4-3 目標 Google の調査によると 外国人観光客にとって 秋田県 の知名度は低く Akita と言えば忠犬ハチ公のエピソードで有名な 秋田犬 をイメージする観光客が多いと言われている また この Akita というキーワードは MountFuji と比較して約 7 倍の検索数 (2004 年

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

( 課題 ) 一方で 男子のJ1 J2リーグでの実績がある選手以外は 女子の日本代表の選手であっても 競技活動と兼ねて仕事を持ち 所謂 セミプロ選手 として生計を維持していることは珍しいことではなく 下位リーグではより多くの選手が生活基盤の確立に困難を伴っている 競技活動を引退後 セカンドキャリアと

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

市内の旧家で発見されるなど 歌麿ゆかりのまちであることも知られるようになってきた これらの本市に残る江戸文化の風情や歴史文化資源については これまで展示 公開することを中心に利活用を行ってきたが 今後は 分かりやすいテーマでブランディングし 直接体感できる新たな体験メニューとしての転換を図り 視覚だ

地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

受入は 観光入込客数を確保していくうえで 重要な位置づけの 1 つとなっ ている 図表 1 指宿市の観光客入込数の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 図表 2 指宿市の宿泊客内訳の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 2

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

3つの人口増戦略 とは 人口の自然減と社会減に歯止めをかける 定住人口増戦略 主体的に行動する市民を増やし まちの元気を生み出す 活動人口増戦略 燕を訪れる人や市外にいても燕を応援してくれる人を増やす 交流 応援人口増戦略 である 平成 27 年 ( 2015 年 )9 月に策定した 燕市まち ひと

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

数値目標 年間観光客入込数 3% 増 ( 東三河地域 ) 現状 21,147 千人目標 21,781 千人オリジナルバスツアー乗車率 75% シャトルバス利用率 55% ( 平成 30 年度利用者合計 576 人 ) 制作したテレビ番組の視聴率各回 5.0% 以上 平成 30 年度の平均視聴率 6.

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

さらに 情報発信が進むことにより 観光客が増加していく そして 通過点となっている本市の観光を 滞留 滞在型の観光とし 交流人口の拡大による観光産業や地場産業などの振興を図ることで市全体の経済効果を高め 定住促進 雇用創出を図るものである 数値目標 施設内アンテナショップ売上額 ( 事業開始前 (

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

待される 交流人口の拡大 に向けた観光地域づくりの推進に取り組むこととしている また みやぎ第 3 期みやぎ観光戦略プラン では みやぎの観光が抱える課題に対応する取組の柱として 沿岸部の観光資源の再生と積極的な誘客 観光消費効果の高い県外等からの誘客強化 観光資源の魅力の向上と観光客受入態勢の整備

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 琵琶湖疏水通船復活を契機とした京都 大津広域観光促進計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 滋賀県大津市及び京都府京都市 3 地域再生計画の区域 滋賀県大津市及び京都府京都市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大津市及び京都

沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

生には全日本実業団対抗駅伝競走大会などで活躍する選手を数多く輩出するなど 陸上競技を始めとするスポーツが盛んなまちである これを活用するため ハード事業においては平成 23 年度に日本陸上競技連盟第 3 種公認の全天候型陸上競技場の改修工事を実施し 雨天時や東三河地域の公認競技大会の開催に対応できる

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

関経連_事業報告書CS4.indd

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

道の駅来客数増 5,000 人 5,000 人 10,000 人 11,000 人 12,000 人加観光拠点再振興 1 箇所 3 箇所 6 箇所 7 箇所 8 箇所箇所数 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 既存の主な観光資源を 文化 スポーツ 食 癒し等にカテゴライズし 個別に

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

数値目標 琵琶湖博物館リニューアル プロジェクト 年月 KPI 来館者数 申請時 342,000 人 H28.3 初年度 510,000 人 H 年目 570,000 人 H 年目 512,000 人 H 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は

