同 修繕 基本融資額 補修資金引方移転資金整地資金 730 万円 440 万円 440 万円 引方移転資金と整地資金の両方を利用する場合は 合計で 440 万円が限度となる 引方移転資金および整地資金は 補修資金と併せて利用する場合に限り利用できる (2) 東日本大震災被災者向け特例措置 の改正 1

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4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

スライド 1

の各種税制優遇を受けやすくする見直しが行われ 入居までに耐震基準に適合するという証明があれば 1 住宅ローン減税 2 住宅取得資金に関する贈与税の非課税措置 3 中古住宅に関する不動産取得税の特例措置の適用が可能となる 耐震基準に適合しない中古住宅を取得し 耐震改修工事を実施した後に入居するような場

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基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

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やさしい税金教室

住宅借入金等特別控除の入力編

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<ライフプランニング>

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

住宅借入金等特別控除の入力編

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

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相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

税幅を 1% ずつ小刻みに引き上げるべきであるといった意見も浮上しており 予定通り引上げが実施されるかは 不透明な状況です Q 消費税増税で住宅取得時の税負担は どのくらい増加しますか A そもそも住宅購入にかかる消費税は 土地にはかからず新築物件なら建物部分のみです 仮に図表 1の モデル のよう

相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

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土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

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第一住宅関係税制 1. 住宅税制の抜本的な検討 次期消費税引上げまでの期間を活用し 消費税を含めた住宅に係る多重な課税について 抜本的な検討が必要である 良質な住宅ストックの形成に向けて 住宅の取得 保有に係る既存税制と消費税のあり方について 国民にわかりやすい恒久的かつ抜本的な見直しが必要である


消費税率引上げを踏まえた住宅取得対策 1 住宅取得については取引価格が高額であること等から 消費税率引上げの前後における駆け込み需要及びその反動等による影響が大きいことを踏まえ 一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和するとともに 良質な住宅ストックの形成を促し響国民の豊かな住生活を確保する

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

4. 土地 住宅用建物に係る不動産取得税の特例の延長土地や住宅に対する投資を促進し 都市や地域の活力を高める観点から 土地及び住宅用建物に係る軽減税率 3%( 本則 4%) 及び宅地評価土地の取得に係る不動産取得税の課税標準の特例 ( 固定資産税評価額の 1/2) の適用期限 ( 平成 27 年 3

消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置

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1. 国土交通省土地 建設産業局関係の施策 不動産流通に関する予算要求が拡大 ここ数年 国の住宅 不動産政策において 不動産流通に関する施策が大幅に拡大している 8 月に公表された国土交通省の 2019 年度予算概算要求概要によると 土地 建設産業局における施策は大きく 4 項目あるが 全体の予算額

住宅取得等資金贈与の非課税特例 教育資金一括贈与の非課税特例 結婚 子育て資金贈与の非課税特例 相続時精算課税制度 贈与者 贈与年の 1 月 1 日現在で 60 歳以上の父母または祖父母 受贈者 贈与者の直系卑属 ( 子 孫 ひ孫等 ) で贈与の年の 1 月 1 日現在 20 歳以上 受贈年の合計所

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

財団法人 神奈川県建築安全協会

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(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

平成 28 年 12 月 国土交通省住宅局

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

Microsoft Word - 第53号 相続税、贈与税に関する税制改正大綱の内容


図表 1 消費税率引上げに伴う住宅着工の影響 ( 平成 9 年 ) 1995( 平成 7) 年度 1996( 平成 8) 年度 1997( 平成 9) 年度 (4 月 1 日に消費税 (5%) 導入 ) 1998( 平成 10) 年度 住宅着工戸数 前年からの増減 1,485 万戸 - 1,630

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

Microsoft Word - FP2級法改正情報 doc

所得税確定申告セミナー

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

2015 年 1 月いよいよ施行! 相続税増税の影響と対策 Part 1 相続税はどう変わる? 影響は? Part 2 相続税の負担を軽減するには?

