500 円未満の場合は 2,500 円 4( 上記で算出した調整控除の額 ) 県民税 1 に対する所得割の税率市民税 =6% 県民税 =4% 分離課税に係る所得等については 税率が異なります ( ここでは省略させていただいています ) 左記の計算結果は 税額控除 ( 配当控除 寄附金控除 住宅ローン控除 ) などを省略していますので 目安と考えてください 非課税の基準等については 改正となる場合があります 調整控除の内訳 5 = 4 5 3 6 = 4 5 2 所得割額 7 = 2-5 8 = 3-6 ( 百円未満切捨て ) 所得割額 9 = 7 + 8 5 7 9 6 8 (3) 市県民税 ( 住民税 ) 額 市県民税額 = (1) の均等割額 + (2) で算出した所得割額 8