Microsoft Word - 茨城県建設リサイクル法届出の書き方について

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別表 1 建築物の構造 建築物の状況 周辺状況 建築物に係る解体工事 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 築年数年 棟数棟 周辺にある施設 住宅 商業施設 学校 病院 作業場所 作業場所 十分 不十分 搬出経路 障害物 有 無 前面道路の幅員 約 m 建

石綿飛散防止小委員会 石綿含有建材成形板等について 平成 30 年 11 月 21 日一般社団法人 JATI 協会技術参与浅見琢也 一般社団法人 JATI 協会 1

届出義務者の変更 何が変更になるの? 特定粉じん排出等作業 (*) の実施の届出義務者が 工事の施工者から工事の発注者又は自主施工者に変更になります * 吹付け石綿等が使用されている建築物等の解体 改造 補修作業注 ) 労働安全衛生法及び石綿障害予防規則に基づく届出義務者は変更になりません 解体等工

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表2

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4. 建設リサイクルガイドライン 1. 目的建設リサイクル推進計画 2002 の目標値を達成するためには 事業の初期の段階から 実施の各段階においてリサイクルの検討状況を把握 チェックすることにより リサイクル原則化ルールの徹底など 公共工事発注者の責務の徹底を図ることが必要である このため 本ガイ

レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿

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本試験は 本来は実際の建築物を使用して調査票の作成を行う試験であるが 実際の建築物を確保できない場合のみ 仮想の建築物と写真を使用して行っている 実際の建築物を使用するため 本来は 資料公開できない試験であるが 仮想の建築物と写真を使用する場合には 状況設定及び写真等の一部資料のみを公開する - 1

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1 大阪府の石綿対策の制度 1-1 建築物等の解体等工事に係る法 条例の主な規制内容 建築物の解体等工事 吹付け石綿 断熱材 保温材 被覆材 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 以上 ) 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 未満 ) 石綿無 着手前 着手中 事前調査条例条例条例条例

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福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

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問題 4 次の記述の中で誤っているものを選びなさい 1 食品製造業 薬品製造業 金融業 医療関連 百貨店などでは 建築物による吹付け 石綿で中皮腫になり労災として業務上認定された事案が知られている 2 吹付け石綿のある建築物で中皮腫や肺がんを発症した方が 毎年労災保険で業務上の 疾病と認定されている

参 考 1. 工事請負契約書 2. 建設分野で使われるおもな単位 3.SI 単位換算率表

システム情報フロー システムの利用対象者と活用によるメリット建設リサイクル法等の提出書類の作成機能 システムの適用範囲工事発注者排出事業者処理業者情報登録発注前発注後施工計画時施工完了時 区分適用範囲 対象建設副産物対象地域 工事発注者排出事業者処理業者利用対象者システム活用によるメリット工事概要画

目次 ( )

設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

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設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

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3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

石綿含有成形板の解体等の作業(レベル3)における石綿粉じんばく露防止対策

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建設リサイクル法書類作成等の手引き(公共工事)

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第1章 アスベストに関する基礎知識

02(別紙1)調査対象施設種別

様式第55号の3(第102条関係)

平成19年  月  日


アスベスト飛散防止対策マニュアル

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ア. 建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) の全部又は一部を解体する建設工事 ( 以下 解体工事 という ) 建築物等に用いられた建設資材に係る建設資材廃棄物をその種類ごとに分別しつつ当該工事を計画的に施工する行為イ. 建築物等の新築その他の解体工事以外の建設工事 ( 以下 新築工事

改修の記録 資産除去債務の計上のための石綿使用有無の調査結果などの過去に実施した石綿に係る調査の結果が適切に提供される必要がある なお 特定建築材料における石綿の含有の考え方については 平成 18 年 9 月 5 日付け環水大大発第 号において 建築材料の製造若しくは現場施工にお

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一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