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

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[2] 税率構造の見直し 相続税の税率構造が現行の6 段階から8 段階に変更されるとともに 最高税率が 50% から 55% に引き上げられることとなりました ただし 各法定相続人の取得金額が2 億円以下の場合の税率は と変わりありません この改正は 平成 27 年 1 月 1 日以後に相続または遺

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平成16年版 真島のわかる社労士

平成 31 年度税制改正概要 ( 住宅局 ) 結果特例措置税目 - 消費税率引上げを踏まえた住宅取得対策 住宅ローン減税の控除期間を 3 年間延長 ( 建物購入価格の消費税 2% 分の範囲で減税 ) 所得税個人住民税 延長 拡充 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 延長 ) 相続した空き家につ

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

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(3) 居住用財産の買換えに伴う長期譲渡所得の課税の特例の適用期限 ( 平成 29 年 12 月 31 日 ) を延長する Ⅱ. 時代を先取りするまちづくりの推進税制 1. 国家戦略特区に係る特例の延長 拡充 (1) 我が国の大都市に世界中からヒト モノ カネ 情報を呼び込む魅力的なまちづくりを推進

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

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5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

15. 返済試算額の入手方法 平成 27 年 10 月 21 日現在 融資窓口にお申し出いただくか 当行ホームページのシミュレーション画面で試算できます 最寄りの道銀までお問い合わせください 16. 事務手数料 27,000 円 ( 消費税込み ) の手数料をお支払いただきます 17. その他全額繰

(平成13年9月25日現在)

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc

3. 住宅税制 消費税率の引上げに伴う一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和する観 点から 住宅税利について以下のとおり所要の措置を講じます 住宅ローン減税を平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年末まで 4 年間延長し その期間のうち平成 26 年 4 月 1 日から平成 29


この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

平成 25 年度税制改正解説相続税 ~ 基礎控除の引き下げ 税率構造の見直し等 法定相続人の数と基礎控除法定相続人の数と基礎控除 法定相続人の数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 60,000 千円 70,000 千円 80,000 千円 90,000 千円 100,000 千円 36,000

公的な住宅改修制度について

Microsoft Word - ①NEWS RELEASE リバースモーゲージ

国土交通大臣 太田昭宏殿 平成 27 年 7 月 27 日 一般社団法人プレハブ建築協会 会長樋口武男 平成 28 年度住宅関連税制及び制度改正要望 昨年 政府は経済再生と財政健全化を両立するため 平成 27 年 10 月に予定していた消費税率 10% の引き上げを平成 29 年 4 月に 1 年半

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

私たちの市税

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

お使いみち JA 住宅ローン商品概要 ( 基金協会保証型 KHL 保証型 ) 住宅の新築 増改築 住宅および敷地の購入 マンション購入 中古住宅購入 住宅用土地の購入 (2 年以内に住宅を新築し 居住することが条件です ) 住宅金融支援機構 ( 旧住宅金融公庫 ) 他行住宅ローンの借換え 上記の付帯

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BL住宅金融公庫適合証明手数料案

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Transcription:

三訂版住宅ローン相談マニュアル 補遺 平成 29 年 1 月ビジネス教育出版社 三訂版住宅ローン相談マニュアル をご購入いただきありがとうございます 住宅ローンに関する改正情報等を 下記のとおりお知らせさせていただきます 記 Ⅰ 制度新設 改正 1. マイナンバー制度 ( 関連ページ 5 6 10 31 ページ ) (1) 平成 28 年 1 月に施行されたマイナンバー制度は当面の利用範囲として 社会保障 税 災害対策の 3 分野に限定されており 民間企業におけるビジネス利用は禁止されていま す したがって 当面住宅ローンの審査等に個人番号を使用することはありません ただし 本人確認資料として顧客から個人番号カードの提出を求めることはできますので 次の箇所に 個人番号カード を追加してください 5 ページ (2) 事前審査申込時の留意事項 の 本人確認 6 ページ 図表 Ⅰ-3 事前審査申込必要書類 の 本人確認 所得関係書類 10 ページ 図表 Ⅰ-4 本審査申込必要書類 の 公的書類 中 本人確認書類 31 ページ (1) 本人確認 の 1 本人確認および本人確認記録の作成 保存 (2) 関連して 31 ページ (1) の 1 のタイトルを 次のように変更してください ( 平成 19 年 3 月の犯罪収益移転防止法制定による読替え ) 1 取引時確認および確認記録の作成 保存 2. 災害復興住宅融資制度 ( 関連ページ 37 ページ ) (1) 災害復興住宅融資制度 の融資限度額引上げ融資限度額 建設 基本融資額 特例加算額 基本融資額 基本融資額 ( 建設資金 ) ( 建設資金 ) ( 土地取得資金 ) ( 整地資金 ) 1,650 万円 510 万円 970 万円 440 万円 基本融資額 ( 土地取得資金 ) および基本融資額 ( 整地資金 ) は基本融資額 ( 建設資金 ) と併せて利用する場合に限り利用できる 同 購入 新築住宅 リ ユース住宅 ( 中古住宅 ) 住宅の区分 リ ユース ( 中古 ) 住宅リ ユース ( 中古 ) マンションリ ユース ( 中古 ) プラス住宅リ ユース ( 中古 ) プラスマンション 基本融資額特例加算額 ( 購入資金 ) ( 購入資金 ) 2,620 万円 2,320 万円 2,620 万円 基本融資額 ( 購入資金 ) には土地取得資金の 970 万円が含まれる 土地取得資金は 単独では利用できない 510 万円 1

同 修繕 基本融資額 補修資金引方移転資金整地資金 730 万円 440 万円 440 万円 引方移転資金と整地資金の両方を利用する場合は 合計で 440 万円が限度となる 引方移転資金および整地資金は 補修資金と併せて利用する場合に限り利用できる (2) 東日本大震災被災者向け特例措置 の改正 1 金利建設資金 購入資金共に基本融資額は当初 5 年間は年 0% 6~10 年目は 通常金利から大幅な引下げを行っている 2 返済期間住宅の建設または購入の場合 当初 5 年間元金据置可 ( 据置期間分期間延 長可 ) (3) 災害復興住宅融資 ( 高齢者向け返済特例 ) の取扱い開始 ( 平成 29 年 1 月 4 日申込み分より ) 1 申込時年齢満 60 歳以上 2 申込資格 り災証明書 が交付されていること 3 融資限度額通常の災害復興住宅融資制度に準じた融資限度額 4 金利全期間固定金利年 2.78%( 平成 29 年 1 月 4 日現在 ) 5 返済方法借入期間中は毎月利息のみ返済 元金は申込人 ( 連帯債務者を含む ) 全員が死亡した時 担保物件を売却して一括返済 売却 一括返済した後残債務があった場合も返済免除 3. 機構直接融資 ( 経過措置 ) ( 関連ページ 38 ページ ) 図表 Ⅲ-1 機構直接融資 ( 経過措置 ) の融資概要 ( マイホーム新築融資の場合 ) の一部を次のとおり修正してください 資金使途 中 または中古住宅の購入 を削除 ( 中古住宅は別規定となったため ) 4. 財形住宅融資 ( 関連ページ 39 ページ ) 図表 Ⅲ-2 財形住宅融資の種類 の ( 注 3) の ( ) 内の適用期間が次のとおり変更されました < 変更前 > 平成 26 年 4 月 1 日以降 1 年間 < 変更後 > 平成 26 年 4 月 1 日以降平成 30 年 3 月 31 日まで 5. 民間融資 ( 関連ページ 43~44 ページ ) の (c) 負担軽減 中 3 預金連動型住宅ローン について 東京スター銀行は 住宅ローン金利の免除対象に住宅ローン残高の 7 割という上限を設けました 4 金利優遇等 の ( ア ) について 次のとおり下線部分を訂正してください < 訂正前 > 自己資産比率 20% 以上 < 訂正後 > 自己資金比率 20% 以上 6. フラット 35 の商品見直し 制度新設 ( 関連ページ 47~48 51 88 ページ ) 図表 Ⅲ 6 フラット 35( 買取型 ) の商品概要 中 (1) 金利 について 融資率による金利差の縮小 (47 ページ ) 融資率 9 割超の融資について融資率 9 割以下の金利に上乗せしている金利幅を縮小し ます 2

