1No.30 017
1 脳神経内科 脳神経内科部長 北山 次郎 脳神経外科部長 吉岡 努 皆様へお知らせです 既にお気づきの方もおられる 高脂血症など生活習慣病を背景とした脳血管病変の 013年4月に脳血管内手術を当院に導入するために 代表的な手術として 脳動脈瘤の手術 動脈瘤コイル塞 かとは思いますが このたび016年10月より当院脳 評価や治療にあたる一方で 意識障害 けいれん 頭 赴任し 脳血管内手術の定着のために業務上の調整を 栓術 図1 頸動脈狭窄症の手術 頸動脈ステント留 血管 内科は脳 神経 内科へと 科の名称が変更とな 痛 めまい 手足のしびれ 脱力からもの忘れに至るま 行いながら 徐々に万全の体制を構築してまいりまし 置術 図2 があります これに加えて 脳血管内手術 でいろいろな脳神経関連の症状に関して 院内外から た 脳血管内手術症例数も年間に50症例を超えて 増 にしか行えない急性期脳梗塞の手術 血栓除去術 図 たくさんのコンサルトも受けています ただ 科名のイ 加傾向にあります 一昨年と昨年4月に 脳神経内科医 3 があります 破裂動脈瘤の治療法としては 開頭動 そもそも脳血管内科とは何ぞやといいますと 当院 メージからか 脳血管障害以外の神経疾患への対応が である脳神経血管内治療専門医が1人ずつ増員され 脈瘤クリッピングよりも治療成績が良好であることが では開設から0年 急性期の脳梗塞を中心として 数 あまり知られていなかったとの話も時に耳にします こ 徐々に体制も充実して脳神経血管内治療指導医1人 報告されました また 急に脳の太い動脈が詰まったと 多くの神経救急疾患の診療に当たってきた診療科で のため 受診の門戸を幅広く わかりやすくするために 脳神経血管内治療専門医人の3人体制となりました きの治療法として 血栓溶解療法 t-pa静注療法 より す 脳梗塞や脳出血など脳の血管病変に関連する疾患 科の名称を脳神経内科と変更しました これまで以上に 脳血管内治療が常に十分な体制下に も脳血管内治療による血栓除去術の方が有益である 行えるようになりました これを機に 昨年10月に脳血 と報告されました 現在 当院でも血栓溶解療法 t-pa 管内手術を行う科として となりまし 静注療法 脳血管内治療による血栓除去術の両方が た 常に施行可能です りました を脳血管障害 いわゆる脳卒中 といいまして 日本人 の死因の4位 寝たきりや認知症 身体障害の主要な原 スタッフは4名と従来通りの体制ですが 総合内科専 因となる大変な病気です 脳梗塞の治療は発症後の時 門医や脳卒中専門医 脳血管内治療専門医 神経専門 間との勝負 近年の血栓溶解薬や血管内治療の進歩に 医が揃い 充実した中身の濃いメンバーとなっていま より 意識障害や高度の麻痺を呈するような重症例で す お困りの症状があれば いつでもお気軽にご相談下 あっても 治療の条件が合えば 目の前で意識が回復 さい 図3 突然詰まった脳動脈を通す手術 血栓除去術 赤丸の血管が詰まって血が流れなくなっている部分を ステントリトリーバーという器具 右 を使って直接血栓を取り除きます 脳血管内手術は従来の手術法にすべて代わりとなる治療ではありません 当院では最善の治療結果を得るため に治療の選択において 脳神経外科及び脳神経内科と協議の上で治療方針を決定しています 急性期脳梗塞症例はもちろん 未破裂脳動脈瘤 頸動脈狭窄症の精査 治療方針についていつでもご相談いた だけますようお願いします これからも地域のみなさんの健康維持 疾患治療に全力で取り組みたいと思います よろしくお願いします 脳血管内手術の特徴は 血管の中から病変へアプ ローチするため身体への負担が少ないことです その し 言葉を喋り 手足が動き出すといった魔法の様な場 これからも 福岡赤十字病院脳神経内科をよろしく 面に遭遇します 当院では 尿もれ 腹圧性尿失禁 で お困りの女性患者さんを対象とした治験 を 実施しております お願いします さて 私たちは一般外来においては高血圧や糖尿病 腹圧性尿失禁とは 図1 くも膜下出血の原因となる動脈瘤を破裂しないようにする手術 脳動脈瘤塞栓術 咳やくしゃみをした時 重い物を持ち上げた時などお腹に 力がかかると尿がもれてしまう病気です 治験とは 開発中の くすり を 医薬品 として厚生労働省から承認 を受けるために行う試験のことです このような時に尿もれでお困りの方 図 脳梗塞の原因と なる細くなった 頸動脈を広げる手術 頸動脈ステント術 脳神経内科スタッフ 左から番目が北山部長 3 咳やくしゃみをした時 笑った時 体を動かしている時 治験参加にご興味のある方は お気軽にお問い合わせください 相談窓口 福岡赤十字病院 泌尿器科外来 09-51-111 代表 お問い合わせ時間 平日9 00 16 00 4
