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播磨科学公園都市における自動運転 EV バスの実証実験結果報告 兵庫県 神姫バス ( 株 ) ( 株 ) ウエスト神姫 SB ドライブ ( 株 )

目次 1 自動運転 EVバス実証実験の目的 2 実証実験の概要 3 出発式 実証実験開催概要 4 体験乗車 実証実験アンケート結果 5 実証実験から得られた課題と対応方針 6 全体のまとめ

1 自動運転 EV バス実証実験の目的 播磨科学公園都市の来訪者は年間 60 万人を超え 賑わいのあるまちが形成されつつある一方 SPring-8 の利用者など来訪者 都市内の車を持たない学生や高齢者が移動する交通手段の確保が課題となっている そこで まちの成熟化に向け 利便性の高い交通手段として 兵庫県 神姫バス ( 株 ) ( 株 ) ウエスト神姫 SB ドライブ ( 株 ) が連携し 理化学研究所の協力のもと 科学技術都市にふさわしい自動運転 EV バスの実証実験を実施した

2 実証実験の概要 (1) 期間 5 月 20 日 ( 日 ) から 5 月 23 日 ( 水 ) までの 4 日間 5 月 20 日 ( 出発式 体験乗車 ) 1 出発式 (10 時 ~12 時 ): テープカット 実験内容説明 解説付き試走 2 体験乗車 (12 時 ~16 時 ): 一般公募を実施 5 月 21 日 ~23 日 ( 実証実験 ) 1 実証実験 (9 時 30 分 ~16 時 ): 施設利用者を対象に実証実験を実施 (2) 場所 ルート理化学研究所播磨事業所敷地内 SPring-8 周辺走行距離 1.7 km (3) 主催兵庫県 ( 企業庁 西播磨県民局 ) 神姫ハ ス ( 株 ) ( 株 ) ウエスト神姫 SB ト ライフ ( 株 ) (4) 協力理化学研究所 (5) 使用車 NAVYA ARMA(15 名乗 フランス製 ) (6) 内容 1 構内の車や歩行者が自由に活動する空間における ハンドルやブレーキペダルのない自動運転車による走行 ( オペレーターが乗車したレベル 3) 10~15 分間隔のダイヤを設定 最高走行速度は 15km/h 2 自動運転車 (2 台 ) を 走行エリア外から遠隔監視 ( 株 ) ウエスト神姫相生営業所 ( 走行現場から 15km) において遠隔監視 3 住民等への自動運転に対する理解を深めるためのビデオ上映等を実施

5 月 20 日の走行ルート走行ルート停留所充電施設 理化学研究所入口 研究交流施設 テープカット 北管理棟 充電施設 食堂西 普及棟 ( 出発式典会場 ) 中央管理棟

5 月 21~23 日の走行ルート走行ルート停留所充電施設 理化学研究所入口 研究交流施設 北管理棟 充電施設 普及棟 (PR 動画放映 ) 食堂西 中央管理棟

使用車 NAVYA ARMA(15 名乗 フランス製 ) 車名 NAVYA ARMA( ナビヤアルマ ) メーカー Navya SAS 乗車定員 15 名 ( 座席数 11) 動力 電動機 ( 定格出力 15kW 1 基 ) 設計上の最高速度 45km /h 設計上の走行時間 最長 13 時間 車両寸法 全長 4.75m 全幅 2.11m 全高 2.65m 車両重量 2,400kg 車両総重量 3,450kg

3 出発式 実証実験開催概要 5 月 20 日 ( 日 ) 晴れ式典出席者乗車人数 96 名乗車人数 198 名走行便数 距離 37 便 59.2km 5 月 21 日 ( 月 ) 晴れ乗車人数 158 名走行便数 距離 22 便 37.4km 5 月 22 日 ( 火 ) 晴れ乗車人数 245 名走行便数 距離 29 便 49.3km 5 月 23 日 ( 水 ) 雨乗車人数 210 名走行便数 距離 23 便 39.1km 乗車人数合計 907 名走行便数 距離合計 111 便 185.0km アンケート回答数 524 名

4 体験乗車 実証実験アンケート結果 (1) 自動運転実証実験アンケート内容 1 あなた自身についてお聞きします 質問 1 年齢 ( ) 歳 質問 2 性別 ( 男性 女性 ) 質問 3 世帯構成単身世帯 夫婦のみ 2 世代世帯 ( 子と同居 ) 2 世代世帯 ( 親と同居 ) 3 世代世帯 その他 ( ) 質問 4 居住地 1( 市区町村まで記載例 : 上郡町 ) ( ) 質問 5 播磨科学公園都市との関係 ( 複数回答可 ) 住んでいる 働いている 週に1 度以上来る 月に1 度以上来る その他 質問 6 職業 ( ) 質問 7 運転免許保有の有無 保有している 保有していない 保有していたが返納した 質問 8 自家用車保有の有無 自動車を持っている 自動車を持っていない 質問 9 普段よく利用する交通機関をお選びください ( 複数回答可 ) バス タクシー 電車 自家用車 利用しない その他 ( ) 質問 10 バスの利用促進には 何が大事だと考えますか ( 複数回答可 ) 便数を増やしてほしい よく行く場所にバス停を作ってほしい 早朝 深夜も走らせてほしい 安くしてほしい 乗り心地をよくしてほしい その他 ( ) 2 本日の自動運転 EVバスの乗車についてお聞きします 乗降された停留所を教えてください 乗車 北管理棟 中央管理棟 食堂西 研究交流施設 降車 北管理棟 中央管理棟 食堂西 研究交流施設 質問 1 自動運転バスの走り方 ( 走る 曲がる ) の 試乗前の印象を教えてください 不安 少し不安 少し安心 安心 実際に試乗して 印象はどのように変わりましたか? 不安 少し不安 少し安心 安心

