別表五(一) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書

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余金の額の減少に伴うものを除きます 以下同じです ) 若しくは利益の配当又はいわゆる中間配当 ( 資本剰余金 の額の減少に伴うものを除きます 以下同じです ) を した場合には その積立金の取崩額を 減 2 に記載するとともに 繰越損益金 26 の 増 3 の金額に含まれることになります なお この

とともに 繰越損益金 26 の 増 3 の金額に含まれることになります なお この場合に会社法第 445 条第 4 項の規定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載します ⑸ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しない合併により完全支配関

繰越損益金 26 欄記載要領注意事項 定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準記載した金額を 当期の備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載増減 の 増 3 に 印します を付して記載します ( そ ⑷ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しの積立額は 翌期においない合併によ

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

欄記載要領注意事項 役員給与の損金不算入額 8 加算 の 10 1 と 留保 2 に記載します ロ納税充当金で消却した場合この明細書には記載しないで 別表五 ( 一 ) において 前期から繰り越された 仮払税金 の 減 2 にその消却した金額を 印を付して記載するとともに 納税充当金 27 の 減

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第一法基通改正7

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「平成20年版 法人税申告書の記載の手引」一括版

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別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 1 この明細書の用途この明細書は 法人が当期中に支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について課された所得税の額について 法第 68 条第 1 項 (( 所得税額の控除 ))( 復興財源確保法第 33 条第 2 項 (( 復興特別所得税

<4D F736F F D E C90C5905C8D908F9182CC8B4C8DDA82CC8EE888F882AB B95B6816A2E646F63>


に相当する金額を反映して分割対価が低くなっているはずですが 分割法人において移転する資産及び負債の譲渡損益は計上されませんので 分割法人において この退職給付債務に相当する金額を損金の額とする余地はないこととなります (2) 分割承継法人適格分割によって退職給付債務を移転する場合には 分割法人の負債

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

9 試験研究費の額に係る法人税額の特別控除額 2 10 還付法人税額等の控除額 3 11 退職年金等積立金に係る法人税額 4 12 課税標準となる法人税額又は個別帰属法人税額及びその法人税割額 の5の欄 ) リース特別控除取戻税額( 別表 1(2) の5の欄又は別表 1(3)

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第20号様式記載要領

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

目 次 1 記載の順序 1 2 各表の記載の仕方 2 別表一 ( 一 ) 普通法人 ( 特定の医療法人を除く ) 及び人格のない社団等の分 の申告書 2 別表二同族会社の判定に関する明細書 6 別表三 ( 一 ) 同族会社の留保金額に対する税額の計算等に関する明細書 7 別表四所得の金額の計算に関す

11 市町村民税の申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中問 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1) 又は (2) に係る修正申告の場合は 修正中間 又は 修正

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準用する政令第 6 条の 25 第 1 号に定める金額 11 市町村民税の 申告書 空欄は 次のように記載します (1) 法人税の中間申告書に係る申告の場合は 中間 (2) 法人税の確定申告書 ( 退職年金等積立金に係るものを除きます ) 又は連結確定申告書に係る申告の場合は 確定 (3) (1)

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第 20 号様式記載の手引 この申告書の用途等 () この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法以外の法が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 事務所又は事業所 ( 以下 事務所等 といいます ) 所在地の

第 20 号様式の記載について 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 堺市長に 1 通 ( 提出用及び入力用 ) を提

利益積立金額第 10 章税法上の資本の部 第 2 節利益積立金額 利益積立金額とは 法人の所得の金額のうち留保されているものをいう ( 法 21 十八 ) この利益積立金額は 法人の所得として課税済みの金額であり それが株主等に配当等された場合には二重課税の調整を要し また 特定同族会社の留保金課税

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実務特集1. 寄附修正 Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 2010 年 11 月号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 寄附修正 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステ

【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違

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第 6 号様式記載の手引 H この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間

欄記載のしかた留意事項 6 代表者自署押印 及び 経理責任者自署押印 この申告書の作成時における法人の業務を主宰している者及び経理の責任者 ( 外国法人にあっては この法律の施行地にある資産若しくは事業の管理又は経営の責任者及び経理の責任者 ) が自署し 押印します 2 以上の都道府県に事務所等を有

