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れにMINUSTAH 軍事部門司令部において行われる企画及び調整の分野並びに我が国のMINUSTAHに対する協力を円滑かつ効果的に行うための連絡調整の分野における国際平和協力業務を行わしめるとともに 自衛隊の部隊等により ハイチ地震の被災者の支援等の分野における国際平和協力業務を実施することとする

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2 航空隊に 企画通信係 運航係及び整備係を置き その事務は次に掲げるとおりとする (1) 企画通信係ア県警察が装備する航空機 ( 以下 航空機 という ) の支援申請等の受理及び承認手続に関すること イ航空隊の庶務 企画及び指導に関すること ウ航空業務計画及び調整に関すること エ航空機の派遣申請等

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世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

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全部改正 昭和 38 年規則 85 号 一部改正 昭和 43 年規則 51 号 47 年 62 号 52 年 45 号 平成 7 年 23 号 ( 抑留所 ) 第 4 条予防員は 法第 6 条又は法第 18 条の規定により犬を抑留しようとするときは 県が経営する犬の抑留所に抑留しなければならない 2

2

選考上必要とするもの 2 前項第 1 号の規定にかかわらず 検定料受付証明書又は検定料収納証明書は 学群学則第 7 2 条第 1 項ただし書又は大学院学則第 79 条第 1 項ただし書に該当するときは 添付を要しない 3 第 1 項第 2 号の規定にかかわらず 最終学校成績証明書は 前年度から引き続

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インド洋におけるテロ対策海上阻止活動及び海賊行為等対処活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案要綱

交野市税条例の一部を改正する条例案 交野市税条例の一部を改正する条例 交野市税条例 ( 平成 15 年条例第 38 号 ) の一部を次のように改正する 第 69 条の次に次の1 条を加える ( 法第 349 条の3 第 28 項等の条例で定める割合 ) 第 69 条の2 法第 349 条の3 第 2

日本学術会議会則

2 術科教師は 術科に関する専門的知識及び技能を有する原則として警部補以上の階級 にある警察官をもって充て 警察本部長 ( 以下 本部長 という ) が指名するものと する 3 警務部教養課長 ( 以下 教養課長 という ) は 必要の都度 術科教師を警察署等 に派遺して指導に当たらせるものとする

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過払事案の処理要領 第 1 目的この要領は 過払事案に係る特別調査及び損害賠償請求その他の対応措置を定めることにより 過払事案の統一的かつ明確な処理を行うことを目的とする 第 2 職員の責務職員は 関係法令及びこの要領の定めるところにより 厳正かつ迅速に過払事案を処理しなければならない 第 3 過払

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

議 決 承認申請者第 1 施設団副団長 陸将補安田 茂 主 文 本件承認申請は 承認すべきものと認定する 事実関係 1 承認申請者陸将補安田茂 ( 以下 申請者 という ) は 平成 25 年 8 月 1 日付で自衛隊を退職し 平成 25 年 9 月 17 日付で 株式会社日立製作所に就職する予定で

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

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上野原市規則第××号

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基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

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法律第三十三号(平二一・五・一)

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七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

措置法第 69 条の 4(( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 )) 関係 ( 被相続人等の居住の用に供されていた宅地等の範囲 ) 69 の 4-7 措置法第 69 条の 4 第 1 項に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等 ( 以下 69 の 4-8 までにおいて 居

- 1 - 職業安定法施行令(昭和二十八年政令第二百四十二号)(抄)(附則第三条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(法第三十二条第一号の政令で定める労働に関する法律の規定)(法第三十二条第一号の政令で定める労働に関する法律の規定)第二条法第三十二条第一号(法第三十二条の六第六項 第三十三第二条

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

Transcription:

海上自衛隊訓令第 10 号自衛隊法施行令 ( 昭和 29 年政令第 179 号 ) 第 32 条の規定に基づき 航空隊の編制に関する訓令 ( 昭和 36 年海上自衛隊訓令第 48 号 ) の全部を次のように改正する 昭和 40 年 3 月 20 日防衛庁長官小泉純也 航空隊及び教育航空隊の編制に関する訓令 目 次 第 1 章 航空隊 ( 甲 ) の編制 ( 第 1 条 第 5 条の2) 第 2 章 航空隊 ( 乙 ) の編制 ( 第 6 条 第 13 条 ) 第 3 章 航空隊 ( 丙 ) の編制 ( 第 14 条 第 22 条 ) 第 3 章の2 航空隊 ( 丁 ) の編制 ( 第 22 条の2 第 22 条の8) 第 3 章の3 航空隊 ( 戊 ) の編制 ( 第 22 条の9 第 22 条の14) 第 4 章 教育航空隊の編制 ( 第 23 条 第 30 条 ) 第 5 章 雑則 ( 第 31 条 第 32 条 ) 附 則 第 1 章航空隊 ( 甲 ) の編制 第 1 条航空隊 ( 甲 )( 以下本章において 航空隊 という ) は 航空隊本部及び飛行隊をもつて編成する ただし 必要があると認めるときは 航空分遣隊を編成に加えることができる 第 2 条航空隊の長は 航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) とする 2 司令は 1 等海佐をもつて充てる 3 司令は 航空集団司令官又は航空群司令の指揮監督を受け 航空隊の隊務を統括する 4 航空隊に副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 航空隊の事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 指揮系統の特例 ) 第 2 条の2 地方総監は 防衛大臣が別に定める場合を除き 自衛隊法 ( 昭和 29 年法律第 165 号 ) 第 6 章に規定する自衛隊の行動及び防衛省設置法 ( 昭和 29 年法律第 16 4 号 ) 第 4 条第 18 号の規定に基づく警戒監視並びにこれらを円滑かつ効果的に実施するために直接必要な部隊訓練の実施に関し 前条第 3 項の規定により航空群司令の指揮監督を受ける航空隊 ( 回転翼哨戒機を装備する部隊であつて当該地方総監が属する地方

隊の警備区域に常時所在するものに限る ) の一部 ( 一の飛行隊を限度とする ) を指揮する ( 航空隊本部 ) 第 3 条航空隊本部においては 司令の行う航空隊の隊務の統括に必要な事務をつかさどる ( 飛行隊 ) 第 4 条飛行隊の長は 飛行隊長とする 2 飛行隊長は 司令の命を受け 飛行隊の隊務を統括する ただし 第 1 号及び第 2 号に掲げる指揮監督については行わないものとし 第 3 号に掲げる指揮監督については航空機を搭載する護衛艦の長の命を受け行うものとする ⑴ 飛行隊長及び飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の飛行隊の他の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑵ 飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合で当該飛行隊の一部に飛行隊長が加えられていないときの当該飛行隊の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑶ 飛行隊の全部又は飛行隊長及び飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の当該飛行隊の全部又は一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 3 前項第 1 号の指揮監督については 司令の定めるところによる 第 5 条削除 ( 航空分遣隊 ) 第 5 条の2 航空分遣隊の長は 航空分遣隊長とする 2 航空分遣隊長は 司令の命を受け 航空分遣隊の隊務を統括する ただし 第 1 号及び第 2 号に掲げる指揮監督については行わないものとし 第 3 号に掲げる指揮監督については航空機を搭載する護衛艦の長の命を受けて行うものとする ⑴ 航空分遣隊長及び航空分遣隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の航空分遣隊の他の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑵ 航空分遣隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合で当該航空分遣隊の一部に航空分遣隊長が加えられていないときの当該航空分遣隊の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑶ 航空分遣隊の全部又は航空分遣隊長及び航空分遣隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の当該航空分遣隊の全部又は一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 3 前項第 1 号の指揮監督については 司令の定めるところによる 4 航空群司令は 災害派遣及びこれを円滑かつ効果的に実施するために直接必要な部隊訓練の実施に関し 航空群司令部と同一の基地に常時所在する指揮系統外の航空分遣隊を指揮する

