年少生産老年 3 成人保健 3 成人保健 1 死亡の状況 平成 27 年の死亡数は 5,877 人で 前年の 5,78 人より 169 人増加し 死亡率 人口千対 12. で 前年と同じであった 死因別にみると 死因順位の第 1 位は悪性新生物 第 2 位は心疾患 第 3 位は脳血管疾 患である 図 2 人口千対 14. 13. 12. 11. 1. 9. 8. 7. 平成 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 年 全国 8.2 8.6 8.6 8.8 9.1 9.1 9.5 9.9 1. 1.1 1.1 1.3 県 9.6 1.1 9.9 1.4 1.6 1.6 11.3 13.2 12. 12.2 12.2 12.7 県北 9.2 9.8 9.3 9.8 1 1.1 1.5 11.6 11.5 12.1 12. 12. 死亡率 : 年間死亡数 /1 月 1 日現在人口 1, 資料 : 人口動態統計の概況 福島県 図 21 悪性新生物部位別死亡数割合 平成 23~27 年 85 以上 75~79 65~69 55~59 45~49 35~39 25~29 15~19 5~ 9 胃気管 肺乳がん子宮がん大腸がんその他 総 数 2 4 6 8 1 1
1 ア年齢調整死亡率 ア 悪性新生物 平成 22 年の全国 県の年齢調整死亡率は 全国 男 182.4 全国 女 92.2 県 男 182.6 県 女 89.2 となっている 全国 県の値を基準とすると 県北 男 は 全国 県と 年齢調整死亡率 平成 22 年 男 女 全国 182.4 92.2 県 182.6 89.2 2 資料 : 人口動態特殊報告 横ばいであり 県北 女 は低い傾向である 図 22 悪性新生物 県北 25. 年齢調整死亡率 2. 15. 1. 5.. 18~22 19~23 2~24 21~25 22~26 23~27 男性 191.9 188.3 2.9 19. 184.2 178.7 女性 89. 89.3 89.7 85.7 86.6 85.8 イ 急性心筋梗塞 図 23 平成 22 年の全国 県の年齢調整死亡率は 全国 男 2.4 全国 女 8.4 県 男 36.7 県 女 15.5 となっている 全国 県の値を基準とすると 県北は 男女ともに全国 県の値より高い傾向である 年齢調整死亡率 5. 45. 4. 35. 3. 25. 2. 15. 1. 5.. 急性心筋梗塞 県北 18~22 19~23 2~24 21~25 22~26 23~27 男性 35.9 39. 46.3 46.3 47.2 47.4 女性 15.2 15.2 17. 16. 16.3 16.6 年齢調整死亡率 平成 22 年 男 女 全国 2.4 8.4 県 36.7 15.5 資料 : 人口動態特殊報告 11
ウ 脳血管疾患平成 22 年の全国 県の年齢調整死亡率は 全国 男 49.5 全国 女 26.9 県 男 58.2 県 女 32.7 となっている 全国 県の値を基準とすると 男女ともに全国 < 県北 < 県の順に高い傾向である 図 24 脳血管疾患 県北 7. 年齢調整死亡率 平成 22 年 男 女 全国 49.5 26.9 県 58.2 32.7 資料 : 人口動態特殊報告 年齢調整死亡率 6. 5. 4. 3. 2. 1.. 18~22 19~23 2~24 21~25 22~26 23~27 男性 66.2 63.9 66.3 56.4 53.9 5.4 女性 34.7 33.1 33.9 29.5 28.2 27.3 年齢調整死亡率 1 ; 基準集団の年齢構成の違いを考慮して補正し 基準集団は昭和 6 年としている で 人口構造の影響を受けない死亡率のこと 人口規模が小さい場合 年による変動が大きくなるため 5 年 分の死亡者数を合算して算出している 2 人口動態特殊報告 ; 通常の人口動態統計の報告書には掲載されていない統計表についての集計し 多面 的な分析を行っている加工統計である 年齢調整死亡率は 5 年毎に公表されている 12
