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法人の減価償却制度の改正に関するQ&A


Ⅲ 決算のための諸帳簿の整理既に記帳されている収入や経費の中には 例えば 前受金や前払経費のように本年分の収入金額や必要経費にならないものがありますし また まだ記帳されていないものであっても 例えば 未収入金や未払経費のように本年分の収入金額や必要経費になるものがあります そこで このようなものが

平成19年度 法人の減価償却制度の改正のあらまし

減価償却資産台帳の入力マニュアル

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賃貸契約期間契約開始の年月 ( 契約更新のときは その年月 ) 及び契約終了の年月を記入します 本 必要経費の各科目の具体例 科目具体例 給料賃金 賃貸している建物などの管理や賃貸料の集金に従事している使用人に支払う給料 減価償却費 7 賃貸している建物 建物附属設備 構築物などの償却費 貸 倒 金

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

必要経費の各科目の具体例 科目具体例 給料賃金 賃貸している建物などの管理や賃貸料の集金に従事している使用人に支払う給料 減価償却費 7 賃貸している建物 建物附属設備 構築物などの償却費 貸 倒 金 既に収入金額とした未収賃貸料 ( 事業として行われる不動産の貸付けによるものに限ります ) などの

必要経費の各科目の具体例 科目具体例 給料賃金 賃貸している建物などの管理や賃貸料の集金に従事している使用人に支払う給料 減価償却費 7 賃貸している建物 建物附属設備 構築物などの償却費 貸 倒 金 既に収入金額とした未収賃貸料 ( 事業として行われる不動産の貸付けによるものに限ります ) などの

必要経費の各科目の具体例 科目具体例 給料賃金 賃貸している建物などの管理や賃貸料の集金に従事している使用人に支払う給料 減価償却費 7 賃貸している建物 建物附属設備 構築物などの償却費 貸 倒 金 既に収入金額とした未収賃貸料 ( 事業として行われる不動産の貸付けによるものに限ります ) などの

必要経費の各科目の具体例等 科目具体例 雇人費 8 小作料 賃借料 減価償却費 9 0 常雇 臨時雇人などの労賃及び賄費 農地の賃借料 農地以外の土地 建物の賃借料 賃耕料 農機具の賃借料 農業協同組合などの共同施設利用料 建物 農機具 車両 搾乳牛などの償却費 貸倒金 売掛金などの貸倒損失 利子割

必要経費の各科目の具体例等 科目具体例 雇人費 8 小作料 賃借料 減価償却費 9 0 常雇 臨時雇人などの労賃及び賄費 農地の賃借料 農地以外の土地 建物の賃借料 賃耕料 農機具の賃借料 農業協同組合などの共同施設利用料 建物 農機具 車両 搾乳牛などの償却費 貸倒金 売掛金などの貸倒損失 利子割

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

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平成 23 年 12 月改正 得者等 といいます ) で 次のⅰ 又はⅱ のいずれかに該当する者とされていました ( 旧所法 231の 2 1 旧所規 101) ⅰ その年の前々年分の確定申告書若しくは修正申告書を提出している者又はその年の前々年分の所得税につきその年の前年 12 月 31 日以前に

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[ 家事上の費用について ] 1 衣料費や食費などの家事上の費用 店舗兼住宅について支払った地代家賃や火災保険料 固定資産税 修繕費などのうち 住宅部分に対応する費用 水道料や電気料 燃料費などのうちに含まれている家事分の費用などは 必要経費にはなりません 必要経費の中にこのような費用が含まれている

[ 家事上の費用について ] 衣料費や食費などの家事上の費用 店舗兼住宅について支払った地代家賃や火災保険料 固定資産税 修繕費などのうち 住宅部分に対応する費用 水道料や電気料 燃料費などのうちに含まれている家事分の費用などは 必要経費にはなりません 必要経費の中にこのような費用が含まれている場合

平成23年度税制改正の主要項目

VOL

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作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

