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3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

災害救助法による応急救助の実施概念図


事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

歯科中間報告(案)概要

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

第3回検討会_質の向上WG検討状況報告

☆配布資料_熊本地震検証

はじめに 道では 北海道行政基本条例 に基づき 道政の基本的な方向を総合的に示す計画として 新 北海道総合計画 を策定し 政策展開の基本方向の一つとして 安心で心豊かな北海道ライフスタイル を掲げ 安全 安心な生活の確保 に向け 防災 減災の体制づくり を進めています 保健福祉部では 特に 子ども

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

新規文書1

大規模災害対策マニュアル

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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目 次 1. 平成 20 年度岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算 ( 第 3 号 ) に関する書 1 2. 平成 20 年度岩手県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算 ( 第 3 号 ) に関する書 11

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防


調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2


2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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目 次 はじめに 1 第 1 条目的 2 第 2 条定義 3 第 3 条基本理念 5 第 4 条市民の責務 7 第 5 条歯科医療等関係者の責務 9 第 6 条保健医療等関係者の責務 10 第 7 条事業者の責務 11 第 8 条市の責務 12 第 9 条基本的施策 13 第 10 条基本計画 16

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

第3章 指導・監査等の実施

大津市避難所運営マニュアル

地域総合支援協議会

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( 災害医療調整本部の所管事務 ) 第 4 条災害医療調整本部は 次の事務をつかさどる (1) 全県域を対象とした医療資源の配置調整及び患者搬送調整に関すること (2) 国や他都道府県等に対する医療支援の要請及び受入れと その派遣調整に関すること (3) 地域災害医療対策会議の支援に関すること (4

なお 本通知は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 245 条の 4 第 1 項の規 定に基づく技術的助言として発出するものであることを申し添える 2

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

災害時要援護者支援マニュアル策定ガイドライン

スライド 1

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

避難所講演資料

Ⅰ Ⅱ 平成 27 年 岩手県の東日本大震災津波からの復興に関する意識調査 結果 ( 速報 ) 目的 復興計画に基づいて県が行う施策 事業の実施状況や進捗に関し 県民がどの程度重要だと感じ どの程度復旧 復興を実感しているか等を毎年継続的に把握することにより 計画の実効性を高め 長期にわたる復興に向

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

計画の今後の方向性

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「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

して減少し 震災発生後 3 か月半から急激に減少する経過であった 県北 県中では 震災発生後約 3 か月からはほとんど相談対応が行われていなかった 相談者の性別 年齢 症状については 地域 時期別の差はほとんど見られなかった 研究 Ⅱ. 局所災害 広域災害とも 窓口が未確定である自治体が約 6 割

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

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静岡県動物愛護管理推進計画(2014)案の概要

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

所掌業務①:研究関係

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

2 物的支援の実施について 物資については 各避難所への搬送などの課題が指摘されているが 被災自治体には地震発生直後から国や周辺自治体等による物資供給が行われていたため 都など他地域への支援要請は限定的であった こうした状況にあって 都は 区市町村等関係機関との緊密な連携により被災地からの要請に基づ

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内閣府自殺対策推進室提出資料 平成 23 年 6 月 15 日内閣府自殺対策推進室内閣府経済社会総合研究所自殺分析班警察庁厚生労働省 東日本大震災に関連する自殺の実態把握について 平成 23 年 3 月 11 日に発災した東日本大震災に関連する自殺の実態把握について 以下 のとおり実施する 1. 定

平成27年度事業計画書

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

更に 県内各地に誕生した傾聴ボランティア団体の活動がより活発になるようネットワーク形成 に向けて 当団体が中心となってとりまとめを行っている 3 活動の特徴 (1) 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 電話相談 傾聴茶話会 傾聴サロンまで 被災者のニーズに応じた対応が可能な仕組みの構