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H27記載の手引(溶込版)

確定 ( 中間 ) 申告書 ( 第 20 号様式 ) 記載の手引 1 この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します 2 この申告書は 市内の主たる事務所又は事業所 ( 以下 事務所

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第 20 号様式記載の手引 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します (2) この申告書は 事務所又は事業所 ( 以下 事務所等 といいます )

欄記載のしかた留意事項 7 この申告の基礎 法人税に係る修正申告 更正 決定又は再更正を基礎にして修正申告をする場合は 法人税に係る修正申告書を提出し 又は更正 決定若しくは再更正を受けた年月日 ( 当該法人が連結子法人である場合又は連結子法人であった場合には 当該法人との間に連結完全支配関係がある

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作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

欄 記載のしかた 留意事項 9 期末現在の資本金の額又は出資金の額 ( 解散日現在の資本金の額又は出資金の額 ) 期末 ( 中間申告の場合にあっては その計算期間の末日 ) 現在又は解散日現在における資本金の額又は出資金の額を記載します 資本金の額又は出資金の額は 法人税の明細書 ( 別表 5(1)

(3) (1) 又は (2) に係る修正申告の場合は 修正中間 又は 修正確定 10 法人税法の規定によ 次に掲げる法人税の申告書を提出する法人の区分ごとに それ (1) 連結法人又は連結法 って計算した法人税額 ぞれに定める法人税の申告書の欄の金額を記載します 人であった法人は 記 1 (1) 別

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第 6 号様式記載の手引 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中間申告は その税額が予定

目 次 セットアップ前に 1 税制改正の概要 2 プログラムの変更内容 3 改正別表 7 別表一 ( 一 ) 平成 26 年 10 月 1 日以後開始事業年度分 9 別表一 ( 二 ) 平成 26 年 10 月 1 日以後開始事業年度分 21

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

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1 納税義務者法人は 基準法人税額につき 復興特別法人税を納める義務があります ( 復興財源確保法 42) なお 人格のない社団等及び法人課税信託の受託者である個人についても 復興特別法人税を納めることとなる法人とみなすこととされています ( 復興財源確保法 411) ( 注 ) 法人税の納税義務の

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( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

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法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により 100% グループ内での支出法人では寄附金全額を損金不算入とし 受領法人

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[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

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第 6 号様式記載の手引 1 この申告書の用途等 (1) この申告書は 仮決算に基づく中間申告 ( 連結法人以外の法人が行う中間申告に限ります ) 確定した決算に基づく確定申告及びこれらに係る修正申告をする場合に使用します なお 事業税及び地方法人特別税に係る仮決算に基づく中 間申告は その税額が予

法人税法第二十二条は 所得金額を下記の第 2 辺そして第 3 辺のように規定しているが これを展開すると 第 4 辺そして第 5 辺のようになる 所得金額 = 益金 - 損金 =( 収益 - 益金不算入 + 益金算入 )-( 原価 費用 損失 - 損金不算入 + 損金算入 ) =( 収益 - 原価

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税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

Transcription:

