【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第1学年国語科学習指導案

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Taro-1年 国語科学習指導案jtd

第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

【授業 1】

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

する対象を明確にすることで 全員がねらいを達成することができるようにしたいと考えた 第二次の後半では 選んだごっこについて 困った点や工夫したい遊び方について話し合い 新しい遊び方を考える時間を設ける 文章と自分の経験を結びつけ 新しく知った知識を実生活に生かそうとする態度を身に付けていきたい 第三

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

第1学年国語科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Taro-【HP用】指導案.jtd

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

第1学年国語科学習指導案

H27 国語

第1学年国語科学習指導案

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

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国語科学習指導案

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

第1学年国語科学習指導案

Taro-5年研究のまとめ

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

Ⅰ 前書き 1 時 : 春になると 様子 : 花がさく Ⅱ ちえ1 2 時 : 二 三日たつと 様子 : 花はしぼんで だんだんくろっぽい色にかわっていきます 3けれども わけ : たねにえいようをおくっている たねを太らせる Ⅲ ちえ2 4 時 : やがて 様子 : 花がかれて わた毛ができる 5

国語科学習指導案

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

6 生き物の本をよく読みますか よく読む ( 8)[ 5] たまに読む (5)[5] あまり読まない ( 7)[ 9] 7 生き物の本を読むとしたらどんな本を読んでみたいですか 複数回答 動物 (20)[5] 草や木や花 (20)[4] 魚 (9)[9] 虫 (5)[3] 鳥 (7)[8] 2 考察

第6学年1組 国語科学習指導案

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Taro-2学年研究のまとめ1

国語科学習指導案

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

3 単元の評価規準 関心 意欲 態度国語科 ( 読むこと ) 日本語 図鑑を作るという目的をもっ 書かれている事柄の順序を考えな 観察したことや変化したことを て進んで読み どうぶつの がら内容の大体を読み 図鑑作り 簡単な文型を用いて話そうとして 赤ちゃんずかん 作りに意欲 に生かしている ( イ

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

そのために, 児童が感じたおもしろさを分類し, それらを読みの視点として, 物語のおもしろさを見付けながら読むことを通して, より深く登場人物の心情を読み取ったり, 想像豊かに読んだりしながら物語のおもしろさを味わうことができるようにする さらに, 見付けた物語のおもしろさを, で紹介し合う活動を取

年計1年

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

自分の経験を重ね合わせるという思考は働いていない よって ここでの学習では 自分の知識 経験 読書体験とを結び付けた感想を求めることとする 本を紹介するにあたり 自己体験を伴う感想を加えた 体けん お話れっ車 とし 学ぶべきことをはっきりさせ 学習に取り組みたい 学校生活の入門期の1~2 年生に対し

1 年上巻 月単元名 教材名 時数 指導目標時学習活動評価規準 4 月あさ 2 時間 ( 話 聞 2) 教師の問いかけに対して, 絵を見て見つけたこと, 想像したことを話すことができる ( 話 聞 (1) ア ) 絵を見て話す 応答する 校庭探検 ( 生活科 ) 4 月さあはじめようなんていおうかな

Taro-第3学年国語科学習指導案「

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

りする活動には集中できない児童もいる そのために, ことばにこだわりを持って活動させるようにしてきた 例えば A 児は, 家に帰るとビデオやテレビを見て過ごし, 家族との会話が少ない状況である そのため語彙が少なく, 友だちとのつながりも薄くなり会話が広がらない コミュニケーションを取ることの楽しさ

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

特別支援学級 1 2 組国語科学習指導案 児童 1 年 (1 名 )2 年 (1 名 )3 年 (3 名 ) 4 年 (1 名 )5 年 (2 名 ) 計 8 名指導者藤澤勝利 (T1) 小綿幸子 (T2) 國久伸子 (T3) 1 単元名 ( 題材名 ) 文をつくろう 2 単元 ( 題材 ) につい

ウミガメにたまごを産ませるた 人工のすなはまを造った取り組みの内容をめに人工のすなはまを造った取ノートに要約する 一斉考り組みについて, 要約した文章 要約した文章をリーフレットに書き表す を書くことができる 仮説 2 え評人工のすなはまの取り組みを要約するこるとができたか ( ノート リーフレット

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

わり の組み立てを意識しながら読むことはできるようになってきたが 叙述にある難しい語句や指示語に注意したり段落相互の関係を考えたりしながら読む力は身に付いていない そこで 本単元では各段落の中心となる文やキーワードを押さえながら教材文を読んでいくことで 読み手に分かりやすい文章構成や段落相互の関係を

