平成 27 年度国土交通省予算概要 ( 交通 観光に関する重点政策等関係 ) 国土交通省四国運輸局平成 26 年 10 月
地域の公共交通ネットワークの再構築 ( 地域公共交通ネットワーク再編の促進 財政投融資による支援制度の創設 ) 改正地域公共交通活性化再生法を踏まえ 地域の公共交通ネットワークの再構築に向けた取組みを支援 地域公共交通ネットワーク形成に向けた計画策定の後押し 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通網形成計画等の策定に係る調査 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通再編実施計画の策定に係る調査 地域で策定した計画に基づく事業を多様なメニューにより支援 地域の特性に応じた生活交通の確保維持 過疎地域等におけるバス デマンドタクシーの運行 バス車両の更新等 離島航路 航空路の運航 快適で安全な公共交通の構築 鉄道駅におけるホームドア エレベーターの整備 ノンステップバスの導入等 LRT BRT の整備 IC カードの導入 活用等 LRT 低床式路面電車による幹線的な交通システム BRT 連節バス バスレーン等を組み合わせた幹線的な交通システム 地域鉄道の安全性向上に資する設備 ( ) の更新等 ( ) レール マクラギ ATS 車両等 まちづくり支援とも連携し 重点的に支域公共交通再編実施計画を実 関連事項 財政投融資による支援制度の創設要求地施す骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.1.5-1(2) 国土のグランドデザイン 2050 4(1) 地域公共交通ネットワーク再編の促進 拡充 363.2 億円 国の認定を受けた地域公共交通再編実施計画に基づく事業の実施 バス路線の再編計画に位置付けられた再編後のバス路線の持続可能な運行の確保について重点的に支援 デマンド型等の多様なサービスの導入路線バスからデマンド型乗合タクシーへの転換や多様な形での離島航路の維持に係る支援を強化 LRT BRTの高度化コンパクトシティ化等のまちづくりと連携し 地域のネットワークの軸となるLRT BRTの整備に係る支援を強化 地域鉄道の上下分離等バス路線の再編等と併せた地域鉄道の上下分離等による地域鉄道の維持に係る支援を強化 民間 自治体 財政投融資の活用を図る出る資ことで 支援策を多様化し 援際出地域の実情に即した資財投機関に/ 地域公共交通ネットワークの再は融出再再構築の取組みを後押しする資資 出資仕組みの充実を図る 車両 システム保有管理会社等リース等交通事業者 1 国
高松市における取組 鉄道網の一部と重複したバス路線などの 非効率な公共交通ネットワークを見直し 新駅設置など 基軸である鉄道サービスの向上を図りながら 主要鉄道駅からの支線となるフィーダー交通の確保 充実など 公共交通ネットワークの再編の在り方について調査 検討を行い 高松市地域公共交通網形成計画 の策定を目指す 現状交通体系の課題 (1) 公共交通サービス ( 特にバス ) が都心地域に一極集中 (2) 自動車から鉄道 バスへの乗り継ぎ ( 交通結節機能 ) が不十分 (3) 回遊性の低い都心地域の公共交通 (4) 都心地域へ向かう交通流動の多くは 自動車利用となり バス路線の利用者は減少 公共交通ネットワーク再編に向けた将来ビジョン 目指すべき将来交通体系 多核連携型コンパクト エコシティ の実現に向け 人と環境にやさしく快適で利用しやすい公共交通体系の構築 を目指す 施策の骨子 (1) 各拠点に公共交通サービスを集約 強化 (2) 公共交通軸上の拠点を対象とした交通結節機能の強化 (3) 回遊性のある交通体系への再構築 (4) 自動車から公共交通 自転車への転換を促す交通体系への再構築 (5) 地域の特性や利用者ニーズに見合った交通体系への再構築 2
ビジット ジャパン (VJ) 地方連携事業について 拡充 146.9 億円の内数 国と地方 ( 自治体及び観光関係団体等 ) が都道府県の枠を越え広域に連携して取り組む訪日プロモーション事業 インバウンドに取り組む地域の連携を促し 訪問地の多様化や滞在日数の増加を図ることにより 訪日リピーター需要の拡大に対応するとともに 多様なニーズに即した誘客を実現 観光関係団体 民間企業 地域が広域に連携 VJ 地方連携事業 相互に連携して事業を計画 実施 全国の運輸局及び沖縄総合事務局 体事例自治体メディア招請 - 情報発信具事業計画案 観光庁 実施方針策定 事業の採択 総事業費の最大 50% を国が負担 インバウンドフェア 旅行会社招請し商談 都道府県の枠を越え広域で協働 連携 協働による事業規模拡大で プロモーションの効率 効果を大幅に向上 滞在日数の長い外国人旅行者のニーズに対応した広域誘客を実現 先導的な取組等で外国人受入環境を整えているもの クールジャパンと連携した事業へ重点化 事業内容の例 旅行会社関係者等の招請〇海外旅行博への出展〇海外新聞 雑誌等への広告掲載〇メディア関係者等の招請〇外国人向けパンフレット作成〇教育関係者等の招請等 ALL SHIKOKU Rail Pass メディア招請ツアー しまなみサイクリング Point 訪日外国人旅行者の拡大 瀬戸内秘境 海外旅行博出展 3
