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4. エレベータホール ( 設置する場合 ) 5. エレベーター ( 設置する場合 ) 6. 共用廊下 共用階段 ること 共用玄関等からの見通しが確保されていない場合には 見通しを補完する対策が講じられていること 照明設備 1 共用メールコーナーの照明設備は 床面において50ルクス以上の平均水平面照

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許可及び認定申請等

り捨てた整数とする この場合において 推定再建築費率は 省令第 23 条の規定により 国土交通大臣が 毎年 建設年度別に定める率を使用する この場合における建設年度は 平成 8 年度以降着工の住宅については竣工年度 その他の住宅については着工年度の翌年度を指すものとする 3 前項の建設に要した費用は

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1 計画概要 多摩障害者スポーツセンター改修工事の概要について 3 建物概要 工事場所 : 東京都国立市富士見台二丁目 1 番 1 号 (JR 中央線国立駅バス 国立高校前 下車徒歩 4 分 JR 南武線谷保駅徒歩 10 分 ) 敷地面積 9, m2 ( 案内図 ) 駅 駅 竣工年 施設

大阪市再開発地区計画にかかる

(2) [ 図 1]~[ 図 4] のような形状のの場合 基準容積率算定に用いる幅員は () とする なお 斜線の検討においても [ 図 1]~[ 図 4] の 2 かつ 35m の範囲については () の幅員があるとみなして良い [ 図 1] [ 図 2] L=2m 以上 L L 120 以上 (

建築物及びその敷地に関する事項 ( 第二面 ) 1. 地名地番 2. 住居表示 3. 防火地域 防火地域 準防火地域 指定なし 4. その他の区域 地域 地区 街区 5. 道路 イ. 幅員 m ロ. 敷地と接している部分の長さ m 6. 敷地面積 イ. 敷地面積 ( m2 )(1)( ) (2)(

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

ウ犯罪企図者の動きを限定し 接近を妨げること ( 接近の制御 ) 住戸の玄関扉 窓 バルコニー等は 犯罪企図者が接近しにくいように 敷地内の配置計画 動線計画 住棟計画 各部位の設計等を工夫したものとするとともに 必要に応じてオートロックシステムの導入等の措置を講じたものとする エ部材や設備等を破壊

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

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東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

設計内容説明書 ( バリアフリー性 : 等級 3 対応 ) 専用部分 ( 第二面 ) 手すり 通路及び出入口の幅員 ( 日常生活空間 ) 寝室 便所及び浴室 ( 日常生活空間 ) 廊下階段 ( 開放されている側 ) 転落防止 手すり子 通路 出入口 ( バルコニー勝手口を除く ) 浴室 便所 特定寝

< > 特別県営住宅 1 棟 県営住宅 2 棟の合計 3 棟である 県営住宅はほぼ満室の状態であるが 特別県営住宅は入居率が 53.3% である 特別県営住宅の間取りは 3LDK であり 約 60 m2と約 70 m2の広さのものがある 特別県営住宅は外観が県営住宅とほとんど変わらず 面積が若干広い

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 4. 設計者 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 (

消防法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 参考資料 ) 別紙 1 1 改正理由 (1) 背景住宅宿泊事業法 ( 平成 9 年法律第 65 号 ) が平成 30 年 6 月 15 日に施行され 住宅宿泊事業に係る事前の届出が同年 3 月 15 日に開始された ( 住宅宿泊事業法の施行期

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( ) 塀や門扉等を設置することにより 犯罪企図者に対し 物理的 心理的に侵入し 動線 にくいものとすること 動線計画に当たっては 敷地内への犯罪企図者の侵入を防止し 又は発見しやすくす るよう 建物 囲障等の計画に配慮すること (2) 共用部分 オ 共用出入口 ( ) 周囲からの見通しが確保された

Ⅰ. 概要 団地型マンションの修繕に対する資金 ( 会計 ) は棟別に会計するのが理想とされるが 実際に棟別会計が必要か? 団地型マンションで 現在一般的に取られている会計手法を整理し 棟別会計の利点を確認 実際にはどのように棟ごとに修繕費の格差が生じているかを検証 団地型マンションにおける修繕費の

