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改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

生産性向上設備投資促進税制 Q&A 集 (AB 類型共通 ) 共 - 8 共 - 9 共 - 10 共 - 11 共 - 12 設備取得の際に国又は地方公共団体から補助金を受けた場合でも 税制の対象となるのか 取得価額の判定は 消費税抜きでするのか それとも税込みか 単品の取得価額は どのように判定

スライド 1

Microsoft Word 報告の手引き(HP掲載) .docx

経営強化法の執行について

H28設備投資に関するご案内.indd

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2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

平成 29 年 11 月 22 日版 本手引きは予告なく修正されることがありますので 必ず中小企業庁 HP に掲載されている最新版をご確認ください 中小企業等経営強化法に基づく 税制措置 金融支援 活用の手引き ( 平成 2 9 年度税制改正対応版 ) 目次 1. はじめに 中小企業等経営強化法に基

P0 表紙

サービス業 5 千万円以下 100 人以下政令指定業種固定資産税のゼロ特例や国補助金の優先採択を受けることができます! 1 先端設備等導入計画 の概要 中小企業等が 計画期間内に 労働生産性を一定程度向上させるため 先端設備等を導入する計画を策定し その計画が北九州市の 導入促進基本計画 等に合致す

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

現段階での状況に基づく内容になりますので今後変更の可能性がありえます 項目内容回答 ( 対応方針 ) 説明先今後の備考 8 対象者 本税制の対象となる法人に制限はあるのか 青色申告書を提出する法人であれば 業種 資本金規模を問わずに対象となる予定です 本税制の対象となる設備は ソフトウェア 器具備

小企業商業 サービス業環境関連投資 2 指定事業 製造業 建設業 鉱業 卸売業 道路貨物運送業 倉庫業 港湾運送業 ガス業 小売業 料理店業その他の飲食店業 ( 料亭 バー キャバレー ナイトクラブその他これらに類する事業を除きます ) 一般旅客自動車運送業 海洋運輸業及び沿海運輸業 内航船舶貸渡業

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

Ⅰ 法人関連税制 1 減価償却制度 2 年連続の大改正になった背景 減価償却制度については 平成 19 年度税制改正により 残存価額および償却可能限度額の取扱いが廃止される大改正が行われ 定率法はいわゆる 250% 定率法 と呼ばれる従来にない新しい計算の仕組みが採用されました そして平成 20 年

新今回の要望に合関理連性する事項設 拡充又は延長を必要とする理中小企業は地域の経済や雇用を支え 我が国経済全体を発展させる重要な役割を担っている 中小企業の設備投資を促進し 成長の底上げに不可欠な設備や IT 化等への投資の加速化や生産性の向上を図る ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 昨今の中小企業の

総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

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共 - 8 共 - 9 単品の取得価額は どのように判定するのか 取得とは 具体的にどのタイミングを指すのか 機械及び装置又は器具及び備品の一台又は一基の取得価額が 160 万円以上又は 30 万円以上であるかどうかについては 通常一単位として取引される単位ごとに判定しますが 個々の機械及び装置の本

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

(1) 申請書 に記載された設備投資の内容( 申請書 5で記載する事項 ) が 必要十分な設備として 当該設備の導入の目的 ( 申請書 2で記載する事項 ) 及び事業者の事業の改善に資することの説明 ( 申請書 4で記載する事項 ) に照らして整合しているかどうかについて確かめること さらに 事業者

1 設備投資をして生産性を高めたい! ~ 中小企業経営強化税制の創設 ~ ~ 固定資産税特例の拡充 ~ 利用できるのは 法 人 個人事業主 法人税 所得税固定資産税 省力化のため セルフレジ ( 複数台合計で約 1,500 万円 ) を導入したい! 何か使える支援策はないかしら? 経営力を向上させる

