域の夜空を彩るホタル 保津川に生息する天然記念物アユモドキ そして 深い霧で亀岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民

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岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡への来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 豊か

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 琵琶湖疏水通船復活を契機とした京都 大津広域観光促進計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 滋賀県大津市及び京都府京都市 3 地域再生計画の区域 滋賀県大津市及び京都府京都市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大津市及び京都

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

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ため 観光と健康を目的とした施策を推進する三重県明和町と ヘルスツーリズム事業 及び 健康づくり事業 をお互い連携を図り 交流を深めながら事業を進める 数値目標 教育旅行 ヘルスツーリズム キャンプ等受入数あまちゃんマラソンの参加者 スタッフの総数観光交流センター 風の館 利用者数健康プログラム開発

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

との連携した取り組みが行いやすい環境にあるとともに ポケットパークや広場が点在し 夜間でも明るく安心 安全に周遊 散策できる環境にある 一方で それら豊富な地域資源は 単体での集客力は乏しく 当該地区で開催されるイベント時に限られている状況にあるとともに 地域のまちづくり関係者の後継者不足等により

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

(4) 本市の観光スポットは 市内に点在しており 鉄道駅から歩いて行くには遠い距離にあるが 駅前にレンタカー店もなく 観光スポットへ向かう二次交通が不便なため 特に車を持たない観光客を取りこぼしている状況である このことは 加速化交付金事業で観光の拠点として整備した花木センターへの誘導を検討する際に

数値目標 年間観光客入込数 3% 増 ( 東三河地域 ) 現状 21,147 千人目標 21,781 千人オリジナルバスツアー乗車率 75% シャトルバス利用率 55% ( 平成 30 年度利用者合計 576 人 ) 制作したテレビ番組の視聴率各回 5.0% 以上 平成 30 年度の平均視聴率 6.

数値目標 事業開始前 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 0 千円 0 千円 0 千円 1,000 千円 0 人 0 人 0 人 600 人 0 件 0 件 0 件 5 件 平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32

4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

地元企業 商店 大学などを巻き込んだ 歩くことを中心とした健康長寿のまちづくりを契機として 健康寿命の延伸 医療費の適正化 削減経費の事業への再投入という正のサイクルを回すことはもとより その取組みを町内商業施設への誘導 町内購買の増化 特産品の振興等に波及させ 経済好循環の実現 町内経済循環率の改

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

4-2 地方創生として目指す将来像本市の歴史的な節目となる平成 31 年の こうふ開府 500 年 や平成 33 年の 武田信玄公生誕 500 年 を契機として 自然 歴史 伝統 産業 生活文化 など 地域に根付いた個性的で豊富な資源を発見 または再発見する中で こうふ でなければ実体験することがで

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

2

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 スポーツチームと中心市街地の事業者が共同で取り組む人の流れと需要の拡大 計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 豊橋市 3 地域再生計画の区域 豊橋市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 観るスポーツ を目的としたアリーナは

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

グを図ることを目的に 石川県自転車競技連盟等と連携し 自転車競技大会や合宿の誘致 県内選手の強化等に取り組むだけでなく 競技者のみならず幅広い層のサイクリストをターゲットとした誘客を目指している しかし 県内唯一の自転車競技場の立地や 自転車競技大会やイベントの開催等により 本町が誇るサイクリング環

市内の旧家で発見されるなど 歌麿ゆかりのまちであることも知られるようになってきた これらの本市に残る江戸文化の風情や歴史文化資源については これまで展示 公開することを中心に利活用を行ってきたが 今後は 分かりやすいテーマでブランディングし 直接体感できる新たな体験メニューとしての転換を図り 視覚だ

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

つの起点を結ぶ周遊ルートも確立していないなど 十分に地域資源が活用されていないため さくら市の重要な産業である観光業 ( 観光客入込数は平成 26~ 28 年の3 年間で 1.6% とほぼ横ばい ) が伸び悩んでいる 観光業の伸び悩みはさらに市内飲食店の店舗の減少 ( 平成 21 年から平成 26