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工場立地法の概要

粗骨材 ), 混和材料 を練り混ぜ混合したもの又は硬化させたもので, 無筋コンクリート, 鉄筋コンクリート 等のことをいう ALC 版, スレート, 骨材 ( 細骨材または粗骨材 ) が含まれていない建設資材は, 特定建設資材のコンクリートに該当しない 2 コンクリート及び鉄から成る建設資材コンクリ

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※最新※パイロンバリアー施工要領書( )

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について 建

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汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位

【確定版】石綿含有仕上塗

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32 資源保護への取り組み 近年 世界全体では人口の増加が著しく 新興国の成長に伴う生活水準の向上も エネルギーをはじめとするさまざまな資源の枯渇問題を深刻化させています 日本では 建設業が国内全体の資源の約 4 割を利用しているとともに 廃棄物においても国内全体の約 2 割を占めており 私たち住宅

1. ヨドコウ外壁防耐火認定商品一覧表 認定内容 耐火構造 構造認定準耐火構造 防火構造 材料認定 商品名 1 時間 30 分 45 分 捨て張り工法 旧認定品の読替え仕様等 ( 内装材等必要 ) 不燃材料 準不燃材料 鉄骨下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 ヨド耐火パ

災害廃棄物の発生原単位について ( 第一報 ) 震災対応ネットワーク ( 廃棄物 し尿等分野 ) 取り纏め : 国立環境研究所 家屋の全壊に伴って排出される災害廃棄物 ( 解体廃棄物 ) の発生原単位について既存の文献をレビューした 基本的には被災自治体が公開した発生原単位は現地調

2.2 分析対象の石綿の定義 平成 18 年 8 11 の厚 労働省通達 ( 基発第 号 ) では 綿とは, 繊維状を呈しているアクチノライト, アモサイト, アンソフィライト, クリソタイル, クロシドライト及びトレモライトをいうこと と定義されており, 分析対象の 綿は, 岩 を

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目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 2 3 建設副産物情報交換システムの機能について 4 4 建設副産物情報交換シ

資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質

アスベスト対策に関する行政評価・監視_レベル3のアスベスト含有建材の適切な処理の推進

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1-1 解体工事物件事前調査シート

2.2 実験結果 3 ケースの音響透過損失測定結果を JIS A : 2000 建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法 - 第 1 部 : 空気音遮断性能 付属書 1 に規定された建築部材の空気音遮断性能の等級曲線に載せて図 -2 に示す この結果によると次のことが言える 1case-0

2013年12月25日

第2章 事務処理に関する審査指針

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1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

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フロン回収・破壊法の改正内容等について

特定建築材料以外の建築材料の石綿有無の判定 特定建築材料以外の建築材料には, 成形板やその他工作物に使われている材料がある これらに石綿が含ま れているか否かを以下により判定する 成形板 ⑴ 製造期間と商品による判定石綿含有成形板に関しては, 労働安全衛生法第

建設副産物に係る特記仕様書

なお 平成 28 年熊本地震の影響により 熊本県内の社会福祉施設等について は 現時点で調査の実施が困難であると考えられることから 今回の調査は対 象外とすることを申し添えます 記 社会福祉施設等における吹付けアスベスト ( 石綿 ) 等及びアスベスト ( 石綿 ) 含有保温材等使用実態調査の実施に

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

様式第 1 号 ( 第 6 条関係 ) 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金交付申請書 年月日 御殿場市長様 郵便番号 住所 ( 所在地 ) 申請者 ( フリガナ ) 氏名 ( 名称並びに代表者の役職及び氏名 ) 印 電話番号 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援

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テキスト第 2 版に基づく 表紙に凡例を表示済み調査者 = 建築物石綿含有建材調査者調査報告書 = 建築物石綿含有建材調査報告書 問題 1 次の記述の中で正しいものを選びなさい ( 選択肢 ) 1 石綿とは 細長い形状のケイ酸塩鉱物の総称である 2 石綿とは 繊維状のケイ酸鉱物の総称である 3 石綿

