Taro-【資料1-2】中間評価(案)第1章に対する委員意見対応表

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社団法人日本生産技能労務協会

新規文書1

1 概 況

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と考えられ 特に外国人観光客の増加が大きく寄与している 今後 沖縄の観光が持続的に成長していくためには 観光消費の拡大と外国人観光客の更なる市場拡大が必須であるが 国内外から多くの観光客を迎えるためには 観光関連産業従事者のホスピタリティマインドの底上げと外国語の対応能力の向上を行うと同時に 個別事

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活

我が国中小企業の課題と対応策

平成10年7月8日

PowerPoint プレゼンテーション

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 28 年 12 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 28 年 12 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

PowerPoint プレゼンテーション

4-(1)-ウ①

H30情報表紙 (H30年度)

ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

2013 年 9 月 5 日一般財団法人南西地域産業活性化センター 沖縄県の最近の雇用情勢 沖縄県の労働力調査によると 2013 年 6 月の完全失業率は 4.9%( 原数値 ) で 前年同月と比べて 1.7% ポイント改善し 1995 年 6 月の 4.9% 以来 18 年ぶりに4% 台に低下した

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雇用の現状_季刊版2014年夏号

2. 利益剰余金 ( 内部留保 ) 中部の 1 企業当たりの利益剰余金を見ると 製造業 非製造業ともに平成 24 年度以降増加傾向となっており 平成 27 年度は 過去 10 年間で最高額となっている 全国と比較すると 全産業及び製造業は 過去 10 年間全国を上回った状況が続いているものの 非製造

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Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

労働市場分析レポート第 43 号平成 26 年 10 月 31 日 マッチング指標を用いたマッチング状況の分析 労働市場における労働力需給調整を評価するための指標として 就職率や充足率があるが 求人倍率が上昇する時には 就職率が上昇し充足率が低下するなどの動きがみられ それぞれ単独の利用には注意が必

富山県金融経済クォータリー(2018年秋)


新設 拡充又は延長を必要とする理由9-2 回の合要理性望に関⑴ 政策目的沖縄県内の一般消費者の生活及び産業経済に及ぼす影響を考慮して税負担を軽減する 県内酒類製造業の育成 保護( 経営基盤の強化など ) 酒類製造業及び関連産業の振興を通じた沖縄経済の振興 ⑵ 施策の必要性本軽減措置については 昭和

富山県金融経済クォータリー(2018年夏)

②H2904 県内の雇用情勢(完成1)

別紙2

平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

中小企業の雇用・賃金に関する調査結果(全国中小企業動向調査(中小企業編)2015年10-12月期特別調査)

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

関西経済レポート (2019 年 9 月 ) 令和元年 (2019 年 )9 月 30 日 ~ 輸出減少が継続 インバウンド消費はプラスの伸びを維持 ~ 足元の経済情勢と当面の見通し 関西経済は輸出 生産が斑模様であるが 内需が下支えとなり底堅く推移している 企業部門では 輸出は中国経済の減速等によ

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< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

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各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

資料1

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

宮崎労働局 宮崎労働局発表平成 26 年 8 月 29 日解禁 報道関係者各位 雇用失業情勢 ( 平成 26 年 7 月分 ) Press Release 照会先 宮崎労働局職業安定部 部 長 上村有輝 職業安定課長 森山成人 労働市場情報官 多田真理子 ( 代表電話 )0985(38)8823 平

第7回DIレポート

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

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2018年夏のボーナス見通し

足 超に転じ 足元の 15 年半ばまで 不足 超幅が拡大を続けている この雇用判断 D.I. の 不足 超幅は 業況判断 D.I. の値が直近の値よりも高かったバブル景気の 199 年前後の 不足 超幅より も大きく これまでにない大きな値となっており 人手不足が深刻な状況となっていることが窺える

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

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2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

全産業 14,112 人 3.2% 2 か月連続の増加おもな産業厚生労働省群馬労働局 平成 30 年 9 月 28 日 職業安定部職業安定課労働市場情報官 電話 ( 内線 ) 310 有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 1.79 倍 全国 10 位 / 全国 1.63 倍 前

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

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生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

エコノミスト便り

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長野県の少子化の現状と課題

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

平成24年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(閣議了解)

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中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

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労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

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個人消費活性化に対する長野県内企業の意識調査

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労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

