も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

いろいろな衣装を知ろう

学びをつなぐ教育の視点から Hi, friends! 1 Lesson7 What s this? ある物について積極的にそれが何かと尋ねたり 答えたりしようとするコミュニケーションへの関心 意欲 態度 ある物が何かと尋ねたり 答えたりする表現への慣れ親しみ 日本語と英語の共通点や相違点から ことば

自己紹介をしよう

Lesson1 My name is~. How are you? 簡単なあいさつや気分を表す表現に慣れ親しむ ジェスチャーゲームやを通して 動物の名前の表現に親しむ 学活 道徳 人間関係作り 学級愛自分らしさ 外国語活動 ABC タイム 英語の音声の慣れ親しみ 挨拶のしかた 数 色の表 道徳 体育

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

児童同士のペアトークやグループ活動などを取り入れる そして自分と友だちの考えの共通点や相違点などに気付かせることで, 自分の考えを伝えることの必要性を感じさせたり, 相手に伝わりやすい表現の仕方を考えさせたりする さらに, 今年度は学級担任の英語使用量の向上を目指した取組を進めており, ジェスチャー

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うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

小学校の新たな外国語教育における新教材関係資料(学習指導案例・第3・4学年)

Hi, friends!1 Lesson 7

算数科学習指導案

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3 英語を使えるようになりたいですか そう思う 16 人 どちらかといえばそう思う 6 人 どちらかといえばそう思わない 0 人 そう思わない 1 人 4 学校の中で ALT の先生に進んで話しかけて いますか 話しかける 16 人 ときどき話しかける 6 人 あまり話しかけてない 0 人 ほとんど

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第 6 学年外国語活動指導案 日時平成 25 年 10 月 4 日 ( 金 )5 校時場所 2 階ワークルーム指導者 HRT 佐藤香里 1 単元名 Hi,friends!2 Lesson5 Let s go to Italy. 2 単元の目標 自分の思いがはっきり伝わるように おすすめの国について発

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

1 単元名好きなものを伝えよう 第 5 年 2 組外国語活動学習指導案 平成 26 年 10 月 31 日 ( 金 ) 児童数 23 名 指導者 マッカーシー 恭子 ALT アンナ ハスヌマ 場 所 5 年 2 組 教室 2 児童の実態と本単元の意図 (1) 児童観 ( ホームページには掲載しません

外国語活動(5年)学習指導案

(2) 児童観 ( 省略 ) (3) 教材観本単元では 様々な数の言い方や尋ね方に触れさせていく 韓国語や中国語で 3 を表す言葉の音声が日本語と似ている点や 日本語では ものの数を表すときに様々な助数詞がつく点など 日本語と似ているところや違いを知ることで 言葉の面白さや豊かさに気付かせたい [

2 単元の目標 動物の言い方に興味をもち, 楽しんで発話する 動物の言い方に慣れ親しむ 動物の言い方を知り, 日本語と英語との言い方の違いに気付く 3 単元の内容 主としてコミュニケーションに関すること 主として言語や文化に関すること アニマルランドでクイズに答えたり友達と一緒に動物の名前を言ったり

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

Hi, friends!1 Lesson3

平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

単元の目標と評価規準 (1) 好きなものについて, 積極的に尋ねたり答えたりしようとする (2) 色や形, 好きなものは何かを尋ねる表現に慣れ親しむ (3) 日本語と英語の音の違いに気付く アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語への慣れ親しみ 色や形を聞いたり言ったりしている 好きなもの

使える英語プロジェクト事業 【研究の全体像】

Hi, friends!1 Lesson9

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

Hi, friends!2 Lesson 1

第 5 学年 1 組外国語活動学習指導案 学級 : 第 5 学年 1 組 場所 : 仙台市立大野田小学校音楽室授業者 :HRT 栄利滋人 1 単元名 Hi friends!1 Lesson8 I study Japanese. 夢の時間割 を作ろう 2 単元の目標 (1) 時間割について積極的に尋ね

指導案の形式について       2010

5学年 Lesson8「時間割を作ろう」

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静岡県浜松市立浜名小学校 学習指導案

3 身近な動作やスポーツ 音楽 遊び等の できる できない という表現を使いながら楽しくゲームやクイズに参加している 6 本単元における研究主題に迫るための手だて (1) 指導方法の工夫ア自分の思いを選択して話す活動単元の第 3 時 第 4 時の活動では 慣れ親しんできた語彙や表現を使い 自分の思い

