算数第 学年府中市立上下北小学校授業者野中真由美 単元名 あき見つけでたし算にチャレンジ ~ はやく かんたんに ただしくあらわそう たしざん ~ 本単元で育成する資質 能力 思考力 判断力 表現力 単元観 学習指導要領より目標 A2 加法及び減法の意味について理解し, それらを用いることができるようにする ア加法及び減法が用いられる場合について知ること 内容 位数と 位数との加法及びその逆の減法の計算の仕方を考え, それらの計算が確実にできること ウ簡単な場合について,2 位数などの加法及び減法の計算の仕方を考えること 本単元では, 位数と 位数の加法で繰り上がりのある場合のたし算について学習する たし算の加数を解したり, 被加数を解したりして, 被加数あるいは加数とで 0 のまとまり をつくることになる ただ単に 0 ずつ集めるというのではなく,0 の補数を見つけてそれに応じて つの数を 2 つの数に解して 0 のまとまり をつくっていく ここでは, 速く簡単にできるなど,0 にまとめるよさを感じとらせることが大切である 児童観 別紙参照 レディネステストの結果から 全問正答できた児童が 4 人中 人いた 学習内容の大体は定着していると言える の問題では,0 までの数の系列の理解に課題がある児童が 名いた 2 の問題では, 誤答が 名だったことから, 減っていく数を数えることに課題があると言える の問題では, 加法の計算問題だったが, 減法で計算していた児童が 名いた この児童は, 指を使い, 時間をかければ正答できる 他にも, 指を使って計算している児童が ~4 名おり,5 のまとまりの理解が不十と言える 文章を読んで演算決定をしたり題意を読み取ったりするのは苦手な児童が多い 加えて, 基礎 基本 学力定着状況調査の算数科において, 位数同士の加法で本校の平均通過率は, 平成 29 年度 90.9% 県比 -.9% であったことから, 本校の加法に関する基礎基本は大体定着していると言える 各種質問紙の結果から 大体の項目において肯定的な自己評価をする児童が多い ノートの記述や, 適用問題も個人差はあるが, 一生懸命取り組んでいる このことから, 学習に向かう姿勢が定着していると言える また, 全体の結果から自尊感情が高いことがかった 授業の導入で, 既習の問題と未習の問題を比較させ, 違いを見つけさせる中で, 問題の解き方の見通しを立てさせている 問題を解く時に既習事項を活用している児童がいる 算数科 7 の結果は, 肯定的な回答が多いが, 実態は十ではない 自の考えたことを根拠を基に説明することは, 課題がある また, まず つぎに さいごに など, 順序を表す言葉を必要に応じて使うことには, 課題がある このことから, 思考 判断したことを表現する力を育成する必要がある 算数科 8 の結果は, 肯定的な回答が多いが, 実態は十ではない ノートに解き方や考え方を絵や丸図などに表しているが, 説明をノートに書けている児童と書けていない児童との差が大きい 以上のことから次の 点に課題があると言える 計算の技能 2 題意を読み取る力 自の考えを表現する力 指導観 計算の技能 に対する手立て 計算プリント, フラッシュカード, 計算カードなど, 多様な方法で暗算での計算力を児童全員につける 計算カードを使って, 大きさくらべ や カードとり などのゲームを取り入れ, 意欲を高めながら繰り上がりのある加法の計算の習熟を図っていく 2 題意を読み取る力 に対する手立て 問題文をメージしたり, 問題文と絵などを照らし合わせたりすることを通して, 式は場面の様子を表現するものでもあることを理解させ, 順序よく立式できるようにする その際, 問題文から問いに下線を引く, 大切な数字を丸で囲むなど, キーワードを見つけさせ, それが立式のヒントとなることに気付かせる 問題作りでは, どんな場面でどんな事物をいくつといくつ合わせるのかという見通しを立たせる 問題作りでは, 順序良く問題を作るために, 文 問題作り 2 で問題が構成できることを意識づける 読み書き計算が苦手な児童には, 個別学習を継続して行う