第 2 章航空隊 ( 乙 ) の編制 第 6 条航空隊 ( 乙 )( 以下本章において 航空隊 という ) は 航空隊本部 飛行隊 整備補給隊及び航空基地隊をもつて編成する 第 7 条航空隊の長は 航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) とする 2 司令は 1 等海佐をもつて充てる 3 司令は 航空群司令の指揮監督を受け 航空隊の隊務を統括する 4 航空隊に副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 指揮系統の特例 ) 第 7 条の2 地方総監は 防衛大臣が別に定める場合を除き 自衛隊法第 6 章に規定する自衛隊の行動及び防衛省設置法第 4 条第 18 号の規定に基づく警戒監視並びにこれらを円滑かつ効果的に実施するために直接必要な部隊訓練の実施に関し 前条第 3 項の規定により航空群司令の指揮監督を受ける航空隊 ( 回転翼哨戒機を装備する部隊であつて当該地方総監が属する地方隊の警備区域に常時所在するものに限る ) の一部 ( 一の飛行隊を限度とする ) を指揮する ( 航空隊本部 ) 第 8 条航空隊本部に 次の2 室を置く 総務室幕僚室 ( 総務室 ) 第 9 条総務室の長は 総務室長とする 2 総務室長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 公印の保管に関すること ⑵ 庶務 文書及び人事に関すること ⑶ 他の所掌に属しない事項に関すること ( 幕僚室 ) 第 10 条幕僚室の長は 幕僚室長とする 2 幕僚室長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 航空隊の運用及び隊内の事務の連絡調整に関すること ⑵ 警備上必要な情報の収集及び調整並びに秘密保全に関すること ⑶ 飛行安全及び地上安全並びに事故調査に関すること ( 飛行隊 )

第 11 条飛行隊の長は 飛行隊長とする 2 飛行隊長は 司令の命を受け 飛行隊の隊務を統括する ただし 第 1 号及び第 2 号に掲げる指揮監督については行わないものとし 第 3 号に掲げる指揮監督については航空機を搭載する護衛艦の長の命を受け行うものとする ⑴ 飛行隊長及び飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の飛行隊の他の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑵ 飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合で当該飛行隊の一部に飛行隊長が加えられていないときの当該飛行隊の一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 ⑶ 飛行隊の全部又は飛行隊長及び飛行隊の一部が航空機を搭載する護衛艦に乗艦している場合の当該飛行隊の全部又は一部の運用及び教育訓練に係る指揮監督 3 前項第 1 号の指揮監督については 司令の定めるところによる ( 整備補給隊 ) 第 12 条整備補給隊の長は 整備補給隊長とする 2 整備補給隊長は 司令の命を受け 航空機及び搭載装備品 ( 以下 航空機等 という ) の整備及び物品 ( 糧食及び衛生資材を除く ) の補給を行う ( 航空基地隊 ) 第 13 条航空基地隊の長は 航空基地隊長とする 2 航空基地隊長は 司令の命を受け 基地業務を行う 第 3 章航空隊 ( 丙 ) の編制 ( 任務 ) 第 14 条航空隊 ( 丙 )( 以下本章において 航空隊 という ) は 次の各号に掲げる業務を行い もって航空機の運用の改善又は開発並びに航空機等及び航空基地用機器の性能及び用法の改善又は開発に資するとともに 海上自衛隊の部隊の術力を向上させることを任務とする ⑴ 海上自衛隊の使用する航空機の運用に関する調査研究 ⑵ 航空機等及び航空機の運航に必要な航空基地用機器の性能及び用法に関する試験 ( 以下本章において 試験 という ) ⑶ 航空部隊に対する訓練の指導及び航空機の発着艦が可能な自衛艦に対する艦上における航空機の運用に関する訓練の指導 ( 以下本章において 訓練指導 という ) ⑷ 海上幕僚長の定める海上自衛官に対し海上自衛隊の教育訓練に関する訓令 ( 昭和 4 2 年海上自衛隊訓令第 4 号 ) 第 32 条及び第 37 条の課程 ( 第 37 条の課程にあっては 幹部自衛官 ( 一般幹部候補生課程を修了した一般幹部候補生を含む ) に対するものに限る ) に係る教育 ( 第 19 条の2において 専攻等の課程教育 という )

