第1学年国語科学習指導案

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

第1学年国語科学習指導案

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

第1学年国語科学習指導案

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

第1学年国語科学習指導案

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

解答類型

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

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6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

Taro-5年研究のまとめ

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

そこで 6 月単元 新聞記事を読み比べよう では 記事の構成を捉え 見出しやリード 本文 写真やキャプション等に着目することで それぞれの書き手の意図を読み取る学習を行った また 立場を決めて討論しよう では 簡単なメモを使って論点を整理しながらグループの意見をまとめることで 討論を深めるためには

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

社会科学習指導案

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

<小学校 生活科>

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

第○学年 ○○科指導計画

(Microsoft Word - \216O\214\264\216s\227\247 \216\205\215\350\217\2541.doc)

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

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第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

4 評価規準関 絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち 進んで取り組もうとしている書 絵を見て想像を膨らませながら 場面の様子や人物について考えている 想像したことをもとに 事柄の順序に沿って話の構成を考えている 場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書い

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

Taro-【HP用】指導案.jtd

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

【授業 1】

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

1 自己存在感児童の生活体験や生活環境の実態 興味 関心を把握し 他教科との関連を踏まえて 様々な視点から取り組めるように課題提示の工夫を行う 2 共感的人間関係話し合いや発表会のときには 相手を大切にした聞き方と発表の仕方ができるように意識させ 支持的雰囲気の中で学び合わせる また 自分との違いや

国語科学習指導案

H27 国語

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指導方法等の改善計画について

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

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Microsoft Word - 原稿【市教委指摘訂正済】

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

文章構成の在り方を実感できる「読むこと」の学習指導

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

国語科学習指導案様式(案)

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

○数学科 2年 連立方程式

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

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国語科学習指導案

Transcription:

第 5 学年国語科学習指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 火 ) 第 5 校時 5 年 1 組 ( 男子 12 名女子 11 名計 23 名 ) 本時 8/13 授業者才市美奈葛西祐介 1 単元名説明会を開こう 和の文化 教材名和の文化を受けつぐ ( 東京書籍 5 年 ) 2 単元の目標 和の文化について調べて説明するという目的を意識して進んで本や資料を読み 資料の提示の仕方を工夫して説明することができる ( 関心 意欲 態度 ) 自分の興味がある和の文化について 伝えたい内容や目的に応じて説明の構成を考え 適切な言葉遣いで話すことができる (A 話すこと 聞くことイ ) 和の文化を伝えるという目的を意識して 複数の本や資料から必要な情報を読むことができる (C 読むことカ ) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解することができる ( 言 (1) イ ( ア )) 3 単元について (1) 単元観 1 本単元で取り上げる主な指導事項本単元は 小学校学習指導要領国語の第 5 学年及び第 6 学年 A 話すこと 聞くこと の指導事項 イ目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫しながら 場に応じた適切な言葉遣いで話すこと と C 読むこと 指導事項 カ目的に応じて 複数の本や文章などを選んで比べて読むこと を取り上げて指導する 2 付けたい力へ向けての言語活動とその特徴 A 話すこと 聞くこと の言語活動例 ア資料を提示しながら説明や報告をしたり それらを聞いて助言や提案をしたりすること を具体化した 資料を活用して 和の文化 説明会で伝えよう という言語活動を位置付ける ここで取り上げる 和の文化 説明会は 自分が興味を持った和のものについて調べたことを伝えるものである グループで観点に沿って 言葉を選びながら説明の文章を考え 適切な資料を活用し聞き手を意識して伝える説明会は 伝えたい内容や目的に応じて説明の構成を考え適切な言葉遣いで話す力 (A 話すこと 聞くことイ ) と 目的を意識して 複数の本や資料から必要な情報を読む力 (C 読むことカ ) の実現にふさわしいと考えている この単元は 読む領域の情報活用の系統と話すこと 聞くことの領域の資料などを提示しながら説明 報告する系統の複合的な単元ととらえて進めていく (2) 児童観児童は 6 月の説明文 動物の体と気候 で 文章構成図にまとめながら 書かれている内容を読み取り 筆者の述べたいことがどの部分に強く表れているか考え 要旨をとらえる学習を行っている その際 キーワードを使って要旨をまとめたが 正しく文章にまとめ表現することは個人差が見られた 9 月の 資料を生かして考えたことを書こう という学習では 図表や写真などの資料から必要な情報を読み取り 読み取ったことを活用して 環境を守ることをよびかける文章やポスターに表すという学習を行っている 今年度 4 月の標準学力調査の読むことの領域 説明文の内容を読み取る 問題では 全国正答率 61.7 のところ 46.7 と低い結果となっていて 説明文全体の内容を読み取るこ