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滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

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推計結果 - 1 -

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

東京都の経済情勢報告 平成 31 年 1 月 30 日 財務省関東財務局 東京財務事務所 掲載した経済指標等については速報値を含む

滋賀県内企業動向調査 2018 年 月期特別項目結果 2019 年 1 月 滋賀銀行のシンクタンクである しがぎん経済文化センター ( 大津市 取締役社長中川浩 ) は 滋賀県内企業動向調査 (2018 年 月期 ) のなかで 特別項目 : 働き方改革 ~ 年次有給休暇の取得

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

Transcription:

沖縄 21 世紀ビジョン基本計画中間評価 ( 案 ) 第 1 章に対する意見について 資料 1-2 1 基本計画策定後の沖縄の経済情勢 NO 意見対応 1 優しい社会の構築に関する分析について 意見を踏まえて 下記の記載を追加 (1~4 ページ ) 基本計画には 優しい社会の構築 と 自立型 (1) 1 中間評価の概要 に下記の文言 ( 赤字 ) を追加 (1ページ10~17 行 ) 経済の構築 の2つの基軸がある 自立型経済の基本計画では 各施策に通底する基軸的な考えとして よりよい地域社会構築 に関する分析だけではなく 優しい社会のの構築について 潤いと活力をもたらす沖縄らしい優しい社会の構築 を 構築 についても分析が必要ではないか よりよい地域経済の発展について 日本と世界の架け橋となる強くしなや ( 大城部会長 ) かな自立型経済の構築 を掲げている 中間評価では 沖縄らしい優しい社会の構築 及び 強くしなやかな自立型経済の構築 に関連して 県民意識調査における生活の各側面における満足度の推移や各種統計指標等から 基本計画策定後の沖縄の社会 経済情勢と基本計画の展望値の状況について分析を行った上で 実施計画に掲げる 成果指標 の達成状況及び 主な課題 の解消状況を評価 点検し ~( 略 ) ~ 後期計画期間に向けた施策の展開方向を示すこととする (2) 2 基本計画策定後の沖縄の経済情勢 を 2 基本計画策定後の沖縄の社会 経済情勢 に修正したうえで 新たに 社会情勢 の項目を設けて 優しい社会の構築に関する分析 ( 下記 1~4) を追加 (1 ヘ ーシ 24 行 ~4 ヘ ーシ ) 1 子どもが健やかに生まれ育つ環境の整備について 2 医療や福祉 保健の充実について 3 自然環境の保全等について 4 伝統文化の保全 継承について (3) (2) 経済情勢 に下記の文言 ( 赤字 ) を追加 (5 ページ 1~6 行 ) 強くしなやかな自立型経済 とは 移出型産業と域内産業の両者が連携 補完する経済構造を創出することであり 移出型産業から獲得された外貨が域内に投下され 新たな需要を創出する原資となり 域内産業を活性化させることにより 幅広い雇用の創出 所得 税収の増加が図られ 地域経済全体が安定的に発展する好循環の状態を実現することである 以下 各種統計指標等から経済情勢について分析を行う - 1 -

2 図表の説明について 意見を踏まえて 下記のとおり対応 企業景況感や雇用人員判断の図表について (1) 図 3( 主要ホテル客室稼働率 ) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加図表の動きについての説明が抜けている部分が (5ページ26 行 ) あるので 工夫すべきではないか ( 府本委員 ) また 入域観光客数の増加と販売客室数の増加から 主要ホテルの稼働率全ての図表について言えることだが 図表にも前年を上回る動きが続いており 平成 27 年平均の主要ホテル客室稼働率は 記載されていない数字が説明に出てくる場合が 80.8% と平成 23 年を14.7ポイント ( 平成 27 年 80.8%- 平成 23 年 66.1%=14.7 ある そこは図を見て推測しなければいけなくポイント ) 上回っている なるので 記載を工夫すべきではないか ( 府本委員 ) (2) 民間工事においても住宅着工が堅調であるなど 総じて好調に推移している の記載を踏まえ 民間居住用建築工事費 の図 8を追加 (7ページ) (3) 図 9( 企業景況感 (DI)) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (7 ページ 14~15 行 ) このことは 日本銀行那覇支店が発表している 県内企業短期経済観測調査結果 ( 短観 ) による企業の景況感にも現れており 景況が良いと回答した企業の割合から 景況が悪いと回答した企業の割合を差し引いた企業景況感 (D.I.) をみると 平成 28 年 1 月 ~3 月期はプラス 46 と調査開始 (19 74 年 ) 以降で最高を記録し ~ 略 ~ 17 期連続でプラスを続けるなど 県内企業が景気の良さを実感していることがわかる (4) 図 11( 産業別新規求人状況 ) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (8 ページ 7~9 行 ) 平成 23 年から平成 27 年にかけて 就業者は 4 万 5 千人の増加 ( 平成 27 年 66 万 4 千人 - 平成 23 年 61 万 9 千人 =4 万 5 千人 ) となっており 男女別にみると 男性が 1 万 6 千人で 女性が 2 万 9 千人となっている 就業者に占める女性の割合は平成 23 年の 43% から平成 27 年には 45% まで上昇している (5) 図 15( 有効求人倍率 ) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (9 ページ 10~11 行 ) 有効求人倍率については 図 10 で示したとおり 3 年連続で復帰後最高を記録し 1 倍台の達成が見えてきたものの 全国最下位にとどまってお - 2 -