Microsoft Word - sample1.doc

Ⅱ 減免措置の内容 Ⅰ 減免措置の適用要件 を満たす場合には 災害減免法により以下のとおり相続税等が減免されます 災害減免法による相続税等の減免措置は 1 申告期限前に被害を受けた場合 と 2 申告期限後に被害を受けた場合 とでその内容が異なります なお この申告期限は 国税通則法 又は 東日本大震

[ 家事上の費用について ] 1 衣料費や食費などの家事上の費用 店舗兼住宅について支払った地代家賃や火災保険料 固定資産税 修繕費などのうち 住宅部分に対応する費用 水道料や電気料 燃料費などのうちに含まれている家事分の費用などは 必要経費にはなりません 必要経費の中にこのような費用が含まれている

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各種引当 記載例 ( 決算書 1 ページ ) 損益計算書 売上 ( 収入 ) 金額 ( 雑収入を含む ) の金額を記入します 売上原1 決算書 ページの 月別売上 ( 収入 ) 金額及び仕入金額 の 売上 ( 収入 ) 金額 の計 価仕 入 金 額 決算書 ページの 月別売上 ( 収入 ) 金額及び

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

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[ 家事上の費用について ] 衣料費や食費などの家事上の費用 店舗兼住宅について支払った地代家賃や火災保険料 固定資産税 修繕費などのうち 住宅部分に対応する費用 水道料や電気料 燃料費などのうちに含まれている家事分の費用などは 必要経費にはなりません 必要経費の中にこのような費用が含まれている場合

間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

記載例 ( 決算書 1 ページ ) 損益計算書 収 入 金 額 消費税の課税事業者が 消費税及び地方消費税 ( 以下 消費税等 といいます ) の経理処理を税込経理方式によっている場合に消費税等の還付税額があるときは その還付税額 ( 還付税額を本分の未収入金に計上したときは その未収入金に計上した

平成 25 年分 青色申告決算書 ( 一般用 ) の書き方 税務署 この説明書は 所得税の青色申告決算書 ( 一般用 ) を作成するための青色申告決算書の書き方について説明してあります 事業所得を生ずべき業務を 2 以上営む方で そのうちに有限責任事業組合の組合事業から生じる事業所得がある方は組合事

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

Microsoft PowerPoint - 第3講(並木).pptx

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

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目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

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記載例 ( 決算書 1 ページ ) 決算書にマイナンバー ( 個人番号 ) の記入は不要です 損益計算書 収 入 金 額 消費税の課税事業者が 消費税及び地方消費税 ( 以下 消費税等 といいます ) の経理処理を税込経理方式によっている場合に消費税等の還付税額があるときは その還付税額 ( 還付税

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

⑴ ⑵ ⑶

損金経理と積立金経理の違い ( 圧縮超過額がない場合の基本構造 ) 例 A 社は 50の国庫補助金を得て 100で機械を取得した なお A 社の経常利益は 100 である * 仕訳の違い ( 単位 : 百万円 ) 損金経理積立金経理 補助金受贈と機械取得時の仕訳 ( 両者とも同じ ) 現金預金 50


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平成19年12月○日

損益計算書収入金 記載例 ( 決算書 1 ページ ) FA01 額雑 収 入 決算書 ページのA 表のの金額を記入します 販売金額等 1 決算書 ページのA 表の1 及びの金額を記入します 農産物の棚卸高 決算書 ページのA 表の 及びの金額を記入します 経 費 (~) 決算整理後の金額を記入します

各種引当 記載例 ( 決算書 1 ページ ) 決算書にマイナンバー ( 個人番号 ) の記入は不要です 事業の内容を具体的に記入します 例 : 青果小売業 自動車板金塗装業など 損益計算書 売上 ( 収入 ) 金額 ( 雑収入を含む ) の金額を記入します 売上原1 決算書 ページの 月別売上 (

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スライド 1

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには

法人税 faq

⑷ 納税猶予の打ち切り P. 49 Q. 納税猶予の対象の農地を売却する場合 納税猶予が打ち切られてしまうのですか ⑸ 市町村合併と納税猶予 P. 54 Q.B 町が平成 3 年 1 月 1 日現在特定市であるA 市に合併される場合 旧 B 町の農地等は生産緑地の指定を受けていないと納税猶予の特例は

