小郡市災害時備蓄計画 目次 Ⅰ. 総則 1 1. 本計画の位置付け 2. 基本的な考え方 3. 行政備蓄の対象人口 Ⅱ. 備蓄品目 3 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅲ. 備蓄目標 4 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関

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目次 1 総則 1 (1) 本計画の位置づけ (2) 基本的な考え方 (3) 行政備蓄の対象人口 2 備蓄品目 5 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 3 備蓄目標 6 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 4 備蓄品計画 8 (1) 食料及び生活必需品 (2)

目次 1. はじめに 2. 基本的な考え (1) 家庭内備蓄 (2) 企業内備蓄 (3) 流通在庫備蓄 3. 行政備蓄の果たす役割 4. 行政備蓄の対象人口の想定 5. 行政備蓄品目および目標数 (1) 食料等 (2) 生活必需品等 (3) 資機材 6. 行政備蓄品の保管について 7. 資料編年次整

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(1)時間外勤務について

★★★備蓄計画★★★

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

- 目次 - 第 1 章総則 1 第 1 節計画策定の趣旨 1 第 2 節計画策定に当たっての考え方 1 第 3 節自助 共助 公助の基本的な役割 1 第 2 章自助 共助による備蓄 2 第 1 節県 2 第 2 節自主防災組織 4 第 3 節事業所 5 第 3 章公助による備蓄 調達 6 第 1

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

目次 1 はじめに P1 2 備蓄の基本方針 P1 3 自助 としての家庭内備蓄 P2 4 互助 としての地域内備蓄 P4 5 共助 としての事業所内備蓄 P5 6 公助 としての公的備蓄 P6 7 流通在庫備蓄 P8 8 共同備蓄物資 救援物資 P9 9 学校及び保育施設等の備蓄 P10 10 災

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職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

上川口小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 毛布 9 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 男女分離 多目的 施設概要 ブルーシート 99 枚 タオル 30 シャワー 校舎にありバスタオル 5 浴槽 プロパン カセットコンロ 懐中電灯 1 校舎にあり乾電池 (

会 津 美 里 町 災 害 時 備 蓄 計 画 目 次 Ⅰ. 総 則 1 1. 本 計 画 の 位 置 付 け 2. 基 本 的 な 考 え 方 3. 行 政 備 蓄 の 対 象 人 口 Ⅱ. 備 蓄 品 目 4 1. 食 料 飲 料 水 2. 生 活 必 需 品 3. 避 難 所 資 器 材 4.

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

備蓄品リストの一例 ( その 1) 区分 品目 災害対策本部用 帰宅困難者用 徒歩帰宅者用 毛布 ( 防災用毛布 ) 全社員の 80%~90% 用途 備考 宿泊 生活 非常用食料 飲料水 寝袋 本部要員用 キャンピングマット 全社員の 80% 簡易トイレ トイレットペーパー 必要量 非常持ち出し袋

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上六人部会館 保有施設 バリアフリー FAX 種別有無品目数量 トイレ男女共用 - 毛布 90 枚 入浴シャワー設備 ガス器具 テレビ ラジオ 水利 避難所環境整備 スロープ 防災無線 炊事場所 エレベーター AED インターネット設備 ブルーシート 100 枚 タオル 300 枚 バスタオル 50

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

⑴ 補助金交付申請書必要事項を記入 代表者印を押印 ( スタンプ印不可 ) してください 代表者印については 私印又は自治会長 ( 自主防災会長 ) 印を押印してください 自治会印及び自主防災会印の様に団体を表す印を使用されますと 補助金の支払いが出来ませんので御注意ください ⑵ 見積書の写し防災資

南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

大正小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 炊事場所 シャワー 浴槽 プロパン カセットコンロ 井戸 保健 医務室 通気 換気設備 自動販売機 駐車可能台数 ヘリ離発着 スロープ AED 男女分離 多目的 プール 施設概要

防災資機材等備蓄品一覧 ( 作手総合支所 ) 避難所 救護 油脂二次汚染防止洗浄剤 1l 1 個 作手総合支所 燃料 燃料缶 20l カ ソリン 混合用 2 個 作手総合支所 燃料 ポリタンク ( 燃料用 ) 18l 7 個 作手総合支所 燃料 ガスコンロ LPカ ス仕様 2 基 作手総合支所 寝具

