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旧市町村吊

Q3. 資本金 500 万円で豊中市内の従業員が 60 人の法人です 均等割の金額を教えてください 豊中市の税率 ( 市町村によって違います ) 資本金等の額 * 従業者数 ( 豊中市内 ) 税額 ( 年額 ) * 50 億円超 10 億超 ~50 億円以下 1 億超 ~10 億円以下 1 千万超

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Q1 法人事業税の負担変動の軽減措置とは どのような制度ですか? A. 平成 27 年度税制改正により導入された 外形標準課税の拡大 ( 所得割の税率引き下げ及び付加価値割 資本割の税率引き上げ ) によって生じる税負担の変動の影響を緩和する措置で 付加価値額が一定以下の法人を対象に税負担の増加につ

9 試験研究費の額に係る法人税額の特別控除額 2 10 還付法人税額等の控除額 3 11 退職年金等積立金に係る法人税額 4 12 課税標準となる法人税額又は個別帰属法人税額及びその法人税割額 の5の欄 ) リース特別控除取戻税額( 別表 1(2) の5の欄又は別表 1(3)

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法人市民税に関するQ&A

法人市民税に関するQ&A

第 20 号様式の記載について 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 堺市長に 1 通 ( 提出用及び入力用 ) を提

平成20年2月

第 20 号様式記載の手引 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 事務所又は事業所 ( 以下 事務所等 といいます )

第20号様式記載要領

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

確定 ( 中間 ) 申告書 ( 第 20 号様式 ) 記載の手引 1 この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します 2 この申告書は 市内の主たる事務所又は事業所 ( 以下 事務所

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

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11 市町村民税の申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中問 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1) 又は (2) に係る修正申告の場合は 修正中間 又は 修正

準用する政令第 6 条の 25 第 1 号に定める金額 11 市町村民税の 申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中間 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1)

Microsoft Word - zeisyou9記載の手引.doc

第20号様式記載の手引

第20号様式記載の手引

II. 課税標準の確定申告と納付 ( 地 税法第 103 条の23) 1. 申告期限 各事業年度の終了 が属する の末 から4ヶ 以内 ( 連結法 は5ヶ 以内 ) に納税地管轄の地 治 団体の に申告 納付しなければなりません 法 地 所得税の申告納付期限は下記のとおり 部変更されました 区分 従

第 20 号様式記載の手引 この申告書の用途等 () この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法以外の法が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 事務所又は事業所 ( 以下 事務所等 といいます ) 所在地の

過納金とは 納付納入の時にはそれに対応する租税債務が存在していたが 結果的に不適法な納付納入となった場合における地方公共団体の徴収金のことであり 1 納付納入の時には一応適法であったものが その申告 更生 決定又は賦課決定が誤って過大にされていたため 後になって減額更正 減額の賦課決定又は賦課決定の

(100分の9.7)

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

資料2-1(国保条例)

人であった法人は 記載しないでください また 千葉市内に恒久的施設を有する外国法人は 記載しないでください ア別表 1(1) を提出する法人 別表 1(1) の 10 の欄の金額 ( ただし 別表 1(1) の 10 の欄の上段に記載された金額 ( 使途秘匿金の支出の額の 40% 相当額 ) がある

H27記載の手引(溶込版)

期末現在の資本金等の額 次に掲げる法人の区分ごとに それぞれ次に定める金額を記載します (1) 連結申告法人以外の法人 ((3) に掲げる法人を除きます ) 法第 292 条第 1 項第 4 号の 5 イに定める額 (2) 連結申告法人 ((3) に掲げる法人を除きます ) 法第 292 条第 1

(100分の9.7)

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所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

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保険業務に係る情報提供料は 請求人の事業に基づいた収入であるとは いえない 第 4 審理員意見書の結論 本件各審査請求は理由がないから 行政不服審査法 4 5 条 2 項によ り 棄却すべきである 第 5 調査審議の経過 審査会は 本件諮問について 以下のように審議した 年月日 審議経過 平成 30