用語の意義 この FAQ において使用している用語の意義は 次のとおりです 用語 意義 所得税法 ( 所法 ) 所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) をいいます 所得税法施行令 ( 所令 ) 所得税法施行令 ( 昭和 40 年政令第 96 号 ) をいいます 改正所令 所得税法施行令の一

Ⅲ 納付 [Q6] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q7] 今般の熊本地震災害により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q8] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの程度の損失を

Ⅲ 決算のための諸帳簿の整理 既に記帳されている収入や経費の中には 例えば 前受金や前払経費のように本年分の収入金額や必要経費にならないものがありますし また まだ記帳されていないものであっても 例えば 未収入金や未払経費のように本年分の収入金額や必要経費になるものがあります そこで このようなもの

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

システムインフォメーション

財務諸表の知識 ( 税務含む ) 問題 1 配点 20 点 ( 各 2 点 ) 以下の解答欄に指定された減価償却費の額を解答してください 減価償却とは 使用することによってその価値が減少する資産 ( 減価償却資産 ) の取得価額をその使用 可能期間に費用配分する計算手続きです 減価償却資産の償却方法

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

5 配偶者控除等 配偶者控除 配偶者特別控除 扶養控除及び勤労学生控除の合計所得金額の要件 について 一律 10 万円ずつ引き上げられます 6 青色申告特別控除正規の簿記の原則により記帳している者に係る控除額が 55 万円に引き下げられ 正規の簿記の原則により記帳し かつ e5tax 等により確定申

PG_第3期期末配当の取扱いに関するQA

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

Ⅲ 納付 [Q10] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q11] 今般の北海道胆振東部地震により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q12] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

Ⅰ 法人関連税制 1 減価償却制度 2 年連続の大改正になった背景 減価償却制度については 平成 19 年度税制改正により 残存価額および償却可能限度額の取扱いが廃止される大改正が行われ 定率法はいわゆる 250% 定率法 と呼ばれる従来にない新しい計算の仕組みが採用されました そして平成 20 年

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため

7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

損益計算書収入金 記載例 ( 決算書 1 ページ ) 額雑 収 入 決算書 ページのA 表のの金額を記入します 販売金額等 1 決算書 ページのA 表の1 及びの金額を記入します 農産物の棚卸高 決算書 ページのA 表の 及びの金額を記入します 経 費 (~) 決算整理後の金額を記入します なお の

1 医療費控除の適用を受ける場合の手続 ( 制度改正の概要 ) 問医療費控除を受ける場合の手続が変わったと聞いたのですが 具体的にどのよう に変わったのでしょうか 答平成 29 年度の税制改正に伴い 医療費控除の適用を受ける場合に必要な提出書類の簡略化が図られています 具体的には 医療費控除の適用を

第 8 章 税 金 外国人の方であっても, 一定の要件に当てはまる場合には, 税金を納める必要があります 例えば, 日本国内で働いて得た収入があると, 原則として所得税を納めなければなりません また,1 月 1 日現在で日本に住所がある方は, 前年の所得について課税される住民税を納めなければなりませ

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

2. 雑損控除の適用における 損失額の合理的な計算方法 雑損控除の計算において 災害により被害を受けた住宅や家財 車両の損失額は その損失の生じた時の直前におけるその資産の価額を基として計算することとされていますが 1 住宅の主要構造部に損壊がある場合で かつ 2 損害を受けた資産について個々に損失

海外派遣者(第3種)の特別加入の年度更新手続等について

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

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金融商品と資金運用

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

第 5 章 N

株式会社三井住友銀行

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

定期金に関する権利の評価(定期金給付事由が発生しているもの)

