項目名:○○○○について

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南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

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H25 港南区区民意識調査

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

1 水害に対する認識 (1) 水害に対する認識 問 1 あなたの家は, 今後 10 年以内に台風や集中豪雨により, 洪水, 高潮, 土砂崩れなどによる水害の被害を受ける可能性があると思いますか この中から 1 つだけお答えください 平成 28 年 1 月 被害を受ける可能性があると思う( 小計 )

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

⑥調査結果(防災・減災)

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5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

1 防災に関する意識 (1) 災害被害の具体的イメージ ( 複数回答, 上位 4 項目 ) 平成 25 年 12 月 地震 80.4% 竜巻, 突風, 台風など風による災害 48.1% 河川の氾濫 19.6% 津波 17.8% ( 複数回答 )

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

< 単純集計の要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか トップは昨年と変わらず 79.8% が 地震 と回答 北海道は 大雪 雪崩 中国 四国 は 津波 九州は 台風 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点ですか 全体平均は 3

未曾有の被害をもたらした東日本大震災は 安全 安心な生活と それを守るための平素からの防災 減災への取り組みや投資の大切さを あらためて認識する機会となりました 東日本大震災から間もなく2 年が経とうとしています そこで 経済広報センターは 全国の様々な職種 世代により構成されている当センターの 社

調査結果

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地震防災に関するアンケート調査結果について

調査結果サマリー 1. 災害時に はぐれた場合でも6 割以上が 優先して探し 避難所への移動時も9 割以上の方が 行動を共にする と回答 ( 次頁設問 1 2 3) 災害に見舞われた時 ペットの対処について尋ねたところ はぐれた場合でも 優先して探す と答えた方が62.9% また指定避難所への移動を

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報道関係者各位 2019 年 8 月 9 日 SBI リスタ少額短期保険株式会社 [ 関東財務局長 ( 少額短期保険 ) 第 1 号 ] SBI リスタ少短 地震 防災 に関するアンケート調査を実施 ~ 地震だけでなくあらゆる自然災害への警戒意識 高まる~ SBI リスタ少額短期保険株式会社 ( 本

調査概要 調査目的本調査は 今後の本市の防災施策の策定を進める上での基礎資料データの取得 震災後の自助 共助の取り組みの実態の把握を行い その結果を分析し 今後の防災施策に反映させることを目的とするものである また平成 22 年度の調査結果との比較を行い 東日本大震災前後での市民の災害 防災に関する

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8


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宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

災害への備えと対応に関する意識・実態調査報告書

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

平成 30 年度第 9 回ネット モニターアンケート防災意識及び大規模地震発生時の行動について アンケートの趣旨名古屋市は 今後発生が危惧されている南海トラフ巨大地震などの大災害に備え 平成 27 年度 新たに防災危機管理局を設立し 市全体の防災対策を総合的かつ計画的に推進していくとともに 地域防災

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

要約 < 質問 1-1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか 地震 が約 8 割で 3 年連続トップ 次いで 台風 大雨 洪水 < 質問 1-2> 質問 1-1 で選択した災害の次に 備えが必要だと思う災害は何ですか 2 番目に備えが必要な災害は 台風 次いで 大雨 洪水 津波 北海

問 1-2. 回答者の住宅特性 住宅タイプ別では 非木造 共同住宅 ( マンション等 ) が約 6 割 (61%) 所有関係別では 持家 が約 7 割 (69%) と最も多くなっています 住宅タイプ 所有関係別にみると 非木造 共同住宅 の 持家 が最も多く (211 件 ) 次いで 非木造 共同住

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【ペット&ファミリー】ペットオーナーの防災対策意識調査

厚生労働科学研究費補助金

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対応すべき行動_0921

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

防災アンケート結果 2013/9/14 Q2: 東日本大震災で建物と室内に被害は? あった の内容 : クロスのひび割れ Q3: その時家族はどこにおられましたか? 番館 なかったあった 総計 番館 学校 仕事場 自宅 その他 総計