2 は 説明に従った資料名称を記載してください 注 : 各は カタログのコピー等 確認する事項が記載されている部分 ( ページ だけとしてください 注 : 各は カタログ一式等をそのまま送るはしないでください 注 : 各は A4サイズとしてください < 例 > ( 当該モデル 資料 2 資料 3 (

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

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中小企業等経営強化法の概要

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

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1. はじめに 中小企業等経営強化法に基づく支援措置 経営力向上計画の認定を受けた事業者は 計画実行のための支援措置 ( 税制措置 金融支援 ) を受けることができます 税制措置 認定計画に基づき取得した一定の設備について 固定資産税や法人税等の特例措置を受けることができます 金融支援 政策金融機関

目次 ページ はじめに 奄美群島の税制特例制度 ( 国税 ) の概要 対象となる業種 対象となる設備投資 事業者 設備投資の規模等の要件 他の国税の優遇措置との比較 ( 例 : 過疎税制 ) 奄美群島の税制特例制度 ( 地方税 ) の概要奄美群島税制まとめ

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

1 特別償却の適用例 コネクテッド インダストリーズ税制 (IoT 税制 ) よくあるご質問補足資料 例 ) a. 5,000 万円の課税対象設備を購入 ( 対象設備の法定耐用年数は 5 年とする ただし の計算法は 定額法 とする ) 5,000 万円 5 年 = 1000 万円 b. 当年度で

1. 先端設備等導入計画 の概要 (1) 制度の概要 先端設備等導入計画 は 生産性向上特別措置法において措置された 中小企業 小規模事業者等が 設備投資を通じて労働生産性の向上を図るための計画です この計画は 所在している市区町村が国から 導入促進基本計画 の同意を受けている場合に 認定を受けるこ

試験研究費 9,, 7,, Check7 14,, 14,, Check8 7,, 2,, 14,, 6,, 6,, 税務弘報

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

法人の減価償却制度の改正に関するQ&A

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

望の内容平成 28 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) ( 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ) 制度名産業競争力強化法に基づく事業再編等に係る登録免許税の軽減措置 税 目 登録免許税 ( 租税特別措置法第 80 条 ) ( 租税特別措置法施行令第 42 条の

産業競争力強化法の生産性向上設備等における 先端設備 ( ソフトウェア ) の機能要件に関する考え方 一般社団法人情報サービス産業協会 経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第 5 条第 1 項第 2 号ロの指定設備であるソフトウェアは 設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するも

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改正前改正案速報 5. 改正の内容 (1) 研究開発税制の見直し ( 大企業の場合 ) 総額型 上乗せ措置 税額控除額 = 試験研究費の総額 税額控除率 (6%14%: 試験研究費の増減割合に応じて ) 控除上限額 法人税額 25% 高水準型 税額控除額 = 試験研究費の額のうち平均売上金額 10%

Ⅶ 設備投資をしたい方への支援策 1. 小規模企業生産性向上設備投資補助金 ( 小規模企業経営力強化支援事業 ) 名古屋市内で営利を目的とした事業を5 年以上継続的に営む小規模企業者の方が 市内の事業所に設置する機械設備等を取得する場合に その経費の一部を助成します 補助制度の概要 区分従業員数補助

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

3 地域別の業種リストを確認 対象業種の判断は 日本標準産業分類のに基づいて行われます 経営力向上計画の 2 事業分野と事業分野別指針 欄の 事業分野 ( ) が 次ページ以降の7 都府県別の業種リストにおける対象業種 ( ) に該当するかどうかを確認して下さい 経営力向上計画の 事業分野 ( )

平成19年度 法人の減価償却制度の改正のあらまし

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労働基準法が改正されます

Taro-町耐震改修助成要綱 j

(2) 青色申告書を提出する中小企業者等 ( 平成 3 年 4 月 日以後開始する事業年度については 適用除外事業者 ( 注 4) を除く ) が 平成 30 年 4 月 日から平成 33 年 3 月 3 日までの間に開始する各事業年度において 国内雇用者に対して給与等を支給する場合に継続雇用者給与

