Microsoft Word 六西小の林T指導案1.doc

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理科学習指導案(形式)

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第6学年2組 理科学習指導案

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

第4学年算数科学習指導案

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第4学年1組 理科学習指導案

表紙

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

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第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

国語科学習指導案様式(案)

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Microsoft Word - ⑦-1電流がうみ出す力

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

(1) 児童観本学級の児童は, 理科の学習に興味をもって取り組んでいる 特に, 観察や実験に意欲的である 昨年度は, 変える条件, 変えない条件を考えながら実験に取り組んできたことにより, 条件に目を向けて調べようとする力は育ってきている 本単元にかかわる児童の実態を把握するために, 発電, 蓄電,

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

5 指導について (1) 単元について 3 年磁石の性質 4 年電気の働き 5 年電流の働き ( 本単元 ) 磁石に引きつけら 乾電池の数とつな 鉄心の磁化 極の変化 れる物 ぎ方 電磁石の強さ 異極と同極 光電池の働き 電気の通り道 電気を通すつなぎ方 電気を通す物 6 年電気の利用 中学 2 年

解答類型

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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指導案 5年 算数

○数学科 2年 連立方程式

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

いきたいと考えるはずである 水溶液を区別する ためには, 水溶液のどんな性質やはたらきに着目していったらよいか, 子どもたちの考えを大切にしながら学習を進めていきたい 本単元の問題を解決するためには, いくつかの実験結果から, 総合的に判断することが必要である そこで,5つの水溶液を区別するという意

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(Microsoft Word -

(2) 単元構想図 学習の手立て 数は時数軸 授業の目標 視点 1 果物で電池を作り 電流を取り出す 果物電池から電流を取り出す実験を通して 電池の仕組みについて 疑問や関心を抱くことができる ( 自然事象への関心 意欲 態度 ) 小集団の中で果物電池を作り 疑問を出し合ったり 共有したりする姿 自

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

が可能である 友達の意見に左右されず 自分の考え 方法を堂々と発表したり 友達の意見を認め その良さを受け入れて多面的な考え方をしようとする気持ちを称賛していきたい 3 指導の手立て単元の導入段階では 教科書の挿絵を使った長さ比べをする 1 円玉やクリップ 紐を使って長さを数値化して比較することは

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

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<小学校 生活科>

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

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問察(1) 教師によるゴールマップの作成まずは, 教師が教科内容の知識の構造を明らかにし, それらを概念地図で示す これが, 児童が授業を通して作成する概念地図のゴールとなる このマップを ゴールマップ とよぶ 太陽の動き の実践の場合には, 教師が右に示すようなゴールマップを作製した なお, これ

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

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検流計は 下記の単元で繰り返し使用します 学年単元内容 4 電気の働き 5 電流の働き 電流の強さや向きを調べるために使用する 6 電気の利用 直列つなぎ 並列つなぎについても繰り返し指導します 指導改善のポイント 直列 並列つなぎ 1 直列 並列つなぎのそれぞれの特徴を比較する活動を取り入れる 2

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3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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※ 教科 理科テキスト 小4 1学期 5月 電池のはたらき

第6学年2組 理科学習指導案

他の単元との連関 子どもが獲得する見方や考え方 教師の持つ指導ポイント 評価規準 小学 4 年生 もののあたたまり方 小学 6 年生 電気の利用 ~ エネルギーの工場と変身と銀行 ~ 中学 1 年生 光と音 ( 光のエネルギーを利用しよう ) 中学 2 年生 電流 ( 電気とそのエネルギー ) 電流

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

Taro-4年 総合 指導案(最終)

鹿児島大学理学部紀要第49号

第6学年2組 理科学習指導案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

理科科学習指導案

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

Microsoft Word - 社会科

植物 Wanted ゲームを作ろう

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

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3 単元の目標 (1) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象に進んでかかわり それらを科学的に探究するとともに 事象を日常生活とのかかわりでみようとする 自然事象への関心 意欲 態度 (2) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象の中に問題を見いだし 目的意識をもって観察

