第 4 章 環境影響評価の項目並びに調査 予測及び評価の手法とその選定理由
第 4 章環境影響評価の項目並びに調査 予測及び評価の手法とその選定理由 4.1 環境影響評価の項目及びその選定理由環境影響評価の項目は 環境影響評価に関する技術的方法等の一般的指針 ( 平成 11 年 1 月 25 日北海道告示第 127 号 )( 以下 指針 という ) に基づいて 本事業の主な事業特性及び地域特性を踏まえ 環境影響要因とその環境要素を検討して選定した 1. 主な事業特性 (1) 工事の施工中に関する内容 対象事業実施区域は 工業地域等にある既造成地である 主要な工事としては 土木建築工事 ボイラ 蒸気タービン 発電機等の機械装置据付工事等であり これらの工事に伴い重機の稼働がある 工事用資材等の搬出入として ボイラ 蒸気タービン 発電機 変圧器 鉄骨類等の大型重量物 一般工事用資材 小型機器等の搬入 廃棄物等の搬出及び工事関係者の通勤がある 工事に伴って発生する排水は 仮設排水処理装置により適切に処理した後 対象事業実施区域に隣接する排水口を通じて釧路市公共下水道に排出する計画である 工事に伴って産業廃棄物が発生する 工事に伴って発生する掘削土は 対象事業実施区域で埋戻し 整地及び盛土として利用する計画であり 敷地外に搬出する残土の発生はない 必要な緑地を確保するとともに適切な緑化を行う (2) 工事の完了後 ( 発電所の運転開始後 ) に関する内容 施設の存在として 建設された発電設備を有し 新たな地形改変は行わない 燃料の種類は石炭及びバイオマス( 木質ペレット PKS) であり 石炭は釧路コールマイン株式会社から陸上輸送 バイオマス ( 木質ペレット PKS) は海外から釧路港までは海上輸送し その後陸上輸送により受け入れる 発電所の運転に伴い ばい煙の発生がある 燃料の輸送に際しては 荷台へのシート展張 屋内での荷降ろし及び密閉式の燃料貯蔵設備とし 粉じん等の拡散を防止する計画である 復水器の冷却方式は強制通風吸引方式を採用することから 海域等からの冷却水の取水や海域等への温排水の放水はないが 水蒸気白煙の発生がある 発電所の運転に伴い 無触媒脱硝法による窒素酸化物低減のため 尿素をボイラ内に注入するが 設備の適正な維持管理を行うことにより 臭気の漏えいを防止する計画である プラント用水は 水供給会社( 坑内水 下水処理水 上水 ) から供給を受ける プラント排水は 発電所内の排水処理設備で適切に処理し 原則として水供給会 4-1
社に温水や選炭水として供給する 生活排水は 釧路市公共下水道へ排水する 機械等の稼働として ボイラ 蒸気タービン 発電機 主変圧器 冷却塔 空気圧縮機等の運転がある 資材等の搬出入は 発電用燃料である石炭及びバイオマス( 木質ペレット PKS) 発電所の補修用資材 薬品等の搬入 焼却灰の搬出及び従業員の通勤等がある 施設の稼働に伴い 二酸化炭素が発生する 発電設備から産業廃棄物が発生する 2. 主な地域特性 (1) 大気環境 9km 圏及びその周辺の測定局における二酸化硫黄 二酸化窒素及び浮遊粒子状物質は 全ての一般局で環境基準に適合している 対象事業実施区域( 発電所用地 ) は 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) に基づき 工業地域に指定されている 対象事業実施区域周辺には住宅地等が分布している (2) 動植物 植生及び生態系 対象事業実施区域を含む釧路市には 既存資料により植物の重要な種の生育及び動物の重要な種の生息が確認されている 対象事業実施区域は 標高 30~40m の釧路段丘 ( 春採段丘 ) に立地する既造成地であり 一部は工業用地として利用されているが その他は未利用地となっており この未利用地は造成による人工的な基盤に路傍 空地雑草群落 牧草地等が分布しているが 森林 湿地及び河川の分布はない (3) 景観 身近な自然 対象事業実施区域周辺には主要な眺望点が存在し 主要な交通ルート周辺には身 近な自然 ( 野外レクリエーション地を含む ) がある (4) その他の環境 対象事業実施区域周辺には 重要な地形が存在している 対象事業実施区域には 重要な地形及び地質はない 3. 環境影響評価の項目及びその選定の理由 本事業の主な事業特性及び地域特性を踏まえ 環境影響評価の項目及びその選定理由 は 第 4-1 表のとおり選定した 4-2
土地の存在改変後の廃棄物の発生第 4-1 表環境影響評価の項目の選定及びその選定理由 環境要素の 環境影響要因の 工事の施工中 一時的影響資材等の運搬重機の稼働施工による工事の完了後 資材等の運搬施設の存在施設の稼働選定理由等 1. 人の健康の保護及び生活環境の保全に係る要素 2. 生物の多様性の確保及び多様な自然環境の保全に係る要素 3. 身近な自然との触れ合いに係る要素 4. 地球環境保全及び循環型社会に係る要素 5. 一般環境中の放射性物質に係る要素 硫黄酸化物 発電燃料には石炭を使用することから 評価項目として選定する 窒素酸化物 工事用資材等及び発電燃料等の運搬については 計画している主要な交通ルート沿いに民家等が存在すること 対象事業実施区域周辺に民家等が存在し 工事中の重機の稼働及び施設の稼働に伴い窒素酸化物が発生することから 評価項目として選定する 浮遊粒子状物質 発電燃料に石炭及びバイオマス ( 木質ペレット PKS) を使用することから 評価項目として選定する 1. 大気汚染発電燃料の石炭は釧路コールマイン株式会社から陸上輸送して使用するが 輸送に際しては荷台へのシートの展張 屋内での荷石炭粉じん降ろし及び密閉式の燃料貯蔵設備とし 周辺への影響が小さいと考えられることから 評価項目として選定しない 粉じん等 工事用資材等及び発電燃料等の運搬については 計画している主要な交通ルート沿いに民家等が存在すること 対象事業実施区域周辺に民家等が存在し 工事中の重機の稼働に伴い粉じんの発生が考えられることから 評価項目として選定する 冷却塔白煙 対象事業実施区域周辺に道路及び民家が存在し 施設の稼働により白煙が発生することから 評価項目として選定する 施工箇所からの建設工事排水は 仮設排水処理装置により適切に処理した後 対象事業実施区域に隣接する排水口を通じて釧路 2. 水質汚濁 水の汚れ 濁り 市公共下水道へ排水する計画であることから 評価項目として選定しない また プラント排水は原則として水供給会社へ供給し 温水や選炭水として有効利用されること 生活排水は釧路市公共下水道へ排水する計画であることから 評価項目として選定しない 環境騒音 対象事業実施区域周辺に民家が存在することから 評価項目として選定する 3. 騒音及び超低周波音 4. 振動 5. 悪臭悪臭 道路交通騒音 工事用資材等及び発電燃料等の運搬については 計画している主要な交通ルート沿いに民家が存在することから 評価項目として選定する 超低周波音 対象事業実施区域周辺に民家が存在することから 評価項目として選定する 環境振動 対象事業実施区域周辺に民家が存在することから 評価項目として選定する 道路交通振動 工事用資材等及び発電燃料等の運搬については 計画している主要な交通ルート沿いに民家が存在することから 評価項目として選定する 工事中において 悪臭の原因となる物質は使用しないこと 工事完了後においては 無触媒接触法による窒素酸化物低減のため 尿素をボイラ内に注入するが 設備の適正な管理を行うことにより臭気の漏えいを防止する計画であることから 評価項目とし て選定しない 6. 土壌汚染 土壌汚染 工事中及び工事完了後において 土壌汚染の原因となる物質は使用しないことから 評価項目として選定しない 7. 地盤沈下 地盤沈下 工事中及び工事完了後において 地盤沈下の原因となる地下水の汲み上げは行わないことから 評価項目として選定しない 8. 日照障害 日照障害 施設の存在による影響が及ぶ範囲に民家が存在しないことから 評価項目として選定しない 9. 電波障害 電波障害 著しい電波障害を引き起こす恐れのある施設の存在 大型仮設工作物及び建設機械の稼働はないことから 評価項目として選定しない 1. 地形 地質 地形 表層地質及び土壌 対象事業実施区域には 重要な地形及び地質が存在しないことから 評価項目として選定しない 2. 植物 植生 種子植物及びシダ植物 既存資料等により 対象事業実施区域には重要な種の生育の可能性が考えられることから 評価項目として選定する 3. 動物 哺乳類 鳥類 両生 は虫類 昆虫類 既存資料等により 対象事業実施区域には重要な種の生息の可能性が考えられることから 評価項目として選定する 4. 生態系 生態系 対象事業実施区域は既造成地であり 工事による樹木の伐採はなく 造成により改変を受ける草地等も人工的な基盤に分布しており 現在成立している生態系に及ぼす影響がほとんどないと考えられることから 評価項目として選定しない 1. 景観 自然景観 都市景観 対象事業実施区域周辺には 主要な眺望点が存在することから 評価項目として選定する 2. 身近な自然 身近な自然 ( 野外レクリエーション地を含む ) 工事用資材等及び発電燃料等の運搬については 計画している主要な交通ルート沿いに身近な自然 ( 野外レクリエーション地を含む ) が存在することから 評価項目として選定する 1. 温室効果ガス二酸化炭素 施設の稼働により二酸化炭素が発生することから 評価項目として選定する 一般廃棄物 産業廃棄物 工事中及び工事完了後において 一般廃棄物及び産業廃棄物が発生することから 評価項目として選定する 2. 廃棄物等建設発生土建設発生土については 対象事業実施区域内で全量有効利用し 残土の発生はないことから 評価項目として選定しない 1. 放射線の量放射線の量 注 : 及び は 環境影響評価の項目として選定する項目を示し は環境影響評価の項目の検討を行い方法書以降に追加選定した項目を示す 事業の特性 地域の特性及び概況を踏まえ 放射性物質が相当程度拡散又は流出するおそれがないことから 評価項目として選定しない 4-3
環境要素環境影響要因大硫黄酸化物気汚染4.2 調査 予測及び評価の手法の選定 環境影響評価における調査 予測及び評価の手法は 指針 に基づき 本事業の事業特性及び地域特性を踏まえて 第 4-2~10 表のとおり選定した 第 4-2 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 硫黄酸化物の濃度の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況気象概況は 気象庁 HP の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 2 高層気象高層気象 ( 風向 風速 ) は 釧路支庁管内広域廃棄物処理施設生活環境影響調査書 の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 ( 昭和 27 年運輸省令第 101 号 ) 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 ( 原子力安全委員会 昭和 57 年 ) 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 日射量及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った (2) 硫黄酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 釧路市環境白書平成 28 年度版 ( 釧路市 平成 29 年 ) 等による二酸化硫黄濃度の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 大気の汚染に係る環境基準について に定められる方法により 二酸化硫黄濃度を測定し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域 9km 圏及びその周辺 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況対象事業実施区域の最寄りの気象官署である釧路地方気象台とした 2 高層気象対象事業実施区域周辺の釧路市高山とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 二酸化硫黄の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域を包含する範囲に設定 気象概況の把握に適切な地点 調査地域における高層気象の現況把握 予測及び評価の実施に適切な地点 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 (2) 硫黄酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 第 4-1 図 (1) 大気汚染の調査位置 ( 広域 ) に示す 9km 圏及びその周辺において 地方公共団体が設置している一般局 2 地点 ( 釧路高専 昭和小学校 ) とした 現地調査 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域周辺における大気調査地点 ( 一般局 )1 地点 ( 釧路市春採 3 丁目 ) とした 調査地域における二酸化硫黄の概況の把握に適切な地点 二酸化硫黄の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域 ( 発電所から陸側に向かう風下方向にある住居地域 ) に設定 当初予定位置 ( 釧路市春採 4 丁目 ) における実施上の理由 ( 観測装置の設置等 ) より 調査地点を変更 4-4
