エクセル特有の機能 文字はセルを超えて表示される... 2 表のセルに文字を入力すると文字がはみ出る!... 2 文字を入力するとこんな状態になります!... 3 数字の端数は自動的に四捨五入される... 3 日付 (2016 年 8 月 19 日 ) は計算できる文字... 3 セルを超える文字列を位置ぞろえすると思ったようにならない... 4 セルを超える文字列を修整するにはどうしたらいいの?... 4 郵便番号を変換すると住所が表示される... 4 オートフィル機能でエクセルは便利に使えます... 5 オートフィル機能の活用事例 その1( 数式のコピー )... 5 オートフィル機能の活用事例 その2( 文字と数字がある文字列は数字が増える )... 5 オートフィル機能の活用事例 その3(% の記号の付いた計算 )... 6 オートフィル機能の活用事例 その4( 連続データの入力 )... 7 エクセルの表示形式... 7 セル幅の自動調整の時思った以上にセルが広くなる... 8 パソコンアカデミー 二階堂将博 1 / 8
文字はセルを超えて表示される エクセルで文字を入力すると 左図のようになります これを解消するには セルの書式設定 から変更する つまり セル B3 より右に何も入力されていない場合 には セル幅よりも長い文字を入力すると セルを飛 び越えて 一直線に表示されます セルの中に文字列を収めたい場合には 入力したセルを選択して 右クリックをします すると 一覧に セルの書式設定 という項目があり ます セルの書式設定 という項目を選ぶと チェックする 左図のような セルの書式設定 ダイアログボックス が表示されます メニューから 配置 を選ぶと左の図になります 角丸四角の中から希望の項目に を入れると 希望の 文字列になります 表のセルに文字を入力すると文字がはみ出る! 表を作成してセルに文字を入力したとき よくこんな ことがあります 印刷イメージを確認 セルに文字を入力し セルの中に納まるように 線をこえないように文字の長さを調整した が印刷したら線が消えていた こういうことがエクセルでは かなりの頻度で起こります エクセルでは 編集画面の文字列と印刷した結果と同じではありません エクセルで作業をするときには 印刷イメージを確認して 線が消えていないかどうかを確認しながら作業をしましょう 2 / 8
文字を入力するとこんな状態になります! 文字を入力すると以下のようになります 数字を入力すると自動的に半角になる 数字を入力するとセルに対して右揃えになる 文字を入力するとセルに対して左揃えになる 計算可能な文字は右揃えになる 左揃えになるのは計算できない文字です 数字と文字が混じった文字列は文字扱い 半角には 文字 と 数字 がある 数字の端数は自動的に四捨五入される 端数が付いた数字を入力して 小数点をエクセルで調 整した場合は 自動で四捨五入されて表示されます 注意 エクセルは 小数点を調整しても 計算は調整されない元の数字で行うので 計算結果が間違って表示されます この場合の対策は そのままの数字を打つ直す 関数を使って端数処理をする 日付 (2016 年 8 月 19 日 ) は計算できる文字 日数 日付や時間はシリアル値を利用して計算しています シリアル値とは 1900 年 1 月 1 日を 1 1900 年 1 月 2 日を 2 として現在まで積み上げた数字です シリアル値に直す 日付をシリアル値に戻すと左の表のようになります 日数 また 日付は計算できる文字なので セルに対して右揃えに表示されます エクセルでは 日付は数字 ( シリアル値 ) として認識されます 3 / 8
セルを超える文字列を位置ぞろえすると思ったようにならない セルの幅以上に長い文字列を位置ぞろえすると 自分 が思っていたようになりません 位置ぞろえは セルが基準になるので セルに対して 位置ぞろえになってしまいます これを解決するには セルを結合する セルの幅を広げる セルを超える文字列を修整するにはどうしたらいいの? 左の図のように 結果 という文字を 実績 に訂正 する場合は どうしたらいいでしょうか? この場合 結果 の文字のところをクリックしてもセルD2が選択されるだけで 肝心の文字は選択されません 文字がB2に入っているので 一旦 B2の文字をクリックしてカーソルを表示させてから 結果 の文字をクリックするとカーソルが 結果 のところにカーソルが表示されます こうすると 文字が変更できます 郵便番号を変換すると住所が表示される 住所録などを作っていると 住所を入力にけっこう面 倒くさい思いをするときがあります そんな時 郵便番号を入力して確定する前に変換キー を押すと 住所が入力することができます これは 知っていても なかなか思い出せないので ご注意ください 4 / 8