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

建設業の 3R への取り組み 株式会社竹中工務店

JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

アスベスト(石綿)についてQ&A

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特定空家等判定方法マニュアル 別紙資料

Transcription:

Ⅳ. 建築物に係る解体工事 別表 1 作成上の注意点 1) 建築物の構造 解体する建築物の構造の種類により, 該当するチェックボックスにチェックマークを付 して下さい 混構造の場合には該当する構造全てにチェックマークを付して下さい 2) 建築物に関する調査の結果及び工事着手前に実施する措置の内容 1 建築物の状況建築物のおよその築年数を記載して下さい 対象建築物の棟数を記載して下さい 例 ) 築年数 40 年, 棟数 2 棟の記載例 屋根に破損部分ありなど 2 周辺状況工事現場周辺の状況について, 周辺にある施設の該当するチェックボックス全てにチェックマークが必要です, 隣地の敷地境界と当該建築物との最短距離を記載して下さい に, 住宅密集地や交通量の多少等, 具体的にその状況を記載して下さい 例 ) の記載例 敷地は 団地内 周辺畑地 水田, 農道 幅員 3m) あり, 交通量少ない 住宅密集地, 交通量多いなど 3 作業場所の状況解体用機械の設置場所, 分別解体の作業場所の状況等について, チェックボックスにチェックマークを付して下さい 現状で作業場所がない等の場合には, その旨をに記載し, 工事前の措置として, 作業場所を確保するための具体的な対策等を記載して下さい 例 ) 建築物に関する調査の結果の記載例 工作機械の設置場所はあるが, 分別解体スペースなしなど工事前に実施する措置の内容の記載例 廃棄物を分別する空き地が不足しているため, 隣地を借地するなど 4 搬出経路の状況 廃棄物の発生する場所から道路までの搬出経路の状況について, 段差, 樹木等の障害 物の有無や通学路の有無の該当するチェックボックスにチェックマークを付し, 前面道 10

路の幅員等を記載して下さい に, 交通規制の状況等の記載をして下さい 障害物がある等の場合には, 工事前の措置として, その対策を記載して下さい 例 ) 建築物に関する調査の結果の記載例 搬出経路に立木あり, 敷地内におよそ 50 cmの段差ありなど工事前に実施する措置の内容の記載例 搬出道路が狭いため道路使用許可を得て搬出するなど 5 残存物品の有無建築物内部や敷地内の家電製品, タンス等の残存物品の有無について該当するチェックボックスにチェックマークを付し, 有 の場合は, 品目を記載して下さい 残存物品がある場合には, 工事前の措置として, その対策を記載して下さい 例 ) 工事前に実施する措置の内容の記載例 収納家具は, 工事施工前までに引き取りを依頼済みなど 6 特定建設資材への付着物の有無 の有害物質等が, 特定建設資材に付着している場合には, この欄の区分に応じて記入 チェック ) して下さい については, 参考別表参照 P.13)) なお, の除去及び処分は, 関係法令 大気汚染防止法 大防法 ), 労働安全衛生法 予防規則 労安衛法 ) 等 ) に則り, 適正に実施することが必要です 関係の記載 1 特定建設資材に付着している場合 2 特定建設資材に付着していない場合 特定建設資材への付着物 建築物に関する調査の結果 飛散性 吹付け 吹付けロックウール等 ) 非飛散性 含有ビニール床タイル等 ) 飛散性 吹付け 鉄骨等の特定建設資材以外のものに吹付けられた ) 飛散性 吹付けではない を含有する断熱材 保温材 耐火被覆材等 ) 非飛散性 含有スレート板等 ) 工事着手前に実施する措置の内容 飛散性に関する諸官庁届出 大防法 労安衛法 予防規則 ) 飛散性の適正処理の実施 非飛散性の適正処理の実施 飛散性に関する諸官庁届出 大防法 労安衛法 予防規則 ) 飛散性の適正処理の実施 非飛散性の適正処理の実施 例 ) 建築物に関する調査の結果にチェックする場合 の事例 天井部分に飛散性の 非飛散性の ) が付着など 工事着手前に実施する措置の内容にチェックする場合 の事例 自治会との協議済み, 周辺住民への周知, 吹き付けの適正処理の実施 作業主任者を選任済など ) など 11

