第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図


市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

2

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

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7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

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阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

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中井町緑の基本計画(概要版)

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1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計


( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

(2) 富士北麓都市計画都市計画区域の整備 開発及び保全の方針 ( 平成 23 年 3 月 ) 山梨県では 既に人口減少 超高齢社会が到来しており 都市経営コストの最適化 自動車を自由に使えない高齢者等の移動手段の確保 公共公益施設や大規模集客施設の適正立地 地球環境問題への対応など様々な課題が都市

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

2 1 都市計画の目標 基本理念 愛知の都市づくりビジョン 平成 29 年 3 月 の都市づくりの理念である 時代の波を乗りこなし 元気と暮らしやす さを育みつづける未来へ の考え方を受け 元気 と 暮らしやすさ に対応した本区域の基本理念を定めます 広域からヒトやモノが集まるとともに 歩いて暮らせ

計画書

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

かごしまコンパクトなまちづくりプラン ( 立地適正化計画 ) 素案概要版 - 目次 - 1. 立地適正化計画の概要 2 2. 計画策定に係る基本的な考え方 4 3. 居住誘導区域 6 4. 都市機能誘導区域 8 5. 誘導施設 届出制度 目標値の設定 都市機能及び

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

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四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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Microsoft Word 八尾市市街化調整区域における地区計画のガイト

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 3. 市街化調整区域における地区計画の基本的な考え方 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 4. 地区計画の策定に当たっての留意点 このガイドラインに示す事項以外に 開発許可の要件を満たすことが 2. このガイドラインに示す事

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

目次 1. 策定の目的と位置づけ (1) 策定の目的 1 (2) 市街化調整区域における地区計画運用基準の位置づけ 1 2. 市街化調整区域における土地利用方針の基本的な考え方 (1) 市街化調整区域における土地利用方針 2 (2) 市街化調整区域における地区計画の運用にあたっての基本的な考え方 3

1. 土地利用マスタープラン策定の趣旨 鶴岡市土地利用マスタープランは 平成 17 年 10 月 1 日の市町村合併による市域の拡大に対応し 市土の総合的かつ計画的な土地利用を進める上での指針として策定した鶴岡市国土利用計画を基本としながら 長期的かつ総合的な観点から 将来の土地利用の方針を図示する

金沢都市計画地区計画の変更

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Taro-全員協議会【高エネ研南】

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PowerPoint プレゼンテーション

「新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針」

スライド 1

圏央道スマートインターチェンジ周辺地域の土地利用方針 目次 1 策定の背景 目的 位置づけ 1 (1) 背景 1 (2) 目的 1 (3) 位置づけ 1 2 対象地域 2 (1) 対象地域の範囲 2 (2) 対象地域の特性 3 (3) 対象地域の特性と課題の整理 7 3 スマートインターチェンジ周辺

4. 地区計画の基本的な考え方 1. 市街化を抑制すべき区域 という市街化調整区域の基本理念は 地区計画の策定によってその性格が変わるものではないこと 2. 開発行為を伴う地区計画については いたずらに市街地を拡大しないよう その必要性 周辺の公共施設の整備状況 自然環境 景観や農林業との調和等の観

スライド 1

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

第 2 章立地適正化計画の基本方針 第 2 章立地適正化計画の基本方針 1. 沼津市における立地適正化計画の導入について (1) 沼津市における立地適正化計画の活用方針 立地適正化計画は 本市を持続的に発展させるため 居住 と 交流 に一体的に取り組み 将来の目指すべき都市像 * を実現する計画とし

スライド 1

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

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目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

大阪狭山市市街化調整区域における地区計画のガイドライン(案)

土師地区地区計画


国土技術政策総合研究所 プロジェクト研究報告

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0


2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,

目次 第 1 章背景 目的 1 第 2 章対象外区域 3 第 3 章運用の考え方 4 第 4 章運用の基準 6 第 5 章提案の審査 9

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Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

1. 土地利用ゾーニング 土地利用ゾーニングの検討経緯 平成 25~26 年度高森町土地利用計画策定基礎調査 ~ 素案策定 土地分級手法による土地利用の評価 ワークショップ ( 地区別 ) 町の考え方 政策 土地利用ゾーニング案の作成 ( 土地利用ゾーニング案別紙参照 1) 平成 27 年度高森町土

