~ 先生にも 子どもたちにもわかりやすい授業づくりのために ~ 具体的な授業づくりのポイントがイメージできるよう 32 の事例を掲載しました ぜひ 使ってほしいモン! 体つくり運動領域 器械運動系領域 陸上運動系領域 水泳系領域 ゲーム ボール運動領域 表現運動系領域 保健領域 http://kyouiku.higo.ed.jp/ 低
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まえがき このたび 小学校学習指導要領の改訂により 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和を重視する 生きる力 をはぐくむことが ますます重要であると示されました 体育科においては 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を培う観点を重視し 各種の運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに 児童の発達段階を踏まえ 指導内容の明確化 体系化を図り 指導の一層の充实を目指しています また 体育科では 運動に親しむ資質や能力の育成 健康の保持増進 及び 体力の向上 の三つの具体的目標が相互に密接な関連をもっていることが示されました さらに この三つが体育科の重要なねらいであり 自ら各種の運動の楽しさや喜びを味わい 仲間と仲よく運動をし 体力の向上につながる实践力を身に付けた児童の育成を図ることが求められています 本書は 小学校学習指導要領解説体育編及び教師用指導資料 小学校体育 ( 運動領域 ) まるわかりハンドブック を参考にし 学習指導要領の趣旨を踏まえた体育の指導を適切に行うための指導資料として作成しました 各学校においては 学校及び児童の实態等に応じた指導と評価の計画の作成について 本書を効果的に活用し 改訂の趣旨に沿った 児童にとって魅力ある体育の授業が展開されることを期待します 終わりに 本書の作成に当たり 多大な御協力をいただきました各学校及び関係者の皆様をはじめ 御尽力くださいました作成委員の先生方に対しまして深く感謝申し上げます 平成 24 年 3 月 熊本県教育庁体育保健課 課長 城長眞治 - 3 -
低学年用目次 Ⅰ 学習指導要領改訂に基づく小学校体育の内容 2 小学校学習指導要領解説体育編と本手引書の関連 8 3 体育科の改善の基本方針 9 4 体育科の改訂の要点 10 5 運動領域の指導のポイント (1) 第 1 学年及び第 2 学年 ( 低学年 ) 11 (2) 第 3 学年及び第 4 学年 ( 中学年 ) 12 (3) 第 5 学年及び第 6 学年 ( 高学年 ) 13 6 体育学習の進め方 14 7 保健領域の指導のポイント 16 Ⅱ 評価 ~Q&A 形式 ~ 20 1 学習評価についての基本的な考え方 2 関心 意欲 態度 の評価 3 思考 判断 の評価 4 技能 の評価 5 知識 理解 の評価 6 評価規準の作成手順 7 指導に生かす評価 8 個に応じた評価 9 保健領域の評価 Ⅲ 体育学習の実践例 低学年 ( 第 1 学年及び第 2 学年 ) 1 体つくり運動 第 1 2 学年用 第 1 学年 : 多様な動きをつくる運動遊び 27 第 1 2 学年用 第 2 学年 : 体ほぐしの運動 35 2 器械 器具を使っての運動遊び 第 1 2 学年用 第 1 学年 : 跳び箱を使った運動遊び 43 第 1 2 学年用 第 1 学年 : 鉄棒を使った運動遊び 51 第 1 2 学年用 第 2 学年 : 固定施設を使った運動遊び 59-4 -
3 走 跳の運動遊び 第 1 2 学年用 第 1 学年 : 跳の運動遊び 67 第 1 2 学年用 第 2 学年 : 走の運動遊び 75 4 水遊び 第 1 2 学年用 第 1 2 学年 : 水遊び 83 5 ゲーム 第 1 2 学年用 第 1 学年 : 鬼遊び 91 6 表現リズム遊び 第 1 2 学年用 表現遊び 99 7 参考資料 (1) 集団行動の指導 107 (2) 水を怖がる子どもの指導 109 (3) 着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方 110 付記引用 参考文献一覧 111 手引作成委員 - 5 -
すぐに使えるこの一冊! あなたの授業に役立ちます 体育の授業が変わります 本書は 小学校学習指導要領解説体育編をもとに 文部科学省が作成した教師用指導資料 小学校体育 ( 運動領域 ) まるわかりハンドブック を参考に 学習指導要領改訂に基づく小学校体育の内容 と 体育学習の実践例 で構成しています 授業実践例の構成 (8 ページ ) について説明します! 1 本単元の内容 (1ページ目) 小学校学習指導要領解説体育編の内容から示し また 指導したことを評価する 観点から 括弧書きで 指導して評価すること を付け加えました 2 授業づくりのポイント (1ページ目) 教師の具体的な指導 支援 ( 主に 場づくりや言葉がけ ) について示しています 3 指導と評価の計画 (2 3ページ目 ) 単元全体の流れを 分かりやすく見開き2ページで示しました 各時間の 学習内容 学習活動 指導のポイント 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) で構成しています 4 単元の学習過程 (4 5ページ目 ) 学習の展開を 主なねらい 学習活動 授業づくりの留意点 教師の指導 支援 の観点から示し 指導場面を想定し 教師の言葉がけの例や児童の発言の例を吹き出しで示しました 実際の授業場面の発問 指示 助言等に生かしてください また 学習過程 1を 基礎 基本を習得する場 学習過程 2を 習得したことを活用する場 の2つの学習過程で構成しました 5 参考資料 について(6~8ページ目) 各運動領域で示された内容が2 年間ごとのまとまりであることを受けて 2 年間の単元計画 を例示しました また 指導 支援に生かす評価 とするために 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 を示しました 例示を参考にして 一人でも多くの児童が おおむね満足できる 状況に近付くような指導を目指してください なお 学習カード 場づくり等については学校の実態に応じて参考にしてください - 6 -
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2 小学校学習指導要領解説体育編と本手引書の関連 小学校学習指導要領解説体育編第 1 章総説 改訂の経緯 体育科改訂の趣旨 体育科改訂の要点第 2 章体育科の目標及び内容 体育科の目標 内容構成の考え方 各領域の内容 小学校運動領域まるわかりハンドブック ( 低 中 高学年用 ) 体育科における新学習指導要領改訂の要点 P4~5 指導内容の明確化 体系化 体力の向上の重視 運動の取り上げ方の弾力化 各運動領域の内容 評価方法等の工夫改善のための参考資料 本手引書の内容 ( 掲載した項は太字で示しています ) 学習指導要領の改善の方向性の一つとして 道徳教育や体育などの充实により 豊かな心や健やかな体を育成すること が示されました そこで 本手引書では Ⅰ-3 体育科の課題と改善の基本方針 4 体育科の改訂の要点の項で 改訂の要点をまとめました Ⅲ 体育学習の実践例では 改訂の趣旨に基づき 体育指導の充実の手立てとして 指導と評価の計画 単元計画の考え方 の2 点について 分かりやすく示しました 第 3 章各学年の目標及び内容 第 1 学年及び第 2 学年の目標及び内容 第 3 学年及び第 4 学年の目標及び内容 発達の段階を踏まえた指導のポイント P6~ 低学年の指導のポイント 指導内容を明確にする 易しい運動遊び をしっかりと行う中学年の指導のポイント 進んで学習を振り返ることを大切にする 最後まで努力して運動する態度を育む 体育科における学習評価 P271~ 評価規準の設定について 卖元の評価規準 から 学習活動に即した評価規準 へ 小学校では 豊かなスポーツライフの基礎となる資質や能力を身に付けていくことができるよう 発達の段階に応じて指導する内容を明確化し 学校段階の接続を踏まえて体系化を図りました そこで 本手引書では Ⅰ-5 運動領域の指導のポイントの項で 低 中 高学年の3つに分けて指導のポイントを説明しました 国立教育政策研究所より 評価規準の設定を含めた指導と評価の計画 具体的な評価方法 評価対象とした具体的な児童の学習状況等について示されました 第 5 学年及び第 6 学年の目標及び内容 高学年の指導のポイント 考えたり工夫したりすること を大切にする 最後まで努力して運動する態度を育む 各事例における評価 そこで 本手引書では Ⅱ 評価 ~Q&A~ の項で 関心 意欲 態度 思考 判断 技能 及び健康 安全についての 知識 理解 の4 つの観点の評価 評価規準の作成の手順 指導に生かす評価 個に応じた評価 保健領域の評価についてまとめました 第 4 章指導計画の作成と内容の取扱い 指導計画作成上の配慮事項 内容の取扱い 集団行動の指導は 各学年の各領域 ( 保健を除く ) において適切に行うこと と示されました そこで 本手引書では 8 参考資料集団行動の指導の項で 指導のポイントについてまとめました - 8 -
3 体育科の改善の基本方針 体育科の課題 体育 運動する子どもとそうでない子どもの二極化の傾向が見られること 子どもの体力の低下傾向が依然として深刻な状況であること 運動に親しむ資質や能力が十分でない状況が見られること 保健 生涯を通じて自らの健康を適切に管理し改善していく資質や能力を育成するために 発達の段階を踏まえて保健の内容の体系化を図る必要があること 小学校低学年においては 運動を通して健康の認識がもてるよう指導の在り方を改善すること 改善の基本方針 体育 それぞれの運動が有する特性や魅力に応じて 基礎的な身体能力や知識を身に付ける 生涯にわたって運動に親しむことができるように 発達のまとまりを考慮し 指導内容を整理し体系化を図る 保健 発達の段階を踏まえて保健の内容の体系化を図る 健康の概念や課題などの内容を示すとともに 健康 安全に関する内容の改善を図る 小学校低学年においては 運動を通して健康の認識がもてるような指導の在り方を改善する 体育科の目標と育てる力の関係 心と体を一体としてとらえ 適切な運動の経験と健康 安全についての理解を通して 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り 楽しく明るい生活を営む態度を育てる 合理的 意欲的な運動実践 身体能力 ( できる ) 思考力 判断力 ( 活用する ) 態度 ( 身に付く ) 知識 ( わかる ) - 9 -
4 体育科の改訂の要点 (1) 基礎的な身体能力や知識を身に付ける ア体力の向上を重視し 小学校第 1 学年から高等学校第 3 学年までのすべての学年において 体つくり運動 を指導する イ各運動領域において適切な運動経験を通して その結果として体力が高まるように指導を改善する ウ学習したことを 他の学校生活や家庭生活に生かすことを重視する エ体育学習における言語活動においては 事前に基礎的な知識についての指導をする必要がある (2) 発達段階のまとまりを考慮する 小学校から高等学校までの12 年間を4 年間ごとのまとまりとする 小学校 中学校 高等学校 1~4 年 5 6 年 1 2 年 3 年 1~3 年 様々な基本的な動きを身に付ける時期 多くの領域の運動を体験する時期 尐なくとも 1 つのスポーツに親しむ時期 (3) 指導内容を整理し体系化を図る 体系化した運動領域の領域構成学 1 2 3 4 5 6 年 領 域 体つくり運動 体つくり運動 器械 器具を使っての運動遊び 体つくり運動 器械運動 体つくり運動 体つくり運動 器械運動 走 跳の運動遊び走 跳の運動陸上運動 水遊び浮く 泳ぐ運動水泳 ゲームゲームボール運動 表現リズム遊び表現運動表現運動 体つくり運動 保健 保健 (4) 指導内容の明確化 各運動領域において 身に付けさせたい内容を具体的に示す 例 ) 第 5 学年及び第 6 学年 E ボール運動 (1) 技能アゴール型では 簡易化されたゲームで ボール操作やボールを受けるための動きによって 攻防をすること (5) 発達の段階を踏まえて保健の内容の体系化を図る ア保健については 身近な生活における健康 安全に関する基礎的な内容を重視し 指導内容を改善すること イ健康な生活を送る資質や能力の基礎を培う観点から 系統性のある指導ができるよう健康に関する内容を明確にすること ウ児童の興味 関心や意欲などを高めながら効果的に学習を進めるために 学習時間を継続的又は集中的に設定するなど発達段階に応じた指導計画を立てること - 10 -
5 運動領域の指導のポイント (1) 第 1 学年及び第 2 学年 ( 低学年 ) 1 第 1 学年及び第 2 学年の目標 ア簡卖なきまりや活動を工夫して各種の運動を楽しくできるようにするとともに, その基本的な動きを身に付け, 体力を養う イだれとでも仲よくし, 健康 安全に留意して意欲的に運動をする態度を育てる 2 第 1 学年及び第 2 学年の発達の段階と学習指導 易しい運動遊びを楽しく行えるようにする 自分たちの力に応じて進んで活動の仕方や競争のルールなどを工夫することができるようにする 体の基本的な動きや各種の運動の基礎となる動きを身に付けることができるようにする ア指導内容を明確にする体育科では, 子どもたちに身に付けさせたい内容を明確にする視点から, 技能 ( 運動 ) 態度 思考 判断 の 3 つで各運動領域の内容を構成しています 卖元では, 取り上げた運動に応じてこの 3 つの内容を明確にし, 何を教えるのかをはっきりさせることが重要です このとき 技能 については, 特に運動の特性や魅力に応じて指導することが重要です 低学年では内容領域を基本的に 運動遊び として示しています これは, この頃の児童にとっての運動が, わくわく, 伸び伸びと体を動かす楽しさや心地よさを味わう 遊び であることを強調しているものです つまり, 運動の特性や魅力に応じて指導するということは, 卖元で取り上げた運動遊びを楽しく行う中で, 体の動きや各種運動の基礎となる動き を身に付けていけるように指導することを意味しています イ 易しい運動遊び をしっかりと行う学習内容として, 子どもたちの实態からどのような 易しい運動遊び を卖元で取り上げることが適切かを考えることはとても大切です 小学校体育 ( 運動領域 ) まるわかりハンドブック にある例や, 小学校学習指導要領解説体育編ならびに各種の学校体育实技指導資料等を参考にして適切な運動遊びを選んでください ウ特に大切にしたいこと! すそ野の広い様々な運動経験を積んで中学年 高学年 の基礎をつくる - 11 -
(2) 第 3 学年及び第 4 学年 ( 中学年 ) 1 第 3 学年及び第 4 学年の目標 ア活動を工夫して各種の運動を楽しくできるようにするとともに, その基本的な動きや技能を身に付け, 体力を養う イ協力, 公正などの態度を育てるとともに, 健康 安全に留意し, 最後まで努力して意欲的に運動をする態度を育てる ウ健康な生活及び体の発育 発達について理解できるようにし, 身近な生活において健康で安全な生活を営む資質や能力を育てる 2 第 3 学年及び第 4 学年の発達の段階と学習指導 運動を楽しく行うことができるようにする 進んで活動を振り返り, 活動を工夫して, 運動の楽しさを広げることができるようにする 最後まで努力して運動をする態度を育て, 日常生活にも生かしていけるようにする 運動の基礎となる感覚を育みつつ, 基本的な動きや技能を身に付けることができるようにする ア進んで学習を振り返ることを大切にする中学年では, 体育科のねらいの一つとして, 進んで活動を工夫し運動を楽しくできるようにするとともに, 運動の特性や魅力に応じて, 体つくり運動, 走 跳の運動, 浮く 泳ぐ運動及びゲームについては, 運動種目として成立する以前の基本的な 動き を身に付けること, また器械運動及び表現運動については, 運動種目としての基本的な 技能 を身に付けることを大切にします これは, この頃の児童の発達の段階から, 望ましい学習集団をつくり学習を進めるとともに, 運動の特性や魅力に応じて課題をもち, またそれを解決するために, 動き方や運動する場, 練習の仕方などを工夫することで, 運動の楽しさや喜び を広げていくことを大切にすることです イ最後まで努力して運動する態度を育む学習課題の達成に向かって最後までやり遂げる態度を育てることが中学年の学習指導では重要です そのためには, 運動の特性や魅力に応じて進んで課題に取り組み, 適切な指導や支援を受けて工夫しながら課題を解決する活動が, どの児童にも保障されていることが必要です ウ特に大切にしたいこと! 集団で課題に取り組む機会を多くする 児童が工夫した動きや行い方などをお互いが評価し合える機会を設定する - 12 -
(3) 第 5 学年及び第 6 学年 ( 高学年 ) 1 第 5 学年及び第 6 学年の目標 ア活動を工夫して各種の運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに, その特性に応じた基本的な技能を身に付け, 体力を高める イ協力, 公正などの態度を育てるとともに, 健康 安全に留意し, 自己の最善を尽くして運動をする態度を育てる ウ心の健康, けがの防止及び病気の予防について理解できるようにし, 健康で安全な生活を営む資質や能力を育てる 3 第 5 学年及び第 6 学年の発達の段階と学習指導 運動の楽しさや喜びを味わうことができるよう, 進んで考え活動を工夫していくことができるようにする 運動の楽しさや魅力に応じて基本的な技能を身に付け, 運動に対する自己肯定感をもてるようにする 自己の最善を尽くして運動をする態度を育めるようにする ア 考えたり工夫したりすること を大切にする高学年は, 次の中学生の 1 2 年生と合わせて, 生涯にわたる豊かなスポーツライフの基礎が育つ上で重要な時期です 特に 運動に対する自己肯定感をしっかりともつことが大切です このためには, 楽しさや喜び という運動がもっている特性や魅力に応じて運動の基本的な技能を身に付けること, 集団の中での役割を自覚して学習を進めること, 深く考え行動することを大切にして児童に働きかけます 特定の方法を反復, 継続的に当てはめるだけではなく, 自己の課題に向け, その解決の仕方を工夫できるようにします イ自己の最善を尽くして運動する態度を育む学習課題の解決に向かって自己の最善を尽くして運動をする態度を育てることが 高学年の学習指導では重要です このためには, 運動の特性や魅力に応じて進んで課題をもち, 適切な支援を受けて, 考えたり工夫したりするとともに技能を身に付け, 正しい態度に基づいて力いっぱいの活動を行うように働きかけることを大切にします ウ特に大切にしたいこと! 課題を解決し 運動の楽しさや喜びを味わう体験をすることを大切にする 自己肯定感が高まるように課題をやり遂げる機会を多くする - 13 -
6 体育学習の進め方次のような点に留意し学習を進めていきます! (1) 運動の楽しさや喜びを感じさせているかまず 児童が 運動の楽しさや喜びを感じるような授業づくりをすることが大切です そのためには 運動の特性を踏まえ 児童の实態をしっかりと把握した上で卖元づくり 授業づくりをしていくことが必要です そして できなかったことができるようになる 記録が伸びる チームの力が高まるなどの技能の向上が図られ また ゲーム 練習の仕方 作戦等において分からないことが分かるようになったり さらに きまりやルールを守り みんなで協力したりして運動を楽しむなどの態度を育てる授業づくりを目指すことが大切です (2) 豊かにかかわり合う授業であるか体育の授業では 仲間と豊かにかかわり合いながら学習できるという特性があります 児童のかかわり合いの实態を把握し 友達や教師と協力し 励まし合い 教え合う場面を設定するような授業づくりに配慮することが大切です また 教師の児童への肯定的な言葉がけや表情は 授業の雰囲気をよくし 児童の学習意欲を高めます さらに児童相互の肯定的な言葉がけを奨励する場面を促していけば 教師と児童 あるいは児童同士がより豊かにかかわる授業となるでしょう (3) 運動量が十分確保されているか児童が体育を楽しいと感じる大きな要素に 運動の实践そのものがあります 1 時間の中で 児童が精一杯運動した満足感が得られるような運動量を確保することが大切です また 体力つくりの視点からも 授業が終わる時には どの児童も汗ばんでいることがめやすとなるでしょう (4) 主体的な学びの姿が見られるか教師主導の画一的な指導ではなく 児童が自己の課題の解決に自ら進んで取り組めるような指導を大切にする必要があります 特に 児童一人一人は 興味 関心 技能 体力などに個人差があるので 個に応じた支援が求められます (5) 学習の目標や内容が明確に示されているか教師がこの卖元の目標は何か また 毎時間の授業でどんな力を身に付けさせたいのかを児童に明確に示すとともに 目標をよく理解させておくことが大切です その工夫の一つとして 卖元計画や授業の流れ等を学習カードや黒板に掲示するとよいでしょう - 14 -
(6) 授業のきまりが確立しているか児童が安全に しかも効率的に学習を進めるには 学習のきまりや約束を確立しておくことが大切です 準備 片付け 集合 聞く態度 話し合いの仕方などのきまり 約束を定め 常時指導していくことが必要です (7) 教材や場づくりの工夫があるか児童が主体的 意欲的に学習に取り組めるようにするには 児童にとってワクワクするような魅力ある教材 教具の工夫や場づくりが大切です 工夫の視点 例 運動量を確保するための手立て 場を増やすための手づくりの教具 恐怖心を取り除くための手立て 段ボールを用いたハードル 扱いやすくするための手立て 空気を尐し抜いたボール 苦手な児童への手立て 水泳時のヘルパー 意欲を高める手立て ~ランドへ出発!( イメージづくり ) 課題発見 解決のための手立て ICTの活用 (8) 学習カードや資料を活用しているか きめ細かな配慮のある学習カードや資料を活用することが 児童が主体的に学習を 進めることにつながります 記載内容 期待できる効果 得点表 記録表 自己の技能の伸びや課題を把握できる 作戦図 感想欄 学習の足跡を残すことができる 反省欄 自己評価 相互評価及び指導者の評価に活用できる ボール軌跡図 友達やチームでのかかわりを深めることができる 器械運動技能ポイント系統表 技能習得の見通しをもつことができる (9) 事故防止に留意しているか児童の行動や学習環境の安全性に配慮することが大切です 安全指導及び体育施設や用具の安全点検とともに 適度な休養等への配慮が大切です また 酷暑時の熱中症や水泳時の水温等 自然環境に留意することも大切です (10) 発達段階に応じた指導を行っているか発達段階を踏まえ 骨格や筋肉 心肺機能に著しい負担がかかることがないよう運動の取扱いに配慮する必要があります また 児童一人一人の発育や発達には 個人差があることも忘れてはなりません - 15 -
7 保健領域の指導のポイント (1) 学習指導要領改訂の趣旨から 1 保健領域の改善の基本方針 生涯を通じて自らの健康を適切に管理し改善していく資質や能力を育成するために, 発達の段階を踏まえて保健の内容の体系化を図る 健康の概念や課題などの内容を明確に示す 小学校低学年においては, 運動を通して健康の認識 * がもてるよう指導の在り方を改善する 2 保健領域の改訂の要点 身近な生活における健康 安全に関する基礎的な内容を重視し, 指導内容を改善する 健康な生活を送る資質や能力の基礎を培う観点から, 系統性のある指導ができるよう健康に関する内容を明確にする 3 保健領域 ( 保健分野 ) の体系化 小学校中学校高等学校 3 4 年 5 6 年 1 年 2 年 3 年入学年次次の年次 発達の段階を踏まえた内容 身近な生活における健康 安全に関する基礎的な内容 個人生活における健康 安全に関する内容な 個人生活及び社会生活における健康 安全に関する内容 指導上の留意点 より実践的により科学的により総合的に 毎日の生活と健康育ちゆく体とわたし 心の健康 心身の機能の発達と心の健康 健康な生活と疾病の予防 現代社会と健康 指導内容の体系化 けがの防止 傷害の防止 生涯を通じる健康 病気の予防 健康と環境 社会生活と健康 * 健康の認識 とは, 運動が体によいことを理解したり 判断したりすることである 健康と運動のかかわりについて 低学年の児童が運動場面で实感できるよう指導を工夫する 例 ) 運動をすると 自分の体はど うなりましたか 体が温かくなって汗がた くさん出ました - 16 -
