地域の公共交通ネットワークの再構築 ( 地域公共交通ネットワーク再編の促進 財政投融資による支援制度の創設 ) 改正地域公共交通活性化再生法を踏まえ 地域の公共交通ネットワークの再構築に向けた取組みを支援 地域公共交通ネットワーク形成に向けた計画策定の後押し 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

平成 29 年 1 月 13 日観光庁 カテゴリー Ⅱ 以上の認定外国人観光案内所への支援を開始します 二次募集 ~ 訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進 ~ 観光庁は 平成 29 年 1 月 13 日より JNTO( 日本政府観光局 ) が認定するカテゴリー Ⅱ 以上 ( )

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

Microsoft PowerPoint - 潟上市地域公共交通網形成計画(最終)

1 はじめに

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目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

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(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

平成 27 年度 観光庁関係 第 1 次補正予算 平成 27 年 12 月 観光庁

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

東北地域のインバウンドの現状 東北 6 県の外国人延べ宿泊人数の推移 東北 6 県の外国人延べ宿泊数は 震災前の平成 22 年の数値まで回復 東北地域の市場別延べ宿泊人数の推移 平成 27 年 1~11 月の延べ宿泊数は 平成 22 年同期比で台湾は増加 一方 韓国 香港は未だ回復傾向にない 250

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

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北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下


地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

北海道MICE戦略(仮称)

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交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

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資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

4-(1)-ウ①

Ⅱ. 日本遺産 事業の方向性日本遺産事業の設計に先立ち 既に文化財を活用した地域振興を行っている地方自治体の先行事例 10 件について実態調査を行った その際得られた課題を踏まえ 文化財を活用 発信して地域の活性化につなげていくために 以下のような方向性が有効と考えられる (1) 地域に点在する文化

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平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体


NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

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市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

総合交通計画 ( 仮称 ) の策定について 背景 人口減少と超高齢化が同時に進行する中 自動車を使えない県民の移動手段を確保しなければ 経済活動の低迷 人口の流出 財政支出の増加などの問題が深刻化し 持続可能なまちづくりが困難になる恐れがある 平成 年度に実施したパーソントリップ調査の結

コンパクト プラス ネットワークの形成 1


2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

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今後のスケジュールについて 17 年 8 月 ~ 17 年 11 月 ~ 17 年 12 月 ~ NPO 等によるボランティア福祉有償運送を含む STSの普及促進 NPO 等の運行主体に対する実態調査 関係者等からのヒアリング 交通バリアフリー法の見直しの検討 ( 実態調査 ヒアリングを踏まえた )

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

資 料

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

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観光で稼ぐ! ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして ~ データに基づき観光施策を作り上げる 7 つのステップ ~ 北海道経済部観光局 平成 31 年 4 月

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稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

5 この施策に係る事務事業 ( 重要度 貢献度順 ) 番号 事務事業名 魅力個店づくり整備促進事業 歳出決算額 ( 千円 ) 施策への関連性 目的に対する指標 年度目標値 年度実績値 推移 区内の既存個店や出店希望 22 者が行う 魅力的な店舗づ 809 くりを支援することで 魅 力個店の集積を図る

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

国内観光復興に向けた取組 3. 来てもらう ( 観光業における風評の払拭 )(4)1 県外からの旅行者の回復に向けた施策 (a) 福島県ならではのコンテンツを発信する これまでの取組内容 日本酒ツーリズム増進事業全国新酒鑑評会で 金賞受賞数が5 年連続で日本一に輝いた 福島県の酒蔵について スタンプ

都市サービスの高度化アクションプラン 年には 4000 万人と想定される訪日外国人の方が 入国時から滞在 宿泊 買い物 観光 出国まで ストレスなく快適に過ごすことが可能となる ICT 基盤を整備することが重要 また東京大会以降の日本のレガシーとして実現を目指す 1 枚あれば電車 バス

3 新たな統計データ FF-Data とは FF-Dataは, 訪日外国人が国内の交通機関 ( 航空, 鉄道, 幹線旅客船, 幹線バス, 乗用車等 ) を利用した際の旅客流動を分析対象に, 平成 26 年 ( 2014 年 ) の航空動態調査と訪日外国人消費動向調査 ( 以下 消費動向調査 という.