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減価償却制度の改正の概要 平成 23 年 12 月の税制改正において 減価償却制度について次のような改正が行われました 1 定率法の償却率の改正 平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した減価償却資産の定率法の償却率が 定額法の償却率を 2.5 倍した償却率 ( この償却率による償却方法を 250% 定率法 といいます ) から 定額法の償却率を 2 倍した償却率 ( この償却率による償却方法を 200% 定率法 といいます ) に引き下げられました また この償却率の改正に伴い 改定償却率及び保証率についても改正されています なお この改正により 定率法の償却率は 次に掲げる減価償却資産を取得した時に応じ それぞれ次によることとなります ⑴ 平成 19 年 3 月 31 日までに取得した減価償却資産 旧定率法の償却率 ⑵ 平成 19 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までに取得した減価償却資産 250% 定率法の償却率 ⑶ 平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した減価償却資産 200% 定率法の償却率 定率法による減価償却費の計算方法 1 償却の基礎になる金額取得前年末までの減価 ( 価額償却費の累積額 ) 耐用年数に応ずる定率法の償却率 = 調整前償却額 2 取得価額 耐用年数に応ずる保証率 = 償却保証額 調整前償却額 と 償却保証額 を比較した結果に応じ次の算式によります 調整前償却額 償却保証額 の場合 調整前償却額 本年中に事業に使用していた月数 12 調整前償却額 < 償却保証額 の場合 耐用年数に応ずる本年中に事業に使用していた月数改定取得価額 改定償却率 = 12 改定取得価額とは 最初に調整前償却額が償却保証額に満たないこととなる年の 1 月 1 日における未償却残高をいいます 未償却残高が 1 円になるまで償却します 設例 減価償却資産 : 耕うん機取得日 : 平成 24 年 7 月 1 日取得価額 :100 万円耐用年数 :7 年耐用年数 7 年 (200% 定率法 ) 償却率 :0.286 保証率 :0.08680 改定償却率 :0.334 ( 事業専用割合は 100% とし 取得日から減価償却が終了するまで継続して使用したものとします ) 1 平成 24 年分の調整前償却額の計算ロ 1,000,000 円 ハ 0.286=286,000 円 A 2 取得価額に保証率を乗じて償却保証額を計算します イ 1,000,000 円 0.08680=86,800 円 ( イカッコ書き ) B 3 調整前償却額 と 償却保証額 を比較します 調整前償却額 (A) が償却保証額 (B) 以上となるため 平成 24 年分の償却費の額の計算は次のようになります ロ 1,000,000 円 ハ 0.286 ニ 6/12 = ホ 143,000 円 ( ト ) ト 143,000 円 チ 100%= リ 143,000 円 < 平成 24 年分収支内訳書 ( 農業所得用 ) 減価償却費の計算 欄の記載例 ( 収支内訳書 2 ページ )> = 減価償却費 減価償却費 2 経過措置平成 24 年 4 月 1 日から同年 12 月 31 日までに取得した減価償却資産に適用される償却率や平成 24 年 3 月 31 日以前に取得した減価償却資産に適用される償却率について 次の経過措置が講じられています ⑴ 平成 24 年 4 月 1 日から同年 12 月 31 日までに取得した減価償却資産について 250% 定率法を適用する経過措置平成 24 年分においてその有する減価償却資産につきそのよるべき償却の方法として定率法を選定している方が 平成 24 年 4 月 1 日から同年 12 月 31 日までに減価償却資産を取得した場合には その減価償却資産については 250% 定率法により償却費の額を計算することができます 9