魅力ある観光地域づくりとネットワーク化による 広域観光周遊ルート ( 骨太な 観光動線 ) の形成促進 骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.2. テーマ 4-2 観光立国実現に向けたアクション プログラム 2014 4(1). 下記参照 地域の観光資源を磨き上げて 地方を訪れる内外からの観光客の流れを戦略的に創出し 交流人口を拡大 地域経済を活性化させ 地域における雇用創出 若者の定住促進を図る 広域観光周遊ルート形成への 援 ( : 新規 14 億円 ) 広域観光周遊ルートのイメージ 複数の都道府県を跨って テーマ性 ストーリー性を持った 連の魅 ある観光地を 交通アクセスも含めてネットワーク化して 外国 旅 者の滞在 数 ( 平均 6 7 ) 文化遺産観光地 2 に 合った 訪 を強く動機づける宿泊施設 広域観光周遊ルート ( 太な 観光動線 ) の形成を促進し 海外へ積極的に発信する 国の 援 広域観光周遊ルート形成計画策定に対する 援 外国 受 環境の整備に対する 援 広域観光周遊のための交通アクセスの円滑化 マーケティングに対する 援 海外への情報発信等 海外への情報発信 ( 具体例 ) 海外メディアを招請したファムトリップによる効果的な訪 プロモーション 永平寺町 金沢市 名古屋市 文化遺産 A 県甲市 ( 歴史 化をテーマとして設定した場合 ) 観光地 1 地方空港イン 郡上市 岐阜市 宿泊施設 B 県乙市 温泉 文化遺産 観光地 3 宿泊施設 地方空港アウト 文化遺産 宿泊施設 観光地 4 C 県丙市 ( 歴まち認定都市 ) 地 空港イン アウトの促進等により 地 を直接訪問する外国 旅 者数の拡 を図る 高岡市 高山市 美濃市 犬山市 広域観光周遊ルートの具体例 < 昇 道 > 昇 道とは 能登半島を 頭に て 中華圏に 気の をモチーフとした 昇 道 と命名 この観光エリアへのインバウンドを推進するプロジェクト 景観 歴史 化を活 した観光 地域活性化 援 ( : 新規 2 億円等 ) 広域観光周遊ルート形成等に向けた歴史 化の体験プログラム開発や拠点施設の整備等の取組についてソフト ハード両 を総合的に 援 国の 援 拠点施設に対する 援 催事空間に対する 援 多 語化に対する 援 材育成に対する 援 プログラム開発に対する 援 無料公衆無線 LANに対する 援等 拠点施設 ( 具体例 ) 都市公園 歴史的建造物 4
観光資源を世界レベルへ磨いて活かす地域づくり 骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.2. テーマ 4-2 観光立国実現に向けたアクション プログラム 2014 4(3) 下記参照 地域の観光資源を世界に通用するレベルまで磨き上げるため 美しい自然 海洋資源 豊かな農山漁村 魅力ある食文化等の観光資源を活かした地域づくり施策と 体制づくり 受入環境整備 二次交通の充実等の観光振興のための施策を一体で実施する 地域資源を活 した観光地魅 創造事業 ( : 新規 5 億円 ) 国による 援 計画策定に係る費 マーケティング費 着地型旅 商品等の滞在コンテンツの企画 作成費 次交通の整備に係る実証実験等の実施費 受 環境整備 おもてなしの向上に係る費 等 パッケージ 援 観光関係者による取組 計画の策定 ( 数値 標 取組体制 事業内容等 ) マーケティングの実施 取組の評価を踏まえた計画の見直し < 各省事業による地域づくりと連携した観光地域づくりの例 > 美しい 然を活かして ( 北海道知床 ) 本最北の世界 然遺産で観光と保護の両 海洋観光の展開 ( 島根県海 町 ) 離島のハンデを克服した観光システムづくり 豊かな農 漁村の魅 ( 北海道帯広市 ) 農 の優位性を活かした産業と観光の融合 地域の魅 を める取組の実施 1 滞在コンテンツの充実 強化 2 来訪需要の喚起 本 化の発信 ( 三重県 市 ) 地産から地消までを観光客とともに創りあげる地域 3 来訪者の利便性等向上 4 外国 受 環境整備 等 化資源 科学技術との連携 ( 群 県富岡市等 ) 産業遺産を核とした広域連携での観光振興 5