第2章 南魚沼市の健康の現状

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特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

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はじめに第1章基本方針第2章岐阜市の現状第3章第4章第二次ぎふ市民健康基本計画の評価今後の取り組み第5章効果的な推進体制第6章参考資料7 第 3 章岐阜市の現状 1 岐阜市の人口統計 (1) 人口の推移 本市の人口は 昭和 60 年以降 減少傾向にあったものの 平成 18 年柳津町との合併により 一

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

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第 2 章気仙沼市の健康を取り巻く状況 - 4 -

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第1章評価にあたって

3 成人保健

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計画改訂の趣旨 社会構造が大きく変化し 少子高齢化が進む中 生活環境の改善や医療の進歩などにより 平均寿命が延びている一方で 肥満や糖尿病などの生活習慣病が増加しており 健康づくりや疾病予防の重要性はますます高まっています 子どもから高齢者まで すべての県民が 健やかな生活をおくるために ヘルスプロ

資料 3 第 3 回次期札幌市健康づくり基本計画策定部会 現計画の評価と次期計画への関連について (1) 母子保健 1 思春期の心と身体の健康づくり 10 代の自殺率 ( 人口 10 万対 ) 指 標 現計画計画策定時の値 中間評価時の値 実績値 10~14 歳 ~19


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Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

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第 1 節人口の推移 1 総人口と世帯数の推移 平成 25 年 1 月 1 日現在 人口は 580,852 人 世帯数は 259,048 で平成 5 年から 人口 世帯数ともに増加傾向にあります 出典 : 各年 1 月 1 日現在総人口 2 段階別人口の推移と将来推計平成 17 年から 25 年まで

3 成人高齢保健等 -(1) 主要疾患別死亡推移 2 心疾患 全国 ( 上段 : 人 下段 : 人口 10 万対 ) 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 198, , , , ,

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第2次「健康くるめ21」計画

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

人口構成の変化 ( 将来推計人口 ) 平成 22 年人口 平成 47 年将来推計人口 85 歳以上 2,173 5, 歳以上 13,628 21,106 80~84 3,655 5,800 80~84 8,714 11,067 75~79 6,516 8,184 75~79 9,800

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

はじめに 本県では全国を上回るペースで少子高齢化が進む中 ふるさと秋田の活力の維持と向上を図っていくため 全ての県民が生涯にわたって心豊かに生活できる 健康長寿あきた を実現することが重要です そのため生涯を通じた健康づくりのための施策について その方向性等を明らかにすることを目的として 平成 25

平成 27 年 10 月 6 日第 2 回健康増進 予防サービス プラットフォーム資料 協会けんぽ広島支部の取り組み ~ ヘルスケア通信簿について ~ 平成 27 年 10 月全国健康保険協会広島支部 協会けんぽ 支部長向井一誠

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平成 27 年度版 [ 人口の状況 ] の現状 人口静態 ( 平成 27 年 ) 人口動態 ( 平成 26 年 ) 総数 男 女 総数 男 女 人口 89,42 44,85 44,552 出生数 歳以上人口 22,17 1,36 11,864 死亡数

,995,972 6,992,875 1,158 4,383,372 4,380,511 2,612,600 2,612, ,433,188 3,330, ,880,573 2,779, , ,

2

第2章 第2期健康やまだ21プランの評価

目  次

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第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

02 28結果の概要(3健康)(170622)

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の背景と趣旨 ( 注近年 特定健康診査 ) ( 注 ) ( 以下 特定健診 という ) の実施や診療報酬明細書等 ( 以 下 レセプト という ) の電子化の進展等により 保険者 ( 注 ) が健康や医療に関する情 報を活用して被保険者 ( 注 ) の健康課

4 死亡数と死亡率の推移 4,9 4,8 4,7 4,6 4,5 実数率人口千対 4,522 4,536 4,52 4, ,4 4,3 4, 4, , 平成 18 年平成 19 年平成 年平成 21 年平成 22 年 18 年 1

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

はじめに

肥満者の多くが複数の危険因子を持っている 肥満のみ約 20% いずれか 1 疾患有病約 47% 肥満のみ 糖尿病 いずれか 2 疾患有病約 28% 3 疾患すべて有病約 5% 高脂血症 高血圧症 厚生労働省保健指導における学習教材集 (H14 糖尿病実態調査の再集計 ) より

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

-3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 歳の割合が多く 次いで 歳 歳の順となっている 男性 女性 総数

現状分析による課題抽出のためのワークシート ( 高血圧 糖尿病 脂質異常症 ) 高血圧糖尿病脂質異常症 要介護認定を受けた被保険者の医療費の状況 ( 資料 :KDB システム 12 月末抽出分 ) 有病状況では糖尿病等の基礎疾患が約 6 割となっている 中分類別医療費 1 人当たり医療費が県と比較し

第 2 章 西東京市の現状 第 2 章 東京市の現状 1 人口等の動向 (1) 東京市の 年次推移西東京市の人口は 平成 7(1995) 年以降 一貫して増加の傾向にあり 平成 27(2015) 年の国勢調査では 20 万人を超えています 図表 2-1 西東京市人口の年次推移と伸び率 ( 人 ) 2

要因 2 全国的に 死亡原因の 6 割が生活習慣病であり 大阪市においては 特に死亡者数の最 も多い悪性新生物 ( がん ) の死亡率が高くなっている なお 心疾患および脳血管疾患 については 全国との差が年々縮まり 現在はほぼ同じ水準となっている 国 大阪府 大阪市の死亡率 H22 年 人口 10

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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第2期データヘルス計画について

平成 2 9 年名古屋市民の平均余命 平成 30 年 12 月 25 日 名古屋市健康福祉局

平成17年

まえがき 平成 24 年福島県簡易生命表 は 平成 24 年の福島県日本人人口 ( 推計 ) と平成 22~25 年の人口動態統計 ( 確定数 ) を基にして 本県の死亡状況が今後変化しないと仮定したとき 各年齢の者が1 年以内に死亡する確率や平均的にみて今後何年生きられるかという期待値などを 死亡

目次 1. 趣旨 2. 計画の期間 3. 兵庫県の特徴 (1) 人口 後期高齢者数について (2) 平均寿命について (3) 医療 健診 介護 ( 有病状況 ) について 4. 目標 5. 実施事業 < 参考 > 別添資料 KDB の分析帳票等について