第 15 条航空隊は 航空隊本部 企画審査隊 調査研究隊 訓練指導隊 計測隊 飛行隊及び整備隊をもつて編成する 第 16 条航空隊の長は 航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) とする 2 司令は 1 等海佐をもつて充てる 3 司令は 航空集団司令官の指揮監督を受け 航空隊の隊務を統括する 4 航空隊に 副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 航空隊の事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 航空隊本部 ) 第 17 条航空隊本部においては 司令の行う航空隊の隊務の統括に必要な事務をつかさどる ( 企画審査隊 ) 第 18 条企画審査隊の長は 企画審査隊長とする 2 企画審査隊長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 試験の計画の作成及びその実施の調整に関すること ⑵ 試験の成果の検討及び評価に関すること ⑶ 試験に関する統計の作成及び資料の収集に関すること ⑷ 試験に関する部外との連絡調整に関すること ( 調査研究隊 ) 第 19 条調査研究隊の長は 調査研究隊長とする 2 調査研究隊長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 航空隊の運用に関する調査研究に関すること ⑵ 航空機等及び航空基地用機器の性能及び用法に関する調査研究に関すること ( 訓練指導隊 ) 第 19 条の2 訓練指導隊の長は 訓練指導隊長とする 2 訓練指導隊長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 航空隊の運用に関する訓練指導に関すること ⑵ 航空機等の用法に関する訓練指導に関すること ⑶ 航空安全に関する調査研究及び訓練指導に関すること ⑷ 航空事故の調査研究に関すること ⑸ 専攻等の課程教育に関すること ( 計測隊 ) 第 20 条計測隊の長は 計測隊長とする 2 計測隊長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 試験に必要な計測及び解析の実施に関すること

⑵ 計測及び解析に関する資料の整理及び保管に関すること ⑶ 計測器材の整備及び保管に関すること ( 飛行隊 ) 第 21 条飛行隊の長は 飛行隊長とする 2 飛行隊長は 司令の命を受け 飛行隊の隊務を統括する ( 整備隊 ) 第 22 条整備隊の長は 整備隊長とする 2 整備隊長は 司令の命を受け 航空機の整備を行う 第 3 章の2 航空隊 ( 丁 ) の編制 ( 任務 ) 第 22 条の2 航空隊 ( 丁 )( 以下本章において 航空隊 という ) は 船舶等に係る電子情報資料の収集及び処理 ( 電子情報支援隊の所掌する処理に関する業務を除く ) 並びに画像情報資料の収集及び処理を行うことを任務とする 第 22 条の3 航空隊は 航空隊本部 解析隊及び飛行隊をもつて編成する 第 22 条の4 航空隊の長は 航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) とする 2 司令は 1 等海佐をもつて充てる 3 司令は 航空群司令の指揮監督を受け 航空隊の隊務を統括する 4 航空隊に副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 航空隊の事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 航空隊本部 ) 第 22 条の5 航空隊本部においては 司令の行う航空隊の隊務の統括に必要な事務をつかさどる ( 解析隊 ) 第 22 条の6 解析隊の長は 解析隊長とする 2 解析隊長は 司令の命を受け 次の業務を行う ⑴ 電子情報資料及び画像情報資料の処理に関すること ⑵ 電子情報支援隊への電子情報資料及び電子訓練資料の送付に関すること ⑶ 処理に必要な器材の維持管理に関すること ( 飛行隊 ) 第 22 条の7 飛行隊の長は 飛行隊長とする 2 飛行隊長は 司令の命を受け 飛行隊の隊務を統括する 第 22 条の8 削除

第 3 章の3 航空隊 ( 戊 ) の編制 ( 任務 ) 第 22 条の9 航空隊 ( 戊 )( 以下本章において 航空隊 という ) は 艦艇が行う航空標的を使用する訓練及び電子戦に係る訓練の支援を行うことを任務とする 第 22 条の10 航空隊は 航空隊本部及び飛行隊をもつて編成する 第 22 条の11 航空隊の長は 航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) とする 2 司令は 1 等海佐をもつて充てる 3 司令は 航空群司令の指揮監督を受け 航空隊の隊務を統括する 4 航空隊に副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 航空隊の事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 航空隊本部 ) 第 22 条の12 航空隊本部においては 司令の行う航空隊の隊務の統括に必要な事務をつかさどる ( 飛行隊 ) 第 22 条の13 飛行隊の長は 飛行隊長とする 2 飛行隊長は 司令の命を受け 飛行隊の隊務を統括する 第 22 条の14 削除 第 4 章教育航空隊の編制 ( 任務 ) 第 23 条教育航空隊は 海上幕僚長の定める海上自衛官等 ( 以下本章において 航空学生 という ) に対し航空機の操縦等に必要な知識及び技能を修得させるための教育を行うことを任務とする 第 24 条教育航空隊のうち実用機を用いて行う操縦教育を任務とする教育航空隊は 教育航空隊本部 教育飛行隊及び学生隊をもつて 練習機を用いて行う操縦教育を任務とする教育航空隊は 教育航空隊本部 教育飛行隊 列線整備隊及び学生隊をもつて 地上教育を任務とする教育航空隊は 教育航空隊本部 教育隊及び学生隊をもつて編成する 第 25 条教育航空隊の長は 教育航空隊司令 ( 以下本章において 司令 という ) と