スライド 1

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2


市街化区域及び市街化調整区域の区域区分の見直し方針案 小野市 1 区域区分見直しの基本的な考え方区域区分見直しの考え方は 都市計画運用指針 を踏まえ 次のとおりとする (1) 目標年次におけるフレームの設定区域区分の見直しについては 都市計画区域マスタープラン 市町マスタープラン等に示された都市の将

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

上越市の課題と将来展望上越市の課題と将来展望資料編資料編第 5 章土地利用構想序序論基本計画基本構想92 第 1 節土地利用の基本的な考え方 本章では 将来都市像の実現に向けて 市民と行政が共有する土地利用の基本的な考え方を示します 土地利用の主な現状と課題当市における土地利用の状況を用途別に見ると

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柏駅西口北地区まちづくり

[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

7-1 上田中央地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 中心市街地に集積された都市機能 風格ある景観 潤いある近郊農地多彩な交流と活力がみなぎるまち ( 基本目標 ) 市の中心市街地にふさわしい多様な都市機能を備えた 市民や来訪者が行き 交う賑わいと交流にあふれる中核拠点づくりを目指します 上田城跡


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区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の


1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

第 4 章居住誘導区域 第 4 章居住誘導区域 1. 居住誘導区域 (1) 居住誘導区域の定義等居住誘導区域とは 都市再生特別措置法 * に定める 都市の居住者の居住を誘導すべき区域 のことで 都市計画運用指針 * において 人口減少の中にあっても一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより 生

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基本計画 総論

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って 計画的かつ効果的に施策の推進を図るため策定するものです 2 計画期間 第 3 次基本計画の期間は 平成 29 年度から平成 33 年度までの5 年間とします 3 計画推進の考え方 まちの将来像を実現するためには 17 の目標に向かって各施策を着実に遂行することが求められます 目標達成に向けた施策の遂行にあたっては 共創 再発見 発信 の3 つのキーワードを大切にしながら 総合的 横断的に取り組んでいきます また 人口減少社会においても 各地域の人々が生き生きと暮らしていくために 未来高岡 総合戦略 1 の基本的な考え方である 人口減少と地域経済縮小の克服に向けたまち ひと しごとの創生と好循環の確立 を リーディングプロジェクト と位置付け 4つの基本目標に基づき先導的 重点的に取り組みます 1 人口減少と地域経済縮小の克服に向けたまち ひと しごとの創生と好循環の確立のため平成 27 年 10 月に策定した地方版総合戦略 4 計画の進行管理本計画における施策は 実施計画としてまとめる個別の計画事業の実施により推進していきます 個別の計画事業については PDCAサイクル 政策協議 予算編成 事 46

業実施 事業の評価 事業の見直し により進行管理していきます また 簡素で効率的な行財政の推進を図るため 事務事業の検証及び選択と集中による整理 合理化を進めるとともに 地域の特殊性やバランスを考慮しながら公共施設マネジメントを強化し 持続可能な財政構造の構築に取り組みます ( 施策の表示 ) アラビア数字 (1~17) めざすまちの姿丸囲い数字 (1~5) 施策現状と課題 施策ごとの中期的な現状や課題を示しています 施策の展開 当施策の取り組み内容を示しています まちづくり指標 当施策の取り組みの成果を計る上でもっともふさわしいと思われる代表的なものを示しています また その設定にあたっては その施策の取り組みによって市民の暮らしや環境がどう変わるかという視点を大切にしています 主な事業 当施策を推進するための主な事業を示しています 47

第 2 章土地利用方針 1 土地利用方針 (1) 都市的土地利用 新幹線や高速道路の高速交通網を活かし 大都市圏や近隣都市とのヒト モノ コトの交流の拡大や効率的な土地利用の展開を図ります 自然環境 農業生産環境の維持保全を図りつつ 良好な住宅地の供給やまとまりのある企業用地の確保に努めます 歴史的な町並みや歴史的建造物の周辺では 歴史的風致の維持向上に配慮した土地利用を誘導します 市街地においては公共事業の実施や土地の流動化に資するため 土地の境界の明確化に取り組みます 公共交通の利便性の向上に努めるとともに 居住機能や都市機能の適切な立地に向けた誘導を図り コンパクト アンド ネットワークのまちづくりを推進します ア住宅地 中心市街地においては 密集市街地の改善など居住環境の向上を図ります 鉄軌道駅等の周辺では 公共交通への良好なアクセスを活かせるよう都市機能及び居住機能の誘導を図ります 伏木 戸出 中田 牧野 福岡地区等の周辺市街地では 住民が快適な生活を送ることができるよう 良好な居住環境の形成を図ります 市街地隣接地域等では 周辺環境に配慮し 住宅地等の無秩序な拡大を抑制します イ商業地 中心市街地の高岡駅周辺では 既存商業集積地の活性化と商業 サービス 業務 教育 文化 情報等の機能の充実を図ります 新高岡駅周辺地区では広域の玄関口として交流 観光等の機能の誘導を図ります 伏木 戸出 中田 牧野 福岡地区では 地区住民が暮らしやすい商業地の形成を図ります ウ工業地 工業地は北部の小矢部川 庄川河口部及び高岡市街地西部の小矢部川沿い 能越自動車道インターチェンジ周辺 北陸自動車道スマートイ 48

