研究組織 研究代表者西山哲成 日本体育大学身体動作学研究室 共同研究者野村一路 日本体育大学レクリエーション学研究室 菅伸江 日本体育大学レクリエーション学研究室 佐藤孝之 日本体育大学身体動作学研究室 大石健二 日本体育大学大学院後期博士課程院生

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市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き


1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

第 3 章 保護者との関わり 子育て支援 に来園する親子の平均組数は 国公立で 14.1 組 私立で 19.2 組だった ( 図 表 3-3-1) では どのようなことを親子は体験しているのだろうか 実施内容について複数回答で聞いたところ 私立幼稚園と国公立幼稚園で違いがみられた (

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平成 27 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : 平成 27 年 4 月 ~7 月小学校第 5 学年 ( 悉皆 ) 中学校第 2 学年 ( 悉皆 ) 男子 5,909 人男子 5,922 人 女子 5,808 人女子 5,763 人 本

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

平成 26 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 27 年 1 月 四條畷市教育委員会

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4 身体活動量カロリズム内に記憶されているデータを表計算ソフトに入力し, 身体活動量の分析を行った 身体活動量の測定結果から, 連続した 7 日間の平均, 学校に通っている平日平均, 学校が休みである土日平均について, 総エネルギー消費量, 活動エネルギー量, 歩数, エクササイズ量から分析を行った

に教室の中を立ち歩いたり 教室の外へ出て行ったりする 68.5% 次に 担任の指示通りに行動しない 62.1% などとなっている また 不適応状況の発生の予防に効果的と思われる対応策 ( 図 2) 6 として最も多かったのが 学級担任の援助となる指導員等の配置 校長 61.4% 教諭 61.0% 次

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PowerPoint プレゼンテーション

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履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

出産・育児調査2018~妊娠・出産・育児の各期において、女性の満足度に影響する意識や行動は異なる。多くは子どもの人数によっても違い、各期で周囲がとるべき行動は変わっていく~

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全国調査からみる子どもの運動・スポーツの現状と課題

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に

平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会


平成19年度学校保健統計調査結果

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(2) 施設の状況 幼稚園施設は 昭和 50 年前後に建築され 築 30 年以上が経過しています ( 表 2) ( 表 2) 公立幼稚園施設一覧 施設名称 竣工年月 構造 階数 酒匂幼稚園 昭和 48 年 2 月 鉄筋コンクリート造 ( 一部鉄骨造 ) 地上 2 階 東富水幼稚園 昭和 46 年 3

学校体育と幼児期運動指針の概要について

4 調査対象者数 実施人数及び実施率 公立小学校 205 校 公立中学校 97 校 公立全日制 34 校 定時制 9 校の児童生徒全員を対 象とした 実施人数及び実施率については 次の表及び図に示すとおりである 表. 各校種別調査対象者数 実施人数及び実施率 校種 年齢項目 性別等 小学校中学校 6

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

【報道発表資料】

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平成25~27年度間

調査結果の概要


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2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

平成 23 年 12 月 27 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) 等の平成 23 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (44 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまと

第 1 調査研究の概要 都市化による社会環境 生活様式の変化 科学技術の飛躍的な発展 生活における利便性の向上 体を動かす機会の減少 遊ぶ場所 遊ぶ仲間 遊ぶ時間の減少 幼児の運動能力 遊び等における課題 基本的な生活習慣の欠如 コミュニケーション能力の不足 自制心や規範意識の不足 運動能力の低下

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02世帯

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保護者のみなさまへ

(2) 体重 平成 25 年度の幼稚園 小学校 中学校及び高等学校における幼児 児童及び生徒の体重 ( 県平均値 以下同じ ) については次のとおりである 1 前年度との比較 ( 表 2) 男子の体重は 6 歳 11 歳 13~17 歳で 前年度の同年齢より.2~2. kg増加しており 最 も増加し

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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(3) 生活習慣を改善するために

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希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

Taro-平成30年度 幼児教育に関す

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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2.調査結果の概要