算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ

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第4学年理科学習指導案

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

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第5学年  算数科学習指導案

Taro-6年 理科 電気の利用.jtd

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

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第1学年国語科学習指導案

(1)

授業案4年「3 電気のはたらき」

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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Transcription:

第 3 学年 1 組理科学習指導案 平成 17 年 11 月 22 日 ( 木 ) 第 5 時限場所第 2 理科室指導者教諭林幸康 1. 単元名 豆電球にあかりをつけよう (10 時間完了 ) (1) 単元目標 1 乾電池や豆電球, 導線などを使い, 電気を通すつなぎ方や電気を通すもの調べを意欲的に行うことができるようにする 2 さまざまな実験場面における豆電球が点灯するかしないかの比較から, それらの違いを考えるとともに, 電気回路や電気を通すもの通さないものについて自分なりのイメージを持つことができるようにする 3 電気を通すつなぎ方や電気を通すもの調べの実験を, 豆電球や乾電池, 導線などを適切に使い行うとともに, その結果を分かりやすく記録することができるようにする 4 電気回路の仕組みや電気を通すもの通さないものの存在について理解するとともに, 科学の世界の楽しさを実感できるようにする (2) 単元構想 先生! 太陽がどんどん動いてるよ!! 前単元 太陽の動きと光のはたらきを調べよう において, 太陽の動きを影の記録によって調べる実験中に子どもが発した言葉である 3 年生になり初めて理科を学習してきた子どもは,2 学期に初めて実験に取り組んだ 時間とともに影の動きが明確に分かるこの実験は, 普段当たり前に見てきた太陽や影に対する見方を大きく変えた 身近な現象を科学的にとらえることの面白さを実感したのである そこで, このように科学の扉を開き一歩を踏み出した子どもに, 一人一人が実験器具を操作することができ, 実験結果が明快で, 生活の中になじんでいる電気をあつかう本単元を設定することで, 科学の面白さをより実感してもらいたいと考えた 本単元 豆電球にあかりをつけよう は, 豆電球を点灯させるという活動を通して, 電気回路の基本的な仕組みや電気を通すもの通さないものの違いといった内容を学習する これらは, この先の学年において学習していく電気に関する科学的な見方考え方の基本を養う内容といえる それだけに, 知識を与えるのではなく, 豆電球, 電池, 導線を使った子どもなりの実験にたっぷりと浸らせることで, 電気に対するイメージを体感的に膨らませたいと考える 本学級は, 好奇心旺盛で活動的ではあるものの雑さの目立つ男子とやさしく面倒見はよいものの積極性に欠ける女子によって構成されている そこで, 初めての実験である太陽の動き調べでは, 男子と女子をペアにし 2 人 1 組で実験に取り組ませた その結果, 男子は, 実験結果を正確に記録することの大切さを, 女子は, 結果に対する発想豊かな考え方をそれぞれ学んだ ただ, 実験のすべてを一人で行ってこそ自分なりのイメージを大きくすると考えると, 物足りなさも感じた そこで, 本単元においては, 一人一実験を基本に, 電気の世界とじっくり向き合わせることで, 一人一人に電気に対する科学的な見方考え方を育むことができたらと考えている 本単元の導入では, 箱の上に出た豆電球にあかりをつける教師演示を行う 普段, 当たり前に電灯をつけている子どもは それぐらいできる という思いから 自分もつけてみたい と興味を示すであろう そこで, 箱の中から, 材料である電池とソケット付導線を出す そして, 一人に一つ豆電球, 電池, ソケット付導線を配付し, 早速自由に取り組ませる 子どもは豆電球をつけることに夢中になるであろうが, 電気を通すつなぎ方を考えさせるためには, つかない場合との比較が欠かせない そのため, ワークシートには, 豆電球がつかないつなぎ方を書くスペースを多く用意しておき, つかないつなぎ方を調べる実験意欲を支えていきたい 豆電球がついたつなぎ方とつかないつなぎ方との比較から, 電気回路の仕組みをまとめたところで, 電気回路に対するイメージをより明確にするために, 長い導線で作った回路を示し, 子どもに揺さぶりをかける さらに, 他にもつくか心配な回路を子どもから引き出し, 実際に実験に取り組ませたい その結果から, 回路ができていればつくという認識が深まるにちがいない こうして, 豆電球をつけることに自信を持った子どもに, 銅線部分が出ていないソケット付導線を配付する つくはずの回路でつかない結果から, 子どもは, 銅線部分が出ていないことに着目し, 電気を通さない部分があることを発見するであろう そこで, 電気を通すものと通さないものを調べよう という問題を軸に, 実験に取り組ませる ここでの活動は, 豆電球, 電池, 導線付ソケットがばらばらの状態では取り組みにくい そのため, 子どもはもっと実験をしやすい状態にしたいと考えるにちがいない そこで, 簡易テスターを紹介する この簡易テスターを使うことで, 子どもは, より多くの電気を通す物と通さない物を見つけてくるであろう その結果を話し合うことで電気を通す物と通さない物の違いは解決されるにちがいない 最後に単元のまとめとして, 豆電球を使ったおもちゃ作りに取り組ませる 簡易テスター作りを経験している子どもは, 自分なりの発想で作ることができるおもちゃに大いに興味を示すであろう また, 国語の時間を使って自分のおもちゃを紹介する時間を用意することで, おもちゃ作りに対する意欲をさらに高めるであろう 本単元をくぐりぬけた子どもが, 日常の生活のさまざまな事象に対して, その不思議さや巧みさを感じながら, 科学的な見方考え方をさらに育んでいってくれることを期待している 授業 48-1

