一太郎 11/10/9/8 文書

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し 自ら治験を実施する者が実施した治験において発生した副作用等については 規制当局へ報告する必要があることに留意すること なお この注意事項は 被験薬に係る副作用等情報を実施医療機関の長に通知するよう 自ら治験を実施する者に義務付けている医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令 ( 平成 9 年厚生

本日の内容 1. 未承認対照薬等の取り扱い別添の 4.(3) ウ.( ア ) 2. 対象疾患の悪化等を評価項目にする試験別添の 7.(3) イ.( ア ) 3. 承認取得者以外の治験国内管理人が治験 依頼者となる場合別添の7.(3) オ. 4. 医師主導治験との情報共有別添の7.(3) カ. 5.

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

【最終版】2課長通知一部改正鑑(日付入り)

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

医師主導治験取扱要覧

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

ICH Q4B Annex12

通知(一括更新手続き)

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

Microsoft Word - 【発送版】記載整備通知

受付後 持参又は郵送等の報告方法によらず 医薬品医療機器総合機構 ( 以下 機構 という ) 審査マネジメント部審査企画課から別紙 1 不具合等報告送付整理票 により郵送にて連絡される また 第二報以降については 機構が付与した識別番号を記載して報告すること イ平成 26 年 6 月 30 日以前に

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る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

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静岡県立静岡がんセンター臨床研究事務局の業務手順書

スライド 1

静岡県立静岡がんセンター臨床研究事務局の業務手順書

本手順書で使用する用語の定義 用語電子的記録書面電子的記録利用システム実務担当者原データ治験関連文書サイボウズサイボウズメッセージ 定義人の知覚では認識できない, 電子式等の方法で記録され, コンピュータで処理される記録紙媒体による資料治験依頼者, 実施医療機関の長, 治験責任医師並びに治験審査委員

医療機器プログラムの取扱いに関する Q&A について ( その 2) ( 別紙 ) 用いた略語 改正法 : 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 ) 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行令

医師主導治験取扱要覧

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

薬食審査発第 号

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薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

Microsoft PowerPoint - ⑨140925,30日薬連講習会(後発RMP)930.ppt [互換モード]

記 第 1 再審査資料の構成及び作成上の注意事項再審査資料の構成及び作成上の注意事項は次のとおりとすること また 再審査申請書の写し及び平成 10 年 12 月 1 日付け医薬審第 1058 号厚生省医薬安全局審査管理課長通知 新医薬品等の申請資料の信頼性の基準の遵守について により添付することとし

(Microsoft Word -

( 参考 ) 一部改正後 下線部が変更部分 薬機審マ発第 号平成 26 年 11 月 7 日 各都道府県知事衛生主管部 ( 局 ) 殿 独立行政法人医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部長 加工細胞等に係る治験不具合等報告に関する取扱いについて 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

( 別紙 ) 承認申請時の電子データ提出に関する基本的考え方について ( 平成 26 年 6 月 20 日付け薬食審査発 0620 第 6 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ) 新旧対照表 ( 別添 ) 改正後 承認申請時の電子データ提出に関する基本的考え方 1. 承認申請時に電子データ提出を

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

別紙 1 販売名 医療機器保険適用希望書 ( 決定区分 A1( 包括 )) 整理番号 : 空欄で提出 薬事法承認又は認証された販売名を記載 製品名 製品コード 製品名 製品コード JAN コードの場合必ず 13 桁 薬事法承認書又は認証書上 薬事法承認書又は認証書上記載 記載された類別を記載 された

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Microsoft PowerPoint - 運用 [互換モード]

00 事務連絡案

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ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

3. 実施時期平成 29 年 4 月 3 日より本件改修後のQMS 調査申請書の作成及び機構受付が可能となります 4. その他 本改修により承認申請書とQMS 調査申請書の同時申請が可能となるのは 両申請書をDW APで作成した場合に限ります (FD 申請ソフトによる申請の場合は同時申請できません

先進医療の実績報告要領 Ⅰ 実績報告の実施について (1) 実績報告の目的先進医療の実施状況を把握し 保険導入等に係る検討のための基礎資料とすることを目的とするものである (2) 実績報告の対象医療機関平成 30 年 6 月 30 日現在において 先進医療を実施している医療機関平成 30 年 3 月

