3. 学校に不審者が侵入した場合の対応について 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報偶然に発見 職員室への報告 複数の教職員で現場へ 発見者が インターホン 無線 携帯電話等所持 不審者から子どもを 携帯電話 等で 状況を把握 回避 職員室へ報告 職員室へ連絡 対応 2 対応

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教職員の事故 1 負傷事故 前の対策 安全点検日 1 日常的に器具 器材の安全点検をする 毎月 1 0 日 事故発生 2 危険を予測して授業の安全面に配慮する 1 負傷者の応急処置をする 養護教諭等 状況把握 1 応急処置をする 命にかかわる 2 場合によっては救急車 番手配を 物は躊躇

平成24年度

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

学校の危機管理マニュアル作成の手引

災害時アクションカード ( 鳴門モデル ) の作成 鳴門教育大学客員研究員プロジェクト研究 アクションカード とは, 医療現場で使われるカードである これは, 緊急時に集合したスタッフ一人ひとりに配布される 行動指標カード であり, 限られた人員と限られた物資で, できるだけ効率よく緊急対応を行うこ

Ⅰ「こども110番の家の役割」

テロ対処訓練の実施 従業員 出入業者等が参加するテロ対処訓練を定期的に実施し テロ発生時の対応要領について確認するとともに 参加者のテロ対策への意識を高める また 警察 消防 海上保安機関 周辺の民間事業者等と共同で訓練を実施することで より実態に即した訓練が可能となる 救命講習の受講 テロ発生時に

学校の危機管理マニュアル作成の手引


Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

31阿賀野全:方針実践のための行動計画

上越市立有田小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 4 月策定 1 いじめの定義といじめに対する基本的な考え方 (1) いじめの定義児童生徒に対して 当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネット

もくじ 鎌倉市教育委員会の災害発生時における小中学校の基本的対応 非常災害時と大規模地震への対応について 災害発生時の対応について 一斉下校時の教職員の立哨について 大規模地震発生時の職員対応 ( 授業中 ) ( 休み時間中 ) 避難訓練年間計画 防災計画

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

引き取りの流れ 保護者 徒歩 ( 東門 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から 自転車 ( 東門 ) 校庭東側 ( すべり台周辺 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から ( 職員玄関前 ) 車 ( 西門 ) 校庭 集中玄関 体育館 西門から 帰りは長瀞線方面へ 校庭に入る時と 校庭から出るときで門が別だ

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DSTY 防災規則 (2017 年 8 月 29 日現在 ) 有事に際しては必要な措置に関する責任と調整は危機対策本部に委ねられる 学園長は学園全体に対して上位の指令権 決定権を持つ 防災コーディネータ ーは相談 助言役を担う 地震発生時の行動 事態の深刻度 : 各自の知覚で判断 校内アナウンスをよ

川口市立原町小学校いじめ防止基本方針 平成 27 年 9 月 1 日 川口市立原町小学校 はじめに 本校では いじめ防止のために 積極的な生徒指導の推進に力を入れている いじめの未然防止には 児童が安心 安全に学校生活を送ることができ 規律ある態度で授業やその他の教育活動に主体的に参加 活躍できるこ

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

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平成24年度

粟津小学校いじめ防止基本方針 1. いじめ問題に対する基本的な考え方 1 いじめの定義 ( いじめ防止対策基本法 ) 第 2 条 この法律において いじめ とは 児童生徒等が特定の児童生徒等を心理的又は物理的に攻撃する行為 ( 作為的であるか不作為であるかを問わないものとし インターネットの利用その

(7) 生徒 保護者への啓発活動 * 学期末保護者会でのいじめの現状報告と未然防止の講話 *SNS の使用にあたり 親子ルール作り等を示す (8) 教職員の研修 * モラールアップ研修会を行い 体罰や不適切な発言がいじめにつながるということを確認する * 過度の競争意識 勝利至上主義 生徒のストレス

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

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Ⅱ いじめ防止等のための具体的取組 1 いじめの未然防止 (1) 基礎 基本的事項の習得とすべての児童が参加 活躍できる授業をめざし わかる授業づくりをすすめる (2) 道徳教育の充実を図り 特別活動を通して規範意識や集団の在り方等についての理解と実践的態度の育成に努める (3) 月に 1 度 担任

