メタボローム受託解析選択フローチャート 興味ある化合物は? 一次代謝物 二次代謝物 化合物の極性は? 化合物の極性は? 高 ( 中 ) 極性 糖 アミノ酸有機酸など 低極性 脂肪酸など 中 ( 高 ) 極性 二次代謝物など 低極性 脂質類 求めるデータは? 弊所受託メニュー共通の特徴過不足のない最適な情報量 各種データベース検索により得られた検出ピークと既知化合物との照合を直感的にご理解いただける形でご提供いたします 一般的な受託サービスではデータベースヒットのないピーク情報は破棄されますが 弊所では余すことなく情報提供いたしますので 未知化合物の探索にも最適です 詳細な (MS/MS) データで解析を シンプルなデータで試料間比較など
メタボローム受託解析 特性比較 メニュースペック表 メニュー名 データ解析に使用する主なソフトウェア 特徴 考慮すべき点 PowerGet 中極性化合物 ( 芳香族配糖体 テルペノイド誘導体 アミノ酸誘導体など ) を対象に 化合物推定のための豊富な精密質量分析情報 (MS/MS 情報を含む ) の付与および多変量解析を行います 未知化合物であっても組成式予測が可能 複数のデータベースとの照合結果 MS/MS 情報 標品実測データとの照合結果を含む SIEVE 中極性化合物 ( 芳香族配糖体 テルペノイド誘導体 アミノ酸誘導体など ) を対象に 化合物推定のための精密質量分析情報の付与および試料間の差分検出 多変量解析を行います 未知化合物であっても組成式予測が可能 MS/MS 情報は考慮されない Lipid Search SIEVE 低極性化合物 ( 脂質 ) を対象に 化合物推定のための精密質量分析情報の付与および脂質候補のスコア付けを行います 未知化合物であっても構造推定が可能 ソフトウェア閲覧操作の詳細は開発企業である三井情報株式会社がサポート GC/MS 代謝成分 TMS 化データベース Analyzer Pro FragmentAlign 高極性成分 ( 糖 アミノ酸 有機酸など ) を対象に 428 種の代謝成分データベースとの照合による同定および全検出ピークを用いた多変量解析を行います 代謝成分データベースにヒットしない化合物ピークについては情報が少ない GC/MS 代謝成分 ME 化データベース Analyzer Pro FragmentAlign 低極性成分 ( 脂肪酸 ) を対象に 50 種の代謝成分データベースとの照合による同定および全検出ピークを用いた多変量解析を行います 代謝成分データベースにヒットしない化合物ピークについては情報が少ない 分析対象比較 メニュー名 分析対象化合物極性定性定量 既知化合物未知化合物高極性中極性低極性 DB 検索相対 絶対 ( 半定量 ) ** ** ** * ** * ** * 化合物の種類により検出される可能性あり ** 標品測定を別途行う必要あり 公益財団法人かずさ DNA 研究所バイオ産業技術支援センター
メタボローム受託解析 目的に応じた 3 種のメニュー 中 ( 高 ) 極性二次代謝物などの詳細 (MS/MS) なデータ解析未知化合物であっても組成式予測可能 中 ( 高 ) 極性二次代謝物などをシンプルなデータで多試料間比較未知化合物であっても組成式予測可能 脂質分子を網羅的に解析未知化合物であっても構造推定が可能 最高分解能 100,000 質量誤差 5ppm 以内を誇る分析装置 LTQ-Orbitrap-XL (Thermo Fisher Scientific 社製 ) による精密質量データをもとに 各解析を実施 分析試料 中極性化合物 ( 芳香族配糖体 テルペノイド誘導体 アミノ酸誘導体など ) 中極性化合物 ( 芳香族配糖体 テルペノイド誘導体 アミノ酸誘導体など ) 低極性化合物 ( 脂質 ) 解析ソフトウェア Power Get ( 弊所独自開発 ) SIEVE (Thermo Fisher Scientific 社製 ) SIEVE (Thermo Fisher Scientific 社製 ) Lipid Search ( 三井情報株式会社 (MKI) 製 ) 化合物推定のための情報 精密質量データ推定組成式リストデータベース検索結果 MSMS フラグメント情報弊所標品実測データとの照合結果 精密質量データ推定組成式リストデータベース検索結果 精密質量データ推定組成式リストデータベース検索結果脂質構造データベース検索結果 統計解析結果 主成分分析結果 t 検定結果 (2 群間の差分の集計結果 ) 主成分分析結果 t 検定結果 ( 各群と QC 群の差分の検出結果 ) SIEVE: 主成分分析結果 Lipid Search: 各群代表サンプルの脂質分子を網羅的に検索同定 価格 /1 試料 230,000~ 161,000~ 311,000~ 試料数が多くなると単価は下ります また 試料調製料別途かかります 各解析納期 : 分析開始から 1 ケ月
