機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

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2. 概算請求を行う場合の取扱いについて (1) 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 別紙様式により 平成 23 年 4 月 13 日までに概算による請求を選択した旨及び 次の (2) による診療実日数等を各審査支払機関 ( 国民健康保険団体連合会及び

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事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

【事務連絡】160421平成28年熊本地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて

起案

平成30 年大阪府北部を震源とする地震による被災者に係る被保険者証等の提示等について(厚生労働省保険局医療課:H )

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東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関するQ&A

起 案 書

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平成 23 年 4 月 4 日現在 Q4 一部負担金等の支払いが猶予される方は どのような方ですか A. 次の (1) 及び (2) のいずれにも該当する方です 適用の期間についてはQ6を参照ください (1) 災害救助法の適用市町村 ( 東京都 47 区市町を除く ) に住所を有する国民健康保険法及

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

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の両方を提出する必要がある 問 3 還付額は 領収証に記載されている金額を還付するのか それともレセプト情報から自己負担分を計算するのか 領収証により保険診療に係る一部負担金の額を確認して還付する 問 4 領収証の紛失 または医療機関等の全壊等により 対象の被保険者が負担した一部負担金の額の確認が取

診療報酬明細書の請求事例 ( 浜松市重度心身障害者 母子家庭等医療費助成制度と公費負担医療との併用請求 ) 平成 30 年 10 月診療分より 平成 30 年 10 月 静岡県国民健康保険団体連合会

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Microsoft PowerPoint - 被災者に関する一部負担金の特例(震災対応)

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

(様式2)特別徴収中止市町村リスト.xls

東日本大震災による被災者の医療等の取扱いについて(その1)

国保連合会だより NO 平成 30 年 8 月 16 日静岡県国民健康保険団体連合会 静岡市葵区春日 2 丁目 4 番 34 号 TEL(054) jp/ 1 静岡県単独特定疾患治療研究事業の

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上記 1 よる場合以外については 下記 (2) により 診療報酬等の請求 を行うものとすること (2) 概算請求を行う場合の取扱いについて 1 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 平成 30 年 7 月 14 日までに概算による請求を選択する旨 各審査

Microsoft Word - (修正後)◆1-1_記載要領通知(肝がん・肝硬変)通知.rtf

目次 診療報酬請求書の記載方法... 3 請求例 ( 国 70 歳未満 外 一部負担金なし )... 4 請求例 ( 国 70 歳未満 外 一部負担金あり )... 5 請求例 3( 国 70 歳以上 外 一部負担金あり )... 6 請求例 4( 後期 外 一部負担金あり )... 7 請求例 5

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3

. 公費 54 公費 5 のレセプトの公費対象患者負担額と自己負担上限額について公費 54 と公費 5 の公費対象患者負担額については 各受給者証の自己負担上限額を上限として原則 割 ( 保険 9 割給の場合は1 割 ( 指定公費も同様 )) の自己負担となります ただし 生年月日が昭和 19 年

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

出産育児一時金制度の見直しに関する Q&A 平成 23 年 3 月

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

(案)

老発第    第 号

2015年1月改定対応(高額療養費算定基準額対応)

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

< 請求者の方へ > 1 承認期間中における血清肝炎 肝硬変の治療費用について 医療機関等の窓口で医療費の軽減を受けることができなかった場合には この請求書を使用して 愛知県知事に対し 医療費の償還払いの請求ができます 2 高額療養費制度の対象となる場合 この請求書で償還される金額は高額療養費制度の

【事務連絡】平成30年7月豪雨の被災者に係る医療保険の一部負担金の還付等に関するQ&A

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に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ


医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

○ 01_通知(案)

返還金関係書類(様式)

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1. 制度見直しに伴う処理の流れ 受給者 医療機関等 審査支払機関 ( 国保連合会 支払基金 ) 集計機関 ( 国保連合会 ) 市町村における処理の流れを示します 1受給者証交付受給者 還 3付金振込 国保連合会向けCSVデータ 支払基金向けCSVデータ同一のデータ形式同一のデータ内容 (83 該当

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

概要. 宇都宮市 () 重度心身障がい者医療助成制度 (80900) ( ア ) 導入範囲 : 医科 歯科 調剤 訪問看護療養 ( イ ) 助成範囲 : 保険給付対象の一部負担金相当額 負担医療における一部負担額 ( ウ ) 受給者負担 : なし ( エ ) 対象医療機関 : 栃木県内医療機関等 入