2

対象疾患名及び ICD-10 コード等 対象疾患名 ( 診療行為 ) ICD-10 等 1 糖尿病 2 脳血管障害 3 虚血性心疾患 4 動脈閉塞 5 高血圧症 6 高尿酸血症 7 高脂血症 8 肝機能障害 9 高血圧性腎臓障害 10 人工透析 E11~E14 I61 I639 I64 I209 I

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Microsoft PowerPoint - 資料1_ひょうごの健康状況(健康寿命修正済)

結果の概要

生活福祉研レポートの雛形

スライド 1

市原市国民健康保険 データヘルス計画書

Microsoft PowerPoint - tobacco

Microsoft Word - にしはら健康21(第2次)最終(表紙、間紙入り)

大阪府医師国民健康保険組合 特定健康診査等実施第 2 期計画 ( 平成 25 年 7 月 1 日 ) 1. 計画策定の背景昭和 36 年の国民皆保険の成立により わが国の平均寿命は飛躍的に伸び 今や世界一の長寿国となった しかし 世界に冠たるこの国民皆保険制度は 平均寿命の伸びによる高齢化の急激な進

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第4章:施策と目標 2:生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(3)糖尿病(4)COPD

データを正しく 活用していただくために 今回は 平成 23 年度に市町村国保で実施した特定健診結果のみ集計しています 今後 協会けんぽ沖縄支部の結果とあわせて 改めてデータ集を発行する予定です 1. 集計対象者 今回の集計対象者は 平成 23 年度に特定健康診査を受診した者 ( 市町村国保分のみ )

スライド 1

第 11 章 保健衛生 600 人 図 11-1 乳幼児健康診査実施状況 幼児一般検診 1 歳 6ヶ月検診 3 歳児検診 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 14

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) ベルシステム 24 健康保険組合 平成 30 年 3 月 1 日 ( 最終更新日 : 平成 30 年 7 月 27 日 )

4 年齢階級別の死因山形県の平成 28 年の死因順位は 20 歳から 34 歳までの各階級において自殺が1 位となっているほか 64 歳までの各階級においても死因順位の上位にあり おおむね全国と同様の傾向が見られます < 表 7> 年齢階級別の死因順位 死亡者数 ( 山形県 ) 年齢階級 総死亡者数

第3章「疾病の発症予防及び重症化予防 1がん」

健康くるめ21概要

死亡率 我が国における疾病構造 生活習慣病は死亡割合の約 6 割を占めている 我が国の疾病構造は感染症から生活習慣病へと変化 死因別死亡割合 ( 平成 24 年 ) 生活習

Microsoft Word - 特定健康診査等実施計画2期(YNK).docx

求する診療報酬明細書の件数 ( 入院以外 ) は 糖尿病や高血圧 心疾患などの生活習 慣病が約 4 割を占めている 生活習慣病患者が増加することにより 医療費は年々増 大していくことが考えられる 図 2 戸田市の医療費の推移 ( ウ ) 健康寿命の延伸県は健康寿命を 65 歳に達した県民が自立した生

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって


歯科中間報告(案)概要

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地方公務員健康状況等調査

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

第 1 編総論第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画改定の背景と趣旨 国や県においては 健康寿命 1 の延伸や生活の質 2 の向上 さらには 健康格差の縮 小を目的とした 健康日本 21 や 富山県健康増進計画 が策定され さまざまな関係機関の 連携により社会全体で個人の主体的な健康づくりを支援す

Microsoft Word - (セット案とれ)【閣議後会見用】取組ペーパー

Microsoft Word - 【原稿】提言書概要版

■● 糖尿病

気仙沼市

第2章

特定健康診査等実施計画 ( 第二期 ) 三重交通健康保険組合 平成 25 年 7 月

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Transcription:

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 第 2 章南魚沼市の現状と評価 1 人口構成 (1) 人口の推移本市の国勢調査の総人口は減少傾向を示しています 国勢調査 ( 各年 10 月 1 日 ) によると 平成 7 年が 66,118 人でしたが 平成 22 年は 61,624 人と 4,494 人の減少となっています 当 1 人た世員り帯 人口 世帯数 1 世帯当たり人員の推移 ( 人 ) ( 人 ) 70,000 4.0 60,000 50,000 3.0 40,000 2.0 30,000 20,000 1.0 10,000 0 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 0.0 人口 66,118 65,492 63,329 61,624 世帯数 17,891 18,626 18,937 19,444 南魚沼市 3.70 3.52 3.34 3.17 新潟県 3.25 3.07 2.93 2.77 全国 2.82 2.67 2.55 2.42 資料 : 国勢調査 ( 一般世帯数 ) (2) 年齢構成 ( 現状 推計 ) 全国的に少子高齢化傾向にあり 本市においても総人口に対する年齢区分の比率では 年少人口 (0~14 歳 ) が減少傾向 老年人口が増加傾向を示しています また 国立社会保障 人口問題研究所指標によると 今後も年少人口の減少 老年人口比率の上昇が見込まれています 7

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) ( 人 ) 80,000 推計人口における年少 老年人口比率 (%) 40.0 60,000 30.0 40,000 20.0 20,000 10.0 0 平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年平成 27 年平成 32 年平成 37 年 65 歳以上 13,489 14,919 15,699 16,040 17,505 18,928 19,257 15~64 歳 40,763 40,011 38,369 37,091 34,706 31,733 29,777 0~14 歳 11,853 10,549 9,235 8,348 7,479 6,889 6,300 年少人口比率 17.9 16.1 14.6 13.5 12.5 12.0 11.4 老年人口比率 20.4 22.8 24.8 26.0 29.3 32.9 34.8 0.0 資料 :( 平成 7~22 年 ) 国勢調査 ( 平成 27~37 年 ) 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口平成 25 年 3 月推計 年齢階層別人口 ( 平成 27 年 ) ( 人 ) 3,000 2,000 1,139 1,372 1,558 2,180 2,617 2,088 1,766 1,584 1,820 1,824 1,706 1,445 1,301 1,547 1,405 1,312 1,207 1,000 724 286 10 60 0 100 歳以上 95~99 歳 90~94 歳 85~89 歳 80~84 歳 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 0~4 歳 0 1,000 2,000 3,000 37 221 786 1,515 1,724 1,603 1,663 2,109 2,448 2,020 1,688 1,614 1,755 1,839 1,602 1,249 1,253 1,502 1,279 1,196 1,188 男性 女性 資料 : 平成 27 年 3 月末住民基本台帳 8