函館市の障がい者虐待の現状について 1 養護者による障がい者虐待についての対応状況 (1) 相談 通報対応件数および相談 通報者 函館市要援護高齢者 障がい者対策協議会 平成 30 年 2 月 7 日 1 件の事例に対し複数のものから相談 通報があった場合, それぞれの該当項目に重複して計上されるた

あさか9月号 2015 ○/9月 生涯学習 ようこそ

化を明らかにすることにより 自閉症発症のリスクに関わるメカニズムを明らかにすることが期待されます 本研究成果は 本年 京都において開催される Neuro2013 において 6 月 22 日に発表されます (P ) お問い合わせ先 東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野教授大隅典

スライド 1

点として算出した 研究方法 群れ遊びに関する質問紙の調査項目の回答は 園内 研究対象 岡山県北部T市内の公立 私立幼稚園5園 での自由遊び中での子どもの様子に関するもの 8項 の年長児名 男児8名 女児名 目 については 当てはまらないもの から よく当 調査時期 平成年月から0月にかけて実施 ては

広域利用の実態が異なる場合の考え方 保育整備計画との関係項目内容 6) 広域利用の実態が異なる場地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判合の考え方断基準となること等から 学校就学前子どもの区分 ( 認定区分 ) ごと 地域子ども 子育て支援事業の事業ごとに教育 保育施設等及び地域子ども 子育て

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

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( 様式第 1-1 号 ) 事業計画書 幼稚園 認定こども園名 1 目的 特別支援教育の充実を図るため 支援を必要とする子どもの受入に必要な人件費等の費用に本補助金を充当する 2 内容様式第 1-2 号 1~ 3 様式第 1-3 号様式第 1-4 号様式第 1-5 号様式第 1-6 号様式第 1-7

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 用語説明 6 終戦直後のベビーブーム期には 4.32 だったわが国の合計特殊出生率は, その後低下を続け, 15 年には 1.29 と戦後最低の水準を更新しました こうした出生率の低下は, 先進国共通 の現象ですが, 先進諸国の中でも, アメリカ,

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

出産・育児・パートナーに関する実態調査(2015)

2 平成 27 年度の需要量見込みを記載 ( 平成 3 年度までの各年度の需要量見込みについては 別紙を参照 ) 平成 27 年度推計児童数 ( 人 ) 年齢 平成 27 年度推計児童数 参考 平成 26 年 月現在人口 0-2 歳人口 3,68 2, 歳人口 2,278 2,323

長座体前屈, 反復横とび,20m シャトルラン, 50m 走, 立ち幅とび, ソフトボール投げの8 種目である 本研究ではこれらの8 種目の個人記録を分析の対象とした NRT 標準学力検査教研式 NRT は昭和 2から標準化された学力検査であり全国の多くので実施されている 東広島市内の公立において生

最高球速における投球動作の意識の違いについて 学籍番号 11A456 学生氏名佐藤滉治黒木貴良竹田竣太朗 Ⅰ. 目的野球は日本においてメジャーなスポーツであり 特に投手は野手以上に勝敗が成績に関わるポジションである そこで投手に着目し 投球速度が速い投手に共通した意識の部位やポイントがあるのではない

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

平成 22 年 12 月 8 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) の平成 22 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (45 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまとめ公

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地域社会武道指導者研修会 ( 弓道 ) 県内の指導者を対象に, 武道の普及振興, 指導者の資質向上を図る武道研修会を行います 開催日 :10 月 14 日 ( 土 )~15 日 ( 日 ) 場所 : 弓道場 10 月 1 回実施します 対象 : 小学生以上開催日 :10 月 18 日 ( 水 ) ス

平成29年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について

(2) 設備について 認可基準 ( 下線 : 必須 ) 幼保連携型 建物及び附属施設の設置場所 同一敷地内又は隣接する敷地内 ( 公道を挟む程度 ) 既存幼稚園 保育所からの移行の場合の特例 1~3 をすべて満たせば 同一敷地内にない場合も設置可 1 教育 保育の適切な提供が可能 2 子どもの移動時

