平成 7 年度シラバス 校長教頭教頭 科目名実習教科名工業 ( 土木 ) 学年 年単位数 4 単位担当者氏名前三盛 大城 真境名 仲村印 学期 月時間 学習内容 学習目標 学習内容 ( 評価の観点 ) 及び 留意点 評価方法 指導 1/ 補助教材 1 4 オリエンテーション 実習の内容 o 実習の内容 心構えを学習する ( 関 知 ) 水準測量 ( 昇降式 ) o 昇降式の測定方法と計算方法 o 昇降式による測定方法 野帳の記入方法 地盤高の調整のしかたについて学習する 5 水準測量 ( 器高式 ) o 器高式の測定方法と計算方法 o 器高式による測定方法 野帳の記入方法 地盤高の調整のしかたについて学習する 6 縦断測量 ( 昇降式 ) o 昇降式による縦断測量 o 起点から 0m ごとに測点を設置し 昇降式により各測点の地盤高を求めることで縦断測量の方法を習得する 6 横断測量 ( 器高式 ) o 器高式による横断測量 o 縦断測量で求めた各測点の地盤高を中心に 左右 10m の地形の変化を器高式により求めることで 横断測量の方法を習得する 縦断面図の作成 o 縦断測量をした結果をもとに縦断面図の作成 o 縦断測量の結果をもとに 縦断面図の描き方を学習する 縦 横の縮尺が図面に対しバランス良く配置されるようにする 縦断面図の提出 三角定規三角スケール 7 横断面図の作成 o 横断測量をした結果をもとに横断面図の作成 o 横断測量の結果をもとに 横断面図の描き方を学習する 土積計算するために 縦 横の縮尺は同じにし 図面に対しバランス良く配置されるようにする 横断面図の提出 三角定規三角スケール 土積計算 o 両端断面平均法による土積計算 o 各測点の横断面図をもとに面積を求め 両端断面平均法により 土積計算を行い 盛土 切土の積算を行う 土積計算の提出 電卓
6 < 外業 > 測点 (5 点 ) の設置 トランシットの取り扱い 内角の測定 ( 倍角 ) o トラバース測量の目的及び種類等を説明し理解させる o 実習の手順 方法を説明する o トランシットの据え付け及び取り扱いができるようにする o 測量器械の据え付けに共通する作業であり トランシットを測点上に速く 正確に据え付けられるようにする o 選点した 5 つの測点の内角を望遠 鏡正 反による 倍角法で観測し 第一測線の方位角を観測する o 行動観察器械の取り扱いを説明する 器械器具の取り扱いが十分であるか ( 実教出版 ) トランシット一式ミニポール電卓野帳 内角の測定 ( 倍角 ) 測点 A の方位角測定 各測線の距離測定 ( 光波測距儀 ) o 倍角法の目的を理解し測定及び野帳の記入ができる o 方位角測定ができる o 測角や測距の誤差が大きいとトラバース計算における閉合比 ( 精度 ) が悪くなるため 観測は確実に行う o 倍角法の意味を理解し測定ができるか o 望遠鏡正位 反位の意味を理解しているか 光波測距儀反射プリズム < 内業 > 測角誤差の点検と調整 測点 A の方位角と調整角から 他の測点の方位角を計算する o 距離測定のための光波測距儀取り扱いができる o 閉合トラバースの内角の和は (n-) 180 (n: 辺数 ) 4 級基準点測量の場合の許容測角誤差を 50 n( 秒 ) とする o 方位角の計算進行方向の右側の内角を用いる場合 o 測定結果が許容範囲ないにあるかどうか 電卓野帳 1 学期出席状況 実習態度 (40%)+ 観点別評価 ( 内容の理解度 作品 レポート提出等 ) 数量化点 (60%) の評価但し 規定の授業時数に達しない生徒は未履修とする方法平成 7 年度シラバス
科目名実習教科名工業 ( 土木 ) 学年 年単位数 4 単位担当者氏名前三盛大城 知念 仲村印 学期 月時間 学習内容 学習目標 学習内容 ( 評価の観点 ) 及び 留意点 評価方法 指導 / 補助教材 9 方位角から各測線の方位とその角を計算する o ある測線の方位角 =( 一つ前の測線の方位角 )+180 -( 右側の内角 ) 方位角から方位とその角を求める < 緯距 経距の計算 > 緯距 = 測線長 cosθ 経距 = 測線長 sinθ 電卓 各測線の緯距と経距を計算する o 方位と距離から 各測線の緯距と経距の計算し緯距 経距の誤差から閉合誤差 閉合比の計算をする < 結果の判断 > 閉合誤差 閉合比を求め標準の閉合比 ( 精度 ) と比較する 電卓 方眼紙三角スケール 計算された緯距と経距の精度の点検とトラバースの調整をする oトラバースの調整をコンパス法則により行う 三角定規パソコン 10 合緯距と合経距の計算をする 面積計算をする 作図をする パソコンにより 計算結果の確認をする o 合緯距 合経距 ( 座標値 ) 意味を理解しプロットできる oある測点を原点として合緯距と合経距 ( 座標値 ) の計算をする 合緯距と合経距から5 角形の面積を計算する o1:400の縮尺で方眼紙に作図する oこれまで計算した結果を パソコンにより確認する 土木施工 (1) o ミニパワーショベルの取り扱い方について理解させる o ミニパワーショベルを実際に操作し運転技術を習得する ミニハ ワーショヘ ル セオト ライト レヘ ル 1 土木施工 () o 工事測量 ( 丁張 ) 工事用等高点の設置の仕方を理解させる o 構造物に必要な 工事用等高点の測設 標示の方法を学習する 巻尺 土木施工 () o 工事測量 ( 丁張 ) 勾配線の設置の仕方を理解させる o セオドライト レベル等の測量器械を使用し 勾配線の設置方法を学習する 土木施工 (4) o 工事測量 掘削 盛土の場合の丁張り仕方を理解させる o セオドライト レベル等の測量器械を使用し 掘削 盛土の場合の丁張り設置方法を学習する
電子平板 (1) o 電子平板の原理と測量方法の理解させる o 況観測の方法を学習する デモ用として既知点座標の入力 現 トータルステーション反射フ リス ム電子平板 電子平板 () o 作業情報の入力 器械点 後視点入力の方法を学習する o 作業情報の入力 基本的な設定方法を学習する o 器械点 後視点の距離を測定し 基準線を求める 電子平板 () o 器械点 後視点の入力 細部測量の方法を学習する o 校内において 建物 道路等をトータルステーションで視準後 電子平板の操作で細部測量の方法を学習する 電子平板 (4) o 器械点 後視点の入力 細部測量の方法を学習する o 校内において 建物 道路等をトータルステーションで視準後 電子平板の操作で細部測量の方法を学習する o 図面の提出 6 野外実習 水準測量 o 昇降式の測定方法と計算方法 o 昇降式による測定方法 野帳の記入方法 地盤高の調整の仕方について習得する 学期出席状況 実習態度 (40%)+ 観点別評価 ( 内容の理解度 作品 レポート提出等 ) 数量化点 (60%) の評価但し 規定の授業時数に達しない生徒は未履修とする方法平成 7 年度シラバス 科目名実習教科名工業 ( 土木 ) 学年 年単位数 4 単位担当者氏名前三盛大城 知念 仲村印
学期 月時間 学習内容 学習目標 学習内容 ( 評価の観点 ) 及び 留意点 評価方法 指導 / 補助教材 1 土質試験 材料試験について o 土質試験 材料試験の試験内容と心得 o 試験の目的 実施方法 器械器具の取り扱いについて理解する 土質試験 1. 土粒子の比重試験, 含水比試験 o 土粒子の密度 含水比を求め土粒子の密度 含水比の活用方法を理解する o 空気乾燥状態や湿潤状態の土の単位体積あたりの平均的な質量を求める ojis A 10 の基準に従い, 土の含水比を求める o 土の含水比から土の基本的な性質を判断することを学ぶ レポート用紙, データシート, 各試験に使用する器具一式. 土の液性 塑性限界試験 o 土の液性 塑性限界を求める ojis A 105 の基準に従い, 土粒子のコンシステンシー試験として液性 塑性限界を求める o 液性 塑性限界は細粒度の分類や盛土材料の適否の判断に利用されることを学ぶ. 土の締固め試験 o 最適含水比, そのときの最大乾燥密度を求める ojis A 110 の基準に従って, 土をもっとも安定した状態に締固めることのできる最適含水比およびそのときの最大乾燥密度を求める 材料試験 1. セメントの比重試験 o セメントの密度を求める o セメントの密度比の活用方法を理解する ojis R 501 の基準に従ってセメントの密度を求める o セメントの密度の大小により, セメントの風化を判定する. 骨材のふるい分け試験 o 骨材の粒度分布を調べる o 骨材の粒度分布の活用方法理解する ojis A 110 の基準に従ってふるい分け試験を行い, 骨材の粒度分布を求める o 骨材の粒度分布の適否を判定し, コンクリート材料として使用することが適当かどうかを決定する
. 細骨 粗骨材の比重試験 o 骨材の比重を求める o 骨材の比重の活用方法を理解させる ojis A 1109 の基準に従って細骨材の密度と骨材内部の間隙の程度を示す吸水率を求める ojis A 1110 の基準に従って粗骨材の密度と骨材内部の間隙の程度を示す吸水率を求める 構造実験 1. 支点反力の測定影響線 o 支点反力を求める 影響線を書く o 梁に荷重が作用するときの支点反力を測定し, 力の釣り合いを理解させる 現場実習 学期の評価方法 出席状況 実習態度 (40%)+ 観点別評価 ( 内容の理解度 作品 レポート提出等 ) 数量化点 (60%) 但し 規定の授業時数に達しない生徒は未履修とする 上記シラバスは 1 班のものである 上記学習内容を 4 班に分け 日程を調整し行う