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2 夜食 毎日夜食をとっている者は では 22.5%( 平成 23 年 23.9%) であり で % と割合が高い では 18.3%( 平成 23 年 25.2%) であり 40 歳代で割合が高い 図 夜食の喫食状況 (15 歳以上 性別 年齢階級別 )

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日常的な食事に関する調査アンケート回答集計結果 ( 学生 ) 回収率 平成 30 年 12 月 1 日現在 134 人 問 1 性別 1 2 男性女性合計 % 97.0% 100.0% 3.0% 男性 女性 97.0% 問 4 居住状況 家族と同居一人暮らし

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

刈谷市食育推進計画

第 4 章 地域における食育の推進 1 栄養バランスに優れた 日本型食生活 の実践 ごはんを中心に 魚 肉 牛乳 乳製品 野菜 海藻 豆類 果物 茶など多様な副食などを組み合わせて食べる 日本型食生活 は 健康的で栄養バランスにも優れている 農林水産省では 日本型食生活 の実践等を促進するため 消費

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

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食育に関する意識調査の結果について ( 速報 ) 基本目標 1 毎日きちんと朝ごはんを食べます 規則正しい生活を心がけ, 毎日朝ごはんをしっかり食べて充実した 1 日を過ごす 1 朝ごはんを毎日食べる人の割合 (1) 一般問 6 朝食を食べていますか ( は1つだけ) 0% 10% 20% 30%

食育って, ご存知ですか? 食育とは 生きる上での基本であって, 知育, 徳育及び体育の基礎となるべきもの 様々な経験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を習得し, 食育の推進に取り組んでいます! 28 年 ( 平成 2 年 )3 月に 福山市食育推進計画,213 年 ( 平成 25 年

1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

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ウ食事で摂る食材の種類別頻度野菜 きのこ 海藻 牛乳 乳製品 果物を摂る回数が大きく異なる 例えば 野菜を一週間に 14 回以上 (1 日に2 回以上 ) 摂る人の割合が 20 代で 32% 30 代で 31% 40 代で 38% であるのに対して 65 歳以上 75 歳未満では 60% 75 歳以

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

平成 29 年度食育活動の全国展開委託事業報告書 ( 食生活と農林漁業体験に関する調査 ) 平成 30 年 2 月

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各推進主体の具体的な取り組み 家庭 幼稚園 保育所 関係団体 家族で一緒に朝 早寝 早起き 朝 朝食の大切さを 食を食べる日を ごはんを推進し 伝えていきまし 増やしま ま ょう 朝食の大切さ 早寝 早起き 朝 園便りや給食便 簡単に作れる朝 の推進 ごはんを心がけ りで食育推進を 食のメニューを

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会 報告書46~63ページ

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

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第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

私の食生活アセスメント

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実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

結果の概要

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供 目 次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 (

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Ⅰ. 調査の概要 1. 調査の目的仙台市では, 地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため, 平成 23 年 3 月に 仙台市食育推進計画第 2 期 を策定し, 市民の皆様, 関係団体, 事業者等と連携しながら食育推進に取り組んでいる 市民の皆様の食生活や食習慣, 食育に関する

CSR の 5 つの重要課題 食とスポーツで心と体の元気を応援 基本的な 考え 方 貢献するSDGs CSR の5 つの重要課題 の中心的対象となる SDGs の目標 食とスポーツを手掛ける企業として 食育活動 食文化の普及 スポーツの振興などを通して心と 体の健康づくりに貢献しています スポーツと

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ライフステージ別に 個人 家庭 地域 企業 行政 それぞれの分野での取組を まとめました 基本施策 1 理解と関心を深めて食育推進 個人 家庭 地域 企業 家族と 食 について話をする 感謝の気持ちを込めて いただきます ごちそうさま を言う よく噛んで味わって食べる 買い物や調理 後片付け等 食事

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第2次帯広市食育推進計画(名古屋市パクリ)

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10 群馬県 共食の増加 ( 食事を 1 人で食べる子どもの割合の減少 ) 食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む飲食店の登録数の増加 朝 昼 夕の三食を必ず食べることに気をつけて食事をしている子どもの割合の増加 朝食欠食者の減少 ( 成人 ) 元気県ぐんま 21( 第 2 次 )

図 3 児童 生徒の状況 ( 共食 : 夕食 ) 資料 : 平成 27 年度食生活調査 ( 愛媛県学校栄養士協議会 ) 図 4 食育への関心の状況 (20 歳以上 ) 資料 : 平成 27 年愛媛県県民健康調査 2 多様な暮らしに対応する食生活支援の必要性 共働きや単身赴任の増加など ライフスタイル