15 第1章妊娠出産子育てをめぐる妻の年齢要因

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平成 1 年度 幼児の運動能力測定 報告書 神奈川県教育委員会教育局スポーツ課学校法人日本体育会 日本体育大学身体動作学研究室日本体育大学レクリエーション学研究室

研究組織 研究代表者西山哲成 日本体育大学身体動作学研究室 共同研究者野村一路 日本体育大学レクリエーション学研究室 菅伸江 日本体育大学レクリエーション学研究室 佐藤孝之 日本体育大学身体動作学研究室 大石健二 日本体育大学大学院後期博士課程院生

結果の概要 本データ 神奈川県 年,159 名 の比較対象として 全国レベルの調査を行った先行研究の中で 運動能力の高値を示した 19 年 近藤ら 197 そして近年のデータとして 1997 2 年 近藤ら 1999; 杉原ら のデータを用いた 本データは1997 2 年のデータに比して 立ち幅跳び 両足連続跳び越しは高値を示し 19 年の値と同レベルを示した 一方 25 走は1997 2 年に対してもやや低値であり 19 年に対しては明らかな低値を示した 表 1 図 1 この結果より 本対象幼児は立ち幅跳びの主要素である 1 回動作の強いキック力 は高いが 走るときにはそれを上手く使えていないと考えられた このことは 四肢を素早く 力強く 繰り返し動かす 身のこなし の能力の低下を示している可能性がある 3- 歳の幼児の中でも低年齢の 3 歳児における運動能力の発達速度は大きい 表 2 テニスボール投げについて 高年齢になるほど個人差は大きくなり の 2 極化傾向が認 められた この傾向は園外での経験の個人差を反映している可能性がある 図 2 保育中の運動活動について より積極的な園の幼児が高得点を示す傾向があったが 園内での運動経験の量 時間や種目数 よりも 質 運動指導講師の有無などから推察される について考慮する必要性があると考えられた 今後は 専門的内容に基づいた指導の指針等の作成も有効と考えられる 図 3 きょうだいが多い幼児の方が 高得点を示した また その中でも年上がいる幼児の方が高 得点を示した 図 5 このことより環境条件が幼児期の運動能力に影響することが確 認できた 日常の運動遊びの時間 頻度が多い幼児は 高得点を示した 図 7 Ⅰ 目的全国レベルでの幼児の運動能力を調べた研究グループの報告 近藤ら 1999; 杉原ら によると 19 年からの間で明らかな低下を示し 2 年には その低下したレベルを維持する傾向にあることが示されている 同じく文部科学省によって全国的に調べられている小学校児童の体力低下もほぼ同年代にはじまり 今なお低下を続けている このような 約 年来における子どもの体力 運動能力の継続的低下の原因として その生活環境や教育環境の変化があげられている これらの背景から 本研究の目的は以下のとおりとする 神奈川県内の幼児の運動能力を把握する 園や家庭での環境と運動能力との関係について調べる 得られた結果を各園 個人へフィードバックする 今後の運動能力向上について方策を展望する 1

Ⅱ 方法 1 調査対象測定を希望した9 園 保育園 32 園 幼稚園 17 園 の,159 名 幼稚園 :2,9 名 保育園 : 1,1 名 2 運動能力測定 1 測定方法日本体育大学の教員と学生で組織した測定グループが各園に行き 測定要項にもとづき測定 2 測定種目 125 走 2 立ち幅跳び3テニスボール投げ 両足連続跳び越し5 全身反応時間 後方両手両足走の 種目 3 評価基準値 a 運動能力と園および家庭の環境との関係を調べるために男女別 年代別.5 歳 にを求めた 値 = 個人の - 性別 年代別の平均値 標準偏差 + 平均値は 点となる b 5 段階評価表各園や個人の運動能力を簡易に評価するための資料として 本測定値を用いて男女別 年代別の5 段階評価表を作成した 表 3 3 アンケート調査 1 園の環境と保育についての調査各園に対して 園庭 園舎の広さ 職員数 運動指導等について 2 家庭環境 子どもの運動遊びについての調査保護者に対して 通園手段 きょうだい数 保育時間外の運動遊びの頻度や時間等について 園および個人へのフィードバックデータ分析後 園および個人毎に園別 年代別 男女別の平均値および を示したデータシートを作成し各園へ郵送した Ⅲ 参考文献 杉原ら 幼児の運動能力発達の年次推移と運動能力発達に関する環境要因の構造的分析 平成 1-15 年度文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書 近藤ら 1999 幼児の運動能力検査の標準化と年次推移に関する研究 平成 9- 年度文部省科学研究費補助金研究成果報告書 近藤ら 197 幼児の運動能力-19 の全国調査から- 体育の科学 Vol.37 藤田ら 199 幼児 児童期の環境および行動が調整機能の発達に及ぼす影響 調整機能下位群児童の特徴からみて 体育科学 Vol.1 2