環境要素環境影響要因大硫黄酸化物気汚染第 4-2 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 5 調査期間等 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況入手可能な最新の資料である平成 28 年とした 2 高層気象入手可能な最新の資料である平成 13~14 年とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った (2) 硫黄酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である至近の 5 年間 ( 平成 23~27 年度 ) とした 現地調査 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続調査を行った 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 経年変化を把握するため 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 詳細な大気質の状況を把握するため 四季調査から 1 年間の調査に変更 6 予測の基本的な手法 (1) 年平均値の予測 窒素酸化物総量規制マニュアル 新版 ( 公害研究対策センター 平成 12 年 )( 以下 NOx マニュアル という ) 等に示される方法により 年平均値濃度の数値計算を行った 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 (2) 日平均値の予測 NOx マニュアル 等に示される方法により 日平均値濃度の数値計算を行った (3) 特殊気象条件下における予測特殊な気象条件下で発生する短期高濃度について 気象条件を考慮して NOx マニュアル 等に示される方法により 1 時間値濃度の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点予測地域内において 施設の稼働による二酸化硫黄の着地濃度が相対的に高くなる地域 民家等の位置を考慮して選定した 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 硫黄酸化物に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 硫黄酸化物に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 大気の汚染に係る環境基準について との整合が図られているかを検討した 調査地域に準じて設定 指針に従い 4-5
環境要素環境影響要因大窒素酸化物気汚染第 4-2 表 (3) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 気象概況は 気象庁 HP 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 二酸化窒素に係る環境基準について に定められる方法により 窒素酸化物濃度を測定し 調査結果の整理及び解析を行った (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 道路交通センサス一般交通量調査 ( 国土交通省 HP) 等による交通量等の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 1 道路構造に係る状況調査地点の道路の構造 車線数 幅員及び縦横断形状について調査し 調査結果の整理及び解析を行った 2 交通量に係る状況調査地点の方向別 車種別交通量及び走行速度を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域工事用資材及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートのうち 対象事業実施区域に近い市道興津通及び興津鶴ヶ岱通の沿道及び周辺の地域とした 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 工事及び発電所関係車両が集中し 窒素酸化物に係る影響が最も大きくなると想定される地域を設定 4 調査地点 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 対象事業実施区域の最寄りの気象官署である釧路地方気象台とした 現地調査 主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す大気調査地点 ( 沿道 ) 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 気象概況の把握に適切な地点 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 調査地点における気象状況を適切に把握するため 対象事業実施区域から各地点での実施に変更 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す大気調査地点 ( 沿道 ) 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの一般交通量調査地点 ( 釧路市富士見 2 丁目 ) とした 現地調査 主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す交通量調査地点 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 調査地域の主要な交通ルートにおいて対象事業実施区域により近い地点に設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 4-6
環境要素環境影響要因大窒素酸化物気汚染第 4-2 表 (4) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 5 調査期間等 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 28 年とした 現地調査 冬季 : 平成 28 年 2 月 17 日 ~23 日 ( 興津 1 丁目及び興津 2 丁目 ) 平成 28 年 2 月 9 日 ~15 日 ( 興津 5 丁目 ) 春季 : 平成 28 年 5 月 20 日 ~26 日夏季 : 平成 28 年 7 月 29 日 ~8 月 4 日秋季 : 平成 28 年 9 月 30 日 ~10 月 6 日 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 1 年間を代表する状況の把握に適切な時期及び期間を設定 調査地点の変更に伴い 窒素酸化物濃度の調査と同時期の実施へと変更 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 冬季 : 平成 28 年 2 月 17 日 ~23 日 ( 興津 1 丁目及び興津 2 丁目 ) 平成 28 年 2 月 9 日 ~15 日 ( 興津 5 丁目 ) 春季 : 平成 28 年 5 月 20 日 ~26 日夏季 : 平成 28 年 7 月 29 日 ~8 月 4 日秋季 : 平成 28 年 9 月 30 日 ~10 月 6 日 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 22 年とした 現地調査 交通の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 資材等の運搬が想定される 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )14:00~ 8 日 ( 金 )14:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )12:00~10 日 ( 日 )12:00 6 予測の基本的な手法環境保全のために講じようとする対策を踏まえ 道路環境影響評価の技術手法 ( 平成 24 年度版 ) ( 国土交通省国土技術政策総合研究所 独立行政法人土木研究所 平成 25 年 ) に示される方法により 工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) による日平均値濃度の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 1 年間を代表する状況の把握に適切な時期及び期間を設定 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 1 年間を代表する状況の把握に適切な時期及び期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 事業計画に合わせ 工事の施工中及び完了後に資材等の運搬を実施する土 日曜日を追加 予測計算の方法を変更 8 予測地点 4 調査地点 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等 (1) 工事用資材等の搬出入工事用資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の運行による窒素酸化物の排出量が最大になる時期 ( 工事開始後 18 ヶ月目 ) とした 調査地点に準じて設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 (2) 資材等の搬出入資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の運行による窒素酸化物の排出量が最大になる時期 ( 発電所の定常運転時及び定期点検時 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 窒素酸化物に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 二酸化窒素に係る環境基準について との整合が図られているかを検討した 指針に従い 4-7
環境要素環境影響要因大窒素酸化物気汚染第 4-2 表 (5) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 重機の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 日射量及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 二酸化窒素に係る環境基準について に定められる方法により 窒素酸化物濃度を測定し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域対象事業実施区域を中心とした半径約 1km の範囲 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域周辺における大気調査地点 ( 一般局 )1 地点 ( 釧路市春採 3 丁目 ) とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 重機の稼働特性 範囲等を勘案し 二酸化窒素着地濃度が相対的に高くなると想定される範囲を設定 重機の稼働箇所となる対象事業実施区域に設定 二酸化窒素の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域 ( 重機の稼働箇所から陸側に向かう風下方向にある住居地域 ) に設定 当初予定位置 ( 釧路市春採 4 丁目 ) における実施上の理由 ( 観測装置の設置等 ) より 調査地点を変更 5 調査期間等 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った (2) 窒素酸化物の濃度の状況 現地調査 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続調査を行った 6 予測の基本的な手法 NOx マニュアル 等に示される方法により 日平均値濃度の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点予測地域内において 重機の稼働による窒素酸化物の着地濃度が相対的に高くなる地域 民家等の位置を考慮して選定した 9 予測対象時期等重機の稼働による窒素酸化物の排出量が最大になる時期 ( 工事開始後 6~17 ヶ月目 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 窒素酸化物に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 二酸化窒素に係る環境基準について との整合が図られているかを検討した 工事計画を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 指針に従い 詳細な大気質の状況を把握するため 四季調査から 1 年間の調査に変更 適切な予測対象時期の選定となるよう 重機の稼働台数の最大時期から窒素酸化物の排出量が最大になる時期に変更 4-8