第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

することが適当であることから 本通達では 特定施設の敷地の用に供される土地等には 土地又は土地の上に存する権利を取得した時において 現に特定施設の敷地の用に供されているもの及び特定施設の敷地の用に供されることが確実であると認められるものが該当することを明らかにしている なお 取得の時において特定施設

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2) 行政機能ゾーニングについて新庁舎の整備において 各部署の庁内配置については 来庁舎の利便性と職員の業務効率の向上等の観点から以下のように考えます 1 町民の利用頻度が高い部署の考え方 相談 窓口 情報提供 の機能を有する町民の利用頻度が高い部署は 町民の利便性と来庁のしやすさに配慮して 1 階

( 注意 ) 1. 各面共通関係数字は算用数字を 単位はメートル法を用いてください 2. 第一面関係 1 申請者又は設計者の氏名の記載を自署で行う場合においては 押印を省略することができます 2 印のある欄は記入しないでください 3. 第二面関係 1 建築主が 2 以上のときは 1 欄は代表となる建

許可及び認定申請等

新千里西町B団地地区地区計画

資料2 保育所における屋外階段設置要件について

(2) 届出内容の確認方法について 建築計画内容を確認するために 委員会でチェックしやすい届出の 様式を作成しておくと便利です チェックしやすい様式としてチェックシートがあります 建築協定で定めている建築物に関する基準の項目を一覧表にし 建築主や代理者が建築計画の内容を記入できるものにしましょう 数

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

ガイドライン分割5

1-14 法第 63 条建築物の屋根に用いる FRP 防水の取扱い FRP 防水材の使用が可能な建築物の屋根又は屋根の部分は次に掲げるものとする (1) 法第 63 条に規定する区域内の建築物の屋根 準防火地域内の準耐火建築物 ( 準耐火建築物ロ -1 の延焼の恐れのある部分以外の部分及び準耐火建築

申請者等の概要 ( 第二面 ) 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 郵便番号 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 建築士事務所名 郵便番号 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 郵便番号 住所 電話番号 4. 設計者 資格

2-21 踊場を共有する階段 令第 23 条令第 121 条府条例第 33 条 図 -1 図 -2 図 -3 UP DN UP DN 3F A 2F 1F DN UP DN UP w w w w 上図のような階段形式のものについては次の通り取り扱う ただし 図 -3 においては 縦方向に A の範囲

線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

基準総則

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1600 mm 1200 mm 1200 mm 1600 mm 2200 mm 1200 mm 大阪市建築基準法取扱い要領 2-30 特別避難階段の付室の取扱い 令第 123 条第 3 項 (1) 付室の最小幅員下記のような特別避難階段の付室内の最小幅員は 法定の廊下幅及び階段幅以上とする 非常用

Microsoft Word ・記者発表資料(090106修正)最終.doc

. 条例のあらまし () 対象地域 駐車場整備地区 (3ページの図参照) または商業地域若しくは近隣商業地域建築物の敷地が 地区または地域の区域とこれら以外の区域にわたる場合は 敷地の過半が属する区域に建築物があるものとみなします () 対象建築物 建築物の用途 対象建築物の規模 表ー 特定用途建築

様式第6-1

Ⅲ 適合証明 一戸建て等 ( 消費税込み ) (1) フラット 35 財形住宅の適合証明料金 中間検査 12, , 4 確認審査および完了検査あり 1 8,200 円 6,800 円 18,000 円 4 8,200 円 ,200 円 8,200 円 3,300

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(3) 容積率 1-の改修 + 増設 1-2 現図書館の位置に建替 3ラピオ内改修 容積率 200% 400% 400% 建築可能延床面積 9,846m2以下 15,212m2以下 ( 延床面積 ) (4,923 m2 200%) (3,803 m2 400%) 容積率とは 敷地面積に対する建築物の

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浦幌町 様式集

生け垣は 中木 高木を樹冠が重なる ( 目安は 30 センチメートル間隔 ) ように植栽しください エ既存樹木の面積 既存樹木 ( 敷地内で移植計画のある樹木も含む ) についは アからウまでにより算出した面積を緑化面積とすることができます ただし 高さが メートル以上の高木につい 単独木で計算する