10 解説 p1 ⑵⑶ ⑷ 11

平成20年2月

することが適当であることから 本通達では 特定施設の敷地の用に供される土地等には 土地又は土地の上に存する権利を取得した時において 現に特定施設の敷地の用に供されているもの及び特定施設の敷地の用に供されることが確実であると認められるものが該当することを明らかにしている なお 取得の時において特定施設

11 ものづくり補助金において優先採択された場合 交付決定はどの様に行われるのか 平成 29 年度補正予算のものづくり補助金 ( 一次公募 ) については 平成 30 年 6 月中に採択結果を公表し 順次 採択事業者から交付申請を受け付けます ただし 交付決定の際には 1 事業者が所在する自治体から

Q7. 再生計画において 法人税法第 25 条第 3 項及び第 33 条第 4 項 ( 平成 17 年度税制改正によるいわゆる資産評価損益の計上 ) 並びに同法第 59 条第 2 項第 1 号 ( 同改正によるいわゆる期限切れ欠損金の優先利用 ) の適用を受ける場合の手続はどのようになりますか A.

適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

ニュースレター 3 月といえば卒業シーズンですが スギ花粉の飛散が本格化する時期でもあります 花粉症の方にとっては辛い時期ですが 少しでも気分よく乗り切りたいですね 掲載内容に関してご不明点等あれば お気軽に当事務所までお問い合わせください 税理士法人さくらみらい国際会計事務所 神奈川

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

要件① 雇用者給与等・・・・ (ざっくり) 平成24年度の給与総額と比べて、平成25年以降毎年、一定割合以上給与総額が増えていること。 <雇用者給与等支給額とは> <一定割合とは>

1 CHAORI SOLAR 総 合 カタログ 2

事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

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HPのトップページ更新原稿

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改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

××税制(所得税・法人税・法人住民税・事業税)

(JSIA 様式 1) 記入例 中小企業等経営強化法の経営力向上設備等に係る 生産性向上要件証明の申請書 一般社団法人日本配電制御システム工業会会長宇賀神清孝殿 平成 29 年 月 日 ( 申請者 ) 郵 便 番 号 住 所 東京都港区江南 企 業 名 配変株式会社

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

ェア また地域医療提供体制の確保のため地域医療構想で合意された病床の再編等の建物及びその附属設備 さらに共同利用の推進など効率的な配置の促進に向けた高額医療機器の 3 点において 特別償却制度の拡充 見直しを行う 税制改正大綱 5 頁記載 医療用機器の特別償却制度について 次の見直しを行う ( 所得

目次 1. 生産性向上設備投資促進税制の概要 本税制 (A 類型先端設備 ソフトウェア ) の内容... 1 (1) 証明書の発行対象事業者... 1 (2) 適用対象となるソフトウェア... 2 (3) 対象期間... 2 (4) ソフトウェアの措置内容 本税制にお

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

<4D F736F F D2092CA926D FAC8AE98BC692A18F8A8AC782CC90DD94F5938A8E9182C98C5782E990C590A7915B A6D92E

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1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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新設 拡充又は延長を必要とする理由25-2 ⑴ 政策目的 中小企業は地域の経済や雇用を支え 我が国経済全体を発展させる重要な役割を担っている 中小企業の設備投資を促進し 成長の底上げに不可欠な設備やIT 化等への投資の加速化や生産性の向上を図る ⑵ 施策の必要性昨今の中小企業の業況は持ち直しつつある

政策目的に対する租税特別措置等の達成目標実現による寄与 中小企業の中でも 特に規模の小さい企業においては 経理担当の人員が少なく 適時適切な経営状況の把握もままならない状況である 資金調達環境や新規顧客開拓に困難を有する中小企業においては 少ない経理体制の中で効率的な事務を行うことが非常に重要であり