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方 はじめにいじめは, 決して許されてはならない行為です しかし, いじめはどの学校のどの児童にも起こりうる問題であり, 本校についても例外ではありません これまでも, 各学級において生徒指導上の問題として担任をはじめ学校全体で問題の解決に取り組んできました そのよ

4 いじめの対応のための取組 1 未然防止の取組 (1) 授業づくりに関わること 同学年と連携をとりあい わかる授業づくりをすすめる すべての児童が授業に参加 学習場面で活躍できる授業を工夫する 教材 教具の工夫をする 弁護士による出前授業の位置づけ (2) 個人に関わること〇特に配慮が必要な児童へ

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イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

生活

る行為 ( インターネットを通じて行われるものを含む ) であって 当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう 個々の行為が いじめ に当たるか否かの判断は 表面的 形式的にすることなく いじめられた児童生徒の立場に立つことが必要である この際 いじめには 多様な態様があることに

考えられる具体的ないじめの態様 1 冷やかしやからかい, 悪口や脅し文句, 嫌なことを言われる 2 仲間はずれ, 集団から無視をされる 3 意図的に軽くぶつかられたり, 遊ぶふりをして叩かれたり, 蹴られたりする 4 意図的に激しくぶつかられたり, 叩かれたり, 蹴られたりする 5 金品を要求される

平成 31 年度富山県立となみ東支援学校いじめ防止基本方針 富山県立となみ東支援学校 Ⅰ いじめに対する基本的な考えいじめは いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に危険を生じさせるおそれのあるもので

Q-Uアンケート (6 月 11 月 ) 水小子どもアンケート (7 月 12 月 ) 保護者学校評価アンケート (7 月 12 月 ) オ愛の呼びかけパトロール ( 青少年育成協議会 : 毎月 ) カ職員巡回パトロール ( 長期休業期間 個別懇談期間 短縮授業時等 ) いじめの実態調査に関するアン

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

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問 3 全員の方にお伺いします 日頃 サイバー犯罪 ( インターネットを利用した犯罪等 ) の被害に遭いそうで 不安に感じることがありますか この中から1つだけお答えください よくある % たまにある % ほとんどない % 全くない 全

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粟野小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 3 月改定 はじめに いじめは いじめを受けた児童の基本的人権を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず 生命または身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 一方 いじめはどの子どもにも どの学校にも起こりうる 極め

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 平成 30 年 12 月改定 鎌倉市立関谷小学校

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場 外 警 備 以下の仕様により 業務を遂行すること 1 目的 (1) 和歌山競輪場 駐車場及び周辺地域において来場者の安全を確保するため適切な交通誘導 交通整理を行うとともに 秩序維持のため 警備任務を遂行することにより 和歌山競輪場 の円滑な運営に寄与することを目的とする (2) 和歌山競輪場駐

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(4) 生徒 保護者 地域に対する情報発信 いじめ防止基本計画 及び学校評価結果 ( 生徒 保護者 教員対象アンケート ) を学校経営案や本校ホームページ等に掲載し その取組を広く情報発信する (5) いじめ事案への対応 資料 2 ア初動いじめが疑われる問題行動の情報が入った場合 直ちに当該学年団

児童生徒の事故 1 授業中の事故体育 理科 ( 実験 ) 図工 ( 工作 ) 等 事前の対応 体育の授業では 1 開始時の健康観察実施 2 心身に配慮を要する児童 生徒の把握 3 設備 器具の安全点検 4 種目に応じた危険性の把握 5 十分な準備運動実施 6 十分な整理運動実施 7 終了時の健康観察

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく メールや掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある管理者から個人情報が洩れたらど

滋賀県いじめ防止基本方針 構成案

3 訓練実施の日程 計画に当たっては 全職員が訓練に参加できるようあらかじめ年間計画に 位置づけるとともに複数回の実施や複数年度の計画を立てる等の配慮をする 参考例 不審者侵入対応のための防犯訓練 ( 教職員対象 ) 1 日時 年 月 日 時から 時 2 対象 教職員 ( 児童 生徒は参加しない )

学校いじめ防止基本方針(例)

南陽市登下校防犯プラン 南陽市教育委員会 H30.8 月策定 1 はじめに平成 30 年 5 月 新潟市において 下校途中の7 歳の児童が殺害された事件を受け 今後も 社会全体で子供の安全を守ることが一層求められている そのような中 平成 30 年 6 月 22 日 登下校時の子供の安全確保に関する