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

避難所名大江中学校住所大江町波美 40 番地避難所 No, 313 電話番号 収容人数 250 所管部署教育総務課浸水想定深なし土砂災害危険区域該当なし耐震改修基準に対応備蓄倉庫飲食料備蓄ありカギ保管場所総務部危機管理室 避難所担当職員 職員室 支所 位置図 土砂災害警戒区域土砂が到

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

今治市地域防災計画とは 計画の目的 地域防災計画は 災害対策基本法第 42 条の規定に基づき 今治市防災会議が作成する計画であって 今治市に係わる災害に対して 市 県 防災関係機関が 市民の協力のもとに 災害対策を実施することにより 市民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的として定めています

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

防災 減災に向けた取組 ( 砂川市 )

Microsoft Word - 40_1_青森県災害備蓄指針(素案)0323.docx

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

基本事業評価シートA

1 東日本大震災での多くの被害が発生!! 平成 23 年 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 三陸沖を震源としたマグニ チュード 9.0 仙台市内での最大震度 6 強 宮城野区 という巨大な地震でした 東部沿岸地域では 推定 7.1m 仙台港 もの津波により 家屋の浸水やライフラ

国土技術政策総合研究所 研究資料

品川区地域防災計画 概要版(平成29年修正)

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西区05-CS5_小

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目次 1 はじめに 2 2 基本的な考え方について 3 3 備蓄及び調達イメージ 4 4 備蓄物資目標数量 5 5 備蓄品目 6 6 整備 ( 購入 ) 計画 7 7 備蓄物資の管理 9 8 市民による非常用持出品 10 9 事業所内備蓄について 救援物資について 備蓄倉庫の

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

Microsoft Word - 資料2 第二次報告の想定結果(概要)  最終(確定).doc

施行社会福祉施設等における非常災害対策計画の点検・見直しガイドラインページ入り.docx

新規文書1

H25 港南区区民意識調査

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

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協定の資料 1. 番号の付け方 災害応急対策時に, 各部及び各班で利用する資料が分かるよう, 下記の規定で番号を付ける 部班連番 基準 A1 1 A: 統括部 1. 本部班 2. 情報分析班 3. 情報記録班 4. 広報班 5. 財政班 6. 渉外班 E: 建設部 1. 建設総務班 2. 応急仮設住

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >


( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

Microsoft PowerPoint - 【参考配布】広域.pptx

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

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(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

計画の位置づけ 本計画の位置づけは 図 1 に示すとおりです 災害廃棄物対策指針 に基づき 島根県が策定する災害廃棄物処理計画との整合を図りつつ 災害廃棄物処理に関する本市の基本的な考え方と具体的な対応方策を示すものです 災害発生時には 被害状況等の情報収集を行ったうえで 本計画に基づき災害廃棄物の

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

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目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

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第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

防災業務計画 株式会社ローソン

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word - 目次

災害時の特定給食施設等のための

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

Q. 断層帯の発生確率をおしえてください A. 地震調査委員会が発表した 立川断層帯の長期評価について ( 平成 15 年 8 月 7 日 ) によりますと 下記のような発生確率がでています 今後 30 年以内の地震発生確率 : 0.5%~2%( 1, 2) 今後 50 年以内の地震発生確率 : 0

(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

基本方針

( 時差退社計画の作成 ) ⑸ 管理権原者は 従業員等の徒歩による帰宅経路を把握し グループ毎の時差退社計画を作成しておく 時差退社計画表 別表 2のとおり 2 震災時の活動計画 1 家族等との安否確認の実施に関すること ( 家族との安否確認 ) (1) 従業員は 震災時に家族等の安否を確認し に報

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

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Microsoft Word 提示_地域防災計画(概要版)ver21.doc

Ⅰ 地域防災計画とは 1 計画の目的 松前町地域防災計画 は 災害対策基本法に基づき 松前町の防災対策を定めたものです 今後 この計画に定めた内容を推進することによって 住民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的とします 2 計画の構成と内容 松前町地域防災計画 は 災害の種類を 風水害 (