(2) 単元名及び各単元の指導の内容 学年 指導時間 卖元名及び各卖元の指導の内容 第 3 学年 4 時間程度 毎日の生活と健康 健康の大切さを認識するとともに, 健康によい生活について理解できるようにする ア健康な生活とわたしイ 1 日の生活の仕方ウ身の回りの環境 第 4 学年 4 時間程度 育ちゆく体とわたし 体の発育 発達について理解できるようにする ア体の発育 発達イ思春期の体の変化ウ体をよりよく発育 発達させるための生活 第 5 学年 8 時間程度 心の健康 心の発達及び不安, 悩みへの対処について理解できるようにする ア心の発達イ心と体の相互の影響ウ不安や悩みへの対処 けがの防止 けがの防止について理解するとともに, けがなどの簡卖な手当ができるようにする ア交通事故や身の回りの生活の危険が原因となって起こるけがとその防止イけがの手当 第 6 学年 8 時間程度 病気の予防 病気の予防について理解できるようにする ア病気の起こり方イ病原体がもとになって起こる病気の予防ウ生活行動がかかわって起こる病気の予防エ喫煙, 飲酒, 薬物乱用と健康オ地域の様々な保健活動の取組 ア保健領域の新しい内容の追加 第 3 学年 毎日の生活と健康 : 健康の状態の捉え方として 主体の要因や周囲の環境の要因があること 第 5 学年 けがの防止 : 身の回りの生活の危険が原因となっておこるけががあること 第 6 学年 病気の予防 : 地域では 保健にかかわる様々な活動が行われていること イ保健領域の指導については, 児童の興味 関心や意欲などを高めながら効果的に学習を進めるために, 学習時間を継続的又は集中的に設定することが望ましい - 17 -
(4) 保健領域の指導方法の工夫 1 思考力 判断力等の育成 保健の指導に当たっては, 知識を活用する学習活動を取り入れるなどの指導方法の工夫を行うこと ( 内容の取扱い (6)) 知識を習得する学習活動を重視するとともに, 習得した知識を活用する学習活動を積極的に行うことにより, 思考力 判断力等を育成していく 2 多様な指導方法の工夫 身近な日常生活の体験や事例などを用いた話し合い ブレインストーミング 応急手当などの实習 实験など体験的な学習 地域や学校の实情に応じて養護教諭や栄養教諭 学校栄養職員 学校医など専門性を有する教職員等の参加 協力 資料 ビデオ スライド 掛図 図表等の視聴覚教材及び ICT 機器の活用 3 課題解決的な学習の推進課題解決的な学習とは 児童が身近な生活における様々な課題に気付き 結果を予想し 解決の方法を考え 自ら主体的に解決していく学習です その過程を通して 学習した内容を卖に知識としてとどめさせるだけでなく 課題を見極める力 課題を解決する力 課題解決の力を適用 発展させる力など 日常生活を送る上で必要とされる健康 安全に関する資質や能力を自分自身の力で身に付けさせていきます これらは 確かな学力 として求められている 思考力 判断力 表現力等 にもつながっていく力です 評価は適宜行う ( 形成的評価 ) 課題解決的な学習の過程 身近な生活から課題発見 結果を予想する 解決の方法を探る 体験的な学習 体験 事例を用いた話合い 等 ブレインストー ミング 实習 实験 作業 实地調査 調べ学習 聞き取り 資料活用 I C T 機器活用 实 践 自己評価 相互評価 新しい課題へ向かう - 18 -
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Q1 これからの体育の学習評価はどのように考えればよいのでしょうか? A 運動領域の学習評価については 次の 2 点に考慮しながら評価を行います 1 関心 意欲 態度 体育では 指導内容に 態度 が位置付けられており 評価をします 2 運動についての 思考 判断 体育では 思考 判断 表現 ではありま せん 指導内容としての 表現 は 体育における技能に含まれます < 運動領域 > 運動への関心 意欲 態度 運動についての思考 判断 運動への愛好的態度 協力 公正に関する態度 安全に関する態度を評価 自己やチームの課題解決に向けた取り組み方 ( 工夫の仕方 ) を評価 運動の技能基本的な動きや技能の習得の状況を評価保健領域の学習評価については 次の2 点に留意しながら評価を行います 1 関心 意欲 態度 学習内容に関心をもっているかを重視して評価すること 2 思考 判断 小学校では より实践的 具体的に表している様子 ( 発言 記述 ) を評価すること 見付ける 選ぶ活動が非常に重要となります ( 实践的な姿の例 : 自分の生活と比べて考える等 ) < 保健領域 > 健康 安全への関心 意欲 態度 健康 安全についての思考 判断 健康 安全についての知識 理解 学習活動に進んで取り組んでいる状況を評価 实践的に 思考 判断 したことを言語活動で 表現 ( 説明 ) している状況を評価 理解したことを 発言や記述している状況を評価 Q2 運動や健康 安全への 関心 意欲 態度 の評価はどのように考えれば よいのでしょうか? A 関心 意欲 態度 の観点では 次の要素をみていきます < 運動領域 > 運動の楽しさを味わおう お互いに協力しよう 安全に配慮しよう としているかとしているかとしているか - 20 -
< 保健領域 > 健康な生活について 学習活動に進んで 課題の解決に向けた学習活動に進ん 取り組もう としているか ( 個人の活動 ) で取り組もう としているか ( 集団の活動 ) 関心 意欲 態度 の評価方法 授業中の発言や行動などから評価する 観察 がありますが より実観的で信頼性の高い評価をしていくためには 学習カード等の記述による評価方法を組み合わせていく工夫も必要です Q3 運動や健康 安全についての 思考 判断 の評価はどのように考えればよい のでしょうか? A 思考 判断 の観点では 次の要素をみていきます < 運動領域 > 課題解決に向け その前提となる 課題解決に向けた適切な 課題解決に向けて 知識は定着 しているか場で活動 しているか工夫 しているか 前提となる知識 とは 主に低学年では 行い方 中学年では 動きや技のポイント 高学年では 課題解決の仕方 等を指します < 保健領域 > 課題や解決方法を見付けたり 選んだ りして それらを説明しよう としているか 学習したことを自分の生活と比べだり 関係を見付けたりして それらを説明 しよう としているか 思考 判断 の評価方法 授業中の話し合いや活動中の発言 動きなどの 観察 があります その際 どうしても発言力のある児童に比べ 発言が尐ない児童の正しい評価が難しくなります そこで 学習カードの記述などを参考にすることで 課題や練習を選択した過程や作戦の工夫 学習の場の選択においてどのような考えをもっているのかなどを見取ることができます 児童の姿の見える部分だけではなく 活動中の何気ないつぶやきや行動など児童の内面にかかわる部分についても 観察できるよう工夫し 評価に生かしていくことが大切です - 21 -
Q4 運動の 技能 の評価はどのように考えればよいのでしょうか? A 技能 の観点では 次の要素をみていきます < 低 中学年 > 運動を楽しく行うための基本的な動き や技能 を身に付けているか < 高学年 > 運動の特性に応じた基本的な技能 を身に付けているか 体つくり運動 領域の 体ほぐし運動 については 技能の習得や向上を直接のねらいとするものではないことから 技能 は評価しません 一方 低 中学年の 多様な動きをつくる運動 ( 遊び ) 及び高学年の 体力を高める運動 については 動きを身に付けることをねらいとしているので 技能 ( 運動 ) について評価します 運動の 技能 の評価のポイント 評価するのは 記録 ( 量 ) ではなく 指導した技能 ( 動きの 質 ) です 例えば 50m 走を8 秒で走る というのは 卖に 技能 だけでなく体力も含め発揮されたパフォーマンス全体の結果であり 評価すべき 技能 のみを表したものではありません 評価するのは スタートや走り方等の指導した 技能 ということになります また 保健領域では 技能 については評価しません Q5 健康 安全についての 知識 理解 の評価はどのように考えればよいのでしょうか? A 知識 理解 の観点では 次の要素をみていきます < 保健領域 > 身近な生活における健康 安全 1 日の生活の仕方について身の回りの環境について の基礎的な事項について理解し 理解したことを 言ったり理解したことを 言ったり たことを 言ったり書いたり 書いたり しているか 書いたり しているか しているかどうかどうかどうか 健康 安全についての 知識 理解 の評価方法 指導したことや話合いのテーマについて理解したことを発言したり 学習カード ( ワークシート ) に書いたりした内容をもとに評価します また 運動領域では 知識 理解 については評価しません 運動の实施や思考 判断の前提となる知識の定着の状況は 思考 判断 で評価します - 22 -
Q6 評価規準は どのような手順で作成するとよいのでしょうか? A 次の 4 つの段階で作成します 今回は 陸上運動の第 3 学年 かけっこ リレー の 技能 の例を示します 1 内容のまとまりごとのねらい ( 学習指導要領解説を手がかりに ) いろいろな姿勢からの素早い走りだし 前後に腕を大きく振った走り まっすぐ前を見て体を前傾させた走り ( テークオーバーゾーン内で ) 走りながらのバトンパス 2 卖元のねらい ( 指導内容 ) コーナーの内側に体を軽く傾けた走り 距離を決めて調子よく走ったり 走りながらバトンパスをしたりすることができるようにする 3 学習活動における子どもの姿 明確化 いろいろな走り出しの姿勢から素早く走り始める 前後に腕を振って走る まっすぐ前を見て 体を前傾させて走る コーナーの内側に体を軽く傾けて走る テークオーバーゾーンで 走りながらバトンパスをする 4 評価規準 重点化 素早くスタートして まっすぐ思い切り走ることができる テークーバーゾーン内で 走りながらバトンパスをすることができる Q7 指導に生かすことができる確かな学習評価にするためには どうしたらよいのでしょうか? A 次の2つを大切にし 指導に生かすようにしていきます 1 評価規準をもとに 児童の具体的な姿 をもっておくこと活動している児童の様子をイメージしたり 实際の様子を観察したりして見取りにくい項目のみでよいので 児童の具体的な姿 をある程度想定しておきます 高学年バスケットボール ( ゴール型 ) の関心 意欲 態度の例を示します 観点評価規準評価方法 : 具体的な子どもの姿 関心 意欲 態度 第 7 時 行動の観察 ルールやマナーを守り 練習の順番を守っている 友達と助け合って練習やゲ 意図的にファウルをしていない ームをしようとしている 勝敗に対して望ましい態度をとっている 仲間に励ましの声をかけている 仲間からの助言を素直に聞いている - 23 -
2 一卖位時間の評価時期と評価する項目数を調整すること 一卖位時間においては 可能であれば学習の前半と後半の 2 回の評価機会を設け るとが望まれます 学習の前半の評価 - 学習の後半の評価 - 学習課題の理解とよい動きへの気付きを促し 次の学習につながっていくような 指導に生かす評価 とします 児童の具体的な姿を観察したり 学習カードの記述を活用したりして 重点的に指導した内容を評価する 記録に残す評価 とします 一卖位時間においては 評価する項目数を多く設定しすぎると評価が困難とな り 指導 支援が不十分となるので 原則として 1 時間に 1 項目 ( 多くても 2 項目まで ) とすることが望まれます Q8 次のような児童に対する評価はどのようにすればよいのでしょうか? 1 うまくできないが よくがんばって学習に取り組んでいる児童に対する評価 A 指導でまず大切なのは すべての児童が おおむね満足できる状況 :B 以上になるようにすることです そこで 評価の結果 おおむね満足できる状況 :B に達していない児童に対しては 具体的な支援を行います 全实践例の参考資料には 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 を示し 評価をもとに具体的な支援に生かす大切さを示しています そして その後の学習において おおむね満足できる状況 :B に近付くように個別指導等を継続していきます その結果 次に示す技能 1について指導した時間の評価では C であっても その後の具体的な支援等で おおむね満足できる状況 :B に技能が達した場合には その観点に対する評価は おおむね満足できる状況 :B とします 表 ) おおむね満足できる状況:B を目指した指導と評価の例( 技能 1の例 ) 時間第 1 時第 2 時第 3 時第 4 時第 5 時第 6 時 指導と評価態度 2 思判 1 技能 1 態度 1 思判 2 技能 2 A 君 C A 君の技能 1 の状況の変容 C B 具体的な支援 1 具体的な支援 2 第 3 時の評価は C しかし その後の 具体的な支援と A 君の頑張りで B 評価 となり 本項目の記録に残す評価は B - 24 -
体育が大好きでよくがんばっている児童は 友達と協力しながら仲よく活動したり 自分のめあてに向かって一生懸命に活動したりする姿が見られるはずです このような姿は 関心 意欲 態度 や 思考 判断 の観点で評価することができると思います また 通知表の所見欄でがんばっている様子等を記述することは児童の意欲を高める大切な評価の一つです 2 体育を見学する児童に対する手立てや評価 A 以前の体育の評価は 技能 の評価に偏った重み付けがなされる傾向に ありました しかし 目標に準拠した評価では 観点別評価を基本として児童の学習の到達度をバランスよく評価することが重要となります このことからも 体育を見学する児童でも 可能な限り授業に参加させることが大切です 例えば 器械運動では 友達の試技に対して補助したり気付きを言ったりする活動等 ボール運動では 触球数やボールの動きを記録したり作戦会議やゲームの反省の話し合いに参加したりするなどの活動が考えられます これらの場面では 関心 意欲 態度 や 思考 判断 の評価が可能です 見学する児童に 自分も体育を学習しているという意識とその時間の課題をしっかりもたせておくなどの配慮が必要です Q9 保健領域の学習評価で 十分満足できる状況 :A とは 具体的にどのような姿なのでしょうか? A 保健領域の3 観点の具体例を示します この姿を基本として見取ることができます 観点 十分満足できる状況 :A の具体的な姿の例 関心 意欲 態度思考 判断知識 理解 自ら進んで取り組んでいたり 集中して取り組んでいたりしている メモを取ったり 内容を確認したりするなど 発言を聞き逃がさないで集中して取り組んでいる 学習したことをもとに 理由を付け加えたり 他の考え方との相違点や類似点などを付け加えたりして 具体的に説明している 学習したことと自分の生活とのつながりを踏まえて 健康な生活への改善策まで触れている 具体例を挙げて言ったり 書き出したりしている 指導に生かす評価 となるように! くまもとサプライズキャラクター くまモン - 25 -
低学年 - 26 -
第 1 学年 多様な動きをつくる運動遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.8~9 12~13 バランス移動用具操作力試し 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 体のバランスをとったり移動をしたりするとともに, 用具の操作などをすること [ 構成 ] 運動 体のバランスをとる運動遊び 体を移動する運動遊び 用具を操作する運動遊び 力試しの運動遊び 運動遊びに進んで取り組むこと 態度 きまりを守って仲よく運動をすること 場の安全に気を付けること 思考 判断 体つくりのための簡卖な運動の行い方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) やってみたい を引き出すための場の工夫 楽しさが味わえるような魅力のある活動の場にしましょう また, 児童の関心 意欲が持続するよう複数の活動の場を設定し, 音楽なども効果的に活用しましょう 運動遊びの楽しさを味わい, 児童の歓声があがるような魅力的な活動の場をつくるようにしましょう (2) 動きのレパートリーを増やす ための工夫 どんな動きがよい動きなのかが児童にも分かるように, 動きを共有したり 動きがイメージできるような図や写真などの掲示物を工夫したり, 教師の言葉がけをしていきましょう 腰の周りで上手く回せるようになったね 他には体のどこで回せるかな いろんな止まり方があるね 次は手を広げて止まってみよう - 27 -
3 指導と評価の計画 (5 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 学習の進め方 用具の使い方 運動の行い方を知り 運動する場や用具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 1) 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る 用具の使い方や運動の行い方を知る 2 試しの運動 体のバランスをとる運動遊び 用具を操作する運動遊びの易しい動き 3 振り返り 片付け 学習過程 1 2 3 学習内容 運動の順番やきまりを守って 友達と仲よく運動すること ( 関心 意欲 態度 2) 多様な動きをつくる運動遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 3) 運動遊びの行い方や動き方を知ること ( 思考 判断 1) 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 2) 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 体のバランスをとる運動遊び 用具を操作する運動遊び 教師が提示した動きに取り組む ペアやグループで見合って 動きを確かめる 運動遊びで行った動きを使ってゲームをする 4 振り返り 片付け 学習過程 2 4 5 学習内容 動きを工夫するために姿勢や人数 方向などの条件や用具の使い方を選らぶこと ( 思考 判断 3) 用具を操作し 用具に合わせた動きをすること ( 運動 1) 姿勢や方向を変えて 体のバランスをとる動きをすること ( 運動 2) 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 体のバランスをとる運動遊び 用具を操作する運動遊び いくつかの場を準備する 好きな運動を選ぶ 動き方を工夫する 4 振り返り 片付け - 28 -
時間 1 指導のポイント 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 運動する場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 児童の实態に応じた易しい運動から始める 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への 関心 意欲 態度 1 友達と協力して 用具の準備や片付けをしようとしている ( 観察 ) 運動についての 思考 判断 運動の技能 2 3 運動の順番やきまりを守るよう言葉がけをする 音楽をかけて楽しい雰囲気で活動できるようにする 関心 意欲が持続するように複数の活動の場を準備する 基本となる動きを教師が紹介する 動き方がイメージできるような図や写真などを掲示する よい動きの児童を教師が紹介する つま先で 上手に回っていますね みんなもまねしてみましょう 2 運動の順番やきまりを守って仲よく運動しようとしている ( 観察 学習カード ) 3 多様な動きをつくる運動遊びに進んで取り組もうとしている ( 観察 学習カード ) 1 運動遊びの行い方や動き方を知っている ( 観察 学習カード ) 2 友達のよい動きを見付けている ( 観察 学習カード ) 4 5 動きの工夫を引き出す言葉がけをする ( 姿勢 人数 方向 速さなど ) 次は 姿勢を変えて ボールがキャッチできるか やってみましょう よい動きを賞賛したり 動きのポイントを助言したりする 動きが多様に工夫できるよう 場や用具を準備する ボールをはさんでやってみよう 3 動きを工夫するために姿勢や人数 方向などの条件や用具の使い方を選んでいる ( 観察 学習カード ) 1 用具を操作し 用具に合わせた動きができる ( 観察 学習カード ) 2 姿勢や方向を変えて 体のバランスをとる動きができる ( 観察 学習カード ) - 29 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/5 3/5 時間目 ) 1/5 はオリエンテーション 時間 はじめ 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 友達と仲よくバランスランドやボー ルランドに挑戦しよう 順番やきまりを守って 友達と仲よく 楽しく運動をする 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 活動の場や用具の使い方など 安全に運動遊びができるようきまりを徹底する 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 3 バランスランドで 体のバランスをとる運動遊びをする たつまき遊び ゴロリン遊び 一つ一つの動きを提示し 一斉に運動しながら動き方を確認する 全員ができる易しい動きから始め 尐しずつ動きを変える 音楽を流すなど 楽しい雰囲気で動けるように工夫する たつまき遊びでは 片足を軸にして 右回りと左回りをやってみよう な か 4 ボールランドで 用具を操作する運動遊びをする ボール回し遊び バランスくずし遊び ボールキャッチ遊び ゴロリン遊びでは 背中をマットにつけて回ってみよう 各運動遊びの中から 1 時間に 2 つぐらいの遊びを選んでじっくり取り組むようにする 上に投げたボールをおとさずに 両手や片手でキャッチしてみよう ボールをおなかのまわりで回してみましょう できたら 体の他のところでも回してみましょう まとめ ボール運び遊び 5 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 気付きを発表する (2) 整理運動と片付けをする よい児童の動きを紹介し 進んでやってみようという意欲をもたせる 3 時間目 - 関心 意欲 態度 3 一つの動きでも 高さや向きなどを変えて行うように言葉がけをする 友達の動きを見合う場面を設定し 動きのポイントに気付かせる 3 時間目 - 思考 判断 2 楽しかったこと 自分や友達の動きでよかったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする 2 時間目 - 思考 判断 1-30 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 4/5 5/5 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ 2 学習課題を確認する 友達と一緒に もっと楽しい動きを見 付けてやってみよう 1~3 時間目の動きの中から もっとやりたい動きを選んでやってみよう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 動きの工夫の例などを全体で示して 児童にイメージをつかませる 事前に児童の興味 関心をつかみ いくつかの場を設定する 事前にペアを組み 行きたい場を 2 つ選んでおく な 3 やってみたい場へ行き 動きを工夫しながら行う いくつかの場の例 たつまき遊びコーナー ボール運び遊びコーナー ボールキャッチ遊びコーナー バランスくずし遊びコーナー 動きの工夫を引き出す言葉がけをする たつまき遊びコーナーでは すばやく回ったり ゆっくり回ったり工夫してやってみよう ボールキャツチコーナーでは ペアやグループで人数を増やしながらやってみよう たつまき遊びでジャンケン バランスくずし遊びコーナーでは いろいろな道具を使ってやってみよう か まとめ 4 どのような動きの工夫をしたかを発表し合う ぼくたちは ボール運び遊びコーナーで 背中にボールをはさんでやってみました 5 やってみたい場へ行き 工夫した動きを行う 6 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 気付きを発表する (2) 学習のまとめをする (3) 整理運動と片付けをする 動きが多様に工夫できるよう 場や用具を準備する 4 時間目 - 思考 判断 3 時間を決めて 2 つのコーナーを回れるようにする よい動きを賞賛したり 動きのポイントを助言したりする 友達の動きの工夫を紹介し 自分がまだやっていない動きを知り やってみたいという意欲をもたせる 友達が紹介してくれた動きの工夫を参考に もう一度自分のやってみたい場で動きを工夫させる 4 時間目 運動 1 5 時間目 運動 2 楽しかったこと 友達とのかかわり 工夫した動きなどを発表させたり 学習カードに記入させたりする 友達と協力して片付けをするよう言葉がけを行う - 31 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年で 用具を操作する運動遊び を毎時間配当した例 1~4 5~9 10~14 15~19 1~4 5~9 10~14 15~19 体ほぐしの運動 体を移動する運動遊び 用具を操作する運動遊び 体のバランスをとる運動遊び 用具を操作する運動遊び 力試しの運動遊び 用具を操作する運動遊び 体ほぐしの運動 体をバランスをとる運動遊び 体を移動する運動遊び 力試しの運動遊び 用具を操作する運動遊び 身に付いていない動きを中心に扱う時間 (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 評価規準 友達と協力して 用具の準備や片付けをしようとしている ( 第 1 学年の別卖元で評価する ) 動きを工夫するために姿勢や人数 方向などの条件や用具の使い方を変えながら いろいろな運動の仕方を見付けている 速さやリズム 方向を変えて 体を移動する動きができる ( 第 1 学年の別卖元で評価する ) 力の入れ方を変えて力試しの動きができる ( 第 1 学年の別卖元で評価する ) (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 友達のよい動きを見付けている ( 思考 判断 2) 友達の動きのよさを具体的に言える よい動きを知り それに合った動きをしている友達を認識している ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) 具体的な支援の例 よい動きが分からず 自分の動きが変わらない よい動きの児童を手本にし 気を付けるポイントを助言する ( つまずきの例 ) - 32 -