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

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移住に係る行政窓口を活用した東紀州地域への移住者数 人 移住相談会への参加回数 回 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 子育て支援施設の利 20,

生には全日本実業団対抗駅伝競走大会などで活躍する選手を数多く輩出するなど 陸上競技を始めとするスポーツが盛んなまちである これを活用するため ハード事業においては平成 23 年度に日本陸上競技連盟第 3 種公認の全天候型陸上競技場の改修工事を実施し 雨天時や東三河地域の公認競技大会の開催に対応できる

目標 4 魅力体験ツアー参加者数 ( ) 目標 5 首都圏からの転入者数 目標 6 0 人 60 人 60 人 180 人 0 人 1 人 3 人 9 人 羽鳥駅乗降者数 4,598 人 4,948 人 5,298 人 5,648 人 目標 7 移住者向けコミュニティ情報を発信する行政区等のホームペ

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

気あるまちづくり コンパクトなまちづくり 子育てに優しいまちづくり推進の起爆剤とする また 町内子育てママの活躍の場を支援することで 周辺地域に子育て世代にやさしい遠賀町をアピールすることができる 遠賀町定住促進計画策定の中でまとめたアンケートでは 今後 遠賀町の定住促進のために充実させるべき行政サ

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

受入は 観光入込客数を確保していくうえで 重要な位置づけの 1 つとなっ ている 図表 1 指宿市の観光客入込数の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 図表 2 指宿市の宿泊客内訳の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 2

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

平成 24 年 3 月改訂 茅ヶ崎海岸グランドプラン 西浜駐車場跡地北側に位置する茅ヶ崎警察署職員公舎が取り壊され 平成 23 年 3 月には グランドプランで駐車場機能の確保として位置づけのあった県営茅ヶ崎西浜駐車場が閉鎖された これを受け 海岸利用者のための駐車場を維持し かつ国道 134 号南

数値目標 市外からの参加を認める主な大会等の参加者数 ( 年間 ) 長沼ボート場クラブハウス延べ利用者数 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 5, ,569 50

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

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( 課題 ) 一方で 男子のJ1 J2リーグでの実績がある選手以外は 女子の日本代表の選手であっても 競技活動と兼ねて仕事を持ち 所謂 セミプロ選手 として生計を維持していることは珍しいことではなく 下位リーグではより多くの選手が生活基盤の確立に困難を伴っている 競技活動を引退後 セカンドキャリアと

Taro-全員協議会【高エネ研南】

4-(1)-ウ①

ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕


地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

道の駅来客数増 5,000 人 5,000 人 10,000 人 11,000 人 12,000 人加観光拠点再振興 1 箇所 3 箇所 6 箇所 7 箇所 8 箇所箇所数 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 既存の主な観光資源を 文化 スポーツ 食 癒し等にカテゴライズし 個別に

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

中井町緑の基本計画(概要版)

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3つの人口増戦略 とは 人口の自然減と社会減に歯止めをかける 定住人口増戦略 主体的に行動する市民を増やし まちの元気を生み出す 活動人口増戦略 燕を訪れる人や市外にいても燕を応援してくれる人を増やす 交流 応援人口増戦略 である 平成 27 年 ( 2015 年 )9 月に策定した 燕市まち ひと

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

計画書

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流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

人口の社会増減は転出超過傾向が続き社会減の状態で 自然増減は死亡数が出生数 を上回る自然減の状態が続いており 人口減少の一途をたどっているが 特に社会減の影響を大きく受けている状況にある 名寄市は 基幹産業である農家戸数の減少や企業の支店などの撤退などにより 転出超過が大きくなり 人口減少が進んでき