の課題フェイズごとの食に関する問題 大規模な水害や地震が起きると ライフラインが寸断されたり家屋が倒壊 損傷したりして自宅で食事を摂ることができなくなります しばらくすると支援物資が運ばれてきますが 道路の寸断により時間がかかり食料が手に入りにくい状況も想定されます また 避難所や野外へ避難する人が

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

建築物等震災対策事業について

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【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

☆配布資料_熊本地震検証

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

大規模災害時における 難病患者の行動支援マニュアル

「自主防災組織育成補助事業」補助金交付申請の手続き

168 第 5 部支援物資の実態と企業の災害対応 図 1 備蓄 プッシュ型支援 プル型支援の関係 ( 内閣府 ) ( 内閣府政策統括官 ( 防災担当 ) の公表資料に基づいて著者作成 ) 図 2 備蓄 プッシュ型支援 プル型支援の関係 ( 自治体 ) ( 著者作成 ) 一方で 熊本地震における実際の

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日本気象協会からのお知らせ 2019 年 9 月 11 日一般財団法人日本気象協会 トクする! 防災 (R) が各地の防災イベントにて ローリングストック 実践の啓発活動を推進 ~ 乳幼児ママ プレママの備蓄 防災に関するアンケート調査ではローリングストックの実践は 2 割にとどまる ~ 9 月は防

避難所講演資料

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小郡市災害時備蓄計画 平成 24 年 12 月 小郡市

小郡市災害時備蓄計画 目次 Ⅰ. 総則 1 1. 本計画の位置付け 2. 基本的な考え方 3. 行政備蓄の対象人口 Ⅱ. 備蓄品目 3 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅲ. 備蓄目標 4 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅳ. 備蓄計画 6 1. 食料及び生活必需品 2. 避難所資機材 3. 水防に関する防災資機材 Ⅴ. 備蓄倉庫 7 1. 備蓄倉庫の機能 2. 備蓄倉庫の体制 資料 災害備蓄物資の現状 8

Ⅰ. 総則 1. 本計画の位置付け平成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分に発生した東日本大震災は 地震の規模がマグニチュード9.0と日本観測史上最大の地震災害になりました さらに 地震に伴う福島第一原子力発電所の事故は 甚大な被害を広大な範囲にもたらしました この震災による死者 行方不明者は約 19,000 人 建築物の全壊 半壊は39 万戸以上 ピーク時の避難者は40 万人以上にのぼり 各種ライフラインの寸断や高速道路 鉄道 港湾などの都市基盤施設にも大きな損害を与えました この東日本大震災の発生は 国や県 地方自治体だけでなく 警察 消防 自衛隊等の防災関係機関に大きな脅威を与え 住宅の耐震化整備 避難所 避難施設等の整備 食料 資機材の備蓄などを含む各種の防災対策の整備に大きな教訓を与えることとなりました この教訓により 全国の自治体では防災対策の基本となる地域防災計画の見直しが進められています 福岡県においても 平成 24 年度に地震 津波に関する防災アセスメント調査が実施され 福岡県地域防災計画 ( 地震 津波対策編 ) の見直しが行われました 本市においても 平成 16 年 3 月に災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) に基づく地域防災計画を策定してきたところですが 今回の福岡県防災アセスメント調査において想定震度の変更が行われてきたことから 新たに平成 24 年度に小郡市地域防災計画の見直しを進めているところです このような中 今回 災害対策基本法に基づく小郡市地域防災計画に包括的に記載された備蓄体制の整備計画に基づき その個別計画として 小郡市災害時備蓄計画 を策定するものです 2. 基本的な考え方本計画における災害時の備蓄体制の構築については 1 自助 ( 自らの力で行う ) 2 共助 ( 事業者や自主防災組織等が助け合う ) 3 公助 ( 公的機関が支援を行う ) の考え方により実施することとします また 備蓄体制については 市が行う行政備蓄をはじめとして 市民による平時からの家庭内備蓄の促進や 地域内備蓄 企業内備蓄 流通在庫備蓄等の考え方を踏まえ 市民 企業 行政が一体となって備蓄体制の整備を推進することを基本とします 上記の考え方に基づき 本計画においては 市が行う行政備蓄に関する計画について重点的に具体化するものであり 行政備蓄の整備に係る計画期間は 平成 24 年度から平成 28 年度までの5 年間とします 備蓄体制概要 家庭内備蓄とは 市民が自らの家庭内において 3 日分以上の食料や飲料水の備蓄を行うなど 日頃から 家庭内備蓄 災害時に必要な物資を蓄えておくことをいいます 災害時には被災地域における流通機能が停止した り 外部からの救援物資が届きにくい状態になることが想定されることから 各家庭における備蓄を 促進していく必要があります 地域内備蓄とは 地域の自治会 町内会や自主防災組織等が平常時の活動において 自主的に地域内 地域内備蓄 企業内備蓄 において食料や飲料水等の備蓄品を確保しておくことをいいます また 企業等は 災害時における 従業員との連絡方法を定め 3 日分以上の備蓄等を推進し 災害が発生した場合には 地域住民と協力 し 周辺地域における防災活動を協働で行うことが求められています 1