を補完することが必要である このため 北陸新幹線の開業等による来訪者の増加を一過性にせず リピーターの確保 さらには将来的な定住 班定住につなげる必要がある 4-3 計画の目標本県の総合戦略 とやま未来創生戦略 を実現するために 新幹線開業効果を一過性のものにせず しっかりと持続 深化させるためにも

との連携した取り組みが行いやすい環境にあるとともに ポケットパークや広場が点在し 夜間でも明るく安心 安全に周遊 散策できる環境にある 一方で それら豊富な地域資源は 単体での集客力は乏しく 当該地区で開催されるイベント時に限られている状況にあるとともに 地域のまちづくり関係者の後継者不足等により

2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

目標 4 魅力体験ツアー参加者数 ( ) 目標 5 首都圏からの転入者数 目標 6 0 人 60 人 60 人 180 人 0 人 1 人 3 人 9 人 羽鳥駅乗降者数 4,598 人 4,948 人 5,298 人 5,648 人 目標 7 移住者向けコミュニティ情報を発信する行政区等のホームペ

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 スポーツチームと中心市街地の事業者が共同で取り組む人の流れと需要の拡大 計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 豊橋市 3 地域再生計画の区域 豊橋市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 観るスポーツ を目的としたアリーナは

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

までの人口が 26,740 人であったのに対し 平成 27 年の国勢調査では 5 年前の同世帯である 30 歳から 44 歳までの人口が 24,397 人と 2,343 人 もの大幅な流出が発生している 160, , , ,000 80,000 門真市の人口の推移

移住に係る行政窓口を活用した東紀州地域への移住者数 人 移住相談会への参加回数 回 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 子育て支援施設の利 20,

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕

4-(1)-ウ①

数値目標 KPI 観光入込者数 観光宿泊者数 年月 申請時 1,202 千人 338 千人 平成 28 年 3 月 初年度 1,500 千人 386 千人 平成 30 年 3 月 2 年目 1,575 千人 406 千人 平成 31 年 3 月 3 年目 1,650 千人 426 千人 平成 32

図 1 小松市の産業の付加価値額 ( 中分類 )(2012 年 ) 図 2 は 石川県と福井県の繊維工業の取引関係を 見える化 したものです これより 両県の繊維工業の企業間取引は 県境を越えてなされていることがわかります このように 行政区域を越えた産業の広がりやサプライチェーンを把握することで

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

Microsoft Word - 大館市観光基本計画 ( )(案).rtf

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

地方創生交付金 対象事業評価結果


基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

での滞在になっている その一方 姫路市での宿泊者数は 633 人と極端に少ない状況である ( 観光庁宿泊統計 ) 旅行業者 教育機関 自転車愛好家など民間では インドネシアとの交流の取り組みが既に始まっているところである それに加え本市の強みである 1インドネシア人が興味を示す写真のスポットとしての

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(速報集計結果)からの推計-

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

ため 観光と健康を目的とした施策を推進する三重県明和町と ヘルスツーリズム事業 及び 健康づくり事業 をお互い連携を図り 交流を深めながら事業を進める 数値目標 教育旅行 ヘルスツーリズム キャンプ等受入数あまちゃんマラソンの参加者 スタッフの総数観光交流センター 風の館 利用者数健康プログラム開発

数値目標 事業開始前 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 0 千円 0 千円 0 千円 1,000 千円 0 人 0 人 0 人 600 人 0 件 0 件 0 件 5 件 平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

数値目標 事業来て 観て 感じて気仙沼プロモーションプロジェクト KPI 観光客入込数創業 起業者数 年月 申請時 135 万人 5 人 H29.3 初年度 136 万人 7 人 H 年目 137 万人 10 人 H 年目 140 万人 15 人 H 地域再生を図

取組みを始めた中で課題となっているものは 新たな観光拠点としての再設定とアクセス道路の改善であるとともに 草スキー場自体が荒れていることから草スキー場の再整備が必要となっていることである 観光拠点としての再設定については 平成 28 年度 地方創生加速化交付金事業 魅力ある空間形成プロジェクト にお