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)

( 別添 ) 保険医療機関又は保険薬局に係る電子情報処理組織等を用いた費用の請求に関する取扱要領 1 電子情報処理組織による診療 ( 調剤 ) 報酬の請求の届出保険医療機関又は保険薬局 ( 以下 保険医療機関等 という ) は 療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令 ( 以下 請求

( 保 8) 平成 31 年 4 月 3 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 出産育児一時金等の受取代理制度の届出について ( 平成 31 年度 ) 出産育児一時金等の受取代理制度の届出につきましては 平成 23 年 2 月 7 日付け日医発第 1009 号 ( 保

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2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)(第二版)

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あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

事例 3: 所得区分の記載 (C: 低所得者 ) がある特定疾患医療受給者証を提示した場合 入院 診療報酬明細書都道府医コード 社 国 単独 本入 併 3 六入平成 年 5 月分科 公 4 退職 保険者番号 6 公負担者番号 公負担者番号 公負担医療の受給者番号 公負担医療の受給者番号

保保発 0607 第 1 号 保国発 0607 第 1 号 平成 24 年 6 月 7 日 全国健康保険協会理事長 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長 御中 厚生労働省保険局保険課長 厚生労働省保険局国民健康保険課長 健康保険法第 106 条の規定に基づく出産育児一時

健保連業務支援 G 補足資料 高額療養費の制度改正事項 平成 29 年 8 月施行 1 の引き上げ ( 対象 :70 歳以上の者 ) 1 70 歳以上の外来におけるの引き上げ 70 歳以上の外来におけるが これまでの一般ので 12,000 円 現役並みので 44,400 円だったものが 一般ので 1

○ 01_通知(案)

「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課長、歯科医療管理官:H )

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Microsoft Word - 参考資料目次.doc

場合であること この場合 保険薬局において 加入の保険及び被用者保険の被保険者等にあっては事業所名 国民健康保険の被保険者及び後期高齢者医療制度の被保険者にあっては住所を確認するとともに 調剤録に記載しておくこと 2 保険医療機関の記載がない場合処方せんの交付を受けた場所を患者に確認すること なお

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

Ⅱ 調剤録等の取扱いについて

Microsoft Word - (厚生局医療課長事務連絡)平成30年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて

岡山県医療費負担制度の概要 ( 保険医療機関 関係者の皆様へ ) 1 単県医療費負担制度の概要 単県医療制度は 医療保険各法の規定により療養の給付等を受けた場合における自己負担額を軽減する制度です ( 保険調剤が行われた場合の自己負担額に対して負担する制度です ) (1) 医療保険における自己負担限

目 次 1 様式及び記載方法等について 1 2 算定事例 (1) 協会けんぽ等の被保険者の場合 6 (2) 国保組合の被保険者の場合 7 (3) 国保保険者と福祉医療費を請求する市町村が異なる場合 8 (4) 次の公費負担医療等を併用する場合 ( 国保 協会けんぽ等 国保組合 )9 ア公費 10(

備考 欄エラーコード =ANN4 ANNM 請求明細書 給付管理票返戻 ( 保留 ) 一覧表 カイコ シ ロウ カイコ シ ロウ 請 H ,350 B 様式番号 : 過去に同じ請求明細書を提出済 ANN4 請 H

担金等の免除証明書を提示した患者のみとなる ( 免除の対象となる要件等は表 2を参照 ) (2) ただし 以下の被保険者は 当面 被保険者証等の提示 被災した旨の申立てにより免除の要件に該当すれば 免除証明書の提示がなくても一部負担金を免除してよい 1 一部の市町村 ( 以下の表 ) に住所がある

2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)

日本医師会「2008年度緊急レセプト調査(4~6月分)」結果報告(2008年8月6日)

No. 平成 0 年 月分まで 公負担者番号 公負担者番号 平成 0 年 月分 公負担医療の受給者番号 公負担医療の受給者番号 特 記 事 項薬 在地及公び称 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 職務上の事由 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 社 国 単独 本外 調剤 公 併 者

< F2D817988E38E7489EF A E918A EB8>

Microsoft Word - 【各団体宛】1703○○事務連絡(震災特例延長)関係団体宛

( 例 2) 特定被災区域にある住家と区域外にある住家を行き来して生活しており 特定被災区域の家が被災したが 住民票は区域外にある場合 公共料金の支払等により生活実態が確認されれば対象として差し支えない ( 例 3) 学生で特定被災区域外に居住している ( 区域外に住民票 ) が 特例により 特定被