とに弱さが見られた また 話すこと 聞くことの領域 パンフレットをもとに話し合う 問題では 全国正答率を若干上回っていた 資料を正しく読み取り自分の考えを伝える力はついていると考えられるが 実生活において聞き手を意識して明確に話すという点では課題があると感じている 本単元では 資料を活用して説明する という活動を通して 伝えたい目的に合わせて いろいろな本や資料 ( パンフレットなども含む ) などを読み進め 必要な情報を選ぶことを体感することで 資料を提示しながら分かりやすく説明することを学んでいく さらに この学習は 6 学年 11 月の 町の幸福論 コミュニティデザインを考える 学習へとつながっていくため 目的を意識しながら必要な情報を読み 聞き手を意識して自分達が伝えたいことを分かりやすく話す力を身につけさせたい (3) 指導観第一次の単元の導入では 教師の 和の文化ゆかた 説明会の様子を見て 本教材への興味 関心を高め 和の文化 についてグループで説明するというゴールイメージを持たせる 相手意識を持って意欲的に活動するため 伝える相手は くらしの中の和と洋 について学習している 4 年生に設定する また 並行読書として常時読むことができるよう 和の文化の本コーナーを設ける 第二次は という目的を意識しながら教材文を読み進めていく 序論 本論 結論という文章構成をとらえさせ 本論に書かれている観点と対応している資料を照らし合わせて読んでいく また 筆者の書きぶり ( 表現上の工夫 ) に注目して読んだり 筆者の伝えたいことの要旨をまとめたりすることで 児童の中に和の文化に対する深まりや広がりが増していくと思われる さらに 発表原稿例を見て 資料の示し方や発表の時の適切な文末表現などを確かめ 実際に自分たちの説明に生かすようにさせる 教材文で学ぶこの一連の読みが 自分の伝えたいことを意識して言葉を選びながら適切な言葉遣いで話す説明会につながっていく 第三次では 各グループで 和の について 並行読書してきたことなども参考にしながら情報 ( カード ) を集めていく それらを観点ごとに整理し 構成を話し合い 一人ひとり発表原稿を仕上げる 自分達の説明を聞いてもらいたい このような話し方で伝わるだろうかという思いから必然的に関わり合いが生まれ グループでの交流が自信を持って話すことにつながると思われる 説明会では 話し手は 用意した発表原稿を読むのではなく 聞き手の反応を確かめながら適切な速度で間を取って伝わるように話すことを意識させ 聞き手は それぞれのグループの 和の について構成や内容 資料の活用について分かりやすい説明になっているか考えながら聞くようにさせる 聞き手である 4 年生を意識して 資料を活用しながら適切な言葉遣いで説明し 率直な感想や質問を言ってもらうことで 話す能力が高まってくると考えられる これらの学習は 総合的な学習 人にやさしい町 というテーマで 資料を活用しながら説明する活動へとつながっていく 本時は 集めた情報を精選し有効に活用しながら 観点に沿って内容や順序など説明の構成をグループで考えていく活動である 教材文での文章構成図を参考にしながら 自分たちの選んだ 和の をより分かりやすく伝えることを意識して積極的に話し合うことができるようにしたい その際 友達の話を共感的に聞いたり 建設的に話し合いを進めたりしている児童の姿をとらえ適宜評価していきたい また 学習活動はグループでの話し合い 全体で交流 ( 取材タイム ) グループでの再考とし 何度も関わり合って交流を活発化させる 他のグループの良さを見つけながらメモをしたり そのアイディアを参考にして再度話し合ったりする活動において 児童が進んで学習に向かう姿と友達と考えたから出来上がった 1 回目よりも良くなったと 友との学びを実感できる姿を目指したい 聞き手を意識して説明会に向かうこれらの学習を通して 文化として受け継がれている 和 のものを調べ 和 ( 日本 ) のものっていい! という思いを持ち 自分達の日本についても再認識していければと考えている