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

Microsoft PowerPoint - ② 日薬連講習会(E2B(R3)改定通知)930.ppt [互換モード]

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

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製造販売後調査事務手続き等 について

01 鑑文


Microsoft Word _ネットQA(その2)set

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

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医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

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301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

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(案-1)

規程書

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03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

国立病院機構大阪医療センター受託研究取扱細則

薬局を利用するために必要な情報の掲示 ( 薬事法第 9 条の 4) 次の事項について 掲示板等により 薬局内に掲示 しなければなりません また 第 3 については 特定販売を行うことについての広告をする場合 ホームページ等に表示しなければなりません < 具体例 > 第 1 薬局の管理及び運営に関する

申請ソフトの起動 申請ソフトを起動して ファイル 申請書の新規作成 を選択 様式から C04 を選択し 了解 クリック ( 参考 1) FD 申請ソフトでの申請書鑑の打出しは 印字されない空欄箇所がありますので 別途 書面による鑑の作成が必要です その方法は FD 申請ソフトの入力手順の次 (P14

治験審査委員会手順書 平成 27 年 10 月 1 日 医療法人新光会

(3) 事前面談の日程等の連絡申込書を受け付けた後に 機構担当者より 電話で日程等を連絡します なお 事前面談の質問内容に応じて 電話による回答を行う場合があります (4) (5)( 略 ) (3) 事前面談の日程等の連絡申込書を受付けた後に 機構担当者より 電話で日程等を連絡します なお 事前面談

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Microsoft Word - 【発出版2】製造所取扱いに関するQ&A -

別紙 副作用等報告に関する Q&A 目次 用いた略語 副作用報告及び感染症報告... 3 (1) 報告対象... 3 (2) 報告期限等... 6 (3) 予測性... 7 (4) 重篤性の判断基準... 9 (5) 記載要領...12 (6)J 項目...13 (7)ICSR 項目

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

2 有効成分名 添付文書及び審査報告書に基づき記載する 3 品目名 ( 後発医薬品 ) 添付文書及び審査報告書のほか薬価基準収載品目リストにより記載する 複数の品目がある場合は 個別医薬品コード (YJ コード ) 順に番号を振り 記載する ( 複数規格があっても 全規格まとめて YJ コード順とす

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

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標準業務手順 目次

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

12_モニタリングの実施に関する手順書 

MDSAP の調査結果の 試行的受入れについて ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構 品質管理部 登録認証機関監督課 1

事務連絡 平成 28 年 3 月 29 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 薬務主管課御中 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課 厚生労働省医薬 生活衛生局監視指導 麻薬対策課 医薬品等の製造業許可 外国製造業者認定等に関する質疑応答集 (Q&A) について 今般 標記 Q&A を別添のとおりとり

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

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査管理課長 安全対策課長通知 E2B(R3) 実装ガイドに対応した市販後副作用等報告及び治験副作用等報告について の一部改正について により 平成 25 年連名通知の一部が改められました これを踏まえ 今般 市販後副作用等報告及び治験副作用等報告の受付 報告に当たっての注意事項等について 下記の通り

料 情報の提供に関する記録 を作成する方法 ( 作成する時期 記録の媒体 作成する研究者等の氏名 別に作成する書類による代用の有無等 ) 及び保管する方法 ( 場所 第 12 の1⑴の解説 5に規定する提供元の機関における義務 8 個人情報等の取扱い ( 匿名化する場合にはその方法等を含む ) 9

薬食審査発第 号平成 19 年 9 月 28 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 国際共同治験に関する基本的考え方について 従来 我が国においては ICH-E5 ガイドラインに基づく 外国臨床データを受け入れる際に考慮すべき民族的要因について

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

Transcription:

薬食審査発 0515 第 9 号 平成 25 年 5 月 15 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 ( 公印省略 ) 自ら治験を実施した者による治験副作用等報告について 自ら治験を実施した者による治験副作用等報告の取扱いについては 平成 16 年 3 月 30 日付薬食発第 0330001 号厚生労働省医薬食品局長通知 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構に対する治験副作用等報告について 平成 17 年 10 月 2 5 日付薬食審査発第 1025005 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 独立行政 法人医薬品医療機器総合機構設立後の自ら治験を実施した者による治験副作用等報 告について の改正について ( 以下 医師主導報告要領通知 という ) 等により通 知しているところです 今般 治験実施における被験者の安全性の確保並びに倫理的及び科学的妥当性の確保のために適切な助言 勧告を行うデータモニタリング委員会について検討がなされ データモニタリング委員会に関するガイドライン ( 平成 25 年 4 月 4 日付薬食審査発 0404 第 1 号厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ) が取りまとめられたこと等を受けて 医師主導報告要領通知を下記のとおり改正することとしましたので 貴管下関係業者 医療機関等に対して周知いただきますよう御配慮願います なお 本通知は平成 25 年 5 月 15 日より適用し 本通知の適用に伴い 医師主導報告要領通知は廃止します

