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GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望*

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IMM 通貨先物のポジション動向 (2014 年 11 月 11 日時点 ) 米ドル買いポジションは 3 週間ぶりに縮小 2014 年 11 月 17 日 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した IMM 通貨先物 1 によると 投機筋 (Non Commercial 非商業部門 ) による主

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NZD NZDANZActivityOutlook 01:00 21: NZD ニュージーランド NBNZビジネス信頼感指数 01:00 21: AUD オーストラリア HIA 新規住宅販売件数 (MoM) 01:00 21:00 0.6% AUD オーストラリア民間事業

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【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

経済指標カレンダー 8 月 5, 月 10,2018 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 1.50% GBP 0.75% USD 2.00% CHF -0.75% JPY -0.10

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

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オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

マネックス証券トレードステーションセミナー

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

2013 年 8 月 19 日号

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外為ウィークリービュー 11月30日号


チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

2017年上半期の為替相場展望

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

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2012 年 10 月 15 日号

外為ウィークリービュー 12月7日号

目  次

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

取引高について 2006 年の日経 225mini の開始以降 取引高は増加傾向 ( 単位 ) 300,000, ,000, ,000,000 日経 225mini 日経 225 先物 150,000, ,000,000 50,000,

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FX

Outlook201806

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目  次

マクロ インサイト FRB FRB 長期金利 FRB bp 図表 1 FRB と市場の金利予測の乖離 FOMC 予測 vs 市場予測 年末 年末 2.0 市場が

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

経済指標カレンダー 5 月 7, 月 13,2017 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 0.50% GBP 0.25% USD 0.75% CHF -0.75% JPY -0.10

Economic Indicators_  定例経済指標レポート

1997

「くりっく株365」海外指数

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

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スライド 1

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<4D F736F F F696E74202D2090E695A C815B C838B A837E B5F959F896990E690B62E >

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人民元週間レポート 2019 年 3 月 29 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

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外為ウィークリービュー 11月29日号

株と為替の売買シナリオ

新旧対照表_店頭外国為替証拠金取引説明書【みんなのFX・みんなのシストレ】_

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Ⅰ.ファンダメンタルズ

金の投資資金の動き ETF 残高増加と先物買い拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス /3 4/

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

人民元週間レポート 2017 年 6 月 16 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

2011 年 1 月 17 日号

.NET 版 ( ドットネット版 ) インストール / ログイン方法 1Internet Explorer を立ち上げ JFX のホームページを開き をクリックします ホームページ URL: インストール / ログイン方法 -.NET 版 JFX 2

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

現代資本主義論

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マーケット フォーカス経済 : 中国 2019/ 5/9 投資情報部シニアエコノミスト呂福明 4 月製造業 PMI は 2 ヵ月連続 50 を超えたが やや低下 4 月 30 日 中国政府が発表した4 月製造業購買担当者指数 (PMI) は前月比 0.4ポイントの 50.1となり 伸び率がやや鈍化し

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

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ドル上昇トレンド 赤色スパンの向きは 上昇方向であり ドル長期上昇トレンドを示しています そして 買いシグナ ルが点灯していますが すでに 逆行パターン から 順行パターン に変化しています 遅行スパンは ゾーンやローソク足の上方を推移しており 長期的にも短期的にも ドル買い優勢 を示しています 尚

日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

株と為替の売買シナリオ

外為ウィークリービュー 11月30日号


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金の投資資金の動き ETF は戻り場面で売られる 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 トン ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1

「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」を駆使した実践リアルタイム・トレードコーチングセミナー(第10回)

金の投資資金の動き ETF 残高増加 先物買い拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス /3

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岡三レーティング情報

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FXウィークリー・レポート

Transcription:

4 月 6 日本日の為替見通し ポイント 本日は週末の金曜日 海外ではグッド フライデー アジア 欧州の主要国市場は休場となり 米国でも為替取引や決済は実施しているが 株式 商品市場は休場となり 債券市場は時間短縮で ほぼ休みと考えられる 多くの市場が休場となるこの日に発表しなくともいいのではと思うが ビック イベントの米雇用統計の発表があり 予想外の数字に相場が動く可能性が高い日でもある とくに 昨日は チャレンジャー人員削減数が大幅減少し 米新規失業保険申請件数も 2008 年 4 月来の低水となり 期待感が高まるなかで 意図的なのかは分からないが 米非農業部門雇用者数が強いとのウワサまで飛びだしていた そして 来週月曜日は イースター マンデーで アジア 欧州市場は休場となるが 米国市場がフルに活動しており 為替相場は通常モードと考えられ 翌 10 日から実質的にフル稼働となる 為替相場を有利に展開させたい投機筋が 有利に運ばせたいがために 意図的に動かしやくなる時期でもあり 為替市場は春の嵐が止みそうにない 余談になるが グッド フライデーとは 十字架に磔にされたキリストが一度天に召された日とのこと 2 日後の日曜日がイースターで これはキリストの復活を祝う日に当たる イースター マンデーは 春分の後の最初の満月の日の次の日曜日で キリストが死後 3 日目にして甦ったことを記念し 春の自然の甦りを祝うお祭りと言われている 先日スイス中銀理事は 業界から CHF を 1.30 に引き上げる強い圧力に対して スイス中銀は 3 月の理事会で 景気拡大を理由に 1.20 の堅持を決めたといっていた それが 1.20 の防衛ラインを割り込んでしまっては 業界団体へのメンツが立たないのでは 昨日は スイスの消費者物価指数が強く 弱い独鉱工業生産とスペイン債下落に 鉄壁と思われていた 1.20 を割り込みスイス中銀は 無制限に外貨購入 とか 1.20 は容認できない とかの強い発言と同時に 実弾介入を実施したと思われている 市場のウワサでは数十億ユーロ単位の CHF 買いオーダーが 1.2000 にならんでいるのでは とのウワサが広まっていた 市場の大騒ぎの割には 値動きだけ見て見れば OPEN1.2034 高値 1.2040 安値 1.1997 終値 1.2016 と 極めて狭いレンジでの動きで 1.2000 という数字の持つ意味を守るための いわば メンツ のように思えてならない 以前 ジョージソロス氏が スイス中銀は能力と資金があり 防衛網を試すことはしないと言っていたが 本当に固定相場を一中銀が維持できるのか今後の動きを注目したい ギリシャ公債管理局の報告では 2010 年当時のギリシャ第 1 次支援までの債権者は全て 民間投資家だった 今 ギリシャ債務 2660 億ユーロの債務の内 73% の 1940 億を ECB+ ユーロ圏各国政府 +IMF が保有し 実質的に納税者が債権者とある 恐ろしい話 昨日の AUDUSD の動きは OPEN1.0268 HI1.0322 LOW1.0252 CLOSE1.0299 で 久々の高値引け この陽線引けとなったのは なんと 3 月 26 日以来で ロング ウイークエンド前のポジション調整なのか? それとも AUD 安相場の一まずの転換なのか? 今日の終値が注目される USD は長く続いているレンジ 1.3~1.35 下限を試しているが このポイントが死守することができるのか? 1.2980 を割り込んでくると弱気なムードが広まりやすく 逆に下げ止まると 1.32 までの戻りの可能性も考えられる USDJPY は 80~85 円のレンジ相場を継続中で これを抜け出すには AUDJPY NZDJPY CADJPY や JPY GBPJPY を含め クロスで円全面高になる必要があると思われているが こちらもなかなか円総ブルの相場には 至っていない 本日の重要な経済指標発言 その他 発言 その他 米国では 為替は通常通りで 株式 商品市場休場 債券市場は時間短縮 注目の経済指標 21:30 米雇用統計 本日の主な経済指標と発表予定 14:00 JPY 2 月景気一致 CI 指数 = 予想 93.6 前回 92.7 景気先行 CI 指数 = 予想 95.8 前回 94.4 USD 雇用統計 : 失業率 = 予想 8.3% 前回 8.3% 非農業部門雇用者数 = 予想 20.5 万人前回 22.7 万人 民間部門雇用者数 = 21:30 予想 21.5 万人前回 23.3 万人 製造業雇用者数 = 予想 2 万人前回 3.1 万人 時間当たり平均賃金 = 予想 0.2% 前回 0.1% 週平均労働時間 = 予想 34.5 前回 34.5 pg. 1