3 表 1. 本研究データと過去データの平均値 標準偏差 男児 女児 年齢 年本測定 2 年 19 年 年本測定 2 年 19 年年齢平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数平均 SD 人数 25 走 3 歳前半 9.2 1.57 - - - - - - - - - 25 走 3 歳前半 9.7 1. - - - - - - - - - 3 歳後半.97 1. 133 - - - - - - - - - 3 歳後半 9.23 1.1 11 - - - - - - - - - 歳前半..2 1.12 1.21 17.1 1.5 27 7.5.91 537 歳前半.25.3 1.3 1.2 571.31 1.7 7 7. 1.1 5 歳後半 7..7 31 7.33.9 39 7.37.2 1175 7.19.7 51 歳後半 7.9.1 312 7.5.97 3 7.59.5 7.35.75 99 5 歳前半 7.3.71 32.93. 9 7..1 129..75 99 5 歳前半 7.21. 292 7.17. 57 7..7 13.95.7 5 5 歳後半..3.52. 11..79 1292.35.59 132 5 歳後半.1.55.9. 111.75.72 12.5.1 132 歳前半.35.57 2.2. 1.29. 119..57 75 歳前半.5.5 397.3.5 111.7.1 131.3.52 1 歳後半.29.9 1.7.5 321.17.59 37 - - - 歳後半.1.1 17.2.53 291.3.1 29 - - - 立ち幅跳び 3 歳前半. 17. - - - - - - - - - 立ち幅跳び 3 歳前半.2 1.3 5 - - - - - - - - - c 3 歳後半 7.3 19. 11 - - - - - - - - - c 3 歳後半.5 1.2 13 - - - - - - - - - 歳前半. 1.5 1 75..1 71 77. 1. 3 5. 1. 5 歳前半.2 1. 19 9.2 1.9 9. 17.1 79.2 15. 57 歳後半 92.5 17. 351.2 1. 97 9. 1. 1177 92. 17. 5 歳後半.2 1.5 3 79.5 1.7 992.9 1.7 72. 1. 97 5 歳前半.2 17.1 393 9. 1. 121 9.3 1. 129 1. 17.7 111 5 歳前半 9.1 13. 327.7 17. 113 7. 17.1 1359 95. 15. 3 5 歳後半 9. 15.9 515 5.3 1. 1.3 1.3 12 111. 1. 12 5 歳後半. 1. 95 9.2 17.3 123 9.2 17. 1239 2.3 1.2 1355 歳前半 11. 1.3 92 112. 1.7 13 113. 1.2 12 11.1 17.1 95 歳前半.3 13. 29 1.3 17.1 1311 3.2 17. 135 7.3 15.9 523 歳後半 117. 13.3 1 115. 19. 3 117. 17.9 3 - - - 歳後半 3.1 1.3 1 3.3 17. 327.1 1.2 29 - - - テニスボール投げ 3 歳前半 3.1 1.5 - - - - - - - - - テニスボール投げ 3 歳前半 2.5. - - - - - - - - - 3 歳後半 3.2 1. 137 - - - - - - - - - 3 歳後半 2.. 121 - - - - - - - - - 歳前半.2 1.5 15.1 1.7 1. 1. 72 - - - 歳前半 3.2 1. 1 3.1 1.2 2 2.9 1.1 73 - - - 歳後半 5.2 1.9 3 5.2 2.1 1. 2.1 - - - 歳後半 3.7 1.1 31 3.5 1.2 59 3.5 1.2 92 - - - 5 歳前半. 2.2 331.1 2.. 2. 1193 - - - 5 歳前半.5 1.3 299.1 1.3 55. 1. 12 - - - 5 歳後半 7.3 2.5 23 7. 2.7 7 7.3 2.9 1179 - - - 5 歳後半 5.2 1.5 377. 1.5 7. 1. 