今月の経済・金融情勢2010年2月号

Similar documents
今月の経済・金融情勢

経済金融・情勢資料  15年7月 

今月の経済金融情勢2018年11月30日号

今月の経済金融情勢2018年12月25日号

nichigingaiyo

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

< E97708AC28BAB82C982C282A282C42E786C73>

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

<4D F736F F D20819A819A8DC58F49835A C C8E816A2E646F63>

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

当面の金融政策運営について(貸出増加支援資金供給の延長等、12時29分公表)

目 次 1. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) における運用環境について 2. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 被保険者ポート

Invesco Premia Plus Fund

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

マネーマーケットマンスリー

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

Microsoft Word - 21年度資産運用概況.doc

退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

国家公務員共済組合連合会 厚生年金保険給付積立金の令和元年度第 1 四半期運用状況 第 1 四半期末の運用資産額は 6 兆 7,376 億円となりました 第 1 四半期の収益額は 実現収益額が 512 億円 総合収益額が 128 億円となりました 第 1 四半期の収益率は 実現収益率 ( 期間率 )

国内短期金利

PowerPoint プレゼンテーション

2013 年 8 月 19 日号

マネーマーケットマンスリー 2018年12月

中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期

2018 年度第 3 四半期運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うも

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

月例経済報告

目次 1. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) における運用環境について 2. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) におけるポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 用語の説明 頁 1

平成24年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(閣議了解)

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx

平成30年度第1四半期における運用状況等

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに-為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由

< C8E DA8E9F2E786C73>

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

Microsoft Word ECB利下げ.doc

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

現代資本主義論

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

為替相場展望2018年10月号

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

月例経済報告

PowerPoint プレゼンテーション

Outlook201806

長と一億総活躍社会の着実な実現につなげていく 一億総活躍社会の実現に向け アベノミクス 新 三本の矢 に沿った施策を実施する 戦後最大の名目 GDP600 兆円 に向けては 地方創生 国土強靱化 女性の活躍も含め あらゆる政策を総動員することにより デフレ脱却を確実なものとしつつ 経済の好循環をより

経済・物価情勢の展望(2016年10月)

untitled

3_2

Microsoft PowerPoint - PictetMacroWatch_ pptx

当面の金融政策運営について(「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置の導入、12時50分公表)

スライド 1

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

Microsoft Word - 20年度資産運用状況.doc

人民元週間レポート 2019 年 3 月 29 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

Fidelity Charts & Graphs PowerPoint Template

<88D791D6918A8FEA D E786C7378>

Microsoft Word

<88D791D6918A8FEA D E786C7378>

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

経済学でわかる金融・証券市場の話③

株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

Microsoft PowerPoint - CSIS 【三井住友銀行】 FOMC後のスペシャルレポート(USHY).pptx

スライド 1

<88D791D6918A8FEA D E786C7378>

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D204D525F A8E918AC28BAB8CA992CA82B52E B8CDD8AB B83685D>

2017年上半期の為替相場展望

わが国の経済・物価情勢と金融政策

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

第1章

目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

平成29年度における運用状況等

北陸 短観(2019年6月調査)

平成24年度 業務概況書

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより


PowerPoint プレゼンテーション

北陸 短観(2016年12月調査)

北陸 短観(2019年3月調査)

Transcription:

21.1.15 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 21 年 1 月 農林中金総合研究所 調査第二部経済金融 Ⅰ 班 http://www.nochuri.co.jp/weekly/weekly.html