スライド 1

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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年中児スクリーニングの事後支援 年中児スクリーニングの事後支援として 22 市町村が園巡回を実施しているが SST は 5 市町村の実施 ペアレントトレーニングは 7 市町村の実施に止まっており 事後支援を実施する市町村の拡大が課題 園巡回 : 専門職が保育所 幼稚園を巡回し 保育士等に指導 助言

平成16年新潟県中越地震 JR西日本福知山線列車事故 16年10月23日に発生した新潟県中越地震は 死者68人 災害関連死を含む という被害を もたらしました この地震を契機に 警察では 極めて高度な 救出救助能力を必要とする災害現場において 迅速かつ的確に被災者の救出救助を行う専門部 隊として 1

認知症医療従事者等向け研修事業要領

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広域防災拠点からの物資搬送に係る人員は全庁的な確保が不可欠で 人事担当部局が各部局に要請し円滑に確保した 副知事会議を設置し 各部局長出席のもと支援等の内容について判断した 今回の被災地支援については 国の省庁等から直接関係部局に要請や指示があった事項等があり 府全体の支援内容の把握が難しかった 一

DPAT活動要領

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

3部第 3 部災害復興計画 ( 仮題 ) 第 4 章震災復興マニュアルのしくみ 第 4 章東京都震災復興マニュアルのしくみ 東京都震災復興マニュアル ( 以下 震災復興マニュアル という ) は 都市復興マニュアル ( 平成 9 年 ) と 生活復興マニュアル ( 平成 10 年 ) を統合し 復興

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5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

<4D F736F F F696E74202D20332E8CFA90B6984A93AD8FC E18F8A93BE8D8297EE8ED293998F5A82DC82A B68A888E B8E968BC682CC8D6C82A695FB B8CDD8AB B83685D>

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

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島原市地域防災計画

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平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

平成30年度岩手県総合防災訓練

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

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第 64 回日本口腔衛生学会 総会 シンポジウム 3 東日本大震災後の関係機関における災害時歯科保健医療の取組 ~ 大規模災害に備えて ~ 東日本大震災後の岩手県に おける災害時歯科保健医療の 取組について 岩手県保健福祉部健康国保課 岩手県口腔保健支援センター 森谷俊樹

岩手県東日本大震災津波復興計画 < 計画期間 構成 > 計画の対象 : 岩手県全域計画の期間 : 平成 23 年度から平成 30 年度までの 8 年間の計画計画の構成 : 復興基本計画及び復興実施計画により構成 復興基本計画復興に向けての 目指す姿 や原則 具体的取組等を明らかにするもの 復興実施計画復興のために行う施策 事業及びその工程表等を明らかにするものであり 3 つの期間に区分して策定

目指す姿の実現に向けた取組の体系

< 被災地医療施設復興支援事業 > 被災した医療施設の移転 新築を支援 < 被災地健康相談支援事業 > 被災地の保健活動 食生活 栄養支援活動 口腔ケア活動に対応するため 応急仮設住宅集会所等を活用し 健康相談 保健指導 歯科検診 口腔ケア指導等を実施 被災地健康相談支援事業 被災地口腔ケア推進事業

歯科診療所の復旧 復興支援 発災 建物復旧不可 ( 全壊等 ) 建物復旧可 国庫補助対象 国庫補助対象外 自力仮設 公的仮設診療所の整備沿岸 14 施設 医療施設復興支援補助沿岸 14 施設 災害復旧費補助 16 施設 ( 沿岸 9 内陸 7) 医療確保対策緊急支援補助 29 施設 ( 沿岸 19( 修繕 12 移転新築 7)) ( 内陸 10( 修繕 10)) 自力復旧 ( 平成 26 年度末現在 ) 歯科医療提供体制の確保 歯科巡回診療車の整備 ( 沿岸地域へ 16 台 ) 施設整備への融資に関する情報提供 支援物資等の斡旋