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

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5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Microsoft Word ~16第1学年1組国語科学習指導案 提出用

第3学年国語か学習指導案

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

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4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

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Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc

3 指導観本単元では C 読むこと ウ場面の移り変わりに注意しながら 登場人物の性格や気持ちの変化 情景など について 叙述を基に想像して読むこと の力を身につけさせることをねらいとしているそこで本単元では まず 3 年生の国語の教材 モチモチの木 で物語文の読み取り方を想起させる本学級は情景描写か

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

平成29年度 中学校国語科教育

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

第 1 学年 国語科学習指導案 1 単元名 オツベルと象 を読む ~ 読みの交流を通して~ 学習指導要領との関連 C 読むこと (1) エ文章の構成や展開 表現の特徴について 自分の考えを持つこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ ( ア ) 音声の働きや仕組みについて関心を持ち 理解を深

Microsoft Word - 2年4組

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

*山下小研究誌.indb

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

2年国語科指導案

第○学年 ○○科指導計画

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2 単元の目標 二つの文章を読み比べて, 事柄の取り上げ方や説明の仕方の工夫を見つけようとしている 国語への関心 意欲 態度 文章を読み比べて, 図表と文章との関係を考えながら, 書き手の工夫に着目して読むことができる 読むことイ 二つの文章を読み比べて考えたことを発表し合い, 一人一人の着眼点や感

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

(2) 児童と新聞活用児童は 1 年生の3 学期より新聞記事から片仮名言葉探しをする学習や 廊下に掲示した どうぶつ大好き の新聞記事を読む活動などを通じて 新聞に慣れ親しんできた 2 年生となった児童は 日常的に新聞記事に触れ 感想を書いていく経験を積んできている 1 子ども新聞の記事を楽しく読む

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

Transcription:

1 年国語科単元指導計画 単元名 教材名 ちがいをかんがえてよもう どうぶつの赤ちゃん ( 全 12 時間 ) 単元の目標 関心 意欲 態度 ライオンとしまうまの赤ちゃんの生まれたときの様子や成長の違いを見つけようとしている ライオンとしまうまの赤ちゃんの生まれたときの様子や成長の違いを考えながら大体の内容を読み取る (1) イ ライオンとしまうまと自分の赤ちゃんのころの様子を比較したことについて感想をもち 伝え合う (1) オ どうぶつの赤ちゃんびっくりニュース に好きな動物の生まれたときの様子や大きくなっていく様子について時間を表す言葉を使いながら書き表したり 語と語や文と文の続き方に注意して書く (1) アウ 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 主語 述語の照応に注意して読んだり書いたりする (1) イ 5つの言語意識 相手意識目的意識場面 状況意識方法意識評価意識 学級の仲間に 単元を貫く課題 動物博士になり どうぶつの赤ちゃんびっくりニュース を書いて学級の仲間に伝えよう つけたい力 違いを考えながら事柄の順序や場面の様子をとらえて読み取る力 単元指導計画 時目標主な学習活動主に活用する知識 技能 1 目標 教材文を読んで 動物の赤ちゃんについて感心をもつとともに 教師師範の どうぶつはかせカード を見て 自分もどうぶつはかせになりたいという意欲をもつことができる 2 目標 好きな動物の赤ちゃんの様子を伝えるために 評価規準 教師模範の どうぶつはかせ を見て 自分もどうぶつはかせになりたいという意欲をもつ ライオンの赤ちゃんの生まれたば かりの様子について 生まれたとき は という時間を表す言葉に着目し 大きさ 目 耳の様子ついての叙述 を書き抜くことを通して ライオン の赤ちゃんは生まれたときはよわよ わしくておかあさんにあまりにてい ないことを読み取ることができる 評価規準 生まれたときは という時間を表す言葉に着目し 大きさ 目 耳の様子を書き抜き ライオンの赤ちゃん生まれたときはよわよわしくておかあさんにあまりにていないことを読み取っている どうぶつの赤ちゃんびっくりニュース を書くことで 動物の赤ちゃんについて知っていることを発表する 教師の範読を聞く 感想を持つ視点を明らかにする 見通しでの視点をもとに考えをワークシートに書く 4. 学び合い交流会をする 貫く課題を確認する 本時の学習場面を音読する ライオンの赤ちゃんの生まれたばかりの様子を読み取ろう 述べてある事柄を確認し それらの事柄について大事な叙述 を書き抜くことを確認する 時間を表す言葉に着目するとよいことを確認する 見通しをもとに ワークシートに大事な叙述を書き抜く 4. 学び合い交流会をする 時間を表す言葉を使って生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子について表したり 感想の言葉を書いたりしている どうぶつの赤ちゃん では どんなことを学習するのかを知ろう ライオンの赤ちゃんは 生まれたときはよわよわしくておかあさ んにあまりにていない 時間を表す言葉を使って好きな動物の生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子が表され 感想が述べられているか 言語に関する知識 領域に関する技能