113 - - - 歳前半.5 3. 1.2 3.3 727. 3.2 1291 - - - 歳前半 5.7 1.7 353 5.5 1. 7 5. 1. 129 - - - 歳後半.9 2.1 13 9.2 3.1 12 9. 3.3 329 - - - 歳後半. 1.7 1 5. 1.5 19 5.9 2. 27 - - - 両足連続跳び越し 3 歳前半 7.35.99 - - - - - - - - - 両足連続跳び越し 3 歳前半 12.52 2. - - - - - - - - - 3 歳後半.21 2.3 99 - - - - - - - - - 3 歳後半.12 1.9 9 - - - - - - - - - 歳前半 7.3 1.9 13.5 3.2 1 9.7 3.9 791 7.32 2.7 537 歳前半.9 1. 1.32 3. 77 9.22 3.3 77 7.21 2.3 5 歳後半. 1.33 2 7.2 2.39 92 7.59 2.93 11.7 2.32 歳後半.51 1. 7.29 2.7 95 7.55 2.55 3. 1.77 95 5 歳前半. 1.31 32.2 1. 117.79 2.33 127.3 1.91 11 5 歳前半. 1. 315.35 1.99 111. 2.11 1322 5.2 1.7 5 歳後半 5..7 5 5. 1.57 125. 1. 12 5.3 1.21 139 5 歳後半 5.7.2 5.7 1.2 1251. 1.3 1197 5.2 1.5 135 歳前半 5.27.7 9 5.3 1. 17 5. 1. 1372 5. 1. 93 歳前半 5.2. 399 5. 1.39 12 5.7 1.29 1319 5.23.7 521 歳後半 5.11.77 13 5.1 1.9 32 5. 1.2 32 - - - 歳後半 5.. 1 5.33 1. 315 5.3 1.7 293 - - - 全身反応時間 19 年都立大資料 全身反応時間 19 年都立大資料 3 歳前半..15 - - - - - - - - - 3 歳前半 1.5.25 - - - - - - - - - 3 歳後半.75.1 12 - - - - - - - - - 3 歳後半.77.17 121 - - - - - - - - - 歳前半..11 171 - - - - - - 歳前半.75.17 17 - - - - - -.593.121 23.572.125 27 歳後半.5.121 3 - - - - - - 歳後半.1. 31 - - - - - - 5 歳前半.53. 3 - - - - - - 5 歳前半.52.9 327 - - - - - -.9.115 59.52.11 55 5 歳後半.51.7 99 - - - - - - 5 歳後半.53.5 9 - - - - - - 歳前半.1.2 1 - - - - - - 歳前半.51.5 - - - - - -.1. 99.9. 9 歳後半.9. 13 - - - - - - 歳後半.7. 1 - - - - - - 後方両手両足走 5 日体大資料 後方両手両足走 5 日体大資料 3 歳前半.9 11.5 - - - - - - - - - 3 歳前半 12.5 2.7 5 - - - - - - - - - 3 歳後半 22.9.7 135 - - - - - - - - - 3 歳後半 2.7 9.2 12 - - - - - - - - - 歳前半 1.1 5. 17 - - - - - - 歳前半 22.3.9 1 - - - - - - 19.2 9. 22. 3.1 歳後半 15.5. 31 - - - - - - 歳後半 19.3 5. 337 - - - - - - 5 歳前半 1.2.2 33 - - - - - - 5 歳前半 1.5.5 32 - - - - - - 1. 5.3 11 1.2. 5 歳後半 12.3 3.5 32 - - - - - - 5 歳後半 1. 3.7 5 - - - - - - 歳前半 11.5 2. 2 12.. 11 - - - - - - 歳前半 1. 3. 35 15..2 7 - - - - - - 歳後半 11.3 2.2 13 - - - - - - 歳後半 13. 2. 11 - - - - - -