流通在庫備蓄とは 市内の食料品店などの事業所等と市があらかじめ協定等を締結し 災害時に必要 流通在庫備蓄 な物資 ( 食料や生活必需品等 ) を調達することをいいます この流通在庫備蓄を活用していくことに よって 市全体の備蓄体制の構築に努めるとともに 平時から事業所等との協定書を積極的に締結す ることによって 円滑な物資の調達体制を確保していくことが必要です 行政備蓄とは 市が平時から行う食料等の備蓄をいいます 大規模な災害時には 家屋の倒壊 焼失 行政備蓄 等により 多数の避難者 負傷者が発生することが予想されることから 行政備蓄として平時から食 料 生活必需品及び災害応急対策に必要な防災資機材等の備蓄を行うことが必要です 3. 行政備蓄の対象人口 平成 24 年福岡県防災アセスメント 結果に基づく本市の被害想定 ( 最大値 ) は 食料供給対象人口は47,949 人 給水対象世帯数は17,679 世帯と算定されていますが これらの対象者に対する食料及び生活必需品の備蓄については 市が行う行政備蓄に加え 家庭内備蓄 地域内備蓄 企業内備蓄 流通在庫備蓄等によって複合的かつ重層的に備蓄体制を整備していくこととします 平成 24 年福岡県防災アセスメントによる本市の被害想定 ( 最大値 ) 災害想定建物損壊数人的被害避難者数食料供給対象人口給水対象世帯 水縄断層中央下部における M7.2 の地震全壊 436 棟 + 半壊 246 棟 = 全半壊 682 棟死者 25 名 負傷者 767 名 910 人 47,949 人 17,679 世帯 備蓄体制別に目安とする食料供給対象人口及び給水対象世帯 地域内備蓄 家庭内備蓄 企業内備蓄 流通在庫備蓄 行政備蓄 合計 人口 33,000 人 2,000 人 8,000 人 5,000 人 48,000 人 世帯数 12,400 世帯 800 世帯 3,000 世帯 1,800 世帯 18,000 世帯 割合 ( 人口 ) 68.8% 4.2% 16.7% 10.4% 当面 市が行う行政備蓄については 福岡県防災アセスメントにおける食料供給対象人口の約 10% に 相当する人口 5,000 人 世帯数 1,800 世帯を目安として備蓄数量の算出を行うこととします また それ ぞれの年齢区分別に必要となる備蓄品については 下記の対象人口に基づき算出することとします 行政備蓄における年齢区分別の対象人口 年齢区分 対象人口 構成割合 摘要 対象者数 5,000 人 100.00% 飲料水 乾燥スープ 0 歳 39 人 0.78% 粉ミルク 紙おむつ ( 乳児用 ) 哺乳瓶 1~2 歳 83 人 1.66% アルファ米 ( 白かゆ ) 紙おむつ( 乳児用 ) 2