3 イ標準化死亡比 平成 23 年 ~27 年 男性は 胆のう 胆道の悪性新生物 急性心筋梗塞 脳梗塞が有意に高い 図 25 2.5 2. 1.5 1..5. 乳房 2.25 胃気管.87 気管支 肺.84 県北 男性 大腸.86 悪性新生物 急性心筋梗塞胆のう 2.18 胆道 1.19 膵 1.1 心不全.98 その他の虚血性心疾患.54 標準化死亡比 3 ; 年齢構成の差異を基準死亡率で調整した値 期待死亡数 の比である 主に小地域の 比較に用いる わが国の平均を 1 とした場合 1 以上の場合は平均より死亡率が多いと判 断され 1 以下の場合は死亡率が低いと判断される 95% 信頼区間 4 : 標本から母集団を推定する場合 標本との誤差を考慮しなければならない 真の値が くも膜下出血 1.4 円の大きさは 総死亡数に比例する 大きいほど総死亡数が多く 小さいほど死亡数が少ない 赤字の疾患は 標準化死亡比が有意に高い 円を縦断する串は 95% 信頼区間 4 を表している 脳梗塞 1.14 脳内出血.85 糖尿病 1.16 肺炎.86 高血圧性疾患.62 慢性閉塞性肺疾患 1.8 心疾患脳血管疾患その他 喘息 1.56 肝疾患.87 腎不全 1.2 老衰 1.3 不慮の事故 1.9 95% の確率で含まれ まちがえる危険性は 5% 未満ということ 信頼区間が広い 円を 縦断する串が長い ものは データ数が少なく 信頼度が低いとみることができる 自殺.81 男性の標準化死亡比の年次推移では 急性心筋梗塞が高く推移している 図 26 年次推移 ; 県北 男性 2.5 2. 1.5 1..5 平成 19-23 2-24 21-25 22-26 23-27 年 悪性新生物.94.83.84.87.87 心疾患 1.19 1.1 1.5 1.1 1.44 脳血管疾患 1.1.92.95 1.2 1.39 急性心筋梗塞 1.67 1.63 1.77 2. 2.18 脳梗塞 1.33 1.13 1.5 1.16 1.14 肺炎.87.81.78.85.86 13
女性は 急性心筋梗塞 くも膜下出血 脳梗塞が有意に高い 図 27 2.5 2. 1.5 1..5. 乳房.73 胃.87 気管 気管支 肺.81 大腸.96 子宮.78 悪性新生物 胆のう 胆道 1.7 急性心筋梗塞 1.93 膵 1.8 心不全.97 その他の虚血性心疾患.53 県北 女性 くも膜下出血 1.22 脳梗塞 1.17 脳内出血.88 糖尿病 1.7 高血圧性疾患.89 肺炎.85 慢性閉塞性肺疾患喘息 1.21 1.8 3 成人保健 肝疾患.94 老衰.96 腎不全.94 心疾患脳血管疾患その他 不慮の事故 1. 自殺.95 女性の標準化死亡比の年次推移でも 急性心筋梗塞が高く推移している 図 28 年次推移 ; 県北 女性 2.5 2. 1.5 1..5 平成 19-23 2-24 21-25 22-26 23-27 年 悪性新生物.97.84.82.86.87 心疾患 1.18.99.91 1.1 1.59 脳血管疾患 1.26.97.91.98 1.74 急性心筋梗塞 1.69 1.53 1.56 1.8 1.93 脳梗塞 1.4 1.17 1.1 1.2 1.17 肺炎.93.84.8.85.85 14
人 3 成人保健 2 特定健康診査 特定保健指導 市町村国保 の状況 平成 27 年度特定健康診査 5 階級別受診率は 55 以上の年齢階級で県の受診率を上 回ったが 4~54 までの年齢階級では県の受診率を下回った 図 29 対象者及び受診者数 3, 25, 2, 15, 1, 5, 4~44 45~49 特定健康診査受診率 5~54 55~59 6~64 65~69 7~74 健診対象者数 4,67 4,561 4,765 6,68 14,659 25,515 21,89 健診受診者数 人 857 944 1,162 2,41 5,92 12,438 1,815 健診受診率 県北 18.6% 2.9% 24.4% 3.6% 4.4% 48.7% 51.3% 健診受診率 県 19.4% 21.3% 25.5% 3.4% 39.5% 47. 49. 6 5 4 3 2 1 受診率 % 内臓脂肪症候群の該当者割合及び予備群者割合は男性が女性より多い 特に男性の6 代で該当者割合が高い 図 3 図 31 メタボ 内臓脂肪症候群 男性メタボ 内臓脂肪症候群 女性 18 35% 16 3 14 12 25% 1 2 8 15% 6 1 4 2 5% 12 1 8 6 4 2 35% 該当者数 人 予備群者数 人 3 該当者割合 % 25% 予備群者割合 % 2 15% 1 5% 15