(3) 単元計画 (11 時間完了 ) 数字 : 時間数 子供の思い 願い どうやってつけてるんだろう? 電気をつけるくらい簡単だ 導線はどこにつなげばいいんだろう 簡単につけれたよ 豆電球がつくときは, 豆電球と導線と電池が輪 ( 回路 ) になってるよ 導線がこんなに長いと電気はつかないよ 回路になってるからつくよ 導線がぐちゃぐちゃになってたらどうだろう 豆電球が高いところにあったらどうかな 豆電球の点灯 豆電球 ソケット付導線 電池の提示 豆電球にあかりをつけてみたい!! 豆電球がつくつなぎ方 豆電球にあかりをつけてみよう 3 意欲の持続化豆電球がつかないつなぎ方 比較 電池の + 極 - 極の説明 回路についての説明 ソケットなしで作る回路の提示 回路をつくれば豆電球にあかりをつけることができるんだ 長い導線で作った回路の提示 他にも心配な回路はないだろうか? 教師支援 既習経験を掘り起こす演示 自由試行の時間の十分な確保 ワークシートによる追究 うまく操作できない子への個別支援 既習知識への揺さぶり 回路に対するイメージの把握 1 つのわになっていればどんなときでも豆電球に明かりはつくのだろうか?1( 本時 1/1) 導線がぐちゃぐちゃになった回路導線がすごく長い回路豆電球が高い場所にある回路 どんなに長い距離でもつくんだ 迷路になってても大丈夫 水の流れとはちがうね きちんと回路になっていれば豆電球はつくんだ いろいろな線で回路をつくってみよう 1 回路に対するイメージの深化 既習知識への揺さぶり 銅線部分の出ていない導線磨いていないエナメル線針金アルミ箔毛糸 電気が流れない線があるんだよ どんなものが電気を通さないのかな 導線をつなぐのが難しくなった もっと簡単にできないかなあ 電気を通すものは全部金属みたいだよ 金属でも塗料とかが塗ってあると通らないよ 豆電球を使ったおもちゃは面白そうだぞ 面白いおもちゃができたよ みんなにも紹介したいな 回路にしてもあかりがつかないものがあるぞ 電気が流れるもの流れないものを調べよう 4 豆電球と導線と電池がばらばらだと調べにくいなあ 簡易テスターの提示 簡易テスターを使った実験活動 電気を通すもの 電気を通さないもの 比較 電気を通すものと通さないものの違いが分かったよ! 豆電球を使ったおもちゃの紹介 学習したことをうまく使えば, 楽しいおもちゃが作れそうだぞ 豆電球を使ったおもちゃを作ろう 2 材料の確保おもちゃの発表会を開こう ( 国語 ) 話し合いの場の設定による問題意識の熟成 実験器具改良へのきっかけづくり 一人調べの時間の十分な確保 うまく操作できない子への個別支援 おもちゃ作りへの意欲化 自由な発想の保障 うまく発想できない子への個別支援 発表の場の確保 授業 48-2