(4) 多様な動きをつくる運動遊び の単元の考え方 ( 例 : 体を移動する運動遊び ) 1 単元前半 動きを確認しながら運動する時間 ケンパー遊びぐるぐる遊びどうぶつ歩き遊び 輪をふまないようによく見て リズムよくはねよう うでを上げたり振ったりして 右回り 左回りに動きましょう いろいろな動物になって 前や横 後に進みましょう 一つ一つの動きを教師が提示し 運動しながら動き方を確認しましょう 2 単元後半 動きを選び 工夫しながら運動する おもしろランド しらまし お ょう もしろラ ンドを 一周 友達の動きをまねしなが みんなで貨物列車 だんだん人数を増やしていきましょう 前の人の肩から手をはなさないように 教師が動きの工夫を引き出す言葉がけをしましょう (5) 多様な動きをつくる運動遊び の行い方の工夫の例 ( 力試しの運動遊び ) 用具を使って 協力して 安全面に 十分配慮をして行いましょう 人を押す 引く動きや力比べをする動き 動きを変えて 腰をつか んです もう - 33 -
(6) 学習カードの例たいいくがくしゅうカード ランドをたのしもう 1 ねんくみ ( なまえ ) ( ) がつ ( ) にち ( ) ようび めあてきょう がんばることに をしよう ( ) ともだちとなかよくうんどうしよう ( ) じゅんびやかたづけをしっかりやろう ( ) たのしいあそびかたをかんがえよう ふりかえりきょうのがくしゅうをふりかえりましょう たのしくできましたか ともだちとなかよくできましたか きまりをまもることができましたか ちからいっぱいできましたか きょうたのしかったことはどんなことでしたか ( よくできた できた もうすこし ) ともだちのよかったところをおしえてください せんせいから - 34 -
第 2 学年 体ほぐしの運動 まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.8~11 歩いたり 走ったりする運動 伝承遊び 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること 運動ついては評価しない ) 心と体の変化に気付いたり 体の調子を整えたり みんなでかかわり合ったりするための手軽な運動や律動的な運動をすること [ 行い方の例 ] 運動 のびのびとした動作で用具などを用いた運動 リズムに乗って 心が弾むような動作で運動 リラックスしながらペアでのストレッチング 動作や人数などの条件を変えて 歩いたり走ったりする運動 伝承遊びや集団による運動 運動遊びに進んで取り組むこと 態度 きまりを守って仲よく運動をすること 場の安全に気を付けること 思考 判断 体つくりのための簡卖な運動の行い方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) 運動そのものを楽しめるような雰囲気づくりの工夫 できた できないではなく どの児童も運動そのものを楽しめるように雰囲気づくりを工夫しましょう すべての児童が体を動かす楽しさを味わえるように できた できないにこだわらず 易しい動きからはじめましょう (2) 心や体への気付きを促す言葉がけの工夫 体を動かすと気持ちがよいこと 力いっぱい動くと汗が出ること 動くと心臓の鼓動が激しくなることなど 心や体の変化へ気付くことができるようにしましょう みんなで運動すると楽しいですか? 力いっぱい運動したら心臓がドキドキしましたか? など 児童の気付きを意図的に引き出しましょう - 35 -
3 指導と評価の計画 (4 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 学習の進め方 用具の使い方 運動の行い方を知り 体ほぐしの運動に進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 1) 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る 用具の使い方や運動の行い方を知る 2 試しの運動 すべての児童に易しい運動例 ) 易しい運動 ( 体ジャンケン ) 3 振り返り 片付け 学習過程 1 2 3 学習内容 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をすること ( 関心 意欲 態度 2) 友達と協力して用具の準備や片付けをすること ( 関心 意欲 態度 3) 体ほぐしの運動の行い方を知ること ( 思考 判断 1) 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 体ほぐしの運動 ペアでやや活動的な運動 ペアでゆったりと静的な運動 みんなで活動的な運動 4 振り返り 片付け 例 ) 教師の提示で活動的な運動 学習内容 運動する場や用具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 4) 友達と一緒に運動したり用具を使って運動したりして 運動の行い方を選ぶこと ( 思考 判断 2) 学習過程 2 4 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 体ほぐしの運動 ペアでやや活動的な運動 ペアでゆったりと静的な運動 みんなで活動的な運動 4 振り返り 片付け 例 ) ペアでボールのはさみかたを選んで - 36 -
時間 1 指導のポイント できる できないにこだわらず 運動そのものを楽しめるような雰囲気をつくる 易しい運動で試しの運動を行う 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への 関心 意欲 態度 1 体ほぐしの運動に進んで取り組もうとしている ( 観察 学習カード ) 運動についての 思考 判断 運動の技能 2 友達と協力して準備を行うよう 言葉がけをする 運動の順番やきまりを守るよう 言葉がけをする 友達とのかかわりが生まれる運動を取り上げる たくさんの友達と運動をやってみよう 2 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をしようとしている ( 観察 学習カード ) 1 体ほぐしの運動の行い方を知っている ( 観察 学習カード ) 3 心や体の変化に気付く言葉がけをする 友達の体を優しくさわってあげましょう 友達にさわってもらうときもちがいいな 3 友達と協力して 用具の準備や片付けをしようとしている ( 観察 ) 4 楽しかったこと 体への気付きなどを発表させたり 学習カードに記入させたりする 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 楽しい雰囲気の中で 運動の行い方を選べるようにする 心や体の変化に気付く言葉がけをする みんなで運動すると楽しくなれましたか いっぱい汗がかけましたか 4 運動する場や用具の使い方などの安全に気を付けようとしている ( 観察 ) 2 友達と一緒に運動をしたり 用具を使って運動したりするなど 運動の行い方を選んでいる ( 観察 学習カード ) - 37 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/4 3/4 時間目 ) 1/4 は オリエンテーション 時間 はじめ 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 友達と仲よくいろいろな運動をやっ てみよう 友達と仲よく 楽しく運動をする たくさんの友達と交流する 自分の体について気付く 3 体ほぐしの運動をする (1) ペアやグループでやや活動的な運動をする 体ジャンケンをする ペア グループ 先生と等 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉かけをする 3 時間目 - 関心 意欲 態度 3 できる できないにこだわらず 楽しい雰囲気をつくれるようにする 運動する前の 自分の心や体の状態に気付かせる言葉がけをする 運動の楽しさや心地よさが味わえるよう ねらいに合った言葉がけをする リズムに合わせて 自由に歩いてみましょう な リズムに合わせてウォーキングをする 一人で自由に ペアで友達についていく グループでリーダーについていく クラス全体で先生についていく等 (2) ペアでゆったりと静的な運動をする ペアでのストレッチングをする いろいろな体勢での握手や手をつないだまま軽く引っ張り合う等 先頭のリーダーについていきましょう グループで決めたリーダーの順番を守るよう 言葉がけをする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 先生も一緒になって運動を楽しむ ペアを変えながら たくさんの友達と交流できるようにする いろんな姿勢で 友達と易しく引っ張り合ってみよう か まとめ (3) みんなで活動的な運動をする 鬼ごっこをする 色鬼 手つなぎ鬼等 伝承遊びをする だるまさんがころんだ おしくらまんじゅう等 4 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 気付きを発表する (2) 整理運動と片付けをする みんなで楽しむことができる運動を取り上げる りら力まし い息ったがね ぱハーいハ走ーっなた 心や体の変化に気付く言葉がけをする 楽しかったこと 体への気付きを発表させたり 学習カードに記入させたりする 2 時間目 - 思考 判断 1-38 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 4/4 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ 2 学習課題を確認する 体ほぐしの運動の行い方をえらんで いろいろな運動をもっと楽しくやってみよう 友達と一緒に運動をしたり 用具を使って運動したりするなど 運動の行い方を選ぶ 授業づくりの留意点教師の指導 支援 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 4 時間目 - 関心 意欲 態度 4 楽しい雰囲気の中で 運動の行い方を選べるようにする 運動する前の 自分の心や体の状態に気付かせる言葉がけをする 運動の楽しさや心地よさが味わえるよう ねらいに合った言葉がけをする な か 3 体ほぐしの運動をする (1) ペアやグループでやや活動的な運動をする ペアやグループで体ジャンケンをする ジャンケンのポーズを変えながらやってみよう ペアやグループでウォーキングをする 手をつないだり 肩に手を置いたりして歩いてみよう (2) ペアやグループでゆったりと静的な運動をする ストレッチングをする いろいろな友達とやってみよう 運動の行い方を選ぶことができる言葉がけをする 自分たちで動きを変えてやってみよう さんたちのグループは こんな動きをやっていましたよ 心や体の変化に気付く言葉がけをする 体のいろいろなところをぶらぶらしてもらうと どんな気持ちがしますか (3) みんなで活動的な運動をする 鬼ごっこや伝承遊びを選んでする 鬼ごっこを選んでやってみよう 伝承遊びを選んでやってみよう これまでの遊びの中から 自分たちで選ぶことができるようにする みんなが楽しく動けるから おしくらまんじゅうをやってみよう まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 気付きを発表する (2) 学習のまとめをする (3) 整理運動と片付けをする 4 時間目 思考 判断 2 楽しかったこと 友達とのかかわりを発表させたり 学習カードに記入させたりする 運動すると心や体にどんな変化があったか気付きを発表させる - 39 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 体ほぐしの運動 を設定した例 1~4 5~9 10~14 15~19 1~4 5~9 10~14 15~19 体ほぐしの運動 体を移動する運動遊び 用具を操作する運動遊び 体のバランスをとる運動遊び 用具を操作する運動遊び 力試しの運動遊び 用具を操作する運動遊び 体ほぐしの運動 体をバランスをとる運動遊び 体を移動する運動遊び 力試しの運動遊び 用具を操作する運動遊び 身に付いていない動きを中心に扱う時間 (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 評価規準 運動の順番を守り 友達と仲よく運動しようとしている 運動する場の安全に気を付けようとしている 体ほぐしの運動の行い方を知っている (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をしようとしている ( 関心 意欲 態度 2) 順番やきまりを守るよう 友達にも声かけをしている 自分たちで決めた運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動している ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) 運動の順番やきまりを守ることができない 具体的な支援の例 学習のきまりを学習ボード等に掲示して いつでも確認できるようにする ( つまずきの例 ) - 40 -
(4) 体ほぐしの運動 の単元構成の考え方 1 卖独卖元の場合 卖元は 3~4 時間扱いにする 卖元を年度当初や学期始めに位置付けると有効である 2 多様な動きをつくる運動遊び と組み合わせて行う場合 A 卖元を通して行う例 B 卖元の前半と後半で重点が変わる例 1 ~ N 時間 1 ~ N 時間 0 0 体ほぐしの運動 体ほぐしの運動 20 20 多様な動きをつくる運動遊び 45 ( 分 ) 多様な動きをつくる運動遊び と組み合わせて行う場合は それぞれの評価規準の基 評価を行うこととする (5) 体ほぐしの運動 の行い方の例 45 ( 分 ) 多様な動きをつくる運動遊び - 41 -
(6) 学習カードの例 - 42 -
第 1 学年 跳び箱を使った運動遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.14 15 22 23 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 技能 跳び乗りや跳び下り 手を着いてのまたぎ乗りや跳び乗りをすること [ 例示 ] 踏み越し跳び 支持でまたぎ乗り またぎ下り 支持で跳び乗り 跳び下り 馬跳び タイヤ跳び態度 運動遊びに進んで取り組むこと きまりを守り仲よく運動をすること 場の安全に気を付けること 思考 判断 器械 器具を用いた簡卖な遊び方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しく活動できるような場の工夫 児童が日頃あまり接する機会がないだけに 馬跳びやタイヤ跳びなどの運動遊びを取り入れたり 掲示物や動画を用意したりして 動き方や遊び方をイメージできるようにしましょう 跳び箱の固さや着地の位置が見通せないことから不安を感じる児童もいるので 易しい課題の場や補助具を用意することも大切です (2) 言葉がけの工夫 電子黒板の利用 児童が友達と仲よく 跳び箱を使って踏み切りや支持などの運動遊びを夢中になってしたり いろいろな姿勢で跳び箱を跳び越す動きを工夫して楽しんだりすることができるように 指導のねらいを明確にし 学習を方向付ける具体的な言葉がけを行うようにしましょう 着地がピタッと止 まっているね - 43 -
3 指導と評価の計画 ( 例 6 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 友達と協力して 器械 器具の準備や片付けをすること ( 関心 意欲 態度 1) 学習過程 1 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る 跳び箱を使った運動遊びの行い方を知る 2 試しの運動子どもたちが 早く遊びたいな! と学習へ 3 振り返り 片付けの意欲を持つような場を設定しましょう 2 学習内容 跳び乗りや跳び下り 手を着いてのまたぎ乗りや跳び乗り ( 技能 1) 跳び箱を使った運動遊びの動き方を知るとともに 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 1) 跳び箱運動遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 2) 3 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 跳び箱を使った運動遊び 踏み越し跳び 支持でまたぎ乗りやまたぎ下り 4 振り返り 片付け 跳び箱から下りるときには 空中で手を叩く ポーズをとる 狙ったところに着地する など工夫すると楽しく遊べます 学習過程 4 5 学習内容 跳び乗りや跳び下り 手を着いてのまたぎ乗りや跳び乗り ( 技能 1) 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をすること ( 関心 意欲 態度 3) 運動をする場や器械 器具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 4) 跳び箱使った運動遊びの行い方を知るとともに 運動する場や使用する器械 器具などを変えながら いろいろな運動の仕方を見付けること ( 思考 判断 2) 2 6 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 跳び箱を使った運動遊び 支持で跳び乗り 跳び下り 跳び箱ランドで遊ぶ 5 振り返り 片付け 跳び箱ランドではこれまで学習してきた場を基に子どもたちが場を変えたり 遊び方を工夫したりして遊びます - 44 -