記 該当箇所旧新 別添 Ⅰ.3. (3) 別添 Ⅰ.3. (3) ア既に国内で承認されている医薬品であって か つ承認事項の一部変更等の申請のための治験を実 施中又は当該薬物に係る治験をすべて終了し 承 認事項の一部変更等を申請準備中若しくは申請中 の場合において 治験又は申請の内容に影響を及 ぼすと考えられる措置等が国内で市販されている 同一成分の医薬品に対してなされた場合 直ちに 外国措置報告を報告期限内に機構安全部に報告す ること ( 以下略 ) イ特殊な報告対象の取扱い ( ア ) 対象疾患の悪化等の場合の取扱い 1 致死的又はその他何らかの重篤な転帰を有効性 の主要評価指標とする治験においては 重篤な有 害事象のうち 疾患に関連する事象として取扱い 通常の緊急報告の対象とはしない事象として予め 自ら治験を実施した者と機構審査管理部審査情報 課との間で取り決めたものに限り 報告対象外と する 2 取り決めに関する提出書類として下記の内容を 記載した文書を作成し 機構審査管理部審査企画 ア既に国内で承認されている医薬品であって かつ承認事項の一部変更等の申請のための治験を実施中又は当該薬物に係る治験をすべて終了し 承認事項の一部変更等を申請準備中若しくは申請中の場合において 治験又は申請の内容に影響を及ぼすと考えられる措置等が国内で市販されている同一成分の医薬品に対してなされた場合 直ちに 外国措置報告を報告期限内に報告すること ( 以下略 ) イ特殊な報告対象の取扱い ( ア ) 対象疾患の悪化等の場合の取扱い 1 致死的又はその他何らかの重篤な転帰を有効性の評価指標とする治験においては 重篤な有害事象のうち 対象疾患の悪化等との鑑別が医学的に困難な有害事象については データモニタリング委員会が設置されている場合に限り 疾患に関連する事象として取扱い 通常の緊急報告の対象とはしない事象として 緊急報告対象外とする ただし そのような重篤な転帰に至るリスクを被験薬が高める可能性があるとデータモニタリング委員会が集積されたデータに基づき判断した場合に

別添 Ⅰ.3. (3) 課に連絡する 1) 当該治験薬の概要 ( 予定される効能又は効果 作用機序 国内及び外国における開発状況等 ) 2) 対象となる治験計画の概要 ( 国内で実施する 治験の場合は 届出回数 届出日又は届出予定 日も記載する ) 3) 疾患に関連する事象として取り扱う事象の範 囲及び設定範囲の根拠 4) 外国の規制当局と同様な取り決めをしている 場合には その内容 オ報告は治験成分記号毎に行う また 複数の被 験薬を併用する場合であって それぞれが被疑薬 の場合は その被験薬の成分毎 ( 又は治験成分記 号毎 ) に行うこと は 速やかに報告すること 2 治験計画届出書を提出する際に以下の内容を含む文書を提出すること なお これらの事項について治験実施計画書等に記載されている場合には 新たに文書を作成する必要はない 1) 当該治験薬の概要 ( 予定される効能又は効果 作用機序 国内及び外国における開発状況等 ) 2) 対象となる治験計画の概要 ( 国内で実施する治験の場合は 届出回数 届出日又は届出予定日も記載する ) 3) 疾患に関連する事象として取り扱う事象の範囲及び設定範囲の根拠 4) 外国の規制当局と同様な取り決めをしている場合には その内容 5) データモニタリング委員会の役割等 オ報告は治験成分記号毎に行う また 複数の被験薬を併用する場合であって それぞれが被疑薬の場合は その被験薬の成分毎 ( 又は治験成分記号毎 ) に行うこと 治験において国内未承認薬を対照薬 併用薬等 として用いる場合 治験成分記号やコード等の前 に半角で M_ を また治験成分記号やコード等 の後ろに _ 未承認薬の一般名 を記載して報告 すること