Microsoft Word - 概要版.doc

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

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JR東日本グループ経営ビジョン 変革2027

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

資料5-2【北陸信越運輸局】150630昇龍道(広域合同有識者懇)

特定した及び代表者名 : 香港 広州における九州観光説明会及び商談会開催事業に関する請負業務 株式会社 JTB 九州代表取締役社長古田和吉 特定したの住所 : 福岡市中央区長浜 平成 29 年 6 月 27 日 企画書の評価 ( 2 社 ) 株式会社 JTB 九州 A 提案内容の優良性

第 3 回四国における交通施策のあり方検討会議事概要 平成 29 年 4 月 24 日 第 3 回四国における交通施策のあり方検討会 を開催しました 議事の概要については以下のとおりです 1. 開催日時 : 平成 29 年 4 月 24 日 ( 月 )13:30~15:35 2. 開催場所 : 高松

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元気です北海道 /Welcome! HOKKAIDO, Japan. キャンペーンについて 1 1 知ってもらう 北海道の秋冬の魅力について国内外へのきめ細かな情報発信 動画制作 現地でのプロモーションの支援 web サイト SNS インフルエンサー等を通じて 観光客の受入には支障はないことや北海道

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

アドベンチャーツーリズム (AT) の市場獲得を 指して 北海道で初めての地域 AT マーケティング戦略を策定します 平成 29 年 6 20 経済産業省北海道経済産業局 ( 本発表資料のお問い合わせ先 ) 経済産業省北海道経済産業局地域経済部情報 サービス政策課担当者 : 髙橋 宮崎 島 岡﨑電話

4. 基本的な方針太田市が目指す将来像や公共交通が果たすべき役割を踏まえて 以下の4つを計画の基本的な方針とし 太田市にふさわしい公共交通ネットワークの形成を図ります 公共交通の役割取組みの方向性市民の移動手段の確保 おうかがい市バスによる高齢者 障がい者等の通院 買物等の移動手段の確保 学生 生徒

Transcription:

平成 27 年度国土交通省予算概要 ( 交通 観光に関する重点政策等関係 ) 国土交通省四国運輸局平成 26 年 10 月

地域の公共交通ネットワークの再構築 ( 地域公共交通ネットワーク再編の促進 財政投融資による支援制度の創設 ) 改正地域公共交通活性化再生法を踏まえ 地域の公共交通ネットワークの再構築に向けた取組みを支援 地域公共交通ネットワーク形成に向けた計画策定の後押し 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通網形成計画等の策定に係る調査 改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通再編実施計画の策定に係る調査 地域で策定した計画に基づく事業を多様なメニューにより支援 地域の特性に応じた生活交通の確保維持 過疎地域等におけるバス デマンドタクシーの運行 バス車両の更新等 離島航路 航空路の運航 快適で安全な公共交通の構築 鉄道駅におけるホームドア エレベーターの整備 ノンステップバスの導入等 LRT BRT の整備 IC カードの導入 活用等 LRT 低床式路面電車による幹線的な交通システム BRT 連節バス バスレーン等を組み合わせた幹線的な交通システム 地域鉄道の安全性向上に資する設備 ( ) の更新等 ( ) レール マクラギ ATS 車両等 まちづくり支援とも連携し 重点的に支域公共交通再編実施計画を実 関連事項 財政投融資による支援制度の創設要求地施す骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.1.5-1(2) 国土のグランドデザイン 2050 4(1) 地域公共交通ネットワーク再編の促進 拡充 363.2 億円 国の認定を受けた地域公共交通再編実施計画に基づく事業の実施 バス路線の再編計画に位置付けられた再編後のバス路線の持続可能な運行の確保について重点的に支援 デマンド型等の多様なサービスの導入路線バスからデマンド型乗合タクシーへの転換や多様な形での離島航路の維持に係る支援を強化 LRT BRTの高度化コンパクトシティ化等のまちづくりと連携し 地域のネットワークの軸となるLRT BRTの整備に係る支援を強化 地域鉄道の上下分離等バス路線の再編等と併せた地域鉄道の上下分離等による地域鉄道の維持に係る支援を強化 民間 自治体 財政投融資の活用を図る出る資ことで 支援策を多様化し 援際出地域の実情に即した資財投機関に/ 地域公共交通ネットワークの再は融出再再構築の取組みを後押しする資資 出資仕組みの充実を図る 車両 システム保有管理会社等リース等交通事業者 1 国