特定保健指導の積極的支援の利用者は 45~49 4~54 の年齢階級を除いた階級では 県の割合を下回っている 終了者は 4~44 55~59 の年齢階級を除いた階級では県 の割合を下回っている 図 32 動機付け支援については 利用者 終了者ともに 4~44 45~49 を除いた階級で 県の割合を下回っている 図 33 人 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 対象者数 人 19 112 131 178 442 利用者数 人 2 22 33 3 11 終了者 人 16 11 13 3 88 利用者の割合 県北 18.3% 19.6% 25.2% 16.9% 24.9% 利用者の割合 県 19.1% 17.5% 22.5% 2.8% 26.9% 終了者の割合 県北 14.7% 9.8% 9.9% 16.9% 19.9% 終了者の割合 県 13.5% 11.5% 12.6% 16. 21.1% 14 特定保健指導 積極的支援 特定保健指導 動機付け支援 3 25% 2 15% 1 5% 35% 割合 12 1 3 25% 人 8 6 4 2 15% 1 割合 2 5% 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65~69 7~74 対象者数 人 59 68 79 151 343 1331 882 利用者数 人 13 17 17 39 81 313 187 終了者 人 12 18 15 36 83 29 177 利用者の割合 県北 22. 25. 25.1% 25.8% 23.6% 23.5% 21.2% 利用者の割合 県 2. 22.7% 25.5% 31.6% 32.5% 31.2% 3.1% 終了者の割合 県北 2.3% 26.5% 19. 23.8% 24.2% 21.8% 2.1% 終了者の割合 県 18.7% 18.9% 22.3% 27.1% 29.9% 28.3% 27.7% 16
3 がん検診 市町村国保 の現状 胃がん検診 平成 26 27 年度ともに県の受診率を上回った 平成 27 年度県北管内では 本宮市の受診率が最も高くなっている 図 34 胃がん検診受診率 対対象者数 4 ~69 8 7 6 5 4 3 2 1 県県北福島市二本松市伊達市本宮市桑折町国見町川俣町大玉村 26 年度 26. 3.9% 33.4% 23. 29.7% 4.6% 31.7% 32.8% 22.3% 33.7% 27 年度 26.9% 32.4% 33.8% 31.6% 29.5% 41.4% 32. 31.2% 24.7% 34.7% 肺がん 胸部 X 線 検診 平成 26 27 年度ともに県の受診率を上回った 平成 27 年度県北管内では 本宮市の受診率が最も高くなっている 図 35 8 肺がん 胸部 X 線 検診受診率 対対象者数 4 ~69 7 6 5 4 3 2 1 県 県北 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 26 年度 36. 45.4% 35.8% 47.8% 46.8% 54.4% 48. 56.2% 34.2% 4.2% 27 年度 36.9% 47.3% 36.9% 49.9% 47.1% 56.9% 49.1% 54.9% 36.4% 47.2% 17
大腸がん検診 平成 26 27 年度ともに県の受診率を上回った 平成 27 年度県北管内では 本宮市の受診率が最も高くなっている 図 36 大腸がん検診受診率 対対象者数 4 ~69 8 7 6 5 4 3 2 1 県 県北 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 26 年度 31.6% 4.4% 33.2% 39.3% 39.9% 53.3% 39.4% 43.3% 31.1% 43.9% 27 年度 33.9% 43.6% 35.5% 4.7% 43.7% 55.5% 41.8% 46.5% 37.1% 47.7% 乳がん検診 平成 26 27 年度ともに県の受診率を上回った 平成 27 年度県北管内では 本宮市の受診率が最も高くなっている 図 37 8 乳がん検診受診率 対対象者数 4 ~69 7 6 5 4 3 2 1 県 県北 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 26 年度 44.1% 45.3% 43.2% 39.5% 46.6% 59.8% 53.2% 39.6% 47.8% 32.3% 27 年度 44.9% 5.6% 44.8% 42.2% 49.3% 61.9% 51.8% 47.5% 55.4% 51.7% 18