別添の Ⅰ.3. (3) カブラインド症例の取扱い ( ア ) キーコードを開封しない あるいは開封日までに日数のかかる場合 1 やむを得ず当該被験者のキーコードをすぐに開封できない場合には 盲検下でも当該副作用等の発現に関する第一報を キーコードを開封できない理由と共に報告する 開封できない理由は 報告者の意見 欄に記載すること なお 盲検下にて報告する場合には 治験成分記号 欄には治験計画届書に記載の成分記号を記載し その他参考事項等 欄に対照薬等の一般的名称 投与量等の情報を記載し 医薬品販売名 欄及び 活性物質の一般名 欄には 治験成分記号やコード等の前に B_ を入力して報告すること 2 開封後 被験薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は B_ を削除して追加 例 ) 治験成分記号 ABC に対し 未承認対照薬 X ( 一般名 A) 及び未承認併用薬 Y( 一般名 B) を用いている場合未承認対照薬 X についての報告は M_ABC_A 未承認併用薬 Y についての報告は M_ABC_B として報告する カ国内で当該被験薬について異なる治験依頼者又は自ら治験を実施する者により複数の治験が実施されている場合には 各々の治験に係る国内副作用等症例報告を規制当局へ届け出ることで差し支えないこと ただし その場合にあっても 両者の間で適切に情報を共有すること キ既に国内で承認されている医薬品であって かつ承認事項の一部変更を目的として当該医薬品を被験薬とする治験を実施する場合 該当する自ら治験を実施しようとする者は 法第 80 条の2 第 2 項等に基づく治験計画届 治験の計画の変更の届出 治験の中止の届出及び治験の終了の届出の際に 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律の一部の施行について ( 平成 15 年 5 月 15 日付医薬発 0515017 号厚生労働省医薬局長通知 ) 別紙様式 1から4までの備考欄に 当該治験が承認事項の一部変更を目的とする

報告を行うこと 3 開封後 対照薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は対照薬によるものであった旨のいわゆる 取下げ報告 を行うこと また治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社は 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する なお 対照薬の副作用等報告をもって被験薬の 予測できる 副作用とはしない ( イ ) ブラインド症例で 第一報報告時に対照薬であることがすでに判明している場合 ( 国内治験症例のみ ) 治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社が 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する また 治験責任医師は対照薬によるものであった旨を機構審査管理部審査企画課に連絡する その際 当該症例の内容を把握するために局長通知別紙様式を用いて必要な事項 ( 治験責任医師の意見や治験への対応等 ) を書面にて連絡することが望ましい また 対照薬提供会社が報告した 市販後副作用等報告 の識別番号については別途機構審査管理部審査企画課へ連絡すること ものであることが明確に分かるように記載すると ともに 当該被験薬の承認番号を記載すること

別添のⅠ.3. カ. ブラインド症例の取扱い (3) ( ア ) 割り付けをしない あるいは盲検解除までに日数のかかる場合 1やむを得ず当該被験者のキーコードをすぐに開封できない場合には 盲検下でも当該副作用等の発現に関する第一報を キーコードを開封できない理由と共に報告する 開封できない理由は 報告者の意見 欄に記載すること なお 盲検下にて報告する場合には 治験成分記号 欄には治験計画届書に記載の成分記号を記載し その他参考事項等 欄に対照薬等の一般的名称 投与量等の情報を記載し 医薬品販売名 欄及び 活性物質の一般名 欄には 治験成分記号やコード等の前に B_ を入力して報告すること 2 開封後 被験薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は B_ を削除して追加報告を行うこと 3 開封後 対照薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は対照薬によるものであった旨のいわゆる 取下げ報告 を行うこと また治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社は 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する ク. 盲検下にある症例の取扱い ( ア ) 割り付けをしない あるいは盲検解除までに日数のかかる場合 1やむを得ず当該被験者の割り付け情報を直ちに明らかにできない場合には 盲検下でも当該副作用等の発現に関する第一報を 盲検解除を行えない理由と共に報告する 盲検解除を行えない理由は 報告者の意見 欄に記載すること なお 盲検下にて報告する場合には 治験成分記号 欄には治験計画届書に記載の成分記号を記載し その他参考事項等 欄に対照薬等の一般的名称 投与量等の情報を記載し 医薬品販売名 欄及び 活性物質の一般名 欄には 治験成分記号やコード等の前に B_ を入力して報告すること 2 盲検解除後 被験薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は B_ を削除して追加報告を行うこと 3 盲検解除後 対照薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は対照薬によるものであった旨のいわゆる 取下げ報告 を行うこと また治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社は 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する