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

域の夜空を彩るホタル 保津川に生息する天然記念物アユモドキ そして 深い霧で亀岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民

平成 25 年 2013 年 2013 加賀市観光 加賀市観光統計 統計 長期推移 大聖寺川 流し舟 舟 片山津温泉 花火大会 山中温泉 鶴仙渓川床 川床 加佐の岬 岬 山代温泉 大田楽 =========================== 目 次 ========================

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

TRY TRY TRY TRY TRY 5

つの起点を結ぶ周遊ルートも確立していないなど 十分に地域資源が活用されていないため さくら市の重要な産業である観光業 ( 観光客入込数は平成 26~ 28 年の3 年間で 1.6% とほぼ横ばい ) が伸び悩んでいる 観光業の伸び悩みはさらに市内飲食店の店舗の減少 ( 平成 21 年から平成 26

untitled

数値目標 市外からの参加を認める主な大会等の参加者数 ( 年間 ) 長沼ボート場クラブハウス延べ利用者数 平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 5, ,569 50

施策吊

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:

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1 地域再生計画の名称 ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 大館市 3 地域再生計画の区域 大館市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市は北東北のほぼ中央に位置しており 秋田県の北部を流れる米代川の中流域に位置する大館盆地を中心に 北西は白神山地の東側にある田代岳 (1,178m) から南は森吉山麓までまたがる場所に位置している 東西 35km 南北 49km 総面積は 913.22 km2で 県内の市では 由利本荘市 北秋田市 仙北市に次いで 4 番目の広さを持っている 気候は 積雪寒冷地帯の内陸性盆地気候に属し 積雪期間は 12 月から翌年 3 月下旬までの長期間に及び 県全体と比較しても 1 月 2 月の月平均気温が低く また 夏季はやませの影響を受けて低温になりやすく 平成 26 年 (2014 年 ) の年平均気温は 10.1 最高気温 35.1 最低気温-17.6 であり 降水量は年間 2,004.5mm となっている また 本市は 忠犬ハチ公のふるさと で知られる秋田犬の産地として 日本全国及び海外 ( 米国 中国 台湾 ロシア ヨーロッパ ) に点在する 公益社団法人秋田犬保存会 の本部があり 毎年 5 月と 11 月に秋田犬展覧会が開催されている 秋田音頭にも歌われている 大館曲げわっぱ は 全国各地にある曲げ物の中で唯一 国の伝統的工芸品に認定 ( 昭和 55 年 ) されている 藩政時代に下級武士の内職として普及発展し 匠の技は現在も引き継がれている 4-2 地域の課題農林業を基幹産業として 昭和 40 年代には黒鉱ブームに湧き 10 万人近い人口 ( 昭和 45 年に 97,856 人 ) であった しかしながら 鉱産物価格の暴落などにより鉱山が衰退の兆しを見せ始めた昭和 45 年以降は 雇用機会の減少等に伴い少子高齢化の進展 若者の地元離れが進み 以降年間 1,000 人規模の減少が続いており 国立社会保障 人口問題研究所 ( 以下 社人研 という ) の推計によると 平成 72 年 (2060 年 ) には昭和 45 年 (1970 年 ) と比較して約 64% 減の 35,237 人となる見込みである 一方 観光業においては 国立公園十和田八幡平の西側の玄関口として また 世界自然遺産白神山地と十和田湖の間に位置する本市では 忠犬ハチ公 比内地鶏 きりたんぽ 曲げわっぱ 豊富な温泉 など さまざまな観光資源をもっているものの 観光におけるPR 不足や観光資源の磨き上げが課題となっている - 1 -