表 2. 各年齢群間の変化率 年齢 平均変化率 % 男女男女 25 走 3 歳後半.97 9.23 歳前半..25.9. 歳後半 7. 7.9.5. 5 歳前半 7.3 7.21..2 5 歳後半..1.1 5. 歳前半.35.5 3. 3. 立ち幅跳び 3 歳後半 7.3.5 c 歳前半..2 13.2 17.1 歳後半 92.5.2.1 7.5 5 歳前半.2 9.1.2 9.2 5 歳後半 9.. 9. 7.1 歳前半 11..3. 5.5 テニスボール投げ 3 歳後半 3.2 2. 歳前半.2 3.2 32.1 23.7 歳後半 5.2 3.7 23.1 1.9 5 歳前半..5 1.7 19.9 5 歳後半 7.3 5.2 21.9 15. 歳前半.5 5.7 15.5. 両足連続跳び越し 3 歳後半.21.12 歳前半 7.3.9. 1. 歳後半..51 12.5. 5 歳前半.. 5. 7.9 5 歳後半 5. 5.7.5.7 歳前半 5.27 5.2 3.2.2 全身反応時間 3 歳後半.75.77 歳前半..75 12.2 12. 歳後半.5.1.9.7 5 歳前半.53.52.9 5. 5 歳後半.51.53..2 歳前半.1.51 2. 2. 後方両手両足走 3 歳後半 22.9 2.7 歳前半 1.1 22.3 21.1 1. 歳後半 15.5 19.3 1.2 13.5 5 歳前半 1.2 1.5.7 1.3 5 歳後半 12.3 1. 13.3 11.7 歳前半 11.5 1..3. 変化率は 3 歳後半と 歳前半 歳前半と 歳後半 と.5 歳毎の変化の割合を示す

