白 ネ ギ

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スプレーストック採花時期 採花物調査の結果を表 2 に示した スプレーストックは主軸だけでなく 主軸の下部から発生する側枝も採花できるため 主軸と側枝を分けて調査を行った 主軸と側枝では 側枝の方が先に採花が始まった 側枝について 1 区は春彼岸前に採花が終了した 3 区 4 区は春彼岸の期間中に採

試験中 試験中 試験中 12 月下旬 試験中 試験中 試験中 12 月下旬 試験中 試験中 試験中 1 月中旬 試験中 試験中 試験終了 12 月中旬 試験中 試験中 試験中 1 月上旬 試験中 試験中 試験中 1

営農のしおり(夏秋キク)

取組の詳細 作期の異なる品種導入による作期分散 記載例 品種名や収穫時期等について 26 年度に比べ作期が分散することが確認できるよう記載 主食用米について 新たに導入する品種 継続使用する品種全てを記載 26 年度と 27 年度の品種ごとの作付面積を記載し 下に合計作付面積を記載 ( 行が足りない

Ⅳ 花き

Ⅳ 花き

高品質米の生産のために

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ

表 30m の長さの簡易ハウス ( 約 1a) の設置に要する経費 資材名 規格 単価 数量 金額 キュウリ用支柱 アーチパイプ ,690 直管 5.5m 19mm ,700 クロスワン 19mm 19mm ,525 天ビニル 農 PO 0.1mm

11月表紙

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温度 平成 23 年平均平成 23 年最高平成 23 年最低平均気温 ( 平年値 ) 最高気温 ( 平年値 ) 最低気温 ( 平年値 ) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 図 1 生育期間中の気温推移 ( 淡路農技内 ) 降水 3 量

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排水対策の実施例 暗渠がある場合排水がよいほ場 排水が悪いほ場 周囲明渠 弾丸暗渠 心土破砕は 2 ~5m おきに行う 周囲明渠は深さ 30 cmを確保する 周囲明渠は排水口に確実に接続する 弾丸暗渠本暗渠 暗渠がない場合排水がよいほ場 排水がよく 長辺が長いほ場 100m 以 ほ場内排水溝は4 ~

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(2) 新系統の発生状況平成 28 年 4~10 月にかけて府内 19 地点のネギ キャベツ及びタマネギほ場から採集したネギアザミウマの次世代を一頭飼育法 ( 十川ら, 2013) により調べた結果 南丹市以南の16 地点で新系統 ( 産雄性生殖系統 ) を確認した 山城地域では 産雄性生殖系統が優

今後の管理のポイント [懸案事項] ①早期作型における2番花 房の花芽分化遅延 ②炭そ病とハダニ類の発生 拡大 [対策] ①寒冷紗を被覆して 花芽分化を誘導する 2番花房 の花芽分化を確認して被覆を除去する 被覆期間の目安 9月25 10月20日 ②定期的に薬剤による防除を行う 特に葉かぎ後の 葉か

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仙台稲作情報令和元年 7 月 22 日 管内でいもち病の発生が確認されています低温 日照不足によりいもち病の発生が懸念されます 水面施用剤による予防と病斑発見時の茎葉散布による防除を行いましょう 1. 気象概況 仙台稲作情報 2019( 第 5 号 ) 宮城県仙台農業改良普及センター TEL:022

PC農法研究会

麦 類 生 育 情 報

平成 26 年度補正予算 :200 億円 1

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殺虫剤 協友ダントツ 粒剤クロチアニジン 0.50% 種類名 / クロチアニジン粒剤登録番号 / 第 号 * 毒性 / 普通物有効年限 / 4 年包装 / 1kg 12 3kg 6 10kg 特 長 浸透移行性に優れ カメムシ目 ハエ目 コウチュウ目 チョウ目 バッタ目 アザミウマ目の各