第2章第2節 第4~6

Microsoft Word - UA_ηA計算補助資料

東京都建築安全条例の見直しの考え方

流山市役所自動販売機設置場所 2/7 第 2 庁舎へ 連 第 1 庁舎 2 階 絡 通 路 バルコニー 1 選挙管理委員会 2 総務課 3 人材育成課 4 財産活用課 5 土地開発公社 6 財政調整課 書庫 機械室 女子トイレ 男子トイレ 階段 吹 抜 給湯室 打合せコーナー 情報公開コーナー 給湯

スライド 1

建築基準法施行規則第10条の2第1号

第 28 条 居室の採光及び換気 屋外廊下に面した開口部の採光について 屋外階段前の開口部の採光について 採光補正係数 (1) 106 変更 81 採光補正係数 (2) 採光補正係数 (3) 線路敷の取扱い 109 削除 - 換気に有効な部分

許可及び認定申請等


国土交通省 次世代住宅ポイント制度 活用ガイド リフォーム編 TOTO DAIKEN YKK AP の製品で ポイントがもらえます! リフォームで最大 30 万 条件により上限が 異なります ポイント

じること イ オートロック機能を有する扉の近傍に緊急解錠 ボタンがある場合は 当該ボタンを操作した時 又は操作のためにスイッチボックス扉を開扉した 時 これらに連動してベル アラーム等が吹鳴す る機能を有すること 3 共用玄関を通過する人物を写す防犯カメラ ( 画角 必須 B) を設置 4 共用玄関

横浜市のマンション 耐震化補助制度について

平成 年度 保全工事 に係る参加資格要件 工事区分表 ( 別冊 ) 千里住まいセンター用大阪住まいセンター用泉北住まいセンター用兵庫住まいセンター用京都住まいセンター用奈良住まいセンター用阪神住まいセンター用住まいセンター業務区域表 1 頁 2 頁 3 頁 4 頁 5 頁 6 頁 7 頁

見通しが確保できない場合は 防犯カメラにより補完すること 1. 見通しが確保できない場合でも 共用廊下へは防犯カメラを設置した共用出入口を経由する場合は不要 屋外に設置される共用階段は外部からの見通しの確保並びに共用階段からの住戸窓や バルコニーへの侵入防止に配慮した配置 又は面格子の設置等 外部か

表 7-1 新営一般庁舎面積算定基準 ( 現行基準 ) 区分基準 工事事務所 1. 敷地面積 2. 執務面積事務室 一般事務室 及び応接室 建築面積の木造の場 4 倍 耐火造の場 2.5 倍を標準とする 3.3 平方メートル 換算人員 ( 注 ) 換算人員とは執務人員及び職階に応じて下記の換算率によ

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鉄道建築ニュース用原稿 「シャッター」 070928   (社)日本シヤッター・ドア協会

エ塀 柵 垣根等 ( ア ) 位置 構造及び高さは 周囲からの死角の原因とならないように配慮する ( イ ) 住宅侵入の足場とならない構造 形態及び位置とする オその他 ( ア ) 人の動きを検知して点灯するセンサー付きライトを設置することが望ましい ( イ ) 門扉を設置する場合は 施錠可能な構造

Microsoft Word _解説(H 改正).doc

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本試験は 本来は実際の建築物を使用して調査票の作成を行う試験であるが 実際の建築物を確保できない場合のみ 仮想の建築物と写真を使用して行っている 実際の建築物を使用するため 本来は 資料公開できない試験であるが 仮想の建築物と写真を使用する場合には 状況設定及び写真等の一部資料のみを公開する - 1

補助の対象となるための要件 本事業の施行区域は大阪市全域とし 交付申請対象住戸において次の (1)~(7) の全ての要件に該当することが必要です (1) 大阪市内の民間賃貸住宅の空き住戸において 改修を実施するもの ( 戸建ての空家等を改修し 要件に適合する賃貸住宅とする場合も含む ) (2) 昭和

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4 住宅の犯罪の防止に配慮した構造 設備等に関する指針4ロ一戸建て住宅 一戸建て住宅とは 1 の住戸を有する建築物をいう 住戸専用の居住室 台所 便所及び出入口 ( 居住者や訪問者がいつでも通れる 共用の廊下等に面している出入口を含む ) を有しているもの 住室住戸の要件のうち 台所又は便所を有して

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事


さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 4 渡り廊下で接続されている場合の取り扱い 155 第 4 渡り廊下で接続されている場合の 取り扱い

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.