調査票を入力いただく環境について Adobe Reader のバージョンについて本調査票は Adobe Reader 11 以降のバージョンに対応しています (Adobe Reader11 より古いバージョンですと ファイルの保存の際に下記等のエラーメッセージが表示され ファイルの保存がされません

起 案 書

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 健康保険限度額適用認定証 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 氏名 生 住所 発効 有効期限 適用区分 保 険 者 健 康 保 険 証 に記載されています に交付申請し 事前に 認 定 証 1 を

<4D F736F F D208CA792CA926D814093C192E88C928D4E90668DB88B7982D193C192E895DB8C928E7793B1>


健保連共同システム 法改正・機能拡張対応について

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⑵ 蒲郡市が世帯主に対して支給する出産育児一時金の額を限度として 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領する旨及び出産育児一時金の額を超えた出産費用については 別途被保険者が医療機関等の窓口で支払う必要がある旨 ⑶ 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領した額の範囲で 蒲郡市から

スライド 1


Microsoft Word - 事務の手引き(現物給付Q&A)

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医保レセプト(レセ電)の一部負担金等の金額置換編集

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議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

事例. 特例措置対象被 ( 法番 43 福祉医療有 ) 診療報酬明細書都道府医療機関コード 公負担者 公負担者 ( 入院外 ) 県平成 年 4 月分 公負担医療の受給者 公負担医療の受給者 社 国 3 後期 単独 本入 7 高入 公 4 退職 併 3 六入 5 家入 9 高入 7 給 9 8 付割合

種別入外法別特記備考 事例 70 歳未満入院外 8* 事例 70 歳未満入院外 8* 0 事例 3 70 歳未満入院外 54 8* 8 区ウ 事例 4 70 歳未満入院外 8* 所得区分が 8 区ウ 事例 5 70 歳未満入院外 5 8* 事例 6 70 歳未満入院外 5 8* 0 事例 7 70

Microsoft PowerPoint - 10.【資料3】オンライン資格確認等システム検討状況

Transcription:

東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて (5 月診療分 ) 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱いについて 厚生労働省保険局医療課より下記のとおり示されました 1. 平成 23 年 5 月診療等分 (6 月提出分 ) に係る診療報酬等の請求について (1) 平成 23 年 5 月診療分 (6 月提出分 ) に係る診療報酬等の請求について 災害救助法適用地域 ( 東京都の区域を除く ) に所在する医科に係る保険医療機関であって 平成 23 年 3 月 12 日以降に診療を行い 通常の手続きによる請求を行うことが困難なため 3 月診療分 (4 月提出分 ) につい3 月の1ヶ月分を通して概算による請求を行うとともに 4 月診療分 (5 月提出分 ) についても4 月の1ヶ月分を通して概算による請求を行った医療機関に限り 引き続き当該保険医療機関の状況に鑑み 通常の手続きによる請求を行うことが困難な場合には 5 月診療分についても1ヶ月分を通して概算による請求を行うことができます (2) これ以外の場合については 下記 3により 通常の方法により診療報酬等の請求を行うこととなります (3) (1) に該当しない保険医療機関であって やむを得ない事情により通常の手続きによる請求を行うことが困難で 平成 23 年 5 月診療分 (6 月提出分 ) に係る診療報酬等の請求について 概算による請求を希望する保険医療機関につきましては 審査支払機関にご相談ください 2. 概算請求を行う場合の取扱いについて (1) 概算による請求を選択する保険医療機関については やむを得ない事情がある場合を除き 別紙様式により 平成 23 年 6 月 10 日までに概算による請求を選択した旨及び 次の (2) による診療実日数等を各審査支払機関 ( 国民健康保険団体連合会及び社会保険診療報酬支払基金 ) に届け出ることとなります ( やむを得ない事情により 別紙様式の提出が 6 月 10 日に間に合わない場合であれば やむを得ず遅れる旨 各審査支払機関に連絡し対応についてご相談ください ) (2) 診療報酬等の算出方法原則として平成 22 年 11 月診療等分から平成 23 年 1 月診療等分までの診療報酬等支払実績により ( 当該保険医療機関について特別な事情がある場合には 別途保険医療