(4) 研究テーマとの関連 主体的な学びで共に高まり合う児童の育成 主体的に児童が学ぶためには 児童自身が学ぶ目的と見通しをもって言語活動を進めていく展開にする必要がある そこで 導入では教師の 和の文化ゆかた の説明会を聞くことで 単元のゴールイメージを具体的に示し 4 年生への説明という相手を意識しながら児童の調べたい やってみたいという意欲を高める また グループや学級全体で話し合ったりして友達同士関わり合うことで 自分の考えが整理され よりはっきりとしたものになっていく さらに 新たな発想が広がって グループで一つのものを作り上げていく達成感も味わうことができると考えている このように 相手意識を持って学び できるようになったことを児童自身が自覚し 共に学ぶことのよさを実感し高まり合う姿を目指したい 4 単元の評価規準国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 和の文化について調べて説明するという目的を意識して 進んで本や資料を読み資料の提示の仕方を工夫して説明しようとしている 自分の興味がある和の文化について 伝えたい内容や目的に応じて説明の構成を考え適切な言葉遣いで話している ( イ ) 和の文化を伝えるという目的を意識して 複数の本や資料から必要な情報を読んでいる ( カ ) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解している イ ( ア ) < 言語活動のモデル > 1 説明の発表原稿 観点ごとにグループで分担して書く 観点 2 ( 支える人々 ) 観点 1 ( 歴史 ) 話題提示 ( 始めの言葉 ) 2 提示する資料

5 単元構想図 学習の流れ第一次 学習への意欲と見通しをもつ 教師の 和の文化ゆかた の説明を聞いて 感想を交流する 単元のねらいと流れを確かめる 並行読書第二次 説明会を見通して 教材文の内容を読む 文章構成図にまとめながら 観点と用いている資料について読む 筆者の表現上の工夫を読む 文章の要旨をまとめ 自分の考えを書く 第三次 説明会 和の文化 について調べまとめる どんな和の文化を説明するのかグループで話し合い 本や資料などから情報を集める 集めた情報を精選し 説明の構成を話し合う 説明の発表原稿を書き 必要な資料を用意する 聞き手を意識して説明の練習をする 資料を活用して説明会を開く 学習のふり返りをする 付 意識の流れけ習の流れた 児童の実態 い説明文の内容を大まかにとらえるこ 力資にと 自分の考えを積極的に話すことが料向弱い をけ活た用言 4 年生の時に くらしの中の和と洋 し語て活で調べたことをリーフレットで紹介 動したなあ 和 どんな和のものがあるか並行読書で見の文つけてみよう 化 文章構成図にまとめると 文章の組み 説立てが分かりやすいな 明 3つの観点と資料が一致している 会で 和の文化を受けついでいくことを強く伝言いたいんだな え 資料を示す時の言い方を使ってみよようう 職人のすごさを伝えるために工夫を していることを説明したいな どの順で説明すると聞き手をひきつ けることができるかなあ 原稿は 話しかける言葉遣いで書く といいね ぼくたちと比べて季節との関わりの 観点で説明しているなあ 今度 家にある和の物について調べ てみよう 単元で付けたい力 伝えたい内容や目的に応じて説明の構成を考え 適切な言葉遣いで話すことができる力 A 話すこと 聞くことイ 複数の本や資料を 目的を意識して読むことができる力 C 読むことカ 他教科への広がり 総合的な学習 人にやさしい町中村 校区の公共施設や道路などについて 工夫点や問題点など気づいたことを資料を活用しながら説明する