(2) 火災保険 の期間 (48 88 ページ ) 平成 27 年 10 月 1 日以降 10 年超の新規引受けが停止されたため 長期とする場合は最長 10 年となります (3) ダブルフラット の制度新設 (51 ページ ) ダブルフラットとは 返済期間の異なる 2 つのフラット 35 を組み合わせて利用するものです これにより 返済期間の短い方の借入金が完済された後は 毎月の返済額が 減り 家計負担が軽減されます 将来の教育費が心配な家庭に向いています ダブルフラットは 次のような組み合わせが可能です フラット 20 ( 注 ) + フラット 35 フラット 35 + フラット 35 フラット 20 + フラット 20 ( 注 ) フラット 20 とは フラット 35 のうち返済期間 15 年以上 20 年以下とするもの ダブルフラットを利用する場合の注意点としては それぞれの借入金について 金銭消費貸借や抵当権設定等の手続きが必要となり 融資手数料 印紙代 抵当権設定費用などがひとつの借入の場合と比べ多くかかります 7. 変動金利型住宅ローンの金利の決まり方 ( 関連ページ 58 ページ 変動金利型 の < 金利決定ルール > の本文 5~6 行目 ) 長期プライムレート連動タイプの場合につき次のとおり変更してください < 変更前 > 金利水準は長期プライムレートと同一金利とするのが一般的です < 変更後 > 最近は銀行によって金利水準が異なります 8. 住宅取得に係る諸費用 ( 関連ページ 64 ページ本文下から 4 行目 ) 次のとおり下線部分を挿入してください < 変更前 > なお フラット 35 や財形住宅融資で団体信用生命保険に < 変更後 > なお フラット 35 や機構財形住宅融資で団体信用生命保険に 9.1 回の地震で支払われる保険金総額の上限 ( 関連ページ 87 ページ (5) 地震保険 の本文 10~12 行目 ) 保険金支払総額の上限が引き上げられました < 引上げ前 > 6 兆 2 千億円 ( 平成 26 年 4 月 1 日現在 ) とされており 支払保険総額に対する 6 兆 2 千億円の割合 < 引上げ後 > 11 兆 3 千億円 ( 平成 28 年 4 月 1 日現在 ) とされており 支払保険総 額に対する 11 兆 3 千億円の割合 10. 住宅ストック循環支援事業 ( 補助金制度の創設 ) ( 関連ページ 72~76 ページ ) 若者の住居費負担の軽減 良質な住宅ストックの形成および既存住宅流通 リフォーム市場の拡大を図るため 国が実施する補助金制度が創設されました ( 内容は次表のとおり ) 要件 住宅のエコリフォーム良質な既存住宅の購入エコ住宅への建替え エコリフォームの実施 耐震性の確保 年齢制限なし 若者 (40 歳未満 ) の既存住宅購入 インスペクション ( 建物状況調査 ) の実施と既存住宅売買瑕疵保険加入 3 耐震性のない住宅の除去 エコ住宅に建替え 年齢制限なし