別添 Ⅰ.3. (3) イ ( イ ) 別添 Ⅰ.4 別添 Ⅰ.5 なお 対照薬の副作用等報告をもって被験薬の 予測できる 副作用とはしない ( イ ) ブラインド症例で 第一報報告時に対照薬であることがすでに判明している場合 ( 国内治験症例のみ ) 治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社が 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する また 治験責任医師は対照薬によるものであった旨を機構審査管理部審査企画課に連絡する その際 当該症例の内容を把握するために局長通知別紙様式を用いて必要な事項 ( 治験責任医師の意見や治験への対応等 ) を書面にて連絡することが望ましい また 対照薬提供会社が報告した 市販後副作用等報告 の識別番号については別途機構審査管理部審査企画課へ連絡すること 機構審査管理部審査企画課 なお 対照薬の副作用等報告をもって被験薬の 予測できる 副作用とはしない ( イ ) 盲検下にある症例で 第一報報告時に対照薬であることがすでに判明している場合 ( 国内治験症例のみ ) 治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社が 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する また 治験責任医師は対照薬によるものであった旨を機構審査マネジメント部審査企画課に連絡する その際 当該症例の内容を把握するために局長通知別紙様式を用いて必要な事項 ( 治験責任医師の意見や治験への対応等 ) を書面にて連絡することが望ましい また 対照薬提供会社が報告した 市販後副作用等報告 の識別番号については別途機構審査マネジメント部審査企画課へ連絡すること 機構審査マネジメント部審査企画課

別添 Ⅰ 報告にあたっての基本的な注意事項 1. 報告にあたっての全般的な注意事項 (1) 第一報時及び第二報目以降の注意ア第一報時の注意第一報においては 受付番号 欄は空欄とすること 機構において 第一報の受付が完了した際 別紙 1 の 治験副作用等報告整理票 の受付番号欄に受付番号が付与され返送される この受付番号は第二報目以降の報告の際に記載が必要となるので 報告者において適切に管理すること イ第二報目以降の注意第二報目以降の報告に際しては 受付番号 欄に第一報時に付与された受付番号を記載すること また 薬事法に基づく副作用等報告の必要があるものとして行った報告について その後の追加情報により 既報告が副作用等報告の必要がなかったことが判明した場合についてもその旨報告することとし ( いわゆる 取下げ報告 ) 受付番号 欄に第一報時に付与された受付番号を記載するとともに 平成 16 年 3 月 30 日薬食発第 0330001 号付厚生労働省医薬食品局長通知 独立行政法人医薬品医療機器総合機構に対する治験副作用等報告について ( 以下 局長通知 という ) の別紙様式第 7 の 備考 欄に取り下げる旨及びその理由を記載すること なお 一旦 取下げ報告 を行った症例について その後の情報により再度報告対象となった場合は 第一報として報告する (2) 報告分類について報告分類については以下のとおりとする 該当する英文字を記載すること H= 国内感染症症例報告 I= 国内副作用症例報告 J= 外国感染症症例報告 K= 外国副作用症例報告 L= 感染症研究報告 M= 研究報告 N= 外国における製造等の中止 回収 廃棄等の措置報告取下 = 各報告における 取下げ報告 2.MedDRA の使用について副作用 感染症名等については ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/ J:Medical Dictionary for Regulatory Activities/J( 以下 日本語版 MedD RA という )) に対応する用語を記載することができる 日本語版 MedDRA 収載用語の選択は 医学的判断から最も適切な用語を選択すること また 日本語版