SDS農薬要覧2019 ネマモール粒剤30

岡山県農業研報 6:31-35(2015) 31 岡山県北部においてニンニクを出荷規格に適合させるために重視すべき越冬後の生育指標 佐野大樹 岸本直樹 森本泰史 The Important Growth Index of Overwintered Garlic for Conforming the

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メラレウカ苗生産技術の検討 供試品種は レッドジェム, レボリューションゴールド を用い, 挿し木を行う前日に枝を採取し, 直ちに水につけ持ち帰り, 挿し穂の基部径を 0.8~1.2mm,1.8~2.2mm,2.8~3.3mm で切り分けた後, 長さ約 8cm, 基部から 3cm の葉を除いた状態に

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     くらぶち草の会の野菜、畑作栽培技術

元高虫防第 139 号令和元年 7 月 4 日 各関係機関長様 高知県病害虫防除所長 病害虫発生予察情報について 令和元年度病害虫発生予察 6 月月報及び令和元年度予報 4 号 (7 月 ) を送付します 令和元年度病害虫発生予察 6 月月報 Ⅰ. 気象概況半旬 (6 月 ) 平均気温最高気温最低気

病害虫については 収穫時に紅色根腐病が確認されたが 収量等への影響はなかった (9 月どり :5/18 定植 ~9/29 収獲 ) 定植後から梅雨開けまでは順調な生育であったが 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 最終的には当初計画より半月ほど収穫が遅れた また 9 月には台風による葉折れの

クロイワザサの植栽マニュアル ( 暫定版 ) 平成 27 年 3 月 西表森林生態系保全センター

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茨城県 消費者ニーズに応えるイチゴ産地の育成 活動期間 : 平成 22 年度 ~ 継続中 1. 取組の背景鉾田地域は, メロン, ピーマン, イチゴ, トマト, 葉菜類などの野菜類の生産が盛んな, 県内有数の野菜園芸産地である 経営体の多くが複数の園芸品目を組み合わせ, 大規模な複合経営を行っている

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コシヒカリの上手な施肥

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材料および方法

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新梢では窒素や燐酸より吸収割合が約 2 分の1にまで低下している カルシウム : 窒素, 燐酸, カリとは異なり葉が52% で最も多く, ついで果実の22% で, 他の部位は著しく少ない マグネシウム : カルシウムと同様に葉が最も多く, ついで果実, 根の順で, 他の成分に比べて根の吸収割合が高い

Ⅲ-3-(1)施設花き

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図 2 水稲栽培における除草剤処理体系 追肥による充実不足 白粒対策 ~ 生育後半まで肥切れさせない肥培管理 ~ 図 3 追肥作業は 水稲生育中 後期の葉色を維持し 籾数及び収量の確保と玄米品質の維持に重要な技術です しかし 高齢化や水田の大区画化に伴い 作業負担が大きくなり 追肥作業が困難になりつ

ジベレリン協和液剤 ( 第 6006 号 ) 2/ 年 6 月 13 日付け 25 不知火 はるみ 3 回以内 水腐れ軽減 0.5 ~1ppm 500L/10a 着色終期但し 収穫 7 日前まで 果実 ぽんかん 水腐れ軽減 0.5ppm 500L/10a 着色始期 ~4 分

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殺虫数(頭(2) 京田辺市におけるフェロモントラップへの誘殺虫数 (7 月第 6 半旬 ~8 月第 5 半旬の合計値 ) は81.0 頭で 平年の22.4 頭を上回っている (+)( 図 1) また 本年度からフェロモントラップを設置した亀岡市および京丹後市でも 8 月第 4 半旬から誘殺数が急増し

(Microsoft Word - \220\\\220\277\227l\216\256\213L\215\332\227\341.doc)

(2018 年 10 月 31 日現在の内容 ) 住友化学の農業支援サイト :i- 農力 クロチアニジン粒剤 農林水産省登録第 号性状 : 類白色細粒毒性 : 普通物危険物 : ダントツ 粒剤有効年限 :5 年包装 :1kg 12 3kg 6 12 kg 1 有効成分