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

①第44号様式

Microsoft Word - ③(様式26号)特別徴収実施確認・開始誓約書

02_(案の2①)概要資料(不均一)

第 20 号様式の記載例 令和元 愛媛県 市 町 1 番 2 号 ( 電話 愛媛県新居浜市一宮町一丁目 5 番 1 号 にいはまはんばい 仮装経理に基づく法人税割額の控除額 指場 定合都市の に 16 申の告計す る算 所在地 本市町村が支店等の場合は本店所在地と併記 (

平成23年度税制改正の主要項目

仕事と税金Guide to Metropolitan Taxes for 2018 個人の事業税の法定業種と税率 納める額税額は 税務署等に提出した確定申告書等の所得金額を基に計算します 事業所得又は ( 及び ) + 不動産所得 (1) 所得税の事業専従者 給与 ( 控除 ) 額 個人の事業税の事

3 減免の期間及び割合 下表の左欄の期間に終了する事業年度又は課税期間に応じて右欄の減免割合を適用します H27.6.1~H 減免割合 5/6 納付割合 1/6 H28.6.1~H 減免割合 4/6 納付割合 2/6 H29.6.1~H 減免割合 3/6 納

平成19年度分から

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2 税金から控除される額 市区町村や都道府県に対する寄附金は 特定寄附金 と呼ばれ 所得税や住民税を計算するときに 寄附金控除が適用され 税が軽減されます 所得税の控除 総所得金額等の 40% が限度 2,000 円 所得税率 住民税の控除基本控除 総所得金額等の 30% が限度 2

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

平成 30 年度改正版 平成 30 年 6 月 1 日から平成 31(2019) 年 5 月 31 日までの間に終了する事業年度に ついては 減免割合が 2/6 に変更となりましたので 30 年度改正版をご使用くださ 1 減免の対象 ( 変更はありません ) 詳細は次ページをご覧ください 1 資本金

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

H30 記載の手引(溶込版)

平成19年度税制改正.xls

所得税確定申告セミナー

及び 何々ビル 等の名称がある場合について記載してください この申告の対象となった事業所用家屋を所有する方と使用する方が異なる場合については所有者の住所氏名を記載してください 期末又は廃止の日現在における事業所等の用に供する部分の床面積 ( 専用床面積 を記載してください 専用床面積に対応する別表

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

2013ワンポイント特別号_償却奉行21.indd

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

する軽自動車をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該 3 輪以上の軽自動車の取得者に環境性能割によって 軽自動車等 ( 法第 442 条第 3 号に規定する軽自動車等をいう 以下軽自動車税について同じ ) に対し 当該軽自動車等の所有者に種別割によって課する 2 前項に規定するもののほか

住宅借入金等特別控除の入力編

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

新・NPO法人申請マニュアル.pwd

Microsoft Word - zeisyou6記載の手引.doc

第一法基通改正7

第 6 号様式記載の手引 H この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間

議案用 12P

Microsoft Word - 02手引(説明).doc

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

1 審査会の結論 平成 28 年度市民税 県民税の賦課決定処分 に係る審査請求は棄却する べきであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要南区長 ( 以下 処分庁 という ) は 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 24 条及び第 294 条並びに横浜市市税

ことも認められています 施行日前 ( 平成 26 年 3 月 31 日以前 ) にリース契約を締結し リース資産の引渡しを行ったリース取引についてこの特例により賃貸借処理を行っている場合には 旧税率の 5% が適用されます 3. 資産の貸付け に関する経過措置指定日の前日 ( 平成 25 年 9 月

イ適用税率別の数と税割課税額税割は資本金の額により適用する税率を決めているので 適用税率別に集計することで資本規模による違いがわかります 税割の税率は標準税率 9.7%(12.3%) と制限税率 12.1%(14.7%) の 2 段階です 9.7% の税率は資本金の額が 1 億円以下のや資本金を有し