MedDRA 収載用語を記載した場合は 日本語版 MedDRA のバージョン番号を Version 欄に記載すること 3. 治験副作用等報告に際しての注意事項治験副作用等報告を行う場合には 以下の点に留意すること (1) 予測性の判断基準等治験副作用等報告においては 以下に基づき予測性を判断すること なお 以下のエ オ カにおいて 自ら治験を実施した者が治験を実施している間の自ら治験を実施した者が行う治験副作用等報告の予測性の判断根拠は治験薬概要書となる ア治験薬概要書に記載されている有害事象から判断する イ 予測できる とする時点は 治験薬概要書の作成日若しくは改訂日 又は連絡文書の作成日とする したがって 連絡文書により医療機関へ通知された有害事象は 治験薬概要書が改訂されていなくとも 予測できる ものとする ウ治験薬概要書に記載されていても 発生数 発生頻度 発生条件等の発生傾向が記載内容と一致しないものは 予測できない ものとする エ承認申請中の品目で 別途 効能追加等の承認事項の一部変更等申請のための治験が実施されていない場合にあっては 承認申請資料概要に記載されている有害事象から予測性を判断する オ承認申請中の品目と同一成分の治験が実施されている場合の予測性の判断は 承認申請資料概要及び治験薬概要書のうち 承認申請資料概要に記載されている有害事象から判断する カ承認申請後においても長期投与試験等を継続しており 当該品目の承認前に終了した場合 予測性の判断根拠は長期投与試験の治験終了届を提出した日をもって 治験薬概要書から承認申請資料概要に切り替える (2) 因果関係治験副作用等報告においては 因果関係について以下のとおり取り扱うものとする ア担当医等及び自ら治験を実施した者の両者が因果関係を否定するもの以外は 報告対象となる イ外国症例であって 患者又は患者の家族等の医療従事者以外からの情報に基づくものについては 自ら治験を実施した者が因果関係を否定できると判断したものは報告対象としない (3) その他 治験副作用等報告に関する事項ア既に国内で承認されている医薬品であって かつ承認事項の一部変更等の申請のための治験を実施中又は当該薬物に係る治験をすべて終了し 承認事項の一部変更等を申請準備中若しくは申請中の場合において 治験又は申請の内容に影響を及ぼすと考えられる措置等が国内で市販されている同一成分の医薬品に対してなされた

場合 直ちに 外国措置報告を報告期限内に報告すること この場合 局長通知別紙様式第 12 の 外国における措置の概要 欄の その他 を選択すること イ特殊な報告対象の取扱い ( ア ) 対象疾患の悪化等の場合の取扱い 1 致死的又はその他何らかの重篤な転帰を有効性の評価指標とする治験においては 重篤な有害事象のうち 対象疾患の悪化等との鑑別が医学的に困難な有害事象については データモニタリング委員会が設置されている場合に限り 疾患に関連する事象として取扱い 通常の緊急報告の対象とはしない事象として 緊急報告対象外とする ただし そのような重篤な転帰に至るリスクを被験薬が高める可能性があるとデータモニタリング委員会が集積されたデータに基づき判断した場合には 速やかに報告すること 2 治験計画届出書を提出する際に以下の内容を含む文書を提出すること なお これらの事項について治験実施計画書等に記載されている場合には 新たに文書を作成する必要はない 1) 当該治験薬の概要 ( 予定される効能又は効果 作用機序 国内及び外国における開発状況等 ) 2) 対象となる治験計画の概要 ( 国内で実施する治験の場合は 届出回数 届出日又は届出予定日も記載する ) 3) 疾患に関連する事象として取り扱う事象の範囲及び設定範囲の根拠 4) 外国の規制当局と同様な取り決めをしている場合には その内容 5) データモニタリング委員会の役割等 ( イ ) 医療目的以外で使用された麻薬等による副作用の取扱い 1 薬物乱用等の医療目的以外で麻薬等が使用され発現した副作用については 通常の緊急報告の対象とはしない事象として予め自ら治験を実施した者と機構審査マネジメント部審査企画課との間で取り決めたものに限り 報告対象外とする ただし 国内未承認成分や予測できない事象が発生した場合は除く 2 取り決めに関する提出書類として下記の内容を記載した文書を作成し 機構審査マネジメント部審査企画課に連絡する 1) 当該治験薬の概要 ( 予定される効能又は効果 作用機序 国内及び外国における開発状況等 ) 2) 対象となる治験計画の概要 ( 国内で実施する治験の場合は 届出回数 届出日又は届出予定日も記載する ) 3) 薬物乱用等の医療目的以外で使用されている状況及び副作用の発現状況等に関する資料 4) 緊急報告の対象外として取り扱う事象の範囲及び設定範囲の根拠 5) 外国の規制当局と同様な取り決めをしている場合には その内容ウ報告義務期間の取扱い ( ア ) 自ら治験を実施した者が行う治験副作用等報告の報告義務期間は 原則 治験計画届書の初回提出日から 終了届書又は中止届書あるいは開発中止届書を提出