環境要素環境影響要因大窒素酸化物気汚染第 4-2 表 (6) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 窒素酸化物の濃度の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況気象概況は 気象庁 HP の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 2 高層気象高層気象 ( 風向 風速 ) は 釧路支庁管内広域廃棄物処理施設生活環境影響調査書 の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 日射量及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った (2) 窒素酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 釧路市環境白書平成 28 年度版 等による二酸化窒素濃度の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 二酸化窒素に係る環境基準について に定められる方法により 窒素酸化物濃度を測定し 調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域 9km 圏及びその周辺 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況対象事業実施区域の最寄りの気象官署である釧路地方気象台とした 2 高層気象対象事業実施区域周辺の釧路市高山とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした (2) 窒素酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 第 4-1 図 (1) 大気汚染の調査位置 ( 広域 ) に示す 9km 圏及びその周辺において 地方公共団体が設置している一般局 2 地点 ( 釧路高専 昭和小学校 ) とした 現地調査 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域周辺における大気調査地点 ( 一般局 )1 地点 ( 釧路市春採 3 丁目 ) とした 二酸化窒素の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域を包含する範囲に設定 気象概況の把握に適切な地点 調査地域における高層気象の現況把握 予測及び評価の実施に適切な地点 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 調査地域における二酸化窒素の現況把握 予測及び評価の実施に適切な地点 二酸化窒素の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域 ( 発電所から陸側に向かう風下方向にある住居地域 ) に設定 当初予定位置 ( 釧路市春採 4 丁目 ) における実施上の理由 ( 観測装置の設置等 ) より 調査地点を変更 4-9
環境要素環境影響要因大窒素酸化物気汚染第 4-2 表 (7) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 5 調査期間等 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況入手可能な最新の資料である平成 28 年とした 2 高層気象入手可能な最新の資料である平成 13~14 年とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った (2) 窒素酸化物の濃度の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である至近の 5 年間 ( 平成 23~27 年度 ) とした 現地調査 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続調査を行った 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 経年変化を把握するため 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 詳細な大気質の状況を把握するため 四季調査から 1 年間の調査に変更 6 予測の基本的な手法 (1) 年平均値の予測 NOx マニュアル 等に示される方法により 年平均値濃度の数値計算を行った 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 (2) 日平均値の予測 NOx マニュアル 等に示される方法により 日平均値濃度の数値計算を行った (3) 特殊気象条件下における予測特殊な気象条件下で発生する短期高濃度について 気象条件を考慮して NOx マニュアル 等に示される方法により 1 時間値濃度の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点予測地域内において 施設の稼働による窒素酸化物の着地濃度が相対的に高くなる地域 民家等の位置を考慮して選定した 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 窒素酸化物に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 窒素酸化物に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 二酸化窒素に係る環境基準について 等との整合が図られているかを検討した 調査地域に準じて設定 指針に従い 4-10
環境要素環境影響要因大浮遊粒子状物質気汚染第 4-2 表 (8) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 浮遊粒子状物質の濃度の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況気象概況は 気象庁 HP の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 2 高層気象高層気象 ( 風向 風速 ) は 釧路支庁管内広域廃棄物処理施設生活環境影響調査書 の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 日射量及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 (2) 浮遊粒子状物質の濃度の状況 文献その他の資料調査 釧路市環境白書平成 28 年度版 等による浮遊粒子状物質濃度の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 大気の汚染に係る環境基準について に定められる方法により 浮遊粒子状物質濃度を測定し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域 9km 圏及びその周辺 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況対象事業実施区域の最寄りの気象官署である釧路地方気象台とした 2 高層気象対象事業実施区域周辺の釧路市高山とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした (2) 浮遊粒子状物質の濃度の状況 文献その他の資料調査 第 4-1 図 (1) 大気汚染の調査位置 ( 広域 ) に示す 9km 圏及びその周辺において 地方公共団体が設置している一般局 2 地点 ( 釧路高専 昭和小学校 ) とした 現地調査 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域周辺における大気調査地点 ( 一般局 )1 地点 ( 釧路市春採 3 丁目 ) とした 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 浮遊粒子状物質の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域を包含する範囲に設定 気象概況の把握に適切な地点 調査地域における高層気象の現況把握 予測及び評価の実施に適切な地点 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 調査地域における浮遊粒子状物質の現況把握 予測及び評価の実施に適切な地点 浮遊粒子状物質の着地濃度が相対的に高くなると想定する地域 ( 発電所から陸側に向かう風下方向にある住居地域 ) を選定 当初予定位置 ( 釧路市春採 4 丁目 ) における実施上の理由 ( 観測装置の設置等 ) より 調査地点を変更 4-11
環境要素環境影響要因大浮遊粒子状物質気汚染第 4-2 表 (9) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 5 調査期間等 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 1 気象概況入手可能な最新の資料である平成 28 年とした 2 高層気象入手可能な最新の資料である平成 13~14 年とした 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った (2) 浮遊粒子状物質の濃度の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である至近の 5 年間 ( 平成 23~27 年度 ) とした 現地調査 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続調査を行った 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 経年変化を把握するため 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 詳細な大気質の状況を把握するため 四季調査から 1 年間の調査に変更 6 予測の基本的な手法 (1) 年平均値の予測 NOx マニュアル 等に示される方法により 年平均値濃度の数値計算を行った 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 (2) 日平均値の予測 NOx マニュアル 等に示される方法により 日平均値濃度の数値計算を行った (3) 特殊気象条件下における予測特殊な気象条件下で発生する短期高濃度について 気象条件を考慮して NOx マニュアル 等に示される方法により 1 時間値濃度の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 調査地域に準じて設定 8 予測地点予測地域内において 施設の稼働による浮遊粒子状物質の着地濃度が相対的に高くなる地域 民家等の位置を考慮して選定した 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 浮遊粒子状物質に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 浮遊粒子状物質に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 大気の汚染に係る環境基準について との整合が図られているかを検討した 指針に従い 4-12