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 2 平均寿命と健康寿命 (1) 平均寿命 国が公表した 2010 年都道府県別生命表によると 全国の男性の平均寿命は 79.6 年 女性の平均寿命は 86.4 年です 新潟県は 男性が 79.5 年 女性は 87.0 年となっています 南魚沼市は男性が 80.0 年 女性が 86.5 年で男性が全 国及び新潟県より高く 女性が新潟県より多少低くなっています 平均寿命の推移 ( 単位 : 人 ) 大和町 六日町 塩沢町 新潟県 全国 健康寿命健康 (2) 健康寿命 区分平成 12 年平成 17 年平成 22 年 男性 77.3 女性 85.3 南男性 79.2 80.0 男性 79.0 魚女性 86.3 沼男性 78.4 市女性 87.0 86.5 女性 85.7 男性 77.7 78.8 79.5 新潟県女性 85.2 86.3 87.0 男性 77.7 78.8 79.6 全国女性 84.6 85.8 86.4 資料 : 厚生労働省市区町村別生命表 新潟県の健康寿命の平均は平成 22 年で 男性は 69.91 年で平均寿命との差は 9.56 年 女性は 73.77 年で平均寿命との差は 13.19 年となっています いつまでも元気に自立した生活を送るためには この健康寿命を延ばすこと が重要です [ 新潟県 ] 平均寿命と健康寿命の差 ( 平成 22 年 ) 60.00 年 70.00 年 80.00 年 90.00 年 男性 69.91 9.56 年 79.47 女性 73.77 13.19 年 86.96 ( 年 ) 平均寿命 健康寿命 資料 : 平均寿命 / 厚生労働省都道府県別生命表健康寿命 / 厚生労働科学研究費 健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究 健康寿命 : 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間です 健康 : 身体的 精神的 社会的に良好な状態であり 単に疾病がないとか虚弱でないということではない と世界保健機構 (WHO) の健康憲章には定義づけられています 9

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 3 出生の状況 全国や新潟県の出生率は減少傾向にあり 本市における出生率も減少傾向でしたが平成 26 年は横ばい傾向となっています 合計特殊出生率も平成 22 年を境に減少傾向でしたが 平成 26 年は横ばい傾向となっています ( 人 ) 600 出生数と出生率 ( 人口千対 ) の推移 10.0 400 9.0 8.0 200 7.0 6.0 0 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 南魚沼市出生数 474 533 516 480 442 442 5.0 南魚沼市出生率 7.7 8.6 8.4 7.9 7.4 7.4 新潟県出生率 7.6 7.7 7.5 7.5 7.4 7.2 全国出生率 8.5 8.5 8.3 8.2 8.2 8.0 資料 : 厚労省及び新潟県人口動態統計 出生数 : 新潟県福祉保健年報 (%) 2.00 合計特殊出生率の推移 1.80 1.60 1.40 1.20 1.00 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 南魚沼市 1.49 1.62 1.61 1.56 1.46 1.48 新潟県 1.37 1.43 1.41 1.43 1.44 1.43 全国 1.37 1.39 1.39 1.41 1.43 1.42 資料 : 厚労省及び新潟県人口動態統計 10

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 4 死亡の状況 全国や新潟県の死亡率は増加傾向にあり 本市の死亡率においても高齢化に伴い 概ね増加傾向となっています 死亡原因の1 位は悪性新生物 ( がん ) によるものです 死亡数と死亡率 ( 人口千対 ) の推移 ( 人 ) 1,000 15.0 800 600 400 10.0 200 0 平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 5.0 南魚沼市死亡数 727 772 721 773 786 788 南魚沼市死亡率 11.8 12.5 11.8 12.8 13.1 13.3 新潟県死亡率 10.6 11.3 11.6 12.0 12.2 12.3 全国死亡率 9.1 9.5 9.9 10.0 10.1 10.1 資料 : 厚労省及び新潟県人口動態統計死亡数 : 新潟県福祉保健年報 350.0 平成 26 年主な死因の死亡率 ( 人口 10 万対 / 全国 県との比較 ) 300.0 250.0 200.0 150.0 100.0 50.0 0.0 悪性新生物 脳血管疾患 心疾患 不慮の事故 肺炎老衰自殺 慢性閉塞性肺疾患 南魚沼市 323.1 176.7 166.6 45.4 97.6 106.0 32.0 26.9 新潟県 339.4 142.5 181.9 42.2 103.6 92.0 23.5 13.7 全国 293.5 91.1 157.0 31.1 95.4 60.1 19.5 12.9 資料 : 厚労省及び新潟県人口動態統計 11

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 350.0 300.0 250.0 200.0 150.0 100.0 主な死因の死亡率 ( 人口 10 万対 / 年度別 ) 悪性新生物 脳血管疾患心疾患 老衰肺炎 50.0 0.0 平成 22 年 死因別 SMR ( 過去 5 年間平成 20~24 年 ) ( 男性 ) ( 女性 ) 資料 : 新潟県人口動態統計 県と比較して 男性では老衰 自殺 不慮の事故 女性では 老衰 脳血管疾患 不慮の事故が多い傾向がみられます 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 悪性新生物 329.4 276.3 311.9 308.3 323.1 脳血管疾患 178.5 170.1 183.2 186.7 176.7 心疾患 155.8 184.8 189.8 168.3 166.6 不慮の事故 50.3 50.7 66.0 58.3 45.4 肺炎 103.9 94.8 82.5 88.3 97.6 老衰 94.1 86.7 102.3 113.3 106.0 自殺 37.3 40.9 23.1 35.0 32.0 慢性閉塞性肺疾患 17.9 14.7 19.8 10.0 26.9 不慮の事故自殺慢性閉塞性肺疾患 自殺 脳血管疾患 150 100 心疾患 自殺 脳血管疾患 150 100 心疾患 不慮の事故 50 肝疾患 不慮の事故 50 肝疾患 0 0 老衰 胃がん 老衰 胃がん 腎不全 大腸がん 腎不全 大腸がん 肺炎 南魚沼市 南魚沼市 新潟県 肺炎 資料 : 政府統計の総合窓口 (e-stat) 平成 20~24 年人口動態保健所 市区町村別統計 ( 厚生労働省 ) を加工して作成 SMR( 標準化死亡比 ): 基準死亡率 ( 人口 10 万対の死亡数 ) を対象地域に当てはめた場合に 計算により求められる期待される死亡数と実際に観察された死亡数とを比較するもの 国の平均を 100 としており 標準化死亡比が 100 以上の場合は国の平均より死亡率が多いと判断され 100 以下の場合は死亡率が低いと判断されます 12