時間 1 指導のポイント 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 学習のねらいを明確にし 卖元を通しての見通しを持たせる 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への関心 意欲 態度 運動についての思考 判断 運動の技能 1 友達と協力し て 器械 器具の 準備や片付けを しようとしてい る ( 観察 ) 2 基本となる動きを教師が紹介する よい動きの児童を教師が価値付けて 全体に紹介する 2 器械 器具を使っての運動遊びに進んで取り組もうとしている 1 跳び箱を使った運動遊びの動き方を知るとともに 友達のよい ( 観察 ) 動きを見付けて いる ( 観察 学 習カード ) 1 跳び乗りや跳 3 動きのポイントを洗い出し 児童の課題にあった動きのポイントの指導をする び下り 手を着いてのまたぎ乗り またぎ下り ができる ( 観 察 ) 学習のきまりを確認する 3 運動の順番や きまりを守り 友 達と仲良く運動 4 をしようとして いる ( 観察 ) 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 4 運動をする場や器械 器具の使 2 跳び箱を使った運動遊びの行 い方などの安全 い方を知るとと 5 いろいろな運動の仕方を見付けることができるように言葉がけをする に気を付けようとしている ( 観察 ) もに 運動する場や使用する器械 器具などを変 えながら いろい ろな運動の仕方 を見付けようと している ( 観 察 学習カード ) 卖元を通しての児童の伸びを認め 次の意欲へつなげる 2 跳び乗りや跳び下り 手を着 いての跳び乗 6 り 跳び下りが できる ( 観察 ) - 45 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/6 3/6 時間目 ) 1/6 は オリエンテーション 時間 はじめ な か 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 踏み越し跳び 支持でまたぎ乗りやまたぎ下りができるようになろう 1 時間目は 試しの運動を行う 3 跳び箱を使った運動遊びを行う (1) 踏み越し跳びを行う いろいろな場で踏み越し跳びをして遊ぶ マットにラインを付けて どれだけ遠くまで跳べるかを競って遊ぶ 踏み越し跳びをしながら空中でポーズをとって遊ぶ ( 写真 1) 高く跳んでカードにタッチして遊ぶ ねらったフラフープの中に着地して遊ぶ ( 写真 2) 結果を学習カードに記入し 児童の意欲付けを行う (2) 支持でまたぎ乗り またぎ下りを行う いろいろな場で支持でまたぎ乗り またぎ下りをして遊ぶ またぎ乗りリレーをして遊ぶ ( 写真 3) 連結跳び箱を何回で行けるかを競って遊ぶ ( 写真 4) どれだけ遠くまでまたぎ下りをして着地できるかを競って遊ぶ またぎ乗りで陣取りをして遊ぶ ( 写真 5) 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 動きのポイントを教師が教えるのではなく 遊びを通して発見できるようにする いろいろな場を設け 遊びながら動きを身に付けさせることができるようにする ひざをしっかり曲げて跳ぶといいね 自分たちで考えた跳び方をみんなに紹介しよう いろいろなポーズで跳んでみよう 写真 1 写真 2 友達と遊びながら仲よく学習できるようにする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 手で跳び箱を後ろに押すといいですね 手は跳び箱の先の方に着くといいですね 手を着くときは両手をパーにしましょう 後ろにしっかりおすと尐ない回数でいけるよ まとめ 写真 3 写真 4 4 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 反省を発表する (2) 整理運動と片付けをする 写真 5 3 時間目 - 技能 1 できるようになったこと 自分の課題 友達から教えてもらったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする 2 時間目 - 思考 判断 1-46 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 4/6 5/6 6/6 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ 2 学習課題を確認する 支持で跳び乗り 跳び下りができるようになろう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 動きのポイントを教師が教えるのではなく 遊びを通して発見できるようにする いろいろな場を設け 遊びながら動きを身に付けさせることができるようにする な か 3 跳び箱を使った運動遊びを行う (1) 支持で跳び乗り 跳び下りを行う いろいろな場で支持で跳び乗り 跳び下りをして遊ぶ どれだけ遠くまで跳び下りをして着地できるかを競って遊ぶ ( 写真 6) 中抜き跳び箱で支持で跳び乗りをして遊ぶ ( 写真 6) 重ねたマットやマットを敷いた跳び箱に支持で跳び乗りをして遊ぶ 写真 6 足が引っかからないから跳び乗りやすいな 赤のラインをより遠くに跳ぶぞ ひざを胸に引き付けて跳ぼう マットを重ねてもっと高いマットに跳び乗ってみよう 自分たちで場を変えて跳び乗りをしてみよう 競争することよりも 発見した動きのポイントを身に付けることが学習の中心となるように言葉がけを行う できるようになったら 尐しずつマットの枚数を増やして場を難しくしていく 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 5 時間目 - 関心 意欲 態度 4 6 時間目 - 技能 2 (2) 跳び箱ランドで遊ぶ これまで学習した場で遊ぶ ワニにさわらないように着地しよう 今度はワニの数を増やして遊ぼう 難しくなったぞ これまでの学習で身に付けた動きを使って跳び箱のコースで遊ぶ 自分たちで遊び方を考えたり 場を工夫したりして遊ぶ 踏み越し跳びの場で着地のフラフープを遠くにしたり 輪を小さくしたりして難しくしてみよう ビール箱を増やして跳んでみよう リズムよく跳ぶぞ 友達の跳び方を見ていたら 私もだんだん上手になってきたよ 友達のいいところは教えてあげよう まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 反省を発表する (2) 整理運動と片付けをする できるようになったこと 自分の課題 友達から教えてもらったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする 5 時間目 - 思考 判断 2-47 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 跳び箱を使った運動遊び を設定した例 第 1 学年で踏み越し跳び 支持でまたぎ乗りやまたぎ下りの習得を目指し 第 2 学年で習得した 動きを活用して 自分たちで場を工夫したり 遊び方を考えたりして学習をします 1 3 4 6 1 3 4 6 跳び箱を使って 踏み越し跳び 支持でまたぎ乗りやまたぎ下りをして遊ぶ 跳び箱を使って支持で跳び乗り 跳び下りをして遊ぶ これまで学習した場で自分たちで工夫して遊ぶ 跳び箱を使って 踏み越し跳び 支持でまたぎ乗りやまたぎ下りをして遊ぶ 跳び箱を使って支持で跳び乗り 跳び下りをして遊ぶ これまで学習した場で自分たちで工夫して遊ぶ (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 実践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 評価規準 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 運動する場や使用する器械 器具などを変えながら いろいろな運動の仕方や遊び方を見付けている (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 跳び乗りや跳び下り 手を着いてのまたぎ乗りや跳び乗り ( 技能 1) 跳び箱の先に手を着いてまたぎ乗りができ 跳び箱を手で強く押し l ながらまたぎ下りができる ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) またぎ乗り またぎ下りをすることができる ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) (1) またぎ乗ることができない (2) またぎ下りることができない ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 手を跳び箱の先に着くように指導する また かえるの足打ちやカエル倒立をし 腕支持感覚を身に付けさせる うさぎ跳びをさせ 着手の位置より足が先に着くように指導する 着手の位置より肩を前に出すように指導する - 48 -
(4) 跳び箱を使った運動遊び の単元構成の考え方 1 卖独卖元の場合 卖元は5 6 時間扱いにする マットを使った運動遊びの学習で腕支持感覚を身に付けた後 跳び箱を使った運動遊びを位置付けると有効である (5) 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫 ) 1 踏み越し跳びの場 2 跳び下りの場 着地位置にワニのカードを置き そこよりも先に着地する場 狙ったところに着地する場 3 跳び下りの場 4 支持で跳び乗りの場 高くジャンプして着地する場 カードにタッチしてから着地する マットで恐怖心を軽減する場 5 手押し車じゃんけん 腕支持感覚を身に付けさせる なれてきたら競争をしたり じゃんけんをしたりする - 49 -
(6) 学習カードの例 - 50 -
第 1 学年 鉄棒を使った運動遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.14 15 20 21 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 技能 支持しての上がり下り ぶら下がりや易しい回転をすること [ 例示 ] 跳び上がりや跳び下り ぶら下がり 易しい回転態度 運動に進んで取り組むこと きまりを守り仲良く運動をすること 場の安全に気を付けること 思考 判断 器械 器具を用いた簡卖な遊び方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しく活動できるような場の工夫 児童が運動遊びに没頭したり 新しい動きを見付けたり より楽しい遊び方を工夫できるように 体の姿勢 振動や回転の方向 行う人数などを視点として動きを工夫できるように言葉がけをしたり 運動の場を複数設けたりしましょう にんじゃしゅぎょう ゆうえんち などの テーマを設け 複数の場を 設定したり 踏み板やマッ ト タオルやベルトなどの 用具を補助具として活用し たりして 楽しく安心して 運動できるような場の工夫 (2) 言葉がけの工夫 を行います 児童が友達と仲よく 支持やぶら下がり 振動などの運動遊びを夢中になってしたり いろいろな姿勢や方向に回転して工夫して楽しんだりすることができるように 指導のねらいを明確にし 学習を方向付ける具体的な言葉がけを行うようにしましょう 友達と仲よく遊ぶことを通して いろいろな鉄棒遊びの仕方を広げることを意図して言葉がけをしていきます - 51 -
3 指導と評価の計画 ( 例 6 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 友達と協力して 器械 器具の準備や片付けをすること ( 関心 意欲 態度 1) 学習過程 1 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る 鉄棒を使った運動遊びの行い方を知る 2 試しの運動 3 振り返り 片付け 2 オリエンテーションの時に 卖元指導計画を提示して児童に学習の見通しを持たせることが大切です また 学習のきまりや場づくりの仕方などを指導しておく必要があります 学習内容 支持しての上がり下り ぶら下がり ( 技能 1) 器械 器具を使っての運動遊びの動き方を知るとともに 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 1) 鉄棒を使った運動遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 2) 3 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 鉄棒を使った運動遊び 跳び上がりや跳び下り ぶら下がり 4 振り返り 片付け 膝や腹 両手でぶら下がってじゃんけんやぶら下がり競争をしましょう 慣れてきたら体を振動させてみましょう 学習過程 2 4 5 6 学習内容 支持しての上がり下り ぶら下がりや易しい回転 ( 技能 1) 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をすること ( 関心 意欲 態度 3) 運動をする場や器械 器具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 4) 鉄棒を使った運動遊びの行い方を知るとともに 運動する場や使用する器械 器具などを変えながら いろいろな運動の仕方を見付けること ( 思考 判断 2) 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 3 鉄棒を使った運動遊び 易しい回転 お話鉄棒 4 振り返り 片付け 前回り下りなどの易しい回転では 連続で回る回数を競争したり チームでリレーをしたりして遊びましょう - 52 -
時間 1 指導のポイント 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 学習のねらいを明確にし 卖元を通しての見通しを持たせる 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への関心 意欲 態度 運動についての思考 判断 運動の技能 1 友達と協力し て 器械 器具の 準備や片付けを しようとしてい る ( 観察 ) 友達のよい動きを見付けることができるように観察する視点について言葉がけをする 2 鉄棒を使った運動遊びに進ん 1 鉄棒を使った運動遊びの動き 2 で取り組もうとしている ( 観察 ) 方を知るとともに 友達のよい動 きを見付けてい る ( 観察 学習 カード ) 動きのポイントを洗い出し 児童の課題にあった動きのポイントの指導をする 1 支持しての上がり下り ぶら 3 下がりができる ( 観察 ) 学習のきまりを確認する 3 運動の順番や きまりを守り 友 達と仲よく運動 4 をしようとして いる ( 観察 ) 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 4 運動をする場や器械 器具の使 2 鉄棒を使った運動遊びの行い い方などの安全 方を知るととも 5 いろいろな運動の仕方を見付けることができるように言葉がけをする に気を付けようとしている ( 観察 ) に 運動する場や使用する器械 器具などを変えな がら いろいろな 運動の仕方を見 付けようとして いる ( 観察 学 習カード ) 6 卖元を通しての児童の伸びを認め 次の意欲へつなげる 2 支持しての上がり下り ぶら下がりや易しい 回転ができる ( 観察 ) - 53 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/6 3/6 時間目 ) 1/6 は オリエンテーション 時間 まとめ 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 跳び上がりや跳び下り ぶら下がりができるようになろう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 動きのポイントを教師が教えるのではなく 遊びを通して発見できるようにする いろいろな場を設け 遊びながら動きを身に付けさせることができるようにする な か 1 時間目は 試しの運動を行う 3 鉄棒を使った運動遊びを行う (1) 跳び上がりや跳び下りを行う いろいろな場で跳び上がったり 跳び下りしたりして遊ぶ 跳び上がってつばめをする ( 写真 1) つばめの足打ちをする つばめをしながら足でじゃんけんをする 地面にラインを引いてどれだけ遠くまで跳び下りられるかを競う ( 写真 2) つばめからいろいろな姿勢で跳び下りる 結果を学習カードに記入し 児童の意欲付けを行う (2) ぶら下がりをする いろいろなぶら下がりをして遊ぶ ふとんほしをする ふとんほしじゃんけんで遊ぶ 両手でぶら下がって振動をする ( 写真 3) 両手でぶら下がって足でじゃんけんをする 両手でぶら下がって振動をし どれだけ遠くまで跳び下りられるかを競う 両膝をかけて振動し どれだけ体を振ることができるかを競う 腹をかけてぶらさがりじゃんけんをして遊ぶ ( 写真 4) 自分たちで遊びを考えてみよう 友達と動きを合わせたり じゃんけんをしたりして遊ぼう 支持の時は脇をしめて胸をはろう 写真 1 写真 2 友達と遊びながら仲よく学習できるようにする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 いろいろな姿勢でぶら下がろう 鉄棒をしっかり握ろう 親指を鉄棒にかけよう 写真 3 身体を振るときは体全体を使って振ろう 写真 4 3 時間目 - 技能 1 まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 反省を発表する (2) 整理運動と片付けをする できるようになったこと 自分の課題 友達から教えてもらったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする 2 時間目 - 思考 判断 1-54 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 4/6 5/6 6/6 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ 2 学習課題を確認する いろいろな回転ができるようになろう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 動きのポイントを教師が教えるのではなく 遊びを通して発見できるようにする いろいろな場を設け 遊びながら動きを身に付けさせることができるようにする な 3 鉄棒を使った運動遊びを行う (1) 易しい回転を行う いろいろな場で回転して遊ぶ 前回り下りリレーをする 着地ゾーンを決めて前回り下りをする ( 写真 5) 連続前回り下りをする ( 写真 6) 足ぬき回りリレーをする 結果を学習カードに記入し 児童の意欲付けを行う 写真 5 写真 6 課題ごとにペアやグループでアドバイスをし合いながら学習できるようにする どこを見ながら回るといいかな 鉄棒に足がつかないように足抜き回りをしてみよう リレーの他にも自分たちで遊び方を考えてみよう 10 秒間に何回できるかな 友達と競争しよう 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 5 時間目 - 関心 意欲 態度 4 6 時間目 - 技能 2 か (2) お話鉄棒を行う 演技を話し合いながら グループで練習をする 発表会をして意見を交換する (6 時間目のみ ) 学習活動 3 で身に付けた動きを取り入れてお話を考えていくように指導する できるようになった鉄棒の技を使ってお話を作ってみよう 私たちは おさるさんが木に跳びのって ( 跳び上がって支持 ) 木にぶら下がって ( 両膝をかけて振動 ) 友達のおさるさんと一緒に跳び下ります ( 支持から跳び下り ) りすさんが木にぶら下がってじゃんけんをして遊んでいます おさるさんが逆さになっておしゃべりをしています ペアで動きを合わせると楽しいな 他のペアのお話をまねしてみよう まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 反省を発表する (2) 整理運動と片付けをする できるようになったこと 自分の課題 友達から教えてもらったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする 5 時間目 - 思考 判断 2-55 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 鉄棒を使った運動遊び を設定した例 第 1 学年では跳び上がりや跳び下り ぶら下がり 易しい回転の習得を目指し 第 2 学年では 習得した動きを活用して お話鉄棒で動きを組み合わせた演技をします 1 3 4 6 1 3 4 6 鉄棒を使って 跳び上がりや跳び下り ぶら下がりをして遊ぶ 鉄棒を使って易しい回転をして遊ぶ 鉄棒を使って 跳び上がりや跳び下り ぶら下がりをして遊ぶ 鉄棒を使って易しい回転をして遊ぶ できる動きを使って ペアでお話鉄棒をして遊ぶ できる動きを使って ペアでお話鉄棒をして遊ぶ (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 実践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 評価規準 お話鉄棒で できる技を組み合わせて演技をすることができる (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 支持しての上がり下り ぶら下がりや易しい回転をすることができる ( 技能 1) 鉄棒に足をつけないで足抜き回りをすることができる 足抜き回りをすることができる l ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) おへそを見て回転しよう 足抜き回りで回転をすることができない ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 前に足抜き回りをするときはへそを見て 後ろにするときは鉄棒を見て回転するよう指導する その際 鉄棒とへそにシールをはっておく 鉄棒を見ながら回転しよう 膝を胸にグッと近づけよう - 56 -
(4) 鉄棒を使った運動遊び の単元構成の考え方 1 卖独卖元の場合 卖元は 5 6 時間扱いにする (5) 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫 ) 1 手のプロテクター 2 サポーター 3 回転補助具 - 57 -
(6) 学習カード - 58 -
第 2 学年 固定施設を使った運動遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.14 17 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 技能 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをすること [ 例示 ] ジャングルジムを使った運動遊び 雲梯を使った運動遊び 登り棒を使った運動遊び 肋木を使った運動遊び 平均台を使った運動遊び態度 運動に進んで取り組むこと きまりを守り仲よく運動をすること 場の安全に気を付けること 思考 判断 器械 器具を用いた簡卖な遊び方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しく活動できるような場の工夫 児童がいろいろな登り方や下り方 渡り方などを工夫しやすいように運動の場を複数設け 巡回しながら取り組めるようにしましょう かっこよくジャンプするぞ 落ちないようにわたるよ 教師は全体を見渡すことができる位置にいて 助言をしたり 安全に注意させたりしていくことが 大切です 恐怖心から運動を躊躇する児童もいるため 易しい場や集団で取り組む場を設定し 運動 遊びを楽しく行えるように場を工夫します (2) 指導のねらいに合わせた言葉がけの工夫 児童は運動遊びを楽しみ いろいろな動きを工夫していきます 教師は 児童が考えた動きや気付きを生かして 指導のねらいを明確にし 学習を方向付ける言葉がけを行います - 59 -
3 指導と評価の計画 ( 例 6 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 友達と協力して 器械 器具の準備や片付けをすること ( 関心 意欲 態度 1) 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る 固定施設を使った運動遊びの行い方を知る 2 試しの運動子どもたちが 早く遊びたいな! と学習への意欲をもつような場を設定しましょう 3 振り返り 片付け 学習過程 1 2 3 学習内容 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下り ( 技能 1) 固定施設を使った運動遊びの動き方を知るとともに 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 1) 固定施設を使った運動遊びの行い方を知るとともに 運動する場や使用する器械 器具などを変えながら いろいろな運動の仕方を見付けること ( 思考 判断 2) 固定施設を使った運動遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 2) 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動をすること ( 関心 意欲 態度 3) 運動をする場や器械 器具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 4) 4 学習活動 1 用具や場の準備 2 学習課題の確認 一番上まで上がろう 高いところではいポーズ 5 6 3 固定施設を使った運動遊び 肋木 (2 3 時間目 ) 平均台 (2 3 時間目 ) ジャングルジム (4 5 6 時間目 ) 雲梯 (4 5 6 時間目 ) 登り棒 (4 5 6 時間目 ) 4 自分たちで場を変えたり 遊び方を工夫したりして遊ぶ 第 2 学年では 教師が遊び方を教えるだけでなく 自分たちで遊び方を工夫する時間を確保することも大切です 5 振り返り 片付け - 60 -