X 給湯機置場 206 男子更衣室 207 女子更衣室 階段 202 大型倉庫 203 WC 208 休憩室 205 女子 WC 204 男子 WC 201 廊下 R 遊戯室上部吹抜 209 見学通路 みんなの庭上部吹抜 屋上広場 機械置場 212 授乳室 213 給湯室

一戸建ての住長屋( 玄関は二つ以上 ) 共同住宅1 多世帯同居住宅の用途について 多世帯同居住宅には 建築基準法上では A 一戸建ての 住宅 として取り扱うもの B 長屋 として取り扱うもの C 共同住宅 として取り扱うものがあります 建築基準法上 どれにあたるかという横浜市の判断基準は 表のとおり

江東区 「自転車条例」の手引

( 参考 ) 業務報酬基準の概要について ( 告示 15 号の構成 ) 建築士事務所の開設者が業務に関して請求することのできる報酬の基準を示しており 第一 ~ 第三の実費加算方法に関する項と第四の略算方法に関する項で構成されている 実費加算方法 ( 第一 第二 第三 ) 実費加算方法 : 各経費等に

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

目次 ( )

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

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広島市都市計画関係手数料条例の一部改正について ( お知らせ ) 建築基準法施行令の改正に伴い, 小荷物専用昇降機に係る建築物に関する確認申請手数料等を定める とともに, 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の制定に伴い, 建築物エネルギー消費性能 向上計画認定申請手数料等を定める条例改正を

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改正最終案調整済版

公津西地区地区計画運用基準

14 補助金算出表

4.3 用語の定義 気密性能建物の内外を隔てる外周部分 ( 建物外皮 ) または建物の部位で内外を隔てる部分の密閉性の程度を意味し 総相当隙間面積または相当隙間面積で表す 建物外皮 外壁 屋根 天井 基礎 床 開口部などの部位であって 建物内外を気密に隔て る部分をいう 共同

Transcription:

公営住宅法面積算定マニュアル 公営住宅法においての面積算定にあたっては 例年国土交通省 ( 旧建設省 ) より依頼通達のある 標準工事費 に該当する部分を面積算定の対象としているため 建築基準法上のそれとは性格が異なり 理解しにくいことが多々あります このマニュアルにおいては 公営住宅法において建設される住宅及び付属施設について 各部位毎に分類し その取り扱いについて事例をもとに簡単ではありますが 解説を加えております 公営住宅法上の面積算定にあたっては 建築基準法との違いに留意するとともに 本誌を十分活用し 正確な面積算定を執り行うようお願いいたします 公営住宅法及び建築基準法上の面積算定の違いについて 公営住宅法及び建築基準法上の面積算定の違いについては 特に取り扱いの違うものを中心に下表にまとめました 部位公営住宅法床面積基準法床面積 住宅専用部分算入算入 バルコニー算入 (1/3) 不算入 -1 開放廊下算入不算入 -1 屋外階段算入不算入 -2 ピロティー算入不算入 -4 集会室不算入 -3 算入 併存施設 不算入 算入 併設 電気室 地上階 算入 地上階 算入 受水槽 機械室 地 階 不算入 地 階 算入 -5 独立 受水槽等 不算入 不算入 玄関ホール算入 -6 算入 -1-2 -3-4 -5-6 幅員が2mを超える場合は超える部分を算入階段の外周又は中間部分に該当階段のみを支えるために設置されて小規模な柱 間仕切り壁 梁等が有効に開放されている場合の算定時には算入しなくてもよい 住棟内に設置されている場合は 開放廊下のみ算入する 周囲が1/2 以上道路またはそれに替わる広場に接しており もっぱら屋外空間として使用するもののみ不算入 給水タンクのみを設置する専用空間は算入しない ポンプを設置すると算入 防風スクリーンの内側のみ算入