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

雇用促進税制に関する Q&A 雇用促進税制について Q1 雇用促進税制とはどのような制度か ( 平成 28 年 4 月 1 日現在 ) Q2 雇用促進税制の適用要件を一度でも満たした場合には その後 適用年度中であれば継続して雇用促進税制の適用を受けることができるのか Q3 雇用者の採用を複数回に分

要件① 雇用者給与等・・・・ (ざっくり) 平成24年度の給与総額と比べて、平成25年以降毎年、一定割合以上給与総額が増えていること。 <雇用者給与等支給額とは> <一定割合とは>

個人住民税の特別徴収に関するQ&A

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

1 給与所得控除額を算出する計算式は給与収入金額によって異なります 今回は給与収入金額 3,600,000 円以上 6,599,999 円以下の場合の式を用いています 2 調整控除額は合計課税所得金額 2,000,000 円超と 2,000,000 円以下で算出方法が異なります 今回は 2,000,

08

一人親方等(第2種)特別加入団体の年度更新手続等について 

法人税 faq

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特別徴収事業者特別徴収事業者であることであること が入札参加申請入札参加申請の要件要件に加わりますわります 個人住民税の特別徴収制度は 地方税法や各市町村の条例等で定められており 所得税の源泉徴収をしている従業員がいる場合は 特別徴収することが義務づけられています 伊佐市では 法令遵守の観点から こ

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

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はじめに 会社の経営には 様々な判断が必要です そのなかには 税金に関連することも多いでしょう 間違った判断をしてしまった結果 受けられるはずの特例が受けられなかった 本来より多額の税金を支払うことになってしまった という事態になり 場合によっては 会社の経営に大きな影響を及ぼすこともあります また

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

件数表(神奈川)

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

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納税義務者について Q 私自身は以前から社会保険に加入しているのに 国保税の納税通知書が私宛に届きましたがなぜですか? A 国保税は世帯主の方に納税義務があります ( 地方税法第 703 条の 4) 世帯主が国保以外の健康保険に加入していても ご家族のどなたかが国保に加入していれば あくまでも加入し

1 審査会の結論 平成 29 年度市民税 県民税税額変更処分 に係る審査請求は棄却するべ きであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要緑区長 ( 以下 処分庁 という ) は 平成 29 年 6 月 1 日 審査請求人に対して 平成 29 年度市民税 県民税賦課決定処分 ( 以下 先行処分 と

「公的年金からの特別徴収《Q&A

Microsoft Word - 資料6-1 個人住民税の特別徴収に係るQ&A(事業者向け)

2.配偶者控除の特例の適用を受ける場合(暦年課税)編

Transcription:

市町合併に伴う法人住民税申告の手引き 平成 20 年 12 月 焼津市課税課

目次 1. 市町合併について P2 2. 合併に伴う申告の方法の変更について ( 概略 ) P3 3. 不均一課税の概要 P4 4. 均等割の算定 P5~6 5. 法人税割の算定 P7 6. 合併に伴う法人市民税の申告明細書 P8 7. 申告書の記載例 P9~16 1