7... の有害物質等があり, 特定建設資材に付着していない場合には, この欄の区分に応じて記入 チェック ) して下さい については, 参考別表参照 P.13)) 以外の有害物質が発生する等の場合には, の欄に, その種類, 発生箇所等を記入して下さい 以外の有害物質が発生する等の場合には, 工事前の措置として, その対策を記入して下さい 関係の記載 1 特定建設資材に付着している場合 2 特定建設資材に付着していない場合 特定建設資材への付着物 建築物に関する調査の結果 飛散性 吹付け 吹付けロックウール等 ) 非飛散性 含有ビニール床タイル等 ) 飛散性 吹付け 鉄骨等の特定建設資材以外のものに吹付けられた ) 飛散性 吹付けではない を含有する断熱材 保温材 耐火被覆材等 ) 非飛散性 含有スレート板等 ) 工事着手前に実施する措置の内容 飛散性に関する諸官庁届出 大防法 労安衛法 予防規則 ) 飛散性の適正処理の実施 非飛散性の適正処理の実施 飛散性に関する諸官庁届出 大防法 労安衛法 予防規則 ) 飛散性の適正処理の実施 非飛散性の適正処理の実施 例 ) 建築物に関する調査の結果にチェックする場合 の事例 / 工事着手前に実施する措置の内容にチェックする場合 の事例 鉄骨等の特定建設資材以外のものに吹き付けられた有り/ 諸官庁に届出後, 着手前に適正撤去 作業主任者の選任など ) 自治会との協議済み 周辺住民への周知 など 屋根葺き材にスレート有り/ の適正処理の実施 作業主任者の選任など ) など 例 ) 建築物に関する調査の結果の記載例 / 工事着手前に実施する措置の内容の記載例 変電施設,PCB 使用トランス有り / 諸官庁に届出後, 着手前に適正搬出 フロン類使用機器有り/ フロン類回収済 12

参考別表 アスベスト ) 含有建材の製造時期 則区分種類 施工部位 ) 建材の種類 商品名 JIS 規格 ) 製造時期吹付け材 レベル1 著しく発じん飛散量の多い製品 ) 性アス保温材等ベ レベル2 ス 比重が小さトく 発じんしやすい製品 ) 吹付け材耐火被覆材 S 造の梁 柱等 ) 断熱材保温材 配管エルボ ボイラー等 ) 吹付け 全商品 ) ~ 1975 含有吹付けロックウール 乾式 半乾式 ) ~ 1987 湿式含有吹付け材 ~ 1989 含有パーライト吹付け ~ 1989 含有バーミキュライト吹付け ~ 1988 含有耐火被覆板 ~ 1978 含有珪酸カルシウム板第 2 種 ~ 1999 屋根用折版断熱材 ~ 1989 煙突断熱材 ~ 2004 保温材 旧 JIS A 9502) 1914 ~ 1980 けいそう土保温材 旧 JIS A 9503) ~ 1980 パーライト保温材 旧 JIS A 9512) 1961 ~ 1980 珪酸カルシウム保温材 旧 JIS A 9510) 1951 ~ 1980 含有建材 成形版等 ) レベル3 発じん製の比較的低い製品 ) 非飛散性アスベススレートボード 全商品 ) ~ 2004 珪酸カルシウム板第 1 種 ~ 1997 パルプセメント板内装材 ~ 2004 スラグ石膏板 ~ 2004 壁 天井 ) 押出成形品 ~ 2004 含有岩綿吸音板 1964 ~ 1987 含有石膏ボード 1970 ~ 1986 耐火間仕切り 珪酸カルシウム板第 1 種 1960 ~ 2004 ビニル床タイル ~ 1987 床材 フロア材 ~ 1990 押出成形品 ~ 2004 窯業系サイディング ~ 2004 スラグ石膏板 ~ 2004 水練り保温材 ~ 1988 トパルプセメント板外壁材 ~ 2004 外壁 軒天 ) 押出成形セメント板 ~ 2004 スレートボード 全商品 ) ~ 2004 スレート波板 全商品 ) ~ 2004 珪酸カルシウム板第 1 種 1960 ~ 2004 屋根材 住宅化粧用スレート ~ 2004 煙突材 セメント円筒 ~ 2004 出典 : 建築物の解体等に伴う有害物質等の適切な取扱い 平成 25 年 11 月建設副産物リサイクル広報推進会議 ) 13