高松市における取組 鉄道網の一部と重複したバス路線などの 非効率な公共交通ネットワークを見直し 新駅設置など 基軸である鉄道サービスの向上を図りながら 主要鉄道駅からの支線となるフィーダー交通の確保 充実など 公共交通ネットワークの再編の在り方について調査 検討を行い 高松市地域公共交通網形成計画 の策定を目指す 現状交通体系の課題 (1) 公共交通サービス ( 特にバス ) が都心地域に一極集中 (2) 自動車から鉄道 バスへの乗り継ぎ ( 交通結節機能 ) が不十分 (3) 回遊性の低い都心地域の公共交通 (4) 都心地域へ向かう交通流動の多くは 自動車利用となり バス路線の利用者は減少 公共交通ネットワーク再編に向けた将来ビジョン 目指すべき将来交通体系 多核連携型コンパクト エコシティ の実現に向け 人と環境にやさしく快適で利用しやすい公共交通体系の構築 を目指す 施策の骨子 (1) 各拠点に公共交通サービスを集約 強化 (2) 公共交通軸上の拠点を対象とした交通結節機能の強化 (3) 回遊性のある交通体系への再構築 (4) 自動車から公共交通 自転車への転換を促す交通体系への再構築 (5) 地域の特性や利用者ニーズに見合った交通体系への再構築 2

ビジット ジャパン (VJ) 地方連携事業について 拡充 146.9 億円の内数 国と地方 ( 自治体及び観光関係団体等 ) が都道府県の枠を越え広域に連携して取り組む訪日プロモーション事業 インバウンドに取り組む地域の連携を促し 訪問地の多様化や滞在日数の増加を図ることにより 訪日リピーター需要の拡大に対応するとともに 多様なニーズに即した誘客を実現 観光関係団体 民間企業 地域が広域に連携 VJ 地方連携事業 相互に連携して事業を計画 実施 全国の運輸局及び沖縄総合事務局 体事例自治体メディア招請 - 情報発信具事業計画案 観光庁 実施方針策定 事業の採択 総事業費の最大 50% を国が負担 インバウンドフェア 旅行会社招請し商談 都道府県の枠を越え広域で協働 連携 協働による事業規模拡大で プロモーションの効率 効果を大幅に向上 滞在日数の長い外国人旅行者のニーズに対応した広域誘客を実現 先導的な取組等で外国人受入環境を整えているもの クールジャパンと連携した事業へ重点化 事業内容の例 旅行会社関係者等の招請〇海外旅行博への出展〇海外新聞 雑誌等への広告掲載〇メディア関係者等の招請〇外国人向けパンフレット作成〇教育関係者等の招請等 ALL SHIKOKU Rail Pass メディア招請ツアー しまなみサイクリング Point 訪日外国人旅行者の拡大 瀬戸内秘境 海外旅行博出展 3