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 成年期 (40~64 歳 ) 死因順位 ( 南魚沼保健所管内 ) ( 単位 : 人 ) 区分 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 死因人数死因人数死因人数死因人数死因人数 平成 21 年悪性新生物 20 脳血管疾患 11 自殺 10 心疾患 8 不慮の事故 5 平成 22 年悪性新生物 31 自殺 13 心疾患 10 脳血管疾患不慮の事故 5 消化器系疾患呼吸器系疾患 4 平成 23 年悪性新生物 35 心疾患 14 自殺 10 脳血管疾患 9 消化器系疾患 5 平成 24 年悪性新生物 26 心疾患脳血管疾患 11 不慮の事故自殺 平成 25 年悪性新生物 30 不慮の事故 9 脳血管疾患 8 8 呼吸器系疾患 7 消化器系疾患 6 心疾患呼吸器系疾患 7 自殺消化器系疾患 4 資料 : 南魚沼保健所統計を加工 成年期の死亡原因の上位を占めるがん 脳血管疾患 心疾患については 定期的 に検診を受け 早期発見 早期治療を行えば死亡数の抑制につながる疾患です 50.0 ( 全年齢 ) 自殺率 ( 人口 10 万対 ) の推移 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 南魚沼市 26.0 37.3 40.9 23.1 35.0 32.0 新潟県 30.0 28.6 27.7 26.4 26.1 23.5 全国 24.4 23.4 22.9 21.0 20.7 19.5 資料 : 新潟県人口動態統計 当市は 平成 20 年度から こころの健康づくり の一環として自殺予防対策事業 を実施しています 国 県の自殺者数は減少傾向にありますが 当市は増減を繰り 返している状況です 13

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 5 健康診査の受診状況 市で実施している特定健診の受診状況をみると 平成 26 年度では受診対象者の 49.8% が受診しています 健康意識調査によると 1 年以内に健診を受けていない人が多いのは 40~64 歳未満の男性となっています また 受診結果では 男女ともに血糖値についての異常が一番多く 年代が高くなるにつれ 割合も高くなっています 各種がん検診では 胃がん検診 大腸がん検診 の受診率は増加傾向にあり 肺がん検診 の受診率は減少傾向にあります ( 人 ) 8,000 特定健康診査の状況 (%) 80.0 6,000 60.0 4,000 40.0 2,000 20.0 0 平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 合計 6,312 5,756 5,910 5,723 5,491 5,192 40~64 歳 3,322 3,104 3,181 2,876 2,555 2,212 65~74 歳 2,990 2,652 2,729 2,847 2,936 2,980 合計受診率 55.3 51.0 52.1 52.2 50.8 49.8 40~64 歳受診率 50.0 46.5 47.4 46.6 44.3 42.6 65~74 歳受診率 62.7 57.4 58.8 59.3 58.2 56.8 0.0 資料 : 特定健診法定報告 特定健診 各種がん検診の受診状況 ( 単位 : 人 %) 区分 対象者数 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 受診者数 受診率 対象者数 受診者数 受診率 対象者数 受診者数 受診率 特定健診 10,972 5,723 52.2 10,813 5,491 50.8 10,433 5,192 49.8 肺がん検診 16,401 8,211 50.1 15,699 7,805 49.7 15,678 7,318 46.7 胃がん検診 15,495 4,012 25.9 13,566 3,828 28.2 13,476 3,815 28.3 大腸がん検診 18,132 6,738 37.2 17,419 6,705 38.5 17,153 6,774 39.5 子宮頸がん検診 12,787 5,286 41.3 12,369 4,867 39.3 11,529 4,829 41.9 乳がん検診 9,718 4,552 46.8 6,849 4,416 64.5 8,795 4,449 50.6 資料 : 特定健診法定報告 地域保健報告対象者 :( 住民健診調査票市で受ける + その他で受ける )/ 回収率子宮頸がん検診は 20 歳から 他のがん検診は 40 歳から 14

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 (%) 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 平成 26 年度基礎健診結果で異常者出現の状況 ( 男性 ) メタボ ~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70~79 歳 80 歳以上 肥満 25.3 28.3 24.1 23.8 21.7 15.4 血圧 25.3 31.2 45.5 49.2 53.3 53.9 脂質 55.2 70.0 65.9 63.4 52.5 38.9 肝機能 33.4 45.1 47.5 39.7 35.4 30.7 糖異常 23.5 46.0 54.5 69.9 73.6 73.3 メタボ 23.0 28.7 30.1 33.3 18.1 LDL 38.4 58.2 45.2 48.7 37.0 27.3 (%) 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 平成 26 年度基礎健診結果で異常者出現の状況 ( 女性 ) ~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70~79 歳 80 歳以上 肥満 13.4 18.3 21.8 19.8 20.8 22.4 血圧 6.3 15.7 30.4 40.5 50.7 61.4 脂質 28.2 43.0 70.0 68.5 57.1 51.3 肝機能 8.0 9.8 18.8 16.1 15.1 17.2 糖異常 25.7 32.8 60.1 72.0 76.8 78.4 メタボ 5.2 8.5 13.9 13.8 9.8 LDL 21.5 37.4 61.1 61.4 45.5 37.8 年代別異常者数 / 受診者数年代別 100 肥満 :BMI25 以上血圧 :130/85 以上脂質 :TG150 または LDL120 または HDL39 以下肝機能 :GOT GPT31 以上糖異常 : 空腹時血糖 100 または随時血糖 140 HbA1c5.6 メタボ該当者 : 基準該当または予備群該当者 (75 歳未満のみ ) メタボ 糖異常 血圧 脂質 肝機能 LDL 肥満 糖異常 血圧 脂質 LDL 肥満肝機能 15