6 指導計画及び評価計画 ( 全 13 時間 ) 時学習活動主な評価規準 第一次 学習のめあてと流れをつかもう 1 教師の 和の文化ゆかた 説明を聞いて 感想を交流する 単元のねらいと活動の流れをつかむ 関 和の文化について説明会を開くことに関心をもち これからの学習に意欲的に取り組もうとしている ( ノート 発言 ) 2 文章構成図にまとめよう 読 文章構成図にまとめ 観点と用いた資料に着目して文章を読んでいる ( ワークシート ノート ) 文章構成図にまとめながら 序論 本論 結論を確かめる 本論の 3 つの観点と用いている資料について確かめる 第二次 3 分かりやすく伝えるための表現の工夫を見つけよう 本論が観点に沿って説明されていることや資料との関係を読む 筆者の表現上の工夫を読む 読 分かりやすく説明するための筆者の工夫を読んでいる 言 文章のいろいろな構成について理解している ( 発言 ノート ) 4 筆者の伝えたいことをまとめよう 読 筆者の伝えたいことを考え要旨をまとめている ( ノート ) 文章の要旨をまとめる 筆者の伝えたい和に対する自分の考えを書く 5 説明の仕方を考えよう 読 説明の適切な話し方を読んでいる ( 発言 ノート ) 発表例を読んで説明するときの話し方を知る 資料を示す時の言葉を確かめる 第三次 6 7 説明する 和の文化 を決めて 本や資料で調べよう グループでどんな和の文化について説明するか話し合う 決めた和のものについて情報を集める観点を考える 目的に沿って 必要な情報を集める 読 目的に応じて本や資料を読んでいる 読 複数の本や文章を比べて読み 必要な情報を選んでいる ( 行動観察 ノート )

8 ( 本時 ) 9 10 情報カードを使って 聞き手をひきつける説明の構成を考えよう グループで集めた情報を整理する 観点を確認し 説明する内容と構成を考える 発表原稿を仕上げ 資料の準備をしよう 説明に必要な資料の作成をする 説明の発表原稿を書く 話聞 集めた情報を整理し 聞き手を意識して構成を考え話し合っている ( 行動観察 ワークシート ) 話聞 資料の使い方を意識して 発表原稿を書き 説明している ( 原稿 資料 ) 11 聞き手を意識して説明の練習をしよう 資料を使って説明の練習をする 気づいたことを交流する 話聞 資料を用いながら よりよい発表の方法を考えている ( 行動観察 ノート ) 和の文化 説明会を開こう 12 グループで資料を活用して説明をする 説明の構成や内容 資料に注目して聞く 話聞 資料を活用しながら適切な言葉遣いで話している ( 行動観察 ノート ) 和の文化 学習をふり返ろう 13 単元の振り返りをする 感想を交流する 話聞 資料を活用して説明ができたか単元をふり返り 次の学習に生かそうとしている ( ノート 発言 )

7 学習の展開 ( 全 13 時間 ) 第一次 1 時間目 (1/13) (1) 目標学習のめあてと流れをつかみ 意欲的に取り組もうとすることができる (2) 展開 主な学習活動と予想される児童の反応 1 本時の課題をつかむ 指導上の留意点 ( ) 評価 ( ) 支援 ( ) 学習のめあてと流れをつかもう (1) 教師のモデルの説明を聞く (2) 和の文化ゆかた を聞いての感想を出し合う ゆかたの実物を見せていて分かりやすいな グループで説明するんだな ゴールのイメージがつかめるように T1 と T2 で 和の文化ゆかた について説明する 内容や表現など思ったことを自由に出させる (3) 学習の流れを知る 和の文化 について説明会をするという目的 4 年生に伝えるという相手意識を持たせる 3 ふり返りをする 今日の学習のどんなことを書いたらいいのかなあ 4 年生に説明するために和のものを調べていきたいな 楽しみ 並行読書で見つけてみよう 4 並行読書をする 説明会の感想やこれから取り組んでみたいことなど書くとよいことを伝える 和の文化について説明会を開くことに関心をもち これからの学習に意欲的に取り組もうとしている 関 ( 発言 ノート ) 5 次時の学習について知る 次時は 序論 本論 結論を確かめ 文章構成図にまとめていくことを知らせる 家庭学習 和の文化を受けつぐ 説明文の序論 本論 結論はどこにあたるのか教科書に書きこみをしてくる