経済金融 情勢資料 2 2 年 1 月 1. 原油価格 (WTI 期近 終値 ) は OPEC の増産論が後退 (9 年 12 月の OPEC 総会では生産枠据え置き決定 ) する一方 在庫減少や需要増見通しの発表 北米での寒波襲来などから 1 年 1 月には 1 バレル =83 ドル台に上昇 2. 米国では 景気対策法 ( 総額 7,87 億ドル ) に基づき 21 会計年度末までの 5 四半期間 1, 億ドルずつを四半期ごとに支出する予定 また 住宅減税の継続や雇用保険の支給期間の延長についての法案が 9 年 11 月初めに成立 12 月 8 日には追加雇用対策が発表された 一方 米連邦準備制度理事会 (FRB) は 9 年 12 月 16 日発表の FOMC 声明文で 景気の持ち直しが続いており 労働市場の悪化が和らいでいるとの認識を示した また 緊急流動性対策の大部分を 1 年 2 月 1 日に 住宅ローン担保証券 (MBS) などの買い取りは 1 年 3 月末で打ち切る方針を示したが 延長する可能性も残る 金融 財政 両面からの景気てこ入れなどにより経済指標にも改善を示すものが増えているが 9 年 12 月の非農業部門雇用者数は再び減少 ( 前月比 8.5 万人 ) するなど 雇用環境はなかなか改善に向かず また 住宅 商業不動産などのローン債権の劣化が進むなど 依然として厳しい 3. 日本経済は輸出や生産面で改善の動きが続く 9 年 11 月の鉱工業生産指数 ( 速報値 ) は前月比 +2.6% と 9 ヵ月連続で上昇 9 年 12 月 1 年 1 月分についても引続き 上昇が見込まれている 一方 設備投資の先行指標である機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) は一時底入れの兆しが見えてきたが 9 年 11 月分は前月比 11.3% と 2 ヵ月連続で減少し 統計開始以来の最低水準を更新 また 雇用悪化に歯止めがかかりつつあるが 本格的な回復は時間を要するものと思われている 9 年 11 月下旬の政府のデフレ宣言に続き 日銀は 12 月 1 日の臨時金融政策決定会合で 国債 社債 CP などを担保に 1 兆円程度資金供給する 固定金利 (3 ヵ月 ) 型の新型オペレーション導入を決定した また 9 年 12 月 18 日の金融政策決定会合では 物価安定の理解 をより明確にするかたちでデフレを容認しない姿勢を示したが 今後更なる対応がなされるか 注目される 4. 外国為替市場では 米長期金利の上昇や FRB が米国の景気回復に伴い緊急措置を予定通り解除するとの思惑 菅財務相による円安容認発言から 93 円台まで上昇する場面もあった ユーロ ドル相場は 9 年 12 月にユーロ圏での国債格下げ懸念からユーロ安が進んだが このところは 1 ユーロ =1.45 ドル台近辺での推移となっている 5. 日経平均株価は 円安や世界的な景気回復期待などから 1 年 1 月 14 日 ( 終値 ) には 1 万 9 円台へ 日本の長期金利の目安である新発 1 年国債利回りは 9 年 12 月後半以降の円安 株高傾向などから上昇傾向となり このところは 1.3% 台で推移 2

原油価格 :1 バレル =8 ドル台超える ( ト ル / バレル ) 原油市況の動向 ( 日次 ) 9 8 7 6 OPEC バスケット価格 5 ニューヨーク原油 ( 先物 ) 価格 4 ドバイ原油価格 3 8/12 9/2 9/3 9/5 9/7 9/9 9/1 9/12 (OPEC データ等より作成 ) 石油需給差 : 日量百万世界の石油需給需要変化率 :% バレル 3.5 7 3. 2.5 2. 1.5 需要超過 6 5 4 3 1. 2.5 1..5 1. 1.5 1 2 2. 3 世界の石油需給差 ( 供給 - 需要 )( 左軸 ) 供給超過 2.5 4 石油需要 :(3ヶ月移動平均) 前年同月比 ( 右軸 ) 3. 5 97/3 99/3 1/3 3/3 5/3 7/3 9/3 Bloomberg(Energy Intelligence Group) データより作成 ニューヨーク原油先物 (WTI 期近 終値 ) 価格は 9 年 12 月に入り 米ドルが反発する動きにつれ ドル安に対するリスクヘッジ目的の資金が流出し 中旬には一時 7 ドル割れとなった その後は OPEC の増産観測が後退 (9 年 12 月の OPEC 総会では生産枠据え置き決定 ) する一方 在庫減少や需要増見通しの発表 北米での寒波襲来などから 1 年 1 月には 1 バレル =83 ドル台に一時上昇 石油輸出国機構 (OPEC) は 加盟国 11 カ国ベースで 8 年 11 月の日量 15 万バレルの減産 9 年 1 月からの日量 22 万バレル程度の減産決定後は 生産量を据え置いている 国際エネルギー機関は 9 年 12 月の見通しで 21 年の世界の石油需要を前年比 +1.7% とした 米エネルギー情報局 (EIA) は 1 月のエネルギー見通しで 21 年の WTI 期近の平均価格を 1 バレル =79.83 ドルとした 3