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本年 10 月 11 日 ~11 月 10 日の間に登録登録されたされた新農薬 ( 適用拡大を含む は 次の通りですりです 下線部が適用拡大適用拡大になりましたになりました 登録日 薬剤名 10/24 テルスタ - フロアブル 登録内容 ( 適用拡大を含む のあらまし 対象作物内容 もも 対象害虫の

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

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の 輪 ど り み れんげの里 6 周年祭開催 今年も育苗作業が始まりました 組合員の皆様に良い苗をお届けいたします 吉田郡農業協同組合 月号 No. 177

3 園芸作物 < 果菜類 > 1-1 トマト [ ハウス ] ア導入すべき持続性の高い農業生産方式の内容 トマトは主に道央 道南および道北の施設で栽培され 作型は促成 ( ハウス加温 マルチ ) 半促成 ( ハウス マルチ ) 抑制 ( ハウス ) などである 品種は 桃太郎 ハウス桃太郎 桃太郎

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表紙

山形県における 水稲直播栽培の実施状況 平成 28 年 8 月 26 日 ( 金 ) 山形県農業総合研究センター 1 1 山形県における水稲直播栽培の現状 1 (ha) 2,500 2,000 1,500 1, 乾田直播 湛水 ( 点播 ) 湛水 ( 条播 ) 湛水 ( 散播 )

ほ場台帳 ( 生産団体用 : 作成例 ) 品目名記入年月日平成年月日 生産管理責任者名 作型収穫始月旬収穫終月旬 ほ場番号生産者名所在地栽培面積収穫予定 a 計人 a - 2 -

Ⅰ ミニトマトの袋培地栽培マニュアル 1 ミニトマト袋培地栽培システムの設置 ア ほ場の準備 袋培地を用い 地床と完全に分離した隔離栽培を実現します 下敷シートと発泡スチロールにより根の土壌への侵入を防ぎ 土壌病害をシャットアウトします 下敷シート 発泡スチロール板 ほ場を整地し 土ぼこりや雑草を防

目 次 はじめに 1 ねぎの栽培上の特性 2 ほ場の排水対策と土づくり 3 主な作型と品種 4 施肥方法 6 播種 8 育苗 9 定植 12 土寄せ 追肥 15 収穫 調製 17 初夏どり作型のポイント 18 病害虫防除 20 経営収支 27 機械化体系 28 参考資料 ( 実証ほ成績 ) 31

上記課題を解決するために 本発明に係る雑草抑制方法は 雑草生育地に対してセンチピートグラスの種子の吹き付け施工を行い 前記雑草生育地をセンチピードグラスにより緑化することで 雑草の発生を抑制する雑草抑制方法において 春の時期に 前記雑草生育地に対して除草剤を散布する春の除草剤散布工程と 春から秋にか

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Ⅱ 今後の管理について 1 水管理について (1) 気象変動に対応した水管理 幼穂形成期に入ったら間断かん水 出穂期から開花期にかけては湛水管理 その後は間断 かん水が水管理の基本になりますが 気象変動に対応した水管理を心がけましょう 1 減数分裂期の低温 減数分裂期 ( 葉耳間長 ±0cm 出穂期


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失敗しない堆肥の使い方と施用効果

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(1) 購入苗 品種 サイズ 苗数 購入日 ( 植付日 ) くろがね 大玉 2 本 4 月 24 日 マイボーイ 中玉 3 本 4 月 24 日 愛娘 小玉 3 本 5 月 2 日 黒姫 小玉 3 本 5 月 2 日 縞王 大玉 1 本 5 月 16 日 合計 11 本 平成 26 年スイカ作り 2