設例 減価償却資産 : 耕うん機取得日 : 平成 24 年 7 月 1 日取得価額 :100 万円耐用年数 :7 年耐用年数 7 年 (250% 定率法 ) 償却率 :0.357 保証率 :0.05496 改定償却率 :0.500 (250% 定率法により償却費の額を計算することとし 事業専用割合は 100% 取得日から減価償却が終了するまで継続して使用したものとします ) 1 平成 24 年分の調整前償却額の計算ロ 1,000,000 円 ハ 0.357 = 357,000 円 A 2 取得価額に保証率を乗じて償却保証額を計算します イ 1,000,000 円 0.05496 = 54,960 円 ( イカッコ書き ) B 3 調整前償却額 と 償却保証額 を比較します 調整前償却額 (A) が償却保証額 (B) 以上となるため 平成 24 年分の償却費の額の計算は次のようになります ロ 1,000,000 円 ハ 0.357 ニ 6/12 = ホ 178,500 円 ( ト ) ト 178,500 円 チ 100%= リ 178,500 円 4 この経過措置の適用を受ける場合には 摘要 欄に 250% 定率法 と記入してください この経過措置の適用に当たっては 納税地の所轄税務署長への届出等の手続の必要はありません < 平成 24 年分収支内訳書 ( 農業所得用 ) 減価償却費の計算 欄の記載例 ( 収支内訳書 2 ページ )> ⑵ 平成 19 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までに取得した減価償却資産について200% 定率法を適用する経過措置イ概要平成 24 年 4 月 1 日以後に取得した減価償却資産につきそのよるべき償却の方法として定率法を選定している方においては200% 定率法を適用することとされたため その減価償却資産と平成 24 年 3 月 31 日以前に取得した減価償却資産を有する場合には 200% 定率法と250% 定率法によりそれぞれの減価償却資産につき償却費の額を計算します なお 平成 24 年分においてその有する減価償却資産につきそのよるべき償却の方法として定率法を選定している方で 平成 24 年分の所得税に係る確定申告期限までに 減価償却資産の償却の方法等に関する経過措置の適用を受ける旨の届出書 を納税地の所轄税務署長に提出したときは 平成 19 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までに取得した減価償却資産の平成 24 年分又は平成 25 年分以後の各年分における償却費の額の計算について 200% 定率法を適用することができます ただし 適用を受けようとする最初の年分において 調整前償却額が償却保証額に満たない減価償却資産については この経過措置の適用を受けることはできません ロ具体的な計算方法平成 19 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までに取得した減価償却資産について この経過措置の適用を受ける場合の償却費の額の計算に当たっては その減価償却資産の法定耐用年数及び未償却割合に対応する12ページの 経過年数表 に定められた経過年数を その減価償却資産の法定耐用年数から差し引いた年数を耐用年数として 12ページの 減価償却資産の償却率等表 の 償却率 改定償却率 及び 保証率 を適用します 算式 耐用年数の算定 200% 定率法を適用する経過措置の適用を受ける減価償却資産の耐用年数 = 減価償却資産の法定耐用年数 経過年数法定耐用年数及び未償却割合 を経過年数表に当てはめて求めた経過年数 なお 租税特別措置法等による特別償却や割増償却などの適用を受けている減価償却資産の耐用年数の算定については 経過年数表を用いて計算する場合と同様の合理的な方法により算出した年数とすることができます 未償却割合は 次により計算した割合となります 未償却割合 = 減価償却資産の取得価額 200% 定率法を適用する経過措置の適用を受ける年分の前年末までの減価償却費の累積額 減価償却資産の取得価額 ハ取得価額の調整この経過措置の適用を受ける場合の減価償却資産の取得価額は 次により計算した金額となります 200% 定率法を適用する経過措置の適用を減価償却資産 = 200% 定率法を適用する経過措置の適用を受ける減価償却資産の取得価額の取得価額受ける年分の前年末までの減価償却費の累積額 10

