中期経営計画(2015年度版)

Similar documents
第153期定時株主総会の説明資料

中期経営計画

2010年3月期決算説明会

2014年3月期決算説明会

2017年3月期 決算報告

2013年3月期 決算説明会

2019年3月期 第2四半期決算報告

決算説明会資料

決算説明会資料

2017年3期第2四半期決算報告および構造改革プラン

決算説明会資料

決算説明会資料

決算概要

決算概要

目次 212 年の実績 P3~5 213 年の見通し P6~9 事業別詳細 (212 年 4Q 年間実績 /213 年最新見通し ) 財務状況参考資料 P1~15 P16~18 P19~24 2

2017 中期経営計画総括 (2015 年度 2017 年度 )

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

キヤノン株式会社 2015 年 12 月期決算説明会 2016 年 1 月 27 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

2017年度 決算説明会資料

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E F94AD955C95B688C48251>

a

キヤノンマーケティングジャパングループ2016年決算説明資料

キヤノン株式会社 2017 年第 3 四半期決算説明会 2017 年 10 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の

2018年3月期 決算説明会

<4D F736F F F696E74202D208C888E5A90E096BE89EF C835B B E >

2018 Brother Industries, Ltd. All Rights Reserved 年度第 3 四半期連結業績概要 16Q3 増減 増減率 () は為替影響 除く増減率 売上収益 1,878 1, % (+6.4%) 事業セグメント利益 224

証券コード : 年 3 月期第 2 四半期決算 2018 年 10 月 30 日 ( 火 )

Microsoft PowerPoint - Exp Mid-T Mgmt Plan_ pptx

経営説明会「収益改善計画」説明資料

Nikon Information(個人投資家説明会資料)

<4D F736F F D AFA8C6F89638C7689E68DF492E882CC82A8926D82E782B92E646F63>

Microsoft PowerPoint - ★決算説明資料_0110

キヤノン株式会社 2018 年第 1 四半期決算説明会 2018 年 4 月 25 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで あり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変

2018年度第2四半期 決算概要

次 1. 社是 2. 第 9 次中期経営計画の振り返り 3. 三洋化成のありたい姿 4.New Sanyo for 227

1 目次 2018 年見通し 事業別詳細 ( /2018 年見通し ) 財務状況 参考資料 (2017 年年間 /2017 年 4Q) P2~7 P8~12 P13~19 P20~21 P22~31

目次 1. テクノプロ ホールディングスってどんな会社? 2. 技術人材サービスとは? 3. 経営ビジョンは? 4. 市場環境 成長性は? 5. 技術人材サービスが安定的に成長している理由 6. どんな仕事をしているの? 7. 業績は? 8. 今後の見通しは? 9. 計画達成の道すじは? 10. 重

第155期定時株主総会の説明資料

社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707

<4D F736F F F696E74202D A A F193B994AD955C28834B838A836F815B29817A837C E E >

本 のアジェンダ 1. 中期ビジョン (2013 年 3 期 ) の振り返り 2. 現状認識 3. 医療事業戦略の 向性 4. 重点施策 5. 数値指標 2

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

スライド 1

160512_第6次中期計画(表紙).pdf

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D F193B994AD955C8E9197BF817A E338C8E8AFA8C888E5A82CC8A E518D6C8E9197BF815E C7694B C5816A2E >

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

Microsoft PowerPoint 年3月期3Q決算説明資料 版.pptx


2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

141b遏ュ菫。0陦ィ邏・xls

Tri Chemical Laboratories Inc. 株式会社トリケミカル研究所 第 39 期 (2017 年 1 月期 ) 決算説明資料 東京証券取引所 JASDAQ 市場 証券コード : 年 3 月 Copyright 2017 Tri Chemical Laborat

PowerPoint プレゼンテーション

2018 年度 第 2 四半期決算説明会資料 2018 年 11 月 6 日 当資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは 発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣の判断による将来の業績に関する見通しであり 当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません 実際の業績は 経済動向

当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 中計の提出 ver0516

2017 年 2 期決算説明会 2017 年 4 26 株式会社システムインテグレータ ( 東証第 1 部 :3826 新聞株式欄 :SI) Copyright System Integrator Corp. All rights reserved.