ンターチェンジ周辺 南部の戸出 中田地区 伏木港 富山新港の背後地などに配置します 周辺環境との調和 交通の利便性 既存工業集積状況などを考慮し 企業活動の効率化 円滑化 拠点性の向上等を図るため 既存企業の拡張や新規企業の立地に対応した工業地の形成を図ります 流通業務機能は 能越自動車道及び北陸自動車道の有効活用と幹線道路網などを考慮して誘導します 伏木外港周辺は 国際交流や物流拠点としての機能の誘導を図ります (2) 農業的土地利用 農地は 市民への食料の安定供給の場であり 農業者の生産基盤と生活基盤であると同時に 都市の緑地空間 保水空間としても重要な役割を有していることから 今後とも 優良な農地の確保とその有効活用を図ります 地域の中心となる経営体への農地の集積 集約化を進めるとともに 地域の特性に応じた農地の高度利用を図ります 魅力ある農村景観の保全や農村環境の整備を計画的に推進するとともに 生産性の低い農用地については 有効な土地利用を図ります (3) 自然的土地利用 ふくおか西山森林県定公園や五位ダム周辺などの優れた自然景観を有する地域や能登半島国定公園 二上山公園等の風致地区など 都市の自然美を有する区域の保全を図るとともに これの地域の特性を充分に発揮できるよう積極的活用を図ります 西山においては開発と自然環境との調和を図り 御坊山の丘陵地においては恵まれた自然環境を保全します 49

土地利用概念図 射水市 SIC 50

2 都市構造 (1) 都心エリア 県西部地域の中核的都市としてふさわしい にぎわいと魅力ある空間の創出を図るため 都心軸を中心に まちの顔 として一体的に創り上げていく空間を都心エリアと位置付け 各ゾーンの特性に応じた機能を配置します ア中心市街地ゾーン まちなか居住の推進と商機能の充実を図るとともに 住民生活と交流 観光に資する多様な都市機能の集約を図ります 高岡駅周辺については 県西部地域の交通結節点としての立地特性を活かした高次都市機能の集約を図ります イ駅南ゾーン 住宅と商業施設が混在しており 周辺環境と調和のとれた良好な居住環境の形成を図ります ウ新高岡駅周辺ゾーン 大都市圏と飛越能地域との広域的な交通結節点としての立地条件を活かした交流 観光機能等の誘導を図ります (2) 周辺市街地エリア 都心エリア周辺の市街地 伏木 戸出 中田 牧野 福岡地区の市街地を周辺市街地エリアと位置付け 住民が地区内で快適な生活を送ることができるよう 日常生活を支えるサービス機能の配置や良好な居住環境の形成を図ります (3) 交通ネットワークア都心軸 広域の玄関口である新高岡駅から高岡駅を経て 中心市街地に至る軸を都心軸とし 公共交通等の連携を図ります イ都市圏ネットワーク 都心エリアと周辺市街地エリアが一体的に機能するよう 高岡駅と新高岡駅の2つの交通結節点を中心とした公共交通や環状放射道路による連携を確保します ウ広域交流圏ネットワーク 本市と近隣都市や大都市との広域交流を促進するよう 公共交通や放射道路 高速交通網による連携を確保します 51

都心エリア整備方針イメージ 高岡駅 あいの風とやま鉄道 新高岡駅 北陸新幹線 ( 都 ) 高岡環状南線 都心エリア 中心市街地ゾーン 駅南ゾーン 新高岡駅周辺ゾーン 高岡駅周辺 都心軸 ( 中心市街地ゾーン 新高岡駅周辺ゾーン ) 52