報道関係各位 団塊世代の定年に関する調査 定年後も働く予定の人は 85% その理由は 経済的な理由から 働く必要があるため が 70% で最多 退職金 + 預貯金 の額は 定年後の生活に不安を感じる額 である 65% 定年後の生活には 希望 を持っている人と 不安 を感じているが半々 定年後期待することは 時間が自由になる 66% 不安なことは 経済的な不安 72% 2007 年 3 月 22 日株式会社マクロミル ( 証券コード : 東証一部 3730) 株式会社マクロミル ( 本社 : 東京都港区 社長 : 辻本秀幸 ) は 全国の団塊世代 ( 昭和 22~24 年生まれ ) の男性会社員 公務員を対象に 団塊世代の定年に関する調査 を実施いたしました 調査手法はインターネットリサーチ 調査期間 2007 年 3 月 6 日 ( 火 )~3 月 7 日 ( 水 ) 有効回答数は 515 名から得られました 調査結果概要 1 定年後も働く予定の人 ( 働きたい + 働きたくないが 働く予定 ) は 85% その理由は 経済的な理由から 働く必要があるため が 70% で最多定年後 働きたい 人は 57% 働きたくないが 働く予定 と回答した人は 28% で 合わせて 85% の人が定年後も働く意向を示しました また 定年後に働く理由としては 経済的理由から 働く必要があるため が最も高く 70% 次いで 健康のため 47% 社会との接点を持ち続けたいから 42% 自分の技能や経験を活かし続けたいから 33% となっています 2 退職金 + 預貯金 の額は 定年後の生活に不安を感じる額 65% 退職金と預貯金を合わせた額は 退職後の生活を送るにあたって 不安を感じる額である と回答した人は 39% となっており どちらかといえば 不安を感じる額である と回答した人は 25% となっています 合計で 65% の人が自分の 退職金 + 預貯金 の額に対して 定年後の生活に対する不安を感じているようです 3 定年後の生活には 希望 を持っている人と 不安 を感じているが半々 定年後期待することは 時間が自由になる 66% 不安なことは 経済的な不安 72% 定年後の生活について 希望と不安のどちらが大きいか尋ねてみたところ 希望の方が大きい ( 希望の方が大きい (9%) + どちらかといえば希望の方が大きい(38%) ) は 47% で約半数でした 定年後に期待することは 時間が自由になる が 66% 次いで 夫婦でゆっくり過ごす が 55% 一方で定年後不安に感じることは 経済的な不安 が 72% 健康に対する不安 が 49% でした 1/6
団塊世代の定年に関する調査 News Release 調査結果詳細 調査概要 調査方法 : インターネットリサーチ 調査地域 : 全国 調査対象 : 団塊世代 ( 昭和 22 年 ~24 年生まれ ) の男性会社員 公務員 ( マクロミルモニタ会員 ) 有効回答数 : 515 サンプル 調査日時 : 2007 年 3 月 6 日 ( 火 )~3 月 7 日 ( 水 ) 調査機関 : 株式会社マクロミル Ⅰ. 定年後の労働意向について 定年後も働く予定の人 ( 働きたい + 働きたくないが 働く予定 ) は 85% 定年後 働きたい 人は 57% 働きたくないが 働く予定 と回答した人は 28% で 合わせて 85% の人が定年後も働く意向を示しました 図 1 そのうち 定年後の仕事が 決まっている 人は 22% 決定ではないがメドは立っている と回答した人は 32% となっており 合わせて 54% の人は定年後に仕事の予定があるようです 図 2 定年後の仕事について 現在と同じ会社で働きたいか尋ねたところ 62% の人が現在の会社でそのまま働きたいと回答しています 図 3 また 定年後はどのような形態で働きたいか尋ねたところ 定年前と同じようにフルタイム勤務 を希望する人は 46% 一方 定年前に比べ 日数 時間 などを削減して働きたい人は合計で 50% を占めています 図 4 図 1 定年後について Q. あなたは定年後も 働きたい と思いますか (n=515) 働きたくない 15.1% 図 2 定年後の就職について Q. あなたは現在 定年後の就職先が決まっていますか ( 定年後働く予定の人 :n = 437) ( まだ ) 再就職先を探していない 33.6% 決まっている 22.2% 働きたくないが 働く予定 27.8% 働きたいと思う 57.1% 現在 探している 12.6% 決定ではないが メドは立っている 31.6% 図 3 定年後も現在の会社で働きたいか Q. あなたは定年後 現在働いている会社で継続して働きたいと思いますか ( 定年後働く予定の人 :n = 437) 思わない 38.4% 思う 61.6% 図 4 定年後どのような形態で働きたいか Q. あなたは定年後 どのうような勤務形態で働きたいと思いますか ( 定年後働く予定の人 :n = 437) 0 20 40 60 定年前と同じように 45.8 フルタイム勤務 定年前と 1 日の労働時間は同じだが 勤務日数を短縮 定年前より 1 日の労働時間勤務日数ともに短縮 定年前と勤務日数は同じだが 1 日の労働時間を短縮 15.1 14.0 20.8 在宅勤務 3.7 0.7 2/6