<4D F736F F F696E74202D A4A8EA A F AFA96968C888E5A90E096BE89EF C835B83938E9197BF5F5A5A35>

2017年12月期 第3四半期 決算説明会資料

カプコン (9697) 平成 25 年 3 月期 決算短信 ( セグメント情報等 ) ( セグメント情報 ) 1. 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは 当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり 取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価す

キヤノン株式会社 2019 年第 2 四半期決算説明会 2019 年 7 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

2017年度 決算概要

様式第一六(第12条関係)

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

2018年度連結決算概要

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

スライド 1

スライド 1

cover_a

キヤノン株式会社 2019 年経営方針説明会 2019 年 3 月 1 日 代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化により 実

<4D F736F F F696E74202D C888E5A90E096BE8E9197BF A B88F38DFC816A>

スライド 1

<4D F736F F D F4390B3817A4D42418C6F896390ED97AA8D758B60985E814091E63289F AE8E9197BF E646F63>

平成 30 年度税制改正内国法人の外国関係会社に係る所得の課税の特例 (CFC 税制 ) における租税特別措置法施行令第 39 条の 15 第 1 項第 5 号ニに規定する計画書 (PMI 計画書 ) の具体例について 平成 30 年 8 月経済産業省投資促進課 平成 30 年 3 月 31 日に公

中期経営計画ACE-2020

経営理念

本日の内容 I. 新経営体制 1 年間の振り返り II. 映像事業の再建 III. 中期ビジョン達成に向けて (2014 年 3 月期 ~2017 年 3 月期 ) 2

目次 Review グループ経営方針 グループ経営方針 2016 の目指す方向性... 4 経営目標 新たなポートフォリオマネジメントの導入... 8 プロジェクト遂行体制の強化 グループ共通機能の強化 事業領域の目指す方向性... 13

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

2018年度第1四半期 決算説明資料

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

Nikon Information(Optos Plcの買収手続き開始の合意について)

キヤノン株式会社 2019 年第 1 四半期決算説明会 2019 年 4 月 24 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

スライド 1

プレゼン

( 本資料は ロンドンにて 2017 年 2 月 24 日付で発表された資料の日本語参考訳 ( 抜粋 ) で すべてにおいて英語版が優先します ) 2017 年 2 月 24 日 スタンダードチャータード PLC 2016 年度業績ハイライト ハイライトスタンダードチャータード PLC ( 以下 当

ロードショー資料

キヤノン株式会社 2018 年第 2 四半期決算説明会 2018 年 7 月 26 日 代表取締役副社長 CFO 田中稔三 本資料で記述されている業績見通し並びに将来予測は 現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり 潜在的なリスクや不確実性が含まれています そのため 様々な要因の変化

第 1 四半期の売上収益は 1,677 億円となり 前年からプラス 6.5% 102 億円の増収となりました 売上収益における為替の影響は 前年 で約マイナス 9 億円でしたので ほぼ影響はありませんでした 事業セグメント利益は 175 億円となり 前年から 26 億円の減益となりました 在庫未実現

目次 平成 25 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 平成 25 年 3 月期の課題と取組み 5 3 経営成績 6 4 業績推移 7 5 売上高四半期推移 8 6 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 10 8 業種別売上比率 (

決算短信

Microsoft PowerPoint - 3rdQuarterPresentations2013_J03.ppt

+福島裕子.indd

2017年度 第2四半期 決算概要

日産自動車株式会社 日産リバイバル プラン進捗報告 2000 年度上期 2000 年 10 月 30 日

Transcription:

株式会社ニコン 中期経営計画 (2015 年度版 ) 2015 年 5 14 株式会社ニコン 本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は 現在における 可能な情報に基づき当社が判断した内容であり 潜在的リスク及び不確実性が含まれます 従いまして 様々な要因の変化によって 実際の業績は記述されている内容と きく乖離する結果となる可能性があることをご承知おきください

Agenda 1. 2014 年度の振り返り 2. 2015 年中期経営計画 基本 針 経営数値 標 事業戦略 3. 財務戦略 1

2014 年度の振り返り 2014 年 6 中期経営計画を策定 会社全体の振り返り 次の 100 年に向けて成 する企業に まれ変わるべく 事業ポートフォリオを変 する事を し 既存事業の強化 と 成 事業の育成 を 針としてスタート 既存事業 成 事業 映像事業 半導体装置事業 FPD 装置事業 メディカル事業 マイクロスコープ ソリューション事業 産業機器事業 2

2014 年度の振り返り 会社全体の振り返り 2014 年度の進捗 既存事業の強化 映像事業は想定以上に DSC 市場縮 が進み損益 標は未達成 半導体装置事業はコスト削減を進めたが販売台数が 標に届かず 字化未達成 FPD 装置事業は強い競争 を維持し 収益を確保 成 事業の育成 メディカル事業は Optos 社の買収に着 事業展開の 掛かりを構築 マイクロスコープ ソリューション事業は 幹細胞事業 ち上げに向け細胞受託 産への参 を決定 産業機器事業では アウトソースによるソリューションソフトの開発に着 インストルメンツ事業合計の売上 は対前年 11% 成 字化を達成 3