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排尿トラブルに関する調査 結果報告書

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

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U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

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第8章 災害復旧計画

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

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( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

備える 災害に備えて今やるべきこと 住宅の耐震化 昭和 56 年 5 月以前の木造住宅にお住まいの方は まずは無料耐震診断を受診してください 無料 耐震診断 耐震診断 とは 住宅の地震に対する強さを判定することで その強さを点数 (0~ 1.5) で示します 1.0 以上になると 倒壊するおそれが少

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

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スライド 1

平成 30 年 3 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁 福島県 大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 世帯の代表者 (5,218 世帯 ) 2. 調査時期 : 平成 30 年 1 月 4 日 ~1 月 18 日 3. 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 4. 回答者数 :

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首都圏で大地震が起きると 建物 が 倒 れ ま す! 揺れで建物が倒れます 窓ガラスが割れ 道路に飛び散ります 火災があちこちで起きます 特に木造の建物が集まっている 火災 が 起 き ま す! 地域では 大規模な火災が起きる場合があります 道路 が 通れ な く な り ま す! 建物が倒れて道路


その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

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1.WEB アンケート調査の概要 まとめ 2. 集計結果 ( 抜粋 ) p.10- p.2-1

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港区マンション震災対策ハンドブック

2019 年 2 月 28 日 住友生命保険相互会社 スミセイ わが家の防災 アンケート 2019 住友生命保険相互会社 ( 社長橋本雅博 ) は わが家の防災 をテーマに ご家庭の防災対策の実態や 意識を把握するアンケートを実施しました 以下は その集計 分析結果です 当アンケートは 東日本大震災

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

震災一周年を控えた生活者の意識を電通が調査

問 2: 家庭の中で大地震に対する備えは充分だと思いますか?(1 つ選ぶ ) 15 (1.61%) 131 (14.09%) 充分 359 (38.60%) ほぼ充分 やや足りない 足りない 425 (45.70%) 問 3: 大地震に備えて 家庭で何か準備や対策をしていますか?( 複数回答可 )

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

☆配布資料_熊本地震検証

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Microsoft Word - 耐震改修促進計画【概要版】(第2期計画)(H28.3)施行

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

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平成13年度分譲マンションアンケート調査(簡易集計結果)

表紙 

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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平 成 25 年 度

Transcription:

資料 5 平成 28 年度 防災に関する県民意識調査 結果 ( 速報 ) について 1 目的三重県では 県民の皆さんの自然災害に対する備えの状況や防災に関する意識を把握し 県の防災 減災対策に活用するため 平成 14 年度から 防災に関する県民意識調査 を実施しています 平成 28 年度の調査内容は 設問ごとの経年変化を捉える必要があることから 原則として昨年度の設問項目を踏襲していますが 今年 4 月に発生した熊本地震については さまざまな課題が明らかになってきていることから 熊本地震に関する項目の追加等 一部を変更しています 2 調査方法無作為抽出により県民の方にアンケート調査票を郵送する方法で実施しました (1) 調査対象 : 県内全市町の 20 歳以上の 5,000 人 (2) 調査期間 : 平成 28 年 10 月 6 日から平成 28 年 10 月 21 日まで (3) 回収率 :57.2%(2,858 人 /5,000 人 ) (4) 設問数 :56 問 ( 枝問含む ) 3 調査結果の概要 (1) 主な調査項目一覧ア災害に対する意識 1 問 1 東日本大震災発生後の防災意識の移り変わり 2 問 5 熊本地震で明らかになった課題で危機感を感じること ( 新規 ) 3 問 7 お住まいの地域の風水害による危険性の認知度イ災害時の避難行動 4 問 2 夜間の大地震に遭遇した際の避難行動 5 問 8 局地的大雨等の避難行動ウ 自助 の取組状況 6 問 11 家庭での防災対策の状況 7 問 19 地域や職場での防災活動への参加状況 8 問 31 住まいの耐震診断および地震対策の状況 9 問 12 家具固定の進捗及び家具固定をしていない危険性の認識エ 公助 や県の施策の認知度 10 問 28 公助 による防災 減災の取組 11 問 13 防災みえ.jp ホームページの認知度 12 問 26-1 学校の防災教育の家庭での認知度 1