米国経済 :FRB は 景気の持ち直しが続いている という景気判断 1 1 2 3 4 5 6 7 8 非農業雇用 製造業新規雇用者数変化 (12 月 単位 : 千人 ) 9/1 9/4 9/7 9/1 非農業部門雇用者数製造業新規雇用者数 ( 右軸 ) 5 5 1 15 2 25 3 35 4 イールドスプレッドと FF レート誘導目標 ( 政策金利 ) の関係 3 95/1 96/1 97/1 98/1 99/1 /1 1/1 2/1 3/1 4/1 5/1 6/1 7/1 8/1 9/1 1/1 9 年 12 月の非農業部門雇用者数は 前月比 8.5 万人と再び減少した 一方 完全失業率は 1.% と 前月から変わらず 雇用悪化には歯止めがかかりつつあるが 依然厳しい (%) 5 4 3 2 1 1 2 フェデラルファンドレート ( 右軸 ) 1 国債 -3 ヶ月 TB 1 国債 -FF レート誘導水準 (%) 8 7 6 5 4 3 2 1 総額 7,87 億ドル ( 約 72 兆円 ) 規模の景気対策法が 9 年 2 月中旬に成立 勤労者一人当たり年間 4 ドルの減税は 4 月以降の給与支払時から行っている また 政府高官によると 21 会計年度末まで 四半期ごとに 1, 億ドルずつを支出する予定 さらに 住宅減税の継続や雇用保険の支給期間の延長についての法案が 9 年 11 月初めに成立 12 月 8 日には 追加的雇用対策が発表され 追加支出法案が議会審議中 ( 下院通過 ) 米連邦準備制度理事会 (FRB) は 9 年 12 月の連邦公開市場委員会で 景気の持ち直しが続いており 労働市場の悪化が和らいでいるとの認識を示した また 緊急流動性対策の大部分を 1 年 2 月 1 日に 住宅ローン担保証券 (MBS) などの買い取りは 1 年 3 月末までで打ち切る方針を示したが 延長する可能性も残る 8 年 12 月から据え置かれている政策金利 ( 史上最低の ~.25%) については 当面維持することを示唆 4

国内経済 : 鉱工業生産 増加見通し ( 千億円 ) 機械受注 ( 船舶 電力除く民需 ) の推移 ( 前月比 :%) 8 6 4 2 2 4 6 8 1 前月比増減率 ( 左軸 ) 鉱工業生産の推移 前年同月比増減率 ( 右軸 ) 経産省 : 製造業生産予測 12 6/11 7/5 7/11 8/5 8/11 9/5 9/11 経済産業省 鉱工業生産 より作成 ( 注 ) 予測は 製造工業生産予測調査の当月見込みと翌月見込みの季節調整済み増加率 ( 前年比 :%) 4 2 2 4 6 12. 11. 1. 9. 8. 7. 単月 3 ヶ月移動平均 四半期実績 翌期見通し 6. 4/4 4/1 5/4 5/1 6/4 6/1 7/4 7/1 8/4 8/1 9/4 9/1 内閣府 機械受注 より作成 1~12 月期 : 前期比 8.6% の見通し 9 年 11 月の鉱工業生産指数 ( 速報値 ) は前月比 +2.6% と 9 ヵ月連続で上昇した また 製造工業生産予測調査では 9 年 12 月が同 +3.4% 1 年 1 月が同 +1.3% と 引続き改善が予測されている 一方 設備投資の先行指標である機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) の 9 年 11 月分は前月比 11.3% と統計開始以来の最低水準を更新 また 3 ヵ月移動平均で均したベースでも 3 ヵ月ぶりに低下 内閣府が集計した 9 年 1 ~12 月期の見通し ( 前期比 +1.%) を達成するにはかなり厳しい状況 5