< 学校内等の事例 > 1 施設 設備の老朽化 遊具の破損 A 小学校で昼休み時間中 校庭で児童 B がブランコで遊んでいたところ 鎖の留め金が切れ落下した 児童は 腰を強く打ち泣いている 状況の把握 連絡を受けた教職員は 直ちに児童の負傷状況を把握し 応急手当を行う 負傷の程度により救急隊を要請し

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

受付 母子受付 妊婦受付の設置 各書類と筆記用具 書類箱の準備 リーダー * 具体的な責任者名 あるいは役職を書くを確認する 受付と案内 (* 具体的な場所を書くに配置 ) の要員振り分け < 母子 妊婦到着時 > 母子は母子受付 妊婦は妊婦受付へ案内する 父親は体育館に入る * 家族の部屋を明記す

3. いじめの未然防止のための取組未然防止の基本とは 児童が周囲の友人や教職員と信頼できる関係の中 安心 安全に学校生活を送ることができ 規律正しい態度で授業や行事に主体的に参加 活躍できるような授業づくりや集団づくり 学校づくりを行っていくことである この基本をもとに取組を進める また 本校教職員

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

滋賀県いじめ防止基本方針 構成案

平成 30 年度 五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 はじめにこの五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 ( 以下 学校基本方針 という ) は いじめ防止対策推進法 ( 平成 25 年法律 71 号以下 法 という ) 第 13 条の規定に基づき 本校におけるいじめ防止等のための対策を効果的に推進

Microsoft Word - 04 西花畑小学校いじめ防止基本方針

対応すべき行動_0921

対象としたいじめの未然防止の観点が重要である このため 本校では 全ての生徒に心の通う対人関係を構築できるような力を育み いじめを生まない環境をつくるために 地域 家庭その他の関係機関と一体となって継続的な取組を進める また 教育活動全体を通じ 全ての生徒に いじめは決して許されない ことの理解を促

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インターネットについてのアンケート 1 学期の PTA 講演会でも 不審者やネット犯罪から子どもを守るために と題して講演会を行いましたが 下條小学校の子どもたち 保護者のみなさんが インターネットとどのように関わっているのか 高学年の児童 保護者を対象にアンケートを行いました 全県的な調査と比較し

PowerPoint プレゼンテーション

(1) いじめの未然防止 心の教育の充実 全校児童生徒の一人ひとりを丁寧に見取りながら 児童生徒と教職員の信頼関係を確立させる 児童生徒の特性に合った わかる授業 の実践を通して自己肯定感を高める 学習ルールの確立 発表等の活躍の場の設定 教え合い学び合える授業の創造 情報教育を通して モラル意識を

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

PowerPoint プレゼンテーション

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 占いサイトの場合 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく 懸賞サイトやメール 掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

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Microsoft Word - H29 いじめ防止基本方針.docx

Microsoft Word 事件対策マニュアル.doc

学校の安全管理マニュアル作成のための手引き の発刊にあたって 児童 生徒の安全を確保し 学校の安全を守ることは 児童 生徒の心からの笑顔と心身の健康 そして未来への可能性をしっかりと守ることにつながります 平成 13 年 9 月に 学校の安全管理マニュアル作成のための指針 を作成して 3 年が経過し

小樽市立北陵中学校いじめ防止基本方針令和元年 5 月改定 1. はじめにいじめの問題は 生徒が夢と誇りを持ち 生き生きと学校生活を送ることを妨げる重大な人権上の問題です 平成 25 年 6 月に いじめ防止対策推進法 が成立し 北海道においては 平成 26 年 4 月に 北海道いじめの防止に関する条

(4) 学級活動の充実 一人一役 や学校行事を通じて 学級内で生徒一人一人が活躍できる場を設け 他者の役に立っていると実感できるような学級経営に努める (5) 生徒会活動の活性化生徒会策定の いじめ防止五ヶ条 や いじめについて考える週間 ( 岡山県 ) 自殺予防週間 自殺対策強化月間 ( 内閣府

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方はじめに いじめは, 決して許されてはならない行為です しかし, いじめはどの学校のどの児童にも起こりうる問題であり, 本校についても例外ではありません これまでも, 各学級において生徒指導上の問題として担任をはじめ学校全体で問題の解決に取り組んできました そのよ

4 チェック項目 意見 事業所評価 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析さ れた上で 放課後等デイサービス計画 i が作成されているか ご意見はなく の回答数が全員でした 今後もよい支援を行えるよう努めていきたいと思いますのでご協力よろしくお願いします チェック項目意見 事