3~69 歳 4,057 人 81.14% アルファ米 ( 五目御飯 ) 70 歳以上 821 人 16.42% アルファ米 ( 梅かゆ ) 10~55 歳 ( 女性 ) 1,424 人 28.48% 生理用品 要介護認定 3 以上 56 人 1.11% 紙おむつ ( 高齢者用 ) 構成割合は 国勢調査 ( 平成 22 年 10 月 1 日現在 ) に基づき算定 Ⅱ. 備蓄品目 1. 食料食料については 日常生活の主食に近い米飯を中心とし 避難生活をするにあたって必要と思われる次の物資を備蓄することとします (1) 粉ミルク乳幼児用として アレルギー対応型の粉ミルクを備蓄します (2) アルファ米 ( 白かゆ ) 幼児用として白かゆを備蓄します また 食物アレルギーの方等への対応については アレルギー特定原材料を含まず摂取塩分が過多にならないよう 白かゆで対応することとします (3) アルファ米 ( 五目御飯 ) 成人用として 栄養面でも優れており 副食が不要である五目御飯を備蓄します (4) アルファ米 ( 梅かゆ ) 高齢者用として梅かゆを備蓄します 食物アレルギーの方等については 白かゆで対応することとします (5) 乾燥スープ塩分を補給するため お湯を入れるだけで調理ができる乾燥スープを備蓄します (6) 飲料水飲料用として ペットボトル型の飲料水を備蓄します 2. 生活必需品 生活必需品については 避難生活を行う際に必要と思われる次の物資を備蓄します 哺乳瓶 紙おむつ ( 乳幼児用 ) 介護おむつ ( 高齢者用 ) 生理用品 災害用食器等 3. 避難所資機材避難所資機材については 各避難所において避難所生活や災害時の応急対策活動等 避難所運営等に必要と思われる防災資機材及び生活資機材を備蓄します 救助資機材セット 脚立 ブルーシート ロープ ハンドメガホン 懐中電灯 発電機 ガソリン缶 防災用投光器 コードリール 防災用ヘルメット 車イス リヤカー 担架 ポリタンク 防災倉庫 大型救急箱 毛布 七夕ロール おり姫ティッシュ等 3

4. 水防に関する防災資機材水防に関する防災資機材については 風水害や集中豪雨が発生した際に必要と思われる次の資機材等を備蓄します 排水ポンプ 簡易型水中ポンプ 防災ボート 船検用品セット 土のう袋等 Ⅲ. 備蓄目標 1. 食料食料については5,000 人の食料供給対象人口に対し1 日 3 食分 (15,000 食 ) 以上を目標に 以下のとおり備蓄を行うこととします (1) 粉ミルク 対象 :0 歳 1 回当たりの調乳量を240ml( 粉換算 30g) とし 1 日 5 回 ( 粉換算 150g)2 日分を目安として1 人当たり 350gを備蓄 ( 粉ミルクについては保存期間が1.5 年であることから毎年度購入 ) 目標数量 39 人 350g=13,650g 保存期間 1.5 年 (2) アルファ米 ( 白かゆ ) 対象 :1~2 歳 1 人当たり3 食分を備蓄 注水後の内容量は1 食当たり100g 程度 目標数量 83 人 3 食分 =249 食 保存期間 5 年 (3) アルファ米 ( 五目御飯 ) 対象 :3~69 歳 1 人当たり3 食分を備蓄 注水後の内容量は1 食当たり100g 程度 目標数量 4,057 人 3 食分 =12,171 食 保存期間 5 年 (4) アルファ米 ( 梅かゆ ) 対象 :70 歳以上 1 人当たり3 食分を備蓄 注水後の内容量は1 食当たり100g 程度 目標数量 821 人 3 食分 =2,463 食 保存期間 5 年 (5) 乾燥スープ 対象 : 対象者全数 1 人当たり3 食分を備蓄 目標数量 5,000 人 3 食分 =15,000 食 保存期間 5 年 (6) 飲料水 対象 : 対象者全数 1 人当たり1 日 3リットルの1 日分を備蓄 目標数量 5,000 人 3リットル /1 日 =15,000リットル 保存期間 5 年 2. 生活必需品生活必需品については3 日分以上を目標に 以下のとおり備蓄を行うこととします (1) 哺乳瓶 対象 :0 歳 1 人当たり2 本 (240ml/ 本 ) を備蓄 目標数量 39 人 2 本 =78 本 4

