平成 29 年度事業計画書 目次 Ⅰ. 明星学苑が目指すもの 1. 建学の精神 教育方針 校訓 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの 1 2. 各校の教育目標 1 3. 各校の教育内容と教育方法 2 Ⅱ. 明星学苑全体の事業計画の概要 1. 建学の精神とその実現 3 2. 明星学苑の基本方針 3

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(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

自己点検・評価表

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

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筑波大学の使命 筑波大学は その建学の理念に 変動する現代社会に不断に対応しつつ 国際性豊かにして かつ 多様性と柔軟性とを持った新しい教育 研究の機能及び運営の組織を開発 し 更に これらの諸活動を実施する責任ある管理体制を確立する と掲げ 我が国における大学改革の先導的役割を果たす 研究力開学以

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メディアデザイン学科ディプロマ ポリシー メディアデザイン学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業 科目を履修して卒業に必要な単位を修得した学生に 学士 ( 工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力

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平成 30 年度事業計画書 目次 Ⅰ. 明星学苑が目指すもの 1. 建学の精神 教育方針 校訓 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの 1 2. 各設置校の教育目標 1 3. 各設置校の教育内容と教育方法 2 Ⅱ. 明星学苑全体の事業計画の概要 1. 建学の精神とその実現 3 2. 明星学苑の基本方

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

. 実施方法 公表学校関係者評価の実施については 平成 8 年度に行われた 自己点検評価 を学校関係者評価委員の皆さまにご確認いただき 自己点検評価の各項目に対するご意見と評価を取りまとめました また 評価結果については 今後の各校における教育活動や学生指導等 学校運営の改善に活かすとともに教育水準

大学と学生第549号広島大学におけるアクセシビリティ支援と人材育成プログラム_広島大学(岡田 菜穂子)-JASSO

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

自動車工学科ディプロマ ポリシー 自動車工学科は 科学的市民 の育成という教育理念のもとに以下の資質や能力を身につけ 所定の授業科目を履 修して卒業に必要な単位を修得した学生に 短期大学士 ( 自動車工学 ) の学位を授与します 1. コミュニケーション力論理的な思考力 記述力 発表と議論の能力を有

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

17 石川県 事業計画書

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平成18年度標準調査票

山梨学院短期大学の概要 設置者 学校法人山梨学院 理事長 古屋忠彦 学長 三神敬子 ALO 清水智 開設年月日 昭和 26 年 4 月 1 日 所在地 山梨県甲府市酒折 設置学科および入学定員 ( 募集停止を除く ) 学科 専攻 入学定員 食物栄養科 150 保育科 130 経営学科 7

1. 学校関係者の実施について平成 26 年度学校関係者は 文部科学省が策定した 専修学校における学校ガイドライン に沿って実施した 学校自己点検報告書 ( 平成 25 年度 ) について 当校に関係の深い 3 名の委員 ( 委員名簿記載 ) にしていただいた 委員には 学校運営状況をまとめた資料を

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

平成23年9月29日WG後修正

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教育目的 教育目標について (1) 多くの短期大学が複数の学科等を設置しています その場合 それぞれの学科等では建学の精神や教育理念から導き出された より具体的な教育目的や教育目標を掲げているものと思います ( 例えば 設置認可の際に 設置の趣旨 等で示されたもの等 ) ここでは全学的に示された教育

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

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平成18年度標準調査票

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愛媛県学力向上5か年計画

第 1 節キャリア教育の理解 6) 情報リテラシー ( コンピュータリテラシー 情報処理 ネット利用の方法とリスク ) 7) 自校教育 ( 建学の精神 教育目標 ) 8) キャリアデザインなど ( 出典 : 川島啓二 大学と学生 2008 年 5 月号 ) 2 初年次教育で重視されていること 1)

平成22年度学校経営計画(基本原案)

政策評価書3-3(4)

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

三沢市行政経営推進プラン

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

2. 項目の達成及び取組状況 (1) 教育理念 目標 項目 ( = 適切 :4 ほぼ適切 :3 やや不適切 :2 不適切 :1) 学校の理念 目的 育成人材像は定められているか ( 専門分野の特性が明確になっているか ) 4 社会経済のニーズ等を踏まえた学校の将来構想を抱いているか 3 学校の理念