環境要素環境影響要因大粉じん等気汚染第 4-2 表 (10) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 1 調査する情報 (1) 気象の状況 (2) 粉じん量の状況 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 気象概況は 気象庁 HP 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 北海道知事の意見を踏まえ 環境影響項目として追加 (2) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 道路交通センサス一般交通量調査 等による交通量等の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 1 道路構造に係る状況調査地点の道路の構造 車線数 幅員及び縦横断形状について調査し 調査結果の整理及び解析を行った 2 交通量に係る状況調査地点の方向別 車種別交通量及び走行速度を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域工事用資材及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートのうち 対象事業実施区域に近い市道興津通及び興津鶴ヶ岱通の沿道及び周辺の地域とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 対象事業実施区域の最寄りの気象官署である釧路地方気象台とした 現地調査 主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す大気調査地点 ( 沿道 )3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした (2) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの一般交通量調査地点 ( 釧路市富士見 2 丁目 ) とした 現地調査 主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す交通量調査地点 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 工事及び発電所関係車両が集中し 粉じん等による影響が最も大きくなると想定される地域を設定 気象概況の把握に適切な地点 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 4-13
環境要素環境影響要因大粉じん等気汚染第 4-2 表 (11) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 5 調査期間等 (1) 気象の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 28 年とした 現地調査 冬季 : 平成 28 年 2 月 17 日 ~23 日 ( 興津 1 丁目及び興津 2 丁目 ) 平成 28 年 2 月 9 日 ~15 日 ( 興津 5 丁目 ) 春季 : 平成 28 年 5 月 20 日 ~26 日夏季 : 平成 28 年 7 月 29 日 ~8 月 4 日秋季 : 平成 28 年 9 月 30 日 ~10 月 6 日 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 1 年間を代表する状況の把握に適切な時期及び期間を設定 北海道知事の意見を踏まえ 環境影響項目として追加 (2) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 22 年とした 現地調査 交通の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 資材等の運搬が想定される 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )14:00~ 8 日 ( 金 )14:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )12:00~10 日 ( 日 )12:00 6 予測の基本的な手法環境保全のために講じようとする対策を踏まえ 道路環境影響評価の技術手法 ( 平成 24 年度版 ) に示される方法により 工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) による粉じん量の数値計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点主要な交通ルート及び沿道の民家等の位置を踏まえ 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す交通量調査地点 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 9 予測対象時期等 (1) 工事用資材等の搬出入工事用資材等の搬出入に用いる大型車交通量が最大になる時期 ( 工事開始後 18 ヶ月目 ) とした 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 1 年間を代表する状況の把握に適切な時期及び期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 予測地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 (2) 資材等の搬出入資材等の搬出入に用いる大型車交通量が最大になる時期 ( 発電所の定常運転時 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 粉じん等に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 指針に従い 4-14
環境要素環境影響要因大粉じん等気汚染第 4-2 表 (12) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の施工中 重機の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 日射量及び放射収支量 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域を中心とした半径約 1km の範囲 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした 5 調査期間等 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った 6 予測の基本的な手法環境保全のために実施する対策等を踏まえ 重機の稼働状況や気象の状況を整理及び解析し 民家等の位置を考慮して影響の程度の予測を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点対象事業の工事に伴う粉じん等の環境影響を把握できる地点として 民家等の位置を考慮し 対象事業実施区域近傍とした 9 予測対象時期等重機の稼働台数が最大となり 粉じん等の発生量が最大になる時期 ( 工事開始後 3~6 ヶ月目 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 粉じん等に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 重機の稼働特性 範囲等を勘案し 粉じん等の拡散影響が想定される範囲を設定 重機の稼働箇所となる対象事業実施区域に設定 工事計画を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 指針に従い 4-15
環境要素環境影響要因大冷却塔白煙気汚染第 4-2 表 (13) 調査 予測及び評価の手法 ( 大気汚染 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 気象の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 気象業務法施行規則 及び 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針 等に基づく方法により 地上気象 ( 風向 風速 気温 湿度 ) を観測し 観測結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域から半径約 4km の範囲 ( 海域は除く ) とした 4 調査地点 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) に示す対象事業実施区域内の地上気象観測地点 1 地点とした 5 調査期間等 (1) 気象の状況 現地調査 ( 地上気象観測 ) 1 年間 ( 平成 28 年 2 月 1 日 ~ 平成 29 年 1 月 31 日 ) の連続観測を行った 6 予測の基本的な手法機械通風式冷却塔に適用可能な 機械通風式冷却塔白煙を対象とした数値モデルの開発 ( 電力中央研究所研究報告 V05032 平成 18 年 ) に基づき 冷却塔白煙の発生頻度等を把握した 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点予測地域内において 施設の稼働による冷却塔白煙の環境影響を把握できる地点として 対象事業実施区域近傍の道路及び民家を対象とした 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 冷却塔白煙による環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 既往の事例等を参考として 冷却塔白煙による影響が想定される範囲を設定 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な期間に設定 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 対象事業実施区域周辺への影響が想定されたことから調査地域を変更 4-16
第 4-1 図 (1) 大気汚染の調査位置 ( 広域 ) 4-17
第 4-1 図 (2) 大気汚染の調査位置 ( 狭域 ) 4-18
環境要素環境影響要因騒環境騒音音及び超低周波音第 4-3 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 騒音及び超低周波音 ) 工事の施工中 重機の稼働 1 調査する情報 (1) 騒音の状況 (2) 地表面の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 騒音の状況 現地調査 特定建設作業に伴って発生する騒音の規制に関する基準 に定められる騒音レベル測定方法 (JIS Z 8731) により時間率騒音レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 地表面の状況 現地調査 草地 舗装面等の地表面の状況について調査し 調査結果の整理を行った 3 調査地域対象事業実施区域とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 発生源となる重機の稼働特性 範囲等を勘案し 対象事業実施区域を設定 4 調査地点 (1) 騒音の状況 現地調査 第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 振動 ) に示す対象事業実施区域の敷地境界の 4 地点とした (2) 地表面の状況 現地調査 (1) 騒音の状況 と同じ地点とした 5 調査期間等 (1) 騒音の状況 現地調査 環境騒音の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )11:00~ 8 日 ( 金 )11:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )11:00~10 日 ( 日 )11:00 (2) 地表面の状況 現地調査 (1) 騒音の状況 と同じ期間とした 6 予測の基本的な手法音の伝搬理論に基づく騒音レベルの予測計算式 ( 日本音響学会 ASJ CN-Model 2007) により 予測地点における重機の稼働に伴う騒音レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 発生源と住居地域の位置関係から 住居地域に対しての影響が最も大きくなると想定される対象事業実施区域の敷地境界に設定 工事計画を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 対象事業実施区域の確定に伴い 1 地点を追加 事業計画に合わせ 工事の施工中に重機の稼働がある土 日曜日を追加 8 予測地点 4 調査地点 (1) 騒音の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等重機の稼働により騒音に係る環境影響が最大と想定される時期 ( 工事開始後 17 ヶ月目 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 騒音に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 騒音規制法の規定による 特定建設作業において発生する騒音の規制に関する基準 との整合が図られているかを検討した 調査地点に準じて設定 対象事業実施区域の確定に伴い 1 地点を追加 指針に従い 4-19