定年後も働く理由は 経済的理由から 働く必要があるため 70% 定年後働きたくない理由は 自分のために時間を使いたいから 72% 定年後も働く理由としては 経済的理由から 働く必要があるため が最も高く 70% 次いで 健康のため 47% 社会との接点を持ち続けたいから 42% 自分の技能や経験を活かし続けたいから 33% となっています 図 5 一方 定年後働きたくない理由としては 自分のために時間を使いたいから が 72% で最も高く 次いで 家族との時間を大切にしたいから が 41% となっています 図 6 働きたいという意識の背後には 経済的理由 が大きいと言えますが 健康維持 社会参加 という意識も同様に大きいようです 図 5 定年後も働く理由 Q. あなたが定年後も働く ( 働きたい ) 理由をお知らせください ( いくつでも )( 定年後も働く予定の人 :n = 437) 経済的理由から 70.3 働く必要があるため 図 6 定年後働きたくない理由 Q. あなたが定年後 働きたくない と思う理由をお知らせください ( いくつでも )( 定年後働く予定がない人 :n = 78) 自分のために時間を使いたいから 71.8 健康のため 47.4 家族との時間を大切にしたいから 41.0 社会との接点を持ち続けたいから 41.6 仕事以外にやりたいことがあるから 35.9 自分の技能や経験を活かし続けたいから 暇だから 13.7 33.2 もう働きたくないから十分社会貢献をしたと思うから 33.3 20.5 社会に貢献したいから 仕事が生きがいだから 12.6 8.7 体力的な問題経済的に余裕があるから 0.0 16.7 14.1 1.6 自分が定年した後 会社への影響は ほとんど影響は出ないと思う 57% 自分が定年した後 会社にどの程度の影響が出ると思うか尋ねてみたところ 大きな影響が出ると思う と回答した人は 4% に過ぎず 影響は出ると思うが 何とかなると思う と回答した人は 37% となっています ほとんど影響は出ないと思う と回答した人は 57% を占めました 図 7 影響が出ると思う人 ( 大きな影響が出ると思う + 影響は出ると思うが 何とかなると思う ) に どのような影響が出ると思うか尋ねてみたところ 技術的な問題 ( ノウハウ 技術の伝承不足による影響など ) を挙げる人が 72% と最多になりました 図 8 図 7 自身の定年が会社に及ぼす影響について Q. あなたが定年退職したあと 会社に何らかの影響が出ると思いますか (n=515) ほとんど影響は出ないと思う 57.1% わからない 2.7% 大きな影響が出ると思う 3.7% 影響は出ると思うが 何とかなると思う 36.5% 図 8 自身の定年によって会社に及ぶ影響 Q. どのような影響が出ると思いますか ( いくつでも ) ( 自身の定年によって会社に影響があると思う人 :n = 207) 技術的な問題 ( ノウハウ 71.5 技術の伝承不足による影響など ) 社外的な問題 ( 顧客とのコミュニケーションの悪化など ) 社内的な問題 ( 社内コミュニケーションの悪化など ) 売上的な問題 ( 売上の下降 停滞など ) 1.0 14.0 26.6 25.6 3/6
Ⅱ. 退職金と預貯金について 退職金 + 預貯金 の額は 定年後の生活に不安を感じる額 である 65% 退職金と預貯金を合わせた額は 退職後の生活を送るにあたって 不安を感じる額である と回答した人は 39% となっています また どちらかといえば 不安を感じる額である と回答した人は 25% となっており 不安を感じている人の合計は 65% に達しています 図 9 また 退職金で最も多いのは 2000~3000 万円未満 で 19% 次いで 1000~2000 万円未満 16% となっています 一方 退職金は出ない と回答した人も 14% となっています 図 10 貯蓄額で最も多いのは 300 万円未満 で 18% となっています 預貯金が 1000 万円未満の人は 42% となっています 図 11 図 9 退職金 + 預貯金 について Q. あなたにとって 退職金 + 預貯金 は 退職後の生活を送るにあたって安心できる額ですか それとも不安を感じる額ですか (n=505) 不安を感じる額である 39.4% 安心できる額である 1.8% どちらかといえば 安心できる額である 10.3% どちらともいえない 23.4% どちらかといえば 不安を感じる額である 25.1% 図 11 貯蓄額について 図 10 退職金について Q. 現在あなたのお宅の貯蓄額はどのくらいですか Q. あなたの退職金はどのくらいになる予定ですか 証券 株式などの運用資産は除いてお答えください (n=515) (n=515) 0 10 20 30 0 10 20 30 300 万円未満 9.7 300 万円未満 17.7 300-500 万円未満 4.5 300-500 万円未満 10.5 500-1000 万円未満 7.8 500-1000 万円未満 14.0 1000-2000 万円未満 14.2 1000-2000 万円未満 15.7 2000-3000 万円未満 9.7 2000-3000 万円未満 19.4 3000-4000 万円未満 4.5 3000-4000 万円未満 4.9 4000-5000 万円未満 1.9 4000-5000 万円未満 5000 万円以上 1.4 0.8 5000-6000 万円未満 6000-7000 万円未満 1.4 0.4 7000-8000 万円未満 0.2 退職金は出ない 14.2 8000-9000 万円未満 0.4 わからない 答えたくない 21.7 9000-1 億円未満 0.8 1 億円以上 1.0 貯蓄はない 4.1 わからない 答えたくない 19.4 4/6