3 目標 ライオンとしまうまの赤ちゃんの特徴について書き抜いたことを比較することを通して ライオンの赤ちゃんは 生まれたときはおかあさんにあまりにていないけど しまうまの赤ちゃんは 生まれたときからおかあさんにそっくりだということを読み取ることができる 評価規準 ライオンの赤ちゃんは 生まれたときはおかあさんにあまりにていないけど しまうまの赤ちゃんは 生まれたときからおかあさんにそっくりだということを読み取っている 貫く課題を確認する 本時の学習場面を音読する ライオンとしまうまの赤ちゃんの生まれたばかりのようすをくらべよう 述べてある事柄を確認し それらの事柄について大事な叙述を書き抜くことを確認する 時間を表す言葉に着目するとよいことを確認する 見通しをもとに ワークシートに書き込む ワークシートの表をもとに ライオンとしまうまの赤ちゃんの様子の違いを考える 4. 学び合い交流会をする ライオンの赤ちゃんは 生まれたときはおかあさんにあまりにていないけど しまうまの赤ちゃんは 生まれたときに もうおかあさんにそっくりだ 4 目標 ライオンの赤ちゃんが大きくなっ ていく様子について 生まれて 2 ヶ 月ぐらいは 1 年ぐらいたつと と いう時間を表す言葉に着目し 足の 様子 食べ物ついての叙述を書き抜 くことを通して 生まれたばかりの ときはお母さんに運んでもらうこと や生まれて 2 ヶ月ぐらいはお乳だけ を飲み 1 年ぐらいたつと自分で獲 物をつかまえて食べるようになるこ とを読み取ることができる 評価規準 生まれて 2 ヶ月ぐらいは 1 年ぐらいたつと という時間を表す言葉に着目し 足 食べ物の様子を書き抜き ライオンの赤ちゃんは生まれて 2 ヶ月ぐらいはお母さんにはこんでもらったり 1 年ぐらいたつと自分で獲物をつかまえて食べるようになったりすることを読み取っている 貫く課題の確認本時の学習場面を音読する ライオンの赤ちゃんが大きくなっていく様子を読み取ろう 述べてある事柄を確認し それらの事柄について大事な叙述を書き抜くことを確認する 時間を表す言葉に着目するとよいことを確認する 見通しをもとに 自分の考えをもつ 4. 学び合い交流会をする ライオンの赤ちゃんは生まれたばかりのときはお母さんにはこんでもらう 生まれて 2ヶ月ぐらいはおちちだけのんでいる 1 年ぐらいたつとじぶんでえものをつかまえて食べる 読むこと )

5 目標 ライオンとしまうまの赤ちゃんの大きくなっていく特徴について書き抜いたことを比較することを通して ライオンの赤ちゃんは 自分では歩くことができずお母さんにはこんでもらうけれどしまうまの赤ちゃ 貫く課題の確認本時の学習場面を音読する ライオンとしまうまの赤ちゃんが大きくなっていすようすのちがいをくらべよう 時間的な順序や事柄の順序を考えながら内容の大体を読むこと ( イ ) んは 30 分もたたないうちに立ち 述べてある事柄を確認し それらの事柄について大事な叙述 上がることや ライオンの赤ちゃん を書き抜くことを確認する は 1 年ぐらいたつと自分で獲物をつ 時間を表す言葉に着目するとよいことを確認する かまえて食べるようになるけれどし 事柄ごとにライオンとしまうまの赤ちゃんの様子の違いを まうまの赤ちゃんは 7 日後には自分 考えることを確認する でえさを食べるようになることを読 み取ることができる 見通しをもとに ワークシートに書き込む ワークシートの表をもとに ライオンとしまうまの赤ちゃん 評価規準 ライオンの赤ちゃんは 自分では歩くことができずお母さんにはこんでもらうけれどしまうまの赤ちゃんは 30 分もたたないうちに立ち上がることや ライオンの赤ちゃんは 1 年ぐらいたつと自分で獲物をつかまえて食べるようになるけれどしまうまの赤ちゃんは7 日後には自分でえさを食べるようになることを読み の様子の違いを考える 4. 学び合い交流会をする ライオンの赤ちゃんは 生まれたときはお母さんにはこんでもらうけれどしまうまの赤ちゃんは 生まれて30 分で立ち上がる ライオンの赤ちゃんは1 年ぐらいたつと自分で獲物をつかまえて食べるようになるけれどしまうまの赤ちゃんは7 日後には自分でえさを食べるようになる 取っている 6. ふりかえり 6 目標 動物によって生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子がことなることについて 自分の知識や生活体験とかかわらせた感想をもち 思ったことカードによって仲間に伝える ( 交流する ) ことができる 評価規準 動物によって生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子がことなることについて 自分の知識や生活体験とかかわらせた感想をもち 思ったことカードによって仲間に伝え ( 交流し ) ている 貫く課題確認 前時までの学習を振り返る 自分が赤ちゃんのころの様子が書いているカードを読む ライオン しまうま じぶんが赤ちゃんのときのようすをくらべ おもったことカード でつたえよう 生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子の項目について比べること 時間を表す言葉を使うこと 似ていることと違うところを見つけ感想をもつことについて例示を通して確認する 見通しをもとに自分の考えをワークシートに書く 4. 学び合い交流をする 長音 拗音 促音 撥音などの表記がで き 助詞の は へ を を文の中で正 しく使うこと ( エ ) ライオンは生まれたばかり時は目が閉じているけど 自分は開いていたことが違うよ ライオンは 2 ヶ月ぐらいはおちちだけ飲んでいるし 自分も 6 ヶ月ぐらいは飲んでいるよ しまうまは 7 日ぐらいしか飲んでいないよ もっと飲みたくないのかな しまうまの赤ちゃんって大人みたいだね