長期金利 : 新発 1 年国債利回りは 1.3% 台で推移 (%) 2.2 2. 1.8 6 年 3 月末 =1.77% 2.5 最近の長期金利動向 1.96 1.88 9 年 3 月末 =1.34% 1.6 1.4 1.2 7 年 3 月末 =1.65% 8 年 3 月末 =1.275% 1.165 8 年 12 月末 =1.165% 1. 25 年 4 月 1 月 26 年 4 月 1 月 27 年 4 月 1 月 28 年 4 月 1 月 29 年 4 月 1 月 ( 資料 ) 日経新聞資料から作成 引値ベース 日銀は 6 年 3 月の量的緩和政策の解除後 2 度の利上げにより 政策金利 ( 無担保コール翌日物 ) を.5% まで引き上げた しかし 世界的な金融危機を受けて 8 年 1 月 31 日に再び利下げに踏み切り さらに同年 12 月 19 日の金融政策決定会合でも追加利下げを決定し 政策金利は.1% となった また 同時に CP 社債の買入れなどを通じて 企業金融の円滑化を図る政策も打ち出した さらに 9 年 3 月の会合では 8 年 12 月に続き国債の買入れ額の増額を決定 一方 9 年 1 月 3 日の会合では CP 社債市場の機能回復を踏まえ 企業金融円滑化支援策を年末以降 徐々に終了していく方針が示された しかし 急激な円高やデフレ進行の懸念増大を受け 12 月 1 日の緊急会合で 国債 社債 CP などを担保に 3 ヵ月間の固定金利 (.1%) で 1 兆円程度資金供給する 新しい資金供給手段の導入を決定 長期金利の目安となる新発 1 年国債利回りは 9 年 11 月中旬以降 デフレや円高に伴う株価下落などから低下し 12 月 1 日の日銀 臨時金融政策決定会合開催を材料に金融緩和策への思惑が強まり 長期金利は一時 8 年 12 月末以来の 1.2% 割れとなった しかし その後は 円安 株高傾向などから上昇傾向となり このところは 1.3% 台で推移 6

株価 : 日経平均株価は 1 万 9 円台に ( ドル ) 15, 米中株価動向 (9,12.19=1) 9, ( 円 ) 19, 日経平均株価と東証の時価総額 ( 兆円 ) 7 14, 13, 12, NY ダウ平均指数 ( 左軸 ) 中国上海総合指数 ( 右軸 ) 8, 7, 6, 17, 15, 3/4/28, 7,67.88 6 5 11, 5, 1, 4, 9, 3, 8, 2, 7, 1, 6, 7/1 7/4 7/7 7/1 8/1 8/4 8/7 8/1 9/1 9/4 9/7 9/1 1/1 Bloombergデータから農中総研作成 13, 11, 9, 8/1/27, 7,162.9 7, 3/4 3/1 4/4 4/1 5/4 5/1 6/4 6/9 7/3 7/9 8/3 8/9 9/3 9/9 Bloomberg データより作成 時価総額 日経平均株価 4 3 2 1 米国の株価は 低金利政策の長期化観測や経済指標の改善などから上昇を続け 1 年 1 月 14 日には 業績改善期待からダウ平均は 13 ヵ月ぶりに 1,7 ドル台となった 中国人民銀行は 8 年 9 月中旬以来 5 度にわたって利下げを実施 また 中国政府は 8 年 11 月上旬に 21 年末まで続く 総額 4 兆元 ( 約 52 兆円 ) の景気対策発表 上海総合指数は 9 年 8 月上旬に 3,5 ポイント台目前まで上昇した 1 年 1 月には 資産バブルへの警戒から中国人民銀行は市中銀行の預金準備率を.5% 引き上げた 日経平均株価は 景気不透明感 急激な円高や大規模増資への嫌気から 9 年 11 月下旬に一時 9, 円台割れ寸前まで下落したが 年末を前に円安の動きがあり 1 万 5 円台を回復 世界的な景気回復期待もあり 1 年 1 月 14 日には 1 万 9 円台へ 7