別表五別表五 ( 一 )( 一 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 平成 18 年 5 月 1 日以後に終了する事業年度における法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 利益積立金額 規定する利益積立金額を計算するために使用します なお 平成 18 年 5 月 1 日前に終了した事業年度におけるこの明細書の記載に当たっては 平成 17 年版法人税申告書の記載の手引 の別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本積立金額の計算に関する明細書 の Ⅰ 利益積立金額の計算に関する明細書 の記載の仕方を参照してください ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 利益準備金 1 以外の利益積立金額 ( 税務上の否認金額のうち留保した金額を含みます ) について その名称を記載します 期首現在利益積立金額 1 前期分のこの明細書の 差引翌期首現在利益積立金額 4 又は平成 18 年改正前規則別表五 ( 一 ) の 差引翌期首現在利益積立金額 5 の各欄の金額 ( 更正又は決定があった場合には その際にお知らせしてある金額 ) を移記します この申告が中間申告であるときは この欄だけを記載し 当期の増減 及び 差引翌期首現在利益積立金額 4 欄の記載は必要ありません 当期の増減 原則として 減 2 には別表四の 減算 の 留保 2 の金額を 増 3 には別表四の 加算 の 留保 2 の金額を その内容に応じて記載します この場合に別表四の 減算 欄に記載した 仮払税金 ( 仮払法人税額 仮払道府県民税額又は仮払市町村民税額 ) については 増 3 に 印を付けて記載します なお 次のような場合には 別表四と関係なく次により記載します ⑴ 納税充当金を取り崩して 法人税 ( 利子税 延滞税を除きます ) 道府県民税又は市町村民税の額を納付した場合には 納税充当金 27 の 減 2 にその合計額を記載するとともに 未納法人税 28 未納道府県民税 29 又は 未納市町村民税 30 の 減 2 にこれらの税額をそれぞれ記載します ⑵ 当期の中間納付額として納付すべき法人税 道府県民税又は市町村民税の額がある場合には 納付の有無に関係なく 別表五 ( 二 ) の 当期発生税額 2 の 3 9 及び 14 の金額を 未納法人税等 28~30 の 増 3 の 中間 欄にそれぞれ記載します ⑶ 当期中に支払を受ける利子等 ( 当期末までにその利払期の到来しているものに限ります ) に係る道府県民税利子割額がある場合には 納付の有無に関係なく 別表五 ( 二 ) の 利子割 8 の 当期発生税額 2 の金額を 未納道府県民税 29 の 増 3 の 中間 欄に記載します ⑷ 中間配当積立金等を取り崩して剰余金の配当 ( 資本剰 ⑴ 別表四の 加算 の 損金の額に算入した法人税 ( 附帯税を除く ) 2 損金の額に算入した道府県民税 ( 利子割額を除く ) 及び市町村民税 3 及び 損金の額に算入した道府県民税利子割額 4 の 留保 2 の金額については 未納法人税 28 未納道府県民税 29 及び 未納市町村民税 30 の 減 2 にそれぞれ記載します ⑵ 当期中に剰余金の処分により積み立てた準備金等の金額で損金の額に算入するものについては その積立額を 当期の増減 の 増 3 に記載し 別表四において 減算 欄に記載した金額を 当期の増減 の 増 3 に 印を付して

余金の額の減少に伴うものを除きます 以下同じ ) 若しくは利益の配当又はいわゆる中間配当 ( 資本剰余金の額の減少に伴うものを除きます 以下同じ ) をした場合には その積立金の取崩額を 減 2 に記載するとともに 繰越損益金 26 の 増 3 の金額に含まれることになります なお この場合に会社法第 454 条第 4 項又は平成 17 改正前の商法第 288 条の規定により積み立てた剰余金の配当若しくは利益の配当又は中間配当に係る利益準備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載します ⑸ 適格合併又は適格分割型分割により被合併法人又は分割法人から引継ぎを受けた利益積立金額がある場合には 令第 9 条第 1 項第 2 号又は第 3 号 適格組織再編成により引継ぎを受ける利益積立金額等 に規定する金額を 増 3 に記載します ⑹ 適格分割型分割により分割承継法人に引き継いだ利益積立金額がある場合には 令第 9 条第 1 項第 9 号に規定する金額を 減 2 に記載します ⑺ 減資等及び自己株式の取得等により払い戻した利益積立金額がある場合には 減 2 に記載します ⑻ 減価償却資産につき減価償却超過額 ( 法第 31 条第 4 項 減価償却資産の償却費の計算及びその方法 に規定する損金の額に算入されなかった金額をいいます ) がある場合において その減価償却資産につき令第 48 条第 6 項第 3 号ハ 減価償却資産の償却の方法 に規定する評価損が生じたときには その評価損はまずその減価償却超過額からなるものとして その評価損の金額と減価償却超過額の金額 ( その減価償却資産に係る前期から繰り越された減価償却超過額と当期の償却超過額との合計額 ) とのいずれか少ない金額を 区分 の欄に 減価償却超過額 と記載した欄の 減 2 に記載するとともに その減価償却資産に係る評価損の金額を 減 2 に記載した同欄の上段に 印を付して記載します ( 注 ) ⑸ 及び⑹の場合には 被合併法人又は分割法人から引継ぎを受けた利益積立金額及び分割承継法人に引き継ぐ利益積立金額が この表の左余白に記載された検算式と不符合となります 記載します また 当期末後 当期の決算の確定の日までに剰余金の処分により積み立てた準備金等の金額で損金の額に算入するものについては 別表四において 減算 欄に記載した金額を 当期の増減 の 増 3 に 印を付して記載します ( その積立額は 翌期において 当期の増減 の 増 3 に記載します ) ⑶ 剰余金の配当 利益の配当若しくは中間配当又はこれらに係る利益準備金の積立てのために取り崩した繰越利益金の額は 繰越損益金 26 の 減 2 の金額に含まれることになります 繰越損益金 26 未納法人税 ( 附帯税を除く )28 期首現在利益積立金額 1 には 前期繰越利益金を黒書し 前期繰越欠損金を 印を付して記載し 同一金額を 減 2 に記載することによって 期首現在利益積立金額 1 を 0 とし 改めてその事業年度の繰越利益剰余金の当期末残高を 当期の増減 の 増 3 に記載します 所得に対する法人税 ( リース特別控除取戻税額 連結納税の承認の取消しに係る特別控除取戻税額 使途秘匿金の支出の額に対する法人税 土地譲渡利益金額に対する法人税及び同族会社の留保金額に対する法人税を含みます ) の本税の額を記載します