4-3 目標 Google の調査によると 外国人観光客にとって 秋田県 の知名度は低く Akita と言えば忠犬ハチ公のエピソードで有名な 秋田犬 をイメージする観光客が多いと言われている また この Akita というキーワードは MountFuji と比較して約 7 倍の検索数 (2004 年 1 月 ~2016 年 4 月 GoogleTrends 調べ ) となっており 外国人観光客から関心を集めていることが分かる 忠犬ハチ公のふるさと である本市では 秋田県とも連携して国内外への 秋田犬 の魅力発信に取り組み 秋田犬 Akita の知名度アップに努めるとともに ペットを大切な家族と思い ペットとの時間を大切にしたい人々がペットと泊まれる宿泊施設 を整備し ペットにやさしいまちづくり を推進していく また 地域連携 DMOとして平成 28 年 4 月に大館市 北秋田市及び小坂町が設立した 一般社団法人秋田犬ツーリズム との連携によりペット同伴でのおためし移住体験等を実施し 住む人は減るが来る人を増やす を念頭に交流人口の拡大を図り さらには移住定住の促進につなげていく 数値目標 事業ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 KPI 年間延べ宿泊者数 Aターン者数 年月 申請時 - - H28.3 初年度 480 人 1 人 H29.3 2 年目 900 人 2 人 H30.3 3 年目 1,705 人 2 人 H31.3 4 年目 1,705 人 2 人 H32.3-2 -

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関する寄附を行った法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 (2) 事業区分 : 観光業の振興 (3) 事業の目的 内容 ( 目的 ) 本市は北東北のほぼ中央に位置しており 秋田県の北部を流れる米代川の中流域に位置する大館盆地を中心に 北西は白神山地の東側にある田代岳 (1,178m) から南は森吉山麓までまたがる場所に位置している 東西 35km 南北 49km 総面積は 913.22 km2で 県内の市では 由利本荘市 北秋田市 仙北市に次いで 4 番目の広さを持っている 気候は 積雪寒冷地帯の内陸性盆地気候に属し 積雪期間は 12 月から翌年 3 月下旬までの長期間に及び 県全体と比較しても 1 月 2 月の月平均気温が低く また 夏季はやませの影響を受けて低温になりやすく 平成 26 年 (2014 年 ) の年平均気温は 10.1 最高気温 35.1 最低気温-17.6 であり 降水量は年間 2,004.5mm となっている また 本市は 忠犬ハチ公のふるさと で知られる秋田犬の産地として 日本全国及び海外 ( 米国 中国 台湾 ロシア ヨーロッパ ) に点在する 公益社団法人秋田犬保存会 の本部があり 毎年 5 月と 11 月に秋田犬展覧会が開催されている 秋田音頭にも歌われている 大館曲げわっぱ は 全国各地にある曲げ物の中で唯一 国の伝統的工芸品に認定 ( 昭和 55 年 ) されている 藩政時代に下級武士の内職として普及発展し 匠の技は現在も引き継がれている 農林業を基幹産業として 昭和 40 年代には黒鉱ブームに湧き 10 万人近い人口 ( 昭和 45 年に 97,856 人 ) であった しかしながら 鉱産物価格の暴落などにより鉱山が衰退の兆しを見せ始めた昭和 45 年以降は 雇用機会の減少等に伴い少子高齢化の進展 若者の地元離れが進み 以降年間 1,000 人規模の減少が続いており 国立社会保障 人口問題研究所 ( 以下 社人研 という ) の推計によると 平成 72 年 (2060 年 ) には昭和 45 年 (1970 年 ) と比較して約 64% 減の 35,237 人となる見込みである 一方 観光業においては 国立公園十和田八幡平の西側の玄関口として また 世界自然遺産白神山地と十和田湖の間に位置する本市では 忠犬ハチ公 比内地鶏 きりたんぽ 曲げわっぱ 豊富な温泉 など さまざまな観光資源をもっているものの 観光におけるPR 不足や観光資源の磨き上げが課題となっている Google の調査によると 外国人観光客にとって 秋田県 の知名度は低く Akita と言えば忠犬ハチ公のエピソードで有名な 秋田犬 をイメージする観光客が多いと言われている また この Akita というキーワードは MountFuji と比較して約 7 倍の検索数 (2004 年 1 月 ~2016 年 4 月 GoogleTrends 調べ ) となっており 外国人観光客か - 3 -