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 要介護認定者の推移 ( 単位 : 人 %) 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 区分 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 支援 493 18.0 529 17.7 506 16.1 578 17.7 637 19.0 要介護 1 469 17.1 528 17.7 589 18.8 579 17.7 597 17.8 要介護 2 506 18.4 576 19.3 599 19.1 685 21.0 665 19.8 要介護 3 411 15.0 479 16.1 528 16.8 552 16.9 574 17.1 要介護 4 474 17.3 493 16.5 540 17.2 517 15.8 555 16.5 要介護 5 390 14.2 375 12.6 377 12.0 351 10.8 328 9.8 第 1 号被保険者認定者数第 2 号被保険者認定者数 2,662 2,885 3,050 3,181 3,277 81 95 89 81 79 認定率 17.2 18.9 19.1 20.0 19.6 認定率 は 65 歳以上人口に対する認定者の比率です 資料 : 介護保険課 ( 高齢者福祉計画 介護保険事業計画 ) 6 医療費の状況 国民健康保険被保険者状況は 平成 22 年度から減少傾向になっており 平成 26 年度では 加入世帯総数は 8,604 世帯で 加入率は 26.3% となっています 本市の国民健康保険被保険者の1 人当たり療養諸費と受診率は 国 新潟県の平均より本市は低くなっていますが 1 件当たり診療費については国 新潟県の平均より本市は高くなっており 重症化してから受診していることが推測されます 国民健康保険被保険者状況 ( 単位 : 世帯 人 ) 区分 加入世帯数 被保険者数 ( 年度末 ) 総数一般退職 加入率 平成 22 年度 9,245 18,028 16,650 1,378 29.6% 平成 23 年度 9,168 17,613 16,036 1,577 29.2% 平成 24 年度 8,970 16,881 15,420 1,461 27.9% 平成 25 年度 8,799 16,349 15,085 1,264 27.3% 平成 26 年度 8,604 15,556 14,478 1,078 26.3% 資料 : 南魚沼市国保の状況 16

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 ( 円 ) 1 人当たり療養諸費 340,000 320,000 300,000 280,000 260,000 240,000 220,000 200,000 平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 南魚沼市 249,499 264,162 259,453 269,027 新潟県 309,204 318,130 323,939 331,947 全国 299,333 308,669 315,856 324,543 療養諸費の年間費用総額 / 被保険者数 資料 : 新潟県国民健康保険団体連合会 (%) 1,100.0 受診率 ( 入院 入院外 歯科の合計 ) 1,000.0 900.0 800.0 700.0 平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 南魚沼市 779.4 783.2 789.4 794.2 新潟県 1,013.8 1,017.6 1,029.6 1,042.6 全国 973.0 985.1 1,002.1 1,014.6 診療費の年間総件数 ( レセプト枚数 )/ 被保険者数 100 資料 : 新潟県国民健康保険団体連合会 ( 円 ) 27,000 1 件当たり診療費 ( 入院 入院外 歯科の合計 ) 26,000 25,000 24,000 23,000 平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 南魚沼市 24,954 26,250 25,381 26,113 新潟県 23,774 24,189 24,439 24,570 全国 24,429 24,681 24,861 25,078 診療費の年間費用総額 / 診療費の年間総件数 ( レセプト枚数 ) 資料 : 新潟県国民健康保険団体連合会 17

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 7 市民の健康意識 健康増進アンケート調査では 現在の健康状態についての問いに とても健康だと思う 健康だと思う ふつうだと思う があわせて 75.0% となっています 生活習慣予防のため生活習慣を改善しようと思うかについては はい が 76.8% となっており 健康状態が良好だと思う人のなかにも改善しようと思う人がいることがうかがわれます 改善しようと思わない理由については 自分の健康に自信があるから が 22.8% お酒 たばこ 好物等を制限したくないから が 17.8% となっています 現在の健康状態 (%) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 とても健康だと思う 5.6 6.0 25.7 健康だと思う 27.1 43.1 ふつうだと思う 41.9 あまり健康ではない 17.6 18.7 健康ではない 6.0 4.4 無回答 2.0 2.0 平成 18 年 (n=1,154) 平成 26 年 (n=957) 資料 : 平成 26 年アンケート n=957 生活習慣を改善をしない理由 (%) 0.0 10.0 20.0 30.0 自分の健康に自信があるから お酒 たばこ 好物などを制限したくないから 生活習慣の改善や健康について考えた事がないから 14.2 17.8 22.8 病気になっても治療すればよいから 生活習慣を改めても健康への効果はないと思うから 2.0 4.1 わからない その他 18.8 18.3 無回答 2.0 資料 : 平成 26 年アンケート 18

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 8 いきいき市民健康づくり計画 ( 第 1 次 ) の評価 現計画の進捗状況 ( 評価 ) については 基本施策の成果指標の達成状況を市民アンケートや行政関連データ 関係各団体等の実績値により評価しました 評価が難しい または評価できなかった成果指標については 第 2 次計画において 具体的な指標に置き換えて新たな成果指標として設定しました 評価判定 達成割合 該当項目数 1 達成できた 75% 以上 14 項目 (14.7%) 2 まあまあ達成できた 50% 以上 ~75% 未満 8 項目 (8.4%) 3 あまり達成できなかった 25% 以上 ~50% 未満 6 項目 (6.3%) 4 達成できなかった 25% 未満 35 項目 (36.8%) 5 - 評価困難 32 項目 (33.7%) 達成できた (1+2の数/ 合計 ) 22 項目 (23.1%) 合計 95 項目 (100.0%) 4 段階評価の計算方法 現在の値 - 策定時の値 目標値 - 策定時の値 100 (1) 達成できた 上記の表に基づき振り分けた結果 達成できた 項目は以下の通りでした 達成できた (75% 以上の達成 ) 分野 項目 栄養 食生活 児童生徒の肥満児を減少 ( 小学生 ) 運動 身体活動 運動習慣のある人の増加 (20~59 歳男性 ) 飲酒 喫煙 休肝日をもつ人の増加 こころの健康 休養 自殺者の減少 歯 口腔の健康 生活習慣病の発症予防 生活習慣 喫煙者の減少 ( 男性 ) 市の管理している公共施設での禁煙 施設内禁煙対策の増加市の管理している公共施設での禁煙 分煙対策の増加 3 歳児における平均むし歯数の減少 12 歳児における平均むし歯数の減少歯間部清掃用具の使用の増加がん検診受診者の増加 ( 大腸がん ) がん検診受診者の増加 ( 乳がん ) 平均最大血圧の低下虚血心疾患死亡数 19