学級担任が T1 として授業を進められる環境の工夫 寿都町立寿都小学校 掲示物の工夫 教室環境の工夫 イングリッシュルーム設置の目的 学級担任によるT1の授業で 多様な学習形態で学習することにより 英語に対する児童の意欲を高めることができるようにする イングリッシュルーム活用の頻度 第 3~6 学年

1 研究主題今後の国際社会を生きる児童生徒のための英語教育の在り方 ~ 英語を生活化させ豊かに伝え合う児童の育成 ~ 2 授業観察の視点 児童が 動物の世界 ( あにまるランド ) に入り込み 実感を持って英語を発するための手立ては具体的に行われ効果があったか 場面の設定は 適切だったか 特別な努力

Taro-これなーんだ(4年)指導案.jt

グリーン家の人々

3 学習の基盤 (1) 教材について本単元では 三人称 he she を主語として できることやできないことを表現する内容を扱っている 学習指導要領の改訂に伴い 第 5 学年の学習内容に新たに加わった単元であり 今年度は移行措置として第 6 学年で扱うこととしている 本単元の前には I can sw

英語で歌を歌い 英語でゲームすることを得意としている その一方で 英語に限らず自分のことや意見を発表することには 自信をもてず うまく表現できていない児童もいる しかし 外国語活動を通して自己表現することや友達とコミュニケーションを図ることの楽しさを徐々に感じ始めている 今回の単元で扱う 丁寧な表現

5 年 No.9 Happy birthday! 誕生日を祝おう! 2/7 自分から進んで誕生日を尋ねたり 自分の誕生日を伝えたりしようとする 自分の知らない人の誕生日を知りたくなるように有名人 になりきる Activitey を取り入れる より多くの人に自分の英語が伝わる喜びを味わわせる 〇誕生日

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Taro-21 情報研HP用 第5学

Microsoft Word - 5学年指導案(1)

小学校の新たな外国語教育における新教材関係資料(学習指導案例・第3・4学年)

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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英語科学習指導案

第5学年 外国語活動学習指導案

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

【資料3-2-5】論点に関する参考資料

保健体育科学習指導案

6 月に行った外国語活動に関するアンケートの結果は次の通りであ 質 問 外国語活動の時間は楽しいですか それはなぜですか 外国語活動の時間に, 友だちの良さに気づきましたか よくあてはまる あてはまる あまり あてはまらない ( 人 ) あてはまらない 歌や

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

外国語活動学習指導案 1 日時平成 31 年 1 月 25 日 ( 金 ) 第 5 校時 2 学年第 6 学年 3 組男子 19 名女子 13 名計 32 名 3 単元名 What do you want to be? ( 職業, 将来の夢 ) 4 単元について 学校名 海田町立海田南小学校 授業者

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

6 年 No.44 I want to go to France. 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 おすすめの海外旅行の紹介の仕方や行きたい旅行やその理由を伝える表現が分かる 海外旅行を紹介して勧めたり 行きたい旅行を理由を含めて伝えたりする 海外旅行について簡単な語句や基本的な表現で

新学習指導要領を具現化した新教材の解説

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

4 研究成果物 小学校外国語活動学習指導要領 ( 案 ) 1 目標外国語を通じて 言語や文化について体験的に理解を深め 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り 外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら コミュニケーション能力の素地を養う 2 内容 第 1 学年および第 2 学

東京都大田区立志茂田小学校 学習指導案

6 言語材料 Sentences Words I like ~ (vegetable). I don t like ~ (vegetable). ~, please. (vegetable), tomato, cucumber, onion, carrot, potato, green pepper

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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5 年 No.15 Can do you it? できることを紹介しよう 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることやできないことを尋ねたり答えたりする表現が分かる まとまった話を聞いて 具体的な情報を聞き取るとともに 第三者についてできること できないことを含めて紹介する できること