時間 1 指導のポイント 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 学習のねらいを明確にし 卖元を通しての見通しを持たせる 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への関心 意欲 態度 運動についての思考 判断 運動の技能 1 友達と協力し て 器械 器具の 準備や片付けを しようとしてい る ( 観察 ) 友達のよい動きを見付けることができるように観察する視点について言葉がけをする 2 固定施設を使った運動遊びに 1 固定施設を使った運動遊びの 2 進んで取り組もうとしている 動き方を知るとともに 友達のよ ( 観察 ) い動きを見付け ている ( 観察 学習カード ) 3 動きのポイントを洗い出し 児童の課題にあった動きのポイントの指導をする 1 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りが できる ( 観察 ) 4 学習のきまりを確認する 3 運動の順番やきまりを守り 友達と仲よく運動 をしようとして いる ( 観察 ) 場や用具の安全に気を付けるよう言葉がけをする 4 運動をする場や器械 器具の使い方などの安全 2 固定施設を使った運動遊びの行い方を知ると に気を付けよう ともに 運動する 5 いろいろな運動の仕方を見付けることができるように言葉がけをする としている ( 観察 ) 場や使用する器械 器具などを変えながら 自分た ちで工夫してい ろいろな運動の 仕方や遊び方を 見付けようとし ている ( 観察 学習カード ) 6 卖元を通しての児童の伸びを認め 価値付ける 2 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りが できる ( 観察 ) - 61 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1(2/6 3/6 4/6 5/6 6/6 時間目 ) 1/6 は オリエンテーション 時間 はじめ な か 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りができるようになろう 1 時間目は 試しの運動を行う 3 いろいろな場で登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをして遊ぶ 肋木や平均台で遊ぶ (2 3 時間目 ) 肋木でじゃんけんをして遊ぶ 肋木で足じゃんけんをして遊ぶ 平均台で陣取りをして遊ぶ 平均台渡りリレーをして遊ぶ ジャングルジム 雲梯 登り棒で遊ぶ (4 5 6 時間目 ) ジャングルジム登りリレーをして遊ぶ ジャングルジムで逆さになるなどいろいろなポーズをとって遊ぶ 雲梯で陣取りをして遊ぶ 雲梯にぶら下がって足ジャンケンをして遊ぶ 登り棒のぼりリレーをして遊ぶ 登り棒に登っていろいろなポーズをして遊ぶ 結果を学習カードに記入し 児童の意欲付けを行う 4 自分たちで場を変えたり 遊び方を工夫したりして遊ぶ 平均台の最後にジャンプしてポーズを決めよう 肋木でもリレーをして遊ぼう 登り棒に登ってペアでポーズを決めよう 自分たちで考えるとおもしろいな 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して準備を行うよう言葉がけをする 動きのポイントを教師が教えるのではなく 遊びを通して発見できるようにする いろいろな場を設け 遊びながら動きを身に付けさせることができるようにする 友達と競争したり じゃんけんをしたりして遊ぼう ( 肋木で足じゃんけん ) 友達のよいところを見付けて教えよう ( 雲底で陣取り ) ( 平均台で陣取り ) 友達と遊びながら仲よく学習できるようにする 2 時間目 - 思考 判断 1 3 時間目 - 技能 1 6 時間目 - 技能 2 5 時間目 - 関心 意欲 態度 4 平均台を 2 つつなげたらじんとりがもっとおもしろくなりそうだな 私が考えた遊び方をみんなでやってみたいな 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 5 時間目 - 思考 判断 2 まとめ ( ペアでポーズ ) 5 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 反省を発表する (2) 整理運動と片付けをする できるようになったこと 自分の課題 友達から教えてもらったことを発表させたり 学習カードに記入させたりする - 62 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 固定施設を使った運動遊び を設定した例 第 1 学年で登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りの習得を目指し 第 2 学年で習得した動 きを活用して 自分たちで場を変えたり 遊び方を考えたりして学習をします 1 3 4 6 1 6 固定施設を使って 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをして遊ぶ 固定施設を使って 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをして遊ぶ 自分たちで場を変えたり 遊び方を工夫したりして遊ぶ 固定施設を使って 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをして遊ぶ 自分たちで場を変えたり 遊び方を工夫したりして遊ぶ (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 実践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 評価規準 運動への関心 意欲 態度 運動についての思考 判断 運動の技能 固定施設を使った運動遊びの行い方を 知るとともに 運動する場や使用する器 械 器具などを変えながら いろいろな 運動の仕方を見付けようとしている (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 登り下りや懸垂移行 渡り歩きや跳び下りをすることができる ( 技能 1) 登り棒で登って下りたり 逆さになったりすることがで l きる 登り棒で登って下りることができる ( 十分満足できる 状況と判断す ( おおむね満足できる 状況と判断するる 児童の具体的な姿 の例 ) 児童の具体的な姿 の例) 登り棒を上ることができない ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 雲梯や鉄棒で遊びながらつかむ感覚をしっかり経験させる また 補助をして尐しずつ登ることができるようにする - 63 -
(4) 固定施設を使った運動遊び の単元構成の考え方 1 卖独卖元の場合 卖元は 5 6 時間扱いにする (5) 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫 ) - 64 -
(6) 学習カードの例 - 65 -
( 付記 ) 幼児期から低学年期の運動の効果について 休み時間などにも固定施設等で楽しく遊ぶ経験を大切にしましょう! ~ 次のような効果が期待できます~ 運動を調整する能力や危険回避の基礎となる能力が向上する 姿勢を維持し体を支える力や運動を続ける能力が向上する 日常的に活発に運動するようになる 健康を維持するための生活習慣がつくられる 丈夫でバランスのとれた体になる 意欲的な態度や有能感を形成する 感情をコントロールし 友達と上手に遊べる子どもになる 脳の発達を支え 創造力豊かになる ( 文部科学省作成資料 : 幼児期運動指針参照 ) - 66 -
第 1 学年 跳の運動遊び 川の幅を変え 個に応じた幅で挑戦できるようにすると夢中になって取り組みます まるわかりハンドブック ( 中学年 )P.28~29 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 助走を付けて片足で踏み切り, 前方や上方に跳んだり, 片足や両足で連続して跳んだりすること [ 例示 ] 片足跳びの時は 技能 両足 両足 幅跳び遊び左右の足で交互に右右 左左 右右 ケンパー跳び遊び行います 例 <ケンケンパーコース> ゴム跳び遊び 跳の運動遊びに進んで取り組むこと 運動の順番やきまりを守ったり, 友達と仲よく練習や競走 ( 争 ) をしたり, 勝敗の結果を受け入れたりすること 態度 用具の準備や片付けを, 友達と一緒にすること 危険物が無いか, 友達とぶつからない十分な間隔があるかなどの場の安全に気を付けること 思考 判断 走ったり跳んだりする簡卖な遊び方を工夫できるようにすること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しく活動できるような運動遊びの行い方や場の工夫行い方やどの場においてもゴムの高さや輪と輪の距離を変えたり 易しい場や挑戦する場を設定したりしましょう (2) 指導のねらいに合わせた具体的な言葉がけの工夫 高さの低い易しい場から 高さを変えたり 連続で跳んだりするなどに挑戦していきます 児童の意欲を引き出し 上手に跳べるようになるための言葉がけを心掛けましょう 高く 遠くに跳ぶにはどうしたらいいのかな 楽しそうなコースを選んでやってみようね 上手に跳んでいる友達や上手な跳び方のヒミツを見付けてごらん - 67 -
3 指導と評価の計画 (4 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 用具の準備や片付けを友達と一緒にすること ( 関心 意欲 態度 1) 運動する場や用具の使い方などの安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 2) 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習の進め方を知る それぞれの場での安全やきまり 運動の行い方を知る 2 試しの運動 ( 跳び遊びの場 ) 上方に跳ぶ動き 前方に跳ぶ動き 3 振り返り 片付け いろいろな物を使って場を作ると 楽しさが増します 学習過程 1 < ゴム跳び遊び > < 川跳び遊び > < ケンパー跳び遊び > 学習内容 跳の運動遊びを楽しむための活動に進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 3) 片足や両足で踏み切り 連続して前方や上方に跳ぶこと ( 技能 1) 2 学習活動 1 用具や場の準備 2 準備運動 3 学習課題の確認 いろいろな跳び方で跳び遊びに挑戦する 4 振り返り 片付け ( 例 ) 片足踏み切り片足着地 学習過程 2 3 4 学習内容 運動の順番やきまりを守り 勝敗の結果を受け入れて 友達と仲よく運動すること ( 関心 意欲 態度 4) 跳び遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことのできる場や遊び方を選ぶこと ( 思考 判断 1) 跳ぶ動き方を知り 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 2) 助走を付けて片足や両足で踏み切り 前方や上方に跳ぶこと ( 技能 2) 学習活動 1 用具や場の準備 2 準備運動 3 学習課題の確認 ペアやグループで跳び遊びに挑戦する 4 振り返り 片付け 川跳びコースに段ボールを置いたよ - 68 -
時間 指導のポイント 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への 運動についての 運動の技能 関心 意欲 態度 思考 判断 1 いろいろな運動経験ができるような場を工夫する 場や用具の安全を確かめるような言葉がけを行う 今できるいろいろな跳び方をたくさん行わせる 両足で高く跳ぶことができました 1 用具の準備や片付けを友達と一緒にしようとしている ( 観察 ) 2 運動する場や用具の使い方などの安全に気を付けようとしている 2 年生では 自分の力に応じた高さや幅を選んで跳びます ( 観察 ) 2 前時までの経験を生かして 場を工夫しながらいろいろな跳び方を楽しませる 跳ぶときの位置や姿勢 回数などを考えるようにする 片足踏み切りや着地は 左右どちらでもできるようにする 3 跳の運動遊びを楽しむための活動に進んで取り組もうとしている ( 観察 ) 2 年生では 場や遊び方を自分たちで工夫します 1 片足や両足で踏み切り 連続して前方や上方に跳ぶことができる ( 観察 ) 順番を守り 勝敗にこだわることがないように活動を工夫する いろいろなコースを設定し 一人ひとりが挑戦できるようにする 4 運動の順番やきまりを守り 勝敗の結果を受け入れて 1 跳び遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことのできる場 3 友だちと仲よく運動をしようとしている ( 観察 ) や遊び方を選んでいる ( 観察 学習カード ) 2 年生では リズムよく跳びます 2 跳ぶ動き方 2 助走をつけ 4 友達の動きをまねさせたり ペアやグループで動きを見合ったりする 友達が段ボールを跳んでいるので まねをしてみよう 2 年生では 友 達のよい動きを 自分の動きに取 り入れます を知り 友達のよい動きを見付けている ( 観察 学習カード ) て片足や両足で踏み切り 前方や上方に跳ぶことができる ( 観察 ) - 69 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/4 時間目 ) 1/4 は オリエンテーション 時間 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して用具の準備を行うよう言葉がけをする はじめ 2 学習課題を確認する いろいろな跳び方で跳んでみよう 学習のねらいを強調するのではなく 楽しい雰囲気で跳び遊びができるようにする 準備運動に体じゃんけんなどの要素を取り入れ 体をほぐす 片足や両足で跳ぶようにする な か 3 全員でいろいろな跳び方に挑戦して楽しみながら活動を行う < 活動例 > 両足や片足で 上方跳びや前方跳び 左右に移動しながら跳んでみる 片足踏み切り - 片足着地 - 両足着地 両足踏み切り - 片足着地 - 両足着地 片足や両足での踏み切りや着地の仕方を変えて跳んだり 動きを付けて跳んだりする その場で跳んで足の裏を打つ その場で両足で高く跳ぶ ケンケンパー遊び ゴム跳び遊び 川跳び遊び 幅跳び遊び ( 砂場 ) 友達の跳び方をまねしたり みんなで一緒にいろいろな跳び方をしたりする 片足跳びでは 左右バランスよく跳んでみましょう 足打ちが 2 回できるように高く跳んでみましょう 易しいな できそうだなと思うような場から挑戦してみましょう 2 時間目 - 関心 意欲 態度 3 ペアやグループも取り入れながら活動を行う くんの動きをみんなでまねしてみましょう 両足で前後左右に跳んでみたよ 友達と交代しながら連続ジャンプをしたよ ケンケンパーをしてみたよ フラフープを両足で跳んで両足で着地しよう 2 時間目 - 技能 1 まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 跳ぶときに何に気を付けたかなどを発表する (2) 整理運動と片付けをする うまくなったことやそのこつ 友達からのアドバイスを紹介し 次時の意欲付けをする みんなで協力して片付けができるよう言葉がけをする - 70 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 3/4 4/4 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ な か まとめ 2 学習課題を確認する 楽しみながら跳べるように場を作 ってみましょう 準備運動に体じゃんけんや陣取りじゃんけんなどの要素を取り入れ 体をほぐす 3 グループやペアに分かれて 場を作りながら活動を行う < 活動例 > (1) ゴム跳び遊びコース (2) 川跳び遊びコース (3) ケンパー跳び遊びコース 自分でできそうな跳び方や友達の跳び方をまねたりする 場を作りながらいろいろな跳び方で楽しむ ( 輪や段ボールなど ) 遠くに跳んだり 高く跳んだりする < 跳び方の例 > 両足踏み切り - 両足着地 両足踏み切り - 片足着地 片足踏み切り - 両足着地 ( 助走 ) 片足踏み切り - 片足着地 ( 助走 ) 両足 片足連続跳び 両足 片足を混ぜた連続跳び 段ボールを横 に並べたり 縦 に並べたりする といいね 高さ や幅が変わる よ 4 振り返り 片付け (2) 学習の振り返りをし 跳ぶときに何に気を付けたかなどを発表する (2) 整理運動と片付けをする 授業づくりの留意点教師の指導 支援 友達と協力して用具の準備を行うよう言葉がけをする 学習のねらいを強調するのではなく 楽しい雰囲気で跳び遊びができるようにする 片足や両足で高く跳んだり 前後左右に跳んだりする 友達の跳び方をまねしたり 跳び遊びのコースを選ばせたりする ゴム跳びコースでは ゴムの高さを変えてみましょう 川跳びコースでは 川の幅を変えてみましょう ケンパー跳びコースでは 輪の位置を変えて片足や両足をうまく使って跳んでみましょう 3 時間目 - 関心 意欲 態度 4 3 時間目 - 思考 判断 1 みんなで作ったいろいろな場を体験させるようにする ( 順番を守るように子どもたちに声をかける ) 楽しそうなコースを選んでやってみましょう 助走をつけて手をつないで調子よく跳んでみたよ グループみんなで跳べるかな 4 時間目 - 思考 判断 2 4 時間目 - 技能 2 うまくなったことやそのこつ 友達からのアドバイスを紹介し 次時の意欲付けをする みんなで協力して片付けができるよう言葉がけをする - 71 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 跳の運動遊び を設定した例 1 2 3 4 1 2 3~5 オリエンテーションいろいろな跳び方を試し 跳び遊びの仕方を知る ( 友達と見合って 教え合いながら活動する ) < 活動例 > 川跳び遊びケンパー跳び遊びゴム跳び遊び幅跳び遊び ( できそうな跳び方に挑戦する ) オリエンテーションいろいろな跳び方を試し 跳び遊びの仕方を知る ( やってみたい場や遊び方を選びながら活動する ) < 活動例 > 川跳び遊びケンパー跳び遊びゴム跳び遊び幅跳び遊び ( 友達の動きを取り入れ リズミカルに跳ぶ ) (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 評価規準 1 跳び遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことのできる場や遊び方を選んだり 工夫したりしている 2 友達のよい動きを見付けて 自分の動きに取り入れている 1 自分の力に応じた高さや幅を選んで跳んだり リズムよく跳んだりすることができる (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 跳ぶ動き方を知り 友達のよい動きを見付けている ( 思考 判断 2) 友達の動きのよさを具体的に言える ( 十分満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) よい動きを知り それに合った動きをしている友達を認識している ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) 具体的な支援の例 よい動きがわからず 自分の動きが変わらない よい動きの児童を手本にし 気を付けるポイントを助言する ( つまずきの例 ) - 72 -
(4) 走 跳の運動遊び の単元構成の考え方 1 第 1 学年では走 跳の運動遊びをそれぞれ卖独の内容で設定し 第 2 学年では走 跳の運動遊びの内容を組み合わせて設定した計画例 第 1 学年 第 2 学年 1~10 11~15 1~10 11~15 走の運動遊び 跳の運動遊び 跳の運動遊び1 跳の運動遊び2 かけっこリレー遊び 走の運動遊び1 走の運動遊び2 2 走の運動遊びと跳の運動遊びをそれぞれの学年に設定した計画例 第 1 学年 第 2 学年 1~10 11~14 1~10 11~15 走の運動遊びかけっこ折り返しリレー遊び 跳の運動遊び 走の運動遊びかけっこ障害物リレー遊び 跳の運動遊び (5) 場づくりの工夫など ( 教材 教具の工夫 技能の系統表等 ) 1 幅跳び遊び ( 川跳び遊び ) のポイント その場からの片足踏み切り 両足踏み切り 助走をつけての片足踏み切り 両足踏み切り 体の向きを変えながらの踏み切り リズムよく跳ぶ 腕を大きく振る 川の中に島を入れると喜んで入ります 2 ケンパー跳び遊びのポイント 左右の足で交互にバランスよく 簡卖なリズム 輪の置き方を変えて違うリズム 3 ゴム跳び遊びのポイント 低い高さから徐々に上げていく 連続で跳ぶ ゴムはたくさんあるといろいろな場が設定できます ターンタタタタ ジグザグコース 輪と輪の間の距離を変えたり ジグザグに置いたりするなど いろいろな場で体験させましょう ゴムに引っかかって転ばないように高さには十分注意しましょう 4 用具の有効活用 フラフープなどの輪 ゴムひも 段ボール 跳び箱 ペットボトル 段ボールは 積み重ねたり 横に並べたりします 子どもたちに場を作るように声をかけましょう - 73 -
(6) 学習カードの例 1 ねんたいいくがくしゅうカードとびっこランド 1 ねんくみなまえ ( ) きょうのとびっこランドのことをおもいだしましょう 1 とびっこランドは たのしかったですか 2 ちからいっぱい がんばりましたか たかくとんでいるよ 3 きまりをまもって ともだちとなかよくできましたか 4 じょうずになったとおもうことがありましたか 5 こうすればできるんだ とわかったことがありましたか みんなにつたえたいことがあったらかいてください かわ ( はば ) ゴム ケンパーのとびっこランドで - 74 -
第 2 学年 走の運動遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.24~27 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 技能 いろいろな方向に走ったり 低い障害物を走り越えたりすること [ 例示 ] 30m~50m 程度のかけっこ 折り返しリレー遊び 低い障害物を用いてのリレー遊び態度 運動に進んで取り組むこと きまりを守り仲よく運動をしたり 勝敗を受け入れたりすること 場の安全に気をつけること 思考 判断 走ったり跳んだりする簡卖な遊び方を工夫できるようにすること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しく活動できるような運動遊びの行い方や場の工夫 かけっこ遊びやリレー遊びに夢中に取り組み いろいろなコースを全力で走ったり より楽しめるように用具を工夫したり 規則を工夫したりしましょう 走り方と用具を組み合わせると楽しい場が簡卖に工夫できます 楽しく遊ぶことができるコースや遊び方を見つけて楽しませましょう 回るコーンごとに人数を決めると誰がどこを回るかで勝敗が決まるよ いろんなコースをつくって 対戦して楽しみたいな (2) 指導のねらいに合わせた言葉がけの工夫 児童がよい動きや友達との協力の仕方などに気付けるよう意識的な言葉がけをしましょう 上手に回る秘密を見付けてみよう さんはすごく速く回っていたよ 段ボールの置き方を友達と相談していっしょに動かそう 動きを高める言葉がけ 協力を意識する言葉がけなどを意識的に行いましょう - 75 -