魅力ある観光地域づくりとネットワーク化による 広域観光周遊ルート ( 骨太な 観光動線 ) の形成促進 骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.2. テーマ 4-2 観光立国実現に向けたアクション プログラム 2014 4(1). 下記参照 地域の観光資源を磨き上げて 地方を訪れる内外からの観光客の流れを戦略的に創出し 交流人口を拡大 地域経済を活性化させ 地域における雇用創出 若者の定住促進を図る 広域観光周遊ルート形成への 援 ( : 新規 14 億円 ) 広域観光周遊ルートのイメージ 複数の都道府県を跨って テーマ性 ストーリー性を持った 連の魅 ある観光地を 交通アクセスも含めてネットワーク化して 外国 旅 者の滞在 数 ( 平均 6 7 ) 文化遺産観光地 2 に 合った 訪 を強く動機づける宿泊施設 広域観光周遊ルート ( 太な 観光動線 ) の形成を促進し 海外へ積極的に発信する 国の 援 広域観光周遊ルート形成計画策定に対する 援 外国 受 環境の整備に対する 援 広域観光周遊のための交通アクセスの円滑化 マーケティングに対する 援 海外への情報発信等 海外への情報発信 ( 具体例 ) 海外メディアを招請したファムトリップによる効果的な訪 プロモーション 永平寺町 金沢市 名古屋市 文化遺産 A 県甲市 ( 歴史 化をテーマとして設定した場合 ) 観光地 1 地方空港イン 郡上市 岐阜市 宿泊施設 B 県乙市 温泉 文化遺産 観光地 3 宿泊施設 地方空港アウト 文化遺産 宿泊施設 観光地 4 C 県丙市 ( 歴まち認定都市 ) 地 空港イン アウトの促進等により 地 を直接訪問する外国 旅 者数の拡 を図る 高岡市 高山市 美濃市 犬山市 広域観光周遊ルートの具体例 < 昇 道 > 昇 道とは 能登半島を 頭に て 中華圏に 気の をモチーフとした 昇 道 と命名 この観光エリアへのインバウンドを推進するプロジェクト 景観 歴史 化を活 した観光 地域活性化 援 ( : 新規 2 億円等 ) 広域観光周遊ルート形成等に向けた歴史 化の体験プログラム開発や拠点施設の整備等の取組についてソフト ハード両 を総合的に 援 国の 援 拠点施設に対する 援 催事空間に対する 援 多 語化に対する 援 材育成に対する 援 プログラム開発に対する 援 無料公衆無線 LANに対する 援等 拠点施設 ( 具体例 ) 都市公園 歴史的建造物 4

観光資源を世界レベルへ磨いて活かす地域づくり 骨太方針 2014 2.3(3) 日本再興戦略改訂 2014 2.2. テーマ 4-2 観光立国実現に向けたアクション プログラム 2014 4(3) 下記参照 地域の観光資源を世界に通用するレベルまで磨き上げるため 美しい自然 海洋資源 豊かな農山漁村 魅力ある食文化等の観光資源を活かした地域づくり施策と 体制づくり 受入環境整備 二次交通の充実等の観光振興のための施策を一体で実施する 地域資源を活 した観光地魅 創造事業 ( : 新規 5 億円 ) 国による 援 計画策定に係る費 マーケティング費 着地型旅 商品等の滞在コンテンツの企画 作成費 次交通の整備に係る実証実験等の実施費 受 環境整備 おもてなしの向上に係る費 等 パッケージ 援 観光関係者による取組 計画の策定 ( 数値 標 取組体制 事業内容等 ) マーケティングの実施 取組の評価を踏まえた計画の見直し < 各省事業による地域づくりと連携した観光地域づくりの例 > 美しい 然を活かして ( 北海道知床 ) 本最北の世界 然遺産で観光と保護の両 海洋観光の展開 ( 島根県海 町 ) 離島のハンデを克服した観光システムづくり 豊かな農 漁村の魅 ( 北海道帯広市 ) 農 の優位性を活かした産業と観光の融合 地域の魅 を める取組の実施 1 滞在コンテンツの充実 強化 2 来訪需要の喚起 本 化の発信 ( 三重県 市 ) 地産から地消までを観光客とともに創りあげる地域 3 来訪者の利便性等向上 4 外国 受 環境整備 等 化資源 科学技術との連携 ( 群 県富岡市等 ) 産業遺産を核とした広域連携での観光振興 5