2014 年度の振り返り ( 億円 ) 経営数値 標の振り返り 15 年 3 期計画実績 業績 標 売上 営業利益 9,400 630 8,577 434 半導体装置 映像事業の売上減少により損益計画未達成 精機事業 2,100 190 1,707 83 約 1,500 億円のネットキャッシュを保有 (2015 年 3 期末 ) 売上 ------- 営業利益 映像事業インスト事業 6,300 660 700 10 5,860 566 723 11 健全な財務体質を維持 その他事業 300 50 286 67 4

1. 2014 年度の振り返り 2. 2015 年中期経営計画 基本 針 経営数値 標 事業戦略 3. 財務戦略 5

2015 年度中期経営計画の基本 針 6 事業のポートフォリオで成 する企業体へ 2015 年度中期経営計画は3 年間固定する以下の基本 針に変更なし FPD 装置事業と映像事業の安定収益確保 半導体装置事業の 字化により既存事業の更なる効率化を推進 マイクロスコープ ソリューション事業 産業機器事業 メディカル事業を成 事業として 6 事業のポートフォリオを再構築し 持続的に成 する企業体に まれ変わる 6

2015 年度中期経営計画の基本 針 6 事業のポートフォリオで成 する企業体へ 2014 年度実績および現在の事業環境と 計画当初の想定との間に乖離が じている状況を踏まえ 2015 年度中期経営計画における 今後 3 年間の事業環境前提と収益計画を 直し 経営数値 標を下 修正する 直しの概要 既存事業 映像事業の市場縮 による市場規模 通しの 直し 半導体装置事業は ArF 液浸露光装置のシェア拡 に時間がかかる前提 為替前提の 直し 成 事業 メディカル事業における計画年度内の成 シナリオの 直し 7

2015 年度中期経営計画の基本 針 6 事業のポートフォリオで成 する企業体へ 2015 16 年度は 既存事業の更なる効率化による安定的収益確保と 成 事業への投資を う時期と位置づけ 2017 年度にかけて再成 を 指す 既存事業の安定的収益確保 コスト改善による更なる効率化 2017 年度以降の成 軌道回復に向けての投資 成 事業へ投資 成 戦略のための投資を継続 8

Transform のための 4 つのプログラム に変更なし M&A プログラム M&A 資 2,000 億円 300 億円規模の CVC ち上げ R&D プログラム 研究開発費 2,200 億円 内 500 億円メディカル 新事業領域に投下 事プログラム 部 を越えた 員の流動化 エキスパートのキャリア採 コスト削減プログラム 設計 製造過程コストダウン 事業ポートフォリオ再構築 産体制の抜本的 直し 9

1. 2014 年度の振り返り 2. 2015 年中期経営計画 基本 針 経営数値 標 事業戦略 3. 財務戦略 10

経営数値 標 ( 億円 ) 15 年 3 期 16 年 3 期 17 年 3 期 18 年 3 期 売上 8,577 8,600 8,900 9,900 営業利益 434 300 380 650 業績 標 ( のれん償却前 ) (441) (330) (440) (800) 営業利益率 5.1% 3.5% 4.3% 6.6% ( のれん償却前 ) (5.1%) (3.9%) (5.0%) (8.1%) 為替前提 ( 円 ) USD 109.8 115 115 115 EUR 138.7 130 130 130 11

経営数値 標 ( 事業別 ) ( 億円 ) 15 年 3 期 16 年 3 期 17 年 3 期 18 年 3 期 全社 8,577 8,600 8,900 9,900 精機事業 1,707 2,100 2,000 2,100 映像事業 5,860 5,250 5,300 5,700 売上 インスト事業 723 800 1,000 1,200 メディカル & 新事業 0 150 240 500 その他 286 300 360 400 営業利益 全社 434 300 380 650 精機事業 83 200 185 270 映像事業 566 380 420 550 インスト事業 11 20 60 100 メディカル & 新事業 0-60 -60-90 その他 67 40 45 80 12

2015 年度中期経営計画の基本 針 億円 18000 6 事業のポートフォリオで成 する企業体へ 16000 14000 12000 成 事業への投資 MS 産業機器 メディカル 10000 8000 6000 4000 2000 2015-2016 年は仕込みの時期 2017 年度以降の再成 指す 既存事業は安定的収益確保半導体 FPD 映像 0 15 年 3 期 16 年 3 期 17 年 3 期 18 年 3 期 精機事業 映像事業 インスト事業 メディカル & 新事業 その他 13