あたらしい 農業技術 No.510 環境にやさしい柑橘の草生栽培 平成 20 年度 - 静岡県産業部 -

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秋植え花壇の楽しみ方



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実証研究の目的 東日本大震災の被災地域である福島県浜通り地域において 花き生産を中心とした農業経営の収益性向上に貢献するため 夏秋トルコギキョウと低温性花きのカンパニュラ メジューム ( 以下カンパニュラ ) を効率的に組合せた周年生産体系の現地実証を行い その成果を普及させることを目的としています

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)

 

H2808( 屋内 ) 市民農園講習会資料 ( 池田 ) を散布し 土に良くすき込んだ後 幅 cm の畝をたてます 株間 40cm くらい 2 条植えでは条間 50cm で植えつけます 植えつけて半月ほど経ち中心部の葉が立ち始めて結球態勢に入る頃に株の周囲に化成肥料を 1 m2あたり 7

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平成 30 年産米づくりのポイント ~ 水稲種子の消毒時の注意点について ~ JA 全農ちば営農支援部今年も水稲栽培に向けた準備の時期がやって来ます イネばか苗病や細菌性の苗立枯病など種子伝染性の病害の発生を防ぐためには 薬剤による種子消毒を中心とした対策が必要不可欠のため しっかりとした対策を実施

0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2


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2018/4/19 JA いなば大豆栽培講習会自己紹介 30 年産大豆の収量 品質向上に向けて平成 27 年度大豆栽培講習会 平成 30 年 4 月 20 日 ( 金 ) JA いなば農業創造センター会議室高岡農林振興センター小矢部班 高岡農林振興センター伊山幸秀 2 富山県農林水産総合技術センター

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Transcription:

元肥施用堆肥散布圃場準備追肥 土入追肥 土入追肥 土入定植種元肥施用堆肥散布圃場準備追肥 土入追肥 土入追肥 土入定植種ネギ 作型 (4 月中旬定植の場合 ) 月旬 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月作型上中下上中下上中下上中下上中下 ~ - - - - - 播青ネギ 春播き夏取り (4 月中旬定植 ) ------------ 病害虫防除 --- 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 収 穫 収 穫 (5 月定植の場合 ) - 月旬 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月作型上中下上中下上中下上中下上中下 ~ - - - - - 播白ネギ 春播き夏秋取り (4 月中旬定植 ) ------------ 病害虫防除 --- 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 - - 25cm 収穫 30cm 収穫 追肥追肥 (5 月定植の場合 ) 土寄追 土寄肥 土寄収 穫 --- 病害虫防除 --------- 栽培のポイント 1. 有機肥料の追肥と土寄せを定期的に行う ( さび病が減る ) 2. 病害虫防除を定期的に行う ( アザミウマなど ) 3. 土壌酸度は中性を好む 4. 圃場は額縁排水溝を設置して排水を良くしておく

青 白ネギ ( 春播き ) 月旬管理作業管理内容 2 月下旬 ~3 月上旬育苗期間 50~60 日 播種灌水発芽管理 土が湿るように 1 箱に 3 リットルほど 灌水する 水稲の発芽器を 23 にセットし 5~6 日程度入れておく 発芽器からの搬出目安は子葉が出だした頃とし遅れないように注意する ( 搬出が遅れると徒長苗 苗傷みが起こる ) 3 月中旬 3 月下旬 搬出準備 育苗 ( 出芽 ~ 出芽 10 日 ) 温度管理 灌水 ( 出芽 30 日 ) 定植前温度管理 灌水 定植適期 ( 苗の大きさ ) 定植前日 ハウス トンネルは搬出の2~3 日前に展張して内部を暖めておく 生育の揃いが苗質に大きく影響するため 温度管理( 高温 低温 ) 灌水管理による過湿 過乾燥にならないように細心の注意が必要である ハウス内温度は昼間 15~20 (25 を越えないように換気する ) 夜間は15 以上になるように ハウスサイドを閉め保温に努める 低温期は土の湿り具合を確かめながら 2~3 日に1 回程灌水する 灌水の目安晴天時 1 日 1 回曇天時土の湿り具合を確認し乾燥していれば灌水を行う 雨天時行わない * 曇天 雨天後の晴天時は乾燥している場合が多いので特に注意する ハウス内温度は昼間 15~20 (25 を越えないように換気する ) 夜間は10 以上になるように ハウスサイドを閉め保温に努める しかし 定植 3~4 日前頃から 換気に努め苗が外気温に慣れるようにする 過灌水は苗を徒長させやすいので乾燥気味に管理する 灌水の目安晴天時朝たっぷり行い 昼は土の湿り具合を確認しながら補助的に行う 曇天時土の湿り具合を確認しながら行う 雨天時土の湿り具合を確認しながら行う * ハウス周辺部が特に乾燥しやすく 生育不揃いの原因になりやすいので注意する 定植適期の苗の大きさは 葉数 2 枚程度 草丈 15~20 cm 程度である 20cm 以上の大きさになると 根がらみ をおこし ひっぱりくん で上手に定植できなくなるので注意する 定植前日に苗箱に 灌水しポットの土が崩れないようにする