環境要素環境影響要因騒環境騒音音及び超低周波音第 4-3 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 騒音及び超低周波音 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 騒音の状況 (2) 地表面の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 騒音の状況 現地調査 特定工場等において発生する騒音の規制に関する基準 に定められる騒音レベル測定方法 (JIS Z 8731) により時間率騒音レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 地表面の状況 現地調査 草地 舗装面等の地表面の状況について調査し 調査結果の整理を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) とした 4 調査地点 (1) 騒音の状況 現地調査 第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 振動 ) に示す対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界の 3 地点とした (2) 地表面の状況 現地調査 (1) 騒音の状況 と同じ地点とした 5 調査期間等 (1) 騒音の状況 現地調査 環境騒音の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )11:00~ 8 日 ( 金 )11:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )11:00~10 日 ( 日 )11:00 (2) 地表面の状況 現地調査 (1) 騒音の状況 と同じ期間とした 6 予測の基本的な手法音の伝搬理論に基づく騒音レベルの予測計算式により 予測地点における施設の稼働に伴う騒音レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点 4 調査地点 (1) 騒音の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 騒音に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 騒音に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 騒音規制法の規定による 特定工場等において発生する騒音の規制に関する基準 との整合が図られているかを検討した 施設の稼働箇所となる対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) を設定 発生源と住居地域の位置関係から 住居地域に対しての影響が最も大きくなると想定される対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界に設定 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 調査地点に準じて設定 指針に従い 事業計画に合わせ 工事の完了後に施設の稼働がある土 日曜日を追加 4-20
環境要素環境影響要因騒道路交通騒音音及び超低周波音第 4-3 表 (3) 調査 予測及び評価の手法 ( 騒音及び超低周波音 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 1 調査する情報 (1) 道路交通騒音の状況 (2) 沿道の状況 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 2 調査の基本的な手法 (1) 道路交通騒音の状況 現地調査 騒音に係る環境基準について に定められる騒音レベル測定方法 (JIS Z 8731) により等価騒音レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 住宅地図等による住宅等の立地状況の概略情報の収集及び当該情報の整理を行った 現地調査 調査地点の沿道において 住宅等の配置状況を調査し 調査結果の整理及び解析を行った (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 道路交通センサス一般交通量調査 等による交通量等の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 1 道路構造に係る状況調査地点の道路の構造 車線数 幅員及び縦横断形状について調査し 調査結果の整理及び解析を行った 2 交通量に係る状況調査地点の方向別 車種別交通量及び走行速度を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートは 市道興津通及び興津鶴ヶ岱通を利用する計画であることから その沿道及び周辺の地域とした 4 調査地点 (1) 道路交通騒音の状況 現地調査 第 4-2 図 (2) 騒音及び振動の調査位置 ( 道路交通騒音 道路交通振動 ) に示す道路交通騒音調査地点 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの地点とした 現地調査 (1) 道路交通騒音の状況 と同じ地点とした (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの一般交通量調査地点 ( 釧路市富士見 2 丁目 ) とした 現地調査 (1) 道路交通騒音の状況 と同じ地点とした 工事及び発電所関係車両が集中し 騒音影響が最も大きくなると想定される地域を設定 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 4-21
環境要素環境影響要因騒道路交通騒音音及び超低周波音第 4-3 表 (4) 調査 予測及び評価の手法 ( 騒音及び超低周波音 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 5 調査期間等 (1) 道路交通騒音の状況 現地調査 道路交通騒音の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )14:00~ 8 日 ( 金 )14:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )12:00~10 日 ( 日 )12:00 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期及び期間を設定 事業計画に合わせ 工事の施工中及び工事の完了後に資材等の運搬を実施する土 日曜日を追加 (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 (1) 道路交通騒音の状況 の現地調査と同じ日とした (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 22 年とした 現地調査 (1) 道路交通騒音の状況 の現地調査と同じ日とした 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 6 予測の基本的な手法音の伝搬理論に基づく等価騒音レベルの予測計算式 ( 日本音響学会 ASJ RTN-Model 2013) により 等価騒音レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 最新の手法に変更 8 予測地点 4 調査地点 (1) 道路交通騒音の状況 と同じ地点とした 調査地点に準じて設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 9 予測対象時期等 (1) 工事の施工中 ( 資材等の運搬 ) 工事用資材等の運搬に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の小型車換算交通量が最大になる時期 ( 工事開始後 18 ヶ月目 ) とした (2) 工事の完了後 ( 資材等の運搬 ) 資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の小型車換算交通量が最大になる時期 ( 発電所の定常運転時及び定期点検時 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 騒音に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 騒音に係る環境基準について との整合が図られているかを検討した 騒音規制法の規定による 自動車騒音の要請限度 を超過しないかを検討した 指針に従い 4-22
環境要素環境影響要因騒超低周波音音及び超低周波音第 4-3 表 (5) 調査 予測及び評価の手法 ( 騒音及び超低周波音 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 超低周波音の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 超低周波音の状況 現地調査 低周波音の測定方法に関するマニュアル ( 環境庁大気保全局 平成 12 年 ) に定められる低周波音測定方法により測定し 調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) とした 4 調査地点 (1) 超低周波音の状況 現地調査 第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 環境振動 ) に示す対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界の 3 地点とした 5 調査期間等 (1) 超低周波音の状況 現地調査 超低周波音の状況を代表とする平日から土 日曜日とし 72 時間の測定を以下の時期に行った 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )11:00~ 10 日 ( 日 )11:00 6 予測の基本的な手法超低周波音の伝搬理論により 予測地点における超低周波音レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点 4 調査地点 (1) 超低周波音の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 超低周波音に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行うこととする 超低周波音に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 施設の稼働箇所となる対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) を設定 発生源と住居地域の位置関係から 住居地域に対しての影響が最も大きくなると想定される対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界に設定 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 調査地点に準じて設定 指針に従い 事業計画に合わせ 工事の完了後に施設の稼働がある平日から土 日曜日までの期間に変更 4-23