公営住宅法面積算定取扱一覧その 1 住戸内部 PS MB 物置 倉庫 バルコニー 廊下 EV 各住戸に付属するもの階段下や共用部に付属するもの 各住戸に付属するもの 高層住宅などに設置される 避難バルコニー ( 住戸による専用性のないもの ) 開放廊下アルコープ ( 玄関前 ) EVホール EV シャフト EV 機械室 塔屋 ( 屋根のある部分のみ ) 住戸専用部として算入共用部として算入住宅専用部として算入共用部として算入住戸専用部として算入 ( 1/3) 共用部として算入 ( 1/3) 共用部として算入共用部として算入共用部として算入 階段 ピロティー 1 階部分を除く共用部として算入 ( 施工する床面で算定 ) 地階に通ずる部分を除く /PHへの屋根のない階段は不算入共用部として算入 屋上広場不算入 ( 施設部分 ) 空中広場 ( 中間階にあるもの ) 共用部として算入 電気室住棟内地上階共用部として算入地階不算入独立棟不算入関電借室不算入 受水槽 ポンプ室住棟内地上階共用部として算入地階不算入独立棟不算入 集会室住棟内集会室不算入 ( 施設部分 ) 高齢者生活相談室前の廊下共用部として算入バルコニー不算入 (1/3を施設部分に算入) 独立棟不算入 連絡員室不算入 ( 施設部分 ) 玄関ホール 自転車置場 スロープ ごみ置場 併存施設 メールコーナーを含む ( 屋根のある部分に限る ) 住棟内独立棟住棟内独立棟 共用部として算入共用部として算入不算入原則不算入共用部として算入不算入不算入

公営住宅法面積算定取扱一覧その2 [ 住戸専用部分 ] 住戸内部の面積のみを算入する 住戸内部のPSは専用部分に算入する 各住戸専用で使用する付属の物入れは専用部分に算入する MBの面積は共用部分に算入する 廊下側出窓の面積は共用部分に算入する [ バルコニー ] 各住戸に付属するバルコニーを算入する ( 1/3) 避難バルコニーは共用部分に算入する ( 1/3) [ 共用部 ] PS MB 開放廊下 アルコープ 階段 EVホール EVシャフト EV 機械室 受水槽 ( 地上階のみ ) 電気室( 地上階のみ ) 専用性のない倉庫 物入れ ピロティー 住棟内施設 ( 自転車置場 ゴミ置場 駐車場 ) 空中広場 ( 中間階にあるもの ) [ 算入しないもの ] 標準建設費に想定されていない部分 住棟から独立している部分 住棟の地下部分 特例加算の対象となる部分 共同施設整備費の対象となる部分 独立した電気室及び住棟内の地下に設置された電気室 ( 加算対象 ) 関電借室 独立した受水槽及び住棟内の地下に設置された受水槽 ( 加算対象 ) 屋上遊園 集会所 ( 廊下部分は共用部分に算入 ) 高齢者生活相談室 連絡員室 ( 管理人室 ) 併存施設 ( 共同施設対象 ) ( 共同施設対象 ) ( 共同施設対象 ) 自転車置場 ( 独立棟 ) スロープ ( 屋根の掛っていない部分 ) 地階に通ずる階段 ゴミ置場 ( 独立棟 ) 駐車場 ( 屋外 ) 屋外通路で通常の屋根仕上げとほぼ同様のものの場合は 算入しない

公営住宅法面積算定における部位別取扱いについてここにおいては 住棟及び付属施設を各部位別に分類し それに対応する平面図を併記しています 平面図においては公営住宅法上の面積に算入する部分については網かけとし 不算入部分は 不算入と標記しています 分類平面図 住戸内部 住戸専用部として算入する PS ( あ ) 各住戸に付属するもの 共用部として算入する ( い ) 各住戸に付属しないもの 共用部として算入する MDF は共用部に算入する 物入れ 倉庫 ( あ ) 各住戸に付属するもの 住戸専用部として算入する ( い ) その他住棟の地上階に設置されるもの ( 階段部に設置されるものなど ) 共用部として算入する 出窓の下部 ( 室外機置場 ) は物入れでは無い