minamiyamasiro_plan

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 亀岡まるごとガーデン ミュージアム プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称亀岡市 3 地域再生計画の区域亀岡市の全域 4 地域再生計画の目標亀岡市においては 近年 JR 嵯峨野線の複線化 ( 平成 22 年 3 月 ) による通勤 通学の生活エリアが広がるとともに 京都縦貫自動車道の全線開通 ( 平成 27 年 7 月 ) が実現し 自動車での行動範囲が大幅に広がり 交通の利便性が向上したが 平成 12 年の 94,555 人の人口をピークに依然として人口減少傾向にある その要因として 亀岡市と京都市を隔てる山間部が障害となり 心理的に亀岡市が遠方にあるイメージが長年にわたり植えつけられていることや 亀岡市に住む若者の大学進学 就職 結婚等に伴う 10 代から 20 代の転出超過が多いなど 居住地の選択時等の障害になっていると考えられる このことから まずは 訪れたい から 住みたい 将来的に地元へ帰りたい に意識を転換させることで若者の亀岡離れを払拭し 亀岡の郷土愛を醸成する取組が必要である 一方で 現在 地方創生加速化交付金において 天然記念物アユモドキをはじめとする様々な生物が生息する保津川の環境保全及び保津川の魅力を高める景観整備等に取組んでおり 今後 保津川だけでなく その周辺に息づく花や緑による景観づくり 天然記念物アユモドキ ホタルなどの生物保全等を融合させ 亀岡をまるごとミュージアム ( 博物館 ) として位置付け 次の 2 つに大別して事業を展開する まず一つ目に ガーデン ミュージアム として 市民が参画するオープンガーデンや各地域で鮮やかに咲き誇る桜の保全 そして亀岡の玄関口である JR 各駅前や IC 周辺の景観保全など 市外からの来訪者を気持ちよく迎え 亀岡の魅力を体感いただくためのウェルカムガーデンを市民とともに整備し 市民 民間が主役の緑のまちづくりを推進する 二つ目に ネイチャー ミュージアム として 交通の利便性が高い立地で開催している コスモス園 や 明智光秀ゆかりの谷性寺で開園している ききょうの里 各地 - 1 -

域の夜空を彩るホタル 保津川に生息する天然記念物アユモドキ そして 深い霧で亀岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡への来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 豊かで快適な暮らしを送り 世界に誇ることができるまちづくりを行い 地域活性化 観光振興を図り にぎわい人口の拡大及び定住促進に繋げることを目的とする 数値目標 H29.3 末 H30.3 末 H31.3 末 亀岡市の転出入の増減幅縮小 ( 人 ) 1,825 1,650 1,475 にぎわい人口 600 万人 ( 万人 ) 564.8 573.6 582.4 市民及び来訪者アンケートによる亀岡市での居 住意向人数 ( 人 ) 175 350 525 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要亀岡市内に息づく花や緑による景観づくり 天然記念物アユモドキ ホタルなどの生物保全等を融合させ 亀岡をまるごとミュージアム ( 博物館 ) として位置付け 次の 2 つに大別して事業を展開する まず一つ目に ガーデン ミュージアム として 市民参画による亀岡の玄関口である JR 各駅前や IC 周辺の景観保全などにより 市外からの来訪者を気持ちよく迎え 亀岡の魅力を体感いただくためのウェルカムガーデンを整備し 市民 民間が主役の緑のまちづくりを推進する 二つ目に ネイチャー ミュージアム として 生物保全やトレッキングコースを活用した取組など 豊かな自然環境に恵まれた地域を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡の来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 世界に誇ることができるまちづくりを行い 地域活性化 観光振興を図り にぎわい人口の拡大及び定住促進に繋げる 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業 (1) 地方創生推進交付金 ( 内閣府 ) : A3007 1 事業主体亀岡市 - 2 -