り 全国平均とは いまだに 0.4 ポイント程度 ( 全国 1.20 倍 - 沖縄 0.84 倍 =0. 36 ポイント ) の差が生じている (6) 図 16( 完全失業率 ) 図 17( 若年者失業率 ) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (9 ページ 14~17 行 ) 完全失業率についても 平成 23 年には 2.5 ポイント ( 沖縄 7.1%- 全国 4.6 %=2.5 ポイント ) あった差が 平成 27 年には 1.7 ポイント ( 沖縄 5.1%- 全国 3.4%=1.7 ポイント ) とその差は確実に縮まっているものの 若年者失業率 (15 歳 ~29 歳 ) を見ると 平成 27 年は 3.0 ポイント ( 沖縄 5.3%- 全国 8.3 %=3.0 ポイント ) の差となっており 改善傾向ではあるが いまだに大きな差が生じている (7) 図 18( 非正規雇用率 ) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (9 ページ 33~35 行 ) 沖縄県の非正規雇用率は 平成 24 年時点で 44.5% と半数近くが非正規雇用となっており 全国と比べ 6.3 ポイント ( 沖縄 44.5%- 全国 38.2%=6.3 ポイント ) 高く 年々その差 ( 平成 14 年 4.2 ポイント 平成 19 年 5.2 ポイント ) が広がってきている (8) 図 20( 離職率 ) の説明文に下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (10 ヘ ーシ 16~17 行 ) 就職後 1 年以内に仕事を辞めた割合を示す離職率は全国で最も高く 平成 24 年時点で 6.7% と全国と比べ 1.7 ポイント ( 沖縄 6.7%- 全国 5.0%=1.7 ポイント ) 高い状況となっている (9) 図 21( 雇用人員判断 (DI)) の説明文に 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (10 ページ 21~27 行 ) 企業側から見た労働力の過不足について 日本銀行那覇支店の 県内企業短期経済観測調査結果 ( 短観 ) における 雇用人員が過剰であると回答した企業の割合から 雇用人員が不足している企業の割合を差し引いた雇用人員判断指数 (D.I.) を見ると 企業が景気の良さを感じている一方で 人手不足の問題を抱えていることがわかる 図 9 で示したとおり 平成 24 年以降 企業における業況判断指数は改善が進んでいるものの 雇用人員判断指数は この間もマイナスが継続して - 3 -