バルコニー ( あ ) 各住戸に付属するもの 1/3 をかける ( 専用部 ) ( い ) 避難バルコニー 1/3 をかける ( 共用部 ) ( 図面省略 ) ( う ) 棟内集会場のバルコニー ( 面積の1/3を施設部分として別途面積表に記載 ) 廊下 ( あ ) 開放廊下 共用部として算入する ( い ) アルコープ ( 玄関前 ) 共用部として算入する エレベーター EVホール EVシャフト EV 機械室等 共用部として算入する

集会室 住棟内 独立棟 室前の廊下 共用部として算入する 専用部分 ( 施設部分として別途面積表に記載 ) バルコニー ( 面積の1/3を施設部分として別途面積表に記載 ) ( 図面省略 ) 高齢者生活 住棟内 独立棟 室前の廊下 共用部として算入する 専用部分 ( 面積の1/3を施設部分として別途面積表に記載 ) ( 図面省略 ) 連絡員執務室 ( 施設部分として別途面積表に記載 ) 併存施設 ( 図面省略 ) 図面省略

階段 1 階部分及び地階に通ずる部分を除き共用部に算入する 別紙参照 ピロティ 共用部として算入する 電気室 住棟内 地上階 共用部として算入する 地階 独立棟 関西電力借室 受水槽室 住棟内 地上階 共用部として算入する 地階 独立棟

自転車置場 ( あ ) ピロティを利用するもの 共用部として算入 ( い ) 屋外に設置するもの ( 図面省略 ) スロープ ( あ )MAIハウスに付属するもの ( い ) 階段室に付属するもの ( 屋内部分にある場合は共用部としれ算入する ) ゴミ置場 ( あ ) 住棟内に設置するもの ( ゴミドラム室含む ) 共用部として算入 ( い ) 屋外に設置するもの ( 図面省略 ) 駐車場 ( 住棟内に設置するもの ) 共用部として算入 ( 図面省略 ) 図面省略

階段室の面積算定について 屋内階段 屋外階段 但し 屋根の無い場合 ( 屋根があれば算入する ) 階段面積算入部分 1 階のレベルで階段下部が通路や倉庫に使用され床が存在する場合は別途共用部分に算入する

住宅整備課で国庫補助申請を行う時に作成する工事設計要領書において 住戸タイプごとに住戸専用面積 バルコニー 共用部面積を算出し それを構造別に集計し 戸当たり平均床面積を算定しているところですが この戸当たり平均床面積は補助金確定の根拠となる数字であり 面積算定のミスは 補助金の過大または過少申請につながるため 十分注意して執り行わなければなりません ここでは 面積計算書及び面積表 求積図の作成上の注意事項を列記するとともに その参考例を掲載しています 面積計算書及び面積表 求積図の作成上の注意事項 面積計算書 面積表 求積図の作成にあたっては 下記の事項についてご注意願います 面積計算書は棟別 住戸タイプ別に作成するため 面積表も各タイプ毎に集計しやすいように作成すること ( 第三者が見ても確認できること ) 面積は小数点以下第 4 位まで記載すること ( 原則 小数点以下第 5 位で切り捨てる ) バルコニー部は各住戸タイプごとに その面積を算出すること (1 棟分を算出し それを戸数按分するようなことはしないこと ) 供用部については 1 棟分を算出し 住戸タイプごとに専用床面積で按分する (1 棟分を算出し それを戸数按分するようなことはしないこと ) 面積表と面積計算書の数字が一致するよう 必ず確認すること ( 平面プランなどの見直しを行った場合はミスが目立つので特に注意して下さい ) 特殊な設計などにより 算入すべきか否か判断しにくいものがある場合は 住宅整備課計画グループに事前に相談してください