ニ経過措置の適用を受けるための手続この経過措置の適用を受けるためには 平成 24 年分の所得税に係る確定申告期限までに 減価償却資産の償却の方法等に関する経過措置の適用を受ける旨の届出書 ( 国税庁ホームページからダウンロードできます なお 税務署にも用意しています ) を納税地の所轄税務署長に提出する必要があります 設例 減価償却資産 : 耕うん機取得日 : 平成 22 年 7 月 1 日取得価額 :100 万円耐用年数 :7 年耐用年数 7 年 (250% 定率法 ) 償却率 :0.357 保証率 :0.05496 改定償却率 :0.500 ( 平成 24 年分から200% 定率法により償却費の額を計算することを選定し 平成 24 年分の所得税に係る確定申告期限までに届出書を提出した場合で 事業専用割合は100% 取得日から減価償却が終了するまで継続して使用したものとします ) 平成 24 年分の償却費の額等の計算 1 取得価額の調整取得価額から平成 23 年末までの減価償却費の累積額を控除し 平成 24 年分について取得価額の調整を行います 1,000,000 円 471,776 円 ( 下のa)= 528,224 円 ( 下のb)( イ ロ ) 2 耐用年数の算定 10ページの 算式 を参照してください 7 年 ( 法定耐用年数 ) 2 年 ( 経過年数 )=5 年 ( 平成 24 年分以後の耐用年数 ) ( 1,000,000 円 471,776 円 )/ 1,000,000 円 =0.528224 12ページの経過年数表に当てはめた経過年数は 2 年新たな耐用年数 5 年 (200% 定率法 ) 償却率 :0.400 保証率 :0.10800 改定償却率 :0.500 3 調整前償却額の計算ロ528,224 円 ハ0.400 = 211,290 円 A 4 取得価額に200% 定率法の保証率を乗じて償却保証額を計算します イ528,224 円 0.10800 = 57,049 円 ( イカッコ書き ) B 5 調整前償却額 と 償却保証額 を比較します 調整前償却額 (A) が償却保証額 (B) 以上となるので 平成 24 年分以後は200% 定率法を適用する経過措置の適用を受けることができます なお 償却費の額の計算は次のようになります ロ528,224 円 ハ0.400 ニ12/12 =ホ211,290 円 ( ト ) ト211,290 円 チ100%=リ211,290 円 6 この経過措置の適用を受ける場合には 摘要 欄に 200% 定率法 と記入してください < 平成 24 年分収支内訳書 ( 農業所得用 ) 減価償却費の計算 欄の記載例 ( 収支内訳書 2 ページ )> 平成 25 年分以後の償却費の額等の計算 7 平成 25 年分及び平成 26 年分の償却費の額の計算については 5と同様に行います 8 平成 27 年分については 調整前償却額 45,639 円が償却保証額 57,049 円未満となるため 1 月 1 日 ( 期首 ) の未償却残高 114,096 円を改定取得価額として それに改定償却率 0.500を乗じた金額が償却費の額となります 9 平成 28 年分については 1 月 1 日 ( 期首 ) の未償却残高 57,048 円から 1 円を差し引いた金額が償却費の額となります 参考 償却費の額等の計算 b a 11