する 2 司令は 1 等海佐又は2 等海佐をもつて充てる 3 司令は 教育航空集団司令官又は教育航空群司令の指揮監督を受け 教育航空隊の隊務を統括する 4 教育航空隊に副長 1 人を置く 5 副長は 司令を助け 教育航空隊の事務を整理し 司令に事故があるとき 又は司令が欠けたときは 司令の職務を行う ( 教育航空隊本部 ) 第 26 条教育航空隊本部においては 司令の行う教育航空隊の隊務の統括に必要な事務をつかさどる ( 教育飛行隊 ) 第 27 条教育飛行隊の長は 教育飛行隊長とする 2 教育飛行隊長は 司令の命を受け 航空学生の操縦等に関する教育訓練を行う ( 列線整備隊 ) 第 28 条列線整備隊の長は 列線整備隊長とする 2 列線整備隊長は 司令の命を受け 航空機等に関する飛行前後の点検及び整備を行う ( 学生隊 ) 第 29 条学生隊の長は 学生隊長とする 2 学生隊長は 司令の命を受け 航空学生の身上 規律及び服務に関する業務を行う ( 教育隊 ) 第 30 条教育隊の長は 教育隊長とする 2 教育隊長は 司令の命を受け 航空学生に対する航空機の操縦に必要な基礎教育を行う 第 5 章 雑 則 ( 分隊 ) 第 31 条 航空隊 ( 甲 ) 司令は航空隊 ( 甲 ) の 航空隊 ( 乙 ) 司令は航空隊 ( 乙 ) の 航空隊 ( 丙 ) 司令は航空隊 ( 丙 ) の 航空隊 ( 丁 ) 司令は航空隊 ( 丁 ) の 航空隊 ( 戊 ) 司令は航 空隊 ( 戊 ) の 教育航空隊司令は教育航空隊のそれぞれの隊員をもつて 規律の維持 隊 員の身上取扱い等のため 分隊 1 以上を編成することができる ( 委任規定 ) 第 32 条 この訓令に定めるもののほか 航空隊 ( 甲 ) 航空隊( 乙 ) 航空隊( 丙 ) 航空隊 ( 丁 ) 航空隊 ( 戊 ) 及び教育航空隊の内部組織に関し必要な事項は 海上幕僚長が定める 附 則 この訓令は 昭和 40 年 3 月 25 日から施行する 附 則 ( 昭和 41 年 9 月 29 日海上自衛隊訓令第 3 号基地分遣隊の編制に関する訓