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

指定申請時に提出 別記様式第 4 の 4( 別紙 )( 第 16 条関係 ) 指定事業者事業実施計画書 1. 実施する復興推進事業 ( 以下 事業 という ) の内容業資本金額, 万円従業員数 人 日本標準産業分類を用いる ( 複数記載可 ) 総務省統計局のホームページで閲覧することができます 法人

所得拡大促進税制 報告書 作成の手引き

Microsoft Word - 文書 1

平成 26 年 4 月の消費税率引上げ正式決定 平成 25 年 10 月 1 日に 安倍内閣は平成 26 年 4 月からの消費増税を正式に決定しました はじめに 平成 25 年 10 月 1 日に 安倍内閣は平成 26 年 4 月からの消費増税を正式に決定しました ここでは 消費増税への対応として投

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02_(案の2①)概要資料(不均一)

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

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中小企業等経営強化法の経営力向上設備等における 生産性向上設備 ( ソフトウェア ) の機能要件に関する考え方 一般社団法人情報サービス産業協会 中小企業等経営強化法施行規則第 8 条第 2 項第 1 号ロに規定されているソフトウェアは 設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するも

Transcription:

生産性向上設備投資促進税制について 平成 26 年 1 月 経済産業省

1. 生産性向上設備投資促進税制の対象 ( 全体像 ) 質の高い設備投資の促進によって事業者の生産性向上を図り もって我が国経済の発展を図るため 先端設備 や 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 を導入する際の税制措置を新設 類型 対象設備 ( 要件 ) 確認者 A: 先端設備 機械装置 及び一定の 工具 器具備品 建物 建物附属設備 ソフトウエア のうち 下記要件を全て満たすもの ( サーバー及びソフトウエアについては中小企業者等が取得するものに限る ) 1 最新モデル 2 生産性向上 ( 年平均 1% 以上 ) 3 最低取得価額以上 工業会等 B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 機械装置 工具 器具備品 建物 建物附属設備 構築物 ソフトウエア のうち 下記要件を全て満たすもの 1 投資計画における投資利益率が年平均 15% 以上 ( 中小企業者等は 5% 以上 ) 2 最低取得価額以上 経済産業局 税制措置 産業競争力強化法施行日 ( 平成 26 年 1 月 20 日 ) から平成 28 年 3 月 31 日まで : 即時償却と税額控除 (5% ただし 建物 構築物は 3%) の選択制 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで : 特別償却 (50% ただし 建物 構築物は 25%) と税額控除 (4% ただし 建物 構築物は 2%) の選択制 ただし 税額控除における税額控除額は 当期の法人税額の 20% が上限 1

2. 対象設備リスト 具体的な対象設備は下記表のとおり ただし 生産等設備 ( 事業の用に直接供される減価償却資産 ) のみが対象であり 本店の機能しかない建物 寄宿舎等の建物 事務用器具備品 福利厚生施設等 ( いわゆるバックオフィス ) は対象外 また 中古設備も対象外 設備種類機械装置工具 器具備品 建物 建物附属設備 ソフトウエア A: 先端設備 用途又は細目全てロール試験又は測定機器陳列棚及び陳列ケースのうち 冷凍機付又は冷蔵機付のもの冷房用又は暖房用機器電気冷蔵庫 電気洗濯機その他これらに類する電気又はガス機器氷冷蔵庫及び冷蔵ストッカー ( 電気式のものを除く ) サーバー用の電子計算機 ( その電子計算機の記憶装置にサーバー用のオペレーティングシステムが書き込まれたもの及びサーバー用のオペレーティングシステムと同時に取得又は製作をされるもの ) 断熱材断熱窓電気設備 ( 照明設備を含み 蓄電池電源設備を除く ) 冷房 暖房 通風又はボイラー設備昇降機設備アーケード又は日よけ設備 ( ブラインドに限る ) 日射調整フィルム設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するもの サーバー用の電子計算機については 中小企業者等 ( 情報通信業のうち自己の電子計算機の情報処理機能の全部又は一部の提供を行う事業を行う法人を除く ) が取得又は製作をするものに限る ソフトウエアについては 中小企業者等が取得又は製作をするものに限る B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 設備種類機械装置工具器具備品建物建物附属設備構築物ソフトウエア 用途又は細目全て全て全て全て全て全て全て サーバー用の電子計算機については 情報通信業のうち自己の電子計算機の情報処理機能の全部又は一部の提供を行う事業を行う法人が取得又は製作をするものを除く 2