1. 焼津市と大井川町の合併について 本市は 平成 20 年 11 月 1 日に大井川町を編入し ( 新 ) 焼津市となりました 市町村合併に際しては 合併する相互の市町村間で地方税の賦課に関し税率が異なるなどの理由により 合併後直ちにその全区域にわたって均一の課税をすることが著しく衡平を欠くと認められる場合があります このような場合には 市町村合併が行われた年度及びこれに続く 5 年度に限り 不均一の課税をすることができるとされています ( 市町村の合併の特例等に関する法律第 16 条第 1 項 ) 現在 焼津市においては 法人税割において資本金等の額が 1 億円を超える法人に対し制限税率 (14.5%) を採用しておりますが 大井川町は全法人に対し標準税率 (12.3%) を採用しています そこで 現行税率の市町間格差と焼津市における制限税率採用の目的を考慮し 法人市民税の適用すべき法人税割の税率を協議した結果 市町合併日の前日 ( 平成 20 年 10 月 31 日 ) に大井川町のみに事務所 事業所を有する単独法人 または大井川町と焼津市以外に事務所 事業所を有する分割法人については 法人税割を標準税率のまま 3 年間 ( 平成 24 年 3 月 31 日までに終了する事業年度分まで ) 不均一課税を採用することとなりました また 均等割につきましても 合併に伴い 後述のとおり特殊な計算方法により算出していただくことになります 申告にあたっては 申告書とともに 合併に伴う法人市民税の申告明細書 の提出が必要となりますので 何卒よろしくお願い致します なお 焼津市のみに事務所 事業所を有する法人につきましては 合併に伴う変更はありません 2

2. 合併に伴う申告方法の変更について ( 概略 ) 確定申告 事業年度末日が平成 20 年 11 月 1 日以後に到来する法人の申告方法が変わります 1. 法人税割額について 1 資本金等の額が 1 億円以下の法人 従来どおり 標準税率 12.3% の税率を適用して算出して下さい 2 資本金等の額が 1 億円超の法人ア. 合併日前日において 旧大井川町のみに事務所 事業所を有する法人又は旧大井川町と焼津市以外の市町村に事務所 事業所を有する法人 従来どおり 標準税率 12.3% の税率を適用して算出して下さい イ. 焼津市と旧大井川町両方に事務所 事業所を有する法人 従来どおり 制限税率 14.5% の税率を適用して算出して下さい 2. 均等割額について 1 旧大井川町のみに事務所 事業所を有する法人又は大井川町と焼津市以外の市町村に事務所 事業所を有する法人 事業年度開始日 ~ 合併日前日までの月割り計算分 と 合併日 ~ 事業年度末日までの月割り計算分 を合算して算出して下さい 2 旧大井川町と焼津市の両方に事務所 事業所を有する法人 旧大井川町分として 事業年度開始日 ~ 合併日前日までの月割り分 と焼津市分として 事業年度開始日 ~ 事業年度終了日までの月割り分 (1 事業年度分 ) を合算して算出して下さい 予定申告又は仮決算による中間申告 事業年度開始の日が平成 20 年 5 月 2 日以後の法人の申告方法が変わります 1. 法人税割額について 旧大井川町に所在する法人の前事業年度の法人税割額により算出した分 と 焼津市に所在する法人の前事業年度の法人税割額により算出した分 を合算して算出して下さい 2. 均等割額について 1 旧大井川町のみに事務所 事業所を有する法人又は大井川町と焼津市外の市町村に事務所 事業所を有する法人 事業年度開始日 ~ 合併日前日までの月割り計算分 と 合併日 ~ 事業年度末日までの月割り計算分 を合算して算出して下さい 2 旧大井川町と焼津市の両方に事務所 事業所を有する法人 旧大井川町分として 事業年度開始日 ~ 合併日前日までの月割り分 と焼津市分として 事業年度開始日 ~6 か月経過した日までの月割り分 を合算して算出して下さい 3

3. 不均一課税の概要 不均一課税の対象となる法人 旧大井川町にのみ事務所 事業所を有する法人 旧大井川町と焼津市以外に事務所 事業所を有する法人 市町合併日の前日 ( 平成 20 年 10 月 31 日 ) 時点で 上記のいずれかにあてはまる法人は 法人税割を標準税率のままとします ただし 平成 24 年 3 月 31 日までに終了する事業年度分までが不均一課税期間となりますのでご了承ください なお 合併日以後にこれらの法人が 新たに合併前の焼津市の区域内に事務所 事業所を設けた場合には その事業年度分以後は 資本金等の額によっては制限税率で申告していただくことになります 不均一課税の対象とならない法人 焼津市に事務所 事業所を有する法人 上記にあてはまる法人は不均一課税が適用されませんので 資本金等の額によっては 制限税率で申告いただくことになります 4