(2) 主な調査項目の結果ア災害に対する意識東日本大震災後の防災意識については 熊本地震の発生もあり 6 割を超える方が高い防災意識や危機意識を持っています また 熊本地震で明らかになった課題については 生命の危険に直接関わる項目である 住宅の倒壊 に対し最も多くの方が危機感を感じており このほか 食料や飲み物等 救援物資が行き届かなかったこと 避難所外避難者への支援が遅れたこと 避難所が使用不能になったこと 等 発災直後の避難生活に関する課題に危機感を感じる方の割合が多い結果となりました 風水害の危険性の認知度については 川のはん濫に対する危険性を認知する方の割合が多くなっています 1 問 1 東日本大震災発生後の防災意識の移り変わり 東日本大震災の発生から 5 年半あまりが経過し 今年 4 月には熊本地震が発生しまし たが この大震災と地震を受け あなたの防災意識に変化はありますか 東日本大震災 東日本大震災発 発生時に持っ 生時には危機意 た危機意識を 識を持ったが 今も変わらず 時間の経過とと 持ち続けている もに危機意識が ( またはさらに 薄れつつある 高まった ) 東日本大震災以前から 変わらず高い防災意識を持ち続けている 東日本大震災発生時に危機意識を持ち その後 時間の経過とともに危機意識が薄れつつあったが 熊本地震後 再び高まった 東日本大震災発生時にも 熊本地震発生時にも 特に危機意識は持たなかった H28 9.8% 17.0% 28.0% 36.5% 4.7% <H27> 10.8% 27.7% 56.6% 3.4% <H26> 11.7% 29.6% 52.7% 3.9% 東日本大震災発生時に危機意識を持ち その後 時間の経過とともに危機意 識が薄れつつあったが 熊本地震後 再び高まった と答えた方の割合が 36.5% と最も多くなっています 東日本大震災発生時には危機意識を持ったが 時間の経過とともに危機意識 が薄れつつある 方の割合については 昨年度までは5 割を超える方が意識が薄 れつつあると回答していましたが 今年度は 28.0% と大幅に減少しました 2

2 問 5 熊本地震で明らかになった課題で危機感を感じること ( 新規 ) 今年 4 月に発生した熊本地震では さまざまな課題が明らかになりましたが これら のうち 特にどのようなことに危機感を感じていますか 多くの住宅が倒 市町の庁舎等 避難所に指定さ 発災直後 食料 指定避難所以 壊したこと 防災上の重要 れている学校等 や飲み物等 救 外の避難所や 拠点が被害を が 被害を受 援物資が被災 車中泊等の避 受け業務継続 け 使用不能に 者に行き届かな 難者への支援 が困難になった なったこと かったこと が遅れたこと こと H28 69.2% 34.1% 42.9% 63.9% 47.1% 6 7 8 9 10 高齢者 障がい 災害により発生 罹災証明書の 仮設住宅の準 その他 者 外国人 妊 した多量の廃棄 発行に時間が 備に時間がか 産婦等 避難所 物の回収に時 かかったこと かったこと での生活が困 間がかかったこ 難な人たちへの と 適切な対応が 遅れたこと H28 39.1% 26.2% 22.0% 34.0% 4.2% 生命の危険に直接関わる項目である 多くの住宅が倒壊したこと と答えた方の割合が最も多く 69.2% となりました 発災直後 食料や飲み物等 救援物資が被災者に行き届かなかったこと が 63.9% 指定避難所以外の避難所や車中泊等の避難者への支援が遅れたこと が 47.1% 避難所に指定されている学校等が 被害を受け 使用不能になったこと が 42.9% と 発災直後の避難生活に関する課題に危機感を感じる方の割合が多い結果となっています 3 問 7 お住まいの地域の風水害による危険性の認知度 あなたがお住まいの地域の風水害 ( 高潮や川のはん濫 土石流 がけ崩れ 地すべり など ) の危険性について どの程度ご存知ですか 川のはん濫によ 内水はん濫によ る浸水の危険 る浸水の危険性 性があることを があることを知 知っている っている 高潮による浸水の危険性があることを知っている 自分の家が土砂災害の危険性がある地域内またはその近くにあることを知っている 自分の家が浸水や土砂災害の被害を受けることがない 安全な場所にあることを知っている H28 19.6% 34.1% 10.6% 14.3% 34.4% <H27> 20.9% 34.5% 10.6% 12.4% 36.2% <H26> 21.8% 37.3% 10.4% 12.9% 35.4% 6 地域の風水害の危険性について あまり知らないまたはあまり考えたことがない H28 16.3% <H27> 15.2% <H26> 13.8% 3