USD JPY USDJPY のマーケット レベル USD( 日足 )=25 日指数移動平均線は 1.3223 でこの線を上限に売りが続いている DOPup=1.3530 DOPdn=1.2939 スロー ストキャスティックは %K=31.55 %D=51.85 売りを継続し ベースはニュートラルゾーンに近い 上値のポイントは 1.3188 1.3223 下値のポイントは 1.3004 1.2939 予想レンジは 1.2980~1.3150 JPY( 日足 )=25 日指数移行平均線は 108.62 で この線を上限に売りの流れが続いている DOPup=112.09 DOPdn=106.79 スロー ストキャスティックは %K=26.88 %D=39.06 売りを継続し ベースはやや売られ過ぎゾーンに近い 上値のポイントは 108.62 109.69 下値のポイントは 106.88 106.79 105.64 予想レンジは 106.80~108.50 USDJPY( 日足 )=25 指数移動平均線は 82.14 で この線を終値ベースで上回っているが レンジ相場に入りこの線が中心になっている DOPup=84.29 DOPdn=81.42 スロー ストキャスティックは %K=44.15 %D=41.87 で 買いを継続し ベースは売られ過ぎゾーンに近い 上値のポイントは 82.55 83.17 83.38 下値のポイントは 82.14 81.55 81.18 予想レンジは 81.80~83.00 本日の CFD 見通し Spot.WTI と Spot.Gold のマーケット レベル ポイント米新規失業保険申請件数が強く 米株の上昇に 原油価格は約 1.2% の上昇 金価格は約半分の 0.6% 上昇して終わった 市場センチメントはスペイン債下落もあり 引き続きリスク回避の流れが残るなか イースターホリデー前のポジション調整なのか買い戻しが強まっていた マーケット レベルこれを トレンドの変化と見るには どうしてもレジスタンス ポイントのブレークする必要があるが そこまでの上昇には至っていない 本日は米国市場で米雇用統計の発表があり 主要国市場が休場となり 米株式 商品市場休場 債券市場は時間短縮の中で 失業率や非農業部門雇用者数変化に 投機筋がどのようなリアクションを起こしてくるのか注目したい Spot.WTI(Light Crude Oil) EMA は 104.96 でこの水準を引き続き下回り売りの流れが続き ストキャスティクスも売り継続で 買いへの変化はまだ見られない この水準を超えてクローズすると買いのセンチメントが強まることが考えられるが その前に 101 を割り込んで終了するとベアセンチメント継続で続落の可能性も出てくる Spot.Gold EMA は 1670.5 でこの水準を上限に売りの流れが続いている ストキャスティクスも売りを継続しており 反転の兆しはまだ見えてこない 1610~1650 のレンジ上下限どちらに抜けるのか注目したい Spot.WTI(Light Crude Oil)(.WTI 日足 )= 25 日指数移動平均線は 104.96 で この線を上限に売りの流れが続いている DOPup=107.76 DOPdn=99.74 スロー ストキャスティックは %K=29.13 %D=32.75 で 売りを継続し ベースは売られ過ぎゾーンに近い 上値のポイントは 103.96 104.96 下値のポインは 101.06 99.74 予想レンジは 102.00~104.00 Spot.Gold(.GOLD 日足 )=25 日指数移行平均線は 1670.5 この線を上限に売りの流れが続いている DOPup=1716.52 DOPdn= 1559.81 スロー ストキャスティックは %K=30.86 %D=41.90 で 売りを継続し ベースは売られ過ぎゾーンに近い 上値のポイントは 1644.0 1664.1 下値のポイントは 1611.5 1607.5 レンジ予想は 1610~1640 pg. 2