2. 本時の学習 (1) 本時の目標 1 長い導線などを使ってつくるさまざまな回路についての実験の結果とソケット付導線だけで作った回路での結果とを比較し, 形や長さに関係なく回路になっていれば豆電球に明かりがつくということがわかるようにする 2 エナメル線を使って, いろいろな回路を正確に組み, 実験を行うことができる (2) 展開段階学習活動教師の支援 導入 (8) \/ 展開 (27) \/ 終末 (10) 1. 前時までの学習の確認 豆電球がつくつなぎ方 回路の仕組み 2. 実験内容の想起みんなが心配になったつなぎ方を思い出そう 具体物を提示しながら1つの輪になっている様子を見せることで, 本時の支えとなる回路の仕組みを確認する 実験への意欲化を図るために, クラスで問題となった回路を発表させるととも 導線がすごく長い回路 導線がぐちゃぐちゃになった回路 に, 回路図を黒板に貼付する 実験の確実に結線できるようにビニール 豆電球が高い場所にある回路 etc. コードの扱い方について説明する 3. 学習課題の確認 ( 前時に提示 ) 学習課題の確認のため黒板に板書する 心配なつなぎ方でも明かりがつくか調べてみよう 4. 予想 実験 自分なりの予想をしよう 導線が長いのは電気がとどかなくてつかない すべて1つの輪になっているからつくにちがいない グループごとに実験を始めよう 机上に準備された実験器具 ( 豆電球 ソケット付導線 電池 両端の銅線部分を出し適当な長さに切ったビニールコード ) を使用 5. 結果の記入 結果をワークシートにまとめ, 自分の考えを記入する どんなに長い導線でもちゃんと電気はとどくんだ 迷路みたいな導線も電気は通っていく 電気は水とちがって上にものぼってく やっぱり1つの輪だから全部つくんだ 6. 結果と考えの発表結果と考えを発表する 7. まとめ明かりのつくつなぎ方についてまとめよう 豆電球に明かりがつくつなぎ方は, その形や長さなどに関係なく,1つの輪になっていれば豆電球にあかりをつける 8. 感想今日の授業の感想を書こう 実験の結果に見通しを持たせるために, 結果の予想とともに理由をワークシートに記入させる 実験への意欲を減退させないよう, 理由の記入に困っている子には, 無理に書かなくてもよいことを助言する 実験の不備によるグループ毎の結果の食い違いが生まれないよう, 机間指導によって, 各グループの回路を確認する ex.) 導線とビニールコードのつなぎ目電池とビニールコードのつなぎ目豆電球のソケットへのはめ方 実験結果をもとに考えることができるようにするため, 結果についてわかったことなどを記入するよう助言する クラス全体の実験結果を把握するために, 白紙の座席表に, グループ毎の結果をまとめておく 回路の認識を深めるために, 前時 ( 豆電球がつくつなぎ方 ) の結果とを比較して記入するよう助言する まとめとして, 子どもが実験に使った回路よりもさらに長い回路を用意し, 豆電球をつける演示実験を行い, 定着をはかる (3) 評価 1 クラスで問題になった回路の実験結果から, 明かりがつくわけを自分で考えて書くことができたか ( 学習活動 5 のノート記録や学習活動 6 の話し合いの様子から ) 2 グループで協力し, 問題となる回路を組み, 正確な実験結果を出すことができたか ( 学習活動 4 の実験の様子から ) 授業 48-3

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