環境要素環境影響要因振動環境振動第 4-4 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 振動 ) 工事の施工中 重機の稼働 1 調査する情報 (1) 振動の状況 (2) 地盤の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 振動の状況 現地調査 振動規制法施行規則 に定められる振動レベル測定方法により時間率振動レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 地盤の状況 文献その他の資料調査 地権者である太平洋興発株式会社が 平成 27 年 9 月 28 日 ~10 月 5 日に対象事業実施区域で実施したボーリング調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域とした 4 調査地点 (1) 振動の状況 現地調査 第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 振動 ) に示す対象事業実施区域の敷地境界の 4 地点とした (2) 地盤の状況 現地調査 対象事業実施区域の範囲とした 5 調査期間等 (1) 振動の状況 現地調査 環境振動の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )11:00~ 8 日 ( 金 )11:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )11:00~10 日 ( 日 )11:00 (2) 地盤の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 27 年 9 月 28 日 ~10 月 5 日とした 6 予測の基本的な手法振動の伝搬理論に基づき 予測地点における重機の稼働に伴う振動レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 発生源となる重機の稼働特性 範囲等を勘案し 対象事業実施区域を設定 発生源と住居地域の位置関係から 住居地域に対しての影響が最も大きくなると想定される対象事業実施区域の敷地境界に設定 工事計画を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 対象事業実施区域の確定に伴い 1 地点を追加 事業計画に合わせ 工事の施工中に重機の稼働がある土 日曜日を追加 8 予測地点 4 調査地点 (1) 振動の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等重機の稼働により振動に係る環境影響が最大と想定される時期 ( 工事開始後 17 ヶ月目 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 振動に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 振動規制法の規定による 特定建設作業において発生する振動の規制に関する基準 との整合が図られているかを検討した 調査地点に準じて設定 対象事業実施区域の確定に伴い 1 地点を追加 指針に従い 4-24
環境要素環境影響要因振動環境振動第 4-4 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 振動 ) 工事の完了後 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 振動の状況 (2) 地盤の状況 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 北海道知事の意見を踏まえ 環境影響項目として追加 2 調査の基本的な手法 (1) 振動の状況 現地調査 振動規制法施行規則 及び 特定工場等において発生する振動の規制に関する基準 に定められる振動レベル測定方法により時間率振動レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 (2) 地盤の状況 文献その他の資料調査 地権者である太平洋興発株式会社が 平成 27 年 9 月 28 日 ~10 月 5 日に対象事業実施区域で実施したボーリング調査結果の整理及び解析を行った 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 3 調査地域対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) とした 4 調査地点 (1) 振動の状況 現地調査 第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 振動 ) に示す対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界の 4 地点とした (2) 地盤の状況 現地調査 対象事業実施区域の範囲とした 5 調査期間等 (1) 振動の状況 現地調査 環境振動の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )11:00~ 8 日 ( 金 )11:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )11:00~10 日 ( 日 )11:00 (2) 地盤の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 27 年 9 月 28 日 ~10 月 5 日とした 6 予測の基本的な手法振動の伝搬理論に基づき 予測地点における施設の稼働に伴う振動レベルの予測計算を行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点 4 調査地点 (1) 振動の状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等発電所の運転が定常状態となり 振動に係る環境影響が最大になる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 振動に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 振動規制法の規定による 特定工場等において発生する振動の規制に関する基準 との整合が図られているかを検討した 施設の稼働箇所となる対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) を設定 発生源と住居地域の位置関係から 住居地域に対しての影響が最も大きくなると想定される対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) の敷地境界に設定 地盤の状況の把握に適切な資料を選定 発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施において 適切な期間を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 調査地点に準じて設定 指針に従い 4-25
環境要素環境影響要因振動道路交通振動第 4-4 表 (3) 調査 予測及び評価の手法 ( 振動 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 1 調査する情報 (1) 道路交通振動の状況 (2) 沿道の状況 (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 2 調査の基本的な手法 (1) 道路交通振動の状況 現地調査 振動規制法施行規則 に定められる振動レベル測定方法により時間率振動レベルを測定し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 住宅地図等による住宅等の立地状況の概略情報の収集及び当該情報の整理を行った 現地調査 調査地点の沿道において 住宅等の配置状況を調査し 調査結果の整理及び解析を行った (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 道路交通センサス一般交通量調査 等による交通量等の情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 1 道路構造に係る状況調査地点の道路の構造 車線数 幅員及び縦横断形状について調査し 調査結果の整理及び解析を行った 2 交通量に係る状況調査地点の方向別 車種別交通量及び走行速度を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートは 市道興津通及び興津鶴ヶ岱通を利用する計画であることから その沿道及び周辺の地域とした 4 調査地点 (1) 道路交通振動の状況 現地調査 第 4-2 図 (2) 騒音及び振動の調査位置 ( 道路交通騒音 道路交通振動 ) に示す道路交通振動調査地点 3 地点 ( 釧路市興津 1 丁目 興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの地点とした 現地調査 (1) 道路交通振動の状況 と同じ地点とした (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの一般交通量調査地点 ( 釧路市富士見 2 丁目 ) とした 現地調査 (1) 道路交通振動の状況 と同じ地点とした 工事及び発電所関係車両が集中し 振動影響が最も大きくなると想定される地域を設定 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 4-26
環境要素環境影響要因振動道路交通振動第 4-4 表 (4) 調査 予測及び評価の手法 ( 振動 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 5 調査期間等 (1) 道路交通振動の状況 現地調査 道路交通振動の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )14:00~ 8 日 ( 金 )14:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )12:00~10 日 ( 日 )12:00 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期及び期間を設定 事業計画に合わせ 工事の施工中及び工事の完了後に資材等の運搬を実施する土 日曜日を追加 (2) 沿道の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 22 年とした 現地調査 (1) 道路交通振動の状況 の現地調査と同じ日とした (3) 道路構造及び当該道路における交通量に係る状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料である平成 22 年とした 現地調査 (1) 道路交通振動の状況 の現地調査と同じ日とした 6 予測の基本的な手法振動の伝搬理論に基づく旧建設省土木研究所提案式により 振動レベルの予測計算をを行った 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測地点 4 調査地点 (1) 道路交通振動の状況 と同じ地点とした 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 調査地点に準じて設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 9 予測対象時期等 (1) 工事の施工中 ( 資材等の運搬 ) 工事用資材等の運搬に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の小型車換算交通量が最大になる時期 ( 工事開始後 18 ヶ月目 ) とした (2) 工事の完了後 ( 資材等の運搬 ) 資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の交通量が最大になる時期 ( 発電所の定常運転時及び定期点検時 ) とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 振動に係る環境影響が実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 振動規制法の規定による 道路交通振動の要請限度 を超過しないかを検討した 指針に従い 4-27