できるようになったことを取り上げて, 評価する そして, 自己肯定感を高めながら, 学力の定着を図る 自の考えを表現する力の育成 のための手立て 座席表の活用や意図的アナウンス, ヒントカードなど, 効果的な机間指導を行うことで自力解決を促す そして, テンポが良く軽重付いた授業展開により, 自力で思考 判断 表現する時間を確保する 考え方の説明についてモデルを示したり, 積極的に児童のノートを評価し紹介したりする リレーのように説明を担させながら話型に慣れさせたり, ペア学習を設定し, 自の言葉で表現する回数を増やしたりする 日頃から, 結論先行型で理由をつけて話をさせたり言葉と数 式 図をつなげて説明させたりする 本単元で育成する主な資質 能力の評価規準 評価基準 資質 能力 考えて決める力 思考力 判断力 かりやすく伝える力 表現力 評価規準 物事を比べたり, 仲間けをしたり, 関連付けたりして考えている 自の考えを理由を付けて表現している A 0 のまとまりに着目し, 加法の計算の仕方を考えている 繰り上がりのある加法を用いる場面をとらえ言葉, 数, 式, 図を用いて表現している 基準繰り上がりのある加法を用いる場面をとらえ, 数, 式, B 見通しをもとに考えている 図を用いて表現している C 考えることができない 表現することができない
パフォーマンス課題 単元の計画 本時 0/ 時学習内容 目標 問題 単元を貫く課題 パフォーマンス課題を提示し, 単元全体の課題を設定する 秋見つけの写真を見て, 答えが 0 より大きくなるたし算の問題をつくろう えをみて, たしざんのもんだいをつくりましょう 児童の思考 次時につながる振り返り 2+=5 や 4+5=9 は今まで学習した計算でできそう 9+4 や 8+7 はどのように計算したらいいのかな 過程 課題の設定 評価 関考技知 評価規準 評価方法 ア 2 被加数 > 加数の場合の繰り上がりのある加法の計算ができる はなさんはどんぐりを 9 こひろいました 2 かずまさんはどんぐりを 4 こひろいました あわせてなんこひろいましたか どちらかの数をけて 0 のまとまりを考えてみよう 後ろの数が大きい時はどうすればいいかな 情報の収集 4 被加数 < 加数の場合の繰り上がりのある加法の計算ができる +9 のけいさんのしかたをかんがえましょう 繰り上がりのあるたし算の仕方を理解する りょうたさんはまつぼっくりを 8 こひろいました 2 ことねさんはまつぼっくりを 7 こひろいました あわせてなんこひろいましたか 0 のまとまりをかんたんに作るには, 小さい方の数をけるといいかな 前の数と後ろの数が大きかったら, どちらの数をけて 0 のまとまりを作ればいいのかな どちらの数をけても簡単に 0 のまとまりが作れそう 繰り上がりのあるたし算の問題をもっとしたいな 整理 析 情報の収集 5 6 繰り上がりのあるたし算の仕方の理解を深める ことねさんのけいさんのしかたをかんがえましょう たし算カードの並び方や被加数 加数の変化の仕方から, 式を関連付けてみることができる たしざんのカードをならべて, みつけたことをはっぴょうしましょう どちらを 0 のまとまりにするか考えると, どんどん問題が解けそう 答えが 0 より大きくなるたし算がすらすら解けるようになりたいな きまりを見つけるぞ たし算カードを使って練習したいな 表現 整理 析 ウ 適用問題 7 8 たし算カードを使って, 繰り上がりのある加法の計算に習熟を図る たしざんのカードをつかって, れんしゅうしましょう すらすら言えるように頑張るぞ 答えが 0 より大きくなる問題を作ってみたいな まとめ ウ 発言 9 式を見て, 繰り上がりのある加法の問題をつくることができる 8+ のしきになるもんだいをつくりましょう 単位が同じでないとたし算にならない 秋見つけの問題も作れそう 実行 ウ 0 たしかめポントに取り組み, 学習内容についての理解を確かなものにする たしかめポントも頑張るぞ 次の単元も楽しみだな まとめ エ 適用問題 パフォーマンス課題 0 のまとまりをつくることに着目して, 問題を解決する 本時 今まで習ったことを使って問題を解くぞ 生活の中でも, 数が 0 より大きくなるか考えることができそう まとめ 振り返り 思考力 判断力 表現力 ルーブリック ノート