補助事業者 リフォーム事業者 補助対象エコリフォーム 補助額 限度額 リフォーム工事内容に応じ定額 30 万円 / 戸 耐震改修を行う場 合は 45 万円 / 戸 宅建業者 ( 買取再販等 ) インスペクション事業者 インスペクション エコリフォーム インスペクション 5 万円 / 戸 リフォーム工事内容に応じ定額 50 万円 / 戸 ( インスペクションとリフォーム工事の合計額 ) 耐震改修を行う場合は 65 万円 / 戸 建設業者 ( 注文 ) 宅建業者 ( 分譲 ) エコ住宅の建設 30 万円 / 戸 ( 認定長期優良住宅やさらに省エネ性能の高い住宅は 40 万円 / 戸または 50 万円 / 戸 ) 50 万円 / 戸 Ⅱ 消費増税延期に伴う適用期限の延長消費税率の 10% への引上げが 二度にわたり延期されたことに伴い 次のとおり各制度 の適用期限が延長されます 1. 住宅ローン控除 ( 住宅借入金等特別控除 ) ( 関連ページ 95~97 ページ ) 適用期限が平成 29 年 12 月 31 日から平成 33 年 12 月 31 日まで延長されました 住宅ローン控除限度額 居住年一般住宅 ( 消費税率 ) 最大残高限度控除率控除額平 26.1~26.3 2,000 万円 1.0% 200 万円 (5%) (3,000 万円 ) (1.2%) (360 万円 ) 平 26.4~33.12 4,000 万円 1.0% 400 万円 (8% または (5,000 万円 ) (1.2%) (600 万円 ) 10%) 4 認定長期優良住宅 認定低炭素住宅 残高限度 控除率 最大控除額 3,000 万円 1.0% 300 万円 (3,000 万円 ) (1.2%) (360 万円 ) 5,000 万円 (5,000 万円 ) 1.0% (1.2%) 500 万円 (600 万円 ) ( ) 内は東日本大震災の被災者等に係る再建住宅に適用されるもの ( 注 ) 個人間の中古住宅売買には消費税が課税されないため 本拡充措置は対象外であり 消費税率 5% の場合の控除限度額を適用する 所得税から控除しきれない部分が発生した場合は 次の金額を限度に翌年の住民税から 控除できることになっています 消費税率 5% の場合消費税率 8% または 10% の場合 97,500 円 136,500 円 ( 個人間の中古住宅売買の場合は 97,500 円 ) 2. 認定長期優良住宅等の新築等をした場合の所得税額の特別控除 ( 関連ページ 97 ページ ) 適用期限が平成 29 年 12 月 31 日から平成 33 年 12 月 31 日まで延長されました 3. バリアフリー 省エネ改修促進税制 ( ローン型 投資型 ) および耐震改修をした場合の所得税額の特別控除制度 ( 関連ページ 97~99 ページ ) ローン型の 控除対象借入金 に 住宅金融支援機構からのバリアフリー改修工事に係 る借入金で死亡時に一括返済するもの を追加してください