PowerGet ( 弊所独自開発 ) PowerGet では MSMS 情報を考慮した高精度なピークピッキングとアライメントを行い検出された全化合物ピーク情報と共に分子量 分子式 ( アノテーション ) DB 検索結果 MSMS 情報 弊所の代謝物標品測定データ (293 種 ) との照合結果など豊富な情報をExcelファイルにてご報告いたします 結果は組成式 化合物名から検索が可能です また 主成分分析結果や t 検定結果などの統計解析よりサンプル群に特徴的な成分を見出したり 注目サンプルの特徴づけを行うことが可能です これらは条件の変更可能なExcelファイルにてご報告いたします 化合物推定にお役立ていただけます SIEVE (Thermo Fisher Scientific 社製 ) SIEVE を用いて解析することにより低価格化を実現しました シンプルなデータで多数試料間の比較解析をされたい 1 試料のみの予備的な測定をされたい 場合にも適したメニューです サンプルと共にQC 試料を測定し 検出された全化合物ピークについて精密質量データから組成式演算 代謝物 DB 検索を行い 各サンプル群とQC 群との差分 ( 有意差 (p-value) ピーク面積値の変化率) を算出いたします 全化合物ピーク情報 差分検出結果及び主成分分析結果の何れも Excelファイルにてご報告いたします SIEVEを使い 解析結果を閲覧いただくことができます アカウント登録 ( 無料 ) 後 1ヶ月間は再解析も可能です Search ( 三井情報株式会社 (MKI) 製 ) Lipid Search は 生体内脂質を対象とした大量の質量分析データを一括同定 定量するハイスル プット質量同定システムです グループ特異的同定手法 ( スペクトルから脂質構造を推定し 脂質 DBを用いて最適脂質候補を推定 ) および網羅的手法 (により網羅的に抽出されたスペクトル群を脂質 DBの理論構造 理論開列パターンと照合し高精度同定アルゴリズムにより最適な脂質分子候補を推定 ) の2 手法を用いて網羅的に検索 同定します ( 注 : 同定には標品との照合が必要です ) 既知 未知脂質合わせて100 万種以上の推定が可能 未知の脂質についても構造の推定が可能 解析結果はソフトウエアと共に納品され 納品後 MKI 社のサポートを受けることができます (SIEVEによる解析データも付加されます) 脂肪酸 C4:0~C31:0 に着目の場合メニューをお勧めします 解析へ 公益財団法人かずさ DNA 研究所バイオ産業技術支援センター
メタボローム受託解析 高極性成分対象糖 アミノ酸 有機酸など 低極性成分対象 ( 脂肪酸 C4:0~C31:0 など ) 分析装置は GCMS-QP2010Ultra 10,000u/sec 以上の高速 Scan 測定と高感度測定を可能とし 高い定量性を有する 島津製ガスクロマトグラフ四重極型質量分析装置を使用 代謝成分データベースとの照合による同定および全検出ピークを用いた多変量解析 分析 Rawファイル Wordファイル報告書 解析結果はExcelファイルにてご報告いたします 対象試料高 ( 中 ) 極性 ( 糖 アミノ酸 有機酸など ) 低極性 ( 脂肪酸など ) 解析ソフトウェア ターゲット解析 ノンターゲット解析 代謝物 TMS 化データベース 428 種 (shimadzu 社製 ) Analyzer Pro (Spectral Works 社製 ) Fragment Align ( 弊所独自開発 ) 代謝物 ME 化データベース 50 種 (shimadzu 社製 ) 化合物推定のための情報 MS スペクトル照合 統計解析結果 多変量解析による主成分分析結果 価格 483,000 / 9 試料 720,000 / 18 試料 試料数が 9,18 以外の場合は別途お問い合わせください 各解析納期 : 分析開始から 1 ケ月 公益財団法人かずさ DNA 研究所バイオ産業技術支援センター
メタボローム受託解析 サンプル群間で共通の特徴を持つ成分を過不足なくグルーピング サンプル群間の代謝物量の変動を相関係数で表現 任意の閾値以上の代謝物間を結んでモジュール化 相関係数 金平糖アルゴリズム 統計学の指標 相関係数に加え 幾何学の理論を取り入れた独自の指標を導入 ネットワーク F値 モジュールへの寄与が 安定であるか 要素特異率 特異的なつながりであるか False Positive Out解析 生体現象を 忠実に可視化 ネットワークF値を下げる成分を モジュールから外す 偽陽性を低減した解析が可能に False Negative In解析 注目モジュールとのつながりが多く 他のモジュールとのつながりが少ない 要素を組み込む 偽陰性を低減した解析が可能に 準備するのは これひとつだけ 全検出ピーク サンプル群のピーク強度テーブルのみです 弊所の 受託解析データであれば そのままご利用頂けます お客様ご自身で取得したデータであっても問題なく使用できます 必要な機能は すべてこの中に 代謝物間の関係性を紐解く演算機能だけでなく その関係性を 視覚的に表現するネットワーク描画機能も搭載しています ConfeitoGUIplusさえあれば 学会 論文 報告書... あらゆる場面で効果的なプレゼンテーションが可能です 本ソフトウェアは 年間ライセンスでの販売となります ライセンス料 デモ版の頒布に関しましては 別途お問い合わせください 公益財団法人 かずさDNA研究所 バイオ産業技術支援センター