Ⅰ Ⅱ Ⅲ レディネステストの結果 7 月現在 4 人中 % 内容番号問題正答誤答無回答 にかずをかきましょう 9 7 0 にかずをかきましょう 2 79 2 0 けいさんをしましょう 5-2= 8-=7 9 7 0 0-6=4 4 86 4 0 5 79 2 0 2 質問紙からかる児童実態について 7 月現在 4 人中 % 種類 番 号 質問項目 とてもそう思う そう思う 肯定的評価 あまりそう思わない そう思わない 算数科 課題 解決 思 判 算数の勉強は好きです 86 7 9 7 0 7 算数の授業では, とき方や考え方を話し合うときに理由をあげて説明しています 86 7 9 7 0 8 算数の授業では, 自のとき方や考え方の説明をノートに書いています 85 5 00 0 0 なぜだろう? やってみたい! を考えています 9 7 00 0 0 2 たぶんこうではないか, こうすればできるのではないか と予想し, 見とおしをもち, かいけつに向けて取り組もうとしています 00 0 00 0 0 見とおしをもち, じゅんじょよく考えています 85 5 00 0 0 4 物事をくらべたり, 仲間わけをしたり, つなげたりして考えています 85 5 00 0 0 表 5 自の考えをすなおにかりやすくひょうげんしようとしています 9 7 00 0 0 指導の系統 第 学年第 2 学年第 学年第 4 学年第 5 学年第 6 学年中学校整数の意味と表し方整数などの表し方整数の表し方整数の表し方整数の性質数の計算正の数 負の数整数の加 減整数の加 減整数の加 減およその数整数と小数の記数法小数や数の四則計算の定着と活用文字を用いた式 数と計算 整数の乗法整数の乗法整数の除法小数の計算一元一次方程式 整数の除法整数の四則計算の定着と活用数の計算文字を用いた式の四則計算 小数小数の計算連立二元一次方程式 数数の計算平方根 式の展開と因数解 そろばんそろばん二次方程式
4 単元の目標 評価規準 単元の目標 ア算数への関心 意欲 態度 数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能エ数量や図形についての知識 理解 既習の計算の仕方や数の構成をもとに,0 のまとまりをつくるよさに気づき, 繰り上がりのある 位数と 位数の加法の計算をしようとする 繰り上がりのある 位数と 位数の加法で, 計算の仕方を考え表現することができる 繰り上がりのある 位数と 位数の加法の計算ができる 0 のまとまりに着目するという, 繰り上がりのある 位数と 位数の加法の計算の仕方を理解する 評価規準 ア算数への関心 意欲 態度繰り上がりのある加法の計算の仕方を考えたり, 活用したりしようとしている 数学的な考え方 位数の構成や 0 の補数に着目して, 計算の仕方を考え表現している ウ数量や図形についての技能 位数 + 位数 繰り上がりあり の計算ができる エ数量や図形についての知識 理解 位数 + 位数 繰り上がりあり の計算の仕方を理解している 5 本時の展開 本時の目標既習事項と関連付けて考えて, パフォーマンス課題を解き, 説明することができる 2 準備物ホワトボード 場面絵掲示用 問題掲示文 場面絵 黒板用 ノート用, ホワトボードセッ 本時の展開 段階 ト, ワークシート 文型 学習活動. 問題場面を知る 指導上の留意事項 支援が必要な児童に対する手だて 場面をメージしやすくするために, 事 象を 枚ずつ提示する 問題作りをしやすくするために, 絵を見 てものや数に着目させる 意欲を持って取り組ませるために, 場面 絵を提示し, 視覚的支援を行う 問題場面を把握させるために印 [ するこ とに下線, 大切な数に丸 ] を入れさせる 評価 評価方法 課題設定 7 主体的な学びを促すために, 児童に課題を設定させる 学習課題を見つけさせるために, 既習との違いに着目させる 2. 学習課題を設定する 明示的な指導で資質 能力を育成するた めにルーブリックを示す もんだいをつくり, けいさんのしかたをかんがえ, せつめいしよう