第 4-2 図 (1) 騒音 超低周波音及び振動の調査位置 ( 環境騒音 超低周波音 振動 ) 4-28
第 4-2 図 (2) 騒音及び振動の調査位置 ( 道路交通騒音 道路交通振動 ) 4-29
環境要素環境影響要因植物重要な種及び重要な群落第 4-5 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 植物 ) 工事の施工中 施工による一時的影響 工事の完了後 改変後の土地の存在 施設の存在 1 調査する情報 (1) 種子植物その他主な植物 ( 以下 陸生植物 という ) に関する植物相及び植生の状況 (2) 重要な種及び重要な群落の分布 生育及び生育環境の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 文献その他の資料調査 北海道の希少野生生物北海道レッドデータブック 2001 ( 北海道 平成 13 年 ) 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 現地調査の基本的な手法は 次によるものとした 1 植物相 : 現地踏査による目視観察 2 植生 : ブラウン-ブランケの植物社会学的植生調査法 (2) 重要な種及び重要な群落の分布 生育及び生育環境の状況 文献その他の資料調査 北海道の希少野生生物北海道レッドデータブック 2001 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 の現地調査で確認された種のリストに基づき 重要な種及び重要な群落の分布 生育及び生育環境の状況等を調査し 調査結果の整理及び解析等を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 植物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 植物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 3 調査地域 文献その他の資料調査 文献の記載状況を踏まえ 対象事業実施区域及びその周辺とした 現地調査 植物相は対象事業実施区域とし 植生調査は対象事業実施区域及びその周辺とした 4 調査地点 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 第 4-3 図植物の調査位置 に示す対象事業実施区域及びその周辺とした (2) 重要な種及び重要な群落の分布 生育の状況及び生育環境の状況 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 の現地調査と同じ地点とした (3) 陸域の植物の外来種 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 の現地調査と同じ地点とした 施工による一時的影響や 土地や施設の存在する場所となる対象事業実施区域及びその周辺を設定 調査地域に準じて設定 対象事業実施区域の隣接地域との関連性を把握するため 対象事業実施区域の周辺を追加 対象事業実施区域の隣接地域との関連性を把握するため 対象事業実施区域の周辺を追加 対象事業実施区域の隣接地域との関連性を把握するため 対象事業実施区域の周辺を追加 保全を図る区域等への影響を検討するため追加 4-30
環境要素環境影響要因植物重要な種及び重要な群落第 4-5 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 植物 ) 工事の施工中 施工による一時的影響 工事の完了後 改変後の土地の存在 施設の存在 5 調査期間等 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 植物相は 1 年間とし冬季を除いた季節ごとに各 1 回行った 春季 ; 平成 28 年 5 月 26 27 日夏季 ; 平成 28 年 7 月 23~25 日秋季 ; 平成 28 年 9 月 23 24 日植生は 夏季に 1 回行った 夏季 ; 平成 28 年 7 月 24 25 日 (2) 重要な種及び重要な群落の分布 生育及び生育環境の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 の現地調査と同じ期間とした (3) 陸域の植物の外来種 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 (1) 陸生植物に関する植物相及び植生の状況 の現地調査と同じ期間とした 植物の生育特性を勘案し 現況把握 予測及び評価に適切な時期を設定 植物の生育特性を勘案し 現況把握 予測及び評価に適切な時期を設定 植物の生育特性を勘案し 現況把握 予測及び評価に適切な時期を設定 夏季の植生調査において十分把握できたことから 秋季の植生調査を省略 夏季の植生調査において十分把握できたことから 秋季の植生調査を省略 保全を図る区域等への影響を検討するため追加 6 予測の基本的な手法保全を図るべき対象を選定しなかったことから 予測は実施しなかった 7 評価の手法保全を図るべき対象を選定しなかったことから 評価は実施しなかった 指針に従い 左記のとおり選定しなかった理由を記載 指針に従い 左記のとおり選定しなかった理由を記載 4-31
第 4-3 図 植物の調査位置 4-32
環境要素環境影響要因動物重要な種及び注目すべき生息地第 4-6 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 動物 ) 工事の施工中 施工による一時的影響 工事の完了後 改変後の土地の存在 施設の存在 1 調査する情報 (1) 哺乳類 鳥類 は虫類 両生類 昆虫類 ( 以下 陸生動物 という ) に関する動物相の状況 (2) 重要な種及び注目すべき生息地の分布 生息及び生息環境の状況 2 調査の基本的な手法 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 文献その他の資料調査 北海道環境データベース ( 北海道 平成 27 年 ) 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 現地調査の基本的な手法は 次によるものとした 1 哺乳類 : フィールドサイン 直接観察 捕獲法 任意観察 2 鳥類 : ラインセンサス法 ポイントセンサス法 任意観察 3 は虫類 両生類 : 直接観察 任意観察 4 昆虫類 : 一般採集法 ベイトトラップ法 ライトトラップ法 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 動物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施にに適切な手法を選定 (2) 重要な種及び注目すべき生息地の分布 生息及び生息環境の状況 文献その他の資料調査 北海道の希少野生生物北海道レッドデータブック 2001 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 の現地調査で確認された種のリストに基づき 重要な種及び注目すべき生息地の分布 生息の状況 生息環境の状況及び繁殖状況等を調査し 調査結果の整理及び解析を行った また 既存資料で希少な猛禽類の生息の可能性が考えられたことから ポイントセンサス法により生息の状況 生息環境の状況及び繁殖状況等を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 3 調査地域 文献その他の資料調査 文献の記載状況を踏まえ 対象事業実施区域及びその周辺とした 現地調査 対象事業実施区域とした なお 確認状況によって対象事業実施区域周辺で確認されたものも記録した 4 調査地点 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 第 4-4 図動物の調査位置 に示す対象事業実施区域とした (2) 重要な種及び注目すべき生息地の分布 生息及び生息環境の状況 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 の現地調査と同じ地点とした 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 動物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 施工による一時的影響や 土地や施設の存在する場所となる対象事業実施区域及びその周辺を設定 調査地域に準じて設定 既存資料により希少猛禽類の生息の可能性が考えられたことから追加 4-33
環境要素環境影響要因動物重要な種及び注目すべき生息地第 4-6 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 動物 ) 工事の施工中 施工による一時的影響 工事の完了後 改変後の土地の存在 施設の存在 5 調査期間等 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 1 哺乳類 :1 年間とし季節ごとに各 1 回行った 冬季 ; 平成 28 年 2 月 22 23 日春季 ; 平成 28 年 5 月 25~27 日夏季 ; 平成 28 年 7 月 22~24 日秋季 ; 平成 28 年 9 月 21~24 日 2 鳥類 :1 年間とし生息の特性に応じて 以下の時期に行った 冬季 ; 平成 28 年 2 月 22 23 日春季 ; 平成 28 年 4 月 18 19 日 5 月 26 27 日夏季 ; 平成 28 年 7 月 21 22 日秋季 ; 平成 28 年 9 月 21 22 日 10 月 19 20 日 3 爬虫類 両生類 :1 年間とし冬季を除いた季節ごとに各 1 回行った 春季 ; 平成 28 年 5 月 26 27 日夏季 ; 平成 28 年 7 月 23 24 日秋季 ; 平成 28 年 9 月 23 24 日 4 昆虫類 :1 年間とし冬季を除いた季節ごとに各 1 回行った 春季 ; 平成 28 年 5 月 23~27 日夏季 ; 平成 28 年 7 月 21~24 日秋季 ; 平成 28 年 9 月 20~24 日 動物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価に適切な時期を設定 (2) 重要な種及び重要な群落の分布 生育及び生育環境の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 (1) 陸生動物に関する動物相の状況 の現地調査と同じ期間とした また 希少な猛禽類については 以下の時期に行った 平成 28 年 2 月 22~24 日 3 月 16~18 日 4 月 18~20 日 5 月 23~25 日 6 月 20~22 日 7 月 20~22 日 8 月 18~20 日 9 月 20~22 日 10 月 19~21 日 11 月 23~25 日 12 月 20~22 日 平成 29 年 1 月 20~22 日 6 予測の基本的な手法環境保全のために実施する対策等を踏まえ 保全を図るべき対象 ( 重要な種及び注目すべき生息地 ) を選定し これらの分布又は生息環境の改変の程度等を把握した上で 類似事例の引用又は解析により影響を予測した 7 予測地域 3 調査地域 と同じ地域とした 8 予測対象時期等 (1) 工事の施工中工事の施工中において 保全を図るべき対象 ( 重要な種 ) の生息環境への影響が最大になる時期とした (2) 工事の完了後発電所の運転開始後において 保全を図るべき対象 ( 重要な種 ) の生息環境が安定する時期とした 9 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 保全を図るべき対象 ( 重要な種 ) に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 動物生態を勘案し 現況把握 予測及び評価に適切な時期を設定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 調査地域に準じて設定 指針に従い 既存資料により希少猛禽類の生息の可能性が考えられたことから追加 4-34
第 4-4 図 動物の調査位置 4-35