ら関心を集めていることが分かる 忠犬ハチ公のふるさと である本市では 秋田県とも連携して国内外への 秋田犬 の魅力発信に取り組み 秋田犬 Akita の知名度アップに努めるとともに ペットを大切な家族と思い ペットとの時間を大切にしたい人々がペットと泊まれる宿泊施設 を整備し ペットにやさしいまちづくり を推進していく また 地域連携 DMOとして平成 28 年 4 月に大館市 北秋田市及び小坂町が設立した 一般社団法人秋田犬ツーリズム との連携によりペット同伴でのおためし移住体験等を実施し 住む人は減るが来る人を増やす を念頭に交流人口の拡大を図り さらには移住定住の促進につなげていく ( 事業の内容 ) ペットと泊まれる宿泊施設整備事業本市が管理 運営する五色湖ロッジをペット愛好家のニーズに合ったペットと泊まれる宿泊施設に改修するとともに 既存広場をドッグランとして再生し 宿泊施設の機能の向上を図る 併せて 首都圏地域から仙台までの都市圏を対象にペット同伴での 2 週間程度のおためし移住体験による調査を実施し ニーズの掘り起こしを行う また 統廃合により使用されていない旧岩野目小学校 旧大葛小学校 旧雪沢小学校の校舎等の空き公共施設を活用し 大館地域や比内地域にペットと泊まれる宿泊施設を広げていく これらの事業により 秋田犬 の産地である本市を ペットと暮らしやすい大館市 として全国にPRし ペットを大切な家族と思う都市圏の人々を呼び込み交流人口の拡大を図り さらには移住定住の促進につなげていく 各年度の事業の内容ペットと泊まれる宿泊施設整備事業初年度 ) 1ペット同伴宿泊施設として五色湖ロッジの改修を行う 2( 公社 ) 秋田犬保存会及び ( 一社 ) ふくしまプロジェクトの協力により 五色湖ロッジの管理方法 会員に対するニーズ調査及びモニター調査 並びに首都圏地域から仙台までの都市圏の方に対し 映像コンテンツのウェブ発信により宿泊施設のP Rを行う 3 大館市 HP ふるさと納税ポータルサイト 首都圏を対象とした移住交流フェア 移住相談会を通じて市内外からニーズ アンケート調査に協力できる一般のおためしペット同伴宿泊者を募集する 4 調査結果の分析及び冬季の運営方法等の検証を行う 5( 一社 ) 秋田犬ツーリズムと連携を強化し おためし移住体験において 曲げわっぱやきりたんぽづくり体験 市内名所の紹介を行う - 4 -

2 年目 ) 1ペットのいない方を対象に ペットレンタルをセットにした宿泊体制を検討する 2 首都圏を対象とした移住交流フェア 移住相談会 映像コンテンツのウェブ発信により 五色湖ロッジのPR 活動を継続して実施する 3おためし移住体験を継続して実施する 3 年目 ) 1 前年度の宿泊客のニーズを取り入れ 必要に応じて五色湖ロッジを改修する 2 体験ツアーを増やす等 おためし移住体験のメニューをリニューアルし 継続して実施する 3 五色湖ロッジの宿泊データを検証し 大館地域 比内地域へのペットと泊まれる宿泊施設の整備を検討する 4 年目 ) 1 前年度の宿泊客のニーズを取り入れ 必要に応じて五色湖ロッジを改修する 2 前年度の実績を踏まえ 必要に応じておためし移住体験のメニューをさらにリニューアルし 継続して実施する 3 五色湖ロッジの宿泊データを検証し 大館地域 比内地域にペットと泊まれる宿泊施設を整備する (4) 地方版総合戦略における位置付け当市のまち ひと しごと創生総合戦略においては 4つの基本目標にそれぞれ ひとづくり 暮らしづくり ものづくり 物語づくり の概念を設定し さらに 重点プロジェクトの中で 賑わいと交流を生む観光 物産の振興施策 恵まれた環境を活かしたA ターン 定住促進を定めており ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 は 物語づくり に大きく貢献する事業である また 総合戦略の基本目標として Aターン者数 ( 現状 5 人 H31 20 人 ) を定めており 本事業は まさにこの目標の達成に直接寄与するものである A ターン ( 秋田県への U ターン I ターン J ターンの総称 ) - 5 -