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年 1 月入院分診療報酬等支払額 92( 日 )[3 か月分の総日数 ] 平成 23 年 5 月の入院診療実日数 2 外来分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年 1 月外来分診療報酬等支払額 70( 日 )[92 日 - 休日加算対象日 22 日 ] 平成 23 年 5 月の外来診療実日数 3 平成 23 年 3 月 12 日以降の一部負担金等の猶予分 平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年 1 月 平成 23 年 5 月の 入院分診療報酬等支払額 入院診療実日数 0.036 92 ( 日 ) + 平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年 1 月 平成 23 年 5 月の 外来分診療報酬等支払額 外来診療実日数 0.036 70 ( 日 ) ( 注 ) 計算式における 0.036 の数値につきましては 阪神 淡路大震災等における概算 請求の方法を参考に 今回の震災の状況を踏まえて設定しております (3) この方法の対象となる請求の範囲については 公費負担医療に係るものについても含まれることとなります (4) この方法による請求を選択した保険医療機関等については この方法による概算額をもって平成 23 年 5 月診療分 (6 月提出分 ) の診療報酬等支払額を確定するものです

3. 通常の方法による請求を行う場合の取扱いについて (1) 請求書の提出期限について平成 23 年 5 月診療分 (6 月提出分 ) に係る診療報酬請求書等の提出期限は 平成 23 年 6 月 10 日までとなります (2) 被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求の取扱いについて被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求については 以下の方法により 診療報酬の請求を行うものとなります 1 保険医療機関においては 受診の際に確認した被保険者の事業所等や過去に受診したことのある保険医療機関に問い合わせること等により また 窓口で確認した事項等により 可能な限り保険者等を特定してください 2 保険者を特定した場合は 当該保険者に係る保険者番号を診療報酬明細書の所定の欄に記載してください 保険者は特定したが 保険者番号を確認することができなかった場合には 次の3 の方法により対応します なお 被保険者証の記号 番号が確認できた場合については 当該記号 番号を記載することとし 当該記号 番号が確認できなかった場合には 明細書の欄外上部に赤字で不詳と記載してください 3 上記 1の方法により 保険者を特定できないものは 被災前の患者の住所又は事業所名 確認している場合には現在の患者の連絡先について 明細書の欄外上部に記載し 当該明細書について 国保連に提出する分 支払基金へ提出する分 それぞれについて別に束ねて請求します なお 請求において 国民健康保険の被保険者である旨 国民健康保険組合の被保険者である旨及び後期高齢者医療の被保険者である旨を確認した者に係るものについては国民健康保険団体連合会に被用者保険の被保険者等である旨を確認した者に係るものについては社会保険診療報酬支払基金に請求してください また 保険者を特定できず さらに国民健康保険団体連合会へ提出する分なのか

社会保険診療報酬支払基金へ提出する分なのかも不明な患者に係るものであっても できるだけ状況を確認し 医療機関において国保連か支払基金かを選択して請求してください 4 保険者が特定できない場合の診療報酬請求書の記載方法については 国保連分は 当該不明分につき 診療報酬請求書を作成する方法 ( 通常どおり 国保分と後期高齢者分を区分してそれぞれ診療報酬請求書を作成すること ) で 支払基金分は 診療報酬請求書の備考欄に未確定分である旨を明示し その横に一括して所定事項 ( 件数 診療実日数及び点数等 ) を記載します (3) 医療機関の窓口において一部負担金の支払を猶予したものに関する取扱い 1 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて ( 平 22.3.15 厚生労働省保険局医療課事務連絡 ) により一部負担金等の支払を猶予された者については 当該猶予措置等の対象となる明細書と猶予措置等の対象とならない明細書を別様にして請求します なお 猶予措置等に係る明細書については 明細書の欄外上部に赤色で災 1 と記載するとともに 同一の患者について 猶予措置等に係る明細書と猶予措置等の対象とならない明細書の双方を2 枚 1 組にし 通常の明細書とは別に束ねて提出してください ただし 同一患者について 猶予措置等に係る診療等とそれ以外の診療等を区別することが困難な明細書については 赤色で災 2 と記載し 震災以前の診療に関する一部負担金等の額を摘要欄に記載してください また 猶予措置等に係る明細書の減額割合の記載については 診療報酬請求書等の記載要領等について ( 昭 51.8.7 保険発第 82 号 ) に基づき記載します 2 一部負担金等の猶予をしたときは 患者負担分がゼロであるため 保険優先の公費負担医療 ( 特定疾患治療研究事業 法別番号 51 などの 公費併用レセプト となるもの ) の対象となりません このため 一部負担金等の支払を猶予した場合には 従来 公費併用レセプトとして請求するものであっても 明細書は医保単独として取扱い 公費負担番号及び公費受給者番号は記載を要しません