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) (2) まあまあ達成できた まあまあ達成できた 項目は以下の通りでした まあまあ達成できた (50% 以上 ~75% 未満の達成 ) 分野 項目 栄養 食生活 児童生徒の肥満児を減少 ( 園児 ) 喫煙 喫煙者の減少 ( 女性 ) こころの健康 休養 時間やこころに余裕をもっている人の増加 歯 口腔の健康 生活習慣病の発症予防 生活習慣 フッ化物塗布を受けたことがある幼児の増加 (1~3 歳 ) フッ化物洗口を行っている児童生徒の割合 (4~14 歳 ) がん検診受診者の増加 ( 子宮 ) がん精検受診者の増加 ( 乳がん ) 虚血心疾患死亡率 ( 高血圧性を除く心疾患 ) (3) あまり達成できなかった あまり達成できなかった 項目は以下の通りでした あまり達成できなかった (25% 以上 50% 未満の達成 ) 分野 栄養 食生活 項目 児童生徒の肥満児を減少 ( 中学生 ) 20~60 歳代女性肥満者の減少 (BMI25 以上 ) 運動 身体活動 運動習慣のある人の増加 (20~59 歳女性 ) 喫煙 高齢者の健康 喫煙が及ぼす健康影響について知っている人の割合 ( 妊婦 ) 喫煙者の禁煙を試みる人の増加 レインボー体操をしている人の増加 20

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 (4) 達成できなかった 達成できなかった 項目は以下の通りでした 達成できなかった (25% 未満の達成 ) 分野 栄養 食生活 運動 身体活動 飲酒 喫煙 こころの健康 休養 歯 口腔の健康 生活習慣病の発症予防 生活習慣 項目 20 歳代女性のやせの者 (BMI18.5 未満 ) 20~60 歳代男性肥満者の減少 (BMI25 以上 ) 1 日 3 食食べていない人の減少量 質ともにきちんとした食事をする人の増加塩分を控える人の増加糖分を控える人の増加緑黄色野菜を積極的に食べる人の増加日常生活における歩数の増加多量 (1 日 3 合以上 ) 飲酒する人の減少喫煙が及ぼす健康影響について知っている人の割合 ( 肺がん 喉頭がん ぜんそく 気管支炎 肺気腫 心臓病 脳卒中 胃潰瘍 歯周病 ) 受動喫煙による健康被害の認知度の向上ストレスを感じた人の減少睡眠による休養が十分とれていない人の減少眠りを助けるために補助品やアルコールを使うことのある人の減少うつ状態や強い不安を感じたことのある人の減少うつ状態や強い不安を感じたことのあるときに医師に相談する人の増加歯や口に関する悩みのない人の増加がん死亡率の低下がん検診受診者の増加 ( 肺 胃がん ) がん精検受診者の増加 ( 大腸 肺 子宮 胃がん ) 脳卒中死亡率 脳卒中死亡数 (5) 評価困難 評価困難 の項目は以下の通りでした - 評価困難 分野 栄養 食生活 児童生徒のやせの状況 ( 小学生 中学生 ) 意欲的に運動を心がけている人の増加 運動 身体活動 外出について積極的な態度をもつ人の増加何らかの地域活動を実践している人の増加 飲酒 未成年者の飲酒をなくす 喫煙 未成年者の喫煙をなくす間食として甘味食品 飲料を頻回飲食する習慣のある幼児の減少 (3 歳児 ) 歯 口腔の健康 定期的な歯垢除去や歯面清掃を受ける人の増加 80 歳で 20 本 60 歳で 24 本以上の自分の歯を有する人の増加特定健診の受診率 / 受診者数の増加 (40~74 歳 ) 特定健診要指導で指導を受けた人の増加 (40~74 歳 ) 特定健診結果異状なしの人の増加 (40~74 歳 ) 生活習慣病の発症高血圧治療中の割合予防 生活習慣 高血圧異常の割合 (130 以上 ~85 以上 ) メタボリック該当者 予備群の減少 (40~74 歳 ) 脂質異常症の減少 (HDL LDL TG 異常の割合 /40~74 歳 ) HbA1c 異常の割合 HbA1c 中央値 高齢者の健康 要介護認定者の減少 (65 歳以上 ) 15 分以上続けて歩いている人の増加 (65 歳以上男女 ) 転倒に対する不安が大きい人の減少 (65 歳以上男女 ) 項目 21

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) (6) 分野ごとの達成状況 1 栄養 食生活 平成 18 年目標平成 26 年評価 園児 4.4% 3.0% 3.9% 児童生徒の肥満児を減少 小学生 10.3% 7.0% 6.8% 中学生 10.9% 7.0% 9.3% 児童生徒のやせの状況 小学生 1.9% - 1.9% - 中学生 2.6% - 3.1% - 20 歳代女性のやせの者 (BMI18.5 未満 ) 22.2% 15.0% 27.6% 20~60 歳代男性肥満者の減少 (BMI25 以上 ) 25.0% 15.0% 24.8% 20~60 歳代女性肥満者の減少 (BMI25 以上 ) 19.9% 15.0% 18.1% 全体 9.6% 7.0% 10.6% 20 歳代 25.0% 20.6% 30 歳代 13.3% 21.3% 1 日 3 食食べていない人の減少 40 歳代 11.5% 11.9% 50 歳代 6.7% 8.1% 60 歳代 4.9% 5.6% 70 歳代 2.8% 4.9% 量 質ともにきちんとした食事をする人の増加 67.7% 80.0% 69.5% 塩分を控える人の増加 44.2% 55.0% 46.7% 糖分を控える人の増加 28.1% 40.0% 28.9% 緑黄色野菜を積極的に食べる人の増加 46.4% 55.0% 42.0% 小学生の肥満は目標値をクリアしました 園児や中学生は 目標値には至りませんでしたが 改善傾向がみられます 中間評価時に ダイエットの低年齢化が考えられることから 目標値は定めずに学童のやせも把握し その結果 中学生のやせが増加しています 20 歳代女性のやせについては 悪化しています 20~60 歳代男女ともに肥満については 改善傾向にありますが 目標値には遠い状況です 1 日 3 食とらない ( 欠食 ) 者 は 増加しています 20 歳代では改善傾向にありますが それ以外のすべての世代で欠食率が増加しており 特に 30 歳代での欠食率が高くなっています バランスのとれた食事をする 塩分を控える 糖分を控える 人は改善傾向にありますが 塩分については 主観的なものでの評価でしかないので 今後は 客観的に評価できる指標が必要です 緑黄色野菜を積極的に食べる人 は こちらもアンケートによる主観的な評価ですが 減少しています 22