第二次 1 時間目 (2/13) (1) 目標文章構成図にまとめ 本論の観点と資料を結びつけて読むことができる 1 本時の課題をつかむ 言語活動を確認し ゴールイメージを共有す思考したくなる課題設定る 国語日記を紹介し 意欲をもたせる 文章構成図にまとめよう (1) 教材文の序論 本論 結論について確かめる どこまでが序論でどこからが本論か分からな かったなあ 内容で考えると 3 つのことを書いているから 本論は 3 つに分けられるね 家庭学習で考えてきた序論 本論 結論を確認していく 教材文の本論を 3 つに色分けして囲むことではっきりさせる (2) 文章構成図にまとめながら 本論の観点と用いている資料について話し合う 本論の 1 つ目は 2~6 までで 和菓子の歴史 について書いている 観点ごとに写真や年表で表している 本論に書かれている観点 1 和菓子の歴史 2 ほかの文化との関わり 3 支える人々をとらえさせる 文章と図 ( 年表 ) や写真を関係づけながら確かめていくようにさせる 3 ふり返りをする 本論は3つの観点で書かれている 文章構成図にまとめると組み立てが分かりやすいことが分かった 文章構成図にまとめ 観点と用いた資料に着目して文章を読んでいる 読 ( ワークシート ノート ) 4 並行読書をする 和の について 123 などを見つけながら読み 付箋を貼っておくようにさせる 5 次時の学習について知る 次時は 筆者の表現の工夫について読んでいくことを知らせる 家庭学習分かりやすく伝えるための表現の工夫を見つけ 線を引いてくる

第二次 2 時間目 (3/13) (1) 目標分かりやすく説明するための筆者の工夫を読むことができる 1 本時の課題をつかむ 言語活動を確認し ゴールイメージを共有す思考したくなる課題設定る 国語日記を紹介し 意欲をもたせる 分かりやすく伝えるための表現の工夫を見つけよう 文章を分かりやすく伝えるための筆者の工夫を話し合う 二人組全体 筆者の工夫ってどんなところだろう ~ でしょうか という言い方で読んでいる 人も考えてみようという気持ちになる 一つ目は 二つ目は という言い方で順番 に考えていくことができる 例えば と具体的に行事や季節のことをあげ ていて イメージしやすい 家庭学習で見つけてきた表現の工夫について二人組で交流させる 悩んでいる児童には 段落の始めの部分に着目させ 接続語に気づかせる 読み手に対する呼びかけや例をあげる述べ方 接続語などについて確認していく 分かりやすく説明するための筆者の工夫を読んでいる 文章のいろいろな構成について理解している 言 ( 発言 ノート ) 3 ふり返りをする 例をあげて説明すると 読み手が分かりやすい 呼びかけるような言い方で読む人の興味を引いている 表現の工夫についてふり返りを書かせる 4 並行読書をする 5 次時の学習について知る 次時は 筆者の伝えたいこと ( 要旨 ) をまとめることを知らせる 家庭学習筆者の伝えたいことはどの部分に書かれているか印をしてくる