3 入院分について 例えば月末に3 月診療分の支払を一括して受けるような場合であっても 一部負担金等の支払の猶予の対象となるのは 震災以後 一部負担金等の支払の猶予対象者に該当することとなってからの診療分であることにご留意ください また 外来分についても同様に 一部負担金等の支払の猶予の対象となるのは 震災以後 一部負担金等の支払の猶予対象者に該当することとなってからの診療分であることにご留意ください [ 参考 ] 被保険者証の記号 番号が確認できず かつ 一部負担金等を猶予した場合には 不詳災 1 と記載することとなります [ 参考 ] 一部負担金等とは 一部負担金 入院時食事療養費または入院時生活療養費に係る標準負担額 訪問看護療養費に係る自己負担額などをいいます 4. レセプト電算処理システムの取扱いについてレセプト電算処理システムに参加している保険医療機関において 保険者が特定できない者等に係る診療報酬明細書等については 電子レセプトによる請求でなく 紙レセプトにより請求することとします ただし 紙レセプトの出力が困難な場合には 電子レセプトにより請求も可能です ( 電子レセプトにより請求する際には 電子レセプトの記録に係る留意事項 を参考として記載してください ) 5. その他 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて ( その7) ( 平成 23 年 5 月 23 日厚生労働省保険局医療課事務連絡 ) により 平成 23 年 7 月 1 日からは 原則として 保険者に申請のうえ交付された 一部負担金等免除証明書 を提示して受診した場合のみ 保険医療機関等の窓口において 一部負担金等を免除することとしており この場合も引き続き 上記 3(3)1のとおり 免除に係る明細書には欄外上部 ( 電子レセプトの場合は摘要欄 ) に 災 1 または 災 2 と記載することとなります ( すでに免除証明書が発行されている場合も同様です ) 電子レセプトの場合 レセプト特記事項に 96 または 97 も漏れず記録することとなります

別添電子レセプトの記録に係る留意事項本事務連絡に基づき診療報酬等を請求する場合には 電子レセプトの記載について以下の点に留意すること なお システム上の問題等によりこれらの方法によって電子レセプトによる請求ができない場合には 紙レセプトにより請求することとする 1. 事務連絡 3(2)2 関連 ( 保険者を特定できた場合 ) 保険者を特定した場合であって 被保険者証の記号 番号が確認できない場合は 被保険者証の 保険者番号 を記録する 被保険者証の 記号 は記録しない 番号 は 999999999(9 桁 ) を記録する 摘要欄の先頭に 不詳 を記録する 保険者番号が不明な場合には 保険者番号 は 99999999(8 桁 ) を記録し 摘要欄に住所又は事業所名 患者に確認している場合にはその連絡を記録する 2. 事務連絡 3(2)3 関連 ( 保険者を特定できない場合 ) 保険者を特定できない場合には 保険者番号 は 99999999(8 桁 ) を記録する 被保険者証の記号 番号が確認できた場合は記号 番号を記録する 被保険者証の記号 番号が確認できない場合は上記 1と同様に 記号 は記録しない 番号 は 999999999(9 桁 ) を記録する 摘要欄の先頭に住所又は事業所名 患者に確認している場合にはその連絡先を記録する 3. 事務連絡 3(3)1 関連本事務連絡 3(3)1において 明細書の欄外上部に赤色で災 1と記載する とされているものについては レセプト共通レコードの レセプト特記事項に 96 保険者レコードの 減免区分 に 3: 支払猶予 摘要欄の先頭に 災 1 と記録する こと また 災 2と記載する とされているものについては レセプト共通レコードの レセプト特記事項 に 97 保険者レコードの 減免区分 に 3: 支払猶予 摘要欄の先頭に 災 2 と記録する こと 4. 事務連絡 3(4) 関連 ( 調剤レセプトの場合 ) 処方せんを発行した保険医療機関について 都道府県番号 点数表番号 又は 医療機関コード のいずれかが不明な場合には 都道府県番号 点数表番号 及び 医療機関コード の全てを記録せず 保険医療機関の所在地及び名称 欄に 当該保険医療機関の所在地及び名称を記録すること