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 住民健診会場における個別健康教育 食生活改善推進員の住民健診会場での減塩指導 食生活改善推進員の研修会風景 もぐもぐ教室での活動風景 男性の料理教室 23

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 2 身体活動 運動 意欲的に運動を心がけている人の増加 運動習慣のある人の増加 (1 回 30 分以上 週 2 回以上 1 年以上継続している人 ) 日常生活における歩数の増加 外出について積極的な態度をもつ人の増加 何らかの地域活動を実践している人の増加 平成 18 年目標平成 26 年評価 20~59 歳男性 45.9% 61.0% - - 20~59 歳女性 54.3% 63.0% - - 20~59 歳男性 9.1% 33.0% 28.2% 20~59 歳女性 9.7% 33.0% 16.9% 20~59 歳男性 7,455 歩 8,400 歩 6,005 歩 20~59 歳女性 6,042 歩 7,400 歩 5,043 歩 60 歳以上男性 84.5% 85.0% - - 60 歳以上女性 68.4% 70.0% - - 80 歳以上 53.3% 56.0% - - 60 歳以上男性 34.7% 58.0% - - 60 歳以上女性 36.8% 50.0% - - 意欲的に運動を心がけている人 については 健診問診項目が変更になった ため 今回は評価できません 運動習慣のある人 は男女ともに増加しており 特に男性が顕著です 平成 27 年度調査では 歩数は減少しています 意欲的に運動を心がけている人 外出について積極的な態度をもつ人 何らかの地域活動を実践している人 の項目については 平成 18 年当時と アンケート項目が変化しており 評価困難となっています 運動サークルの様子 24

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 3 飲酒 平成 18 年目標平成 26 年評価 多量 (1 日 3 合以上 ) 飲酒する人の減少 9.8% ( 平成 24 年は 2.2%) 2.0% 3.0% 未成年者の飲酒をなくす 23.1% 0.0% - - 休肝日をもつ人の増加 9.4% 20.0% 17.8% 多量 (1 日 3 合以上 ) 飲酒をする人 は 平成 18 年当初 アンケートからの数 値でしたが 中間評価時に健診の質問票からの数値に変更し 目標値を 3.0% から 2.0% に変更しています 中間評価時 (2.2%) より増加しています 未成年者の飲酒 は把握できる資料がないため 評価困難となっています 休肝日をもつ人 は増加しており 改善傾向にあります 4 喫煙 平成 18 年目標平成 26 年評価 喫煙者の減少 男性 46.3% 25.0% * 27.2% 女性 9.4% 5.0% 6.8% 市の管理している公共施設での敷地 施設内禁煙対策の増加 28.9% 85.0% * 89.0% 市の管理している公共施設での禁煙 分煙対策の増加 69.4% 100.0% 96.6% 未成年者の喫煙をなくす 30.8%(19 歳 ) 0.0% - - 喫煙が及ぼす健康影響について知っている人の割合 肺がん 82.2% 100.0% 81.3% 喉頭がん 59.5% 100.0% 66.2% ぜんそく 60.8% 100.0% 66.5% 気管支炎 61.4% 100.0% 68.1% 肺気腫 62.3% 100.0% 68.3% 心臓病 43.0% 100.0% 48.9% 脳卒中 46.0% 100.0% 53.7% 胃潰瘍 31.6% 100.0% 36.4% 妊婦 74.4% 100.0% 82.8% 歯周病 36.9% 100.0% 46.7% 喫煙者の禁煙を試みる人の増加 39.0% 50.0% 41.7% 受動喫煙による健康被害の認知度の向上 89.6% 100.0% 89.9% 喫煙の状況は 男女ともに減少しており 特に男性は中間評価時に目標値をク リアしているため 目標値を変更しています 今回は目標値には至りませんで したが 改善傾向にあります 市の管理している公共施設での敷地 施設内禁煙対策 の目標値はクリアし ましたが 公共施設での禁煙 分煙対策の徹底が必要です 喫煙が及ぼす健康影響 については 妊婦 呼吸器疾患以外の影響について 理解が進んでいない状況です 中間指標で項目追加 指標変更された目標値 25

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 医師による小 中学校でのタバコ講演会の様子 5 こころの健康 休養 平成 18 年目標平成 26 年評価 ストレスを感じた人の減少 54.5% 49.0% 以下 57.3% 31.2% 睡眠による休養が十分とれていない人の減少 ( 平成 24 年は 14.6%) 14.0% * 20.7% 眠りを助けるために薬やアルコールを使うことのある人の減少 9.2% 5.0% 13.6% うつ状態や強い不安を感じたことのある人の減少 11.7% 8.0% 11.9% うつ状態や強い不安を感じたことのあるときに医師に相談する人の増加 7.0% 15.0% 8.6% 時間や心に余裕をもっている人の増加 49.8% 55.0% 53.2% 自殺者の減少 27 人 20 人 19 人 睡眠よる休養が十分とれていない人 は 平成 18 年当初はアンケートによりましたが 中間評価で健診の質問票からの数値に変更し 目標値を 21.0% から 14.0% に変更しました 中間評価時の 14.6% より増加しています 眠りを助けるために薬やアルコールを使う人 が増加しています ストレスを感じた人 うつ状態や強い不安を感じたことある人 が微増している反面 時間や心に余裕をもっている人 も増加しています 自殺者数については単年毎の評価は難しいですが 10 年平均等長期的な動向をみると減少傾向にあります 26