4 月 5 日の海外市場の動き日経平均株価 (9,767.61=-52.38-0.53%) 上海総合(2,302.24=39.45 1.74%) NY ダウ (13,060.14=-14.61-0.11%) 独 DAX(6,775.26= -8.80-0.13%) 英 FTSE(5,723.67=19.90 0.35%).GOLD(1,630.20=10.30 0.64%).WTI(103.21=1.20 1.18%) 波乱のもとはスペイン AUD+NZD+CAD は堅調に推移 +GBP は弱く AUDJPY+NZDJPY+CADJPY は上昇 JPY+GBPJPY は下落 欧州 米国と株価は弱く スペインが財政赤字目標を順守できないとの不安感に 債利回りは上昇 主要国の 10 年債利回りは大幅低下 安全志向が復活し ドル高 + 円高の流れが強まる CHF は目標レート 1.2000 を一時割り込み スイス中銀は必至のサポート発言や CHF 売り介入にやや値を戻す アジア市場は HSBC サービス業 PMI が弱かったが 連休明けの中国株は強く AUD は連日下落の反動に値を戻しながらも 英国 + 欧州の経済指標は弱く スペイン債利回りの上昇に 株価と金利は下落 リスク回避の動きに ドル全面高 + 円高へ動き +AUD は続落 BOE は予想通り政策金利 0.5% の据え置きと 資産買入れ枠 3250 億ユーロの据え置きを決定 今後の判断は第 1 四半期 GDP の結果を待つ 5 月に決める見込みとなった カナダ住宅建設許可は増加 + 失業率は低下し CAD 買いの流れが強まり 米新規失業保険申請件数 + チャレンジャー人員削減数は低下する中で 6 日の 米非農業部門雇用者数が強くなる とのウワサや 日銀が新たな金融緩和策を打ち出すのでは とのレポートが話題となり 米株の上昇に流れがようやく変わり リスク資産の買い戻しが強まった 中国 HSBC サービス業 PMI は予想を下回る スイス消費者物価指数は前月比 0.6% と 予想 前回を上回る 英製造業生産は前年比 -1.4% と予想 前回から大幅低下 鉱工業生産も前年比 -2.3% と予想をよりマイナス幅が拡大 GBPUSD 下落 USD も下落し 1.31 を割り込む スペイン 10 年債利回り上昇し 周辺国スプレッド拡大 CHF1.2000 の目標水準を昨年 9 月 6 日来初めて 一時割り込み 1.1997 まで下落 スイス中銀は無制限に外貨を購入する用意があると スイスフラン高を容認しない強固なメッセージを繰り返し流す 独鉱工業生産は 前月比 -1.3% と予想 前回を大幅に下回る BOE は政策金利 0.5% の据え置きと 資産買入れ枠 3250 億ポンドの据え置きを決定 終了 延長の最終決定は 5 月 カナダ住宅建設許可は前月比 7.5% で 予想 前回を大幅に上回る CAD 買いが強まる カナダ失業率は 7.2% で 予想 前回より改善 CAD 買いが強まる 米新規失業保険申請件数は 2008 年 4 月来の低水準 IMF 報道官は スペインは深刻な問題に直面 経済改革の継続が必要 USDJPY OPEN82.44 HI82.47 LOW81.82 CLOSE82.36 アジア市場は 82.44 で取引が始まり 82.47 を高値に 中国 HSBC サービス業 PMI が弱く 82.11 まで下落 大枠 82.15~30 のレンジで推移した 欧州市場に入り 米株先物が強含みに推移し一時 82.34 まで値を戻したが 欧州株が弱含みで推移すると 上値が重くなり 弱い英鉱工業生産 + 製造業生産高に 欧州株が弱く GBPJPY+JPY の売りも加わり 82 円を割り込み 81.82 まで値を下げ 大枠 81.85~95 のレンジで推移した 米国市場は 81.80 が確りサポートされ 実需筋 + 投機筋の買い戻しが強まり 米現物株が上昇を続けると AUDJPY の買いも強まり あっさり早朝の高値近くとなる 82.41 まで値を戻し 日銀追加緩和策を打ち出すとのレポートが話題となる中 米国株が値を下げても 82.24 を底値に下げ止まり 大枠 82.25~40 のレンジで推移している USD OPEN1.3141 HI1.3164 LOW1.3034 CLOSE1.3065 アジア市場は 1.3141 で取引が始まり 1.3135 を安値に 1.3158 まで徐々に底値を切り上げ 1.3160 超えの売りに上げ止まり 大枠 1.3145~60 のレンジで取引が続いた 欧州市場は 米株先物が強含みで推移し一時 1.3164 まで上昇したが 売りは強く 1.3129 まで値を下げ 弱い英鉱工業生産 + 製造業生産高に 欧州株が弱く スペイン債が下落し周辺国スプレッドが拡大 スイス CPI が強く ファンド筋の積極的な CHF 売りに 1.31 を割り込みストップの売りを巻き込み 1.3056 まで続落 実需筋の買いに 1.3080 台を一時回復した 米国市場は 米新規失業保険申請件数が良く 一時 1.0344 まで下落したが 米現物株の上昇に 1.3074 まで値を戻したが イースター前に早めの取引終了の欧州勢が多く 6 日の米雇用統計という一大イベントを控え 大枠 1.3055~65 の狭いレンジへ落ち着き始めた AUDUSD OPEN1.0268 HI1.0322 LOW1.0252 CLOSE1.0299 アジア市場は 1.0268 で取引が始まり 1.0283 まで上昇したが HSBC サービス業 PMI が弱く 1.0254 まで下落 1.0250 近辺では実需筋の買いが強く 1.03 台を回復した 欧州市場に入ると 米株先が強含み推移し 一時 1.0318 まで上昇したが 1.0290 を割り込み 弱い欧州経済指標に欧州株が弱く 1.0252 まで下落 またしても 1.0250 近辺で下げ止まり 大口買いに 1.0296 まで値を戻した 米国市場は 1.0280 を中心に 1.0270~90 のレンジから 米現物株の上昇に 1.0322 まで上昇 株価が下落すると 1.0290 割れまで値を下げ 1.03 台を回復 結果として一日を通じて 1.0250 ~1.0320 のレンジで推移していた 金 原油価格 Spot.WTI(Light Crude Oil) OPEN101.93 HI103.37 LOW101.35 CLOSE103.21 アジア市場は 101.99 で取引が始まり 大枠 101.85~08 のレンジから 102.10 を超えると買い戻しが強まり 102.31 まで上昇 大枠 102.10~30 のレンジで推移した 欧州市場は 102.40 まで値を戻したが 弱い欧州株と 欧州周辺国スプレッド拡大に 102.00 を割り込み 売りが加速し 101.53 まで下落 欧州株は下げ止まり 101.96 まで値を戻した 米国市場に入っても ドル高の流れが続き 101.35 まで下落 米現物株の上昇にリスク資産の買い戻しが強まると 103.12 まで急伸 米株が値を下げても 買いの流れは変わらず 103.37 まで続伸し高値圏で推移している Spot.Gold OPEN1,620.20 HI1,632.70 LOW1,619.20 CLOSE1,630.2 アジア市場は 1619.6 で取引が始まり 1619.2 を安値に 1625.2 まで徐々に底値を切り上げた 欧州市場は 一時 1629.3 まで上昇したが 欧州株は弱く ドル高の流れに 1619.5 まで下落 大枠 1620.0~1623.5 のレンジで推移から 1626 台を回復した 米国市場に入っても ドル買いの流れが続き 大枠 1620.5~1627.0 のレンジで売り買いが交錯 米現物株の上昇にドル売りが強まり 1632.7 まで値を戻したが 米株が売りへ変化すると 1624 割れまで値を下げ 大枠 1624.5~1630.0 のレンジから 1630 近辺で推移している pg. 3