1 脳神経内科 脳神経内科部長 北山 次郎 脳神経外科部長 吉岡 努 皆様へお知らせです 既にお気づきの方もおられる 高脂血症など生活習慣病を背景とした脳血管病変の 013年4月に脳血管内手術を当院に導入するために 代表的な手術として 脳動脈瘤の手術 動脈瘤コイル塞 かとは思いますが このたび016年10月より当院脳 評価や治療にあたる一方で 意識障害 けいれん 頭 赴任し 脳血管内手術の定着のために業務上の調整を 栓術 図1 頸動脈狭窄症の手術 頸動脈ステント留 血管 内科は脳 神経 内科へと 科の名称が変更とな 痛 めまい 手足のしびれ 脱力からもの忘れに至るま 行いながら 徐々に万全の体制を構築してまいりまし 置術 図2 があります これに加えて 脳血管内手術 でいろいろな脳神経関連の症状に関して 院内外から た 脳血管内手術症例数も年間に50症例を超えて 増 にしか行えない急性期脳梗塞の手術 血栓除去術 図 たくさんのコンサルトも受けています ただ 科名のイ 加傾向にあります 一昨年と昨年4月に 脳神経内科医 3 があります 破裂動脈瘤の治療法としては 開頭動 そもそも脳血管内科とは何ぞやといいますと 当院 メージからか 脳血管障害以外の神経疾患への対応が である脳神経血管内治療専門医が1人ずつ増員され 脈瘤クリッピングよりも治療成績が良好であることが では開設から0年 急性期の脳梗塞を中心として 数 あまり知られていなかったとの話も時に耳にします こ 徐々に体制も充実して脳神経血管内治療指導医1人 報告されました また 急に脳の太い動脈が詰まったと 多くの神経救急疾患の診療に当たってきた診療科で のため 受診の門戸を幅広く わかりやすくするために 脳神経血管内治療専門医人の3人体制となりました きの治療法として 血栓溶解療法 t-pa静注療法 より す 脳梗塞や脳出血など脳の血管病変に関連する疾患 科の名称を脳神経内科と変更しました これまで以上に 脳血管内治療が常に十分な体制下に も脳血管内治療による血栓除去術の方が有益である 行えるようになりました これを機に 昨年10月に脳血 と報告されました 現在 当院でも血栓溶解療法 t-pa 管内手術を行う科として となりまし 静注療法 脳血管内治療による血栓除去術の両方が た 常に施行可能です りました を脳血管障害 いわゆる脳卒中 といいまして 日本人 の死因の4位 寝たきりや認知症 身体障害の主要な原 スタッフは4名と従来通りの体制ですが 総合内科専 因となる大変な病気です 脳梗塞の治療は発症後の時 門医や脳卒中専門医 脳血管内治療専門医 神経専門 間との勝負 近年の血栓溶解薬や血管内治療の進歩に 医が揃い 充実した中身の濃いメンバーとなっていま より 意識障害や高度の麻痺を呈するような重症例で す お困りの症状があれば いつでもお気軽にご相談下 あっても 治療の条件が合えば 目の前で意識が回復 さい 図3 突然詰まった脳動脈を通す手術 血栓除去術 赤丸の血管が詰まって血が流れなくなっている部分を ステントリトリーバーという器具 右 を使って直接血栓を取り除きます 脳血管内手術は従来の手術法にすべて代わりとなる治療ではありません 当院では最善の治療結果を得るため に治療の選択において 脳神経外科及び脳神経内科と協議の上で治療方針を決定しています 急性期脳梗塞症例はもちろん 未破裂脳動脈瘤 頸動脈狭窄症の精査 治療方針についていつでもご相談いた だけますようお願いします これからも地域のみなさんの健康維持 疾患治療に全力で取り組みたいと思います よろしくお願いします 脳血管内手術の特徴は 血管の中から病変へアプ ローチするため身体への負担が少ないことです その し 言葉を喋り 手足が動き出すといった魔法の様な場 これからも 福岡赤十字病院脳神経内科をよろしく 面に遭遇します 当院では 尿もれ 腹圧性尿失禁 で お困りの女性患者さんを対象とした治験 を 実施しております お願いします さて 私たちは一般外来においては高血圧や糖尿病 腹圧性尿失禁とは 図1 くも膜下出血の原因となる動脈瘤を破裂しないようにする手術 脳動脈瘤塞栓術 咳やくしゃみをした時 重い物を持ち上げた時などお腹に 力がかかると尿がもれてしまう病気です 治験とは 開発中の くすり を 医薬品 として厚生労働省から承認 を受けるために行う試験のことです このような時に尿もれでお困りの方 図 脳梗塞の原因と なる細くなった 頸動脈を広げる手術 頸動脈ステント術 脳神経内科スタッフ 左から番目が北山部長 3 咳やくしゃみをした時 笑った時 体を動かしている時 治験参加にご興味のある方は お気軽にお問い合わせください 相談窓口 福岡赤十字病院 泌尿器科外来 09-51-111 代表 お問い合わせ時間 平日9 00 16 00 4