川のはん濫による浸水の危険性があることを知っている と答えた方の割合が 34.1% と 多くなっています イ災害時の避難行動夜間 大地震に遭遇した際にすぐに避難行動を起こそうとする方の割合が高まっています また 局地的大雨等の避難行動については 周囲の様子を見て 避難するか自宅に留まるか判断する方が最も多くなっています 4 問 2 夜間の大地震に遭遇した際の避難行動 夜遅くあなたがご自宅にいたとき 突然 今まで経験したことがないような大きな揺れ に襲われ その揺れが 1 分以上続き 停電もしています 揺れが収まった後 あなたは 避難しますか 1 2 3 すぐに避難する しばらく様子を見 避難しない てから避難する H28 20.4% 68.5% 9.8% <H27> 17.9% 71.3% 10.2% <H26> 19.6% 66.9% 12.2% すぐに避難する と答えた方の割合が 昨年度から約 2ポイント増加し 20.4% と2 割を超えました 避難しない と答えた方の割合は 減少傾向にあります 5 問 8 局地的大雨等の避難行動 近年 国内では局地的な大雨が頻発し 甚大な浸水被害や土砂災害が発生しています あなたのお住まいの地域で これまでに経験のない大雨が急に降りだし 降り続いた とします あなたは このような状況において どのような避難行動をとりますか 6 周辺の様子 気象情報等でこ 市町から 避難 避難しな を見て 避 れまでの総雨量 勧告 や 避難 い ( 避難 難するか自 や今後の予報 指示 等が出さ の必要が 宅に留まる を確認して 避 れてから避難 ない ) かを判断す 難するか自宅に するかしないか る 留まるかを判断 を考える する 移動が困難な状況であっても 自宅より安全な避難所等に避難しようとする わからない H28 3.2% 36.7% 20.4% 22.2% 9.2% 2.8% <H27> 3.5% 37.8% 20.1% 23.8% 8.2% 2.8% <H26> 1.5% 30.6% 18.7% 28.0% 11.1% 3.6% 周辺の様子を見て 避難するか自宅に留まるかを判断する と答えた方が最 も多く 36.7% で 続いて 市町から 避難勧告 や 避難指示 等が出されて から避難するかしないかを考える 22.2% 気象情報等でこれまでの総雨量や 今後の予報を確認して 避難するか自宅に留まるかを判断する 20.4% となっ ています 4