青ネギ (4 月中旬定植の場合 ) 3 月中旬 ~ 4 月上旬 本圃管理元肥 畝作り モミガラ堆肥は前年又は定植の 1 ケ月前までに施用する 元肥は定植 10 日前までに施用する 一括肥料を使用する場合は 施肥基準を確認してから行ってください 植溝は土の乾燥を防ぐため できるだけ定植当日につくる 耕うんは低速で行い 出来るだけ土を細かくし苗の活着を良くする 畝幅 85cm 溝幅 35cm の畝とする 植え溝の幅は 35cm 程度とり ひっぱりくん で上手く植えられるように 表面の土をならしておく 4 月中旬 定植 定植は平均気温が12 以上となる4 月中旬以降が適している 溝の底に柔らかい土が5cm 程度残るようにする 少ない場合は畝の肩を落とすと良い 85cm 35cm 10aあたり苗 70 枚 耕盤より上に植える 植え付け後 倒れたポットや覆土の少ないポットの手直し をする 白ネギ (4 月中旬定植の場合 ) 3 月中旬 ~ 4 月上旬 本圃管理元肥畝作り モミガラ堆肥は前年又は定植の1ケ月前までに施用する 元肥は定植 10 日前までに施用する 一括肥料を使用する場合は 施肥基準を確認してから行ってください 植溝は土の乾燥を防ぐため できるだけ定植当日につくる 耕うんは低速で行い 出来るだけ土を細かくし苗の活着を良くする 畝幅 105cm 溝幅 35cmの畝とする 植え溝の幅は35cm 程度とり ひっぱりくん で上手く植えられるように 表面の土をならしておく 4 月中旬 定植 定植は平均気温が12 以上となる4 月中旬以降が適している 溝の底に柔らかい土が5cm 程度残るようにする 少ない場合は畝の肩を落とすと良い 目安棒 30cm 105cm 35cm 10aあたり苗 60 枚 耕盤より上に植える 植え付け後 倒れたポットや覆土の少ないポットの手直しをする 土寄せ作業の目安として 目安棒を設置する