4. 均等割の算定 市町合併日を含む事業年度を設定している法人の均等割については 合併期日の前日までの税率で計算した消滅市町村の均等割合計額を 新市町村が承継することとなります したがって 旧大井川町にのみ事務所 事業所がある法人は 旧大井川町分を合併日の前日までで月割計算し 合併日以後の分を合併日から事業年度末日までで月割計算した額の合計となります 焼津市と旧大井川町それぞれに事務所 事業所がある法人は 旧大井川町の分の均等割は合併期日の前日までで月割計算し 焼津市の分の均等割は1 事業年度分をそのまま申告納付することになります また 焼津市にのみ事務所 事業所がある法人は 合併に伴う変更はありませんので 現行どおりの均等割の算定により申告いただきます 例 1 東京都に本店があり 旧大井川町にのみ事務所 事業所がある法人 事業年度平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 資本等の金額 1,000 万円 住業者数全従業者数 100 人旧大井川町 30 人 均等割額 旧大井川町分 合併期日前日の税率 50,000 円 7 ヶ月 12 ヶ月 =29,100 円 ( 百円未満切り捨て ) 焼津市分 事業年度末日の税率 50,000 円 5 ヶ月 12 ヶ月 =20,800 円 ( 百円未満切り捨て ) 均等割合計額 29,100 円 +20,800 円 =49,900 円 旧大井川町 7 ヶ月 税率 ( 基準日は合併日前日 ) 5 ヶ月 税率 ( 基準日は事業年度末日 ) 4/1 11/1 3/31 市町合併日 5

例 2 東京都に本店があり 焼津市 旧大井川町にそれぞれ事務所 事業所がある法人 事業年度平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 資本等の金額 1,000 万円 住業者数全従業者数 100 人焼津市 30 人旧大井川町 30 人 均等割額 旧大井川町分 合併期日前日の税率 50,000 円 7 ヶ月 12 ヶ月 =29,100 円 ( 百円未満切り捨て ) 焼津市分 事業年度末日の税率 120,000 円 12 ヶ月 12 ヶ月 =120,000 円均等割合計額 29,100 円 +120,000 円 =149,100 円 旧大井川町 7 ヶ月 税率 ( 基準日は合併日前日 ) 市町合併日 4/1 11/1 3/31 申告不要 ( 焼津市に合算 ) 焼津市 市町合併日 12 ヶ月 税率 ( 基準日は事業年度末日 ) 4/1 11/1 3/31 6

5. 法人税割の算定 法人税割には 均等割と違い 合併に伴い消滅市町村から承継市町村へ承継されるという概念はありません 市町合併日の前後で月割り計算を行わず あくまで事業年度の末日現在における法人税割額を算定します 確定申告の例 東京都に本店があり 焼津市 旧大井川町のそれぞれに事務所 事業所がある法人 事業年度平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 資本金等の金額 2 億円 住業者数全従業者数 100 人焼津市 30 人旧大井川町 30 人 法人税額 8,550,000 円 法人税割額 8,550,000 円 100 人 60 人 =5,130,000 円 5,130,000 円 14.5%=743,800 円 ( 百円未満切り捨て ) 予定申告の例 焼津市 旧大井川町それぞれに事務所 事業所がある法人 事業年度平成 20 年 10 月 1 日 ~ 平成 21 年 9 月 30 日 資本金等の金額 1,000 万円 前事業年度の法人税割額焼津市 300,000 円 (37 人 ) ( ) 内は従業員数旧大井川町 200,000 円 (15 人 ) 法人税割額 焼津市分 300,000 円 6 ヶ月 12 ヶ月 =150,000 円 旧大井川町分 200,000 円 6 ヶ月 12 ヶ月 =100,000 円法人税割合計額 150,000 円 +100,000 円 =250,000 円 7