45 宮崎県

参考資料 校区別小中連携 一貫教育スケジュール表

目次 Ⅰ. 建学の精神と社会的使命 1. 建学の精神 2. 社会的使命 3. 教育方針 Ⅱ. 長期ビジョン 1. 策定の趣旨 2. 計画の期間 3. 本学が目指す大学像 4. 大学像実現へ向けた方向性 Ⅲ. 中期計画 ( 前期 ) 1. 経済社会環境の変化に対応した教学組織の再編成 (1) 学部の再

第 1 部 施策編 4

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

東北公益文科大学 第 2 期吉村プラン 平成 29 年度 ~ 平成 31 年度 ~ 庄内から日本の教育を変える大学づくり ~ 2017 年 4 月 1 日

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平成18年度標準調査票

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

ライフプランニング学科ライフデザインコース 学科 専攻名ミッション ( 教育目標 ) 到達目標到達目標に対応する授業科目 年 年 3 年授業科目春春春春組織のミッション到達目標 ( 綱 ) 到達目標 ( 細 ) 科目区分 科目区分 科目区分 3 家庭を経営する専門的知識と能力を身につけている に関す

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成績評価を「学習のための評価」に

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基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

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学校自己評価表 学校法人セムイ学園東海医療科学専門学校社会福祉科 ( 昼間課程 ) 評価対象期間 : 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 9 月 30 日 目 次 基準 1 教育理念 目的 育成人材像等 1 基準 2 学校運営 2 基準 3 教育活動 3 基準 7 学生の募集と受け入

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1


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1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

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第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて


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選択評価事項C 水準判定のガイドライン(案)

主な取組 質の高い幼児教育の推進 幼稚園教育要領の内容の定着を図るため幼稚園において 幼児の実態等を踏まえた適切な教育課程を編成し 家庭や地域と連携 協力しつつ幼児教育を推進します 幼稚園において運動遊びを充実させ 幼児の体力向上を目指します ふかやこども園モデル園運営事業に係る3 歳児受入れ 平日

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

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2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) について 静岡大学 本学は,2021 年度入学者選抜 (2020 年度実施 ) より [ 註に明記したものは, その前年度より ], 志願者のみなさんの能力をこれまで以上に多面的に評価することを目的として, 課す教科 科目等を以下のとおりに変更いた

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Microsoft Word (下線あり)新旧対象(大学評価基準)(31年度実施分)

第3節 重点的な取り組み

①CSの概要

Transcription:

平成 29 年度事業計画書 ( 抜粋 ) ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 学校法人明星学苑

平成 29 年度事業計画書 目次 Ⅰ. 明星学苑が目指すもの 1. 建学の精神 教育方針 校訓 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの 1 2. 各校の教育目標 1 3. 各校の教育内容と教育方法 2 Ⅱ. 明星学苑全体の事業計画の概要 1. 建学の精神とその実現 3 2. 明星学苑の基本方針 3 3. 各校の基本方向 4 4. 事業計画 ( 重点事業 ) 4 Ⅲ. 各部門の事業計画の概要 1. 明星大学 5 2. 府中校 ( 省略 ) 明星中学校 高等学校 ( 省略 ) 明星小学校 ( 省略 ) 明星幼稚園 ( 省略 ) 教育支援室 ( 省略 ) Ⅳ. 平成 29 年度予算の概要 1. 予算編成方針 ( 省略 ) 2. 予算編成の結果 ( 省略 ) 資料別表 1( 資金収支予算書 ) ( 省略 ) 別表 2( 事業活動収支計算書 ) ( 省略 )

Ⅰ 明星学苑が目指すもの 1. 建学の精神 教育方針 校訓 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの < 建学の精神 > 和の精神のもと 世界に貢献する人を育成する 教育方針 1. 人格接触による手塩にかける教育 2. 凝念を通じて心の力を鍛える教育 3. 実践躬行の体験教育 校訓 健康 真面目 努力 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの 明星学苑は 建学の精神である 和の精神のもと 世界に貢献する人を育成する ことをもって社会に寄与することをその使命とする そのために 学苑が設置する学校は 校訓 健康 真面目 努力 を旨とし 一人ひとりの学生 生徒 児童 園児に対し 人格接触による手塩にかける 教育を行い 建学の精神の実現を果たすよう最大の努力を行う 2. 各校の教育目標 明星大学 自己実現を目指し社会貢献ができる人の育成 明星中学校 高等学校 自律心を持った自立した人の育成 明星小学校 正直なよい子の育成 明星幼稚園 よい子の育成 1

