平成 25 年度大阪府下市町村母子保健事業実施状況 大阪府立母子保健総合医療センター母子保健情報センター 平成 25 年度の母子保健実施状況に関する調査を 大阪府と連携し政令指定都市及び中核市以外の 38 市町村に また当センター独自で政令指定都市の大阪市及び堺市 中核市の高槻市 東大阪市及び豊中市に実施した 厚生労働省地域保健 健康増進事業報告のデータも参考に 平成 25 年出生数と平成 25 年度年度母子保健活動状況をとりまとめた 平成 25 年度は 母子保健法の改正により未熟児 ( 低出生体重児 ) 支援が都道府県から市町村に移管された初年度である 大阪府では 出生体重が 2500g 以上でも養育医療等が必要な児には支援を行うこととしており 大阪府保健所管内の市町村は支援対象児に対する訪問率を また 移管前から支援を行っている政令指定都市及び中核市は 未熟児出生数に対する未熟児訪問の率を分析した 大阪府保健所管内の市町村も 厚生労働省地域保健 健康増進事業報告には未熟児訪問を計上しているので 大阪府全体の状況を全国と比較したところ 未熟児出生数に対する未熟児訪問率は 全国 55.7% に対し大阪府 83.8% と高く よく支援が行われていることが明らかになった 妊娠 11 週以内の妊娠届出率は泉州地域で低い市町村が多く 昨年度分析した平成 24 年度大阪府下市町村母子保健実施状況と同様であった また 出生数に対する妊婦健診受診実数の割合が高すぎる市町村が多く 特に府保健所管内市町村に多かった 妊娠届出が遅くなる要因や 妊婦健診受診実数のカウント等について実態を把握することが必要と考えられた 乳幼児健診受診率は北河内医療圏に低い市町村が多い 人口の多い政令指定都市や中核市でも受診率が高いところもあり 受診率向上の工夫等の共有が必要と考えられた 児童虐待支援は数字の多寡では一概に評価することができない しかし 被虐待児 ( 疑い含 ) を保健センターが把握した割合は一部の市町村を除き高く ほとんど全数の親子に接する保健センターが虐待予防の機能を果たしているといえよう 一部の把握割合が低い市町については 今後の推移を注意して見守りたい 1. 母子保健事業等の活動状況表 1に大阪府全 43 市町村の平成 25 年出生数と平成 25 年度母子保健活動状況を示す (1) 出生数出生数は大阪市の 22,626 人から 千早赤阪村の 26 人と幅があった しかし 人口千対出生率では最も多いのが島本町で 9.9 ついで茨木市 9.7 豊中市 9.4 摂津市 9.1 吹田市 9.0 と 大阪府北部が高く もっとも低いのは豊能町 2.6 ついで河南町 4.0 能勢町と岬町が 4.3 千早赤阪村 4.6 と低かった 島本町を除き人口の多い市で出生が多く 町村で少なく ますます人口格差が増大することが考えられる (2) 妊娠届出及び妊婦訪問妊娠届出は 京阪地域や泉州地域で 11 週以内の届出率が低かった 特に泉州地域はすべて低く 産科医療機関受診時の妊娠届出の指導 また妊娠届出を母子保健担当部署以外で把握する 1
自治体では妊娠週数の記入漏れ等での確認ができていないことが考えられ 状況を把握する必要がある 妊婦訪問は 出生数に対する訪問割合をみると全国の 2.4 より 大阪府は 2.2 と低かった 政令市では東大阪市 3.3 堺市 2.6 が高く 高槻市と豊中市は大阪府の半分の 1.1 と低かった 大阪府保健所管内では河内長野市が 17.4 とよく家庭訪問がなされ ついで摂津市 10.5 が高く 平均より低い自治体は 38 市町村のうち 29 カ所 (76.3%) であった 妊婦数が少ないところでは支援の必要な妊婦がいないことも考えられるが 支援の必要性のアセスメントの状況を把握する必要がある (3) 乳幼児健診政令市 保健所管内市町村でも 複数の健診で受診率が高いところ 低いところがあった 健診受診に対する動機付け 受診のしやすさ等による可能性がある 北河内医療圏ですべての健診受診率が低い自治体が多かった 次の乳幼児健診の分析で詳述する (4) 未熟児支援平成 25 年度は母子保健法の改正により未熟児支援等が市町村に移管された 大阪府では養育医療対象者等も加味し 未熟児等支援対象者を求め それに対する訪問数が報告されている 厚生労働省地域保健 健康増進事業報告では 未熟児 訪問としており 2500g 未満児に対する訪問が計上されていると考えられることから同等に比較できない ( ) に地域保健 健康増進事業報告の未熟児訪問数を 2500g 未満で出生した低出生体重児数で除したものを示した 大阪府保健所管内市町村では 未熟児等支援対象者に対する訪問率の平均が 76.3% で 