20情報【授業】

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

解答類型

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

筝で社会に貢献しよう !

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

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平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

国語科学習指導案様式(案)

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

社会科学習指導案

17 石川県 事業計画書

第4学年算数科学習指導案

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

自己紹介をしよう

4.原稿(資料)

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

ICTを軸にした小中連携

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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植物 Wanted ゲームを作ろう

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

<小学校 生活科>

指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

(Microsoft Word - HP\227p\201i\217\274\211i\222\206\201j.doc)

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - t2gika1.doc

Taro-【HP用】指導案.jtd

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

○数学科 2年 連立方程式

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

★数学学習指導案最終(知的障害)

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

○年○組 □□科学習指導略案

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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第○学年 ○○科指導計画

○ ○ 科 学 習 指 導 案

123

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

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Transcription:

情報科学習指導案 日時 : 平成 23 年 1 月 28 日 ( 金 ) 対象 : 第 1 学年 組 授業者 : 都立 高等学校 1 単元名 総合実習 科目 : 情報 C 2 単元の指導目標 (1) いろいろな情報機器やソフトウェアを活用して自分の意図を効果的に表現する技能を身に付けさせる (2) 評価の観点を理解し 表現された情報を適正に評価する判断力を身に付けさせる (3) 個人情報の取り扱いや著作権などについて関心をもち 作品をつくる上でこれらのことに配慮しようとする態度を身に付けさせる (4) グループ活動を通して協力し合う必要性 重要性を理解し 積極的に行動する姿勢を身に付けさせる 3 単元の 観点ア関心 意欲 態度イ思考 判断ウ技能 表現エ知識 理解 単元の 情報のディジタル化や情 表現やコミュニケーショ 情報のディジタル化や情 表現やコミュニケーショ 報通信ネットワークの特 ンの目的に応じて方法を 報通信ネットワークの特 ンにおいてコンピュータ 性に関心をもち 表現やコ 工夫したり 結果を踏まえ 性を生かして 表現やコミ などを効果的に活用する ミュニケーションにおい て改善したりするととも ュニケーションにおいて ための基礎的な知識を身 てコンピュータなどを進 に 情報の収集 発信に伴 コンピュータなどを効果 に付けるとともに 情報 んで活用しようとすると う問題などを踏まえた適 的に活用する 化の進展が社会に及ぼす ともに 情報社会に主体的 切な判断をする 影響を理解している に対応しようとする 学習活動 1 情報機器を活用して 伝 1 設計の各段階について 1 収集した資料を分析し 1 情報機器やソフトウェ に即した えたい内容を分かりや 理解し 必要なものを判 適切な形で表現できる アによる表現方法の特 具体的な すく表現しようとする 断できる 2 各種の情報機器 ソフト 徴について理解してい 2 自己や他者の制作物を 2 成果物に対し 自己評価 類を適切に使い分ける る 適正に評価し その結果 や相互評価を行い 改善 ことができる 2 各種設計書の意義 役 に基づき自己の制作物 を考えることができる 3 設計書を見ながら制作 割を理解している を改善しようとする 3 個人情報や著作権など することができる 3 制作物を評価し改善す の取り扱いについて 適 4 制作の計画を立て それ るための基本的な観点 切に判断できる に基づいて活動できる と方法とを理解してい る

4 単元の指導について (1) 単元について今まで学んできた 情報 C の授業内容( 知的財産権に留意して情報を扱うこと コミュニケーションの重要性 情報機器を活用した表現方法等 ) を振り返り グループ活動による実習を通じてそれぞれの理解の程度を確認させる単元である 最終的には書類として文書を作成する際の配慮や表現の技法を身に付けさせる 実習の流れは次の通りである ものづくりの基本 についての講義を聴き 設計書作成の意義を理解する その後実際に企画書作成を行い 実社会 ( 企業 ) のようにプレゼンテーションにて採用案を決定し作成を行う エラーが混入することを想定してテストを行い製品の完成度を高める行動を体験する 最後に実習全体を振り返る発表と 相互 自己評価を実施することにより グループ活動の意義や実習の成果から一人一人の成長を確認させる 内容的には情報の収集 発信がメインとはなっているが 実社会のシステム開発の仕組みに触れ 情報社会で生きる力を育ませること 情報機器の適切な利用やコミュニケーションの重要性を実体験として得られることを重視し 設計作業の体験を通じて様々な能力を身に付けさせる 情報 とは相手があって初めて意味をもつものであり その扱い方を工夫することが情報社会で生きていくために重要であることを体験から学ばせる 授業者が経験してきたシステム開発の流れを紹介し 簡単な体験を通じて設計書の意義を実感させることが実習の大きなポイントとなっている 独自のアイディアを考え それを的確に伝えるための表現力が重要である また 一人の力 ( 発想 表現力 技術力 ) は小さくとも 周りの人間と協力し合いながら進めていくことで大きな課題をクリアすることもできる これを体験することで 自分の存在 他者との関わりの大切さを実感させていく (2) 生徒について < 省略 > (3) 教材について 総合実習 として今まで学んできた情報の扱い方を振り返り 自分の力とすることを目指して作成した実習である グループ課題ということで コミュニケーション の重要さを認識し 情報の交換やまとめに注力させる 設計書作成では 情報機器の活用方法 を思い出し 効果的な表現方法を考えさせ 人が見るものという 他人の視点 を意識したものづくりを行うことで 精度を上げさせる 実際の製作では 特定のメンバーに負担が偏らないよう協力体制を考えさせることを重要視している また その後のテスト実施で作品制作の 評価 と 設計の重要さを実感させる また 最後に発表を取り入れることで実習全体の振り返りを行い 情報社会で生きていくために必要な計画性 正確な行動 情報の信憑性についての考えなど様々な力を養うことを目的としている 同時に相互評価 自己評価を実施し 個人課題とグループ課題の達成度についてしっかりと検討できる力を身に付けさせる