6. 合併に伴う法人市民税の申告明細書 について (1) 合併に伴う法人市民税の申告明細書 とは焼津市と旧大井川町の合併に伴い 法人市民税の確定申告書 予定申告書の提出の際に申告明細書を添付していただきます これは 均等割算出の際の基礎資料となりますので 添付が必要となる法人は必ず提出して下さい なお この 合併に伴う法人市民税の申告明細書 は 課税課より確定申告書 予定申告書に同封し送付します また 焼津市のホームページからダウンロードしていただくこともできます (2) 申告明細書添付の必要の有無次の要件にあてはまる法人は申告明細書の添付が必要となります 1 焼津市と旧大井川町それぞれに事務所 事業所を有する分割法人で 市町村合併日 ( 平成 20 年 11 月 1 日 ) を含む事業年度を設定している法人 2 旧大井川町のみに事務所 事業所を有する法人及び 旧大井川町と焼津市以外に事務所 事業所を有する法人 (3) 申告明細書の添付が必要となる申告 確定申告書への添付 平成 20 年 11 月 1 日 ( 市町村合併日 ) を含む事業年度分 予定申告書への添付 平成 20 年 5 月 2 日から平成 20 年 10 月 31 日までに開始する事業年度分 8

7. 申告書の記載例 確定申告の記載例 1 東京都に本店があり 旧大井川町に事務所 事業所がある法人 事業年度 資本等の金額 住業者数 法人税額 平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 1,000 万円全従業者数 100 人大井川町 30 人 1,000,000 円 < 法人税割額 > 1,000,000 円 100 人 30 人 =300,000 円 300,000 円 12.3%=36,900 円 < 均等割額 > 旧大井川町分 合併期日前日の税率 50,000 円 7 ヶ月 12 ヶ月 =29,100 円 焼津市分 事業年度末日の税率 50,000 円 5 ヶ月 12 ヶ月 =20,800 円均等割合計額 29,100 円 +20,800 円 =49,900 円 確定申告の記載例 2 東京都に本店があり 焼津市と旧大井川町それぞれに事務所 事業所がある法人 事業年度 資本等の金額 従業者数 法人税額 平成 20 年 4 月 1 日 ~ 平成 21 年 3 月 31 日 1,000 万円全従業者数 100 人焼津市 30 人旧大井川町 30 人 1,000,000 円 < 法人税割額 > 1,000,000 円 100 人 60 人 =600,000 円 600,000 円 12.3%=73,800 円 < 均等割額 > 旧大井川町分 合併期日前日の税率 50,000 円 7 ヶ月 12 ヶ月 =29,100 円 焼津市分 事業年度末日の税率 120,000 円 12 ヶ月 12 ヶ月 =120,000 円均等割合計額 29,100 円 +120,000 円 =149,100 円 9

予定申告の記載例 焼津市と旧大井川町それぞれに事務所 事業所がある法人 事業年度平成 20 年 10 月 1 日 ~ 平成 21 年 9 月 30 日 資本金等の金額 1,000 万円 前事業年度の法人税割額焼津市 300,000 円 (37 人 ) ( ) 内は従業員数旧大井川町 200,000 円 (15 人 ) < 法人税割額 > 旧大井川町分 200,000 円 6 ヶ月 12 ヶ月 =100,000 円 焼津市分 300,000 円 6 ヶ月 12 ヶ月 =150,000 円法人税割合計額 100,000 円 +150,000 円 =250,000 円 < 均等割額 > 旧大井川町分 合併期日前日の税率 50,000 円 1 ヶ月 12 ヶ月 =4,100 円 焼津市分 算定期間末日の税率 120,000 円 6 ヶ月 12 ヶ月 =60,000 円均等割合計額 4,100 円 +60,000 円 =64,100 円 10

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