前日の主な発言 出来事 GBP USD USD CHF CHF モンティ イタリア首相 = 労働市場の改革法案の議会通過に向け 信任投票の実施の可能性もフランス入札 = 発行額 84.39 億ユーロ 目標上限に一致 43.2 億億ユーロの 10 年債平均利回りは 2.98%(3 月 1 日 2.91%) に上昇 5 年 15 年債も前回入札より上昇 30 年債は低下 スペイン 10 年債利回り 5.78% に上昇 = ドイツ債とのスプレッドは 2011 年 12 月 12 日来となる 402bpに拡大 モンティ イタリア首相 = 政府支持の主要 3 党の異論に 解雇規則の緩和規模を縮小ギリシャ= 外国法に基づく国際など 200 億ユーロの交換を 4 月 11 日に完了の計画 額面の 31.5% に相当する新発債に交換 BOE= 資産買入れ枠はあと 1 カ月で使い切る見通し 第 1 四半期の GDP が数字が出る 5 月の政策委員会で資産買入れを終了するかの最終判断を下す可能性ライス IMF 報道官 = スペインの歳出削減を取り入れた 2012 年の予算案の詳細を検証中 中央政府と地方政府の財政赤字目標の順守が必要 スペインが直面している課題は深刻であることは明白で センチメントは不安定で改革の継続が求められている ブラード セントルイス連銀総裁 = 米経済の拡大は予想を上回り 追加の緩和措置の必要ない ツイストオペの終了は事実上の金融引き締めと考えるべき 現時点では様子見が最善の政策 超緩和策はいままで適切だったが 今後はそうならない可能性 市場筋 = スイス中銀が CHF で CHF 売り介入を実施した模様 CHF1.20 で大規模な買いオーダーのウワサスイス中銀 = CHF1.20 を容認できない 無制限に外貨購入をする用意がある 前日の経済指標と結果 11:30 CHN 3 月 HSBC サービス業 PMI=53.3( 予想前回 53.9) 16:15 CHF 3 月消費者物価指数 = 前月比 0.6%( 予想 0.4% 前回 0.3%) 前年比-1.0%( 予想 -1.0% 前回 -0.9%) EU 基準前月比 0.9%( 予想前回 0.1%) 前年比-1.0%( 予想前回 -1.2%) 17:30 GBP 2 月鉱工業生産 = 前月比 0.4%( 予想 0.4% 前回 -0.6-0.4%) 前年比 -2.3%( 予想 -2.1% 前回 -4.0-3.8%) 17:30 GBP 2 月製造業生産高 = 前月比 -1.0%( 予想 0.1% 前回 -0.3 0.1%) 前年比 -1.4%( 予想 0.0% 前回 -0.1 0.3%) 19:00 GER 2 月鉱工業生産 = 前月比 -1.3%( 予想 -0.5% 前回 1.2 1.6%) 前年比-1.0%( 予想 0.5% 前回 1.8%) 20:00 GBP イングランド銀行 (BOE) 政策金利発表 = 政策金利 0.5% の据え置きを決定 予想通り 資産買入枠 3250 億ポンドの据え置きを決定 予想通り 20:30 USD 3 月チャレンジャー人員削減数 = 前年比 -8.8%( 予想前回 2.0%) 21:30 CAD 2 月住宅建設許可 = 前月比 7.5%( 予想 2.0% 前回 -11.4-12.3%) 21:30 CAD 3 月失業率 = 予想 7.2%(7.4% 前回 7.4%) 雇用ネット変化率 =82300 人 ( 予想 10500 人前回 -2800 人 ) 動労参加率 =66.6( 予想 66.5 前回 66.5) 21:30 USD 新規失業保険申請件数 =35.7 万人 ( 予想 35.5 万件前回 36.3 35.9 万件 ) 23:00 CAD 3 月 Ivey 購買部協会指数 =63.5( 予想 65.5 前回 66.5) pg. 4