3. 各校の教育内容と教育方法 明星大学 現代社会に生きるものとして必要不可欠な基本的知識と技能の習得 幅広い教養を身につけた自立する市民の育成 心と体の健康管理の教育 高度専門職業人及び幅広い職業人の育成 体験教育を通して生涯に亘る学習意欲を獲得し 自らの歴史を綴ることができるようにする教育 凝念教育 明星中学校 高等学校 3ステージ制による6カ年一貫教育 文化等の違いを体験し 国際理解を深める教育 地域社会との連携による教育 ( ボランティア活動等の体験教育 ) 学苑設置校 ( 幼 小 大 ) との連携とIT 教育 明星小学校 凝念教育 五正道 ( 正しく視る 正しく聴く 正しく考える 正しく言う 正しく行う ) の実践 豊かな心を育てる教育 ( 心の教育 道徳 躾 体験学習 きめ細かな生活指導等 ) 確かな学力をつける教育 ( 授業の充実 きめ細かな学習指導等 ) 総合学園の特色を生かした教育 みなしずか ( 凝念 ) の実践 明星幼稚園 一人ひとりを大切にした保育 体験を通して学ぶ 年齢に応じた基本的生活習慣の確立 総合学園の特色を生かした保育 凝念 とは 静座して目を閉じ 雑念を取り払い無念無想の境地に身を置くこと 2

Ⅱ 明星学苑全体の事業計画の概要 1. 建学の精神とその実現 和の精神のもと 世界に貢献する人を育成する という明星学苑( 以下 学苑 と言います ) の建学の精神は 少子高齢化等の社会構造の変化やグローバル化が進展する現代においてますます意義あるものとなってきています この建学の精神に基づく使命を果たしていくことが これからの学苑に求められることであると考えます そのためには 幼稚園から大学までを擁する学苑が 学苑の建学の精神に基づき設置する各校において掲げる教育目標を着実に実現し 社会の信頼をより厚く得ていくことが必要です 平成 20 年の学苑創立 85 周年では これからの学苑が目指すヴィジョンと各校の教育目標を明確に掲げ 平成 21 年度から 各校において 学苑ヴィジョンの実現と教育目標の達成に向けての具体的な取り組みを進めてきています また平成 27 年度にはいわき明星大学が学校法人いわき明星大学として分離独立し 平成 28 年度からは 明星大学及び府中校 ( 明星中学校 高等学校 明星小学校及び明星幼稚園 ) とで構成される新たな学苑の姿となって再スタートしました 6 年後の平成 35 年には創立 100 周年を迎えることになります 一方で 少子化の傾向はとどまるところを知らず 学苑を取り巻く経営環境は更に厳しさを増していきます 学苑が 次の 100 年も社会と時代の要請に応え 建学の精神に貫かれた教育研究を実現していくために 次のとおり基本方針を掲げます 2. 学苑全体の基本方針学苑が今後安定的 永続的な経営を行っていくための経営基盤の強化に向けて 次の基本方針を掲げます (1) 教育の質の向上と教育改革の推進学苑は 各校において 建学の精神に基づく教育目標を達成し 学生 生徒 児童 園児 ( 以下 学生等 と言います ) 及び保護者並びに社会や地域の要請 要望に応えられる教育体制 教育内容を整備 強化するとともに 教育成果をより上げていくための教育の質の向上を果たします そのために不断の教育改革を推進し これを果たすことによって より効果のある広報を通して 安定的な学生等の確保を図ります (2) 意思決定の仕組みの整備 強化の推進今後経営環境が厳しくなる中で 迅速かつ より適正な意思決定が求められることが想定されることから 意思決定の仕組みやガバナンスの整備 強化を推進します 特に 教学と経営がより密接に連携しながら学苑の諸課題に取り組んでいくことを目指します (3) 財政構造の柔軟化の推進学苑の安定的経営のための収支均衡を図るため 確実に学生等を確保するとともに 資金を的確に配分し 柔軟かつ効率的な財政構造への転換を推進します そのために 事業計画と予算の連動性を一層高め 事業成果と財政の効率化の両面で PDCA サイクルを構築 推進します (4) 教育研究環境の整備 充実の推進 3