2 事業の名称 亀岡まるごとガーデン ミュージアム プロジェクト 3 事業の内容 ガーデン ミュージアム と ネイチャー ミュージアム を融合し 亀岡まるごとガーデン ミュージアム 構想として取りまとめる 市民が個人宅で花飾りを行い 一般公開し コンクール形式で参加者が装飾を競い合い まち全体に花飾りがあふれるオープンガーデン事業を行うとともに オープンガーデンマップを作成し 商店等の広告や特典クーポンを掲載することで 観覧に訪れる人に商店を利用いただき まちのにぎわいを創出する JR 各駅周辺や公共施設 亀岡ランプ周辺 観光地である湯の花温泉線沿道など 市内各所において 主にボランティアや市民団体の協力を得る中で 市民協働によるウェルカムガーデン整備を行い 市民が直接まちづくり 景観づくりに関わることで 亀岡への郷土愛を醸成する 桜の名所や亀岡の名木を巡るツアーなど 花と緑のまちづくりに資する事業を展開するとともに 新たな桜の名所の整備も行い ガーデン ミュージアム ( 庭園博物館 ) の機能を充実させる 生物保全や雲海の鑑賞スポットづくり トレッキングコースの活用 そして天然記念物である桜石などの地域資源を活用するとともに カモ類などの多くの渡り鳥が訪れ 全国的にも珍しいオニバスが自生する平の沢公園の散策道である水鳥の道の整備を行い ネイチャー ミュージアム ( 自然博物館 ) の機能を充実させる 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 市民主体と実施するオープンガーデン事業や地元と連携して実施する桜祭り等は 観光入込客数の増加が見込めることから 事業推進主体による物販売上や 地域の商店や企業協賛による財源の確保を図り 交付金に頼らない事業運営を早期に目指す 官民協働 本事業は 市民によるオープンガーデンへの参加や 市民ボランティアによる緑化活動 それを支援する企業や行政の役割分担を行うことで 経費の縮減のみならず 市民の亀岡への郷土愛を醸成する 亀岡市においては 市民ボランティアの活動等をサポートするとともに 当面の事業運営を主体的に行う 当面の役割として 事業の企画や財源確保 - 3 -

地域との連携のほか ボランティアのみでは実施できない事業は 効果促進のための支援を行うなど 亀岡まるごとガーデン ミュージアム構想に即した支援を行う 緑化活動に関わる法人や団体は 緑化推進 維持保全 普及啓発など事業全般にわたり 独自の発想力を事業活動に活かすとともに 店舗や企業は入込客増加による受益者となり得ることから 資金面での支援を期待する 金融機関においては 事業当初での活用はないが 民間事業者が主体的に事業推進していく中で 公的資金に依存せずに運営する上で 地域金融機関である京都銀行等の融資を期待する 事業構想を策定するにあたっては 市の上位計画と整合させながら かつ健全な緑を育てるためのプランニングや市民参加の仕組みづくりについて 市民が検討する場において ファシリテーターとして専門的見地から意見調整を行うため 当該研究を進める京都大学や地元の京都学園大学と連携しながら地域資源である自然を活かしたまちづくりを進める 政策間連携 亀岡まるごとガーデン ミュージアム( 博物館 ) として ガーデン ミュージアム ネイチャー ミュージアム をそれぞれ効果的に展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡の来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 豊かで快適な暮らしを送り 世界に誇れるまちづくりを行い 観光振興はもとより にぎわい人口の拡大及び定住促進に繋げる 地域間連携 隣接市との情報交流によって 連携した事業に発展させることを目指すとともに 京都市とは魅力の補完を目指し 南丹市とは共催などによる広域事業への発展を目指す 亀岡市は 近隣市町及び京都府と 亀岡まるごとガーデン ミュージアム構想の推進についての取組状況と 近隣市町での取組に関する情報について情報交流し 連携した事業による相乗効果を目指す 京都府は 広域連携の窓口として 各市町への情報提供や 自治体間の調整の役割を担い 地域振興を促進するとともに 森の京都 事業と絡めた観光振興を図り 人の流れを創出する 京都市は 当市と隣接する立地のため 双方に観光連携によるメリットがあり 多くの観光客が訪れていることから 情報交流により亀岡市を広報していただくパートナーとなり得る - 4 -