大多数の市町村でこれより高かったが 北河内地域で低い自治体が多かった 低出生体重児に対する訪問率では 大阪府保健所管内は全国の 55.7% に比べ 104.1%( 未熟児出生 2523 人に対し 大阪府訪問数から大阪市 1644 件 堺市 569 件 高槻市 214 件 東大阪市 282 件 豊中市 340 件を除いた 2627 件の訪問数の割合 ) と高く 大阪府調査の範囲を広げた訪問数が報告されている可能性がある (5) 児童虐待支援地域保健 健康増進事業報告に必要な報告ではなく 大阪府が独自に調査を行っている 政令市については 当センターから依頼を行い回答のあったデータのみをあげているため参考値である 大阪府保健所では疑いを含めた被虐待児支援数は 3734 件であった 自治体の活動を比較するため 参考として出生数に対する割合を分析したところ 50.0% 40.3% から 0% であった 実際に虐待が発生しやすい地域であるのかどうかにもより 支援の良否を判断することはできない 支援数に対する保健センター把握率は 虐待予防活動からの把握を反映していると考えられたが これも 88.9% から 0% とばらつきがあった 被虐待支援数がどのように計上されているのか把握する必要があると考えられた 2
表 1. 平成 25 年出生数と平成 25 年度母子保健活動状況 厚生労働省地域保健 健康増進事業報告大阪府調査大阪府立母子保健総合医療センター調査 出生妊娠期乳幼児健診未熟児等支援児童虐待支援 保健所 市町村 総人口 ( 人 ) 出生数 人口千対出生率 妊娠妊婦健妊婦訪 3~5 9~12 1 歳 6 11 週診受診 3 歳児問数 / か月児か月児か月児以内妊実数 / 健診受出生数健診受健診受健診受娠届出出生数診率 (%) 診率診率診率の割合 (%) 2500g 未満出生数 2500g 未満出生数 / 出生数 (%) 未熟児等支援対象児数 訪問実数 / 未熟児等支援対象児数 (%) 被虐待児 ( 疑い含 ) 支援数 被虐待児 ( 疑い含 ) 支援数 / 出生数 (%) 保健センター把握率 池田池田市 103,347 778 7.5 95.7 107.3 1.2 97.3 89.2 96.0 93.8 75 9.6 86 91.9 33 4.2 51.5 豊能町 20,650 53 2.6 89.4 184.9 5.7 98.4 66.1 90.8 86.7 - - 5 0 0.0 - 箕面市 133,997 1,120 8.4 93.9 93.9 0.7 98.4 90.3 97.0 93.3 113 10.1 134 60.4 68 6.1 27.9 能勢町 10,805 46 4.3 84.1 139.1 0.0 93.3 97.6 95.1 1 2.2 7 1 2.2 0.0 吹田吹田市 363,716 3,275 9.0 95.2 97.4 0.7 96.4 95.8 96.3 88.6 285 8.7 328 59.8 106 3.2 39.6 茨木摂津市 84,429 772 9.1 92.4 168.1 10.5 99.2 87.6 96.9 88.8 74 9.6 82 82.9 28 3.6 25.0 茨木市 278,077 2,691 9.7 93.4 161.1 1.6 99.3 92.0 97.4 94.2 233 8.7 226 77.9 72 2.7 34.7 島本町 30,199 298 9.9 95.7 109.4 0.7 99.3 94.1 99.1 98.9 4 1.3 22 90.9 23 7.7 34.8 枚方枚方市 405,971 3,134 7.7 95.1 161.9 1.4 96.7 85.1 92.9 82.6 275 8.8 312 70.5 1262 40.3 52.7 寝屋川寝屋川市 237,433 1,899 8.0 94.2 110.9 3.1 94.8 85.0 93.6 82.2 186 9.8 177 34.5 176 9.3 34.7 守口守口市 144,766 1,029 7.1 91.7 164.1 2.4 79.9 92.1 80.4 96 9.3 112 50.0 122 11.9 48.4 門真市 127,486 899 7.1 90.3 103.9 2.4 90.5 84.5 93.4 80.6 70 7.8 63 71.4 150 16.7 26.0 四條畷四條畷市 57,015 445 7.8 86.7 144.9 1.8 98.6 96.5 80.8 11 2.5 53 62 13.9 22.6 交野市 76,764 530 6.9 94.7 162.3 2.1 