(5) 事業の実施状況に関する客観的な指標 ( 重要業績評価指標 (KPI)) 事業ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 KPI 年間延べ宿泊者数 Aターン者数 年月 申請時 - - H28.3 初年度 480 人 1 人 H29.3 2 年目 900 人 2 人 H30.3 3 年目 1,705 人 2 人 H31.3 4 年目 1,705 人 2 人 H32.3 (6) 事業費 ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 区分 ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 H31 計 事業費計 7,045 6,000 6,000 6,000 25,045 委託料 5,941 3,000 3,000 3,000 14,941 事務費 1,104 3,000 3,000 3,000 10,104 (7) 寄附の見込額 ペットと泊まれる宿泊施設整備事業 ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 H31 計 事業費計 7,045 6,000 6,000 6,000 25,045 寄附額計 4,000 4,000 4,000 4,000 16,000 区分造船会社 4,000 4,000 4,000 4,000 16,000 (8) 事業の評価の方法 ( PDCA サイクル ) ( 評価の手法 ) 事業の KPI であるペットと泊まれる宿泊施設への年間延べ宿泊者数 Aターン者数について 実績値を公表する また 当市の総合戦略推進懇談会 ( 産業界 ( 大館商工会議所会頭ほか ) 行政機関( 大館公共職業安定所所長ほか ) 教育機関( 秋田看護福祉大学看護福祉学部長ほか ) 金融( 秋田銀行大館支店長ほか ) 労働団体( 連合秋田 ) の産 学 官 金 労からの 12 名 ) により 事業の結果を検証し 改善点を踏まえて次年度の事業手法を改良することとする ( 評価の時期 内容 ) - 6 -

毎年度末 (3 月 ) の実績値を集計し 翌年度 (5 月 ) に外部有識者 ( 総合戦略推進懇 談会委員 ) による効果検証を行い 翌年度以降の取組方針を決定する予定 ( 公表の方法 ) 目標の達成状況については 検証後速やかに大館市議会 HP 広報誌等で公表する (9) 事業期間平成 28 年 9 月 ~ 平成 32 年 3 月 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置該当なし 5-3-2 支援措置よらない独自の取組ペットと泊まれる宿泊施設整備計画 ( 五色湖ロッジ及び五色湖緑地公園 ) 事業概要 : ペットにやさしいまちづくりを推進するため 五色湖ロッジをペット対応型床材に変更し 1 階に2 部屋を追加するための内装工事 屋根吹き替え ボイラー オイルタンク 足洗い場排水設備更新などのほか 支障木の伐採など景観改善を行うことで 主に首都圏等のペット愛好家をターゲットとした団体客を呼び込む 実施主体 : 大館市事業期間 : 平成 28 年度 ~ 6 計画期間地域再生計画認定の日から平成 32 年 3 月 31 日まで 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法事業の KPI であるペットと泊まれる宿泊施設への年間延べ宿泊者数 Aターン者数について 実績値を公表する また 当市の総合戦略推進懇談会 ( 産業界 ( 大館商工会議所会頭ほか ) 行政機関( 大館公共職業安定所所長ほか ) 教育機関( 秋田看護福祉大学看護福祉学部長ほか ) 金融( 秋田銀行大館支店長ほか ) 労働団体( 連合秋田 ) の産 学 官 金 労からの 12 名 ) により 事業の結果を検証し 改善点を踏まえて次年度の事業手法を改良することとする 7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容毎年度末 (3 月 ) の実績値を集計し 翌年度 (5 月 ) に外部有識者 ( 総合戦略推進懇談会委員 ) による効果検証を行い 翌年度以降の取組方針を決定する予定 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の手法 - 7 -

目標の達成状況については 検証後速やかに大館市議会 HP 広報誌等で公表する - 8 -