南丹市は 当市と隣接する立地のため 将来的に同様の亀岡まるごとガーデン ミュージアム構想を南丹市でも実施することで 広域圏での事業効果を高め 両市の地方創生に向け事業連携を目指す その他の先導性 亀岡まるごとガーデン ミュージアム プロジェクトの推進と併せて 亀岡市内に点在する貴重な観光資源と結びつけながら 自然環境を活かした観光振興及び景観保全の事業効果を高め 亀岡市全体の地方創生を発現する事業展開を行う 5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月 H29.3 末 H30.3 末 H31.3 末 亀岡市の転出入の増減幅縮小 ( 人 ) 1,825 1,650 1,475 にぎわい人口 600 万人 ( 万人 ) 564.8 573.6 582.4 市民及び来訪者アンケートによる亀岡市 での居住意向人数 ( 人 ) 175 350 525 6 評価の方法 時期及び体制毎年度 3 月末時点の KPI の達成状況を地方創生担当部署が取りまとめ 外部有識者及び市民公募の委員で構成する会議等において事業の進捗状況を報告し それに対する意見を聴取する また 議会の決算報告における資料提出や必要に応じて地方版総合戦略 今後の事業経営方針に反映させる 報告結果はホームページで公表する 7 交付対象事業に要する経費 1 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 61,700 千円 8 事業実施期間地域再生計画認定の日から 平成 31 年 3 月 31 日 (3ヵ年度) 9 その他必要な事項 狙う市場や実現したい将来像 亀岡まるごとガーデン ミュージアム プロジェクトを推進するにあたり 大阪 神戸方面からの集客及び京都縦貫自動車道の全線開通に伴う利便性の向上により 隣接する京都市からの誘客も図り 全国的にリピーターを増やす中で にぎわいの創出及び定住促進を図る - 5 -

(2) まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 1 事業名 : ガーデン ミュージアムおもてなし事業 ( ウェルカムロード ウェルカムガーデン整備 ) 2 事業区分 : 観光業の振興 3 事業の目的 内容 ( 目的 ) ガーデン ミュージアム について 市民が参画するオープンガーデンや各地域で彩る桜等の保全 そして亀岡の玄関口である JR 各駅前や IC 周辺の景観保全など 都市的な利便性 と自然環境が調和する本市の魅力を体感いただく中で 市民のまちへの郷土愛の醸成と来訪者の本市に対する愛着心を持っていただく取組を行うとともに 豊かで快適な暮らし環境を創出し 世界に誇るまちづくりを行い にぎわい人口の拡大及び定住促進に繋げることを目的とする ( 事業の内容 ) ウェルカムロード整備事業近年 京都縦貫自動車道の全線開通などにより利便性が向上し 京阪神へのアクセスに係る所要時間の短縮及び行動範囲が拡大したことで 多くの観光客等が来訪されている そのため JR 各駅のほか 本市にある IC( 篠 亀岡 大井 千代川 ) 等の玄関口としての機能の重要性も高まりつつある そこで 四季折々の花と豊かな自然にあふれた亀岡を体感できる玄関口としての機能を高め JR 各駅や IC 周辺等に来訪者を気持ちよく迎えるための植栽などを行うウェルカムロードを整備することで 市街地への誘導を図り 人の流れを創出する ( 各年度の事業の内容 ) 初年度 ) JR 各駅や IC 周辺等に来訪者を気持ちよく迎えるための植栽などを行うことによりウェルカムロードを整備する ( 街路樹植樹 ) ウェルカムガーデン整備事業亀岡市では 保津川や山々に囲まれた自然豊かな環境に恵まれ その周辺に息づく花や緑が広がっているとともに 京都縦貫自動車道 IC から国道などの主要幹線道路へのアクセスや大都市である京都市と隣接しているなど 交通の利便性が高い立地となっている そのため 年々 来訪者が増加傾向にあることから 亀岡の魅力を知ってもらうチャンスが到来している - 6 -