(2) 紙おむつ ( 乳幼児用 ) 対象 :0~2 歳 1 人当たり1パック (Sサイズ78 枚 Mサイズ63 枚 Lサイズ54 枚 ) を備蓄 目標数量 122 人 1パック=122パック 1 人 1 日当たり8 枚を目安として約 7 日分に相当 (3) 介護おむつ ( 高齢者用 ) 対象 : 要介護認定 3 以上 1 人当たり1パック (Mサイズ20 枚 Lサイズ17 枚 ) を備蓄 目標数量 56 人 1パック=56パック 1 人 1 日当たり6 枚を目安として約 3 日分に相当 (4) 生理用品 対象 :10~55 歳 ( 女性 ) 1 人当たり1パック (30 枚 ) を目安として備蓄 目標数量 1,424 人 1パック=1,424パック 1 人 1 日当たり8 枚を目安として約 4 日分に相当 (5) 災害用食器セット 対象 : 対象者全数 対象者全数の食器セットを目安として備蓄 目標数量 1セット (100 人用 ) 50セット=5,000 人用 3. 避難所資機材 各避難所における資機材の備蓄については 災害時の指定避難所 22 カ所 福祉避難所 2 カ所及び災害対 策本部 1 カ所の合計 25 カ所において 以下のとおり備蓄を行うこととします 資機材名 仕様 目標数量 救助資機材セット 避難所 25 カ所 3 セット 75 セット 脚立 避難所 25 カ所 1 本 25 本 ブルーシート 3.6m 5.4m 避難所 25 カ所 5 枚 125 枚 ロープ 9Φ 200m 避難所 25 カ所 3 本 75 本 ハンドメガホン 23W 単二電池 6 個 避難所 25 カ所 3 個 75 個 懐中電灯 電池 4 個付 避難所 25 カ所 10 個 250 個 発電機 2.5kVA 避難所 25 カ所 1 台 25 台 防災資機材 ガソリン缶 20 リットル 避難所 25 カ所 3 個 75 個 防災用投光器 300W(5m コード ) 避難所 25 カ所 5 個 125 個 コードリール 30m( 防滴 ) 避難所 25 カ所 5 個 125 個 防災用ヘルメット 避難所 25 カ所 40 個 1,000 個 車イス 折りたたみ式 避難所 25 カ所 1 台 25 台 リヤカー アルミ組み立て式 避難所 25 カ所 1 台 25 台 担架 アルミ四つ折り 避難所 25 カ所 1 台 25 台 ポリタンク 20 リットル 避難所 25 カ所 5 個 125 個 防災倉庫 KP1520(3.11 坪 ) 避難所 25 カ所 1 基 25 基 大型救急箱 50 人用 避難所 25 カ所 1 個 25 個 毛布 避難者数 避難所 25 カ所 40 枚 1,000 枚 七夕ロール 6 ロール 8 個 避難所 25 カ所 1 箱 25 箱 おり姫ティッシュ 5 箱 10 個 避難所 25 カ所 1 箱 25 箱 5

4. 水防に関する防災資機材 風水害を想定した水防に関する防災資機材の備蓄については 水害時における浸水想定地域にある指 定避難所 3 カ所及び水防倉庫 3 カ所において 以下のとおり備蓄を行うこととします 資機材名 仕様 目標数量 排水ポンプ エンジン式 避難所 3 カ所 1 台 3 台 防災ボート ゴム製 6 人乗り 避難所 3 カ所 1 台 3 台 防災ボート FRP 製 水防倉庫 3 カ所 1 台 3 台 簡易水中ポンプ 電気式 水防倉庫 3 カ所 3 台 9 台 船検用品セット 法定備品セット ボート 6 台 1 セット 6 セット 土のう袋 100 枚 避難所 3 カ所 5 個 15 個 Ⅳ. 備蓄計画 1. 食料及び生活必需品食料及び生活必需品の備蓄は 平成 24 年度から5 年間で行っていくこととします 基本的には 各年度において保存期間を考慮しながら目標数量の5 分の1に相当する数量について年次的に備蓄を行っていくこととします ( 例えば 保存期間が5 年間の食料で5,000 人に対する3 食分の15,000 食を備蓄する場合は 毎年 3,000 食分ずつ備蓄を行います ただし 粉ミルク等保存期間が1.5 年間の食料は 毎年必要数量分を備蓄することとします ) また 保存期限が1 年を切った食料については 地域での避難訓練や自主防災組織の研修などで配布し 地域での活用に資することによって 防災意識の高揚を図ります 2. 避難所資機材 避難所 25 カ所における避難所資機材の備蓄は 平成 24 年度から毎年 5 カ所ずつ 5 年間で整備を行ってい くこととします 3. 水防に関する防災資機材 水防に関する防災資機材の備蓄は整備の緊急性が高いことから 平成 24 年度をもって単年度で整備を 行っていくこととします 6