3 指導と評価の計画 (7 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 1 学習内容 学習のめあて 内容 用具の使い方 運動の行い方を知り かけっこやリレー遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 1) 学習活動 1 集合 整列のきまり 用具の使い方 2 準備運動 音楽に合わせていろいろな動きをする 線の上を歩いたり 走ったりする 3 折り返しリレーをする 学習過程 1 2 ~ 4 4 学習の振り返り 整理運動 学習内容 バトンを渡したり受けたりすること ( 技能 1) 順番やきまりを守り 仲よく練習や競走 ( 争 ) をすること ( 関心 意欲 態度 2) かけっこの行い方を知り 楽しく遊ぶことができる場や遊び方を選ぶこと ( 思考 判断 1) 学習活動 ( かけっこ遊び リレー遊び ) 1 準備運動 2 かけっこをする くねくねコース まっすぐコース 追いかけ走 3 折り返しリレーや回せんリレーなどをする 手のひらタッチ バトンの受け渡し 4 学習の振り返り 整理運動 5 片付け 学習過程 2 5 ~ 7 学習内容 いろいろな間隔に並べられた低い障害物を走り越えたりすること ( 技能 2) 運動に進んで取り組み きまりを守り仲よく運動したり 勝敗を受け入れたり 場の安全に気を付けたりすること ( 関心 意欲 態度 3) 簡卖な遊び方を工夫でき 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 2) 学習活動 ( かけっこ遊び 障害物を用いてのリレー遊び ) 1 準備運動 2 かけっこをする くねくねコース まっすぐコース 追いかけ走など 3 障害物を用いてのリレー 段ボールやミニハードル ペットボトルなどをすばやく越えてリレーをする 置き方を工夫してコースを作り競走を楽しむ 対戦相手がつくったコースで競走を楽しむ 4 学習の振り返り 整理運動 5 片付け - 76 -
時間 1 2 3 4 指導のポイント 安全に運動できる場 用具の置き方を確認する 集合や整列の仕方を確認しておく 場の設定の仕方は 絵や図に表しておくとわかりやすい 待っている間もチームのみんなを励ましたり応援したりするようにする 折り返すところや途中で回る場所をつくり 走る距離や走順を変え 走力に応じたリレーができるようにする 体は前向きで バトンを受け取ったらすぐに走るようにさせる バトンは上から下に振り下ろすように渡すように助言する 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への 関心 意欲 態度 1 かけっこやリレー遊びに進んで取り組もうとしている ( 観察 ) 2 順番やきまりを守り 仲よく練習や競走をしようとしている ( 観察 ) 運動についての 思考 判断 1 行い方を知り 楽しく遊ぶことができる場や遊び方を選んでいる ( 観察 ) 運動の技能 第 1 学年では 相手に手の平を向けてタッチしたり リングバトンを渡したりすることができる 1 相手に手のひらを向けてタッチしたり バトンを渡したり受けたりすることができる ( 観察 ) 5 6 7 順番を守り 合図をおくったり 所定の場所で待ったりすることをさせる 片足で踏み切って リズムよく走っていたよ 友達が走るのを見て アドバイスをしたり応援をしたりするように声をかける グループで跳ぶ物を決めたり 場所を決めたりして遊び方を工夫させ競走させる みんなが楽しくできるように 物 の置き方を工夫しよう 3 進んで運動に取り組み きまりを守り仲よく運動をしたり 勝敗を受け入れたりして ぶつからないよう安全に気を付けようとしている ( 観察 ) 2 簡卖な遊び方を工夫でき 友達のよい動きを見付けて声をかけている ( 観察 学習カード ) 第 1 学年では折り返しリレー遊びをすることができる 2 いろいろな間隔に並べられた低い障害物を走り越えることができる ( 観察 ) 障害物は 段ボールやミニハードル コーン ペットボトルなどを準備する - 77 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 1/7 2/7 3/7 4/7 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 はじめ 1 用具 場の準備 2 準備運動をする 3 学習課題を確認する バトンを使って 友達と仲よく リレ ー競走を楽しもう バトンパスの競走をする 授業づくりの留意点教師の指導 支援 安全に準備運動ができるように 用具がある場所を避けて 安全を確保するようにし 声かけをして意識づけをする 準備運動では 体の各部位のストレッチをよく行うようにする バトンの渡し方 受け取り方を指導する な 4 かけっこをする くねくね走 くねくね走 + コーン コーン + ぐるぐる走 いろいろなライン競走 簡卖にできる場を準備し グループに分かれて ローテーションで時間を決めて場を回りながら楽しませる か 5 折り返しリレーや回せんリレーをする 回るコーンごとに人数を決めて競走しよう 折り返しリレーでは 途中で コーン + ぐるぐる走 を入れたり くねくね走 + コーン を入れたりして場を工夫させる 3 時間目 - 思考 判断 1 チームごとにコースをつくって 作戦を立てて競走するのも楽しいよ 次はぼくが走るから 引き継ぎの場所に素早 く入って待とう コースを作ったら練習をして 対戦グループと競走をする 待っている間もチームの友達を応援したり 次の走者に声をかけたりするようにする バトンの渡し方 受け取り方のよい児童を紹介し ポイントを指導する 4 時間目 - 技能 1 順序やつくったコースのきまりを守るように声かけをする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 まとめ 6 学習の振り返り 7 整理運動 片付け 楽しかったこと 工夫したこと よかったことなどめあてを振り返って感想を発表させる よくできていた児童を賞賛する - 78 -
(2) 学習過程 2( 単元後半の 5/7 6/7 7/7 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 はじめ 1 用具 場の準備 2 準備運動をする 3 学習課題を確認する 友達と仲よく 走り越すものを使って遊び方を工夫しながら リレー競走を楽しもう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 安全に準備運動ができるように 用具がある場所を避けて 安全を確保するようにし 声かけをして意識づけをする 準備運動では 体の各部位のストレッチをよく行うようにする な 4 バトンパスの競走やかけっこをする バトンパス競走 いろいろな姿勢からのスタートなど 5 もの越えリレー競走をする 周囲の安全に気を付けてバトンの渡し方 受け取り方を練習させる バトンは渡す人が声をか けよう か 障害物の置き方を工夫して作戦を立てる 障害物は 低い段ボールやミニハードル ペットボトル シートなどを用意し グループで相談して場をつくるようにさせる 6 時間目 - 思考 判断 2 練習に友達のよい動きを見つけ 紹介し 広げる 友達が走る様子を見て アドバイスや応援の声かけをするように促す バトンを落とさ ないで頑張れ 5 時間目 - 関心 意欲 態度 3 順番守ったり 合図をおくったり 所定の場所で待ったりするよう声をかける 障害物は同じ間隔に置いたり 間隔を変えたりしてコースを作ります みんなが楽しくできるように置き方を工夫しよう 低く走り越えてみよう 7 時間目 - 技能 2 まとめ 6 学習の振り返り 7 整理運動 片付け 楽しかったこと 工夫したこと よかったことなど めあてを振り返って感想を発表させる よくできていた児童を賞賛する - 79 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 走の運動遊びと跳の運動遊びをそれぞれの学年に設定した計画例 1~10 11~14 1~10 11~15 走の運動遊び かけっこ 折り返しリレー遊び 跳の運動遊び 走の運動遊び かけっこ 折り返しリレー遊び 障害物リレー遊び 跳の運動遊び 第 2 学年で低い障害物を用いてのリレー遊びを行う場合 第 1 学年ではそれぞれ卖独の内容で設定し 第 2 学年では走 跳の運動遊びを組み合わせて設定した計画例 1~10 11~15 1~10 11~15 走の運動遊び かけっこ 折り返しリレー遊び 跳の運動遊び 跳の運動遊び1 跳の運動遊び2 走の運動遊び 1 かけっこ 折り返しリレー遊び 走の運動遊び 2 かけっこ 障害物リレー遊び (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 第 1 学年で折り返しリレー遊びを行った場合の 学習活動に即した評価規準例 ) 評価規準 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 距離や方向などを決めて走ったり 相手に手の平を向けてタッチやバトンをパスする折り返しリレー遊びをしたりすることができる いろいろな間隔に並べられた低い障害物を走り越えることができる ( 技能 2) いろいろな間隔で並べられた低い障害物を調子よく走り越えることができる いろいろな間隔で並べられた低い障害物をややスピードを落としながら 走り越えることができる ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) 障害物につまずいてしまうという恐怖心から 走る と 越す という動きがスムーズにつなげられないまま走り越している 具体的な支援の例 友達の動きを観察したり さらに低い障害物で走り越す感覚を身に付けたりする練習を繰り返す ( つまずきの例 ) - 80 -
(4) 走の運動遊び の単元構成の考え方第 1 学年では かけっこ と 折り返しリレー遊び を中心に行う 第 2 学年では かけっこ と 低い障害物を用いたリレー遊び を行う (5) 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫 技能の系統表等 ) 1 リレーのタッチ 新聞紙でつくった輪や赤白玉なども使えます 2 障害物の工夫 迎えたタッチ後ろからのタッチ振り向きのバトンタッチ 他にも ミニハードル ケンステップ等の輪 ペットボトルの上にゴムひもをつけてハードルをつくる 新聞紙等を使って場の工夫ができます 3 コースやルールの工夫 くねくねのコース上に 段ボールなどを置いて折り返すコースをつくる 直線のコース上に 段ボールなどを置いて折り返すコースをつくる 競走をして楽しむ例 1 チーム 4 人 障害物を一種類選び 3 つ設定する 障害物の間はいろいろな間隔にする 行きは走り越して 帰りは越えないで走ってくる ( 行きも帰りも走り越す ) 折り返す位置を 2 つ ( 長い距離 短い距離 ) 設定して 4 人のうち 1 人は短いワープコースを走ってもどってきてよい - 81 -
(6) 学習カードの例 かけっこ リレーあそび学習カード 2 年 組名前 ( ) チームの名前 月 / 日 あいて きょうそうの けっか かち まけ かち まけ かち まけ かち まけ かち まけかち まけかち まけかち まけ 学習のふりかえりせいいっぱいがんばりましたか かち まけかち まけかち まけかち まけ めあてはできましたか ともだちときょうりょくしましたか おもったことをかきましょう - 82 -
第 1 2 学年 水遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.30~35 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 水につかったり移動したりすること [ 例示 ] 水につかってのまねっこ遊び 水かけっこ 水につかっての電車ごっこやリレー遊び 鬼遊び 技能 水に浮いたりもぐったり 水中で息を吐いたりすること [ 例示 ] 壁につかまっての伏し浮き 補助具を使っての浮く遊び 水中でのジャンケン にらめっこ 石拾い 輪くぐり バブリングやボビング 水に慣れる遊びや浮く もぐる遊びに進んで取り組むこと 運動の順番を守り 友達と仲よく運動すること 態度 補助具の準備や片付けを友達と一緒にすること プールサイドは走らないなどの水遊びの心得を守ること 水に慣れる遊びや浮く もぐる遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことができる場や遊び方を選ぶこと 思考 判断 水につかったときの動き方や水に浮いたりもぐったりする動き方を知り 友達のよい動きを見付けること 2 授業づくりのポイントプール全体を使って子どもがいろいろな動きができるようにしま (1) 水遊びの場の工夫 楽しく活動できるように運動の場を工夫しましょう (2) 水遊びの行い方の工夫 誰でも楽しむことができるように行い方を工夫しましょう しょう 水に慣れていない子どもは 浅いところで探せるようにしま しょう 色の指定など条件を変え ることで難易度を変えるの もよい工夫です (3) 水遊びの言葉がけの工夫 よい動きに気付けるように言葉がけを工夫しましょう 水中での活動経験が尐ないため 動きがイメージしやすい言葉がけ を工夫するといいです カニさんに変身! カニさんみたいにブクブクブクッと大きなあわが出るようにふいてごらん 子どもに対して具体的に動き方を指示します この動きが後のバブリングへと発展していきます - 83 -
3 指導と評価の計画 (20 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 2 年間で指導していきます 实態に応じて 計画を考えていきます 学習内容 学習活動 学習過程 1 学習過程 2 1 11 数字は第 2 学年 2 12 ~ 8 18 9 19 ~ 1 020 学習内容 水遊びの心得を守り 安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 1) 学習活動 1 オリエンテーション 学習のすすめ方を知る 水遊びの心得を知る 2 試しの運動 ( 实態調査 ) プールサイドで水に慣れる プールに慣れる 振り返り 片付け 整理運動 学習内容 水に慣れる遊びや浮く もぐる遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 2) 水につかったり移動したりすること ( 技能 1) 水に浮いたりもぐったり 水中で息を吐いたりすること ( 技能 2) 補助具の準備や片付けを友達と一緒にすること ( 関心 意欲 態度 3) 水につかったときの動き方や水に浮いたりもぐったりする動き方を知り 友達のよい動きを見付けること ( 思考 判断 1) 学習活動 1 準備運動 2 学習課題の確認 3 水に慣れる遊び 水かけっこ まねっこ遊び 電車ごっこ 鬼遊び リレー遊びなど 4 浮く もぐる遊び 補助具を使っての浮く遊び 輪くぐり 壁につかまっての伏し浮き バブリングやボビング 水中じゃんけん 水中算数 石拾いなど 5 振り返り ( 友達の よかったさがし ) 片付け 整理運動 学習内容 運動の順番を守り 友達と仲よく運動すること ( 関心 意欲 態度 4) 水に慣れる遊びや浮く もぐる遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことができる場や遊び方を選ぶこと ( 思考 判断 2) 学習活動 1 準備運動 2 水遊び大会 4 振り返り ( 友達の よかったさがし ) 片付け 整理運動 - 84 -
時間 1 11 指導のポイント プールのきまりや水遊びの心得をしっかりと守るようにする プールサイドで水に慣れる プールに入ってからも 水に慣れることが重要なので 水の中を歩いたり 走ったりする程度にしておく 水に慣れる運動遊びを行う (2~8) 水かけっこ 慣れてきたらお互いに水 をかけ合って顔をふかない で たくさん水をかけられ た方が勝ちにする まねっこ遊び 学習内容に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への 関心 意欲 態度 1 プールのきまりや水遊びの心得を守ろうとしている ( 観察 ) 2 水に慣れる遊び ( 浮く もぐる遊び ) に進んで取り組もうとしている ( 観察 ) 運動についての 思考 判断 2 年時に浮 く もぐる遊 びについて評 価する 運動の技能 2 12~ 8 18 9 19~ 1 020 慣れてきたら できるだけ体を水中に沈め 顔を水中 につける ワニ のまねにも挑戦させる 電車ごっこ 鬼遊び リレー遊びなど 水に慣れる段階をじっくり行った上で 実態に 合わせて 後半に浮く遊び もぐる遊びを取り 入れてもよい 慣れてきたら 条件 を変えて工夫する 浮く遊び もぐる遊びを行う (12~18) 補助具を使っての浮く遊び 輪くぐり 水中じゃんけん バブリングやボビング 石拾いなど 水遊び大会を開催し 自分のできる遊びの場を選ばせる 3 補助具の準備や片付けを友達と一緒にしようとしている ( 観察 ) 4 運動の順番を守り 友達と仲よく運動をしようとしている ( 観察 ) 1 水につかったときの動き方 ( 浮いたりもぐったりする動き方 ) を知り 友達のよい動きを見付けている ( 発表 学習カード ) 2 水に慣れる遊びや浮く もぐる遊びの行い方を知り 楽しく遊ぶことができる場や遊び方を選んでいる ( 観察 学習カード ) 2 年時にはお もに 2 水に浮 いたりもぐっ たり 水中で 息を吐いたり することがで きることを評 価する 1 水につかったり移動したりすることができる ( 観察 ) - 85 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半 5/20 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 授業づくりの留意点教師の指導 支援 リズム体操や腕立て伏せ スクワットなどを行うこと で 心拍数が上がります 水温が低めの時などは や はじめ な 水中を歩いたり走ったりして楽しく遊ぼう 3 準備運動をする 4 プールのきまりの確認をする 5 プールサイドで水慣れをする じょうろでの水かけ ホースでの水かけなど 6 プールの中で水慣れをする 10 人程度の列を作り 音楽に合わせて ジェンカ を踊る 7 電車ごっこをする 慣れてきたら 電車のスピードを尐しずつ上げる 運転手 ( 先頭 ) を交代して仲よく遊ぶようにする トンネルを作って通る 大丈夫かな ~ 私の時は 尐し手を上 げてね や発汗するぐらいまで取り組みましょう 水中で体の安全を保つために 心拍数の上がる動きを取り入れる ペアがお互いを確認しながら活動するなど 水遊びの心得を守るようにする 背後から前の友達の肩につかまらせる なお 列が切れがちなグループには 全員が入るようなロープまたは輪の形にしたホースを持たせ 離れないようにする 出発ピリピリピリ - ゴットンゴットン 次 とまりま ~ す 関心 意欲 態度 2 友達や教師が手でトンネルを作り その中を姿勢を低くして通るようにする か 8 もっと楽しくなるような電車ごっこの仕方を考えて 楽しむ フープをくぐってみよう じゃんけん列車をやってみよう 台を使って 途中でジャンプを入れてみよう 他のグループと競争をしてみよう 怖がる子どもに対しては 教師が手をつなぐなどして安心感を与えるようにする このフープをいっし ょにくぐってごらん 上手にできたら フー プの数を増やしたり 沈めたりしてもいい ね おもしろい遊びを考えてくれた友達や 動きの中で上手に できていた友達がいたら紹介しよう まとめ 9 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 友達の よかったさがし を発表する (2) 整理運動と片付け シャワーをする 上手にできていた友達や楽しい電車ごっこを考えてくれた友達のことを発表する 学習カードへの記入は 教室に戻ってから行うようにする 思考 判断 1-86 -
(2) 学習過程 2( 単元後半 15/20 時間目 ) 時間 はじめ 主なねらい 学習活動 1 用具や場の準備をする 2 学習課題を確認する 水にもぐって 楽しく遊ぼう 3 準備運動をする 4 プールのきまりの確認をする 5 水慣れをする 電車リレー ピンポン球リレーなど 6 水に慣れる運動遊びを行う まねっこ遊びをしながら もぐる準備をしていく あひる かに わに など 水の中で息を吐き出し ジャンプの時に パ ッ と声を出すと水を飲まなくなるよ 授業づくりの留意点教師の指導 支援 本時の課題を確認し 見通しを持たせる 今日は 水にもぐって遊んでみようね お魚さんになったつもりで楽しみましょう 水中で体の安全を保つために 心拍数の上がる動きを取り入れる ペアがお互いを確認しながら活動するなど 水泳の心得を守るようにする 主運動につながる内容を取り入れる 口や鼻の部分まで水につけて 息を吐き出す感覚を身に付けさせる かにさんに変身しよ う! ブクブク バッと 大きなあわが出せるか な? な か 7 水にもぐる運動遊びを行う ボビングなど 輪くぐりなど できるかな わたしの手を引っ 張ってくれる? 8 みんなが もっと楽しくなるような水にもぐる遊びの仕方を考えて 楽しむ みんなでもぐりっこ 連続くぐり イルカとびくぐり 最初は かべにつかまったりペアで手を握ったりして安心感を持たせて行う 慣れてきたら 1 人で行い 水の中で一気に息を吐き出して ジャンプさせて再び水中にしゃがむ動作を繰り返し行わせたい 技能 2 自力でくぐることができない子どもは 教師やペアの友達が手を引っ張るなどの補助を行い安心感を持たせる 水中で立たせるフープがない場合は ホースを適当な長さに カットし 5 cm程度の塩ビ管でつなぎます その際 半分程 ホース内に水を入れておくと 水中で立たせることができま すよ 子どもの様々なアイデアに対応できるように教具をプールサイドに準備しておくとよい もぐることが苦手な子どもには ペアの友達や教師がついて 安心感を持って取り組めるように配慮する まとめ おもしろい遊びを考えてくれた友達や 動きの中で上手 にできていた友達がいたら紹介しよう 9 振り返り 片付け (1) 学習を振り返り 気付きを発表する (2) 整理運動と片付け シャワーをする もぐって遊ぶときは 教師がプールの中にいると 水中に 沈んでしまった児童を発見することが困難です 必ず複数 の指導者で安全面の確認を行いながら指導をしましょう できるようになったことや ペアで頑張った人の紹介を発表し 学習カードに記入させる ( 教室に戻ってから ) 思考 判断 2-87 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 水に慣れる段階をじっくり行う計画例 1 2~8 9 10 11 12~18 19 20 オリエンテーション 水に慣れる遊び シャワー遊び 水中歩行 電車ごっこ まねっこ遊び 鬼遊び など 浮く遊びもぐる遊び まとめ水遊び大会 オリエンテーション 水に慣れる遊び 水中歩行 電車ごっこ 鬼遊び 浮く遊び 補助具で 友達と もぐる遊び 水中じゃんけん 石拾い 輪くぐり まとめ水遊び大会 (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 評価規準 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 水に浮いたり もぐったり 水中で息を吐いたりすることができる ( 観察 ) クロールで手と足の動きに呼吸を合わせながら続けて長く泳ぐことができる ( 技能 1) 水中で目を開けて活動す ることができる 水中で目を開けることが できる ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) 水に顔をつけることに対して恐怖心を持ち 水中で目を開けることができない ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 児童の手を握り バブリングを行いながら 口 鼻 目の下 目 おでこ 頭の順に水につけていく < 水に顔をつける > いきなりプールの中で行うのが難しい場合は 洗面器などを使ってもいいでしょう まずは 口と鼻から息を ブクブク バッ などの分かりやすい言葉を子どもに伝えながら行うようにしましょう 手を握っていることで 安心感を与えるだけでなく すぐに顔の水をふかないようにしておきます どうしても水が気になる子どもには 下を向かないで 上を向いてごらん と言葉がけをすると 目や口 鼻に水が集まらず安心します この段階において できる限り水中で目を開けられるように指導したいところですが どうしても難しいようであれば ゴーグルを使用し 安心感を与えることで恐怖心を先に取り除く方法もあります - 88 -