3) 工程ごとの作業内容及び解体方法 1 建築設備 内装材等建築設備及び内装材等の取り外しの有無, 分別解体等の方法について, それぞれチェックボックスにチェックマークを付して下さい この工程における分別解体等の方法は, 原則として手作業であることが法令に規定されています 機械併用の場合にはその理由を記載して下さい ただし, 工期短縮のため等の理由は, 法の趣旨から認められません 建築設備には, 原則として軒桶, 竪桶等は含まず, 受水槽や室内の建築設備を対象となります 軒桶, 竪桶等は外装材として取り扱います 2 屋根ふき材屋根ふき材の取り外しの有無, 分別解体等の方法について, それぞれチェックボックスにチェックマークを付してください この工程における分別解体等の方法は, 原則として手作業であることが法令で規定されています 機械併用の場合にはその理由を記載して下さい ただし, 工期短縮のため等の理由は, 法の趣旨から認められません 機械併用の理由としては, 労働安全衛生法に基づき足場, 命綱等の設備を設置してもなお屋根版の腐朽, トタン屋根のため滑りやすい等の理由により, 屋根上での作業に危険が伴う場合等があります 瓦等が存在しない場合, 屋根ふき材の取り外しは 無 となります 3 外装材 上部構造部分 外装材及び上部構造部分の取り壊しの有無, 分別解体等の方法について, それぞ れチェックボックスにチェックマークを付して下さい 4 基礎 基礎ぐい 基礎及び基礎ぐいの取り壊しの有無, 分別解体等の方法について, それぞれチェ ックボックスにチェックマークを付して下さい 5の取り壊しの有無, 分別解体等の方法について, それぞれチェックボックスにチェックマークを付して下さい の取り壊し工事がある場合には, 工程欄の括弧内に具体的な工程を記載して下さい 4) 工事工程の順序 基本的に上段のチェックボックスにチェックマークを付して下さい のチェッ 14

クボックスにチェックマークが付されている時は, 工程の順序及び理由が記載されてい る必要があります 理由としては, 複数工程を同時に行う場合や一部工程の工事がない 場合等が考えられます 5) 内装材に木材が含まれる場合内装材に木材が含まれている場合には, あらかじめ分別に支障となる木材等と一体になった石膏ボード等の建設資材を取り外したうえで, 当該木材を取り外す必要があり, 上記 3)1の工程における順序の可不可について, チェックボックスにチェックマークを付してください 不可の場合には, 石膏ボードと木材が密着しているため等の理由を記載して下さい 6) 建築物に用いられた建設資材の量の見込み 建築物に用いられた建設資材について, 特定建設資材だけでなく全ての資材について 記載されている必要があります 数量については, 四捨五入による整数表示で可です 7) 廃棄物発生見込量発生する特定建設資材廃棄物の種類ごとに該当するチェックボックスにチェックマークを付し, 発生量の見込みが記載して下さい 発生が見込まれる部分 の欄には, 様式下欄の注意事項に従い, チェックボックスに適切にチェックマークを付して下さい コンクリート及び鉄から成る建設資材は, コンクリート塊に含まれます ) 数量については, 四捨五入による整数表示で可です 8) 備考欄 備考として記載する事項があれば記載して下さい 15