子宮がん 頸部 検診 平成 26 27 年度ともに県の受診率を下回った 平成 27 年度県北管内では 大玉村の受診率が最も高くなっている 図 38 子宮がん 頸部 検診受診率 対対象者数 2~69 8 7 6 5 4 3 2 1 県県北福島市二本松市伊達市本宮市桑折町国見町川俣町大玉村 26 年度 41.5% 45.8% 39.8% 37.7% 43.7% 49.3% 47.4% 36.4% 38.2% 74.5% 27 年度 4.4% 47.2% 4.2% 36. 46.2% 47.4% 46.4% 41.2% 36.8% 83.8% 19
4 献血の状況 平成 27 年度の献血者総数は 12,843 人で前年の 14,165 人を 1,322 人下回ったが 目標達成率は 98.3% と前年の 97. を 1.3 ポイント上回った 図 39 献血者数の推移 県北 3 15 献血者総数 千人 25 2 15 1 5 16.6% 98.1% 94.6% 99. 98.7% 97. 98.3% 1 5 目標人数達成率 % 平成 21 22 23 24 25 26 27 年度 4mL 献血者数 11,525 11,475 11,438 12,9 12,487 12,547 12,45 2mL 献血者数 3,459 3,59 3,678 3,67 2,891 1,618 798 合計目標人数達成率 16.6% 98.1% 94.6% 99. 98.7% 97. 98.3% 資料 : 業務概要 図 4 市町村別献血者数 8, 7, 6, 2mL 4mL 達成率 16 14 12 献血者数 人 5, 4, 3, 2, 1, 1 8 6 4 2 目標達成率 % 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 4mL 7,725 1,336 1,248 725 277 186 258 29 2mL 415 119 121 56 22 16 24 25 達成率 12.5% 93.8% 82.6% 95.1% 11.7% 87.1% 82.2% 138.2% 資料 : 業務概要 2
5 5 がんによる死亡総数に占める在宅死亡の割合 平成 27 年の県北のがんによる在宅死亡の割合及び全死亡に占める在宅死亡の割合は平 成 26 年と同程度であった 国 県よりも高い割合で推移している 図 41 2. 在宅死亡の割合の推移 がん 全死亡 15. 在宅 1. 死亡の 5. 割合. H22 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 % 県北 がん死亡 % 12.3 14.6 16.8 17.3 18.2 18.2 県 がん死亡 % 7.6 7.8 9.9 9.6 9.2 9.4 国 がん死亡 % 7.8 8.2 8.9 9.6 9.9 1.4 県北 全死亡 % 15.1 15.3 16.5 16.8 17.1 16.9 県 全死亡 % 13.3 12.8 14.1 13.8 13.7 13.2 国 全死亡 % 12.6 12.5 12.8 12.9 12.8 12.7 資料 : 人口動態調査より特別に集計 在宅死亡 5 ; ここでいう在宅死亡は 自宅での死亡のみで 老人ホーム 老人デイサービスセンター 老人短期入所施設 養護老人ホーム 特別養護老人ホーム 軽費老人ホーム 老人福祉セ ンター及び老人介護支援センター は含まれない 6 難病患者の状況 特定医療費支給認定 平成 28 年 12 月 1 日現在の特定医療費支給認定申請受理者数は 3,844 人であった 表 1 特定医療費支給認定申請受理者数 H28.12.1 現在 福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 県北地域 県 総数 2,226 49 536 227 99 83 112 71 3,844 13,937 図 42 特定医療費支給認定申請受理者数 対象疾患指定難病 36 疾患 国見町 2% 桑折町 2% 本宮市 6% 伊達市 14% 川俣町 3% 大玉村 2% 福島市 58% 県北管内上位 3 疾患受給者数 1 潰瘍性大腸炎 66 人 16% 2 パーキンソン病 463 人 12% 3 全身性エリテマトーデス 23 人 6% 二本松市 13% 21