(4) 水遊び の単元構成の考え方 1 水に慣れる段階をじっくり行う場合 1 1 年時 N 時間 1 2 年時 N 時間 0 0 水に慣れる遊び シャワー遊び 水中歩行 水中歩行 電車ごっこ 20 電車ごっこ 20 鬼遊び まねっこ遊び 鬼遊び 浮く遊び もぐる遊び 45 45 ( 分 ) ( 分 ) 2 2 年生で 浮いて進む遊び まで行う場合 1 1 年時 N 時間 1 2 年時 N 時間 0 0 水に慣れる遊び浮く遊び 電車ごっこ 鬼遊び 補助具で浮いてもぐる遊び ラッコ浮き進む遊び 20 水中ジャンケン 20 水に慣れなど 伏し浮きる遊び 補助具で 友達と 浮く遊び 壁につかまって 補助具で浮く遊びなど にらめっこ 石拾い 輪くぐりなど 45 45 ( 分 ) ( 分 ) 水に慣れる遊び 浮く遊び 補助具で 友達と もぐる遊び 石拾い 輪くぐりなど もぐる遊び 水中シ ャンケン 石拾い 輪くぐり (5) 水泳 の楽しみ方の例 ( 教材 教具の工夫 技能の系統表等 ) ドッジボールリレーなどで 楽し みながら 子どもが自然と顔に水がつくような状況を作っていく この他 ピンポン球を息を吹きかけて運ぶリレーをすれば 水の中で息を強くはき出す 呼吸 につなげられま 誰もが楽しめるように 石拾いを す する場合でも 苦手な子どもには できるだけたくさん拾いましょう 得意な子どもには 黄色の色だけ集めましょう または 4 色全部集めましょう などと指示をするといいです 鬼遊びの発展例 安全地帯を作り そこにいる間はセーフ 輪の中に入ったらセーフ しゃがんだらセーフ( 肩まで 頭まで ) つかまったら足を開き その間を友達がくぐったら また逃げられるなど - 89 -
(6) 学習カードの例 ねんくみ ( ) なまえ / ふりかえりできるようになったこときまり : たのしさ : ともだちのいいことはっけん あたまからじょうろでみずかけでんしゃごっこてつなぎおにみずかけっこまねっこあそび ( あひる ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) / ふりかえり きまり : たのしさ : ともだちのいいことはっけん まねっこあそび ( かに ) まねっこあそび ( かえる ) まねっこあそび ( かおつけわに ) ぴんぽんだまふきへでぃんぐりれい できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) / ふりかえり きまり : たのしさ : ともだちのいいことはっけん かべをもってあたままでもぐるかんがるうじゃんぷわくぐりすいちゅうとんねるわくぐりでんしゃ できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) / ふりかえり きまり : いるかくぐりすいちゅうまたくぐりいしひろいすいちゅうじゃんけんすいちゅうさんすう できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) できた ( ) たのしさ : ともだちのいいことはっけん らっこうき すいちゅうおしずもう できた ( ) できた ( ) できた ) できた ( ) できた ( ) - 90 -
第 1 学年 鬼遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.42~43 宝取り鬼 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 一定の区域で逃げる, 追いかける, 陣地を取り合うなどの簡卖な規則の鬼遊びをすること 技能 工夫した区域や用具で楽しく鬼遊びをすること [ 例示 ] 一人鬼 二人組鬼 宝取り鬼 ボール運び鬼 ボールゲームや鬼遊びに進んで取り組むこと 運動の順番やきまりを守り, 友達と仲よくゲームをすること 態度 用具の準備や片付けを, 友達と一緒にすること 危険物がないか, ゲームをする場が十分あるか等の場の安全に気をつけること 思考 判断 簡卖な規則を工夫したり 攻め方を決めたりすることができるようにすること 2 授業づくりのポイント (1) 楽しさや喜びに触れることができるような運動の規則や場の工夫どのじ 逃げたり 追いかけたりする動き があまりうまくできない児童であっても 簡卖に得点を入れることができるようなわかりやすい運動の規則や場の工夫をすることが大切です コートの幅を広げたり 鬼の人数を減らしたりと規則や運動の場を工夫することで 簡卖に得点を入れることができ どの児童も楽しく活動ができるようになる (2) ゲームを楽しむための動き方に気付くような言葉がけの工夫 ゲームを楽しむために 本時のポイントに気付かせる発問を事前に用意しておくとともに 簡卖な動き方や攻め方を教師が例示したりゲームの中で助言したりすることが大切です 動きのポイントを! 守りがいないところを見付けて素早く走り抜けよう 周りをよく見ながらマークを取ろう 相手をかわす体の動きはどんな動きだろう (3) 動きのポイントを押さえるためのよい動きの共有化 よい動きや作戦などがみられた場合は 具体的に賞賛したり 具体的な活動場面を取り上げて紹介したりしましょう 学級全体で共有することが大切です A チームは スタートゾーンでの並び方をよく考えていたね 縦一列で並んでおいて せ - の で全員が一斉に走り出したよ B チームは ボールが見えないように全員が手を後に回していたよ - 91 -
10m 3 指導と評価の計画 (6 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習活動 学習内容 学習活動 学習内容 運動に進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 ) 運動の順番やきまりを守り 仲間と仲よくゲームをすること ( 関心 意欲 態度 ) 1 1 オリエンテーション 2 試しのゲーム 3 振り返り 片付け 学習過程 1 学習過程 2 2 3 4 5 6 学習内容 運動に進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 ) 危険物がないか ゲームをする場が十分あるか等の場の安全に気を付けること ( 関心 意欲 態度 ) 鬼遊びの行い方を知り 楽しくゲームをすること ( 思考 判断 ) 学習活動例 基礎技能向上ゲーム 一人鬼遊び 集団鬼遊び 課題設定ゲーム 第 1 ミニゲーム ゲームの後話し合い 第 2 ミニゲーム ゲームの後話し合い ゲームを振り返る 5m 学習内容 運動に進んで取り組み 仲間と仲よくゲームをすること ( 関心 意欲 態度 ) ゲームに合った簡卖な作戦を選ぶこと ( 思考 判断 ) 一定の区域で逃げる 追いかける 陣地を取り合うなどの簡卖な規則の鬼遊びをすること ( 技能 ) 学習活動 コートの幅を広 1 用具や場の準備げたり 鬼の人数 2 準備運動基礎技能向上ゲームを増やしたりし 一人鬼遊び 集団鬼遊びて ゲームに合っ 3 課題設定ゲーム ( 集団対集団 ) た作戦を選ぶこ 4 学習課題の確認とができる 5 ゲーム ゲームに合った簡卖な作戦を選びゲームを行う 6 振り返り 片付け こおり鬼 しっぽとり鬼 旗取り鬼等 鬼ゾーン 3m 5m 宝 箱 スタートライン 15m で宝を 1 個持っ てスタート ゴールラインを 越えたら得点 - 92 -
時間 1 指導のポイント これまでの学習経験を想起させ みんなが楽しめる学習になるように言葉がけする 学習の約束やきまりを守る具体的な姿を伝え そのような姿には賞賛の声かけを行う 運動への 関心 意欲 態度 1 運動の順番やきまりを守り 仲間と仲よくゲームに取り組んでいる ( 観察 学習カード ) 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動についての 思考 判断 運動の技能 2 3 4 安全に留意して ゲームを行うように助言する 掲示資料を使い 運動の順番やきまりの確認をする 一人鬼遊び 集団鬼遊びを毎時間行い 身に付けさせたい動きの習得を図る 集団対集団の鬼遊び ( ミニゲーム ) を行い ゲームに応じた動きの習得を図る きまりで改善したい点があれば 全体の場で話し合う 2 ゲームをする場所の安全に気を付けて 準備 片付けを仲間と一緒にしている ( 観察 ) 3 進んで練習やゲームに取り組んでいる ( 観察 学習カード ) 1 鬼遊び行い方を知り 楽しくゲームをしている ( 観察 学習カード ) ( 第 2 学年時 ) 1 相手 ( 鬼 ) のいない時に思い切って走って宝を取りにいったり 持ち帰ったりすることができる 2 相手 ( 鬼 ) から身をかわすために動く方向やスピードに変化をつけ 素早く動くことができる 5 6 児童のよいプレーや声かけを積極的に賞賛し クラス全体に広げるようにする ゲームの後に話し合いを行い ゲームに合った作戦が行われているか確認する 4 仲間と仲よく練習やゲームに取り組んでいる ( 観察 学習カード ) ( 第 2 学年時 ) 宝取り鬼でのよい攻め方を見つけ 簡卖な作戦を立てている 2 ゲームに合った簡卖な作戦を選んでいる ( 学習カード 観察 ) 1 相手 ( 鬼 ) にタッチされたり 自分のマークをとられたりしないように 逃げたり身をかわしたりすることができる ( 観察 ) 2 相手 ( 鬼 ) がいない場所にすばやく走ることができる ( 観察 ) - 93 -
10m 4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半の 2/6 3/6 4/6 時間目 ) 1/6 は オリエンテーション 時間 主なねらい 学習活動 授業づくりの留意点教師の指導 支援 はじめ な か まとめ 1 用具や場の準備をする 2 準備運動 基礎技能向上ゲームをする 一人鬼遊びこおり鬼 集団鬼遊びしっぽ取り鬼旗取り鬼等 3 学習課題を確認する 鬼をかわして ゴールまで走り抜けよう 1 時間目は 試しのゲームを行う 4 課題設定ゲームをする (1) ミニゲーム 1 をする ミニゲームのやり方 自分のチーム内で 鬼役を 1 人決める 残りの 3 人で 一人一つ玉を持って走る ゴールラインまで タグを取られないように走り抜 ける 5m 鬼ゾーン 3m 5m 一人ゴールしたら 待機している人がスタート 2 分ごとに攻めと守りを交代して行う (2) 確認タイムで話し合う ミニゲーム 1 を通して 鬼をかわす動きについて考える (3) ミニゲーム 2 をする 確認タイムで話し合ったことをミニゲームで实践し 確認する 5 振り返り 片付けをする (1) 学習の振り返りをし ボールを持っている時のよい動きやよいアドバイスの仕方等を発表し クラス全体で共有する (2) 整理運動と片付けを行う 宝 箱 仲間と協力して安全に用具の準備をするように言葉がけする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 一人鬼から集団鬼へと発展させながら 基礎技能向上ゲームを毎時間行う 宝取り鬼を基にした簡易化されたミニゲームを行う はじめの規則 スタートラインで宝を 1 つ持ってスタート ゴールラインを越えてから宝箱に入れると得点になる 鬼からタグを取られたり タッチされたりしたら スタートから再開する 2 本取られたら 鬼役と交代する 掲示資料などを使い はじめの規則や鬼遊びの行い方を確認できるようにする 3 時間目 - 思考 判断 1 規則や運動の場で改善したい点があれば 全体で話し合う 鬼をかわしてゴールするには どうするといいかな 鬼が見ていないすきをねらって 走りぬけるといいよ 鬼をもう一人増やすと もっと楽しくなると思うよ 友達のよい動きや声かけなどを振り返りの中でたくさん出させ 積極的に賞賛し 個々やチームのよさを全体に広げる 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 チーム評価 自己評価をし 感想を書く - 94 -
12m (2) 学習過程 2( 単元後半の 5/6 6/6 時間目 ) 時主なねらい 学習活動間 1 用具や場の準備をする はじめ 2 準備運動 基礎技能向上ゲームをする 一人鬼遊びこおり鬼 集団鬼遊びしっぽ取り鬼 ミニゲーム旗取り鬼等 3 学習課題を確認する 得点できる方法を考えて ゲームを楽しもう 授業づくりの留意点教師の指導 支援 仲間と協力して安全に用具の準備するように言葉がけする 基礎技能向上ゲームを毎時間行い 身に付けさせたい技能の習得を図る 鬼をかわしてゴールできた場面を再現し その動きを練習できるように声かけする な か まとめ 4 対抗戦でゲームをする (1) ゲーム 1 をする スター トライ ン 5m 3m 5m 3m 5m 鬼ゾーン タグ入れ 3 点箱 鬼ゾーン 1 点箱 (2) 確認タイムで話し合う ゲーム 1 を通して たくさん得点をとるための作戦がうまくできたか確認する おとり作戦 うまくいったね 次は ぼくが おとり になるね 鬼がいないところに素早く動くことが大切だね ゴール ライン (3) ゲーム 2 をする 確認タイムで話し合ったことをゲーム 2 で实践する 5 振り返り 片付けをする (1) 学習の振り返りをし 学習のまとめをする (2) 整理運動と片付けを行う [ 追加ルール ] 鬼が増えたことで なかなかスタートできない子が出てくることが予想されるので 鬼にタッチされそうになったら スタートに戻ってもよい というルールを児童の实態に合わせて適宜 追加してもよい チーム内で声をかけ合って 仲よく活動している姿が見られた場合は 具体的に賞賛し 全体で共有できるようにする 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 5 時間目 - 関心 意欲 態度 4 鬼が増えたことで得点が減ることが予想される そこで 個人としてではなく チームの一員として動く必要があることをみんなで確かめ チームでの動きについて話し合いを行うようにする 6 時間目 - 思考 判断 2 作戦例 おとり作戦 : 一人がおとりになり 仲間がゴール 一斉スタート作戦 : 一斉にスタートして鬼を惑わせる 鬼にタッチされないように身をかわしたり 鬼がいないところを見付けて素早く動いたりしている児童を紹介し 動きをまねるように声かけする 5 6 時間目 - 技能 1 2 チームで連携して動いているチームを賞賛し クラス全体に広げる チーム評価 自己評価をし 感想を書く - 95 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 鬼遊びを2 学年とも設定した計画例 児童の発達段階を考慮し 内容を考える必要がある 例 1 年生 : 宝取り鬼 2 年生 : ボール運び鬼 1 2~4 5 6 1 2~4 5 6 ミニゲームをす 鬼遊びをする オリエン ミニゲームをす る テーション る オリエンテーション 規則を工夫した鬼遊びをする 学習の進め方を知る 試しのゲーム 一人鬼遊び 集団鬼遊び ミニゲーム ゲームに合った作戦を選んで ゲームをする 学習の進め方を知る 試しのゲーム 一人鬼遊び 集団鬼遊び ミニゲーム ゲームに合った攻め方を考え ゲームをする 鬼遊びでは 指導の順序性 ( 卖元の取り扱いの順番 ) はないため 時間数は授業時間例を示しています (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 評価規準 宝取り鬼でのよい攻め方を見つけ 簡卖な作戦を立てている ( 観察学習カード ) 相手 ( 鬼 ) のいない時に思い切って走って宝を取りにいったり 持ち帰ったりできる ( 観察 ) 相手 ( 鬼 ) から身をかわすために動く方向やスピードに変化をつけ 素早く動くことができる ( 観察 ) (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) ゲームに合った簡卖な作戦を選んでいる ( 思考 判断 2) 仲間と連携して動き 鬼をかわしてゴールに向かうなど組織的な動きを考え 活動している ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) 鬼がいないところを見付けて ゴールまで走り抜ける作戦を選んで活動している ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) チーム内で声をかけ合っていない 鬼がいないところを見付けられない 一人一人でプレーしている ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 連携して鬼をかわしているチームを紹介して チームの一員としての動きについて全体で共有する 鬼をかわすよい作戦例をチームの話し合いの場で助言する - 96 -
(4) ゴール型 の単元構成の考え方 2 学年に分けて指導する場合 1 学年時では鬼遊びの特性や魅力に触れやすいように コートの幅を広げたり 鬼の人数を減らしたりして簡易化したゲームを行い 2 学年時で通り抜け鬼やボール運び鬼など動きを発展させていくと 中学年の陣取り型ゲームにつながる動きを身に付けることができる コートの幅を広げる 鬼の人数を減らす (5) 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫 技能の系統表等 ) 1 宝取り遊び 規則 チームの人数は 6 人程度とする ( 児童の实態に応じて変えることは可能 ) 攻めチームは タグを取られないように鬼ゾーンを通り抜けてゴールラインをめざす タグが 1 本以上残っていた場合は 宝を取ることができる ゴールにたどり着く前に 2 本とも取られてしまった場合は タグ入れ にあるタグを付けて 再びスタートする 宝を取った人は タグが 2 本残っていた場合は 宝を 3 点箱 に 1 本残っていた場合は 1 点箱 に入れる ゲームの時間は 5 分間とする 制限時間内であれば 取った宝を箱に入れた後に タグをつけて再びゲームに参加することができる 守りは 相手のタグを取ったら タグ入れへ持って行く その間は 攻めのタグをとることはできない 用具 宝は お手玉や紅白玉を使用する タグは 市販されているが タオルやハチマキで代用することもできる コートの横に 宝箱を 2 つ (3 点用と 1 点用 ) とタグ入れを 1 つ置く 2 基礎技能向上ゲーム ( ローテーションしながら活動を行うゲームの例 ) こおり鬼 チームで円にな り 誰かにパス する しっぽ取り鬼ごっこ コート内で お 互いにタグを取 り合う しっぽ BOX 直径 10m 相手チームのサークルに入り 旗を取ったら勝ちとなる しっぽを取られたら しっぽ BOX からしっぽを取り 腰に付けると 再びゲームに参加できる しっぽ BOX - 97 -
(6) 学習カードの例 たからとりおにがくしゅうカード ねんくみなまえ ( ) チームのめあて きょうのかけごえ さくせん ( じぶんのうごき ) ゲームのけっか あいて けっか 1 たい ( かち まけ ) 2 たい ( かち まけ ) 3 たい ( かち まけ ) ふりかえり ( よくできた : できた : できなかった : ) じゅんびやかたづけをがんばった たのしくゲームができた おにがいないときにおもいきりはしった じぶんのうごきができた ともだちにこえをかけてゲームができた きょうのヒーロー ヒロイン きょうのかんそう - 98 -
第 1 学年 表現遊び まるわかりハンドブック ( 低学年 )P.44~47 1 本単元の内容 内容 ( 指導して評価すること ) 技能 態度 思考 判断 身近な題材の特徴をとらえ 全身で踊ること 運動に進んで取り組むこと 誰とでも仲良く踊ること 場の安全に気を付けること 簡卖な踊り方を工夫すること 2 授業づくりのポイント (1) いきいきと踊るための実態に合った題材選びの工夫 児童が見たことがあるもの 経験したことがあるものなど 児童のイメージが湧きやすい題材を選びましょう ( 第 1 学年 ) ( 第 2 学年 ) 児童が見たことがある題材 児童が共通して経験したことがある題材 動物ランド 昆虫の世界 飛行機 クレーン車 遊園地の乗り物に乗った 朝顔やさつま芋を育てた 恐竜の世界 児童にとって身近で 興味関心のある題材 特徴のある具体的な題材 を選ぶようにします (2) 動きを引き出すための言葉がけの工夫 児童の实態を見ながら 題材を特徴付ける具体的なイメージの言葉や動き言葉 具体的な動きを引き出す指示の言葉を 積極的に掛けましょう ゆっくり獲物に近付くよ ジャンプして捕まえるよ 動きが 卖調だったら じわじわ近づこう 足音を消して そーっと 急に襲いかかるよ 跳びあがって! ピュン! 題材の特徴を具体化動き言葉でのイメージ化簡卖なお話づくりへの広がり 水浴びすると気持ちがいいね 誰かが尻尾を踏んづけた! どこに隠れているのかな 動物の声が聞こえてくるね バシャバシャ ぐちょ ぐしゅ きょろきょろ シュッシュッ キキィー 大雤が降りだした おっと嵐もやってきた! 大変 ライオンだ 早く逃げろ! 急げ! 2 年生の簡卖なお話作りにつなげることができるように 大変だ! 急に する という場面を取り入れることもいいでしょう - 99 -
3 指導と評価の計画 (5 時間取扱 ) [ 参考 : 評価規準の作成のための参考資料 ( 国立教育政策研究所 )] 過程 時間 学習内容 学習活動 学習内容 用具の準備や片付けを友達と一緒にすること ( 関心 意欲 態度 1) 学習過程 1 1 学習活動 1 オリエンテーション 学習のめあて 進め方を知る 2 まずやってみよう 全身ジャンケン 猛獣狩りに行こう! 動物のイメージを膨らませよう! ( イメージカード作り なりきってみる ) 3 振り返り 片付け 全身ジャンケン 基本のポーズから クラスやグループでの独自のポーズに変えていく その際 動物などに例えたポーズにすると 多様なジャンケンになる 学習内容 きまりを守り 表現遊びに進んで取り組むこと ( 関心 意欲 態度 2) 表現遊びの行い方を知るとともに 動きを広げるためのいろいろな動きを見付けること ( 思考 判断 1) 2 3 学習活動 1 準備運動 ( 全身ジャンケン 猛獣狩りに行こう ) 2 学習課題の確認 動物ランドの動物になりきろう! 3 動物になろう! イメージカード ( 絵カード ) でまねっこ遊び イメージカード ( 動きカード ) で動き遊び 動物ランド物語 ( 一人で ) 4 振り返り 片付け 猛獣狩りに行こうよ 猛獣なんてこわくない 猛獣狩りに行こう 学習過程 2 4 5 学習内容 題材に合った動きを選んだり 友達のよい動きを見付けたりすること ( 思考 判断 2) 身近な題材の特徴をとらえ 全身で踊ること ( 技能 1) 学習活動 1 準備運動 ( 猛獣狩りに行こう イメージカードを使って ) 2 学習課題の確認 友達と好きな動物になろう 3 友達と一緒に動物になろう! 簡卖なお話を作って 表そう 4 ミニ発表会 5 振り返り 片付け - 100 -