(2) 望ましい食習慣や知識の習得 ( 関連目標 ) 子どもたちが 食習慣や知識を習得することは 生涯にわたって健全な食生活を実践していくために重要です そこで 学校では家庭科や学校行事等における調理実習等の体験を通して 児童生徒が食に関する正しい知識や技能を習得できるようにするとともに 家庭での実

名古屋市食育推進計画 ( 第 2 次 ) 案 に対する市民意見の内容及び市の考え方 名古屋市食育推進計画( 第 2 次 ) 案 に対し 貴重なご意見をお寄せいただき ありがとうございました 結果の概要とともに いただきましたご意見とそれに対する市の考え方を公表いたします なお ご意見のうち 趣旨の類

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

埼玉県食育推進計画 ( 第 3 次 ) 平成 28 年度 ~30 年度 彩の国 埼玉県

つくば市地域福祉計画 骨子案

コラム 野菜ってどのくらい食べるの 野菜にはビタミンやミネラルや食物繊維などいろいろな栄養素が含まれています ビタ ミン類は体の調子を整え カリウムは血圧を低下させ 食物繊維は便秘の予防や血糖値の 上昇を緩やかにしたり 腸管でのコレステロールの吸収を抑えます しかも低カロリーなので多く食べても安心で

食生活と食育に関する世論調査<概要>(平成26年10月)/調査実施の概要

山梨県教育委員会:甲州市立奥野田小学校

大 学 生 との 協 働 による 食 育 元 気 教 室 の 開 催 保 育 園 幼 稚 園 小 中 学 校 の 園 児 児 童 生 徒 を 対 象 に 日 本 大 学 短 期 大 学 部 食 物 栄 養 学 科 と 連 携 した 専 門 知 識 と 学 生 の 感 性 を 生 かした 味 覚 教

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

目標 1 食育に関心を持っている国民を増やす 食育を国民運動として推進し 成果を挙げるためには 国民一人一人が自ら実践を心掛けることが必要であり そのためには まずより多くの国民に食育に関心を持ってもらうことが欠かせない また 食育に関心を持っている国民は 関心を持っていない国民よりも朝食を食べる頻

実践女子短期大学紀要第 34 号 (2013) Ⅰ 緒言 BMI. BMI. Ⅱ 調査の方法 P.

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30つながる食育推進事業成果報告書

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

2 お好み焼は約半数が 家庭で作る派 お店派 は約 4 割 1 年以内に食べたことのあるお好み焼 についての問い ( 複数選択 ) において 家庭で作る関西お好み焼 を選んだ人が約半数の 55.5% 次いで多かったのが お好み焼店などの外食店で食べるお好み焼( 持ち帰り含む ) ( 以下 お店 )

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【0513】12第3章第3節

第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

促し 応募料理の中から入賞料理 8 点を選ぶ第一次審査をサイト運営事務局に依頼して 最優秀賞等を決定する第二次試食審査を実績のある料理研究家及び本機構関係者等で実施する展開とする 具体的な公募業務については 1 展開の実効性の確保 2コンテストの募集期間 3 受賞別賞品 4 新聞 雑誌等のマスコミ関

1 1 対象とする個人並びに集団の範囲食事摂取基準の対象は 健康な個人並びに健康な人を中心として構成されている集団とし 高血圧 脂質異常 高血糖 腎機能低下に関するリスクを有していても自立した日常生活を営んでいる者を含む 具体的には 歩行や家事などの身体活動を行っている者であり 体格 (body m

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食生活改善推進員 ( 愛称ヘルスメイト ) は地域の食育アドバイザー ヘルスメイトが健康づくりのお手伝い 食生活改善推進員 ( 愛称ヘルスメイト ) は 私たちの健康は私たちの手で をスローガンに地域の中で食生活改善をとおした健康づくりのためのボランティア活動をしています 男性も参加でき バランスの


結果の概要 1 栄養 食生活に関する状況 (1) 野菜の摂取状況 20 歳以上における 1 日の野菜摂取量の平均値は 288.1g 性別にみると男性 297.1g 女性 281.1g 年齢階級別にみると 男女ともに 40 歳代で最も少ない 図 1 野菜摂取量の平均値 (20 歳以上 性 年齢階級別


第 3 編 第 3 次出雲市食育推進計画 第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画の位置づけ 1. 根拠法令 食育基本法第 18 条第 1 項に基づく市町村食育推進計画です 2. 国 県計画との整合性 国の 第 3 次食育推進基本計画 と島根県の 島根県食育推進計画第三次計画 との整 合性を勘案し策