いる状況である 特に平成 25 年以降はマイナス幅が拡大しており人手不足が深刻な状況となっている 3 観光の質に関する分析について 意見を踏まえて 下記のとおり対応 (5 ページ 29~30 行 ) 観光は伸びていることは分かるが 観光客の (1) 下記の記載 ( 赤字 ) を追加リピート率等 質 の部分の数字があれば追記してはどうか ( 小那覇委員 ) 観光客の滞在の質を示す指標のひとつであるリピーター率は 年々上昇しており 平成 27 年には84.2% と 過去最高を更新している (2) 沖縄旅行のリピーター率と初回来訪率 の図 4 を追加 4 那覇空港における国際貨物取扱量について 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (6 ページ 24~25 行 ) 年によって 那覇空港における国際貨物取扱その結果 各地域の貨物需要を踏まえた航空路線の変更等に伴い 年度ごと量に変動があるが要因は何か ( 獺口委員 ) の貨物取扱量に増減はみられるものの 平成 20 年度には約 1,800トンであった那覇空港の国際貨物取扱量は 平成 27 年度には約 17 万トンと飛躍的に増加して平成 20 年と平成 27 年を比べて伸びていると説おり 成田 羽田 関空に次ぐ国内第 4 位の取扱量となっている 明しているが 図を見ると頭打ちの感じがする 説明を追加したほうがよいのでは ( 大城部会長 ) 5 公共事業等の県内発注について 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (7 ページ 4~8 行 ) 公共事業費について 金額が大きくなってもなお 公共工事の発注にあたっては 沖縄県が策定した 県内企業への優先沖縄県内に落ちている額が少ないとあまり意味発注及び県産品の優先使用方針 に基づき 分離分割発注等による県内企業のがない 県内発注等について記載すべきではな受注機会の確保等に努めているところである いか ( 獺口委員 ) 県では 国が発注する公共工事についても 県内企業へ優先発注を推進するよう 総合事務局等に要請を行っているところである 公共工事の県内発注の実績については 契約規模の大きい大型プロジェクトのなかで 施行にあたって特殊技術を要する工事等について やむを得ず県外企業に発注せざるを得ないケースもあり 年度毎の増減がある ( 県発注実績 H27:83.3% H26:80.3% H25:93.2% H24:87.8%) 6 経済状況に係る全国との差について 意見を踏まえて 下記のとおり対応 - 4 -

沖縄の景気が良いのはわかるが 全国との差 (1) 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (9ページ2~3 行 ) がどの程度で 今後どのような見通しか 分析してはどうか ( 村上委員 ) 好調な状態が続く沖縄経済ではあるが 有効求人倍率や完全失業率 非正規雇用の割合の高さといった雇用環境や 家計の状況等を全国と比較するといまだに厳しい状況となっている (2) 有効求人倍率 完全失業率 非正規雇用率 平均月額給与額 離職率の各項目の 沖縄と全国との差について分析 (9~10 ページ ) 7 産業別の労働生産性について 左記の検討を踏まえて 下記のとおり対応 県民所得の低さの要因の一つとして 全国と (1) 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (11ページ20 行 ~12ページ17 行 ) の比較による労働生産性の低さを指摘したところだが 全国と沖縄の産業構造の違いを踏まえ以上のとおり 沖縄県と全国の経済情勢を比較するといまだに差が生じてた より詳細な分析が必要ではないか いるが その一因として 沖縄県と全国との産業構造の違いがあることが考 ( 事務局検討 ) えられる 沖縄県の県内総生産に占める産業別の構成比は 全国と比べ 第 3 次産業の割合が高く 第 2 次産業においては 建設業が高い一方 製造業が少ないといった特徴があるが その背景として 第 3 次産業については 観光リゾート産業がリーディング産業として成長したこと 第 2 次産業については 戦後の米軍基地の建設過程で建設業が増大し ~ 略 ~ 高コスト構造や市場規模の狭あい性など島しょ県の不利益性が影響し製造業の立地が進まなかったことが要因と考えられる 就業者一人当たりの付加価値額を示す 労働生産性をみてみると 沖縄は全国の約 7 割の水準で推移しており その差は拡大傾向にある 産業別の労働生産性をみると 沖縄の産業構造において高い割合を占める第 3 次産業のうち サービス業 については全国においても他の産業に比べて労働生産性が低くなっているが それに加えて沖縄は全国の 8 割程度の水準となっている また 卸売 小売業 については 沖縄は全国の 6 割程度の水準となっている 沖縄の産業構造において高い割合を占める サービス業 や 卸売 小売業 における労働生産性の低さが 県民所得の低さの要因の 1 つになっていると考えられる - 5 -