第二次 3 時間目 (4/13) (1) 目標筆者の伝えたいことを考え 要旨をまとめることができる 1 本時の課題をつかむ 国語日記を紹介し 本時の学習のめあてをもたせる 思考したくなる課題設定 筆者の伝えたいことをまとめよう 自力解決の場 (1) 筆者の伝えたいことをノートに書く 伝えたいことって どの部分になるのか見つけられないなあ 受けつがれた文化はたくさんあり 歴史や文化との関わり 支えている人々などを考えることで わたしたちも日本の文化を受けついでいくことができる 筆者の伝えたいことを 100 字程度になるように 言葉を選んでまとめさせる 題名に着目させたり まとめになる部分を聞いたりしてキーワードになる言葉を見つけさせる (2) 全体で交流する 3 ふり返りをする 筆者は和の文化を受けついでいくことを強く言いたいと感じた 和の文化を考えることが受けついでいくことにつながっている キーワードになる言葉を確認する 和の文化 考えること わたしたちも受けついでいく 筆者の伝えたいことを考え 要旨をまとめている 読 ( ノート ) 筆者の伝えたいことに対する自分の思いを書くようにさせる 4 並行読書をする 5 次時の学習について知る 次時は 説明をするときの話し方について学習することを伝える 家庭学習グループの発表 (P156~158) をイメージしながら音読してくる

第二次 4 時間目 (5/13) (1) 目標発表例から説明の適切な話し方を読むことができる 1 本時の課題をつかむ 国語日記を紹介し 本時の学習のめあてをもたせる 思考したくなる課題設定 説明の仕方を考えよう (1)P156~ グループの発表例を読んで説明する時の話し方について話し合う 現在国内で最も多く ~ 今 現在のことを伝 えると分かりやすい これから 歴史と支える人々という 2 つの観 点で説明していきます これから何について 話すかを先に言うと聞いている人がイメージ しやすいなあ 説明の仕方が分からないなあ いくつの観点で説明しているか 序論 結論にあたる所はどこかという点について確かめる 説明する時に気をつけることを確認し 見つけた所に線を引かせる (2) 資料を示す時に使う言葉を確かめる 説明と関連させて資料を示す時に使う言葉を使えるようにさせる 3 ふり返りをする 最初に興味をひきつけるような情報を出すといいな 原稿は話しかける言葉遣いで書くようにするといいね 示す時に この図で~ この写真を~ と言うと分かりやすい 説明の適切な話し方を読んでいる 読 ( 発言 ノート ) 4 次時の学習について知る 次時は 2~3 人グループでどんな 和のもの について説明するか決めて 調べていくことを伝える 家庭学習いろいろな資料の活用ができるようにP160.161 を音読してくる

第三次 1 2 時間目 (6 7/13) (1) 目標自分たちが説明する和のものについて 本や資料を比べながら読み 必要な情報を選ぶことができる 1 本時の課題をつかむ 言語活動を確認し ゴールイメージを共有する 思考したくなる課題設定 説明する 和の文化 を決めて 本や資料で調べよう (1) グループで調べる和のものを決め 説明する観点を話し合う 和紙のことが出ていた 花火のことも伝統的なものでいいんじゃないか な 歴史については説明したいね 作っている職人さんのことは聞いてほしいな これまで並行読書をしてきたものを参考にさせる さまざまな資料が活用できるようにパンフレットやリーフレットなども紹介する 目的に応じて本や資料を読んでいる 読 ( 行動観察 ノート ) 自力解決の場 (2) 情報をカードに書いて集めていく どんな写真を見つけたらいいのか分からないなあ 分かりやすい写真が出ていた本があったよ 歴史については どっちの本が分かりやすいかな 3 ふり返りをする 写真と文章で載っている部分や関連して書いてある部分を見つけ 書くようにさせる 複数の本や文章を比べて読み 必要な情報を選んでいる 読 ( 行動観察 ノート ) 4 次時の学習について知る 次時は 集めた情報を使って説明の構成を考えていくことを伝える 家庭学習集めた情報が観点に沿っているか確かめてくる