これら 3 項目を合算した計 79.3% の方が 受身ではなく 自ら必要な情報を収集し 避難の要否を検討しようとしています 一方で 9.2% の方が 避難しない ( 避難する必要がない ) と答えています ウ 自助 の状況県民の皆さんが 災害について 知る 備える 行動する 自助の取組に関する結果です 家庭での基礎的な防災対策である 3 日分以上の飲料水 食料の備蓄 については 昨年度まで減少傾向にありましたが 今年度は増加に転じました 地域や職場で何らかの防災活動に参加した方の割合が 昨年度に続いて増加し 49.4% となりました 住まいの耐震化については 耐震診断の結果を受け 補強工事や建替えを行うなど 具体的な行動を起こす方が増加しています 5

6 問 11 家庭での防災対策の状況 あなたの家では災害に備えて どんな防災対策を行っていますか 3 日分以上の食 災害が起きたと 料を常に確保し き避難する場所 ている を決めている 3 日分以上の飲料水を備蓄している ( ご家族ひとり一日あたり 3 リットルとして計算してください ) 懐中電灯や携帯ラジオ等を入れた非常持ち出し袋を準備している 災害用伝言ダイヤル (171) や携帯電話各社の災害用伝言板サービスの活用等 家族間の連絡方法を決めている H28 32.5% 25.5% 48.2% 39.3% 12.2% <H27> 30.6% 24.5% 46.7% 39.4% 11.4% <H26> 31.6% 27.2% 50.3% 40.8% 12.3% 6 7 8 9 10 家族がバラバラになったときの待ち合わせ場所を決めている 携帯電話やスマートフォンの予備電源を確保している 自家用車の燃料計が半分程度になった時点で 給油をしている お風呂にいつも水を入れている ガラスが壊れて飛び散らないよう防止対策をしている H28 21.3% 15.3% 23.9% 11.2% 4.8% <H27> 20.9% 16.6% 20.1% 11.7% 5.4% <H26> 22.5% 15.7% 20.0% 11.9% 6.1% 11 12 13 14 15 消火器を用意している 懐中電灯や携帯ラジオ等を置く場所を決め準備しており 電池交換等 こまめに点検している 枕元にスリッパを置いている いつも笛を身につけている 本棚や食器棚等からものが飛び出ないようにしている H28 32.3% 33.2% 13.8% 3.3% 12.6% <H27> 35.0% - 12.8% 3.1% 13.8% <H26> 35.1% - 13.2% 2.9% 13.3% 16 17 18 19 20 寝室に転倒の危険性のある家具類等を置かないようにしている 地震 高潮 洪水等の自然災害に対応した保険に加入している 感震ブレーカーを設置している ペットの餌や水 ゲージ等 ペットの防災用品の準備や 避難先の検討等を行っている その他 H28 34.1% 28.0% 3.5% 3.0% 2.8% <H27> 35.4% 29.6% 2.4% <H26> 34.4% 28.5% 2.5% 21 特に対策をとっていない H28 13.3% <H27> 11.1% <H26> 11.4% 懐中電灯や携帯ラジオ等を入れた非常持ち出し袋を準備している が 48.2% と最も多く 災害が起きたとき避難する場所を決めている 39.3% 寝室に転倒の危険性のある家具類等を置かないようにしている 34.1% と続いています 家庭での備蓄に関する設問である 3 日分以上の飲料水を備蓄している 3 6