Ⅲ. 定年後の生活について 定年後に期待することは 時間が自由になる 66% 次いで 夫婦でゆっくり過ごす 55% 定年後に対する期待としては 時間が自由になること 66% 夫婦でゆっくり過ごすこと 55% 趣味に没頭する 46% となっています 図 12 一方 定年後の不安としては 経済的な不安 72% が最も高く 次いで 健康に対する不安 49% となっています 図 13 定年後の生活は 希望と不安のどちらが大きいか尋ねてみました 希望の方が大きい が 9% どちらかといえば希望の方が大きい が 38% で 合わせて 47% の人は希望の方が大きいと回答しています 一方 不安の方が大きい と回答した人は 12% どちらかといえば不安の方が大きい は 41% で 合わせて 53% の人が不安の方が大きいと回答しています 図 14 図 12 定年後に 期待すること Q. 定年後に 期待すること であてはまるものを お知らせください ( いくつでも )(n=515) 時間が自由になる 66.4 夫婦でゆっくり過ごす 趣味に没頭する 仕事に関係のない勉強ができる 責任ある仕事から解放される 家族間の交流が多くなる 仕事以外の友人が増える 新しい仕事に就くことができる 特に 期待すること はない 0.6 8.5 27.8 23.1 21.9 21.4 16.5 46.4 55.1 図 13 定年後の 不安 Q. 定年後に 不安なこと であてはまるものをお知らせください ( いくつでも )(n=515) 経済的な不安 71.5 健康に対する不安 生活リズムの変化 再就職できるかどうか 定年退職よる喪失感 新しい職場になじむことができるか 時間の使い方がわからない 特に 不安なこと はない 0.6 12.6 8.9 8.0 6.6 20.4 28.7 48.9 図 14 定年後の生活について Q. 定年後の生活は あなたにとって 希望 の方が大きいですか 不安 の方が大きいですか (n=515) 不安 の方が大きい 11.7% どちらかといえば 不安 の方が大きい 41.2% 希望 の方が大きい 9.3% どちらかといえば 希望 の方が大きい 37.9% 定年後にしたいことは 国内旅行 が 72% でトップ 定年後にしたいことは 国内旅行 が 72% で最も高く 次いで パソコン インターネット 55% 海外旅行 50% となっています 図 15 図 15 定年後にしたいこと ( 上位 20)(n=515) 順位 定年後にしたいこと 順位 定年後にしたいこと 1 国内旅行 72.0 11 家をリフォームする 18.6 2パソコン インターネット 54.8 12 料理 18.4 3 海外旅行 49.5 13 地域活動 17.5 4 健康のための運動 ( ジョギングなど ) 41.4 14 新しい交友関係をつくる 17.3 5 株式投資 資産運用 35.9 15 田舎暮らし 16.7 6 スポーツ ( ゴルフ テニス 登山など ) 26.6 16 芸術 ( 絵画 楽器演奏など ) 12.2 7 ガーデニング 26.6 17 海外移住 長期海外滞在 10.5 8 家庭菜園 24.7 18 起業する 9.1 9 ボランティア活動 24.1 19 英会話 7.6 10 読書 23.3 20 資格取得 7.2 5/6
株式会社マクロミル会社概要 株式会社マクロミルは 企業の商品やサービス等に対する消費者の声を インターネットを活用して瞬時に集める ネットリサーチ 専門の市場調査会社です 国内 47 万人を超える独自調査モニタを調査対象として迅速なリサーチを行う QuickMill のほか 携帯電話を活用したモバイルリサーチ MobileMill 世界各国の消費者を対象にした海外市場調査 GlobalMill など様々なネットリサーチサービスを展開しています 社名 株式会社マクロミル 本社 東京都港区港南 2-16-1 品川イーストワンタワー 11F 108-0075 URL www.macromill.com 設立 2000 年 1 月 31 日 資本金 9 億 1,243 万円 2005 年 12 月末現在 上場取引所 東証一部 ( 証券コード :3730 ) 代表者 代表取締役社長辻本秀幸 従業員数 185 名 2007 年 1 月末現在 事業内容 インターネットを活用した市場調査 ( ネットリサーチ ) 本件に関するお問い合わせ先 株式会社マクロミル広報担当 : 西沢 関東京都港区港南 2-16-1 品川イーストワンタワー 11F 108-0075 TEL:03-6716-0707 FAX:03-6716-0701 E-mail:press@macromill.com 引用 転載時のクレジット表記のお願い 本リリースの引用 転載の際は 必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます < 例 > インターネット調査会社のマクロミルが実施した調査結果によると 6/6