為替動向 : 直近では 1 ドル =93 円台となる場面も (1ドル = 円 ) 86 ドル円 ユーロ円相場の推移 (1ユーロ = 円 ) 128 (1ユーロ = ドル ) 1.4 ユーロの対米ドル相場の推移 88 9 13 132 1.45 ドル高 92 94 96 円安 円高 ドル円 ( 左軸 逆目盛 ) ユーロ円 ( 右軸 ) 134 136 138 1.5 ドル安 98 14 9/9/1 9/1/11 9/11/11 9/12/12 1/1/12 Bloomberg データより作成 1.55 9/9/1 9/1/11 9/11/11 9/12/12 1/1/12 Bloomberg データより作成 ドル円相場は 9 年 12 月下旬に日銀による更なる金融緩和への思惑や米長期金利の上昇などから円高が一服し 91 円台に 1 年 1 月上旬には FRB が景気回復に伴い緊急措置を予定通り解除するとの思惑や菅財務相による円安誘導発言から 93 円台まで上昇する場面もあった また ユーロ ドル相場は 9 年 12 月以降からユーロ圏の国債格下げ進行懸念からユーロ安が進み 1.4 ドル台前半となった 1 月に入り 1.45 ドル台近辺での推移 8

政府 日銀の景気判断 : 日銀 デフレを容認しない姿勢 政府と日銀の景気の基調判断 年月 政府月例報告 日銀金融経済月報 29 年 1 月 急速に悪化している 大幅に悪化している 2 月 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 大幅に悪化している 3 月 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 大幅に悪化している 4 月 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 大幅に悪化している 5 月 厳しい状況にあるものの このところ悪化のテンポが緩やかになっている 悪化を続けているが 輸出や生産は下げ止まりつつある 6 月 厳しい状況にあるものの 一部に持ち直しの動きがみられる 大幅に悪化したあと 下げ止まりつつある 7 月 厳しい状況にあるものの このところ持ち直しの動きがみられる.] 下げ止まっている 8 月 厳しい状況にあるものの このところ持ち直しの動きがみられる 下げ止まっている 9 月 失業率が過去最高水準となるなど厳しい状況にあるものの このところ持ち直しの動きがみられる 持ち直しに転じつつある 1 月 11 月 12 月 持ち直してきているが 自律性に乏しく 失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある 持ち直してきているが 自律性に乏しく 失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある 物価の動向を総合してみると 緩やかなデフレ状況にある 持ち直してきているが 自律性に乏しく 失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある 持ち直しつつある 国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの 内外における各種対策の効果などから持ち直している 国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの 内外における各種対策の効果などから持ち直している 内閣府 月例経済報告 日銀 経済月報 より農中総研作成 ( 注 ) 矢印は景気判断の方向を示す 日銀は 9 年 12 月の景気判断を 持ち直している に据え置いた また デフレを容認しない姿勢を示したが 今後更なる対応がなされるか 注目される 政府は 9 年 12 月の景気判断を 持ち直してきている と 5 ヵ月連続で据え置いた また 9 年 12 月 8 日に総額 7.2 兆億円の緊急経済対策を 25 日に一般会計総額を過去最大の約 92.3 兆円とする 21 年度予算案を閣議決定 9