時間 1 2 3 指導のポイント 学習のねらいや表現遊びのルールをしっかりと守るように声かけをする ( ルールの例 ) ふざけない 友達を冷やかさない など 先生も一緒に体を動かし 楽しい雰囲気づくりを心掛けるようにする 動物ランド物語 では 1 つの動物の動きを全体で話し合う それらのイメージをもとに短いお話を作り お話に沿ってみんなで体を動かすようにする ダイナミックな動きや工夫のある動きを賞賛し まねすることで 友達と一緒に楽しく活動する雰囲気がつくれるようにする 楽しかったこと 友達のよかったところを発表させたり 学習カードに記入させたりする 学習活動に即した評価規準 ( 評価方法 ) 運動への関心 意欲 態度 1 用具の準備や片付けを友達と一緒にしようとしている ( 観察 ) 2 きまりを守って表現遊びに進んで取り組もうとしている ( 観察 学習カード ) 運動についての思考 判断 跳ぶ 回る ねじる 素早く走るなど 楽しく全身の動きを取り入れている児童を賞賛しましょう 1 表現遊びの行い方を知るとともに 動きを広げるためのいろいろな動きを見付けている ( 観察 学習カード ) 運動の技能 4 ペアでなりたい動物を選ばせる 3 友達と仲よく踊ろうとしている ( 観察 学習カード ) 2 題材に合った動きを選んでいる ( 観察 学習カード ) 2 年生では 題材に合った動きを見付けることを評価します 5 友達と一緒に 簡卖なお話づくりを行うときの参考になるように お話づくりのポイントを例示するようにする ミニ発表会を開き 互いの動きを認め合うことができるような雰囲気をつくるようにする 2 年生では 友達のよい動きを自分の動きに取り入れます 3 友達のよい動きを見付けたりしている ( 観察 学習カード ) 1 身近な題材の特徴を捉え 全身で踊ることができる ( 観察 ) - 101 -
4 単元の学習過程 (1) 学習過程 1( 単元前半 2/5 3/5 時間目 ) 1/5 は オリエンテーション 時間 はじめ 主なねらい 学習活動 1 準備運動をする 全身ジャンケン 猛獣狩りに行こう など 2 今日の活動と学習の約束を確認する 動物ランドで遊ぼう! 動物になりきって 遊ぼう! 授業づくりの留意点教師の指導 支援 準備は 自分の役割を果たし みんなで協力するように声をかける 準備運動は教師も一緒に行い 楽しい雰囲気をつくるようにする 慣れてきたら 全身ジャンケンのペアを変えて行うようにする ダイナミックな動きを賞賛し 児童の心を開放することができるようにする な か 前時の振り返りをし 本時の活動の課題がわかる 3 即興的に踊る (1) イメージカード ( 絵カード ) で まねっこ遊び (2) イメージカード ( 動きカード ) で 動き遊び (3) 動物ランド物語 みんなで話し合って 1 種類の動物の一連の物語を作る 教師の投げかける言葉を聞き 一人で動く方向を変えたり 動きに工夫を加えたりして踊る ようし 獲物を捕まえるぞ! 獲物が逃げないように急に跳びあがるぞ! ようし 獲物を捕まえるぞ! 獲物に見つからないように 低い姿勢で歩くよ オリエンテーションで 動物ランド にどんな動物がいるか どんな動物になりたいか発表させ イメージカード ( 絵カード ) を準備しておく 児童のもつ動物の動きのイメージをどんどん発表させて 動きカードを作っていく ライオンは 動物ランドで何をしているのかな 作った動きカードを使って いろいろな動き遊びをする 教師も抑揚をつけた声かけをし 場の雰囲気を盛り上げるようにする 児童の活動の様子を見ながら 動きが卖調だったら 動きを引き出すための言葉がけをする 2 時間目 - 関心 意欲 態度 2 ダイナミックな動きやなりきって気持ちを込めて表現している児童を賞賛し 紹介するようにする 3 時間目 - 思考 判断 1 獲物を捕まえるライオンがとても高く跳び上がっているね 獲物を捕まえた後に 獲物をおいしそうに食べているね まとめ 4 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 発表する (2) 片付けをする 楽しかったこと 友達のよかったところを発表させたり 学習カードに記入させたりする - 102 -
時間 はじめ (2) 学習過程 2( 単元後半 4/5 5/5 時間目 ) 主なねらい 学習活動 1 準備運動をする 猛獣狩りに行こう イメージカードで遊ぼう など 2 学習課題を確認する 動物ランドで遊ぼう! 動物ランド物語を作って 遊ぼう! 前時の振り返りをし 本時の活動の課題がわかる 授業づくりの留意点教師の指導 支援 猛獣狩りに行こう のリーダー役は 最初は教師が行うが 慣れてきたら児童が行い 心をほぐして盛り上がるような雰囲気を作るようにする な か まとめ 3 ペアで話し合いや練習を行う (1) お話づくりをする (2) お話に沿って ペアで踊る いい天気だね お母さん 餌を探しに行こう! あっ 大変! ライオンだ! 餌をとられてしまう よかった 餌は無事だよ おいしいな 4 ミニ発表会 4 時間目も 5 時間目もミニ発表会を行い 十分に友達の踊りを見る楽しみを味わう 5 振り返り 片付け (1) 学習の振り返りをし 発表する (2) 片付けをする これまでの学習で使用してきた動き言葉やお話づくりの広がりを引き出す言葉を板書し 動きを引き出すためヒントになるようにする 話し合いが進まないグループには 板書を元にアドバイスを行い スムーズに作業ができるようにする 4 時間目 - 関心 意欲 態度 3 4 時間目 - 思考 判断 2 動きが卖調なグループには 動きを引き出すための言葉をかけ のびのびとした表現につながるようにする ペアでの踊りでは 友達と仲良く活動したり 跳ぶ 回る ねじる 這う 素早く走るなどの全身での動きを取り入れたりしているペアを賞賛するようにする さんと さんは 息がぴったりの仲良しの動きを取り入れていて いいね 回りながら喜んでいて 餌が無事だったことへの喜びが伝わってくるね 5 時間目 - 技能 1 ミニ発表会では 友達のよい動きに目を向けるように言葉をかける 友達の動きのよいところを見付けよう! 楽しかったこと 友達のよかったところを発表させたり 学習カードに記入させたりする 5 時間目 - 思考 判断 3-103 -
5 参考資料 (1) 2 年間の単元計画の例 ( は1 学年 は2 学年 ) 第 1 学年及び第 2 学年で 卖独卖元として 表現リズム遊び を設定した例 1~4 5~9 1~5 6~11 リズム 4 身近な曲に乗って ロックのリズムに乗って 表現 6 動物や昆虫になりきって ( 生活科との関連 ) 発表会 リズム 5 身近な曲に乗って サンバのリズムに乗って ダンスパーティー 表現 6 飛行機になりきって 遊園地の乗り物になりきって 発表会 (2) 2 学年に分けて指導する場合の評価計画 ( 实践例に示していない卖元 学年の指導計画の 学習活動に即した評価規準例 ) 第 1 学年 リズム遊び 評価規準 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 表現遊び と同じ リズムの特徴を知るとともに それに合った動きを選んだり 友達のよい動きを見付けたりしている 第 2 学年 表現リズム遊び 評価規準 軽快なリズムの曲や児童にとって身近で関心の高い曲に乗って 動きを繰り返して即興的に踊ることができる 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 第 1 学年と同じ 題材やリズムの特徴を知るとともに それにあった動きを見付けようとしたり 友達のよい動きを自分の動きに取り入れたりしている リズム遊びでは 軽快なリズムの曲や児童にとって身近で関心の高い曲に乗って 友達と調子を合わせて踊ることができる 表現遊びでは 身近な題材の特徴を捉え 高低の差や速さの変化をつけて全身で踊ることができる (3) 評価規準に基づく児童の具体的な姿と支援の例 ( 授業場面から例示 ) ( 学習活動に即した評価規準 ) 表現遊びの行い方を知るとともに 動きを広げるためのいろいろな動きを見付けている ( 思考 判断 1) 動物の動きやその場の様子の前後を想像した動きを見付けている ぴょんぴょん などの動き言葉に合うような動きを見付けている ( 十分満足できる 状況と判断す る 児童の具体的な姿 の例 ) ( おおむね満足できる 状況と判断する 児童の具体的な姿 の例 ) どんな動きをしたらいいのか見付けることができない ( つまずきの例 ) 具体的な支援の例 よい動きの児童を手本にしたり ぴょんぴょん などに動き言葉を参考にしたりして 教師が一緒に踊る - 104 -
(4) イメージ 雰囲気づくりの工夫 他教科との関連 第 1 2 学年では 生活科で動物や植物の観察があります その観察の中で 体育の表現に生かすことができるような 観察の視点 を与えることで 子どもたちが生活科での学びを体育の活動場面で自然と生かすことができるでしょう ( 視点の例 ) うさぎや鶏の歩き方 走り方 朝顔やさつま芋のつるの伸び方 上顔手をに掻使くっときてい るね には 手を 場づくりの工夫 ( 教材 教具の工夫等 ) イメージを膨らませるために 跳び箱やマット 平均台などを組み合わせ 河や橋 岩などに見立て 動物ランドの雰囲気づくりをしてみましょう 子どもたちが動物になりきって動くことに繋がるでしょう 岩や草むらなどを段ボールなどで子どもたちと一緒に作るのもいいですね イメージカードを広げる例 2 3 時間目で物語を作る練習を一斉指導で行うと 4 5 時間目のペアで物語を作ることにつなげることができるでしょう ( 板書例 ) おはなしづくり うごきことば どうぶつランドであそぼう! ライオン 今日は みんな ライオンになりきってみよう! ライオンは 動物ランドで何をしているかな? はじめに ライオンのかけっこをしましょう どんな様子でかけっこしているかな はねるようにかけっこしているよ 仲間と競争しているよ はじめに ライオンがそうげんでかけっこする 草原でかけっこ 木に登っているよ たのしそうに なかまとなかよく タッタッタッ そうげんでかけっこ きにのぼっている えものをつかまえる いわのうえでほえる つぎに ライオンが さいごに ライオンが - 105 -
(5) 学習カードの例 ( 個人の学習カードの例 ) 1ねん くみ なまえ ( ) よくできたできた もうすこし きょうのじぶんをふりかえりあてはまるところにいろをぬろう! 1 たのしくうごくことができましたか ( ) 2 ともだちとなかよくおどれましたか ( ) 3 ともだちのよいうごきがみつかりましたか ( ) 4 どうぶつになりきってうごけましたか ( ) どんなどうぶつになりきってあそんだかな ( せんせいにたのしかったことをおしえてね ( えでもぶんでもいいよ ) ) ( ペアの学習カードの例 ) メンバー なりきるどうぶつ ぶんでかいてみよう! えやうごきのことばをじゆうにかこう ( おはなしづくり ) おはなしのえやうごきことばはじめに つぎに さいごに - 106 -
8 参考資料 (1) 集団行動の指導 ~ 学校体育実技指導資料第 5 集体育 ( 保健体育 ) における集団行動指導の手引 ( 平成 5 年 10 月文部科学省 ) に指導の実際は詳しく示されています ~ 体育の授業を含めて 学校の教育活動を秩序正しく しかも能率的に行うた めに 児童が正しい集団行動を身に付けることは大切なことです まず なぜ集団行動の指導が必要なのか 考えてみましょう 1 集団行動の指導の必要性 ア緊急な事態が起こった場合でも 集団として迅速かつ規律正しい行動ができるようにすることによって 多くの児童の安全を確保することができる イ集団が安全で効率的な行動ができる ウ体育の授業において 児童が学習する基本的な行動様式は 学校の他の教育活動における集団行動の基礎となる エ体育の学習活動を能率的に 安全に行うことができる 次に 集団行動で何を身に付けたらよいか 考えてみましょう 2 集団行動の指導の要点 ア集団行動の意義や必要性を理解させる イ集団行動の基本的な行動様式を身に付けさせる ウ集団の約束やきまりを守って行動させる エ敏速 的確に行動させる オ互いに協力して自己の責任を果たさせる カ安全に留意して行動させる それでは どんなことに気を付けて指導すればよいか 考えてみましょう 3 集団行動の指導上の留意点 ア集団行動の必要性を理解させ 形式的な指導に陥ることのないように留意する 低学年では 集合や移動などの行動が無秩序に行われると 衝突したり転倒したりする危険性があることを理解させる 高学年では 学習の能率化と相互の安全を図るために 集団としてのきまりや行動様式が必要であることを理解させる - 107 -
イ学習活動の中で 計画的 効果的に行うように考慮する 学年当初に学習の約束を決め 集団行動を身に付けさせる ウ児童の発達段階を考慮し 発達段階にふさわしい指導が行われるようにする 低 中学年では 集合や整列を 並びっこ のように競争的に取り扱ったり 音楽のリズムに合わせて行進させたりするなど 指導の方法を工夫する 高学年では 社会性の発達に伴い 集団の一員としての自覚も高まってくることから 自主的な学習へ指導の重点を移していく エ単なる行動様式の訓練の手段にならないよう 特に指導の方法を十分考慮する 行動様式の形式的な指導を長時間行ったり 同じ姿勢を長時間持続させたりしないようにする オ集団の大小に留意し 行動様式の指示や合図が徹底するよう十分考慮する 前へ( 予令 ) 進め ( 動令 ) という合図では 1 前へ は 行動の予告 全体に意図が伝わるよう大きな声ではっきり発声する 2 続いて 次の行動に移るため 間をおく 3 進め は 行動に移る合図 全員が一斉に動きやすいよう短く発声する 最後に 集団行動の指導の実際について 紹介します 4 集団行動の指導の実際 ア体育学習の中で ( 年度当初の体育学習 体育の学習開き に適している ) 姿勢 集合 整頓 指導 ( ゲーム性を取り入れながら楽しく行う 1 集合後 気をつけ 前へならえ 休め などの指導をする 2 指導後 じゃんけんゲーム ( 集団行動が可能なら 他のゲームも可 ) をする タンバリン 太鼓 笛などでリズムを取りながら じゃんけんをする 勝ち あいこ 負け など 結果に応じて指定された場所に移動し 整列 集合の合図の例として 太鼓や笛の合図の回数に応じた指示を決めるとよい 例 )3 回は 注目 2 回は 座る 1 回は 起立 など約束事とする イ全校集会の中で ( 年度当初の 4 月 5 月の集会に適している ) 姿勢 方向転換 集合 整頓 行進 の指導 ( 全校で ) 1 集会隊形で集合 2 気をつけ 前へ ならえ 休め などの動きのポイントを知る 職員が共通理解し 全児童を座らせ 教師や高学年児童が手本 ( 姿勢全体 指先 足 目線などの確認 ) を示す 3 实際にやってみて よい動きをした学級 学年などを紹介し ほめる 4 教室への行進の仕方を知る ( 確認する ) 移動を伴う指導になるので ある程度まとまった時間を確保して实施 - 108 -
(2) 水を怖がったり 嫌がったりする児童の指導について 恐怖心は人間や動物にとって非常に大切な自己保存の機能であって いろいろな危険から身を守るために生まれつき備わっているものです したがって 泳げない子どもたちが深い水を恐れるのは ごく当然のことです また 幼児期に水に溺れたり 恐怖感を伴う経験をしたり 無理な指導が行われたり 保護者等から水の恐ろしさを必要以上に強調されて育ったことなどが 恐怖心を持つ原因になっている場合もあります 教師は このようないろいろな種類の恐怖感があることをよく知り それらに適切に対応することが必要となってきます そのため 幼児期の様子などは 保護者からの聞き取りを行い 家庭と協力しながら行っていく必要があるでしょう < 水を怖がったり 嫌ったりする原因の認識と指導上の留意点 > 冷感刺激皮膚を刺激して収縮させるとともに心理的な緊張を引き起こします 呼吸を早め 水の深さによっては息苦しさを与えてしまいます 初心者の多くが持つ水に対する違和感は これらが原因となっています 緊張を解き リラックスさせることが教師 の役割になります 暑い日のプールサイドで ホースやじょうろの水をかけることから 水 の気持ちよさを味わわせることから始めまし ょう また 体熱を奪われて寒くなりやすい ので 絶えず体を動かす遊びを取り入れまし ょう 目 耳 口 鼻に水が入る目 耳 口 鼻に水が触れたり 入ったりするために水を嫌うことが多いです これは動物的本能としては当然で 初めから気にならない者はほとんどいません 呼吸ができない水の中では呼吸ができないことにより 大きな恐怖心を抱かせることになります 水中で体を支えるものがない水中で水をつかんでも何らの手応えがないため 水中で転倒したら起き上がれないのではないかという恐怖心につながります 水圧による圧迫感水圧による圧迫感は 水に対する嫌悪感を抱く原因の一つになります また 水中での呼吸が 陸上での自然呼吸と比べて大きな制限が伴うことも水を嫌う原因の一つです 水に親しませるためにも ボール遊びをプールの中で行い 注意力をボールに集中させ 水が体に尐々かかっても気にしなくなるようにすることも一つの工夫です ゴーグルを使用し 安心感を持たせてもいいでしょう 呼吸ができないと感じている場合 全身に力が入り 息を吐くこともできなくなっている場合が多いようです 教師が子どもの手を握り 安心感を持たせた上で あご 口 鼻 目の下 目の上 おでこ 頭の順で 徐々に顔を付けながら 息を吐き出す ( ブクブクブクー ) 練習をしていきましょう なお 水中で体を支えるものがなくて不安になっている子どもには 先に安全に立つ方法を教えることで 安心感が生まれます ( 立ち方は第 1 2 学年の章を参照 ) 水中に沈み 息を吐き 顔を上げて息を吸う あるいは 水中じゃんけん 石拾いなど子どもが夢中になって行う遊びを通して 水圧に抗して呼吸することに慣れたり 水中で体をコントロールする能力を高めたりすることも大切です 嫌悪感 恐怖心の原因を把握し 焦らず 無理強いさせることなく その子どもに適した解決法を生み出す創意と工夫が大切になってきます < 水中で歩けるようになるまで > 教師が 子どもよりも先にプールに入り 子どもの手を握ったり 抱きかかえたりすることで安心感を持たせましょう 常に子どもの視界に入る場所にいることや体に触れていることがポイントです また 歌を歌いながら歩かせるのもいい方法です 最初はできるだけ浅めのプールで行い プールの深さが調節できない場合は プールフロアなどを沈めて その上で行ってもいいでしょう - 109 -
(3) 着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方 水泳とは 水中での 自己保全能力 の向上が最大の課題です どんな状況であっても 焦らず 冷静に自分の 命を守ることができるように技能を身に付けさせる必要があります 平成 20 年度だけで 水難事故は 1300 件起きています 他の事故に比べると発生件数自体は減っているもの の 事故発生 = 呼吸ができないことから 死亡率は 60% 以上 ( 事故後 3~4 分で死に至る可能性が高くなる ) と 非常に高い数値が報告されています なお プールにおける発生件数は尐なく 水難事故のほとんどは 川や池 海などの自然環境において起こっているのが現状です そこで 子どもたちに着衣したまま泳ぐ経験をさせることは 非常に重要な意義があると思われます 着衣した ままの水泳は 基本的には水中でのサバイバル泳であり 長い間浮くこと ( 浮き身 ) の練習が大切になってきます 授業の進め方の例 1 着衣での準備運動 バディ 2 入水 ( 足から入る ) 3 浮き身 1 エレメンタリーバックストローク 2 浮力体を使った浮き身 4 泳ぎ ( 自分に適した泳ぎ ) 速さは問わず 楽に泳げるもの 5 整理運動とまとめ 着衣したままの水泳での感想や自己 保全能力についての確認など エレメンタリーバックストローク 浮力体を利用した浮き身 服の中に入れると両手が使えます 水中で服は脱ぎません 体温保持 危険物から身を守る 脱ぐ際 に体力を奪われる等の理由から 服は脱 がないようにします 指導上の留意点 1 服装は多様な事故を想定して各種の服装が望ましいが トレーニングウ エアや運動靴でも構いません 2 プールの水を汚さないために 着衣等は十分に選択したものや清潔なも のを用意させます 3 はじめは 泳法は自由とし どのように浮いたり泳いだりするのが合理 的であるかを身をもって体験させます 4 距離 時間ともできるだけ長く浮遊し続けられることが大切です < 浮き身 > 背浮きの体勢をとり しっかりと空気を吸った状態で 足を広げ 膝を 約 90 度曲げておきます 手は バランスをとるために 肘を曲げて体 の横で軽く水を押さえるような動きを繰り返すといいでしょう < エレメンタリーバックストローク > 背浮きの体勢で 足は平泳ぎをします 手は 体側に肘をつけた状態で 水をかきます 着衣のまま水に落ち 救助を待ったり 移動したりする には最も有効な泳法です 5 様々な浮力体を利用して浮き身をとる経験を十分に取り入れることで 救助法にもつながります < ペットボトル > 背浮きの場合は胸の前で持つか 服の中に入れることで安定した浮き身 がとれます 伏し浮きの場合は あごの下に置くことで 呼吸が確保し やすくなります < ビニール袋 > 口を結ばなくても 空気を入れて手で しっかりと握っておき あごの下にあ てがえば楽に浮きます < 長ズボン > 足の先を結び 首にかけ 腰の部分から水 と一緒に空気を送り込むと 浮き袋の変わ りになります 6 友達が水に落ちた場合の対処法として 自分が飛び込んで救助することは 二重 の事故につながるので決してしないこと を伝えます まず 大きな声を出して近くの大人を呼びます 浮き身になるようなものを探して 投げ入れます ボール ランドセル ペットボトルなど ビニール袋やペットボト ルは 尐し水を入れることで 遠くまで投げることができるように なります ロープや長い棒 自分の着ている服などを投げ出して引き上げます - 110 -
引用 参考文献等一覧 小学校学習指導要領解説体育編平成 20 年 8 月文部科学省 小学校体育( 運動領域 ) まるわかりハンドブック 低学年 平成 23 年 3 月文部科学省 小学校体育( 運動領域 ) まるわかりハンドブック 中学年 平成 23 年 3 月文部科学省 小学校体育( 運動領域 ) まるわかりハンドブック 高学年 平成 23 年 3 月文部科学省 学校体育实技指導資料第 4 集水泳指導の手引 平成 5 年 5 月文部科学省 学校体育实技指導資料第 5 集体育 ( 保健体育 ) における集団行動指導の手引 平成 5 年 10 月文部科学省 学校体育实技指導資料第 7 集体つくり運動 平成 12 年 3 月文部科学省 学校体育实技指導資料第 8 集ゲーム及びボール運動 言語活動の充实に関する指導事例集 ( 体育 ) 平成 22 年 3 月文部科学省 平成 23 年 1 月文部科学省 評価規準の作成のための参考資料( 小学校 ) 平成 22 年 11 月国立教育政策研究所教育課程研究センター 評価方法等の工夫改善のための参考資料 ( 小学校 ) 平成 23 年 3 月国立教育政策研究所教育課程研究センター 小学校体育指導の手引平成 16 年 3 月熊本県教育委員会 みんなの保健 5 6 年森昭三他 31 名編著 平成 22 年 2 月株式会社学研教育みらい 小学校体育支援の实際 5 6 年 藤﨑敬他編東洋館出版社 小学校体育 2 図解 实践 ~ 用具を操作する運動遊び 水遊び 表現リズム遊び ~ 東洋館出版社 小学校体育子どものよさや可能性を伸ばす支援の实際 1 2 年 東洋館出版社 小学校体育楽しい学習カード 1 2 年藤﨑敬 後藤一彦 中川一東洋館出版社 - 111 -
小学校体育指導の手引作成委員 坂梨正文北岡誉久古奥雅一緒方嘉樹井口克也坂本卓眞横山誠二竹内智恵美坂本一真渡辺泰生 单阿蘇村立両併小学校校長荒尾市立万田小学校教諭山鹿市立中富小学校教諭单阿蘇村立久木野小学校教諭八代市立植柳小学校教諭天草市立佐伊津小学校教諭錦町立一武小学校教諭熊本市立月出小学校教諭菊池市立花房小学校教諭熊本県立教育センター指導主事 は 小学校体育指導の手引プロジェクト委員会 の委員長 なお 熊本県教育庁体育保健課においては 次の者が本書の編集に当たった 城長眞冶蔵田勇冶平江公一高野寛志大園隆明緒方俊郎 熊本県教育庁体育保健課課長熊本県教育庁体育保健課審議員兼課長補佐熊本県教育庁体育保健課学校体育係長熊本県教育庁体育保健課指導主事熊本県教育庁体育保健課指導主事熊本県教育庁体育保健課指導主事 - 112 -
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