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 6 歯 口腔の健康 平成 18 年目標平成 26 年評価 間食として甘味食品 飲料を頻回飲食する習慣のある幼児の減少 3 歳児 37.1% - 28.4% - 3 歳児における平均むし歯数の減少 3 歳児 1.12 本 * 0.70 本 0.42 本 12 歳児における平均むし歯数の減少 12 歳児 0.88 本 * 0.40 本 0.21 本 フッ化物塗布を受けたことがある幼児の増加 1~3 歳 88.2% 95.0% 92.0% フッ化物洗口を行っている児童生徒の割合 (4~14 歳 ) 実施施設 94.3% 100.0% 98.4% 歯間部清掃用具の使用の増加 35.3% 40.0% 49.5% 定期的な歯垢除去や歯面清掃を受ける人の増加 31.6% 60.0% * 16.4% - 歯や口に関する悩みのない人の増加 23.1% 50.0% 23.3% 80 歳で 20 本以上 60 歳で 24 本以 75-84 歳 - - 33.9% - 上の自分の歯を有する人の増加 60 歳 - - 60.7% - 定期的な歯石除去や歯面清掃を受ける人の増加 は 平成 18 年当初はアンケ ートによる数値でしたが 中間評価時において目標値を変更しています 保育園での仕上げ歯みがき指導 学校での歯みがき指導 歯科健診の様子 中間指標で項目追加 指標変更された目標値 27

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 7 生活習慣病の発症予防 生活習慣 がん検診受診者の増加 ( 受診率 ) がん精検受診者の増加 ( 受診率 ) 平成 18 年目標平成 26 年評価 胃 28.4% 40.0% 28.3% 大腸 33.1% 40.0% 39.5% 肺 64.0% 70.0% 46.7% 乳 24.4% 40.0% 50.6% 子宮 37.0% 45.0% 41.9% 胃 95.9% 100.0% 92.2% 大腸 86.1% 100.0% 84.2% 肺 93.0% 100.0% 88.4% 乳 87.8% 100.0% 96.7% 子宮 100.0% 100.0% 87.5% がん死亡率の低下 全体 238.4 200.0 308.3 高血圧治療中の割合 40~74 歳 26.2% - 26.5% - 高血圧異常の割合 (130 以上 ~85 以上 ) 40~74 歳 46.8% - 43.2% - メタボリック該当者 予 男性 34.4% - 32.4% - 備群の減少 (40~74 歳 ) 女性 12.9% - 13.2% - 脂質異常者の減少男性 61.4% - 61.9% - (HDL LDL TG 異常の割合 /40~74 歳 ) 女性 66.3% - 63.2% - 平均最大血圧の低下 全受診者 129.1mmHg 128.0mmHg 127.9mmHg 特定健診の受診率 ( 受診者数の増加 ) 40~74 歳 59.6% 70.0% 49.8% - 特定健診要指導で指導を受けた人の増加 40~74 歳 33.8% 50.0% - - 特定健診結果異状なしの人の増加 40~74 歳 9.5% 12.0% - - 脳卒中死亡率 ( 脳血管疾患 ) 154.75% 142.00% 注 186.70% 脳卒中死亡数 ( 脳血管疾患 ) 98 人 90 人 112 人注 虚血心疾患死亡率 ( 高血圧性を除く心疾患 ) 176.85% 161.00% 注 168.30% 虚血心疾患死亡数 112 人 102 人 101 人注 HbA1c 異常の割合 ( 保健指導該当者 ) 45.3% - 54.5% - HbA1c 異常の割合 ( 受診勧奨該当者 ) 27.7% - 7.4% - HbA1c 中央値 5.4% - 5.8% - 網掛け部分 中間評価時追加 値も中間評価時の数値 HbA1cの異常の割合( 保健指導判定値 )(5.2~6.0) においては JDS 値だった指標を平成 25 年度 からNGSP 値 (5.6~6.4) に変更 同じくHbA1cの異常の割合 ( 受診勧奨判定値 )(5.6~) について も JDS 値 (6.1~) だった指標を平成 25 年度からNGSP 値 (6.5~) に変更 注 : 平成 26 年 ( 平成 25 年度版 ) 福祉保健年報より 28

第 1 編第 2 章南魚沼市の健康の現状 がん検診の受診率は 肺がん検診が減少傾向にあります 大腸がん検診については クーポン事業や一次検査が簡易にできることもあり それらが増加の要因と考えられます 精検受診率は 乳がん検診の受診率は高くなっていますが その他のがんについては 減少しています 子宮頸がんについては 他のがん精検より母数が少ないため 一人の未受診でも大きく割合に影響します 大腸がんについては 検診結果を軽く考えている傾向があると同時に 身体的に負担が大きいことが考えられます がん死亡率は 人口の高齢化に伴って増加しています 特定健診の受診率は 平成 20 年度健診に関する法改正 ( 老人保健法から高齢者医療の確保に関する法に改正 ) により保険者が実施する健診となり 対象者 健診内容が大幅に変更されたため 評価できませんでした また 健診内容が大幅に変更されたことにより中間評価時において 新たな項目を追加しました 追加項目は動脈硬化及び糖尿病予防に重要な評価基準として LDL Hb A1c メタボリックシンドロームの基準該当 予備群該当者 脂質異常症 (HDL LDL TGの3 項目 ) となっています いずれの追加項目も目標値は設定されておらず またHbA1cの基準がJDS 値から国際標準化によりNGSP 値へ変更になったため評価はできません 29

南魚沼市いきいき市民健康づくり計画 ( 第 2 次 ) 8 高齢者の健康 平成 18 年目標平成 26 年評価 レインボー体操をしている人の増加 3.4% 15.0% 8.6% 要介護認定者の増加抑制 65 歳以上 16.0% 18.1% 19.6% - 15 分以上続けて歩いて 65 歳以上男性 83.0% 90.0% (82.8%) - いる人の増加 65 歳以上女性 79.8% 90.0% (79.0%) - 転倒に対する不安が大き 65 歳以上男性 22.6% 20.0% (23.3%) - い人の減少 65 歳以上女性 38.3% 20.0% (41.1%) - ( ) は 平成 18 年当時は健診問診からの集計だが 問診項目の変更により 評価困難 参考値として介 護予防のための基本チェックリストの数値を計上 筋力づくり教室は 会場 開催数 サポーター数の増加により レインボー体 操をしている人は増加しています 9 次世代の健康 前計画では設定がありませんでした 中間指標で指標変更された目標値 30