Microsoft Word 年度いじめ防止基本方針+志賀小

て, 組織的 実効的に取り組むことを目的とする 2 構成教職員,SCや社会福祉士など心理や福祉の専門家, 弁護士, 精神科医等の医師, 教員 警察官経験者などの地域人材等 3 組織の役割学校が組織的にいじめの防止等に取り組むに当たり, 次のような役割を担う アいじめの予防に関して 学校基本方針に基づ

< 評価表案 > 1. 日本人 ( ロールプレイ当事者 ) 向け問 1. 学習者の言っていることは分かりましたか? 全然分からなかった もう一息 なんとか分かった 問 2 へ問 2. 学習者は, あなたの言っていることを理解し, 適切に反応していましたか? 適切とは言えない もう一息 おおむね適切

いじめの表れとして 以下のようなものが考えられます 冷やかしやからかい 悪口や脅し文句 嫌なことを言われる 仲間はずれ 集団から無視をされる 軽く体を当てられたり 遊ぶふりをして叩かれたり 蹴られたりする 体当たりされたり 叩かれたり 蹴られたりする 金品をたかられる 金品を隠されたり 盗まれたり

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される


ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

出雲商業高等学校における 学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 3 月作成平成 31 年 3 月改訂 生徒指導部

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(3) いじめに関する学習 ( 主担当 : 人権主任 道徳教育推進教師 ) 1 人権感覚の育成 道徳教育推進教師 = 豊かな人権感覚をはぐくむ授業づくり ( 主として道徳 ) のための 資料提供や 情報共有を行う 2 人権学習週間 人権主任 = 道徳主任 特活主任 学年主任と連携しながら進める 3

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別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

神奈川県立逗子高等学校いじめ防止基本方針 1 いじめの防止等に関する基本的な考え方 ( 本校のいじめ防止に関する基本的な姿勢 ) いじめは いじめを受けた生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず その生命又は身体に重大な危険を生じさせるお

教職員の非違行為対応マニュアル 平成 26 年 (2014 年 )8 月 長野市立綿内小学校 非違行為を防止するために必要な日常の取組

い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

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Transcription:

不審者 不審電話への対応について 1. 学校への不審者侵入防止のために (1) 学校敷地内への不審者の侵入防止 出入口は北西部の門に限定し 登校後は下校まで閉門する 開門している登校時には 教職員が立ち会い 子どもの安全を見守るようにする 下校時は 限定している出入口の門を開放する 登校時間と比べて下校時間は長時間にわたる場合が多いが 教職員やPTA 子ども安全リーダーの方々の協力を得ながら 門において子どもの安全を見守るようにする (2) 学校の敷地内での不審者の発見 排除 校舎への入口 ( 受付 ) までの動線を明確にし 初めての来校者にも分かるように表示しておく動線は 職員室等から見通しがよく また 子どもが活動するスペースと峻別して設定する 来校者については ドアのオートロックとインターホンによって確認し対応する 不審者を早期に発見し 校舎内に入れないという観点から 教職員 PTA 等により 授業中や昼休み 休憩時間等における校舎内外など 敷地内の巡回を行う (3) 校舎内への不審者の侵入防止 正規の来校者も含め 原則としてすべての来校者の対応を受付に集中する 受付では 教職員が応対して来校者をチェックする 保護者全員には 名札を配布しているが識別が可能なように 受付の担当者が来校者を確認し名札を着用してもらう 来校者の確認 インターホンで 事務室に用件を伝えた後入ってきているか 受付名簿への記入職員室への声かけ 用件が応えられるか 正当なものか 凶器 刃物を持っていないか 保護者の場合 学年 組 氏名が言えるか 2. 学校への不審者の侵入に備えて (1) 安全を守るための器具の備え 学校への不審者の侵入などの緊急時に 安全を守るための器具を備えておく 器具としては さすまた 催涙スプレー 竹箒 バットなどは効果的であると考える 子どもが使用するなど防御以外の目的に使用されることがないよう 管理の徹底を図る また研修会等に参加して 万一の場合に適切に使用できるようにしておく (2) 身を守るために必要な訓練の実施 学校への不審者侵入などの緊急事態が発生した場合 迅速に110 番 (119 番 ) 通報や教育委員会等への連絡が行えるよう 通報や緊急連絡の仕方を訓練しておく 警察との連絡システムについて その使用方法について十分理解しておく 110 番通報の後 警察官が到着するまでの間 教職員自身の安全を守りつつ 第一に不審者を子どもに近づけないようにすることができるよう 防犯訓練等において身を守りながら時間を稼ぐように訓練を行っておく