第三次 3 時間目 (8/13) 本時 (1) 目標集めた情報を整理して 聞き手を意識して説明の構成を考えることができる 1 本時の課題をつかむ 国語日記を紹介し 本時への意欲をもたせる 思考したくなる課題設定 情報カードを使って 聞き手をひきつける説明の構成を考えよう (1) グループで話し合いながら 集めた情報を整理し どのように説明するか構成を考える グループ 聞く人が分かりやすいように観点の内容を考えよ う どんな構成で説明すると聞く人をひきつけること ができるかな 集めた情報について気づいたことや考えたことを話し合わせる 和の文化を受けつぐ の文章構成図を参考にさせる どんな観点にするか どの資料を使うか 付箋をもとに考えるようにさせる 交流 ( 取材タイム ) カードの内容を書き加えるといいな グループ 職人のすごさを伝えるために 工夫していることを言うといいな (2) ふり返りをする グループで選んだカードを動かしながらすると 内容を考えやすかった グループで考えたから聞いている人が分かりやすい構成を考えることができた 他のグループのアイディアを参考にしてもっといい構成シートに仕上がった 他のグループのシートを見ながら気づきをメモさせる よりよい構成になるようにグループで再考させる 集めた情報を整理し 聞き手を意識して構成を考え話し合っている 話聞 ( 行動観察 ワークシート ) 学習をふり返り全体で共有する 3 次時の学習について知る 次時は 資料の準備と発表原稿を作成していくことを知らせる 家庭学習自分の観点の発表原稿が書けるように 文章の構成を考えてくる

(3) 評価規準 B 概ね満足できる状況 伝えたい観点について 内容を整理し 構成を考えて話し合っている 和の文化を受けつぐ の文章をもとに ゆかたの 歴史 と 支える人々 という 2 つの観点で構成して 4 年生にも分かりやすく説明しよう 和の文化を受けつぐ の文章構成を参考にして まず ゆかたの 歴史 について説明した後で ゆかた作りを支える人々 について説明すると 4 年生にも分かりやすいと思うよ A 十分満足できる状況 伝えたい観点について 聞き手をひきつける工夫を入れた内容や構成を考えて話し合っている ゆかたの歴史 は 4 年生に分かりにくいと思うから ゆかたの実物や写真を使いながら説明する文章にすると 聞き手をひきつけることができると思うよ ゆかたの歴史 支えている人々 の 2 つの観点で説明する文章に クイズも入れて説明すると 聞き手の 4 年生をひきつけることができそう (4) 板書計画 グループで使うワークシート 学習活動を示す 見直してみよう ( グループ ) メモ 新しい情報 順序 ( 交流 ) 取材タイム 観点 ( 内容 ) 構成シートの拡大 教材文の文章構成図 情報の整理 構成 ( グループ ) 説明の構成を考えよう 情報カードを使って 聞き手をひきつける めあて ポイントを示す (5) 準備物 ワークシートの拡大版 ワークシート

第三次 4 5 時間目 (9 10/13) (1) 目標資料の使い方を考えて 発表原稿を書き説明することができる 1 本時の課題をつかむ 単元のゴールイメージを共有し 本時へ向けて目的意識をもたせる 思考したくなる課題設定 発表原稿を仕上げ 資料の準備をしよう 自力解決の場 (1) 発表原稿を書く お茶の歴史 お茶の入れ方 お茶づくりを支えている人 どんな書き始めにしたらいいんだろう 情報カードをもとに 本や資料 パンフレットなどを活用して発表原稿を書くようにさせる 書き方に困っている児童には P156~ 発表例を見ながら 書き始めを一緒に考える (2) グループで推敲する 資料の使い方を意識して 発表原稿を書き 説明している 話聞 ( 原稿 資料 ) グループで説明を聞き合い 分かりにくい表現はないか資料の提示のタイミングはどうかなど推敲をさせる (3) 必要な資料を用意する 資料を効果的に活用できるように発表に応じた資料 ( 図 写真 実物 模型など ) を用意させる 3 ふり返りをする 説明が分かりやすい資料を選べてよかった 友達がすいこうしてくれ 上手に説明できそう 4 次時の学習について知る 次時は 説明会に向けて練習をすることを伝える 家庭学習発表原稿の音読練習をしてくる