情報収集. 見通しを立てる 同じもの同士しかたせない 0 のまとまりを作って計算する 小さい方の数をけると簡単 問題は, 行 問題作り 2 にけて書く には, あわせると もらうと ぜんぶで などたし算の言葉を使う 式, 答えも書く 答えは 0 より大きくなる 順序良く問題を作るために, 文 問題作り2 にけて書くことを教室に掲示しておく 加法の意味を理解させるために, 同質のものでなければならないことをおさえる 繰り上がりのあるたし算の問題を速く計算させるために, 小さい方の数をけて 0 のまとまりを作って計算することをおさえる 題意を把握し, 問いに対応した答えを導かせるために, 答え方を考えさせる 4. 自力解決をする 次の展開を構築するために, 机間指導をしながら座席表に児童の思考を書き込み, 把握する 思考を促し, 問題を作りやすいように, ワークシート 文型 を用意しておく 思考を促し, 問題を作りやすいように, 人目を決める手助けをする 全体に発表するために, 発表者にはホワトボードに書かせる 繰り上がりのある加法の問題を作り, 立式し, 計算している ノート 整理 析 2
表現 5. 集団思考する 考えたことを順序よく説明できるか確か 上記の B 2 上記の A めるために, ペアトークで自の考えを 伝える場面を仕組む 深い学びを促すために, 意図的指名をす る 思考を深めるために, まつぼっくりとど んぐりの同質でないたし算の問題の誤答 を用意しておく 言葉と数や式をつなげて表現させるため に, 指示棒で指しながら説明させる 相手を意識して順序よく説明させるため に, 教室に話型を掲示しておく 繰り上がりのある加法の問題を作り, 立式し, 0 のまとまりに着目して計算の方法を説明している ルーブリック 6. まとめ 思考を統合 発展させる 深い学び を 実現させるための発問をする 発問 どうしたら答えが 0 より大きくなる数の組み合わせがみつかったのかな あと で 0 だから, より大きい数 を選んだ 主体的な学びを促すために, 児童の言葉 でまとめさせる つ決めたら, その数があといくつ まとめ 振り返り 0 で 0 になるか考え, それより大きい数のものを選んだ つきめる 2あといくつで 0 になるかかんがえる それよりおおきいかずのものをえらぶ 7. 適用問題 本時の内容が定着したか評価したり, 児他にも問題が作れる組み合わせを考え童の学びを確かなものにしたりするためましょう に, 適用問題を解かせる
8. 振り返り 学びの好循環を生むために, 振り返りの つ決めたら, その数があといくつで 0 になるか考え, それより大きい数のものを選ぶと, 問題作りが簡単にできることがかりました 単位が同じでないとたし算の問題は作れないことがわかりました 小さい方の数をけて 0 のまとまりを作って計算するとはやく計算できました 次は, たしかめポントで完璧にしたい 視点を提示する 6 板書計画 0/26 問題 たしざん 8+= おなじものどうし 自力 集団 かなたくんはどんぐりを 9 こひろいました 2 たいちくんはどんぐりを こひろいました あわせてなんこになりますか 式 9+=2 答え 2 個 まとめ つきめる 2あといくつで 0 になるかかんがえる それよりおおきいかずのものをえらぶ 課題 こたえが 0 よりおおきくなるもんだいをつくり, けいさんのしかたをかんがえ, せつめいしよう かなたくんはどんぐりを 9 こひろいました 2 たいちくんはどんぐりを こひろいました あわせてなんこになりますか 振り返り 見通し おなじものどうししかたせない 0 のまとまりをつくる ちいさいほうのかずをける 式 9+=2 2 答え 2 個 もんだいは, ぶんにわけてかく まえのかず 2 うしろのかず あわせると もらうと ぜんぶで などたしざんのことばをつかう しきこたえ 0 よりおおきいかず 0 を作るために, を と 2 にけました 9 と で 0,2 と 0 で 2 になりました 7 資質 能力に関するルーブリック 本時