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

5 年 No.64 英語劇をしよう (2/8) まとまった話を聞いて内容を理解することができる 主な言語料 して天気や日時などの確認をす 教 1 本時のめあてを知 Peach Boy を詳しく聞いてみよう物語を聞く (3 回目 ) 登場人物全体について聞かせ 聞き取れた単語をカタカナでもいいので書き

1-L3指導案 岡山県備前市立片上小学校

第 5 学年外国語科学習指導案 1 単元名 She can run fast.( 新教材 We Can!1 Unit5) Who is your hero? ( 新教材 We Can!1 Unit9) HRT 早川優子 (5 年 1 組 ) HRT 公仁 (5 年 2 組 ) NS ポペルカグレゴリ

○○○

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朝来市立中川小学校第 5 学年外国語科学習指導案 指導者 ( H R T ) ( A L T ) 1 日時平成 29 年 11 月 15 日 ( 水 ) 公開授業 Ⅱ 10:50~11:35 2 学級第 5 学年 ( 男 13 名女 4 名計 17 名 ) 3 単元名 Unit6 I want to

外国語活動第 5 学年江田島市立鹿川小学校指導者指導者岩田岩田晃志晃志 単元名 ALT Amy Lewison ぼく わたしのあこがれの人紹介 ~She can run fast.he can jump high.~ ~Who is your hero?~ (We Can! 1 Unit5 9) 本

1 研究主題 今後の国際社会を生きる児童生徒のための英語教育の在り方 ~ 英語を生活化させ豊かに伝え合う児童の育成 ~ 2 授業観察の視点 動きのあるスライドをみたり体を動かしたりすることをきっかけにして, 風の場面で設定された外国語への慣れ親しみへの指導者の手立ては適切に行われたか ア児童生徒の能

第5学年1組 英語活動指導案

第 5 学年外国語活動学習指導の実践 日時平成 29 年 10 月 10 日 ( 火 ) 第 5 校時 13 時 40 分 ~14 時 25 分対象瑞穂町立瑞穂第一小学校 1 単元名 Hi, Friends!1 Lesson4 I like apples. 好きなものを伝えよう 2 単元の目標 好き

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指導観指導においては 留学生に日本の給食を紹介する というゴールを授業の最初に児童に伝え いつもそのゴールを意識しながら学習を進めたい 食に関する語彙や会話表現としては 1~3 年生で野菜や果物などの食べ物の学習 4 年生時には I like ~. で好きな食べ物 What would you li

6 年 No.54 生活習慣について考えよう (2/7) 自分の生活をふり返り グラフに表す 生活を表す表現 (get up, go to school, have lunch, play games, play with my friends, etc.) 時学習過程主な学習活動指導上の留意点準備

1 単元名 第 5 学年外国語活動学習指導案 What do you like?~ 友だちにインタビューしよう ~(Hi,friends!1 Lesson5) 指導者長門正洋 2 単元の目標 言葉やジェスチャーを使い 好きなものについて尋ねたり答えたりして 相手と積極的に関わろうとしている ( コミ

第 5 学年外国語活動学習指導案 亀山市立川崎小学校 1. 単元名 Unit5 She can run fast. He can jump high. (We Can! 1 文部科学省 ) 2. 単元目標 自分や相手について できることやできないことを聞いたり 言ったりする ( 外国語への慣れ親しみ

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

4 単元の目標 積極的に道を尋ねたり 道案内をしたりしようとする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 目的地への行き方を尋ねたり 方向や動きを指示したりする表現に慣れ親しむ 外国語への慣れ親しみ 英語と日本語とでは 場所や建物の表し方が違うことに気付く 言語や文化に関する気付き 5 指導計画及び

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

<小学校 生活科>

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

(Ⅱ) 実践から上記のねらいを実践してみて 導入は効果的であったと思う 点と点を線で結ばせて 教員の昔の夢を予想させた 生徒はかなり意欲的に取り組み 自然な流れで want to be を導入することができたように思う 学年教員に なりたかった職業と理由を英語で言ってもらい それを動画に撮って見せた

小学校の新たな外国語教育における新教材関係資料(学習指導案例・第3・4学年)

Transcription:

第 5 学年外国語活動学習指導案平成 27 年 11 月 19 日 ( 木 ) 第 5 校 1 単元名 Hi,friends 2 Lesson 8 What do you want to be? 2 単元について本単元では I want to be a. という表現や職業を表す単語を扱う これを使って児童が 将来なりたいもの についての表現に慣れ親しむことをねらいとしている 児童は今までに Hi,freinds 1 Lesson 6 What do you want? 及び Hi,freinds 2 Lesson 5 Let s go to Italy. において 自分の欲しいものや行きたい場所について表現する音声に慣れ親しんできている 日常生活の中で 相手の思いを聞き取ったり 自分の思いを伝えたりすることは コミュニケーションを図る上で大切なことである この単元では 友だちの夢を聞き取ったり 自分の夢を伝えたりする活動を通して 主体的にコミュニケーションをとる力を育んでいきたい 児童は今までの経験から たくさんの職業を知っており ある程度の知識をもっていることから 本単元は児童にとって親しみやすい単元であると考える また ポリス や ドクター のようにカタカナ語として身近に定着している職業もある それらのカタカナでの発音と英語での発音の違いに気付かせることのできる単元でもある 職業の表現に親しむ中で 地域社会にはたくさんの職業があり 様々な人々に支えられて生活が成り立っていることを考えさせたい また小学校第 5 学年は 卒業を来年に控え 自分の将来について漠然とながらも想像を膨らませる期でもある この単元を通して 自分の将来就きたい職業や憧れについて考えさせる機会としたい 児童の実態について本校は 文部科学省から 英語教育強化拠点事業 により小学校における英語の教科化についての研究開発校の指定を受けている 英語教育を中心としたコミュニケーション能力の育成を目指し 研究を進めて2 年目となる 今年度は 低学年は年間 10 間程度 中学年は週 1 間の外国語活動 5 年生は外国語活動と教科型の英語をそれぞれ週 1 間ずつ 6 年生は週 2 間とも教科型の英語の学習を 担任主導で行っている 本校では ことばの学び は まず音声に慣れ親しみ 蓄えることが大切であると考え どの学年においても音声を聞かせることに重点をおいて学習を進めてきている 各単元において ねらいとする表現を 意味のある文脈の中で何度も繰り返し聞かせることで 児童はたくさんの英語の表現に慣れ親しんできた 児童が表現に十分に慣れ親しんでいない段階で 無理に話させることはしない 音声に十分慣れ親しませることで 英語で話されていることの内容を類推しながら聞く力も育まれてきている 英語を ことば としてきちんと使いながら コミュニケーションを図ることの楽しさを感じさせられるような授業の展開を目指している このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間には The Famer in the Dell. を聞かせながら 何が 何回聞こえたか 等の質問をすることで目的意識をもって聞くように仕組み 英語独特のリズムや音のつながりに慣れ親しませたい Main Activity では 教職員の子供の頃の夢をクイズにするなど 児童の興味を引く内容を扱いながら I want to be a. の表現を聞かせていく 児童にとって I want ~. が何かの要求であることは何となく分かっても I want to be a 〇〇. という表現には初めて出会うことになる そこで 学級担任や身近な大人を例に挙げながら英語の意味を考えさせていきたい 外国語活動のみならず どの教科においても 学級経営を基盤とした 聞くこと を重視した授業展開をすることで 他の児童の意見に耳を傾ける気持ちを育んでいきたい また 自分の意見を恥ずかしがらずに言うことができる雰囲気 人間関係づくりに努めていきたい 4 単元のねらいと評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語への慣れ親しみ 言語や文化に関する気付き 単 積極的に自分の将来の どのような職業に就き 世界には様々な夢をも 元 夢について交流しようと たいかを尋ねたり答えた つ同年代の子供たちがい の している りしている ることを知り 英語と日本 ね 語での職業を表す語の成 ら り立ちを通して 言葉の面 い 白さに気付いている 自分の将来の夢について 様々な職業の英語での 職業を表す語について英 評 語ろうとしている 表現の仕方に慣れ親し 語と日本語の共通点や発 価 自分の将来の夢がはっき んでいる 音の違いに気付いてい 規 り伝わるように目を見て る 準 話したり 積極的に友達 世界には様々な夢をもつ の話を聞いたりしようと 同年代の子供がいること している に気付いている