Ⅴ. 備蓄倉庫 1. 備蓄倉庫の機能備蓄倉庫の機能には 分散備蓄倉庫と集中備蓄倉庫の2 通りがあります 分散備蓄倉庫とは 災害時 備蓄物資の供給対象者に対し すみやかに必要な物資が適宜配分できるよう 災害時の指定避難所を中心に分散して物資を配備する体制をいいます 集中備蓄倉庫とは 避難者の多い避難所へ物資の配分を図るため あらかじめ備蓄物資を集中して配備する体制をいいます また 集中備蓄倉庫は 救援物資等の一時保管場所としても活用できます 2. 備蓄倉庫の体制 (1) 食料及び生活必需品災害時に避難者の多い避難所への物資の配分を容易にするため 平時からの衛生管理の徹底を図るため また 保存期限切れの備蓄食料の入れ替えをスムーズに行うために 集中備蓄を行うこととします (2) 避難所資機材及び水防に関する防災資機材災害時にすみやかに資機材が活用される体制を構築するため 指定避難所を中心に独立型備蓄倉庫の整備を推進することによって 分散備蓄を行うこととします また 分散備蓄倉庫に配備する品目は 水防に関する防災資機材を除き 原則として統一的な品目とします 7

資料 災害備蓄物資の現状 水防資機材の保有状況調べ ( 平成 24 年 5 月現在 ) 力武 大板井 端間 市役所 団倉庫 合計 土のう袋 4,800 枚 4,400 枚 6,000 枚 2,100 枚 200 枚 17,100 枚 スコップ 38 本 35 本 30 本 5 本 8 本 116 本 かけや 15 本 10 本 12 本 3 本 40 本 ハンマー 11 本 10 本 6 本 25 本 ツルハシ 4 本 3 本 5 本 1 本 11 本 鋸 3 本 4 本 6 本 3 本 16 本 草刈鎌 5 本 15 本 3 本 23 本 ナタ 2 本 5 本 6 本 1 本 14 本 斧 2 本 2 本 1 本 3 本 バール 2 本 2 本 2 本 2 本 8 本 ペンチ 5 本 4 本 5 本 11 本 ロープ (100m) 6 本 6 本 6 本 1 本 2 本 21 本 木杭 279 本 50 本 40 本 369 本 鉄杭 35 本 35 本 針金 5 本 3 本 3 本 3 本 12 本 縄玉 10 個 3 個 13 個 一輪車 3 台 3 台 4 台 10 台 ビニールシート 19 枚 16 枚 11 枚 5 枚 51 枚 むしろ 420 枚 420 枚 照明灯 1 個 1 個 カラーコーン 60 個 60 個 カラーバー 60 本 60 本 自主防災資機材の保有状況調べ ( 平成 24 年 5 月現在 ) 資機材 保有数 保管場所 資機材 保有数 保管場所 資機材保管庫 5 個 市役所 バール 10 本 市役所 ハンドメガホン 10 個 市役所 のこぎり 10 本 市役所 懐中電灯 10 個 市役所 ボルトクリッパー 10 本 市役所 ヘルメット 100 個 市役所 トラロープ 10 本 市役所 腕章 100 枚 市役所 災害用救急箱 10 個 市役所 万能斧 10 本 市役所 剣先スコップ 3 本 市役所 8