オートフィル機能でエクセルは便利に使えます エクセルでの作業を効率よく行っていくために オー トフィル機能はとても便利な機能です セルを選択して 右下角にカーソルを持っておくと十 字のマークが表示されます 十字のマークが表示されたら そのままドラッグしま す すると 文字が一瞬のうちにコピーされます オートフィル機能といいます オートフィル機能は エクセルを操作する場合には なくてはならない機能です これからオートフィル機能の活用事例を紹介していきます オートフィル機能の活用事例 その 1( 数式のコピー ) + ドラッグする横の合計も出してみましょう!! 横も相対参照になることを確認しましょう!! 縦にドラックした場合と 横にドラッグした場合の違いを確認しましょう!! 手順 1. セルF4に 4 月から 6 月を合計する数式を入力入力内容 =SUM(C5:E5) 又はホームメニューのΣ( オートSUM) を押す 2. カーソルをF4の右下角にもっていくと + 表示に変化 3. その状態で下にドラッグすると 各行に合計が表示されます 4. このとき F5を選択すると =SUM(C5:F5) 5. さらに F6を選択すると =SUM(C6:F6) セル番地が自動で増えることを相対参照という オートフィル機能の活用事例 その 2( 文字と数字がある文字列は数字が増える ) セル C3 に 4 月と入力して E3 までオートフィル機能でドラッグしましょう すると D3 に 5 月 E3 に 6 月と入力されます ようするに文字と数字が含む文字列をオートフィルでコピーすると 数字が 1 ずつ増加します 5 / 8
オートフィル機能の活用事例 その 3(% の記号の付いた計算 ) E4を選択して式 =D4/C4を入力して Ē4 を選択して % ボタンを押す オートフィル機能でE7までコピーすると % 月のデータが表示されます では 次の場合を確認しましょう!! セルに 1% と入力して オートフィルでコピーしたら どうなりますか? 次のような便利な機能もあります セルの 睦月 と入力してオートフィル セルの 子 と入力してオートフィル セルの 甲 と入力してオートフィル セルの 月 と入力してオートフィル セルの 月曜日 と入力してオートフィル この機能を使うには エクセルへの登録が必要です 左図のものは すでにエクセルへ登録済です 6 / 8
オートフィル機能の活用事例 その 4( 連続データの入力 ) 数字 1,2.3~ などの連続データを入力するときに もオートフィル機能が便利です B3 に 1 と入力して セルの右角下にカーソルをもっていって + 表示がでたら Ctrl( コントロール ) ボタンを押したまま下にドラッグすると連続データを入力できます オートフィル あるいは 印のボタン ( オートフィルボタン ) をク リックして 連続データを選択しても連続データを入 力できます エクセルの表示形式 エクセルでは 数字の形式を変更したり 指定したり するときには すべて表示形式を設定する必要があり ます 左図で数値の形を指定する場合には 数値 グループから選択する必要があります 数値 グループには 詳細事項を設定する 標準 簡易的に表示形式を設定するボタンがあります さらに 詳細を設定するには 印のボタンから 表 示形式の詳細画面を表示して 設定する必要がありま す セルの書式設定の詳細画面の一番左に 表示形式 の ボタン ( タブ ) があります さらに 表示形式にはい くつもの項目に分かれています エクセルになれてくると この表示形式は 頻繁に使 用することになるので 覚えておくといいでしょう 7 / 8
セル幅の自動調整の時思った以上にセルが広くなる エクセルには 文字列の長さによって 自動調整する という機能があります 手順は 自動調整したいエリアの列番号を連続で選択をし 列番号の境目にある境界線にセルを持っていきます 印の中の表示が出たら ダブルクリックをすると 列幅が自動調整されます 左の図の場合ですが タイトルがながいので その文 字列に対応して B 列の幅が異常に長くなってしまいま す この場合の対応ですが 自動調整する前に B1~F1 までを結合しておきま す 結合した後で B 列 ~F 列まで列番号を連続選択して 自動調整すると 1 行目以外は 文字幅に応じてセル 幅が調整されます 対策としては あらかじめタイトルなどを表の幅に結 合しておくと 自動調整の対象に泣いません 8 / 8