3. 学校に不審者が侵入した場合の対応について 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報偶然に発見 職員室への報告 複数の教職員で現場へ 発見者が インターホン 無線 携帯電話等所持 不審者から子どもを 携帯電話 等で 状況を把握 回避 職員室へ報告 職員室へ連絡 対応 2 対応 3 不審者としての認識 不審者への対応 訪問要件や氏名 危険物の所持等を確認 ( 人権に配慮 ) ポイント 児童等の安全確保 生命維持最優先 的確な判断 指示 対応 正確な情報把握と迅速な連絡 通報 不審者への初期対応 駆けつけた教職員の代表 (2~3 人 ) が 不審者への対応 刺激せず 落ち着いて話しかける 直ちに退校するよう促す 応じないときは警察が来るまで時間を稼ぐ 刃物を所持している場合は 机や椅子 さすまた 催涙スプレー等で距離をおいて対応し 時間を稼ぐ 子どもを避難させ 応援が来るのを待つ 他の職員は 避難ルートの確認や避難地の確保にあたる 不審者の侵入を知らせる放送 緊急放送 先生 を持って に来てください 先生不審者が侵入したことを知らせる合図 先生 : 異動した教員など 不審者が危険物を持っていることを知らせる合図 : ぞうきん 刃物 不審者がいる現場 校長判断で 警察と教育委員会へ通報 校長は子どもの安全な場所への誘導を決定 避難場所での安全確保 巡回 授業中の場合 休み時間の場合 授業中の教職員は 教室で待機 担任は教室へ行き 子どもを把握 授業をしていない教職員は 校長 連 校長 連絡係を残して 他の教職員は 絡員を残し現場へ ( 無線等持参 ) 現場へ ( 無線等持参 ) 不審者対応 不審者対応 避難ルート確保 避難ルート確保 原則 : 対応中は子どもを動かさない 対応 4 けが人等に対してその他の子どもに対して 教頭 救急車の要請 校長 教育委員会などへ連絡 担任 保護者へ連絡子どもたちの下校 引き渡し判断 校長 教育委員会などへ連絡 生徒指導 保護者 地域関係者へ連絡メール配信

4. 学校外での活動時における不審者情報への対応 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報地域 その他の情報 対応 2 引率教員が不審者として認識 いつ どこで だれか どんな状況か を確認 ( 人権に配慮 ) する 不審者の特徴 ( 背丈 容姿等 ) を把握する 明らかに不審者 ( 危険物を所持 ) と判断できるとき 110 番 通報する 周囲の児童を遠ざける 対応 3 ポイント 児童等の安全確保 生命維持最優先的確な判断 指示 対応正確な情報把握と迅速な連絡 通報 不審者への初期対応 引率責任者が 状況に応じて現場の判断により警察へ通報 巡回及び引率教職員への連絡( 情報の共有化に努める ) 引率責任者が 学校への報告 引率教員が 施設管理者等への連絡 グループ別活動の場合 集団で活動している場合 通信手段( 無線機 携帯 ) の活用 避難 待機( 放送等による ) 引率教職員が回避あるいは避難誘導 安全な避難ルートの確保 安全な避難ルートの確保 人員確認 対応 4 安全確認後の報告 引率教員 校長 校長 教育委員会 生徒指導部 保護者 地域関係者 ( メール配信等 )