当期の増減 の 増 3 の 未納法人税等 の 確定 の各欄 この申告により納付すべき法人税 道府県民税又は市町村民税の額について別表五 ( 二 ) の 期末現在未納税額 6 の 4 10 及び 15 の本書の金額をそれぞれ記載します 別表五 ( 二 ) の 期末現在未納税額 6 の 4 10 及び 15 に外書 ( 印 ) の金額がある場合 ( すなわち 中間納付額の還付金がある場合 ) には 3 から 25 までの空欄に 未収還付法人税 等と記載の上 当期の増減 の 増 3 にその金額 ( 印は付けません ) を記載します ⑶ 根拠条文 法 2 十八 令 9

2 資本金等の額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 法第 2 条第 16 号及び令第 8 条 資本金等の額 に規定する資本金等の額を計算するために使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 34 及び 35 の空欄 資本金又は出資金 32 及び 資本準備金 33 以外の資本金等の額について その名称を記載します 期首現在資本金等の額 1 当期の増減 前期分のこの明細書の 差引翌期首現在資本金等の額 4 又は平成 18 年改正前規則別表五 ( 一 ) の Ⅱ 資本積立金額の計算に関する明細書 の 差引翌期首現在資本積立金額 4 の各欄の金額( 更正又は決定があった場合には その際にお知らせしてある金額 ) を移記します なお 平成 18 年 4 月 1 日に自己の株式を有する場合には 平成 18 年 3 月 31 日における平成 18 年改正前の資本積立金額に相当する金額から自己の株式の同日の帳簿価額を減算します ⑴ 令第 8 条第 1 項第 1 号から第 14 号までに掲げる金額を 資本準備金 33 から 35 までの各欄の 増 3 に記載します 具体的には 次のような項目と金額になります 1 株式の発行 ( 出資を含みます ) 又は自己の株式の譲渡をした場合 ( 令第 8 条第 1 項第 1 号イからリまでを除きます ) に払い込まれた金銭の額及び給付を受けた金銭以外の資産の価額その他の対価の額に相当する金額のうち 資本金又は出資金として計上しなかった金額 2 新株予約権の行使によりその行使をした者に自己の株式を交付した場合のその行使に際して払い込まれた金銭の額及び給付を受けた金銭以外の資産の価額 ( 新株予約権が付された新株予約権付社債についての社債にあっては その行使の直前のその社債の帳簿価額から社債発行差金の帳簿価額を減算した金額 ) 並びにその直前の新株予約権の帳簿価額の合計額に相当する金額のうち 資本金として計上しなかった金額 3 取得条項付新株予約権 ( 取得条項付新株予約権が付された新株予約権付社債を含みます ) についての取得事由の発生による取得の対価として自己の株式を交付した場合のその取得の直前の取得条項付新株予約権の帳簿価額 ( 新株予約権付社債にあっては その直前の新株予約権付社債の帳簿価額から社債発行差金の帳簿価額を減算した金額 ) に相当する金額のうち 資本金として計上しなかった金額 4 協同組合等及び令第 8 条第 1 項第 4 号イからハまでに掲げる法人が新たにその出資者となる者から徴収した加入金の額 5 合併により移転を受けた資産及び負債の純資産価額 ( 令第 8 条第 1 項第 5 号に規定する金額 ) からその合併 この申告が中間申告であるときは この欄だけを記載し 当期の増減 及び 差引翌期首現在資本金等 の額 4 欄の記載は必要ありません