青 白ネギ (4 月中旬定植の場合 ) ひっぱりくんの使い方 苗箱のまま ひっぱりくん にのせる 案内板を苗箱の底にある紙の下に入れる 苗の先端 ( 紙ポット ) を引っぱり出し 溝の中心に棒などで止める 苗が垂直に またポットに土が覆土されるように丁寧にゆっくりと後ろ歩きしながら植える 苗を足すには ホッチキスで次の紙ポット同士を止めて植える 植え付け姿勢が傾いているポットや ポットが見える場合は手直しをする 4 月中旬 除草 定植後早めにゴーゴーサン乳剤 30 を10a 当り 200ml 水 100 リットルに希釈して散布する 又は ゴーゴーサン細粒剤 Fを10a 当たり4kg 土が湿った状態で散布する ( 定植 10 日後までに 1 回のみ ) 4 月下旬追肥土入れ (1 回目 ) 定植直後の植え付け肥は株元から少し離れて施す 10 日目の土入れは 株元に土を寄せないようにする 追肥は土入れ時に土と混合しながら株元に寄せる 5 月下旬 排水対策 梅雨入り前に植え溝内に溝をつくり排水に努めましょう また 額縁排水にも努めましょう 青ネギ 5 月下旬 ~ 6 月下旬 白ネギ 5 月下旬 ~ 8 月中旬 トモエ 14 号使用時追肥土入れ 土寄せ (2~3 回目 ) トモエ 14 号使用時追肥土入れ 土寄せ (2~6 回目 ) 追肥は土入れ 土寄せ時に土と混合しながら株元に寄せる 一括肥料を使用している場合でも ネギの生育状態を見ながら必要に応じて追肥を行ってください 雨天が続く日 ( 梅雨期など ) は土寄せを避ける ( 軟腐病の予防 )

青ネギ 7 月中旬 ~ 収穫 植溝塞ぎより 20 日後が収穫期の目安となる 試し堀りをして軟白長 15cm 以下 葉伸長 40cm 以上になってから収穫する ( 全長は出荷規格に準ずる ) 葉折れ防止のため 収穫後少し乾かし 皮むき作業を行う 根は短く切るが茎盤部は残す 出荷 15cm 以内 長ネギ 40cm 以上 軟白部は白い部分のみ 葉の枚数は 3~3.5 葉とする 8 月上旬 ~ 収穫 試し堀りをして軟白長 15cm 以上 25cm 以下 葉伸長 50 cm 以上になってから収穫する ( 全長は出荷規格に準ずる ) 葉折れ防止のため 収穫後少し乾かし 皮むき作業を行う 根は短く切るが茎盤部は残す 出荷 15cm 以上 25cm 以内 50cm 以上 軟白部は白い部分のみ 葉の枚数は 3~3.5 葉とする 白ネギ 8 月中旬 ~ 収穫 最終土寄せより20 日後が収穫期の目安となる 試し堀りをして軟白長 30cm 以上 40cmまでになってから収穫する また 調整後の葉伸長が18cm 以下にならないよう収穫を行う ( 全長は出荷規格に準ずる ) 葉折れ防止のため 収穫後少し乾かし 皮むき作業を行う 根は短く切るが茎盤部は残す 出荷 全体の長さが 揃うように葉を切る 軟白部は白い部分のみ 葉の枚数は 3~4 葉とする

青ネギ40 第 2 回土入れ ( 定植 40~45 日後 ) 8~10 mm 50kg/10a ネギ施肥基準 エコファーマー 分肥施肥基準 区分肥料名施肥量時期 元肥 (kg/10a) 堆肥 2,000 前年又は定植 1 ヶ月前まで マグエース ( マグフミン ) 100 定植 10 日前まで ようりん 40~50 定植 10 日前まで トモエ14 号 60 定植 10 日前まで 20 定植 10 日後青有機アグレット 674 50 定植 40,65 日目 ( 合計 100kg) ネマグエース ( マグフミン ) 40 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) ギようりん 20 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) 追肥 長 20 定植 10 日目 有機アグレット 674 定植 40,65,85,105 日目 50 白収穫 20 日前 ( 合計 250kg) ネマグエース ( マグフミン ) 40 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) ギようりん 20 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) 一括肥料施肥基準 区分肥料名施肥量時期 (kg/10a) 堆肥 2,000 前年又は定植 1 ヶ月前まで 元肥 マグエース ( マグフミン ) 100 定植 10 日前までようりん 40~50 定植 10 日前まで スーパー SRコート 120 定植 10 日前まで 長 マグエース ( マグフミン ) 100 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) 追肥白 ようりん 20 定植 65 日目頃 ( 第 3 回植溝塞ぎ時 ) ネ有機アグレット 674 ギ 50 定植 85 日目頃 ( 第 4 回土寄せ時 ) * スーパー SRコートは元肥一括肥料ですが ネギの生育具合を見て追肥を行って下さい 土寄せ 追肥時期の目安について 定植後日数 時 期 葉鞘径 追肥有機アク レット 674 定植 2~2.5 mm 10 第 1 回土入れ ( 定植 10~15 日後 ) 20kg/10a 105 65 第 3 回植溝塞ぎ ( 第 2 回土入れから 25~30 日後 ) 50kg/10a 85 第 4 回土寄せ ( 植溝塞ぎから 20~25 日後 ) 14 mm以上 50kg/10a 収穫 20 日前第 6 回土寄せ ( 収穫予定日から逆算する ) 50kg/10a