日分以上の食料を常に確保している については 昨年まで減少傾向にありましたが 今年度は増加に転じました 7 問 19 地域や職場での防災活動への参加状況 あなたは 過去 1 年間に お住まいの地域や職場での防災活動に参加したことがありま すか 1 2 3 4 職場の防災活 参加していない 動に参加した 地域の防災活動に参加した 地域と職場 両方の防災活動に参加した H28 28.9% 16.3% 4.2% 48.5% <H27> 27.3% 15.8% 4.3% 51.2% <H26> 25.5% 18.3% 5.1% 49.6% 地域や職場で何らかの防災活動に参加した方の割合が 昨年度から2ポイント 増加し 49.4%( 内訳 : 地域 28.9% 職場 16.3% 地域 職場 4.2%) となりました 参加していない と答えた方の割合は 48.5% でした 8 問 31 住まいの耐震診断および地震対策の状況 あなたのご自宅 ( 同じ敷地内で建替えを行った場合 建替え前の住宅を含む 借家も含 む ) は 耐震診断を受けたことがありますか 受けたことがある場合は 診断結果はど うでしたか 一戸建ての持ち家 借家で昭和 56 年 5 月以前に着工 建築された木造の家と回答され た方を対象としています 1 2 3 受けたことがあ り 補強工事が 必要と診断され た 受けたことがない 受けたことがあり 補強工事は必要なかった H28 77.9% 9.1% 3.0% <H27> 78.1% 10.6% 2.5% <H26> 74.1% 10.8% 2.9% 2. 受けたことがあり 補強工事が必要と診断された と回答された方にお尋ねします 耐震補強が必要と診断された後 補強工事を行いましたか 建て替えた 補強設計のみ行 現在検討中 った 補強工事を行った 工事を行うつもりはない H28 27.5% 4.4% 3.3% 22.0% 41.8% <H27> 22.8% 0.0% 3.0% 34.7% 38.6% <H26> 28.4% 1.0% 2.0% 31.4% 28.4% 耐震診断を受けたことがあり 補強工事が必要と診断された 方のうち 補 強工事を行った 方が 27.5% 建て替えた 方が 4.4% で 計 31.9% となり 昨年度の計 22.8% から 約 9ポイント増加しました 一方で 工事を行うつもりはない と答えた方は 41.8% でした 耐震診断や耐震補強工事の補助対象となる 昭和 56 年 5 月以前に着工 建築さ 7

れた木造の一戸建ての持ち家 借家 について 耐震診断を受けたことがない と答えた方の割合が最も多く 77.9% でした 9 問 12 家具固定の進捗及び家具固定をしていない危険性の認識 ご自宅では 家具類や冷蔵庫 テレビなどが転倒しないよう固定をしていますか 1 2 3 4 一部固定して 固定していない いる 大部分固定している 固定する必要がない H28 10.8% 39.3% 48.1% 0.9% <H27> 10.4% 39.6% 47.8% 1.3% <H26> 10.7% 40.0% 46.9% 0.9% 2. 一部分固定している 3. 固定していない 4. 固定する必要がない と回答され た方にお尋ねします あなたのご自宅は 一部の家具固定や家具固定なしでも ケガ をしない 家屋から脱出できなくなることがない等 安全な状態にありますか 1 2 安全な状態にある 安全な状態とは言えない H28 35.5% 61.3% <H27> 36.3% 61.1% <H26> 36.5% 59.9% 大部分固定している と答えた方の割合が 昨年度から増加し 10.8% とな りました 固定していない と答えた方の割合が 48.1% と最も多く 関連設問において も うち 61.3% の方が 家具の固定について 安全な状態とは言えない と答え ています エ 公助 や県の施策の認知度防災基盤の整備推進や情報収集 提供体制の強化など 公助 による防災 減災の取組に関する結果です 防災 減災の取組が進んできたと実感するのは メールやインターネットによる情報発信が充実してきたと感じたとき と答えた方の伸び率が最も高くなっています また 防災教育については 児童または生徒がいる家庭の約 7 割が 学校で防災教育が行われていることを認知しています 8