97.4 91.0 94.5 87.3 12 2.3 37 86.5 67 12.6 25.4 大東市 124,602 916 7.4 92.9 134.4 1.6 93.8 92.0 91.0 87.0 68 7.4 78 89.7 137 15.0 63.5 八尾八尾市 269,793 2,081 7.7 90.7 154.2 1.2 97.8 82.3 93.7 89.0 204 9.8 203 80.8 107 5.1 57.0 柏原市 73,249 539 7.4 94.3 160.5 0.4 98.5 81.1 95.1 86.0 54 10.0 57 93.0 19 3.5 36.8 藤井寺松原市 122,098 825 6.8 92.5 107.4 1.7 97.9 79.4 92.3 84.4 80 9.7 95 91.6 53 6.4 11.3 羽曳野市 115,113 800 6.9 93.9 159.1 1.9 99.0 82.2 95.6 90.6 13 1.6 73 84.9 90 11.3 43.3 藤井寺市 65,822 498 7.6 94.6 167.7 0.8 98.8 86.4 95.5 90.8 17 3.4 59 91.5 23 4.6 60.9 富田林大阪狭山市 58,048 450 7.8 92.7 167.8 0.9 84.5 98.8 92.7 92.8 46 10.2 54 113.0 24 5.3 37.5 富田林市 116,540 731 6.3 96.3 104.0 1.6 96.8 99.1 96.3 88.0 77 10.5 69 89.9 118 16.1 33.9 河内長野市 109,559 674 6.2 92.2 100.4 17.4 99.6 89.7 95.6 92.1 72 10.7 79 94.9 59 8.8 50.8 河南町 16,688 67 4.0 90.6 162.7 0.0 98.6 93.5 94.4 - - 6 9 13.4 88.9 太子町 14,084 92 6.5 94.4 147.8 1.1 96.9 93.1 96.3 97.9 1 1.1 13 22 23.9 63.6 千早赤阪村 5,643 26 4.6 97.8 0.0 96.2 96.0 88.9 - - 5 13 50.0 46.2 和泉和泉市 185,784 1,539 8.3 92.5 92.5 2.0 97.4 84.7 95.3 88.4 26 1.7 149 94.0 327 21.2 25.1 泉大津市 76,510 649 8.5 92.6 162.4 2.9 96.6 94.1 94.3 89.6 64 9.9 42 85.7 45 6.9 8.9 高石市 58,300 485 8.3 87.1 156.7 0.0 96.2 98.5 91.1 87.9 7 1.4 54 59.3 74 15.3 8.1 忠岡町 17,792 143 8.0 88.8 92.3 0.0 97.4 91.4 1 0.7 17 105.9 3 2.1 33.3 岸和田岸和田市 197,379 1,693 8.6 91.1 160.7 0.9 97.9 88.9 96.0 88.7 157 9.3 158 62.7 133 7.9 52.6 貝塚市 89,989 723 8.0 92.7 154.1 0.8 97.8 85.1 94.2 91.5 75 10.4 56 82.1 69 9.5 24.6 泉佐野泉佐野市 99,849 767 7.7 87.6 157.6 2.6 95.3 93.1 96.7 93.5 70 9.1 68 114 14.9 30.7 熊取町 44,811 300 6.7 91.8 160.3 5.3 97.2 98.3 97.8 98.4 4 1.3 36 94.4 52 17.3 36.5 田尻町 8,549 58 6.8 91.1 155.2 0.0 101.6 92.6 98.7 92.0 1 1.7 7 1 1.7 0.0 泉南市 63,422 526 8.3 90.3 145.4 1.0 98.8 78.8 92.7 90.4 44 8.4 44 93.2 29 5.5 41.4 阪南市 55,695 363 6.5 93.1 159.5 1.1 98.4 95.2 95.1 6 1.7 31 41 11.3 39.0 岬町 16,564 72 4.3 92.9 147.2 0.0 96.0 98.8 91.4 1 1.4 8 2 2.8 0.0 府保健所計 大阪市 堺 市 高槻市 東大阪市 豊中市 4,080,538 31,986 7.8 93.0 