分肥一括105 第 5 回土寄せ ( 第 4 回土寄せの 20~30 日後 ) 50kg/10a 施肥基準 福井県特別栽培農産物認証適応 分肥施肥基準 ( 化学性窒素 4.8kg/10a) (kg/10a) 区分 肥料名 施肥量 備 考 堆肥 2,000 元肥 マグエース ( マグフミン ) 100 アルカリ 73% ようりん 40 リン酸 20% 苦土 12% アルカリ 45% トモエ14 号 60 8(An N:7) 9 7 追肥 有機アグレット 674 270 6 7 4 窒素施用総量 :21.0 kg /10a 一括肥料施肥基準 ( 化学性窒素 10.2kg/10a) (kg/10a) 区分 肥料名 施肥量 備 考 堆肥 2,000 元肥 マグエース ( マグフミン ) 100 アルカリ 73% ようりん 40 リン酸 20% 苦土 12% アルカリ 45% スーパー SRコート 60 夏秋どり白ネギ専用 722 17 12 12 追肥 有機アグレット 674 150 6 7 4 当施肥基準では 勝山もみがら堆肥 使用不可 ( 堆肥 2t あたり 8 kgの化学性窒素含む ) 窒素施用総量 :20.4 kg /10a 土寄せ 追肥時期の目安について 定植後日数 時 期 葉鞘径 追肥有機アク レット 674 定植 2~2.5 mm 10 第 1 回土入れ ( 定植 10~15 日後 ) 20kg/10a 40 第 2 回土入れ ( 定植 40~45 日後 ) 8~10 mm 50kg/10a 65 第 3 回植溝塞ぎ ( 第 2 回土入れから 25~30 日後 ) 50kg/10a 85 第 4 回土寄せ ( 植溝塞ぎから 20~25 日後 ) 14 mm以上 50kg/10a 収穫 20 日前第 6 回土寄せ ( 収穫予定日から逆算する ) 50kg/10a

ネギ防除体系 (4 月中旬定植の場合 ) 月旬 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月作型上中下上中下上中下上中下上中下作業工程 ~ ~ - - - - 除草剤ゴーゴーサン細粒剤 F アザミウマ類ダントツ粒ネギアザミウマ ネギハモグリバエアルバリン水ネギアザミウマシロイチモジヨトウハチハチ乳剤さび病 さび病アミスター 20 黒斑病フロアブルオリゼメート軟腐病バイオキーパー 育苗灌注 (2,000 倍使用 ) ---------------- 病害虫防除 -------------- 作業項目名 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 播種 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 育苗期間 - - 25cm 収穫 肥料散布 30cm 収穫 定植 収 穫 土寄せ (5 月定植の場合 ) アザミウマ類ダントツ粒 ネギアザミウマ類ネギハモグリバエアルバリン水 (2,000 倍使用 ) ネギアザミウマ シロイチモジヨトウさび病 ハチハチ乳剤 さび病アミスター 20 黒斑病フロアブル オリゼメート軟腐病バイオキーパー ----- 病害虫防除 ------ 但し 特栽ネギの場合 アルバリン水, ハチハチ乳剤, アミスター 20 フロアブルの総使用回数を 4 回以内に抑えること