令等の一部を改正する訓令第 8 条 ) この訓令は 昭和 41 年 10 月 1 日から施行する 附則 ( 昭和 42 年 7 月 26 日防衛庁訓令第 14 号自衛隊法の改正に伴う関係訓令の整理に関する訓令第 1 条 ) この訓令は 昭和 42 年 7 月 28 日から施行する 附則 ( 昭和 42 年 9 月 30 日海上自衛隊訓令第 6 号基地隊の編制に関する訓令等の一部を改正する訓令第 9 条 ) この訓令は 昭和 42 年 10 月 1 日から施行する 附則 ( 昭和 43 年 6 月 25 日海上自衛隊訓令第 12 号航空派遣隊の編制に関する訓令等の一部を改正する訓令第 3 条 ) この訓令は 昭和 43 年 6 月 26 日から施行する 附則 ( 昭和 44 年 7 月 28 日海上自衛隊訓令第 12 号 ) この訓令は 昭和 44 年 7 月 29 日から施行する 附則 ( 昭和 46 年 6 月 23 日海上自衛隊訓令第 22 号 ) この訓令は 昭和 46 年 7 月 1 日から施行する 附則 ( 昭和 46 年 12 月 17 日海上自衛隊訓令第 29 号 ) この訓令は 昭和 46 年 12 月 20 日から施行する 附則 ( 昭和 47 年 12 月 20 日海上自衛隊訓令第 40 号 ) この訓令は 昭和 47 年 12 月 21 日から施行する 附則 ( 昭和 48 年 2 月 19 日海上自衛隊訓令第 5 号 ) この訓令は 昭和 48 年 2 月 22 日から施行する 附則 ( 昭和 50 年 4 月 2 日海上自衛隊訓令第 10 号基地隊の編制に関する訓令等の一部を改正する訓令第 3 条 )( 抄 ) この訓令は 昭和 50 年 4 月 3 日から施行する 附則 ( 昭和 56 年 3 月 24 日海上自衛隊訓令第 14 号 ) この訓令は 昭和 56 年 3 月 27 日から施行する 附則 ( 昭和 56 年 7 月 10 日海上自衛隊訓令第 34 号 ) この訓令は 昭和 56 年 7 月 15 日から施行する 附則 ( 昭和 58 年 3 月 28 日海上自衛隊訓令第 10 号 ) 1 この訓令は 昭和 58 年 3 月 30 日から施行する 2 航空分遣隊の編制に関する訓令 ( 昭和 43 年海上自衛隊訓令第 13 号 ) は廃止する 附則 ( 昭和 62 年 11 月 27 日海上自衛隊訓令第 48 号 ) この訓令は 昭和 62 年 12 月 1 日から施行する 附則 ( 昭和 63 年 4 月 8 日海上自衛隊訓令第 19 号 ) この訓令は 昭和 63 年 4 月 8 日から施行する 附則 ( 平成 9 年 1 月 17 日防衛庁訓令第 1 号防衛庁設置法等の一部を改正する法

律等の施行に伴う関係訓令の整備等に関する訓令第 55 条 ) この訓令は 平成 9 年 1 月 20 日から施行する 附 則 ( 平成 10 年 12 月 2 日防衛庁訓令第 46 号防衛庁設置法等の一部を改正す る法律等の施行に伴う関係訓令の整備等に関する訓令第 25 条 ) この訓令は 平成 10 年 12 月 8 日から施行する 附 則 ( 平成 13 年 3 月 2 日海上自衛隊訓令第 5 号 ) この訓令中 第 1 条の規定は平成 13 年 3 月 5 日から 第 2 条の規定は同月 24 日から 施行する 附 則 ( 平成 13 年 12 月 27 日海上自衛隊訓令第 45 号 ) この訓令は 平成 14 年 3 月 15 日から施行する 附 則 ( 平成 20 年 3 月 25 日防衛省訓令第 12 号防衛省職員の健康管理に関する 訓令等の一部を改正する訓令第 74 条 )( 抄 ) 1 この訓令は 平成 20 年 3 月 26 日から施行する 附 則 ( 平成 21 年 12 月 21 日海上自衛隊訓令第 30 号海上自衛隊の教育訓練に 関する訓令の一部を改正する訓令附則第 2 項 )( 抄 ) 1 この訓令は 平成 21 年 12 月 21 日から施行する 附 則 ( 平成 23 年 3 月 28 日防衛省訓令第 8 号統合幕僚学校の内部組織に関する 訓令等の一部を改正する訓令第 6 条 ) この訓令は 平成 23 年 3 月 28 日から施行する 附 則 ( 平成 27 年 8 月 11 日海上自衛隊訓令第 15 号 ) この訓令は 平成 27 年 8 月 31 日から施行する 附 則 ( 平成 30 年 2 月 28 日防衛省訓令第 5 号船舶の造修等に関する訓令等の一 部を改正する訓令第 6 条 ) この訓令は 次の各号に掲げる規定ごとに それぞれ当該各号に定める日から施行する ⑴ 省略 ⑵ 省略 ⑶ 第 3 条 第 5 条から第 7 条まで及び第 10 条の規定 平成 30 年 3 月 23 日 附 則 ( 平成 30 年 3 月 28 日防衛省訓令第 17 号航空救難に関する訓令等の一部 を改正する訓令第 5 条 ) この訓令は 平成 30 年 4 月 2 日から施行する