3-1. 先端設備の要件確認スキーム 経済産業省 1 証明書の発行依頼 2 設備の確認 証明書発行依頼 ( 性能要件等の分かる資料を添付 ) 定期的に証明書発行状況を報告 設備ユーザー 4 証明書の転送 設備メーカー 3 証明書発行 工業会等 4 設備の取得等 5 税務申告の際 確定申告書等に証明書を添付することが可能 所轄の税務署 < 工業会等の確認内容 > 最新モデル要件を満たしていることの確認 生産性向上 ( 年平均 1% 以上 ) 要件を満たしていることの確認 ( 同一メーカーにおける旧モデルとの比較とし 使用する指標は工業会等の判断による ) 設備の種類 用途又は細目毎に業界団体を指定 3

3-2. 先端設備の要件 : 最新モデル A: 先端設備については A 要件 1~3 を全て満たす設備が対象 そのうち A 要件 1 及び 2 については メーカーの申請に基づき工業会等が確認 証明 A 要件 1: 最新モデル 最新モデルであること 最新モデルとは 各メーカーの中で 下記のいずれかのモデルをいう イ一定期間内 ( 機械装置 :10 年以内 工具 :4 年以内 器具備品 :6 年以内 建物及び建物附属設備 :14 年以内 ソフトウエア :5 年以内 ) に販売が開始されたもので 最も新しいモデルロ販売開始年度が取得等をする年度及びその前年度であるモデル < 事例 >( それぞれ 2013 年に設備を取得したものとする ) A 機械 X 社 2010 年販売開始 ( 以降 新モデルなし ) B 機械 X 社 2008 年販売開始 (2010 年に最新モデルである A 機械販売 ) C 機械 Y 社 2012 年販売開始 (2013 年に最新モデルである D 機械販売 ) E 機械 Z 社 2000 年販売開始 ( 以降 新モデルなし ) 10 年以内の最新モデル 10 年以内だが 旧モデル 旧モデルだが 販売開始年度が取得の前年度 ( 上記ロ ) 最新モデルだが 10 年超 4

3-3. 先端設備の要件 : 生産性向上 A 要件 2: 生産性向上 旧モデル ( 最新モデルの一世代前モデル ) と比較して 生産性 が年平均 1% 以上向上しているものであること ( ) ただし ソフトウエアについては この生産性向上要件は不適用 生産性 の指標については 単位時間当たりの生産量 精度 エネルギー効率 等 メーカーの提案を元に 各工業会がその設備の性能を評価する指標として妥当であるかを判断 あくまで比較するのは同メーカー内での新モデル 旧モデルのみであり 他メーカーとの比較や ユーザーが元々使用していたモデルとの比較は行わない 特注品であっても カスタムのベースとなる汎用モデルや中核的構成品がある場合は そのベースとなる旧モデルとの比較を行う < 事例 > F 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 105 一代前モデルG 機械 (2008 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 H 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 105 一代前モデル I 機械 (2000 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 (2013 年に最新モデルである J 機械販売 ) 一代前モデル K 機械 (2012 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 二代前モデル L 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 95 {(105-100) 100} 2 年 = 年平均 2.5% の向上 {(105-100) 100} 10 年 = 年平均 0.5% の向上 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の向上 ( 旧モデルだが 販売開始年度が取得の前年度 ( 前ページの最新モデル要件ロ ) の場合 ) 5