明星大学及び府中校は 過去 10 年以上に亘る施設 設備等の大型投資を経て 今後は充 実した教育研究を継続するためのキャンパスの維持整備を推進するとともに 整備にあたっ ては安全 安心で魅力的な環境を目指します 3. 各校の基本方向学苑の各校にあっては 建学の精神に基づく教育研究の実現に向け 次のとおり基本方向を掲げます (1) 明星大学明星大学は 人材育成の目標に沿った大学教育を推進するため 教育の質的向上を更に進めます これによって 教育の明星大学 として社会に貢献できる実力ある人材を輩出するとともに 地域交流を深め 社会からの強い信頼を得ることを目指します (2) 府中校府中各校はそれぞれ 更なる児童 生徒の学力向上を図り 特に中学校 高等学校にあっては 大学進学実績の飛躍的な向上を目指します そのために主要教科における指導力の強化を進め 特に英語及び理数教育に重点を置きます また 幼稚園から高等学校までの一貫教育体制を整備 構築し 学力向上とともに体験教育に基づく 明星教育 の特色をより強く実践することを目指します 4. 事業計画 ( 重点事業 ) 平成 29 年度の学苑全体としての事業計画 ( 重点事業 ) は 基本方針に基づき 次のとおりです (1) 教育の質の向上と教育改革の推進 1 明星大学及び府中校各校において基本方針に基づく事業計画を策定し 教育の質の向上と教育改革を推進します 2 明星大学及び府中校各校の中長期的な方向性については 学苑全体の中期経営計画の策定を踏まえて検討します 3 教育改革の推進を的確に訴える広報計画を策定します (2) 意思決定の仕組みの整備 強化の推進 1 学苑運営における規程等を見直し より効果的な経営体制を整備します 2 経営能力とガバナンス機能をより高めるために 法人組織を始めとした経営 執行体制の整備 強化を行うとともに 組織の効率化を目指した再整備と業務プロセスの標準化を進めます (3) 財政構造の柔軟化の推進 1 平成 28 年度の事業計画の遂行結果を点検し その分析に基づき平成 30 年度の事業計画策定 予算編成の方針を定めます 2 次期の中期経営計画 ( 平成 30~34 年度 ) を策定し 経営基盤の強化ための遂行計画を立案します 4

Ⅲ 各部門の事業計画の概要 1. 明星大学 (1) 基本方針明星大学は 設置者である学校法人明星学苑の建学の精神に基づき 学苑の高等教育機関として 自己実現を目指し 社会貢献ができる人の育成 を教育目標としています この教育目標を達成するために 教育の明星大学 ~ 実践躬行の精神を身につけ 社会で活躍し 未来を拓く学生を育てる~ をヴィジョンとして掲げ 学部学科においては 学士力 の獲得 大学院においては研究者や高度専門職業人の養成を柱に 以下の教育方針に基づき教育研究活動を展開します 現代社会に生きるものとして必要不可欠な基本的知識と技能の習得 幅広い教養を身につけた自立する市民の育成 心と体の健康管理の教育 高度専門職業人及び幅広い職業人の育成 体験教育を通して生涯に亘る学習意欲を獲得し 自らの歴史を綴ることができるようにする教育 平成 26 年に開学 50 周年を迎えた明星大学は この教育方針の下で教育の在り方を不断に見つめ直し 教育の明星大学 を具現化する教育研究活動を通し 将来に亘って社会 時代の要請に応え得る人材を養成することで 開学 100 周年に向けた発展の基盤を整備していきます 本学では 平成 29 年度から平成 34 年度までを中期事業計画期間と定め 多摩地域において人材養成 知の拠点として不可欠な大学になる ことを目標として 教育 研究及び社会貢献に係る諸事業を推進します この諸事業の推進にあたっては 学長をリーダーとする教職協働のプロジェクトを設置し 人材養成 教育内容 大学評価等の観点から重要指標をロードマップとして掲げ PDCA サイクルを回しながら各種事業を着実に推進していきます (2) 事業計画平成 29 年度は 以下の教育研究に係る事業を推進 展開することで 本学の教育目標 教育方針の実現を図ります ア ) 教育の明星大学 に相応しい教育体制の整備 就職率 ( 就職者 / 卒業者 ) 向上に向けた就職指導の実施 ( 重点事業 1) 教員採用試験合格率向上に向けた取組の実施 ( 重点事業 2) イ ) 多摩地区を中心とする地域連携事業の推進ウ ) 多様なニーズ ( 国際化 / 通信教育 ) に応える修学環境の充実エ ) 学生支援体制の充実 学生の早期自立に向けた修学支援活動の充実 ( 重点事業 3) 学業不振者減少へ向けた個別指導の実施 ( 重点事業 4) オ ) 自己点検 評価活動の推進と情報公開体制の充実 志願者増加へ向けた現状分析と教育研究活動の積極的発信 ( 重点事業 5) 5