堺市食育推進計画 ( 第 3 次 )( 案 ) 計画策定のねらい市民一人ひとりが生涯にわたって 食に関する知識や食育を大切にする 心を持ち 心身ともに健康で 豊かな人間性を育むことができるように 食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進する 計画の位置づけ 食育基本法 同法第 18 条第 1 項に基

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

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gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

札幌鉄道病院 地域医療連携室だより           (1)

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

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資料2 これまでの学校における食育の取組について

肥満症の認知状況関する アンケート調査 ~速報~

支援者システム 1. ログイン ログイン画面より支援者の ID とパスワードを入力して ログイン ボタンをクリックします ログイン 2. 支援者 TOP 支援者システムにログインすると支援者 [TOP] 画面が 4. 利用者一覧 表示されます 5. 支援者連絡 3. 問診 支援者 TOP 3. 問診

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1 栄養 食生活 大目標 :1 日 3 食 楽しく バランスのとれた食生活の推進 中目標 : 食生活の改善小目標 1 楽しく食事をします 2 朝食を毎日食べるようにします 3 バランスのよい食事を心がけます中目標 : 食環境の向上小目標 4 おいしくて安全な食品や食事を提供する環境を整えます ライフスタイルの多様化が進む中で 孤食や朝食の欠食 不規則な食事などの傾向が広がっています 飲食店での外食や 弁当 惣菜などを利用するいわゆる 中食 * も増加していますが 外食や中食に頼ると 一般的には エネルギー 脂質 食塩の過剰摂取 野菜不足によるビタミン ミネラルの不足などを招くといわれており 栄養面で工夫が必要です 食事は規則正しい生活の基本であり 肥満防止の要でもあることから 健康との関係について正しく理解し 子どもの頃から望ましい食習慣を身につけていくよう 食生活を見直すことが大切です また 安全で おいしく 栄養バランスのとれた食品 食事を市民が選ぶことができる食環境づくりを 市民や事業者 市との連携のもとに進めることも必要です さらに 家族や友人と楽しく食事をしたり 伝統食を継承することの重要性を伝えるなど 幅広く食文化を育てていく必要があります 食生活の状況 総数 =47 ( 複数回答 ) 0 10 20 30 60 70 80 90 食生活の状況としては 朝 昼 夕方 3 朝 昼 夕 3 食食べている 80.0 食食べている を挙げた割合が最も高く 家族や友人と一緒に食事をしている 57.4 家族や友人と一緒に食事をしている が半数以上になっています そのほか 栄養に 栄養に配慮し いろいろな食品を食べている おいしく楽しく食事をしている 44.4 44.1 配慮しいろいろな食品を食べる おいしく 間食 夜食を控えている 41.1 楽しく食事をしている 間食 夜食を控える などが 台で続いています しかし これらの望ましい食生活は 全般に 歳代以上で浸透していますが 歳代までの男性や 10~20 歳代までの女性では 全体と比較して その割合が特に低い傾向が見られます 塩分をとり過ぎないように薄味にしている 動物性脂肪を控えている 食事は腹八分目までにしている 自分にとって適切な食事の内容 量を知っている 油を使った料理を控えている 菓子類を食事替わりに食べることがある 主食を食べないことがある 14.4 19.2 39.7 38.7 36.8 36.2 31.6 無回答 1.5 出典 : さいたま市健康についての調査 ( 平成 18 年 3 月 ) 30

1 現状と課題 [1] 食生活の改善 ( 現状 ) 朝食については ほとんどとっていない 人と 毎日はとっていない 人を合わせた 朝食を食べない人 の割合が全体で 18.7 となっており 策定時 (15.9) より増加しています 男性 20 歳代 ~30 歳代 女性 20 歳代の若い世代では朝食を食べない人の割合が 台と高く 男性 30 歳代 女性 20 歳代で策定時より増加しています 自分にとって適切な食事の内容 量を知っている人の割合は成人男性 34.1( 策定時.9) 成人女性.5( 策定時 44.2) で 策定時より減少しています また 男性 10 歳代 30 歳代 ~ 歳代 女性 10 歳代では 20 を下回る低い割合であるなど 適切な食事の内容 量の知識については 十分に浸透していない状況にあります 1 朝食をとらない人の割合 ヘ ースライン (14 年 ) 今回目標値 60 48.9 48.1 42.5 43.8 36.7 33.3 35.9 28.7 30 24.7 25 25 25 23.8 22.0 19.5 20 10 0 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 男性 女性 60 30 20 10 0 2 自分にとって適切な食事の内容 量を知っている割合 ヘ ースライン (14 年 ) 今回目標値 44.2.9.5 38.1 34.1 35.4 31.5 28.0 28.6 29.0 25.9 28.2 22.9 24.9 23.9 18.5 19.4 17.7 16.6 16.2 成人男性 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 歳代成人女性 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 歳代 男性 女性 野菜を毎食食べる人の割合は 全体では 38.9 となっています 策定時と比較して 男性 20 歳代 女性 20 歳代 ~30 歳代ではやや改善していますが 依然として低い割合にとどまっています 一人暮らし世帯で 野菜を毎食食べている人の割合が低くなっています 3 野菜を毎食食べる割合 ヘ ースライン (14 年 ) 今回目標値 60 33.1 32.5 30 24.8 30.5 29.0 25.0 25.9 25.6 26.2 23.1 22.0 23.6 20 10 0 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 ~19 歳 20 歳代 30 歳代 男性 女性 出典 :1~3とも さいたま市健康についての調査 ( 平成 18 年 3 月 ) 31