5 表 3. 幼児の運動能力判定基準表 種目 得点 男児女児種目得点 3 歳後半 歳前半 歳後半 5 歳前半 5 歳後半 歳前半 3 歳後半 歳前半 歳後半 5 歳前半 5 歳後半 歳前半 25 走 5 ~.9 ~. ~. ~. ~ 5.7 ~ 5.5 25 走 5 ~ 7.5 ~ 7. ~.5 ~.2 ~. ~ 5. 7. ~.3.9 ~ 7..5 ~ 7.1.1 ~.7 5. ~.3 5. ~.1 7. ~.7 7.1 ~ 7.. ~ 7.3.3 ~.9.1 ~.5 5.9 ~.3 3.~ 9.7 7.7~. 7.2~ 7..~ 7..~.9.2~. 3. ~ 9. 7.9~.7 7.~.1 7.~ 7.5.~ 7.1.~. 2 9.~ 11.1.5~ 9.2 7.9~. 7.5~.1 7.~ 7.5.7~ 7.2 2 9.9 ~.9.~ 9.5.2~.9 7.~.2 7.2~ 7..9~ 7. 1 11.2 ~ 9.3~.7~.2~ 7.~ 7.3~ 1 11. ~ 9.~ 9.~.3~ 7.7~ 7.5~ 立ち幅跳び 5 ~ 112 ~ 119 ~ 12 ~ 13 ~ 11 ~ 立ち幅跳び 5 93 ~ 2 ~ ~ 11 ~ 123 ~ 127 ~ c ~ 3 93 ~ 111. 1 ~ 11. 9 ~ 125. 11 ~ 133. 125 ~ 1. c 77 ~ 92 ~ 1 9~ 7 1 ~ 113 ~ 122 113 ~ 12 3 ~ 3 75 ~ 92. 3~. 92~. 2 ~ 117. ~ 12. 3 ~ 7 73~ 7 79~ 93 7~ 9~ 7 99~ 112 2 5 ~ 3 5 ~ 7. ~ 2. 75~ 91. ~ 1. 92~ 7. 2 ~ 59 5~ 72 ~ 7 7~ 79~ 93 ~ 9 1 ~ ~ 55. ~ 5. ~ 7. ~ 5. ~ 91. 1 ~ 3 ~ 57 ~ 3 ~ 73 ~ 7 ~ 5 テニスボール投げ 5 5.3 ~. ~. ~ 9.3 ~ 11.1 ~ 12.9 ~ テニスボール投げ 5 3.9 ~.7 ~ 5. ~. ~ 7.5 ~.2 ~ 3.9~ 5.2.9~.3.1~ 7.9 7.1~ 9.2.~ 11.. ~ 12. 3. ~ 3. 3.7~..3~ 5.3 5.1~.3 5.9~ 7..5~.1 3 2.5~ 3. 3.~..2~..9~ 7..1~.5 7.~ 9.9 3 2.2 ~ 2.9 2.~ 3. 3.2~.2 3.~ 5..~ 5..9~. 2 1.1 2. 1.9 3.3 2..1 2.7. 3.5...9 2 1. ~ 2.1 1.~ 2.7 2. 3.1 2.5~ 3.7 2.~.3 3.2~. 1 ~ 1 ~ 1. ~ 2.3 ~ 2. ~ 3. ~ 3.9 1 ~ 1.3 ~ 1.7 ~ 1.9 ~ 2. ~ 2.7 ~ 3.1 両足連続跳び越し 5 ~.7 ~. ~. ~.1 ~.1 ~. 両足連続跳び越し 5 ~ 5.2 ~. ~. ~. ~.2 ~.2. ~ 7..5 ~..5 ~ 5..2 ~ 5..2 ~ 5..1 ~. 5.3 ~ 7.2.9 ~.2.7 ~ 5.9.5 ~ 5.5.3 ~ 5.1.3 ~.9 3 7.1~ 9..5~. 5.9~ 7.1 5.5~.7 5.1~ 5.9.9~ 5.7 3 7.3 ~ 9.1.3~ 7.7.~ 7.2 5.~.5 5.2~ 5.9 5.~ 5. 2 9.5~ 11..5~.3 7.2~..~.1.~.7 5.~. 2 9.2 ~ 11. 7.~ 9.1 7.3~.5.~ 7..~.7 5.7~.3 1 11.9 ~. ~.5~.2~.~.7~ 1 11.1 ~ 9.2~.~ 7.7~.~.~ 全身反応時間 5 ~.3 ~.52 ~.23 ~. ~.35 ~.37 全身反応時間 5 ~.3 ~.55 ~.5 ~.3 ~. ~.391. ~.72.53 ~.59.2 ~.5.5 ~.5.3 ~.72.379 ~.. ~.79.5 ~.2.57 ~.53.39 ~.53.7 ~.91.392 ~.7 3.73 ~..595 ~.735.55 ~..511 ~.1.73 ~.559.1 ~.53 3. ~.5.3 ~.7.5 ~.9.535 ~.29.92 ~.57.77 ~.51 2.1 ~ 1.9.73 ~.7.7 ~.77.1 ~.722.5 ~..5 ~.25 2.55 ~ 1..79 ~.95. ~.77. ~.725.577 ~.1.52 ~. 1 1. ~.77 ~.7 ~.723 ~.7 ~.2 ~ 1 1.31 ~.9 ~.777 ~.72 ~.2 ~.7 ~ 後方両手両足走 5 ~ 9.9 ~ 9. ~.7 ~ 7. ~ 7. ~ 7.3 後方両手両足走 5 ~ 12. ~ 11.9 ~.9 ~ 9.7 ~ 9.1 ~.. ~ 1. 9.5 ~ 15.2. ~ 13.2 7.9 ~ 12.1 7.1 ~.5 7. ~.1 12.9 ~ 22.1 12. ~ 1. 11. ~ 1.5 9. ~ 1.3 9.2 ~ 12.7.7 ~ 12.2 3 1.7 ~ 27.3 15.3 ~ 21. 13.3 ~ 17. 12.2 ~ 1.3. ~ 1..2 ~ 12.9 3 22.2 ~ 31.3 1.9 ~ 25.7 1. ~ 22.1 1. ~ 1. 12. ~ 1. 12.3 ~ 15. 2 27. ~ 35.9 21.1 ~ 2. 17.9 ~ 22. 1. ~.5 1.1 ~ 17. 13. ~ 15.7 2 31. ~. 25. ~ 32.7 22.2 ~ 27. 1. ~ 23.3 1.5 ~.1 15.9 ~ 19. 1 3. ~ 2.9 ~ 22.5 ~. ~ 17.7 ~ 15. ~ 1.7 ~ 32. ~ 27.7 ~ 23. ~.2 ~ 19.5 ~