内外金融市場データ : 内外金融市場データ 新発 1 年国債利回 ( 農中総研調査第二部経済金融 Ⅰ 班作成 ) 長期金利短期金利外国為替内外株価指数海外金利その他ユーロ金利円ドル円 米国スワップ スポットユーロ独国債先無担保 TIBOR TIBOR 金利先物スポット NYダウ財務省 LIBOR NY レート LIBOR 円レートドル 日経平均 TOPIX ナスダック 1 年物 WTI 1 年物コールユーロ円ユーロ円 ( 利回り ) レート工業株証券ドル金先物 5 年物 3ヵ月東京スポット (225 種 ) 終値総合国債利期近中心限月翌日物 3ヵ月 6ヵ月中心限月東京 3 種平均 1 年物 3ヵ月 期近 ( 円 - 円 ) 17: レート回 17: 国債利回仲値現在現在 9/11/2 1.35 139.25.86.19.5139.34.628.48 88.79 1.487 132.4 9,497.68 838.71 1,318.16 2,146.4 3.366.26 3.254 1146.8 76.72 75.77 9/11/23 休場 休場 休場 休場 休場.33 休場 休場 休場 1.498 休場 休場 休場 1,45.95 2,176.1 3.349.26 3.274 1164.7 77.56 76.72 9/11/24 1.29 139.44.793.19.5123.31.628.475 88.66 1.495 132.2 9,41.58 829.22 1,433.71 2,169.18 3.33.26 3.254 1165.8 76.2 75.22 9/11/25 1.295 139.35.797.16.5123.31.628.475 88.36 1.52 132.56 9,441.64 833.29 1,464.4 2,176.5 3.27.26 3.265 1187. 77.96 75.67 9/11/26 1.28 139.5.788.13.5123.296.628.475 86.79 1.51 13.94 9,383.24 829.56 休場 休場 3.269.25 3.166 休場 休場 75.96 9/11/27 1.245 139.82.762.17.518.31.626.465 86.16 1.492 128.5 9,81.52 811.1 1,39.92 2,138.44 3.25.26 3.168 1174.2 76.5 75.38 9/11/3 1.26 139.74.765.113.577.299.622.44 86.15 1.56 129.74 9,345.55 839.94 1,344.84 2,144.6 3.198.26 3.159 1181.1 77.28 76.21 9/12/1 1.215 14.47.694.14.539.294.62.335 87.4 1.58 13.8 9,572.2 857.76 1,471.58 2,175.81 3.282.26 3.152 1199.1 78.37 77.88 9/12/2 1.245 14.21.696.11.498.29.69.335 87.21 1.51 131.57 9,68.94 858.74 1,452.68 2,185.3 3.31.26 3.161 1212. 76.6 77.31 9/12/3 1.27 14.6.689.15.4846.286.64.365 87.76 1.512 132.67 9,977.67 888.4 1,366.15 2,173.14 3.384.26 3.177 1217.4 76.46 77.32 9/12/4 1.285 139.91.79.12.48.284.598.375 88.9 1.56 132.88 1,22.59 889.58 1,388.9 2,194.35 3.472.26 3.238 1168.8 75.47 76.81 9/12/7 1.285 139.91.727.17.4769.283.593.375 89.84 1.481 133.64 1,167.6 898.93 1,39.11 2,189.61 3.429.26 3.185 1163.4 73.93 75.76 9/12/8 1.27 14.9.728.17.4746.281.591.385 88.95 1.484 131.58 1,14.47 896.7 1,285.97 2,172.99 3.38.26 3.14 1142.8 72.62 74.8 9/12/9 1.235 14.36.719.15.4731.279.589.385 87.91 1.477 129.35 1,4.72 884.94 1,337.5 2,183.73 3.433.26 3.137 112.4 7.67 73.7 9/12/1 1.25 14.25.711.1.478.278.585.375 87.96 1.474 129.35 9,862.82 873.9 1,45.83 2,19.86 3.497.25 3.178 1125.7 7.54 71.43 9/12/11 1.275 139.5.729.91.4692.278.585.38 88.69 1.476 13.58 1,17.87 888.57 1,471.5 2,19.31 3.55.25 3.29 1119.4 69.87 7.85 9/12/14 1.295 139.35.738.92.4669.278.584.385 88.55 1.463 129.95 1,15.68 885.8 1,51.5 2,212.1 3.548.25 3.185 1123.3 69.51 7.64 9/12/15 1.28 139.63.722.98.4639.278.582.345 89.12 1.455 13.2 1,83.48 884.63 1,452. 