( これまでの取り組みと今後の課題 ) 食事は誰にとっても欠かせないもので 栄養をとるだけでなく 生活の楽しみ 生きがいにもつながることから 食事を通じた家族の団らんや人との交流をはぐくむことが求められます おいしく楽しく食事をしている人の割合は やや減少をしており 特に男性の 20 歳代から 歳代で低い割合となっていることから食を楽しむこととともに 地域の伝統食や行事食を伝承していくなど 幅広く食文化を醸成する必要があります 食生活改善推進員 * や地域活動栄養士 * による子ども向けの料理教室 本市の健康教室での食事指導 調理指導など 食事や栄養について学ぶ様々な場が提供されています しかし 依然として 20 歳代から 30 歳代の子育て世代において 朝食を欠食する割合が高く 1 日 3 食きちんとした食事をとる人の割合が低いなど不規則な食生活をしている傾向が続いています 今後は 子育て世代を中心とした食生活の見直し 改善の具体策を講じていくことが必要です 特に 食生活改善推進員の地域での取り組みや 教育機関での食育 * の取り組みとの連携を強化し 子どもの頃から 朝ごはんは必ず食べる 1 日 3 食きちんと食べる という食習慣を身に付け 生活習慣全体をよい方向に導くことが必要です 食生活や適切な食事の内容 量 バランスについては 保健センターの各種相談や教室や 食生活改善推進員の協力による男性向けの料理教室などで指導 啓発を実施しています また 健康フェアなどイベントでのパンフレット配布 市報 ホームページなどでも情報提供を行っています しかし 自分にとって適切な食事の内容 量を知っている人の割合は各年代で低下し 野菜を毎食食べる人の割合も 2~3 割にとどまっていることから 今後は 一般的な知識の普及にとどまらず 食事バランスガイド * の活用方法や BMI * の計算方法など 一人一人の体型や 活動量にみあった適切な食事の内容 量を 一人ひとりが判断できるような情報 野菜の手軽なとり方など具体的な情報を提供していくことが求められています 32

[2] 食環境の改善 ( 現状 ) 朝食については 外食 ( 市販の弁当も含む ) が ほとんどない とする割合が 75.0 と大半ですが 昼食や夕食は 外食の割合が高くなっています 4 外食 ( 市販弁当も含む ) の頻度 ( 単位 :) いつも ときどき ほとんどない 無回答 ア. 朝食 3.6 6.4 75.0 14.9 イ. 昼食 20.1 42.2 29.4 8.4 ウ. 夕食 4.4 39.8 44.6 11.2 ( これまでの取り組みと今後の課題 ) 出典 : さいたま市健康についての調査 ( 平成 18 年 3 月 ) 食生活の中で外食や中食の占める割合が高く 食事 食品の適切な選び方について 意識や知識の向上を図るため 飲食店や惣菜店などを通じた食事バランスガイド * の普及 啓発やその活用方法などを分かりやすく市民に提供するための環境づくりが必要です 保健所においては 健康増進法 * などに基づき 特定給食施設 * や小規模給食施設 * に対し 巡回指導などを通じて施設利用者の栄養 健康管理の向上を図っています 今後は 特定給食施設や小規模給食施設での栄養成分表示などの栄養 健康情報を提供する環境整備が必要です 市内農産物やこれらを使ったレシピを紹介した農情報ガイドブックを作成しています 安全でおいしい地元農産物を食生活に取り入れることができるよう情報提供を充実するなど 望ましい食生活を可能とする環境づくりを進める必要があります 33