するまでの期間とする ただし 以下の場合を適用する 1 自ら治験を実施した者が行う治験がすべて終了し 終了届書又は中止届書を提出した後 当該成分における承認申請が引き続き行われる場合は 薬剤提供者 ( 承認申請者を含む ) が承認を取得するまであるいは開発中止届書を提出するまで 薬剤提供者 ( 承認申請者を含む ) が当該成分の治験副作用等報告を行うこととする 2 自ら治験を実施した者が行う治験がすべて終了し 終了届書又は中止届書を提出した後 同一成分による治験を引き続き行う場合は 次に提出する治験計画届書を届出るまでの期間は 緊急報告の報告を留保することができる この場合において 留保期間中に収集した副作用 感染症症例等の報告は 緊急報告の対象とはしない ただし 次に提出する治験計画届書の治験実施計画書や治験薬概要書等に留保期間中に収集した情報を反映させること エ外国で発生した症例の報告 ( 用法 用量又は効能 効果の承認事項一部変更のための治験を自ら実施した者が報告しなければならない 外国で発生した症例を除く ) 既に承認されている医薬品と同一成分であって 承認事項の一部変更等のための治験を実施中又は承認事項の一部変更等を申請中のものであって かつ外国で発生した症例の報告 ( 感染症報告を除く ) については CIOMS 報告様式 米国の MedWatch 報告様式 その他症例の内容 経過が確認できる英語で記載された資料が添付される場合には 局長通知別紙様式第 8 の提出を原則不要とする ただし この場合であっても局長通知別紙様式第 8( 二 ) の 報告者の意見 欄及び 今後の対応 欄並びに その他参考事項等 欄は記載し提出すること オ報告は治験成分記号毎に行う また 複数の被験薬を併用する場合であって それぞれが被疑薬の場合は その被験薬の成分毎 ( 又は治験成分記号毎 ) に行うこと 治験において国内未承認薬を対照薬 併用薬等として用いる場合 治験成分記号やコード等の前に半角で M_ を また治験成分記号やコード等の後ろに _ 未承認薬の一般名 を記載して報告すること 例 ) 治験成分記号 ABC に対し 未承認対照薬 X( 一般名 A) 及び未承認併用薬 Y( 一般名 B) を用いている場合未承認対照薬 X についての報告は M_ABC_A 未承認併用薬 Y についての報告は M_ABC_B として報告する カ国内で当該被験薬について異なる治験依頼者又は実施する者により複数の治験が実施されている場合には 各々の治験に係る国内副作用等症例報告を規制当局へ届け出ることで差し支えないこと ただし その場合にあっても 両者の間で適切に情報を共有すること キ既に国内で承認されている医薬品であって かつ承認事項の一部変更を目的として当該医薬品を被験薬とする治験を実施する場合 該当する自ら治験を実施しようとする 者は 法第 80 条の 2 第 2 項等に基づく治験計画届 治験の計画の変更の届出 治験の 中止の届出及び治験の終了の届出の際に 薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法