カ ) 研究支援体制の充実による外部資金獲得額の拡大 キ ) 大学運営基盤確立に向けた組織改革 業務改善の推進 ク ) 施設設備の充実 (3) 重点事業 1 就職率 ( 就職者 / 卒業者 ) 向上に向けた就職指導の実施大学での学びと社会を学生が関連付けられるよう 正課内外において有機的な連携を図りながら体系的なキャリア支援プログラムを整備するとともに 同窓会との連携を充実させます 具体的には プロジェクトの実施やガイダンスの実施など 早期内定獲得 正社員就職率向上に向けた施策を実施します 平成 25 年度から継続している有名企業や上場企業にターゲットを絞った発展的な就職支援プログラムであるチャレンジプロジェクトを充実させ よりレベルの高い企業からの内定増加を目指します 就職支援等を目的とした課外講座である 就勝プロジェクト を始め 就職に役立つビジネスマナー講座 情報処理に関する講座 公務員講座等を展開します 2 教員採用試験合格率向上に向けた取組の実施教員採用試験等に向けた対策講座や少人数 個別指導に加え 各種教員採用試験に向けた対策講座を実施することにより 学生の基礎力の向上を図り 教員採用試験合格に向けた一貫した指導体制を構築していきます 全学的な教職課程の管理 運営を統括する教職センターにおいて 前年度の地方自治体ごとの教員採用試験の動向を分析し より効果的な教員採用試験対策を構築 実施します 教員採用試験等に向けた対策講座や少人数 個別指導を実施し 教員採用試験合格者数の向上を目指します 教員採用試験対策の一環として 早期に学生の基礎力を養成するため 低学年からマナー講座や国語力養成講座等の各種講座を展開します 3 学生の早期自立に向けた修学支援活動の充実正課での学修のみならず 正課外のプログラムを充実させ 主体的に行動する学生に向けた修学支援体制を整備します 学生の早期自立に向けた修学支援活動の一環として 入学前教育プログラムの実施 並びに体系的な正課外教育プログラムを整備し 基礎学力の涵養及び学習習慣の確立を図ります 学生が早期に就業意識を醸成できるよう 特色ある 自立と体験 科目と社会的 職業的自立促進科目群とを体系的に展開します 4 学業不振者減少へ向けた個別指導の実施 6

平成 27 年度より開始した担任 アドバイザーによる 個別指導 を体系化し きめ細かい学生支援体制を構築することにより 学業不振を原因とした離籍 留年を防止します 各学部において 学業不振学生の定義及び個別指導方法を定めた上で 個別指導 を実施することで 引き続き留年及び離籍率の低減を図ります 5 志願者増加へ向けた現状分析と教育研究活動の積極的発信本学のアドミッションポリシーに沿った目的意識の高い学生の入学を目指すために 募集広報のあり方 入試方法の改善を行います 加えて 本学が行う教育研究活動に係る情報を積極的に発信することで 教育の明星大学 の認知度向上を図ります これまで実施してきたオープンキャンパスの検証結果に基づき オープンキャンパスの実施方法を見直し 参加者の満足度向上を図ります 教職員による高校や予備校訪問 進学に関するガイダンス等を積極的に行うことで 受験生 保護者および高校の教員等との接触の機会を拡大します 入試方法として新たに導入した学科併願制度を検証し より目的意識の高い学生の入学を目的とした入試方法を検討します 積極的な広告出稿とマスメディアとのコミュニケーションの強化を図ることによって 広告及びパブリシィーの両面から社会における本学の認知度向上を目指します 本学公式サイト等のユーザビリティ及びコンテンツの充実 SNS の活用した施策により アクセス数向上と本学の認知度向上を目指します 7