そこで JR 各駅前や IC 周辺 そして国道などの主要幹線道路周辺などの視野に入るスポットに花や緑を植栽 植樹するウェルカムガーデンを整備し 来訪者へのおもてなしの心を表すとともに 亀岡への愛着心の醸成を図る中で ウェルカムロードとの連動により来訪者の滞在時間を延ばし にぎわいの創出及び定住促進に繋げる ( 各年度の事業の内容 ) 初年度 ) JR 各駅前や IC 周辺 そして国道などの主要幹線道路周辺などの視野に入るスポットに花や緑を植栽 植樹することによりウェルカムガーデンを整備する ( 主要幹線道路周辺などの植栽 植樹 ) 4 地方版総合戦略における位置付け本事業の内容は 亀岡市人口ビジョン 総合戦略上 自然や緑の環境と都市的な利便性が調和する本市の特性を活かし このまちに住む人も 新たに住む人も 豊かで快適に暮らすことができるよう まちの魅力を磨き 定住促進に繋げる施策である 総合戦略の基本目標として市外からの転入者数を 5 年間で 300 人増やす [ 約 13,000 人 (H26) 約 13,300 人 (H31)] 市外への転出者数を 5 年間で 400 人減らす [ 約 15,000 人 (H26) 約 14,600 人 ( H31)] を定めており 本事業は この目標の達成に寄与するものである 5 事業の実施状況に関する客観的な指標 ( 重要業績評価指標 (KPI)) 事業 ガーデン ミュージアムおもてなし事業 KPI にぎわい人口 600 万人 ( 万人 ) 年月 申請時 556.0 H27.3 末 初年度 573.6 H30.3 末 にぎわい人口とは 観光入込客数 に買い物 文化 スポーツ活動 通勤 通学などの来訪 者数を加えたもの 亀岡市の にぎわい をはかる市独自の指標 6 事業費ウェルカムロード ウェルカムガーデン整備事業区分 年度事業費計委託料工事請負費 H29 25,500 千円 1,000 千円 24,500 千円 7 申請時点での寄附の見込み年度 H29 法人名製薬会社見込み額 ( 千円 ) 25,000-7 -

8 事業の評価の方法 (PDCA サイクル ) ( 効果検証の方法 体制 ) 外部有識者及び市民公募の委員で構成する会議等により KPI に対する単年度ごとの達成度をもとに各事業の報告を行い 各委員からの意見を聴取する中で 事業の見直し等を行う ( 効果検証の時期 内容 ) 評価の時期は 毎年 8 月を目安とし KPI に対する単年度ごとの達成度をもとに各事業の報告を行うとともに 9 月議会における決算報告時の説明等を行い 事業の評価を行う ( 公表の方法 ) 毎年 9 月議会における決算認定後の 10 月頃を目途に ホームページ上で公表する 9 事業期間 : 平成 29 年 6 月 ~ 平成 29 年 12 月 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援該当なし 5-3-2 支援措置によらない独自の取組 (1) 和らぎの道ライトアップ事業 [ 補助制度名 : 京都府みらい戦略一括交付金 ] 事業概要 : 桜の名所である七谷川野外活動センター ( 千歳町 ) の散策道である 和らぎの道 の照明設備老朽化に伴う設備更新及び照明設備の増設などを行うことにより 更なる魅力的な景観づくりを図るもの 実施主体 : 亀岡市事業期間 : 平成 28 年度実施予定 6 計画期間地域再生計画認定の日から 平成 31 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法外部有識者及び市民公募の委員で構成する会議等により KPI に対する単年度ご - 8 -

との達成度をもとに各事業の報告を行い 各委員からの意見を聴取する中で 事業の見直し等を行う 7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容 評価の時期は 毎年 8 月を目安とし KPI に対する単年度ごとの達成度をもとに 各事業の報告を行うとともに 9 月議会における決算報告時の説明等を行い 事 業の評価を行う H29.3 末 H30.3 末 H31.3 末 亀岡市の転出入の増減幅縮小 ( 人 ) 1,825 1,650 1,475 にぎわい人口 600 万人 ( 万人 ) 564.8 573.6 582.4 市民及び来訪者アンケートによる亀岡市 での居住意向人数 ( 人 ) 175 350 525 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の手法毎年 9 月議会における決算認定後の10 月頃を目途に ホームページ上で公表する - 9 -