10 問 28 公助 による防災 減災の取組 東日本大震災や紀伊半島大水害の発生を受け 三重県では防災 減災対策を県政の最重 要課題に掲げて 国や市町など関係機関と連携しながら様々な取組を進めているところ です あなたは どのようなときに 以前よりも防災 減災の取組が進んできたと実感 しましたか 県や市町の広 地域における防 携帯電話等への 報誌等で防災 災講演会等の防 緊急速報メール 減災対策に関 災啓発イベント やインターネット する取組を目 の開催頻度が増 による情報発信 にする機会が え 内容が充実 が充実してきたと 増えてきたと感 してきたと感じた 感じたとき じたとき とき テレビや新聞で県や市町等の防災 減災施策に関する報道が増えてきたと感じたとき 避難路や避難所の整備 堤防の補強工事や河川改修等のハード整備が進んできたと感じたとき H28 52.2% 30.7% 12.3% 50.6% 18.1% <H27> 55.5% 36.3% 13.3% 48.2% 20.6% 6 7 その他あまり取組が進んだとは思わない H28 1.9% 12.7% <H27> 2.0% 11.0% テレビや新聞による報道 と答えた方の割合が 52.2% と最も多く メール やインターネットによる情報発信 が 50.6% 県や市町の広報誌等 が 30.7% と続いています 11 問 13 防災みえ.jp ホームページの認知度 あなたは 防災みえ.Jp ホームページをご存知ですか 1 2 3 4 知っているが 知らない 災害時に見たこ とがない 知っている 大雨や台風等の災害が発生する恐れがある時 ( 以下 災害時 という ) に見たことがある インターネットを使っていない H28 16.4% 21.7% 45.7% 14.3% <H27> 16.0% 22.5% 45.6% 14.2% 知っている 災害時に見たことがある と答えた方の割合が 昨年度から増 加し 16.4% となりました 知らない と答えた方の割合が最も多く 45.7% でした 9

12 問 26-1 学校の防災教育の家庭での認知度 三重県では 防災ノート 等防災教育用の教材を作成 配布し 学校での活用を要請す るなど 学校での防災教育の充実に取り組んでいます あなたは お住まいの児童生徒 が通っている学校の防災教育についてどの程度知っていますか 複数の児童生徒がいる場合は 一番年下の児童生徒が通っている学校についてお答 えください 1 2 3 4 学校の防災教 学校で防災教育 育の内容は知 が行われている っているが 学 ことは知っている 校で受けた防 が 内容は知ら 災教育をもとに ない 家庭で防災対 策について話し 合ったことはな い 学校の防災教育の内容を知っており 学校で受けた防災教育をもとに 家庭で防災対策について話し合ったことがある 学校で防災教育が行われているかどうかわからない H28 15.7% 13.1% 39.6% 28.6% <H27> 15.3% 16.4% 33.9% 31.7% <H26> 19.2% 14.3% 32.2% 31.9% 小学生から高校生までの児童生徒がいる家庭の約 7 割が 学校で防災教育が行われていることを認知しています そのうち 学校の防災教育の内容を知っており 学校で受けた防災教育をもとに 家庭で防災対策について話し合ったことがある 15.7% 学校の防災教育の内容は知っているが 学校で受けた防災教育をもとに家庭で防災対策について話し合ったことはない 13.1% と 学校の防災教育の内容まで認知している家庭は あわせて約 3 割となっています 4 今後の対応今回の意識調査では 東日本大震災の発生以降 薄れつつあった県民の皆さんの危機意識が 熊本地震の発生を受け 大きく高まったことが確認されました また 住宅の倒壊や救援物資の遅れ等 実際に報道等で目の当たりにした課題に不安を感じていることも明らかになりました 他方 非常持ち出し袋の準備や食料 飲料水の 3 日分以上の備蓄等 具体的な行動に取り組んでいる方の割合が増加しました このため 高まりつつある県民の防災意識を防災行動につなげるよう対策を実施してくことが大切です 引き続き 日頃からの備えである住宅の耐震化 家具の固定 飲料水 食料の備蓄の取組や 防災訓練への参加等を県民の皆さんに呼びかけ 市町 企業 防災関係機関と連携しながら 地域の防災力の向上に努めます なお 本調査結果については 年齢 市町別 津波危険地域等の属性別や設問間のクロス集計などにより さらに分析を加えたうえで報告書として取りまとまめ 市町を始めとする関係機関との情報共有を図るとともに 新たな行動計画の策定等 今後の防災 減災対策に活用していきます 10