適用期限が平成 29 年 12 月 31 日から平成 33 年 12 月 31 日まで延長されました 4. 住宅取得等資金の贈与に係る相続時精算課税選択の特例 ( 関連ページ 114~115 ページ ) 適用期限が平成 26 年 12 月 31 日から平成 33 年 12 月 31 日まで延長されました ( 改正内容は後記 Ⅲ3.2 を参照してください ) 5. 直系尊属からの住宅取得等資金の贈与に係る非課税措置 ( 関連ページ 115~116 ページ ) 消費税率の 10% への引上げの影響を緩和するために 適用期限が平成 26 年 12 月 31 日 から平成 33 年 12 月 31 日まで延長され さらに次のとおり非課税枠が拡充されました 年 直系尊属からの住宅取得等資金の贈与に係る非課税措置 消費税率 10% が適用される人左記以外の人 ( 1) 質の高い住宅 ( 2) 左記以外の住宅 ( 一般 ) 平成 26 年 - - 平成 27 年 - - 平成 28 年 1 月 ~31 年 3 月 平成 31 年 4 月 ~32 年 3 月 平成 32 年 4 月 ~33 年 3 月 平成 33 年 4 月 ~33 年 12 月 - 3,000 万円 (3,000 万円 ) 1,500 万円 - 2,500 万円 (2,500 万円 ) 1,000 万円 700 万円 質の高い住宅 ( 2) 1,000 万円 1,500 万円 1,000 万円 800 万円 左記以外の住宅 ( 一般 ) 500 万円 1,000 万円 700 万円 700 万円 500 万円 300 万円 ( 1) 左記以外の人 とは 消費税率 8% の適用を受けて住宅を取得した人のほか 個人間売買により中古住宅を取得した人をいう ( 2) 質の高い住宅 とは次のものをいう 1 省エネルギー性の高い住宅 ( 断熱等性能等級 4 または一次エネルギー消費量等級 4) 2 耐震性の高い住宅 ( 耐震等級 構造躯体の倒壊等防止 2 以上または免震建築物 ) 3 バリアフリー性の高い住宅 ( 高齢者等配慮対策等級 3 以上 ) のいずれかの性能を満たす住宅 ( 注 1)( ) 内は東日本大震災の被災者の場合 ( 注 2) 住宅の床面積は 東日本大震災の被災者の場合 240 m2という上限はない ( 注 3) 平成 31 年 3 月以前に 左記以外の人 欄の非課税限度額の適用を受けた人は 再度 消費税率 10% が適用される人 欄の非課税限度額の適用を受けることが可能 5

消費税率引上げに対応した非課税枠の金額推移 ( 質の高い住宅 平成 31 年 4 月以降は消費税率 10% が適用される人の場合 ) ( 一般住宅は下記金額よりマイナス 500 万円で推移 ) 3,000 万円 1,500 万円 消費税率 10% に引上げ 1,500 万円 平 27/1 平 28/1 平 31/4 平 32/4 平 33/4 平 31/10 平 33/12 景気対策 駆け込み需要抑制 反動減抑制 6. 消費税率引上げの経過措置 ( 関連ページ 100~101 ページ ) 消費税率 8% が適用されるための工事の期限が 平成 27 年 4 月 1 日から平成 31 年 4 月 1 日まで延期されました 請負工事等に係る経過措置平 25.10.1 平 26.4.1 平 31.4.1 平 31.10.1 5% 5% 8% 8% 8% 10% Ⅲ 平成 27 年度 28 年度のその他の税制改正 平成 27 年度改正等 1. 住宅の取得に関わる税制 ( 関連ページ 92~94 ページ ) 登録免許税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託の登記 抵当権設定登記の軽減措置 92 93 軽減税率の適用期限を平成 29 年 3 月 31 まで 2 年延長 ( 平成 29 年度改正により更に延長予定 ) 図表 Ⅲ 24( 注 2)1 の 3 行目の ( ) 内の 新築または を削除 6

不動産取得税 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 94 土地および住宅の取得に係る標準税率 ( 本則 4%) を 3% とする優遇措置の適用期限を平成 30 年 3 月 31 日まで 3 年延長 94 課税標準を 1/2 とする特例措置の適用期限を平成 30 年 3 月 31 日まで 3 年延長 2. 住宅の保有に関わる税制 ( 関連ページ 103~104 ページ ) 市町村長が 空き家について周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置をとることを勧告した場合は 敷地に係る固定資産税および都市計画税の軽減措置がその対象から除外されることとなりました 3. 住宅に関わる贈与の税制 1 相続時精算課税制度 ( 関連ページ 113~114 ページ ) 次の改正が行われました 贈与者の要件 65 歳以上の親 改正前 受贈者の要件 20 歳以上の子である推定相続人 ( 代襲相続人を含む ) 改正後 60 歳以上の親または祖父母 20 歳以上の子である推定相続人または 20 歳以上の孫 ( 平成 25 年度改正 平成 27 年 1 月 1 日の贈与から適用 ) 2 住宅取得等資金の贈与に係る相続時精算課税選択の特例 ( 関連ページ 114~115 ページ ) 次の改正が行われました 改正前 改正後 贈与者の要件親 ( 年齢制限なし ) 親または祖父母 ( 年齢制限なし ) 受贈者の要件 20 歳以上の子である推定相続人 ( 代襲相続人を含む ) 20 歳以上の子である推定相続人または 20 歳以上の孫 適用期限平成 26 年 12 月 31 日平成 33 年 12 月 31 日 適用手続き 1 受贈者 ( 子 ) 3 贈与者である父 母 1 受贈者 ( 子または孫 ) 3 贈与者である父 母または祖父母 ( 平成 25 年度改正 平成 27 年 1 月 1 日の贈与から適用 ) 平成 28 年度改正等 1. 空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例の創設 ( 関連ページ 106~107 ページ ) 被相続人が一人で居住していた一戸建て家屋で 相続後空き家となっている住宅を 相続人が平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までの間に譲渡した場合の譲渡所得について 居住用財産の譲渡所得の 3,000 万円特別控除の適用を受けることができる特例が 創設されました 7