第 2 次産業のうち 建設業 については全国においても他の産業に比べて労働生産性が低くなっているが それに加えて沖縄は全国の 9 割程度の水準となっている また 製造業 については 沖縄は全国の 6 割程度の水準であるが 沖縄県の製造業は 食料品 製造業の割合が高く 全国と比べて 一般機械 電気機械 輸送用機械 などの割合が低い 製造業における沖縄の労働生産性の低さには こうした業種の違いも影響していると考えられる (2) 産業別労働生産性 の図 26 を追加 (12 ページ ) 2 基本計画の展望値の状況 意見 対応 1 人口増加計画について 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (13 ページ 23~26 行 ) 人口の展望に関する記載について 人口増加沖縄県では 人口が増加基調にある現段階において積極的な人口増加施策を計画との整合はとれているのか ( 大城部会長 ) 展開し その減少及び構成変化に係る影響を最小限に食い止め 地域の活力と成長力を維持 発展させることを目的に 平成 26 年 3 月に 沖縄県人口増加計画 を策定し 同計画に基づく取組を積極的に推進しているところである 2 非正規雇用の課題について 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (14 ページ 7~8 行 ) 労働力人口 就業者数の展望に関する記載に展望値である平成 33 年の4.0% を達成するためには 更に1.1ポイントの改善ついて 経済情勢のなかで 若年失業率や雇用が必要となるが 県経済が順調に推移していることや 企業における人手不足形態についての課題を記載しているので そのの状況等を考慮すると 展望値の4.0% はおおむね達成できるものと見込まれの課題を踏まえた対応について記載すべきではる 一方 非正規雇用の割合が高いこと等を踏まえ 今後は雇用の質の改善にないか ( 小那覇委員 獺口委員 ) 向けた取組が必要となる 3 県内総生産の展望値の達成見込みについて 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (14 ページ 32 行 ~15 ページ 14 行 ) H 22と H 25を比較すると県内総生産は1 千億円しか増えてない H 33までに 5 兆円超へ伸びるかは疑問 どの分野がどの程度伸びていくか このような 好調な県内景況に加え 今後の自立型経済の構築に向けた観光リゾート産業や情報通信関連産業の振興 臨空 臨港型産業などの新たなリーディング産業の育成 沖縄の特性を生かした様々な産業振興などの成果 - 6 -

産業別に細かい分析が必要 等により 計画期間中の経済成長が平成 25 年度の3.3% で継続すると仮定す ( 大城部会長 下地委員 府本委員 ) ると 平成 33 年度の県内総生産は5 兆 501 億円 ( 展望値の98.2%) となり おおむね展望値に近い水準まで拡大することが見込まれる 具体的には 観光リゾート産業において 平成 25 年度に4,478 億円であった観光収入が 平成 26 年度には 5,341 億円 ( 対前年比 19% 増 ) 平成 27 年度には6,022 億円 ( 対前年比 13% 増 ) まで増加している 沖縄県では第 5 次沖縄県観光振興基本計画最終年となる平成 33 年度の観光収入 1 兆円の達成に向け 沖縄観光推進ロードマップ を策定し官民一体となって中長期的 段階的に誘客及び受入体制整備等の観光振興施策を推進することとしている 情報通信関連産業では 平成 23 年度に3,482 億円であった生産額が 平成 27 年度には4,099 億円 ( 対 23 年比 17.7% 増 ) まで増加している 沖縄県では計画最終年となる平成 33 年度の生産額 5,800 億円の達成に向け おきなわ Smart Hub 構想 のもと 国内外からの企業立地の促進 県内企業の高度化 多様化 人材の育成 確保 情報通信基盤の整備等に取り組むこととしている 沖縄県においては このようなリーディング産業の振興に加えて 今後の沖縄とアジア地域の経済交流 産業振興に向けた指針となる 沖縄県アジア経済戦略構想 を策定し 国際競争力ある物流拠点や航空関連産業クラスターの形成等に取り組むことにより 沖縄の経済発展を加速させていくこととしている 4 実質県内総生産について 意見を踏まえて 社会経済展望値一覧に実質県内総生産を追加 (16 ページ ) 県内総生産について名目のみを記載しているが 実質も把握すべきではないか ( 獺口委員 ) 5 一人あたり県民所得について 意見を踏まえて 下記の記載 ( 赤字 ) を追加 (16 ページ 33~34 行 ) 一人当たり県民所得 は一般の方からする 一人当たり県民所得 とは 県民経済計算における 県民雇用者報酬 財と個人の所得だと勘違いしてしまうので 誤解産所得 企業所得を合計した県民所得を総人口で除したものである のないように注釈を記載してはどうか ( 獺口委員 ) - 7 -