による増加資本金額等 ( 令第 8 条第 1 項第 5 号に規定する金額 ) を減算した金額 6 分割型分割により移転を受けた資産及び負債の純資産価額 ( 令第 8 条第 1 項第 6 号に規定する金額 ) からその分割型分割による増加資本金額等 ( 令第 8 条第 1 項第 6 号に規定する金額 ) を減算した金額 7 分社型分割により移転を受けた資産及び負債の純資産価額 ( 令第 8 条第 1 項第 7 号に規定する金額 ) からその分社型分割による増加資本金額等 ( 令第 8 条第 1 項第 7 号に規定する金額 ) を減算した金額 8 適格現物出資により移転を受けた資産の帳簿価額から負債の帳簿価額を減算した金額から適格現物出資により増加した資本金の額又は出資金の額を減算した金額 9 非適格現物出資 ( 法第 62 条の 8 第 1 項の規定の適用を受けるものに限ります ) により現物出資法人に交付した被現物出資法人の株式の価額から非適格現物出資により増加した資本金の額又は出資金の額を減算した金額 10 適格事後設立により資産の移転を受け 又はこれと併せて負債の移転を受けた場合における帳簿価額修正益に相当する金額 11 株式交換により移転を受けた株式交換完全子法人の株式の取得価額から株式交換による増加資本金額等 ( 令第 8 条第 1 項第 11 号に規定する金額 ) を減算した金額 12 株式移転により移転を受けた株式移転完全子法人の株式の取得価額から株式移転の時の資本金の額等 ( 令第 8 条第 1 項第 12 号に規定する金額 ) を減算した金額 13 資本金の額又は出資金の額を減少した場合のその減少した金額に相当する金額 14 財団である医療法人又は社団である医療法人で持分の定めがないものがその役立について贈与又は遺贈を受けた金銭の額又は金銭以外の資産の価額 ( これらの資産につき贈与税又は相続税を納付する場合には その贈与税又は相続税の額に相当する金額を控除した金額 ) ⑵ 令第 8 条第 1 項第 15 号から第 21 号までに掲げる金額を 印を付して 資金準備金 33 から 35 までの各欄の 増 3 欄に記載します 具体的には 次のような項目と金額になります 1 準備金の額若しくは剰余金の額を減少して資本金の額若しくは出資金の額を増加した場合のその増加した金額又は再評価積立金を資本に組み入れた場合のその組み入れた金額に相当する金額 2 分割法人の非適格分割型分割の日の前日の属する事業年度終了の時の資本金等の額に分割移転割合を乗じて計算した金額 3 分割法人が適格分割型分割により分割承継法人に移転をした資産の期末時の帳簿価額から移転をした負債の期末時の帳簿価額及び適格分割型分割に係る減少利益積立金額を減算した金額 4 適格事後設立により資産の移転を受け 又はこれと

併せて負債の移転を受けた場合における帳簿価額修正損に相当する金額 5 資本の払戻し等 ( 資本の払戻し及び解散による残余財産の一部の分配をいいます ) に係る減資資本金額 ( 令第 8 条第 1 項第 19 号に規定する金額 ) 6 自己の株式の取得等をした場合 ( 法第 24 条第 1 項第 4 号から第 6 号までに掲げる事由が生じた場合 ) の取得資本金額 ( 令第 8 条第 1 項第 20 号に規定する金額 ) 7 自己の株式の取得 ( みなし配当が生じないもの及び対価の交付がないものに限ります ) の対価の額に相当する金額 ( 令第 8 条第 1 項第 21 号イからホまでに掲げる事由による取得にあってはこれらに定める金額 ) ⑶ 根拠条文 法 2 十六 令 8