日経平均株価 NY ダウ平均株価 SpotGold SpotWTI $Index の (Daily 変動率 ) 10 年債利回りの Daily 推移と比較. 主要通貨の Daily 変動率 (%) pg. 5

円クロスの Daily 変動率 ( 変動率 ) USD= 米国 JPY= 日本 GER= 独 GBP= 英国 CAD= カナダ AUD= 豪州 NZD= ニュージーランド CHF= スイス NOK= ノルウェー SEK= スウェーデン CHN= 中国 FFR= フランス 本レポートで言及している市場予想の出所 =fx360.com ロイター社 ブルームバーグ社 各国経済指標 日時の出所 = fx360.com ロイター社 ブルームバーグ社 外国為替保証金取引 (FX) 及び CFD には 高いレベルのリスクが潜在しており 全てのお客様に適した投資商品とは言えません 高いレベルのレバレッジは 利益ももたらしますが 損失ももたらします 預託した資金を超えて損失を被る可能性もあるため 損失に耐えられない金額を投資するべきではありません 過去のパフォーマンスが 必ずしも将来の結果を示唆しているわけではありません 本レポートの内容は 情報提供の目的にのみ供されるものとし いかなる投資商品の提供 勧誘その他法的に拘束され得る行為 また それら投資商品の推奨 助言等を意図したものではありません マーケットに関する意見 予想はその正確性や完全性についてそれらを保証するものではありません レポート著者の予想 意見は必ずしも 弊社及び弊社関係者の見方を反映したものではありません 筆者によって提供される市場に関する如何なる予測や見解についても その正確性が検証されている訳ではありません 当社は本レポートの内容に依拠してお客さまが取った行動の結果に対し責任を負うものではございません GFT はお客様への一般的な情報として本資料を提供していますので 投資判断を行う際の詳細な独自調査に代えて本資料に依拠することはお控えください GFT は 本資料に含まれる情報に基づいた投資の結果として発生した損害に対して 如何なる責任も負いません また 投資 法律 会計 税務 またはその他の専門的助言についても 一切提供することはありません これらの専門的助言が必要な場合は 専門家にご相談ください 同支店は 日本においては グローバル フューチャーズ アンド フォレックス リミテッドとして第一種金融商品取引業者登録 ( 関東財務局長 ( 金商 ) 第 268 号 ) および商品先物取引業者許可を取得しており 社団法人金融先物取引業協会および日本商品先物取引協会の加盟業者です www.gftforex.co.jp 2012 グローバル フューチャーズ アンド フォレックス リミテッド版権 / 著作権所有 無断複写 複製 転載を禁ず CD08J.005.113011 pg. 6