1 脳神経内科 脳神経内科部長 北山 次郎 脳神経外科部長 吉岡 努 皆様へお知らせです 既にお気づきの方もおられる 高脂血症など生活習慣病を背景とした脳血管病変の 013年4月に脳血管内手術を当院に導入するために 代表的な手術として 脳動脈瘤の手術 動脈瘤コイル塞 かとは思いますが このたび016年10月より当院脳 評価や治療にあたる一方で 意識障害 けいれん 頭 赴任し 脳血管内手術の定着のために業務上の調整を 栓術 図1 頸動脈狭窄症の手術 頸動脈ステント留 血管 内科は脳 神経 内科へと 科の名称が変更とな 痛 めまい 手足のしびれ 脱力からもの忘れに至るま 行いながら 徐々に万全の体制を構築してまいりまし 置術 図2 があります これに加えて 脳血管内手術 でいろいろな脳神経関連の症状に関して 院内外から た 脳血管内手術症例数も年間に50症例を超えて 増 にしか行えない急性期脳梗塞の手術 血栓除去術 図 たくさんのコンサルトも受けています ただ 科名のイ 加傾向にあります 一昨年と昨年4月に 脳神経内科医 3 があります 破裂動脈瘤の治療法としては 開頭動 そもそも脳血管内科とは何ぞやといいますと 当院 メージからか 脳血管障害以外の神経疾患への対応が である脳神経血管内治療専門医が1人ずつ増員され 脈瘤クリッピングよりも治療成績が良好であることが では開設から0年 急性期の脳梗塞を中心として 数 あまり知られていなかったとの話も時に耳にします こ 徐々に体制も充実して脳神経血管内治療指導医1人 報告されました また 急に脳の太い動脈が詰まったと 多くの神経救急疾患の診療に当たってきた診療科で のため 受診の門戸を幅広く わかりやすくするために 脳神経血管内治療専門医人の3人体制となりました きの治療法として 血栓溶解療法 t-pa静注療法 より す 脳梗塞や脳出血など脳の血管病変に関連する疾患 科の名称を脳神経内科と変更しました これまで以上に 脳血管内治療が常に十分な体制下に も脳血管内治療による血栓除去術の方が有益である 行えるようになりました これを機に 昨年10月に脳血 と報告されました 現在 当院でも血栓溶解療法 t-pa 管内手術を行う科として となりまし 静注療法 脳血管内治療による血栓除去術の両方が た 常に施行可能です りました を脳血管障害 いわゆる脳卒中 といいまして 日本人 の死因の4位 寝たきりや認知症 身体障害の主要な原 スタッフは4名と従来通りの体制ですが 総合内科専 因となる大変な病気です 脳梗塞の治療は発症後の時 門医や脳卒中専門医 脳血管内治療専門医 神経専門 間との勝負 近年の血栓溶解薬や血管内治療の進歩に 医が揃い 充実した中身の濃いメンバーとなっていま より 意識障害や高度の麻痺を呈するような重症例で す お困りの症状があれば いつでもお気軽にご相談下 あっても 治療の条件が合えば 目の前で意識が回復 さい 図3 突然詰まった脳動脈を通す手術 血栓除去術 赤丸の血管が詰まって血が流れなくなっている部分を ステントリトリーバーという器具 右 を使って直接血栓を取り除きます 脳血管内手術は従来の手術法にすべて代わりとなる治療ではありません 当院では最善の治療結果を得るため に治療の選択において 脳神経外科及び脳神経内科と協議の上で治療方針を決定しています 急性期脳梗塞症例はもちろん 未破裂脳動脈瘤 頸動脈狭窄症の精査 治療方針についていつでもご相談いた だけますようお願いします これからも地域のみなさんの健康維持 疾患治療に全力で取り組みたいと思います よろしくお願いします 脳血管内手術の特徴は 血管の中から病変へアプ ローチするため身体への負担が少ないことです その し 言葉を喋り 手足が動き出すといった魔法の様な場 これからも 福岡赤十字病院脳神経内科をよろしく 面に遭遇します 当院では 尿もれ 腹圧性尿失禁 で お困りの女性患者さんを対象とした治験 を 実施しております お願いします さて 私たちは一般外来においては高血圧や糖尿病 腹圧性尿失禁とは 図1 くも膜下出血の原因となる動脈瘤を破裂しないようにする手術 脳動脈瘤塞栓術 咳やくしゃみをした時 重い物を持ち上げた時などお腹に 力がかかると尿がもれてしまう病気です 治験とは 開発中の くすり を 医薬品 として厚生労働省から承認 を受けるために行う試験のことです このような時に尿もれでお困りの方 図 脳梗塞の原因と なる細くなった 頸動脈を広げる手術 頸動脈ステント術 脳神経内科スタッフ 左から番目が北山部長 3 咳やくしゃみをした時 笑った時 体を動かしている時 治験参加にご興味のある方は お気軽にお問い合わせください 相談窓口 福岡赤十字病院 泌尿器科外来 09-51-111 代表 お問い合わせ時間 平日9 00 16 00 4