第三次 6 時間目 (11/13) (1) 目標資料を用いながら よりよい発表の仕方を考えることができる 1 本時の課題をつかむ 単元のゴールイメージを共有し 本時へ向けて目的意識をもたせる 思考したくなる課題設定 聞き手を意識して 説明の練習をしよう (1) 資料を使って説明の練習をし グループで気づいたことを話し合う 目線を相手の向けたほうが伝わるんじゃな いかな 早口になっているので もうちょっとゆっ くりはっきり話した方がいいな どこをどう読むように直したらいいか分か らないなあ 書いたことを読むのではなく 適切な速度や間をとることなど気づいたことをグループで出し合い よりよい説明を意識させる 資料を見せたり下ろしたりするタイミングや話し手が入れ替わる所についても確認させる 動画を見せ 速度や間 目線など 聞いている人の立場になって自分の姿を気づかせる 3 ふり返りをする 説明と合った資料を選んでいて分かりやすかった グループで気づいたことを出し合って聞きやすい話し方になった 用意した資料を用いながら よりよい発表の方法を考えている 話聞 ( 行動観察 ノート ) 4 次時の学習を知る 次時は 和の文化 説明会をすることを伝える 家庭学習説明会に向けて原稿を読み返し 練習をしてくる

第三次 7 時間目 (12/13) (1) 目標資料を活用しながら適切な言葉遣いで話すことができる 1 本時の課題をつかむ 国語日記を紹介し 本時への意欲をもたせる 思考したくなる課題設定 和の文化 説明会を開こう (1) 説明会の進行について確認する (2) 和の文化 説明会を開く 話し手 適切な速度 間聞き手の反応を確かめながら伝える 聞き手 説明の構成や内容 資料の活用分かりやすい説明になっているか意識しながら聞く 前半 後半に分かれて聞き合うこと 質問タイムを設けて答えられる範囲で言えるようにすることなど 交流の仕方について説明する 資料を活用しながら適切な言葉遣いで話している 話聞 ( 行動観察 ノート ) 4 年生にも質問や感想を言ってもらう 3 ふり返りをする 4 年生にも分かるように速さや資料を出すタイミングに気をつけて説明することができた ぼくたちと比べて 季節とのかかわりについての説明もよかった 4 次時の学習について知る 次時は 学習のまとめをすることを伝える 家庭学習説明会で話し手としてできたこと 聞き手として心に残っていることをノートに書いてくる

第三次 8 時間目 (13/13) (1) 目標学習をふり返り 次の学習に生かそうとすることができる 1 本時の課題をつかむ 国語日記を紹介し 本時へ向けて目的意識をもたせる 和の文化 学習をふり返ろう (1) 説明会をふり返り 感想を話し合う 家庭学習でのノートに書いた感想を発表させる (2) 単元の学習をふり返り 視点に沿ってノートに書く 和のものを調べるために という本から 情報を見つけ 分かりやすい資料で説明す ることができた 和紙作りについてグループで観点を考えて つけ足したらいい言葉を言ってもらって説 明することができた 和の文化の学習でどんなことをふり返って 書けばいいのかなあ 目的を意識して読むこと 資料を活用して説明することについて 1 自分に身についた力 2 グループでできたこと 3 これから活用できそうなことを具体的に書くようにさせる 資料を使って分かりやすく説明することについてどんなことができたか聞きながら書くようにさせる (3) ふり返りを発表し合う 資料を活用して説明ができたか単元をふり返り 次の学習に生かそうとしている 話聞 ( ノート 発言 ) 3 学習を生かすことについて知る 学習したことを生かして 家庭でも説明し聞いてもらうようにさせる 家庭学習 和の について家の人に説明し 感想を付箋に書いてもらう