環境要素環境影響要因景観自然景観 都市景観及び農村(里地)景観第 4-7 表調査 予測及び評価の手法 ( 景観 ) 工事の完了後 施設の存在 施設の稼働 1 調査する情報 (1) 主要な眺望点 (2) 景観資源の状況 (3) 主要な眺望景観の状況 2 調査の基本的な手法 文献その他の資料調査 日本の自然景観北海道版 ( 環境庁 平成元年 ) 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 現地踏査による写真撮影及び目視確認による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 3 調査地域対象事業実施区域を中心とした 9km 圏程度の範囲とした 4 調査地点 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 眺望点及び景観資源の分布状況並びに不特定多数の者の視点場所を考慮して 主要な眺望点を 第 4-5 図景観の調査位置 に示す 4 地点とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 必要な情報を適切に把握できる既存資料を選定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 土地や施設の規模 周囲の地形の状況及び地域の視程を踏まえ 適切な範囲を設定 調査地域において 左記のとおり現況把握 予測及び評価の実施に適切な位置を設定 北海道知事の意見を踏まえ 主要な眺望点 ( 周辺住居地域 ) を追加 5 調査期間等 文献その他の資料調査 入手可能な最新の資料とした 現地調査 季節の変化や利用状況等を考慮して 視認状況が良好な時期 ( 平成 28 年 6 月 24 日 ) に行った 6 予測の基本的な手法施設の存在については 主要な眺望点より撮影した現況写真に 発電所の完成予想図を合成するフォトモンタージュ法により 眺望景観の変化の程度を視覚的表現によって予測した 施設の稼働については 機械通風式冷却塔に適用可能な 機械通風式冷却塔白煙を対象とした数値モデルの開発 に基づき 冷却塔白煙の発生頻度等を把握した 7 予測地域対象事業実施区域 ( 発電所用地 ) を中心とした半径約 3km の範囲とした 8 予測地点 4 調査地点 の現地調査と同じ地点とした 9 予測対象時期等発電所の建物等が完成した時期及び発電所の運転が定常状態となる時期とした 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 主要な眺望景観に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 左記のとおり 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を選定 指針に従い 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 主要な眺望点の状況を踏まえて 現況把握 予測及び評価の実施に適切な範囲を設定 調査地点に準じて設定 指針に従い 北海道知事の意見を踏まえ 適切な予測手法を選定 ( 追加 ) 北海道知事の意見を踏まえ 主要な眺望点 ( 周辺住居地域 ) を追加 施設の稼働を環境影響要因に追加したことから 適切な表現に修正 4-36
第 4-5 図 景観の調査位置 4-37
環境要素環境影響要因身身近な自然及び野外レクリエーション地近な自然第 4-8 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 身近な自然 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 1 調査する情報 (1) 身近な自然及び野外レクリエーション地の状況 (2) 交通量に係る状況 2 調査の基本的な手法 (1) 身近な自然及び野外レクリエーション地の状況 文献その他の資料調査 釧路市のホームページ等による情報の収集及び当該情報の整理を行った 現地調査 現地踏査により 身近な自然及び野外レクリエーション地へのアクセスルートの案内状況や利用環境の状況を把握し 調査結果の整理及び解析を行った (2) 交通量に係る状況 文献その他の資料調査 道路交通センサス一般交通量調査 等による情報の収集並びに当該情報の整理及び解析を行った 現地調査 調査地点の方向別 車種別交通量を調査し 調査結果の整理及び解析を行った 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査地域対象事業実施区域を中心とした半径約 3km の範囲とした 4 調査地点 (1) 身近な自然及び野外レクリエーション地の状況 文献その他の資料調査 3 調査地域 と同じ地域とした 現地調査 第 4-6 図 (1) 身近な自然の調査位置 ( 主要な身近な自然 ) に示す主要な身近な自然の 11 地点とした 工事及び発電所関係車両が集中し アクセスルートへの影響が最も大きくなると想定される地域を設定 調査地域の主要な交通ルートにおいて 対象事業実施区域により近い地点に設定 (2) 交通量に係る状況 文献その他の資料調査 主要な交通ルート沿いの一般交通量調査区間 ( 釧路市富士見 2 丁目 ) とした 現地調査 第 4-6 図 (2) 身近な自然の調査位置 ( 交通量 ) に示す交通量調査地点 2 地点 ( 釧路市興津 2 丁目 興津 5 丁目 ) とした 5 調査期間等 (1) 身近な自然及び野外レクリエーション地の状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新資料とした 現地調査 身近な自然及び野外レクリエーション地の利用状況を勘案し アクセスルートの案内状況や利用環境の状況を適切に把握できる以下の時期に行った 平成 28 年 5 月 21 日 6 月 24 日 10 月 13 日 (2) 交通量に係る状況 文献その他の資料調査 入手可能な最新資料である平成 22 年とした 現地調査 交通の状況を代表する平日及び土 日曜日とし 24 時間の測定を以下の時期に行った 平日 ; 平成 28 年 7 月 7 日 ( 木 )14:00~ 8 日 ( 金 )14:00 土 日曜日 ; 平成 28 年 7 月 9 日 ( 土 )12:00~10 日 ( 日 )12:00 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 工事計画及び発電所の運用を勘案し 現況把握 予測及び評価の実施に適切な時期を設定 主要な交通ルートの追加及び身近な自然へのアクセスルートの関係等から調査地点を変更 詳細な状況把握のため 現地調査を追加 事業計画に合わせ 工事の施工中及び工事の完了後に資材等の運搬を実施する土 日曜日を追加 4-38
環境要素環境影響要因身身近な自然及び野外レクリエーション地近な自然第 4-8 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 身近な自然 ) 工事の施工中 資材等の運搬 工事の完了後 資材等の運搬 6 予測の基本的な手法工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートの沿道における交通量の変化の程度を検討し 利用特性への影響を予測した 7 予測地域工事用資材等の搬出入及び資材等の搬出入に用いる主要な交通ルートは 主要地方道の釧路環状線 ( 道道 113 号 ) 市道興津通及び興津鶴ヶ岱通を利用する計画であることから その沿道及び周辺の地域とした 8 予測地点 4 調査地点 (2) 交通に係る状況 と同じ地点とした 9 予測対象時期等 (1) 工事の施工中 ( 資材等の運搬 ) 工事用資材等の運搬に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の交通量が最大と想定される時期 ( 工事開始後 13 14 ヶ月目とした (2) 工事の完了後 ( 資材等の運搬 ) 資材等の搬出入に用いる車両 ( 通勤車両を含む ) の交通量が最大と想定される時期 ( 発電所の定常運転時及び定期点検時 ) とした 予測及び評価の実施に適切な手法を選定 工事計画及び発電所の運用を勘案し 予測及び評価の実施に適切な地域を設定 調査地点に準じて設定 主要な交通ルートの追加に伴い 1 地点 ( 釧路市興津 5 丁目 ) を追加 10 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 身近な自然及び野外レクリエーション地に係る環境影響が 実行可能な範囲内で回避又は低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 指針に従い 4-39
第 4-6 図 (1) 身近な自然の調査位置 ( 主要な身近な自然 ) 4-40
第 4-6 図 (2) 身近な自然の調査位置 ( 交通量 ) 4-41
環境要素環境影響要因温二酸化炭素室効果ガス第 4-9 表調査 予測及び評価の手法 ( 温室効果ガス ) 工事の完了後 施設の存在 1 調査する情報 (1) 二酸化炭素排出量及び排出原単位 (2) 地球温暖化対策推進計画等 2 調査 予測の基本的な手法市町村等が実施する抑制対策や事例調査により現状を把握し 発電所の運転に係る燃料使用量 燃料成分等から 排出量及び排出原単位を算出し 環境保全のために実施する対策等を踏まえ 二酸化炭素排出量や排出原単位から影響の程度を予測した 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 3 調査 予測地域対象事業実施区域 ( 発電所 ) とした 4 調査 予測対象時期発電所の運転が定常状態になる時期とした 5 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 発生する二酸化炭素が実行可能な範囲内で低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 地球温暖化対策推進計画 等との整合が図られているかを検討した 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 指針に従い 4-42
環境要素環境影響要因廃一般廃棄物 産業廃棄物棄物等環境要素環境影響要因廃一般廃棄物 産業廃棄物棄物等第 4-10 表 (1) 調査 予測及び評価の手法 ( 廃棄物等 ) 工事の施工中 施工による一時的影響 1 調査する情報 (1) 工事の施工に伴い発生する一般廃棄物及び産業廃棄物の種類 量 (2) 廃棄物処理計画等 2 調査 予測の基本的な手法市町村等が実施する抑制対策や事例調査により現状を把握し 工事の施工に伴い一時的に発生する一般廃棄物及び産業廃棄物について 種類ごとの発生量 有効利用量及び処分量を工事計画から算出し 環境保全のために実施する対策等を踏まえ 影響の程度を予測した 3 調査 予測地域対象事業実施区域とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 発生源である対象事業実施区域に設定 4 調査 予測対象時期対象事業実施区域における工事期間とした 5 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 発生する一般廃棄物及び産業廃棄物が実行可能な範囲内で低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 北海道産業廃棄物処理計画 ( 第 4 次 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 との整合が図られているかを検討した 指針に従い 第 4-10 表 (2) 調査 予測及び評価の手法 ( 廃棄物等 ) 工事の完了後 廃棄物の発生 1 調査する情報 (1) 発電所の運転に伴い発生する一般廃棄物及び産業廃棄物の種類 量 (2) 廃棄物処理計画等 2 調査 予測の基本的な手法市町村等が実施する抑制対策や事例調査により現状を把握し 発電所の運転に伴い発生する一般廃棄物及び産業廃棄物について 種類ごとの発生量 有効利用量及び処分量を事業計画等から算出し 環境保全のために実施する対策等を踏まえ 影響の程度を予測した 3 調査 予測地域対象事業実施区域 ( 発電所 ) とした 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報を設定 指針に従い 現況把握 予測及び評価の実施に必要な情報が適切に把握できる手法を選定 発生源である対象事業実施区域 ( 発電所 ) に設定 4 調査 予測対象時期発電所の運転が定常状態になる時期とした 5 評価の手法調査及び予測の結果を踏まえ 以下により評価を行った 発生する一般廃棄物及び産業廃棄物が実行可能な範囲内で低減されているかを検討し 環境保全についての配慮が適正になされているかを検討した 北海道産業廃棄物処理計画 ( 第 4 次 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 資源の有効な利用の促進に関する法律 との整合が図られているかを検討した 指針に従い 4-43