2,21.5 3.586.25 3.236 1122.4 7.69 7.84 9/12/16 1.255 139.84.711.113.4623.278.582.335 89.7 1.455 13.24 1,177.41 898.29 1,441.12 2,26.91 3.598.25 3.198 1135.5 72.66 72.17 9/12/17 1.245 139.79.711.16.4615.278.58.335 89.72 1.434 129.24 1,163.8 896.28 1,38.26 2,18.5 3.478.25 3.142 116.8 72.65 71.77 9/12/18 1.23 14.8.682.15.4615.278.579.32 89.84 1.439 129.2 1,142.5 893.59 1,328.89 2,211.69 3.537.25 3.137 111.8 73.36 71.78 9/12/21 1.22 14.32.66.96.468.278.577.31 9.47 1.434 129.59 1,183.47 891.48 1,414.14 2,237.66 3.675.25 3.194 195.4 72.47 71.88 9/12/22 1.25 14.2.672.14.468.278.575.33 91.19 1.431 13.47 1,378.3 93.6 1,464.93 2,252.67 3.754.25 3.264 186. 74.4 71.32 9/12/23 休場 休場 休場 休場 休場.278 休場 休場 休場 1.426 休場 休場 休場 1,466.44 2,269.64 3.748.25 3.317 193.3 76.67 72.71 9/12/24 1.255 139.89.682.12.468.278.575.345 91.23 1.441 131.6 1,536.92 913.72 1,52.1 2,285.69 3.83.25 3.322 114.1 78.5 74.33 9/12/25 1.27 139.74.698.98.468 休場.574.35 91.3 1.443 131.43 1,494.71 99.39 休場 休場 3.83 休場 3.315 休場 休場 休場 9/12/28 1.3 139.38.715.97.468 休場.574.355 91.51 1.44 131.61 1,634.23 914.78 1,547.8 2,291.8 3.84 休場 3.352 117.2 78.77 74.83 9/12/29 1.295 139.53.74.97.4623.28.574.36 91.72 1.442 132.22 1,638.6 915.87 1,545.41 2,288.4 3.797.25 3.368 197. 78.87 76.19 9/12/3 1.285 139.7.699.94.4615.278.573.36 92.13 1.436 132.25 1,546.44 97.59 1,548.51 2,291.28 3.786.25 3.387 192.5 79.28 76.77 9/12/31 休場 休場 休場 休場 休場.278 休場 休場 休場 1.441 休場 休場 休場 1,428.5 2,269.15 3.837.25 3.387 196.2 79.36 77.16 1/1/1 休場 休場 休場 休場 休場 休場 休場 休場 休場 1.433 休場 休場 休場 休場 休場 3.835 休場 3.387 休場 休場 休場 1/1/4 1.32 139.33.714.1.46.271.572.365 93.4 1.438 133.8 1,654.79 915.75 1,583.96 2,38.42 3.816.25 3.391 1118.3 81.51 78.23 1/1/5 1.325 139.26.713.95.4577.269.572.36 91.9 1.442 132.83 1,681.83 919.57 1,572.2 2,38.71 3.761.25 3.373 1118.7 81.77 79.14 1/1/6 1.335 139.11.716.92.4569.269.572.365 92.12 1.438 132. 1,731.45 931.13 1,573.68 2,31.9 3.822.25 3.381 1136.5 83.18 79.7 1/1/7 1.345 138.91.726.92.4546.268.572.36 92.79 1.435 133.51 1,681.66 931.85 1,66.86 2,3.5 3.824.25 3.37 1133.7 82.66 8.19 1/1/8 1.36 138.72.744.92.4546.265.572.365 93.28 1.43 133.57 1,798.32 941.29 1,618.19 2,317.17 3.83.25 3.385 1138.9 82.75 79.94 1/1/11 休場 休場 休場 休場 休場.265 休場 休場 休場 1.453 休場 休場 休場 1,663.99 2,312.41 3.818.25 3.347 1151.4 82.52 8.29 1/1/12 1.35 138.83.734.95.4539.264.572.37 91.89 1.451 133.3 1,879.14 954.13 1,627.26 2,282.31 3.711.25 3.313 1129.4 8.79 79.8 1/1/13 1.34 139.11.716.95.4539.264.572.37 91.27 1.452 132.2 1,735.3 944.2 1,68.77 2,37.9 3.791.25 3.33 1136.8 79.65 休場 1/1/14 1.335 138.97.732 休場.4539 休場.572.385 休場 1.454 休場 1,97.68 959.1 休場 休場 3.779 休場 3.326 114.8 79.94 休場 (Bloomberg データから作成 ) 最終日は午後 15: 現在 1 OPEC バスケット価格

農林中金総合研究所 無断転載を禁ず 本資料は情報提供のみを目的に作成されたものです 投資のご判断等はご自身の責任でお願いいたします 29 Norinchukin Research Institute Co.,Ltd 11-47 東京都千代田区内神田 1-1-12 ( 株 ) 農林中金総合研究所調査第二部 3-3233-7753