136.6 2.1 97.1 85.6 94.9 88.4 2523 7.9 3105 76.3(104.1) 3734 11.7 41.7 2,683,487 22,626 8.4 93.1 108.5 2.2 96.4 81.6 94.0 89.5 2194 9.7 - (74.9) - - - 840,862 7,038 8.4 94.0 96.9 2.6 97.2 87.3 97.4 94.2 656 9.3 - (86.7) - - - 355,159 2,930 8.2 91.1 99.4 1.1 95.9 80.3 96.8 76.2 273 9.3 - (78.4) - - - 506,230 3,768 7.4 92.4 99.9 3.3 98.2 86.4 95.1 90.2 333 8.8 - (84.7) 247 6.6-394,004 3,706 9.4 95.9 99.0 1.1 95.3 79.7 93.6 88.6 346 9.3 - (98.3) 92 2.5 18.5 大阪府 8,860,280 72,054 8.1 93.1 118.5 2.2 96.8 85.4 94.9 88.7 6753 9.4 - (83.8) - - - 全国 127,298,000 1,029,816 8.1 91.4 119.6 2.4 95.4 84.9 94.9 92.9 98624 9.6 - (55.7) - - - 大阪市以下政令市は 未熟児等支援対象児数 児童虐待支援数は厚生労働省地域保健 健康増進事業報告では求められず 一部のみ計上した 児童虐待支援を除いた支援等の状況について 大阪府平均より低い数値に網掛けをした ただし 未熟児等訪問支援は府保健所管内の市町村についてのみ 府保健所平均 76.3より低い数値に網掛けをした ( ) の数値は 地域保健 健康増進事業報告の未熟児訪問数を2500g 未満出生児で除した割合を示す 3
2. 乳幼児健診の分析 全 43 市町村について 妊娠届出が 11 週以内になされている割合や 乳幼児健診受診率が大 阪府全体としてどのような傾向であるのか分析を行った (1) 平成 24 年度と 25 年度の乳幼児健診受診率平成 24 年度 25 年度の 4 か月児健診受診率は 有意 (Spearman の順位相関係数 P<0.05) に中程度 (R=0.4523) の正の相関があり 健診受診率が前年度より高くなっていた 自治体別では 大阪府 の右下にある岸和田市 田尻町等は府平均より高くなり 左上にある能勢町 泉佐野市等は低くなっていた < 図 1> 平成 24 年度と 25 年度の 4 か月児健診受診率 104 102 忠岡町 平成 24 年度 100 98 96 94 92 門真市 大阪府 岬町河南町千早赤阪村池田市東大阪市羽曳野市茨木市泉佐野市箕面市柏原市熊取町摂津市高槻市松原市藤井寺市泉南市島本町富田林市堺市能勢町大阪狭山市八尾市河内長野市大阪市高石市泉大津市和泉市豊能町大東市貝塚市四條畷市吹田市枚方市太子町交野市阪南市田尻町寝屋川市豊中市守口市 岸和田市 y = 0.4125x + 57.235 R² = 0.2046 Spearman 順位相関係数 P=0.0019 90 88 90 92 94 96 98 100 102 104 平成 25 年度 1 歳 6 か月児健診受診率も 有意 ( Spearman の順位相関係数 P<0.001) に中程度 (R=0.5935) の正の相関があり 健診受診率が前年度より高くなっていた 自治体別では 大阪府 の右下にある富田林市 和泉市等は府平均より高くなり 左上にある泉南市 大阪狭山市等は低くなっていた < 図 1> 平成 24 年度と 25 年度の 1 歳 6 か月児健診受診率 104 平成 24 年度 102 100 98 96 94 92 池田市 忠岡町 藤井寺市島本町泉南市貝塚市吹田市茨木市大阪狭山市泉佐野市四條畷市摂津市堺市大阪府泉大津市羽曳野市箕面市河内長野市千早赤阪村高槻市田尻町高石市柏原市太子町熊取町河南町東大阪市阪南市岸和田市松原市能勢町八尾市富田林市豊能町豊中市交野市和泉市大阪市 y = 0.5663x + 41.908 枚方市 R² = 0.3523 寝屋川市大東市守口市 Spearman 順位相関係数 P=0.0001 岬町 門真市 90 90 92 94 96 98 100 102 104 平成 25 年度 4