歯科診療所の被災状況及び再開状況 < 県内 > 岩手県保健福祉部医療政策室調べ ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 改変 震災前施設数 被災状況 全壊大規模半壊半壊一部損壊合計 沿岸 109 37 9 2 12 60 内陸 504 0 0 0 81 81 総数 613 37 9 2 93 141 被災施設数 本院 継続 再開 仮設 再開状況 再開見込 廃止 ( 見込含 ) 未定 沿岸 60 45 4 1 9 1 内陸 81 81 0 0 0 0 総数 141 126 4 1 9 1 廃止 ( 見込含 ) の 9 施設のうち 内陸移転 ( 大槌 遠野 ) が 1 施設

60 50 40 施設数 仮設準仮設本院 ( 改築, 移転, 転用 ) 本院 ( 修復 ) 岩手県沿岸地域の被災した歯科診療所の再開状況 仮設のうち 1 施設は 4 名の共同運営 (H23.7.11~H25.3.16) 1 施設は 2 名の共同運営 (H23.10.1~H25.10.26) 準仮設 : 避難所等で診療スペースを確保し ポータブル機器にて診療すること 12 <H27.4.1 現在 > 廃止 廃止見込 9( うち内陸移転 1) 未定 1 再開見込 1 11 10 8 6 5 4 30 20 4 10 16 17 18 17 1615 13 13 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1 6 1 2 13 14 15 16 171819 21 23 23242526 27 10 2 11 18 15 0 4/1 6/1 8/1 10/1 12/1 2/1 4/1 6/1 8/1 10/1 12/1 2/1 4/1 6/1 8/1 10/1 12/1 2/1 4/1 6/1 8/1 10/1 12/1 2/1 4/1 H23 H24 H25 H26 H27 年月日

東日本大震災後の関係機関における災害時歯科保健医療の取組 ~ 大規模災害に備えて~ 第 64 回口腔衛生学会シンポジウム,2015 年 5 月 29 日被災地口腔ケア推進事業 1 目的東日本大震災津波による被災者を対象として 応急仮設住宅集会所等を定期的に巡回し 歯科健診 歯科相談及び口腔ケア等の歯科保健活動を実施することにより 被災住民の歯及び口腔の健康の維持増進を図る 2 実施主体岩手県 岩手県歯科医師会に委託 3 実施期間平成 23 年 9 月から現在まで 4 対象地域平成 23 年度沿岸 7 市町村 ( 陸前高田市 大船渡市 釜石市 大槌町 宮古市 山田町 野田村 ) 平成 24 年度沿岸 10 市町村 ( 陸前高田市 大船渡市 釜石市 大槌町 宮古市 山田町 岩泉町 田野畑村 久慈市 野田村 ) 平成 25 年度 ~ 沿岸 5 市町村 ( 陸前高田市 大船渡市 釜石市 大槌町 山田町 )

5 事業内容 (1) 応急仮設住宅等の住民等を対象とした歯科保健活動の実施歯科医師 1 名 歯科衛生士等 2 名程度を 1 チームとして応急仮設住宅集会所等を巡回し 被災住民を対象に下記の歯科保健活動を実施する 1 歯科健診 2 歯科相談 3 歯口清掃指導 4 乳幼児及び児童に対する間食指導 5 高齢者に対する口腔ケア 6 普及啓発 7 その他 ( 簡単な義歯調整 ) (2) 高齢者施設等の利用者を対象とした歯科保健活動の実施歯科医師 1 名 歯科衛生士等 2 名程度を 1 チームとして高齢者施設等を巡回し 施設利用者の歯科健診 歯科相談及び口腔ケア並びに施設職員に対する口腔ケアの実技指導を実施する 6 予算平成 23 年度 8020 運動推進特別事業費平成 24 年度 ~ 介護サービス施設等整備臨時特例基金