3-4. 先端設備の要件 : 最低取得価額 A 要件 3: 最低取得価額 最低取得価額以上のものであること 最低取得価額は 設備種類毎に設定 ( 下表のとおり ) 工具 器具備品 建物附属設備及びソフトウエアについては 単品価額 ( ) での要件に準ずるものとして 年度合計額での要件を設定 機械装置 設備種類 単品 160 万円 最低取得価額 < 事例 > 工具及び器具備品単品 120 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 120 万円を含む ) 建物及び建物附属設備 単品 120 万円 ( 建物附属設備については 単品 60 万円かつ合計 120 万円を含む ) ソフトウエア単品 70 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 70 万円を含む ) 単品とは 機械装置 工具 器具備品においては 1 台または 1 基 建物 建物附属設備 構築物 ソフトウエアにおいては一の設備を指す 1 台 300 万円の機械装置を購入 1 台 40 万円の冷蔵庫 ( 器具備品 ) を 4 台 合計 160 万円購入 1 台 20 万円の冷蔵庫 ( 器具備品 ) を 8 台 合計 160 万円購入 合計額は満たしているが 単品 30 万円を満たさず 6

4-1. 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件確認スキーム 2 経済産業局による確認は 設備の取得等の前に実施すること 経済産業局 ( 2) 経済産業省 3 確認書発行申請 (1 の投資計画及び 2 の事前確認書を添付 ) 4 確認書発行 定期的に投資計画の履行状況を報告 運用に関する指導 協議 相談等 1 投資計画案の確認依頼 設備ユーザー 投資計画案の内容確認 2 事前確認書発行 公認会計士又は税理士 ( 1) 5 税務申告の際 確定申告書等に確認書を添付することが可能 所轄の税務署 1 本スキームを利用する際は 導入者の企業規模によらず 公認会計士 税理士の確認が必要となる ( 会計監査人や顧問税理士等でなくても可 ) < 公認会計士 税理士及び経産局の確認内容 > 対象設備の確認 ( 投資目的に必要不可欠な設備であることの確認 ) 投資利益率要件を満たしていることの確認 ( 投資の効果としてのリターンの算出方法の確認等 ) 7

4-2. 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件 : 投資利益率 B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備については B 要件 1 及び 2 を全て満たす設備が対象 そのうち B 要件 1 については 経済産業大臣 ( 経済産業局 ) が確認 証明 B 要件 1: 投資利益率 事業者が策定した投資計画で その投資計画におけるその設備投資による効果として年平均の投資利益率が 15% 以上 ( 中小企業者等にあっては 5% 以上 ) となることが見込まれるものであることにつき 経済産業大臣 ( 経済産業局 ) の確認を受けたものであること 対象となる設備は その投資計画に記載されている設備で その事業者にとって投資目的を達成するために必要不可欠なものとする なお 年平均の投資利益率は 次の算式によって算定 < 算式 > 営業利益 + 減価償却費 1 の増加額 2 設備投資額 3 1 会計上の減価償却費 2 設備の取得等をする年度の翌年度以降 3 年度の平均額 3 設備の取得等をする年度におけるその取得等をする設備の取得価額の合計額 8

9 4-3. 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件 : 最低取得価額 B 要件 2: 最低取得価額 最低取得価額以上のものであること 最低取得価額については A 要件 3 と同じ ( なお 構築物は建物と同条件とする ) 設備種類 最低取得価額 機械装置 工具及び器具備品 建物 建物附属設備及び構築物 ソフトウエア 単品 160 万円 単品 120 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 120 万円を含む ) 単品 120 万円 ( 建物附属設備については 単品 60 万円かつ合計 120 万円を含む ) 単品 70 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 70 万円を含む ) 単品とは 機械装置 工具 器具備品においては 1 台または 1 基 建物 建物附属設備 構築物 ソフトウエアにおいては一の設備を指す