5 単元の指導計画と評価計画 (11 時間扱い ) 目標学習内容 学習活動 第 1 時ものづくりの基本を理解する第 2 時設計書の内容を理解する ( 本時 ) 第 3 時企画書作成を通じてグループ内での話し第 4 時合いを積極的に行える第 5 時企画書のプレゼンテーションを行い クラス企画を正当に決められる第 6 時決定した企画書を元に設計書を協力しな第 7 時がら作成することができる第 8 時作品の制作を通じ 設計書の精度を測ることができる第 9 時テスト仕様書に基づき テストを繰り返し 作品の評価を行うことができる第 10 時実習を振り返り 理解できたことをまとめることができる第 11 時まとめた内容を効果的に発表することができる相互評価 自己評価を行い 目標との相違を発見し 改善点を考えられる ものづくりの基本 システム開発の流れの講義を受ける実習内容 ( 課題 ) を理解する設計書の各段階に関する講義を受ける体験を通じて ドキュメント作成の重要性を理解する企画書に記述する内容を決める具体的な目標を設置する ( グループ 飛行距離 ) 班毎に発表を行い どの企画を採用するか話し合いを行うグループ内で役割分担を行い 定められた作業を期限を意識して効率的に作業する設計書どおりに作品を制作するテスト仕様書通りにテストを行うテストの結果から改善点を見出し 作品の精度をあげる報告書 ( 発表資料 ) の作成を行う発表と評価を行う 6 本時 ( 全 11 時間中の第 2 時間目 ) (1) 本時の目標 設計書の重要性や各工程の内容を理解し 作成時を意識して詳細の理解を進めることができる 実習の目的を理解し ドキュメント作成の際に他人の立場に立つことの重要性を理解できる ( 設計書の良し悪しで作成 検証の理解度 効率が異なることに気付く )

(2) 本時の展開 時間学習活動指導上の留意点 導入 5 分 前時の復習をする 本時の目標を把握する 設計の詳細について プレゼンテーション資料を用いた説明を聞き プリントの余白欄に必要事項を記入する 中間モニタで前回の授業内容の確認を行い 前時に学習したことを思い出させる 本日の指導内容を説明する 設計の定義や性質を確認させる 全ての もの は誰かのために作られる 作成の際に利用者を意識しないと良い製品が作られないことを理解させる ( 評価方法 ) ア [ 関心 意欲 態度 ] ( 観察 プリント記入 ) 1 基本計画についてシステム開発の目的と開発計画を立てる場面であることを理解する 目的がなければものづくりはなされないことを理解させる [ 発問 ] 後の発問 回答のため教員側より提示 企画書とは何か アイディアの概要をまとめた書類 何のために必要なのか 伝えるため 動いてもらうため 誰のための資料か 実践する人 支援する人 展開 40 分 2 外部設計について 利用者 側の設計書であることを理解する [ 発問 ] 指名した生徒との会話により誘導する 外部設計書とは何か 何のために必要なのか 誰のための資料か 具体的なイメージがわかないと人は判断できないことが多いため 見た目の設計書は重要であるということを理解させる 見た目を説明する書類 具体的な活動を理解してもらうため 支援する人 3 内部設計について 製作者 側の設計書であることを理解する 実際の制作者側が必要とする指示とは何か? を考えさせる 必要なものは もの 時 によって異なるため 詳細設計書の定義は難しい [ 発問 ] 詳細設計書とは何か 何のために必要なのか 誰のための資料か どのように進めていくかを示した書類 作り方を理解してもらうため 実践する人

4 テストについてそれぞれの段階の意義を理解し 特性について考えることができる エラーが混入することを防ぐのは難しいので 混入したエラーを除去するテストの重要性を理解させる [ 発問 ] テスト仕様書とは何か 何のために必要なのか 誰のための資料か エラーを見付け出すための書類 製作時に混入したエラーを除去するため 実践する人 支援する人 5 実際に ものづくり を体験し 書類の重要性を理解する 実際に体験することで机上の知識を 実践力として身に付けさせる [ 実習 ] A4 の紙で CD ケースを作る 自分で撮った写真をまとめて友達にプレゼントしようと思います CD はた くさんあるのですが ケースがありません どうすればよいか考えましょう あるもの 紙 手段 紙を折ってCDを保護するケースを作成する 方法 作り方 ( 外部設計書 詳細設計書 ) を参照 ( 実習の行動 ) 指示するもの ( 設計書 ) がないと 物事を進めるのは難しい 設計書の重要性を理解 エ [ 知識 理解 ] ( 設計書の違いの理解 ) PDCA サイクルの実践 評価を行うことで製作の精度が異なることを気付かせる まとめ 5 分 学習したポイントを確認する 本日の学習内容を確認させる 次回以降の実習がスムーズに行えるよう意識付けを行う (3) 授業観察の視点 ( 本時の授業実践の視点 ) 講義内容が正確に伝わっているか 設計書の重要性を理解させることができているか 同じ情報でも伝わりやすさが異なることがあるという事例が適当だったか 7 板書計画 ワークシート等 < 省略 >