高齢者施設での活動の様子 応急仮設住宅集会所での活動の様子

条例の制定 計画の策定 見直し ( 災害歯科保健医療に関わるもの ) 平成 25 年 3 月岩手県地域防災計画の見直し 医療 保健計画 に歯科医療救護班の編成及び活動内容を追記 平成 25 年 3 月岩手県保健医療計画策定 災害時における医療体制 に避難所等の口腔ケア体制を明示 平成 25 年 3 月岩手県口腔の健康づくり推進条例制定 県が県民の口腔の健康づくりを推進する基本的な施策として 災害時における歯科保健医療の確保と災害後の体制の整備について規定 平成 26 年 7 月イー歯トーブ 8020 プラン ( 岩手県口腔の健康づくり推進計画 ) 策定 大規模災害時における歯科保健医療の体制について 現状 課題 目標 施策等を明示 平成 27 年 3 月岩手県地域防災計画の見直し 医療 保健計画 に歯科医療救護活動の終了後に実施する歯科保健活動を追記

東日本大震災後の関係機関における災害時歯科保健医療の取組 ~ 大規模災害に備えて~ 第 64 回口腔衛生学会シンポジウム,2015 年 5 月 29 日岩手県口腔の健康づくり推進条例 ( 平成 25 年 3 月 26 日制定 同年 3 月 29 日公布 同年 4 月 1 日施行 )

(1) 妊婦及び乳幼児の歯科保健に係る相談 指導等に関すること (2) 幼児 児童及び生徒のむし歯及び歯肉炎の予防対策に関すること (3) 成人の歯周病の予防対策に関すること (4) 高齢者及び介護を必要とする者の口腔の機能を維持し 又は向上させるための 対策に関すること (5) 障がいのある者のむし歯及び歯周病の予防対策並びに歯科に係る検診の体制の 整備に関すること (6) 県民の口腔の健康づくりの推進に携わる者の確保及び資質の向上に関すること (7) 災害発生時における口腔の衛生の確保及び平時における災害に備えた口腔保健 サービスの提供のための体制の確立に関すること (8) 東日本大震災津波により被災した地域における口腔保健サービスの提供のため の体制の整備に関すること (9) 前各号に掲げるもののほか 県民の口腔の健康づくりの推進に必要な施策に関 すること 口腔の健康づくりに関する基本的な施策

東日本大震災後の関係機関における災害時歯科保健医療の取組 ~ 大規模災害に備えて~ 第 64 回口腔衛生学会シンポジウム,2015 年 5 月 29 日イー歯トーブ8020プラン ( 岩手県口腔の健康づくり推進計画 ) ( 平成 26 年 7 月 18 日策定 )

目指す姿 イー歯トーブ 8020 プランの概念図 口腔の健康づくりの推進により すべての県民が生き生きと安心して質の高い生活を送ることができる社会の実現 基本方針 1 県民の主体的な口腔の健康づくりの促進 2 生涯を通じて歯科保健サービスの利用が可能な環境の整備 施策の方向性 1 ライフステージに応じた口腔の健康づくり 3 大規模災害時における歯科保健医療の体制 2 障がい児 者及び要介護者の口腔の健康づくり 4 口腔の健康づくりのための普及啓発及び人材育成

施策 ( 取組の方向性 ) 1 発生時における歯科保健医療の確保 災害時の歯科保健医療活動に関する体制の構築 災害時における歯科医療救護活動及び口腔ケア等の歯科保健活動の実施 平時における歯科保健医療活動の研修 訓練の実施 2 東日本大震災津波の被災地域における歯科保健医療の確保 被災地の応急仮設住宅集会所等における歯科保健活動の実施

平成 25 年度 リーフレット 災害時の歯科保健医療 作成 講演会の開催 岩手県歯科医師会における災害時歯科保健医療の取組 平成 25 年 9 月平成 26 年 3 月平成 26 年 8 月平成 27 年 7 月 ( 予定 ) 岩手県総合防災訓練への参加 遺体処置訓練 大規模災害時岩手県歯科医師会行動計画 策定 大規模災害時身元確認作業マニュアル 策定岩手県総合防災訓練への参加 救護所設置 運営訓練 遺体処置訓練岩手県総合防災訓練への参加 救護所設置 運営訓練 遺体処置訓練 避難所における口腔ケア訓練