10 5-1. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 中小企業投資促進税制 中小企業者等については 下記対象設備限定で 別途 中小企業投資促進税制 において上乗せ措置が適用できる ( 生産性向上設備投資促進税制よりも更に措置内容を拡充 ) 上乗せ措置の対象設備 中小企業投資促進税制の対象設備のうち 以下の a 又は b の設備 上乗せ措置の対象設備 a 先端設備 生産性向上設備投資促進税制の 先端設備 の要件 (A 要件 1~3) を全て満たす設備 ( 1,2) 1 機械装置のうち ソフトウエア組込型機械装置 ( あらかじめプログラムが組み込まれた専用のコンピューターが搭載され そのコンピューターからの指令に基づいて作動する機械装置 ) については A 要件 1( 最新モデル要件 ) においては 最新モデルに加え 一代前モデルも対象とする ( 一代前モデルの詳細は P.12 参照 ) 2 ソフトウエアについては A 要件 2( 生産性向上要件 ) は適用しない 上乗せ措置の対象設備 b 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 生産性向上設備投資促進税制の 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 の要件 (B 要件 1 及び 2) を全て満たす設備

5-2. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 対象設備の取得価額要件 中小企業投資促進税制の対象設備 最低取得価額等 上乗せ措置 a ( 先端設備 ) 上乗せ措置 b ( 生産ライン等の改善に資する設備 ) 機械装置単品 160 万円以上適用あり適用あり 測定工具及び検査工具 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 1) 適用なし 適用あり 一定の電子計算機 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 2) 適用あり ( サーバー用の電子計算機 ( ソフトウエア (OS) と同時に取得又は製作をされるものに限る )) 適用あり 一定のデジタル複合機単品 120 万円以上適用なし適用あり 試験又は測定機器 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 1) 適用あり 適用あり 一定のソフトウエア 単品 70 万円以上 ( 複数合計 70 万円以上を含む 3) 適用あり ( 設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するものに限る ) 適用あり 普通貨物自動車車両総重量 3.5 トン以上適用なし適用なし 内航船舶対象は取得価額の 75% 適用なし適用なし 1 複数合計 120 万円以上取得で 現行措置又は上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 2 複数合計 120 万円以上取得で上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 3 複数合計 70 万円以上取得で上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 11

5-3. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : ソフトウエア組込型機械装置 一代前モデル 上乗せ措置の対象設備 a において ソフトウエア組込型機械装置限定で対象となる 一代前モデル とは 各メーカーの中で 下記要件を全て満たすものをいう 1 最新モデルと同じ種類 用途及び細目の設備のうち 最新モデルに対して最も近い年度に販売が開始されたものであること 210 年以内に販売が開始されたものであること 3 最新モデル自体がその一代前モデルと比べて生産性向上要件 (P.5 参照 ) を満たすものである場合において その一代前モデルがその直前のモデル ( 二代前モデル ) と比べて生産性向上要件 ( 同上 ) を満たすものであること < 事例 > 2010 年販売開始 A 機械 ( 最新モデル ) 単位時間当たり生産量 105 2008 年販売開始 B 機械 ( 一代前モデル ) 単位時間当たり生産量 100 2006 年販売開始 C 機械 ( 二代前モデル ) 単位時間当たり生産量 95 B 機械との生産性比較 {(105-100) 100} 2 年 = 年平均 2.5% の生産性向上 C 機械との生産性比較 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の生産性向上 D 機械 ( 最新モデル ) 2010 年販売開始 単位時間当たり生産量 101 2007 年販売開始 E 機械 ( 一代前モデル ) 単位時間当たり生産量 100 2005 年販売開始 F 機械 ( 二代前モデル ) 単位時間当たり生産量 95 E 機械との生産性比較 {(101-100) 100} 3 年 = 年平均 0.3% の生産性向上 F 機械との生産性比較 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の生産性向上 (B 機械 ( 一代前モデル ) も対象となる ) (D 機械 ( 最新モデル ) が生産性向上要件を満たしていないため E 機械 ( 一代前モデル ) も対象外 ) 12