5 単元の指導計画 評価規準 (4 間扱い ) 1 2 本 4 〇目標 活動 様々な職業の言い方を知る Sit down game 先生の夢 Hi, friends 2 (Let s listen) 職業を表す語について英語と日本語の共通点や発音の違いに気付く Sit down game これは誰の夢? アニメの登場人物の将来は? 〇自分の将来の夢につ いて語ろうとしてい る 就きたい職業について 尋ねたり答えたりしている Sit down game これは誰の夢? 将来なりたいものは? 文字遊び 世界には様々な夢をもつ同年代の子供がいることに気付く 相手意識をもって自分の夢を紹介しようとしている Sit down game Hi, friends(activity) 友だちに将来の夢を聞いてみよう 評価 コ慣気 評価規準 評価方法 様々な職業の英語で の表現の仕方に慣れ 親しんでいる 職業を表す語について英語と日本語の共通点や発音の違いに気付いている 様々な職業の言い方に慣れ親しんでいる 自分の将来の夢につ いて語ろうとしてい る 就きたい職業について 尋ねたり答えたりしている 世界には様々な夢をもつ同年代の子供がいることに気付いている 自分の将来の夢がはっきり伝わるように目を見て話したり 積極的に友達の話を聞いたりしようとしている 行動観察 振り返りカード点検 分析 行動観察 振り返りカード点検 分析 行動観察 振り返りカード点検 分析 行動観察 振り返りカード分析 行動観察 振り返りカード点検 分析

6 本のねらい 自分の将来の夢について語ろうとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 就きたい職業について 尋ねたり答えたりしている 外国語への慣れ親しみ 過 程 7 本の展開 ( 第 /4 間 ) 児童の活動 HRT 教師の働きかけ ALT 指導上の留意点 評価 観点 方法 1 挨拶をする 自然に気持ちよく挨拶させる HRT : Let s start today s English lesson. JTE ALT: Good morning(hello),everyone. How are you? 児童 : I m fine, thank you,and you? JTE ALT: I m fine, thank you. ~ 資料 間 2 ウォームアップ 2 Sit down game をする The farmer in the dell を歌う 4 Main 1 これは誰の夢? ( 先生のなりたかったものクイズ ) 質問に答えられた児童から座らせる 宮代町の写真を見せながら聞かせる 繰り返し何度も聞かせる 児童に聞こえた言葉を尋ね その言葉を板書 ( 線や記号や絵で ) していき 歌の流れを視覚でとらえさせる 教職員の子供のころの夢を言う どの先生の夢か予想させる 繰り返し何度も聞かせる What job do you see in Miyashiro town? Oh, you see a doctor in Miyashiro. OK! Sit down. 児童と共に歌 う He wanted to be a Kamen Rider. Because he likes heroes. Who is he? 児童の答えは日本語であっても それを HRT ALT は英語で繰り返して聞かせる 歌詞に着目させたり 交互に歌ったりしながら 何度も聞かせることで音声やリズムに慣れさせる どのような職業に就きたいかを尋ねたり答えたりしている 外国語への慣れ親しみ 行動観察 写真 8 職業カード CD 5 8

レッスン チャレンジ 5 Main 2 将来なりたいものは? 6 Main 文字遊び Word Book で ページ探しを しよう 将来なりたいと思っている職業や憧れの人を一人一人に聞いていく Word Book を見て そのページに見えるものを言い どのページを見ているか当てさせる What do you want to be? You want to be a soccer player. I can see a. じっくり何度も聞かせる 自分の将来の夢について語ろうとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 行動観察 職業に関係する単語を多く聞かせるようにする 職業カード Word Book 15 トップ オフ 7 振り返りを 行う 慣れてきたことや気付いたこと等で振り返りの文章を書かせる 振り返りシー トを配る 慣れてきたことについて または感想や気付いたこと等を書くように指導する 自分の将来の夢に ついて語ろうとし ている コミュニ ケーションへの関心 意欲 態度 振り返りシート点検 どのような職業に就きたいかを尋ねたり答えたりしている 外国語への慣れ親しみ 振り返りシート点検 8 挨拶をする 元気な声で挨拶をさせる 振り 返り シート 1 HRT: That s all for today s lesson! 児童 : Thank you, 先生. HRT: Thank you. 児童 : Thank you, 先生. JTE AJT: Thank you. See you next time.