1. 2014 年度の振り返り 2. 2015 年中期経営計画 基本 針 経営数値 標 事業戦略 3. 財務戦略 14

既存事業の戦略 半導体装置事業 露光装置の顧客プロセスへの対応と安定稼働の推進 S630D の拡販に注 ArF 液浸露光装置のシェア拡 更なる効率化を進め 損益分岐点売上 を 1200 億円として 2017 年度の 字化を 指す FPD 装置事業 トップシェア及び 収益体質を維持し続ける 中 型 型機とも 精細次世代製品を開発 投 15

既存事業の戦略 映像事業 レンズ交換式カメラの強化 眼レフカメラの中 級機種と交換レンズの強化による更なる MIX 改善 付加価値化で収益 を強化 ノンレフレックスカメラの新型商品の投 による市場の再活性化 レンズ交換式カメラ市場の前提 2014 年は想定以上の縮 欧州 中国市場回復の遅れ 2015 年後半に底打ち 2016 年は横這い 2017 年に再成 販売体制 直し 新興国の開拓 深耕継続 コストダウン 産体制 直しによる更なる効率化継続 16

既存事業の戦略 映像事業 ネットとの親和性 将来のカメラ キャプチャデバイスのあり スマートデバイスの台頭で 写真の撮り 楽しみ に きな変化 1 に 18 億枚の写真がネットで共有される時代 (*1) 映像は極めて重要なコミュニケーションツール 映像の世界には未曽有の opportunity ネットとの親和性追求 スマートデバイスとの共存により 新たなキャプチャデバイスやアプリケーションの提案を実現し 事業を再成 軌道にのせる (*1) 出典 : KPCB estimates based on publicly disclosed company data, 2014 YTD data per latest as of 5/14. 17

マイクロスコープ ソリューション事業 細胞受託 産事業参 幹細胞事業 ち上げ加速 顕微鏡でリーディングポジションを確保 産業機器事業 成 ドライバー事業の戦略 X 線検査装置 接触三次元測定機を軸に M&A アライアンスを活 し事業規模と領域を拡 装置販売に加え アプリケーションソフト強化によるソリューション提案型ビジネスへ変 18

成 ドライバー事業の戦略 メディカル事業 体外診断事業の育成に重点 バイオマイクロアレイ POCT 眼科機器を早期に事業育成 M&A 計画 CVC 活 を継続 計画期間内の販売計画は 幅に 直すが 成 ドライバー事業として最優先で育成する 針は変更しない 19

メディカル事業の全体像と進捗 20

メディカル事業の全体像と進捗 体外診断 :POCT バイオマイクロアレイ LSI メディエンス POCT 事業 ち上げ バイオマイクロアレイビジネス 国事業 ち上げ 眼科機器 : 低侵襲病理診断 Optos 社完全 会社化の買収に着 (2015 年 5 予定 ) 内科 眼科 再 医療 ( 網膜再 等 ) 診断から治療迄 貫した事業基盤構築 体外診断 眼科機器 幹細胞事業 幹細胞事業 ヘリオスへ出資 (2013 年 8 ) ips 細胞利 加齢 斑変性等再 医療 援 Lonza 社と戦略的業務提携契約 (2015 年 5 ) 細胞受託 産事業に参 幹細胞事業 ち上げ 21

1. 2014 年度の振り返り 2. 2015 年中期経営計画 基本 針 経営数値 標 事業戦略 3. 財務戦略 22

財務戦略 成 戦略 と 財務基盤 を両 するための財務戦略 財務の健全性を維持しつつ 中 期的な成 戦略への投資を継続 資 源泉 営業キャッシュフローの創出と最適な資 調達により確保 成 投資 3 年間で 5,600 億円 研究開発費 2,200 億円 500 億円をメディカル 新事業領域に投下 設備投資 1,100 億円 持続的成 の源泉となる設備投資の実施 (M&Aプログラム) M&A 資 2,000 億円 メディカル インストルメンツ事業でのM&Aの実施 CVC 資 300 億円 (2014 年度に 部実施済 ) メディカル事業拡 に向けたCVCの 上げ 23

財務戦略 成 戦略 と 財務基盤 を両 するための財務戦略 資本政策 資本 率 50% 台を維持 健全な 資本の 準を維持 資産や運転資本を圧縮して資本効率を向上 株主還元 総還元性向 30% 以上 期 安定的な株主還元を基本 針 将来の事業展開に備えて内部留保を確保しつつ業績と連動した株主配当を実施 * 当社は 2017 年 3 期の有価証券報告書より 国際会計基準 (IFRS) を適 する予定です なお当中期計画における財務数値につきましては 従来の 本基準に準拠しております 24

6 事業のポートフォリオで成 する企業体へ