5-4. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 中小企業投資促進税制の上乗せ措置の内容 税制措置 中小企業者等とは 資本金 1 億円以下の法人等及び個人事業主をいい 適用される措置の内容は 以下の中小企業者等の区分に応じて 以下のとおり 1 資本金 3,000 万円以下の法人等及び個人事業主 即時償却と税額控除 10% との選択適用 2 資本金 3,000 万円超 1 億円以下の法人 即時償却と税額控除 7% との選択適用 100% 50% 20% ( ) 特別償却 上乗せ措置 特別償却割合上乗せ ( 即時償却 ) ( 現行措置 ) 特別償却 30% 普通償却 選択適用 10% 7% 上乗せ措置 控除割合上乗せ 3% ( 現行措置 ) 税額控除 7% 税額控除 上乗せ措置 税額控除適用対象法人の拡大 200% 定率法の場合 1 億円 ( 資本金 ) 3,000 万円 1 億円 ( 資本金 ) 要件確認スキーム 確認者 生産性向上設備投資促進税制の 先端設備 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 の要件確認スキームと同様 工業会等の確認内容に関しては 機械装置である場合には ソフトウエア組込型機械装置に該当するか ( 該当する場合には 一代前モデルに該当するか ) についての確認も必要となる 13

6. その他留意事項 各税制措置の適用関係 産業競争力強化法の施行の日 ( 平成 26 年 1 月 20 日 ) 以降に取得等をし かつ 事業の用に供した設備が対象 設備の事業供用年度と税制措置適用年度が不一致となる場合 平成 26 年 3 月 31 日までに終了する事業年度にて対象設備を取得等し事業に供用した場合は その年度では税制措置が受けられず 翌事業年度に税制措置を受けることとなる点に留意 具体的には 下記事例の通り 12 月決算先については平成 26 年 3 月末までに行った投資について今年度に税制措置を適用できるが 3 月決算先については平成 26 年 3 月末までに行った投資について今年度は税制措置を適用できず 来年度に今年度分と来年度分の措置がまとめて適用されることとなる 12 月決算先 2014 年度 2015 年度 2014/1/20 2014/3/31 2014/12/31 2015/3/31 対象外 2014 年度に税制措置適用 2015 年度に税制措置適用 2013 年度 2014 年度 2015 年度 3 月決算先 2014/1/20 2014/3/31 2014/12/31 税制措置適用年度が不一致 2015/3/31 対象外 2014 年度に税制措置適用 2015 年度に税制措置適用 14

7. 問い合わせ先 担当課および連絡先 生産性向上設備投資促進税制 中小企業投資促進税制 ( 上乗せ措置 ) 北海道経済産業局 地域経済課 ( 直通 :011-709-1782) 同左 東北経済産業局 地域経済課 ( 直通 :022-221-4876) 中小企業課 ( 直通 :022-221-4922) 関東経済産業局 地域経済課 ( 直通 :048-600-0254) 中小企業課 ( 直通 :048-600-0321) 中部経済産業局 地域振興課 ( 直通 :052-951-2716) 中小企業課 ( 直通 :052-951-2748) 中部経済産業局北陸支局 地域経済課 ( 直通 :076-432-5518) 産業課 ( 直通 :076-432-5401) 近畿経済産業局 地域経済課 ( 直通 :06-6966-6065) 中小企業課 ( 直通 :06-6966-6065) 中国経済産業局 地域経済課 ( 直通 :082-224-5684) 同左 四国経済産業局 地域経済課 ( 直通 :087-811-8513) 中小企業課 ( 直通 :087-811-8529) 九州経済産業局 企業支援課 ( 直通 :092-482-5435) 同左 沖縄総合事務局経済産業部 地域経済課 ( 直通 :098-866-1730) 中小企業課 ( 直通 :098-866-1755) 制度に関するお問い合わせ < 生産性向上設備投資促進税制 > 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ( 直通 :03-3501-1560) < 中小企業投資促進税制 ( 上乗せ措置 )> 中小企業庁事業環境部財務課 ( 直通 :03-3501-5803) 15