5. 学校外での不審者情報への対応 市教委 他校 児童 保護者からの通報 対応 1 情報内容の聞き取り いつ どこで 誰が遭遇したか 遭遇時の様子 不審者の特徴 ( 性別 年齢 服装 体格 ) など 警察への通報確認 ない場合はすぐに通報する 対応 2 情報収集と状況判断 学校内 学校周辺の巡回 他校園 市教委より情報収集 学校の対応の決定 対応 3 レベル毎の対応 レベル 1 レベル 2 レベル 3 市内で発生した不審者情報で緊急性が低い事案 市内で発生した犯罪で被疑者が逃亡中 または不審者情報で緊急性が高い事案 警察や市教委より児童の安全確保の要請があったもの 児童在校時 児童下校時 レベル 1 レベル 2 レベル 3 1 各学級において 状況説明及び注意喚起 1メール配信 ( 保護者 地域 ) 2 下校指導体制の確認 安全指導 注意喚起依頼 複数での下校 教師の巡回 情報提供の依頼 3メール配信 ( 保護者 地域 ) 2 教師巡回 下校時の見守り依頼 1 各学級において 状況説明及び注意喚起 1メール配信 ( 保護者 地域 ) 2 施錠 学校内 学校周辺の巡回 安全指導 注意喚起依頼 3 情報収集と状況判断 外出を控えるように依頼 下校指導体制の確認 情報提供の依頼 集団下校 教師の巡回 2 教師巡回 4メール配信 ( 保護者 地域 ) 3 地域関係団体への協力依頼 下校後の外出を控えること 4 情報収集 状況判断 情報提供依頼 5 地域関係団体への協力依頼 1 各学級において 状況説明及び注意喚起 1メール配信 ( 保護者 地域 ) 2 施錠 学校内 学校周辺の巡回 安全指導 注意喚起依頼 3 情報収集と状況判断 児童の外出禁止の要請 4 引き渡し実施に向け協議 情報提供の依頼 引き渡し場所 時間の決定 児童の外出禁止の要請 役割の確認 2 教師巡回 5メール配信 3 地域関係団体への協力依頼 引き渡し実施お知らせ 4 情報収集 状況判断 下校後の外出禁止要請 翌日の登校体制 6 地域関係団体への協力依頼 7 情報収集と状況判断 翌日の登校体制

6. 不審電話の対応 学校施設の爆破予告への対応 留意点 いたずらや嫌がらせの可能性が考えられる場合であっても 最悪の事態を想定し 児童 教職員の安全を最優先に対応する 警察 教育委員会等関係機関と緊密に連携し 迅速 的確に対応する 対応 1 事実確認 不審電話を受けた ( 不審な掲示板への書き込み 不審なメール ) 教職員は 校長へ報告する 電話のメモを残す 掲示板の書き込みは削除依頼せず印刷し 保存する メールは印刷し保存する 状況把握 確認を行い 対応方針と職員の役割分担を決定 対応 2 共通理解 通報 避難 1 教職員を招集し 速やかに情報 今後の対応の共通理解を徹底する 2 関係機関 ( 警察署 消防署 教育委員会 ) への連絡 安全確保に関する協議 ( 電話 ) 3 児童を動揺させないように留意しながら 緊急避難させる 授業中 授業者が誘導 休み時間 一斉放送で教室に集める 担任が誘導 学校敷地外の安全な場所に避難させる 教職員の役割分担の徹底 不審物に触れないことの徹底 引き渡し名簿 対応 3 緊急対策会議 関係機関 ( 警察署 消防署 教育委員会 ) と対応の協議 関係機関からの指示や意見の集約 児童への指示 指導事項 保護者 地域への説明内容を決定する 当日の下校 ( 引き渡しの実施 ) 翌日の授業実施の有無 保護者への説明 教職員の以後の対応や役割分担 対応 4 安全確保 児童 保護者への説明 1 安全確保 校内に残留者がいないことを確認する 不審物 ( 爆発物 ) の有無の確認は 警察からの指示を受けた上で 校長の指揮下で行う 2 児童 保護者対応 状況を説明し 不安の払拭に努めるとともに以後の行動について指示する 対応 5 情報整理プレス対応 1 対策本部設置 事件の全容等収集した情報を整理する 役割分担に基づき行動する 関係機関と連携しながら今後の対応を協議する

友だちの名前 電話番号を教えてほしい 等 個人情報を手に入れようとする電話 (1) 児童への指導事項 友人の名前や電話番号を尋ねる電話がかかったときは 大人とかわる 大人がいないときは 親がいないのでわかりません といって電話を切る 不審な電話があったときには 必ず親に伝え 学校 ( 担任 ) にも知らせる (2) 保護者への依頼事項 児童への指導 聞き出しなどの電話がかかってきたら 取り合わずにすぐに電話を切ること等 個人情報であるためできないことを伝える 場合によっては 学校へ問い合わせて下さい と言って切る 公的な機関名や PTA 関係を名乗る場合も通常個人宅へ電話することはない 不審電話があった場合は, 必ず学校や担任へ連絡する (3) 学校の対応 教育委員会へ連絡 メール配信等で 保護者への注意喚起