2 目標と関連指標 大目標 :1 日 3 食 楽しく バランスのとれた食生活の推進 中目標 [1] 食生活の改善 小目標 1 楽しく食事をします 関連指標 1 おいしく楽しく食事を している人の割合 () 小目標 2 朝食を毎日食べるようにします 関連指標 2 朝食を毎日食べな い人の割合 () 31 日 3 食食べる人の 割合 () 小目標 3 バランスのよい食事を心がけます 関連指標 4 自分にとって適切な 食事の内容 量を 知っている人の割合 () 5 野菜を毎食食べる 人の割合 () 中目標 [2] 食環境の向上 ヘ ースライン値 最新値 目標値 (H14) (H17) (H22) 全体 46.3 44.1 55 以上 ヘ ースライン値 最新値 目標値 (H14) (H17) (H22) 20 歳代男性 48.9 48.1 25 以下 30 歳代男性 36.7 42.5 25 以下 20 歳代女性 35.9 43.8 25 以下 20 歳代男性 53.8 55.2 65 以上 30 歳代男性 66.0 64.5 80 以上 20 歳代女性 64.5 61.9 80 以上 ヘ ースライン値 (H14) 最新値 (H17) 目標値 (H22) 成人男性.9 34.1 以上 成人女性 44.2.5 以上 20 歳代男性 22.0 25.9 以上 20 歳代女性 23.6 25.6 以上 30 歳代男性 25.0 23.1 以上 30 歳代女性 26.2 29.0 以上 小目標 4 おいしくて安全な食品や食事を提供する環境を整えますヘ ースライン値最新値目標値関連指標 (H14) (H17) (H22) 6 特定給食施設 * や小規模給食施設 * で栄 養成分表示をしている割合 () 1 65.0 100 1 法令の改正などにより対象となる施設を変更しました 出典 : 関連指標 6 についてはさいたま市保健所調べ 他は さいたま市健康についての調査 ( 平成 18 年 3 月 ) による 34

3 具体的な取り組み 大目標 :1 日 3 食 楽しく バランスのとれた食生活の推進 中目標 [1] 食生活の改善 小目標 市民の取り組み 民間団体 関係機関 事業者などの取り組み 市の取り組み 1 楽しく食事をします 2 朝食を毎日食べるようにします 3 バランスのよい食事を心がけます 中目標 [2] 食環境の向上 4 おいしくて安全な食品や食事を提供する環境を整えます 家族や仲間とおいしく楽しく食事をする機会を増やします 食を通じた地域の交流活動に参加したり 手軽でおいしいレシピを工夫し 発信するなど 食生活に関わる活動に取り組みます 自分の食事や生活について関心を持ち 生活習慣を振り返ります 朝 何か一つでも口にいれるようにし 1 日 3 食 ( 朝食 昼食 夕食 ) をきちんと食べる習慣を身につけます 自分にあった適切な食事量 内容について理解し 食べ過ぎや 少食になりすぎないよう注意します 主食 副菜 主菜のそろった 栄養のバランスのとれた食生活を実践します 塩分 糖分 脂肪のとりすぎに注意します また 間食や菓子類の食べ方に気をつけます ゆっくりよく噛んで食事をします 外食の際には食事のカロリーやバランスに気をつけます 栄養成分表示や食事バランスガイド * に関心を持ち 食品やメニューの選択に役立てます 食生活と健康に関する情報提供を行い 食生活の改善を推進します 朝ごはんを食べよう 月間や 朝食アイディアの募集 など 市の啓発活動と連携 協力しながら 朝食の重要性についての啓発 普及活動を行います 地元の食材を生かした生活習慣病予防の献立を普及します 子どもから大人まで食生活の改善に関する実習などを通して 食事をつくる喜びを伝え 手作り料理のよさを普及します 飲食店 特定給食施設 * 小規模給食施設 * 惣菜店などでは栄養成分表示や食事バランスガイドの普及 啓発を行い 市民の生活習慣病予防を支援します 生涯を通じて良好な食生活が実践できるよう 保健 福祉 教育などの各分野が連携し 子どもの頃からの生活習慣病予防のための食教育を実施します 朝ごはんを食べよう 強化月間の設定や 朝食アイディアの募集 などにより 朝食の重要性について意識啓発を進めます 望ましい食習慣について 特に若い世代や子育て世代に普及 啓発を行います 個人の身体状況や健康状態にあった食生活が実践できるように 栄養士などの専門家による健康相談や健康教育を充実させます 食生活改善推進員 * や地域ボランティア * などを育成 支援し 地域に密着した健康づくりを推進します 特定給食施設や小規模給食施設において 栄養成分表示や生活習慣病予防のための食事バランスガイドの普及 啓発ができるよう推進体制を整備します 35