の一部を改正する法律の一部の施行について ( 平成 15 年 5 月 15 日付医薬発第 0515017 号厚生労働省医薬局長通知 ) 別紙様式 1 から 4 までの備考欄に 当該治験が承 認事項の一部変更を目的とするものであることが明確に分かるように記載するととも に 当該被験薬の承認番号を記載すること ク盲検下にある症例の取り扱い ( ア ) 割り付けをしない あるいは盲検解除までに日数のかかる場合 1 やむを得ず当該被験者の割り付け情報を直ちに明らかにできない場合には 盲検下でも当該副作用等の発現に関する第一報を 盲検解除を行えない理由と共に報告する 盲検解除を行えない理由は 報告者の意見 欄に記載すること なお 盲検下にて報告する場合には 治験成分記号 欄には治験計画届書に記載の成分記号を記載し その他参考事項等 欄に対照薬等の一般的名称 投与量等の情報を記載し 医薬品販売名 欄及び 活性物質の一般名 欄には 治験成分記号やコード等の前に B_ を入力して報告すること 2 盲検解除後 被験薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は B_ を削除して追加報告を行うこと 3 盲検解除後 対照薬によるものであったことが判明した場合は 報告者は対照薬によるものであった旨のいわゆる 取下げ報告 を行うこと また治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社は 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する なお 対照薬の副作用等報告をもって被験薬の 予測できる 副作用とはしない ( イ ) 盲検下にある症例で 第一報報告時に対照薬であることがすでに判明している場合 ( 国内治験症例のみ ) 治験責任医師は対照薬提供会社に情報の提供を行い 対照薬提供会社が 市販後副作用等報告 として当該副作用等症例を報告する また 治験責任医師は対照薬によるものであった旨を機構審査マネジメント部審査企画課に連絡する その際 当該症例の内容を把握するために局長通知別紙様式を用いて必要な事項 ( 治験責任医師の意見や治験への対応等 ) を書面にて連絡することが望ましい また 対照薬提供会社が報告した 市販後副作用等報告 の識別番号については別途機構審査マネジメント部審査企画課へ連絡すること Ⅱ 機構における報告の受付について 1. 受付に関する一般的事項機構において 自ら治験を実施した者からの報告は 局長通知別紙様式を用いた書類により ( 以下 報告書による報告 という ) 受付を行う 受付は機構における窓口において行うほか 郵送等による報告の受付も行う 2. 受付時間等

機構においては 原則 平日の午前 9 時 30 分より午後 5 時 45 分まで受付を行う なお 受付の整理及び整理票の返信等の業務をより早く報告者へ返送するために 午後 5 時をもって窓口を閉めることとしており 自ら治験を実施した者が午後 5 時以降に報告書等を持ち込む必要がある場合には 事前に機構安全部への連絡方願いたい 報告期限日については 自ら治験を実施した者の情報入手日を 0 日とし 報告期限日が機構営業外日にあたる場合は その翌営業日とする 機構における受付日については 機構窓口へ持参した場合はその持参日 郵送等の場合は機構における受領日を受付日とする 3. 報告書類及び付属資料の提出部数及び提出方法等について (1) 提出部数及び留意点ア局長通知で示した別紙様式は正本及び副本各 1 部提出すること 副本は正本の写しでよい イ関連する文献等 報告に関する付属資料については 報告書と同時に 2 部提出すること ウ報告書の記載にあたっては 以下の点に留意されたい ( ア ) 紙の大きさは 日本工業規格 A4 とすること ( イ ) 字は 墨 インク等を用い 楷書ではっきりと書くこと 4. 受付台帳等 (1) 窓口に受付台帳 ( 別紙 2 参照 ) を備えるので 自ら治験を実施した者は報告に際して必要事項を記入し 報告書と共に受付台帳を窓口に提出すること (2) 報告を行う場合 別紙 1 治験副作用等報告整理票 及び切手を貼付した返信用封筒をそれぞれ 1 部同時に提出すること また 提出の際には封筒に ( 自 ) 治験副作用等報告 を赤字で記載すること 返信用封筒の裏面には機構の住所及び名称を予め記載願いたい (3) 機構が 治験副作用等報告整理票 の 受付番号 欄に報告書毎に受付番号を付与して返送する この受付番号は第二報目以降の報告の際に記載が必要となるので 自ら治験を実施した者において 適切に管理すること また 報告書持参日又は郵送した場合の機構安全部到着日を含め 5 日以内に ( 土日祝日を除く ) 治験副作用等報告整理票 の返送がない場合は 機構審査マネジメント部審査企画課に問い合わせ願いたい 5.FAX 報告の取扱い治験の中止を必要とする緊急事態にあっては 事前に機構審査マネジメント部審査企画課へ電話連絡した上で第一報を FAX により送付すること その場合 当該 FAX 受信日を報告日とみなすが 後日正式な報告を行うこと また FAX 報告については機構への報告回数に含めないこと なお FAX を送信するにあたっては 現在入手している情報を局長通知別紙様式に該当項目を記載するとともに 局

長通知別紙様式第 7 第 9 及び第 11 に FAX 報告 / 機構審査マネジメント部審査企画課宛 と明記し FAX 送信すること