住宅の要件 譲渡の要件 空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例の概要土地建物 建物のみ 建物解体後の土地のみいずれも可昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築された建物譲渡価格が 1 億円以下相続のあった日から 3 年経過した日の属する年の年末までの譲渡 2. 住宅の三世代同居改修工事に係る所得税の減税 ( 関連ページ 97~99 ページ ) 居住用の家屋について 一定の三世代同居改修工事を含む増改築を行った場合 が バリアフリー 省エネ改修促進税制 ( ローン型 投資型 ) に新たな対象として追加され 同様の条件で税額控除が受けられる特例が創設されました ( 注 ) 一定の三世代同居改修工事とは 1 調理室 2 浴室 3 便所 または 4 玄関 のい ずれかを増設する工事 (1 から 4 までのいずれか 2 つ以上が複数となっているものに限る ) 3. 居住者に認められている次の減税の特例につき 非居住者期間中に住宅取得または増改築等をした場合にも適用されることになりました ( 関連ページ 95~99 ページ ) 1 住宅ローン控除 (95~97 ページ ) 2 バリアフリー 省エネ改修促進税制 ( ローン型 投資型 ) 耐震改修をした場合の所得税 額の特別控除制度 (97~99 ページ ) 3 認定長期優良住宅等の新築等をした場合の所得税額の特別控除 (97 ページ ) 4 東日本大震災の被災者についての住宅ローン控除にかかる特例措置 (95~97 ページ ) 4. 特定の居住用財産の買換え等の特例 居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例 特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例の適用期限 ( 関連ページ 107~110 ページ ) 平成 29 年 12 月 31 日まで 2 年延長されました 5. 所有権保存 移転登記の登録免許税減税措置の適用期限 ( 関連ページ 92~93 ページ ) 図表 Ⅲ-24( 注 1) ( 注 2) 1 2 の適用期限が 平成 30 年 3 月 31 日まで 2 年延長されました 6. 固定資産税におけるバリアフリー 省エネ 耐震改修促進税制の適用期限 ( 関連ページ 99~100 ページ ) 平成 30 年 3 月 31 日まで 2 年 ( 耐震改修は 2 年 3 カ月 ) 延長されました 7. 新築住宅の固定資産税を 1/2 軽減する措置の適用期限 ( 関連ページ 103 ページ ) 平成 30 年 3 月 31 日まで 2 年延長されました 8. 新築の認定長期優良住宅に係る不動産取得税の課税標準 ( 評価額 ) を 1,300 万円控除する措置の適用期限 ( 関連ページ 94 ページ ) 平成 30 年 3 月 31 日まで 2 年延長されました 9. 消費税 ( 関連ページ 100 ページ ) 当初 平成 27 年 10 月 1 日に予定した税率 8% から 10% への引上げが 再度にわたり延期され 平成 31 年 10 月 1 日に実施される予定となっています 以上 8