25 走 男児 25 走 女児 9 7 年本測定 2 年 19 年 9 7 年本測定 2 年 19 年 1 立ち幅跳び 男児 1 立ち幅跳び 女児 1 1 c 9 年本測定 2 年 19 年 c 9 年本測定 2 年 19 年 2 テニスボール投げ 男児 年本測定 2 年 2 テニスボール投げ 女児 年本測定 2 年 9 7 5 両足連続跳び越し 男児 年本測定 2 年 19 年 9 7 5 両足連続跳び越し 女児 年本測定 2 年 19 年 1. 全身反応時間 男児 1. 全身反応時間 女児.. 年本測定 19 年.. 年本測定 19 年.. 後方両手両足走 男児 後方両手両足走 女児 25 年本測定 5 年 25 年本測定 5 年 15 15 図 1. 年代 種目別幼児の運動能力発達曲線

1 3歳 歳 5歳 歳 1 25走 男児 1 歳 12 12 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 1 1 立ち幅跳び 男児 1 立ち幅跳び 女児 1 1 9 1 9 c c 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 テニスボール投げ 男児 テニスボール投げ 女 1 1 12 12 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 2 2 両足連続跳び越し 男 両足連続跳び越し 女児 1 1 12 12 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 1. 1. 全身反応時間 男 1.2 全身反応時間 女児 1.2..... 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25. 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 後方両手両足走 男 児 後方両手両足走 女児 歳 25走 女児 5歳 1 3歳 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 9 1279 12 15 12 11 219 2377 25 図2 生後日数ととの関係 7

知的活動 園 制作活動 2 園 表現活動 園 運動活動 11 園 25 走 テニスボール投げ 立ち幅跳び 両足連続跳び越し 全身反応時間 後方両手両足走 図 3. 園で最も力を入れている保育活動と 全体 ;p<.5

ひとりっこ 22.9% 二人きょうだい 5.% 三人以上のきょうだい.5% 25 走 テニスボール投げ 立ち幅跳び 両足連続跳び越し 全身反応時間 後方両手両足走 図. きょうだい数と 全体 9 ;p<.5

年下 弟 妹 のみがいる 2.5% 年上 兄 姉 のみがいる.% 年上 年下 兄弟 姉妹 がいる % 25 走 テニスボール投げ 立ち幅跳び 両足連続跳び越し 全身反応時間 後方両手両足走 図 5. きょうだいとの年齢関係と 全体 ;p<.5

1 時間以内 2.7% 1~2 時間 33.1% 2 時間以上 2.2% 25 走 テニスボール投げ 立ち幅跳び 両足連続跳び越し 全身反応時間 後方両手両足走 図.1 日あたりの戸外遊びの時間と 全体 11 ;p<.5

しない 9.3% ふつう.5% よくする.2% 25 走 テニスボール投げ 立ち幅跳び 両足連続跳び越し 全身反応時間 後方両手両足走 図 7. 運動遊びの頻度と 全体 12 ;p<.5