7 目標 自分とライオンとしまうまの 生まれたばかりの様子や大きく なっていく様子について同じ項 目について互いの違いを明らか にしながら特徴を表すことがで きる 評価規準 自分とライオンとしまうまの 生まれたばかりの様子や大きく なっていく様子について同じ項 目について互いの違いを明らか にしながら特徴を表している 貫く課題確認前時の学習を振り返る 生まれたばかりの自分とライオンとしまうまの赤ちゃんにもどって自分たちの自慢をお話しよう 生まれたばかりの様子や 大きくなっていく様子についての知ったことや驚いたことを自慢として捉え ワークシートに書くことを確認する 見通しをもとに自分の考えをワークシートに書く 4. 学び合い交流をする 生まれたばかりの自分とライオンとしまうまにはいろいろな違いがあるね それらが全部自慢だね 8 9 目標 自分の好きな動物の赤ちゃん の本を選んで読むことができ る 貫く課題確認自分が好きな動物の赤ちゃんの本を選んで読もう 楽しんだり知識を得たりするために 本や文書を選んで読むこ 2. 自分学びをする と 評価規準 自分が好きな動物の赤ちゃん の本を選んで読んでいる 本を選んで読む 3 ふりかえりをする 読むこと )

10 11 12 目標 目標好きな動物の赤ちゃんの生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子を 時間を表す言葉を使いながら書き表すことができる 評価規準好きな動物の赤ちゃんの生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子を 時間を表す言葉を使いながら書き表している どうぶつの赤ちゃんニュース を読み合うことを通して その内 容についてのよさを見つけて感 想を伝えあうことができる 評価規準 どうぶつの赤ちゃんの生まれ たばかりの様子や大きくなって く様子について感想を伝えてい る 貫く課題確認仲間がびっくりするような動物の赤ちゃんニュースを書こう お手本となる例文 A と修正が必要な例文 B を読み比べ 例文 B を書き直し その書き直しのポイントを書く技として確認する 書く技をもとに動物の赤ちゃんびっくりニュースを書く 4. 学び合い交流会をする 書く技を押えて書かれているか交流する 時間を表す言葉 赤ちゃんの様子 感想を書くと仲間をびっくりさせるニュースになる 貫く課題の確認仲間の どうぶつ赤ちゃんニュース のいいところを見つけて伝えよう 3. 自分学び 学び合い交流会をする 生まれたばかりの様子や大きくなってく様子について自分の驚きや疑問を伝える 4. ふりかえりをする 長音 拗音 促音 撥音などの表記がで き 助詞の は へ を を文の中で正 しく使うこと ( エ ) 自分の考えが明 確になるよう に 事柄の順序 に沿って簡単な 構成を考えるこ と ( イ ) 語と語や文と文 との続き方に注 意しながら つ ながりのある文 や文章を書くこ と ( ウ ) 書くこと ) 文章を読み返す 習慣を付けると ともに 間違い などにきづき 正すこと ( エ ) 書いたものを読み合い よいところを見つけて感想を伝え合うこと ( オ )