災害時歯科保健に係る普及啓発リーフレット ( 平成 25 年度作成 )

岩手県歯科医師会 大規模災害時岩手県歯科医師会行動計画 岩手県歯科医師会 大規模災害時身元確認作業マニュアル

岩手県歯科医師会 大規模災害時岩手県歯科医師会行動計画 1 目的 2 初動体制から連携構築まで 岩手県歯科医師会 地区歯科医師会 各会員の対応 3 被災者への歯科保健医療活動 被災地の歯科医療救護活動 歯科保健活動 4 身元確認作業 岩手県歯科医師会の対応 検視 検案に関わる歯科医師の業務 身元確認作業 班の組織図および連絡体制 5 地域歯科医療の復旧 被災会員への支援 会員歯科医療機関の復旧 ( 再開 ) の支援 復旧 ( 再開 ) に 必要な行政手続き等の整理および周知 6 県外からの支援の受け入れ体制 7 災害対策の継続化と強化 8 資料集

H26 岩手県総合防災訓練への参加 ( 岩手山の噴火及び土石流を想定した訓練 ) 土石流発災後の防災対策 応急対策として 救護所設置 運営訓練 避難所内に救護所を設置し 関係機関の連携による医療救護 活動を行う 遺体処置訓練 関係機関が連携し 発見された遺体の搬送 安置後 検視及 び検案並びに身元の確認及び判定作業を行う

機材チェック 診察 ( 下顎骨骨折の疑い )

岩手県災害時福祉広域支援機構 大規模災害時における要援護者の様々な福祉 介護等のニーズ把握や応急支援な どを広域的に行う仕組みづくりについて協議 検討するとともに 大規模災害発生 時において 災害派遣福祉チーム の派遣主体となる官民学の共同組織として 岩 手県災害福祉広域支援推進機構 を設置するもの < 設置日 > 平成 25 年 9 月 < 構成 > 本部長 : 岩手県知事 副本部長 : 岩手県保健福祉部長 事務局 : 社会福祉法人岩手県社会福祉協議会 委員 : 構成団体 ( 福祉関係 医療 保健関係 学識経験者 行政 ) の代表者等 < 主な活動内容 > 広域的な要援護者支援のあり方 チームの派遣調整に関する検討 協議 市町村 関係機関 団体との協力連携体制の構築 ( 事前協定締結等 ) チーム活動に関する周知 啓発 チーム員の募集 研修の実施 チーム員の登録及びチーム編成 災害発生時の被災地へのチーム派遣決定等

災害派遣福祉チームについて 設置 : 平成 26 年 3 月社会福祉士 介護福祉士 精神保健福祉士等の福祉専門職で一定の研修を受けた者をチーム員として登録し 災害救助法が適用となる程度の大規模災害発生時に編成 行政 保健 医療 避難所運営者 その他関係者と連携し 避難所等において要援護者の支援活動を行う 派遣主体は岩手県災害福祉広域支援推進機構 < チームの概要 > チーム編成福祉職の混成チーム ( 高齢 障がい 児童 保育等 ) 4~6 名 活動期間発災初期の概ね5 日間程度 ( 必要に応じて延長 追加派遣 ) 活動場所一般避難所 福祉避難所等 チーム員福祉職能団体会員 施設職員等 < 初期対応の例 > 福祉相談体制の確立 ( 避難所内相談窓口の支援等 ) スクリーニング ( 簡易的アセスメントによる要援護者の選別 ) 優先的搬送対応 ( 社会福祉施設への緊急入所 福祉避難所への移送等のコーディネイト ) 福祉避難室確保対応 ( 一般避難所内での要援護者用別室確保の支援 ) < その他の活動例 > 相談支援 ニーズの掘り起こし 環境整備 衛生対策 情報提供 生活支援等