3 歳児健診受診率も 有意 (Spearman の順位相関係数 P<0.001) に中程度 (R=0.6412) の正の相関があり 健診受診率が前年度より高くなっていた 自治体別では 大阪府 の右下にある太子町 能勢町等は府平均より高くなり 左上にある豊能町等は低くなっていた 太子町 能勢町の受診率の向上は大きく 何らかの取り組みがなされた可能性がある < 図 1> 平成 24 年度と 25 年度の 3 歳児健診受診率 105 平成 24 年度 100 95 90 85 80 75 千早赤阪村河南町島本町豊能町田尻町池田市忠岡町大阪狭山市茨木市熊取町岬町泉佐野市阪南市堺市泉大津市高石市貝塚市藤井寺市吹田市八尾市大阪府摂津市岸和田市東大阪市和泉市大阪市羽曳野市河内長野市箕面市四條畷市柏原市富田林市豊中市交野市泉南市松原市太子町大東市門真市枚方市守口市寝屋川市能勢町高槻市 y = 0.7279x + 24.555 R² = 0.4111 Spearman 順位相関係数 P=0.0000 70 70 75 80 85 90 95 100 105 平成 25 年度 (2) 受診率と異常なし率厚生労働省地域保健 健康増進事業報告に 各乳幼児健診ごとに 異常なし 既医療 要観察 要精密 の結果が報告されている 受診者数に対する異常なしの人数の割合 ( 異常なし率 ) と受診率を検討した 4 か月健診では 異常なし率は大阪府全体では 56.8% であったが 市町村単位の平均は 50.4±20.3% であった 吹田市が 89.9% 堺市が 81.2% と高く 交野市 14.5% 茨木市 18.4% 枚方市 19.5% と低かった 子どもの状態がこれだけ違っているとは考えにくく 健診月齢や異常としている内容 その後の状況等を把握する必要があると考えられた < 図 1> 平成 25 年度の 4 か月児健診受診率と異常なし率 105.0 95.0 85.0 75.0 受診率 異常なし率 池田市豊能町箕面市能勢町吹田市摂津市茨木市島本町枚方市寝屋川市守口市門真市四條畷市交野市大東市八尾市柏原市松原市羽曳野市藤井寺市大阪狭山市富田林市河内長野市河南町太子町千早赤阪村和泉市泉大津市高石市忠岡町岸和田市貝塚市泉佐野市熊取町田尻町泉南市阪南市岬町大阪市堺市高槻市東大阪市豊中市大阪府 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 5
1 歳 6 か月児健診では 異常なし率は大阪府全体では 49.4% であったが 市町村単位の平均は 35.4±14.9% であった 大阪市が 74.3% 大阪狭山市が 59.0% 藤井寺市が 58.1% と高く 交野市 12.5% 泉佐野市 14.1% 茨木市 14.6% と低かった 4 か月児健診より異常なし率は低く 言葉の発達等が重点であることからフォローが必要な児が多いと考えられる しかし 4 か月児健診と同様に 子どもの状態がこれだけ違っているとは考えにくく 異常としている内容 その後の状況等を把握する必要があると考えられた < 図 1> 平成 25 年度の 1 歳 6 か月児健診受診率と異常なし率 105.0 95.0 85.0 75.0 受診率 異常なし率 池田市豊能町箕面市能勢町吹田市摂津市茨木市島本町枚方市寝屋川市守口市門真市四條畷市交野市大東市八尾市柏原市松原市羽曳野市藤井寺市大阪狭山市富田林市河内長野市河南町太子町千早赤阪村和泉市泉大津市高石市忠岡町岸和田市貝塚市泉佐野市熊取町田尻町泉南市阪南市岬町大阪市堺市高槻市東大阪市豊中市大阪府 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 3 歳児健診では 異常なし率は大阪府全体では 55.6% であったが 市町村単位の平均は 45.9±16.0% であった 堺市が 79.8% 千早赤阪村が 71.9% 羽曳野市が 70.4% と高く 枚方市 17.6% 交野市 19.0% 泉佐野市 21.7% 茨木市 21.8% と低かった 1 歳 6 か月児健診より異常なし率は高かった しかし 4 か月児健診 1 歳 6 か月児健診と同様に 子どもの状態がこれだけ違っているとは考えにくく 異常としている内容 その後の状況等を把握する必要があると考えられた < 図 1> 平成 25 年度の 3 歳児健診受診率と異常なし率 105.0 95.0 85.0 75.0 受診率 異常なし率 池田市豊能町箕面市能勢町吹田市摂津市茨木市島本町枚方市寝屋川市守口市門真市四條畷市交野市大東市八尾市柏原市松原市羽曳野市藤井寺市大阪狭山市富田林市河内長野市河南町太子町千早赤阪村和泉市泉大津市高石市忠岡町岸和田市貝塚市泉佐野市熊取町田尻町泉南市阪南市岬町大阪市堺市高槻市東大阪市豊中市大阪府 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 6