減価償却資産の償却率等表 1 旧定額法 定額法の償却率表 耐用年数 平成 19 年平成 19 年 3 月 31 日 4 月 1 日以前取得以後取得 旧定額法償却率 定額法償却率 2 0.500 0.500 3 0.333 0.334 4 0.250 0.250 5 0.200 0.200 6 0.166 0.167 7 0.142 0.143 8 0.125 0.125 9 0.111 0.112 10 0.100 0.100 11 0.090 0.091 12 0.083 0.084 13 0.076 0.077 14 0.071 0.072 15 0.066 0.067 16 0.062 0.063 17 0.058 0.059 18 0.055 0.056 19 0.052 0.053 20 0.050 0.050 21 0.048 0.048 22 0.046 0.046 23 0.044 0.044 24 0.042 0.042 25 0.040 0.040 26 0.039 0.039 耐用年数 平成 19 年平成 19 年 3 月 31 日 4 月 1 日以前取得以後取得 旧定額法償却率 定額法償却率 27 0.037 0.038 28 0.036 0.036 29 0.035 0.035 30 0.034 0.034 31 0.033 0.033 32 0.032 0.032 33 0.031 0.031 34 0.030 0.030 35 0.029 0.029 36 0.028 0.028 37 0.027 0.028 38 0.027 0.027 39 0.026 0.026 40 0.025 0.025 41 0.025 0.025 42 0.024 0.024 43 0.024 0.024 44 0.023 0.023 45 0.023 0.023 46 0.022 0.022 47 0.022 0.022 48 0.021 0.021 49 0.021 0.021 50 0.020 0.020 2 旧定率法 定率法の償却率等表 耐用年数 平成 19 年平成 19 年 4 月 1 日から 3 月 31 日平成 24 年 4 月 1 日以後取得平成 24 年 3 月 31 日までに取得以前取得 旧定率法償却率 250% 定率法 200% 定率法償却率改定償却率保証率償却率改定償却率保証率 2 0.684 1.000 1.000 27 0.082 0.093 0.100 0.01902 0.074 0.077 0.02624 3 0.536 0.833 1.000 0.02789 0.667 1.000 0.11089 28 0.079 0.089 0.091 0.01866 0.071 0.072 0.02568 4 0.438 0.625 1.000 0.05274 0.500 1.000 0.12499 29 0.076 0.086 0.091 0.01803 0.069 0.072 0.02463 5 0.369 0.500 1.000 0.06249 0.400 0.500 0.10800 30 0.074 0.083 0.084 0.01766 0.067 0.072 0.02366 6 0.319 0.417 0.500 0.05776 0.333 0.334 0.09911 31 0.072 0.081 0.084 0.01688 0.065 0.067 0.02286 7 0.280 0.357 0.500 0.05496 0.286 0.334 0.08680 32 0.069 0.078 0.084 0.01655 0.063 0.067 0.02216 8 0.250 0.313 0.334 0.05111 0.250 0.334 0.07909 33 0.067 0.076 0.077 0.01585 0.061 0.063 0.02161 9 0.226 0.278 0.334 0.04731 0.222 0.250 0.07126 34 0.066 0.074 0.077 0.01532 0.059 0.063 0.02097 10 0.206 0.250 0.334 0.04448 0.200 0.250 0.06552 35 0.064 0.071 0.072 0.01532 0.057 0.059 0.02051 11 0.189 0.227 0.250 0.04123 0.182 0.200 0.05992 36 0.062 0.069 0.072 0.01494 0.056 0.059 0.01974 12 0.175 0.208 0.250 0.03870 0.167 0.200 0.05566 37 0.060 0.068 0.072 0.01425 0.054 0.056 0.01950 13 0.162 0.192 0.200 0.03633 0.154 0.167 0.05180 38 0.059 0.066 0.067 0.01393 0.053 0.056 0.01882 14 0.152 0.179 0.200 0.03389 0.143 0.167 0.04854 39 0.057 0.064 0.067 0.01370 0.051 0.053 0.01860 15 0.142 0.167 0.200 0.03217 0.133 0.143 0.04565 40 0.056 0.063 0.067 0.01317 0.050 0.053 0.01791 16 0.134 0.156 0.167 0.03063 0.125 0.143 0.04294 41 0.055 0.061 0.063 0.01306 0.049 0.050 0.01741 17 0.127 0.147 0.167 0.02905 0.118 0.125 0.04038 42 0.053 0.060 0.063 0.01261 0.048 0.050 0.01694 18 0.120 0.139 0.143 0.02757 0.111 0.112 0.03884 43 0.052 0.058 0.059 0.01248 0.047 0.048 0.01664 19 0.114 0.132 0.143 0.02616 0.105 0.112 0.03693 44 0.051 0.057 0.059 0.01210 0.045 0.046 0.01664 20 0.109 0.125 0.143 0.02517 0.100 0.112 0.03486 45 0.050 0.056 0.059 0.01175 0.044 0.046 0.01634 21 0.104 0.119 0.125 0.02408 0.095 0.100 0.03335 46 0.049 0.054 0.056 0.01175 0.043 0.044 0.01601 22 0.099 0.114 0.125 0.02296 0.091 0.100 0.03182 47 0.048 0.053 0.056 0.01153 0.043 0.044 0.01532 23 0.095 0.109 0.112 0.02226 0.087 0.091 0.03052 48 0.047 0.052 0.053 0.01126 0.042 0.044 0.01499 24 0.092 0.104 0.112 0.02157 0.083 0.084 0.02969 49 0.046 0.051 0.053 0.01102 0.041 0.042 0.01475 25 0.088 0.100 0.112 0.02058 0.080 0.084 0.02841 50 0.045 0.050 0.053 0.01072 0.040 0.042 0.01440 26 0.085 0.096 0.100 0.01989 0.077 0.084 0.02716 ( 注 ) この表にないもので お分かりにならないものは 最寄りの税務署におたずねください 耐用年数 平成 19 年平成 19 年 4 月 1 日から 3 月 31 日平成 24 年 4 月 1 日以後取得平成 24 年 3 月 31 日までに取得以前取得 旧定率法償却率 250% 定率法 200% 定率法償却率改定償却率保証率償却率改定償却率保証率 12