質問 2 自動運転バスの走り方 ( 止まる ) の 試乗前の印象を教えてください 不安少し不安少し安心安心実際に試乗して 印象はどのように変わりましたか? 不安少し不安少し安心安心質問 3 自動運転バスの良かった点は? ( 複数回答可 ) 走行がスムーズバス停に正確に停止音が静か車内がゆったり使い方が簡単その他 ( ) 質問 4 今回の試乗では スタッフがドアの開閉などの操作をしました 次回からご自身だけでも同様の操作ができると思いますか? 出来ると思う出来ると思わない質問 5 今回の試乗では スタッフが同乗しましたが 次回からご自身だけで乗っても不安はありませんか? 不安少し不安少し安心安心質問 6 今回の自動運転バスを 実際に使いたいと思いましたか? 使いたいいずれ使いたいまだ不安が残る使いたくない使う方法のイメージがあれば記載ください ( ) 質問 7 自動運転バスを使用する場合 どのようなシーンを希望しますか? ( 複数回答可 ) 今までなかった所への新たな交通手段誰もが自由に移動できる社会の実現早朝 深夜などの交通手段旅客 運送業界の労働環境 待遇の改善運賃価格の低下高齢者などの交通事故の削減自家用車の稼働効率向上自動運転中に他のことをしたい交通事故の削減エコドライブの推進による環境改善その他 ( ) 〇 SPring-8にお勤めもしくは利用されている方にお伺いします 質問 8 このルートで使うと思いますか? 使うどちらかと言えば使うわからないどちらかと言えば使わない使わない 質問 9 今回 15 分に 1 本走りましたが この時間間隔でいいですか? 良いどちらかと言えば良いわからないそちらかと言えば良くない良くない質問 10 今回のルートやダイヤを変えれば使いますか? 使うどちらかと言えば使うわからないどちらかと言えば使わない使わない具体的な変更案があれば記載ください ( ) 3 自動運転車に対するご意見をお聞きします 質問 1 自動運転が実現した社会の到来には賛成ですか? いずれかに〇を付けてください賛成どちらかと言えば賛成どちらでもないどちらかと言えば反対反対質問 2 自動運転に対するご意見があれば自由に記入ください

(2) アンケート結果参加者の属性 n=524 1. 年齢 2. 性別 60 代 7%(36) 50 代 20%(104) 70 代 2%(12) 10 代以下 5%(28) 20 代 14%(73) 女性 26%(137) 40 代 29%(152) 30 代 23%(117) 男性 74%(387) 3. 世帯構成 4. 居住地 親と同居 6%(30) 3 世代 5%(23) 子と同居 46%(234) その他 0%(2) 神戸 10%(52) 単身世帯 23%(119) 夫婦のみ 20%(103) 淡路 1%(4) 丹波 0%(2) 但馬 1%(4) 海外 0%(1) 県外 26%(135) 西播磨 39%(205) 無回答 0%(2) 阪神南 3%(15) 中播磨 11%(59) 阪神北 2%(9) 東播磨 5%(23) 北播磨 2%(12)

5. 播磨科学公園都市との関係 ( 複数回答可 ) その他 49%(262) 月に 1 度以上来る 4%(20) 住んでいる 13%(72) 働いている 33%(174) 週に 1 度以上来る 1%(3) 6. 職業 7. 運転免許保有の有無 8. 自家用車保有の有無 返納した 0%(1) 無職 1%(4) その他 1%(4) SPring-8 関係者 41%(212) 学生 6%(33) 参加者の属性 n=524 会社員 28%(144) 公務員 20%(105) 主婦 3%(17) 保有していない 14%(75) 持っていない 26%(134) 保有している 86%(448) 持っている 74%(390)

9. 普段よく利用する交通機関 ( 複数回答可 ) 参加者の属性 n=524 バス 181 タクシー 11 電車 298 自家用車 399 利用しない 8 その他 4 0 100 200 300 400 500 10. バスの利用促進に望む事 ( 複数回答可 ) 便数を増やして欲しい 396 よく行く場所にバス停を作ってほしい 143 早朝 深夜も走らせて欲しい 184 安くしてほしい 113 乗り心地をよくしてほしい 43 その他 0 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450

(2) 自動運転バスの試乗結果 乗車前 自動運転バスの印象 ( 走る 曲がる ) 少し安心 21%(111) 安心 14%(74) 不安 13%(66) 乗車後 安心 41%(213) 不安 3%(16) 少し不安 17%(87) 自動運転バスの印象 安心 + 少し安心 35% 乗車後 n=524 乗車前 80%(45% 増 ) 乗車後 大きく増加! 少し不安 52%(271) 少し安心 39%(206) 自動運転バスの印象 ( 止まる ) 乗車前 安心 11%(55) 少し安心 21%(111) 少し不安 57%(296) 不安 11%(60) 乗車後 安心 42%(218) 不安 5%(29) 少し不安 23%(120) 乗車前 安心 + 少し安心 32% 乗車後 72%(40% 増 ) 乗車後 大きく増加! 少し安心 30%(155)

今回の試乗ではスタッフが同乗しましたが スタッフがいなくても ドアの開閉は可能ですか? 乗車に不安はないですか? 自動運転バスの試乗結果 n=524 ドアの開閉については 89% がスタッフがいなくても問題なしと回答 乗車については 48% がスタッフがいないと 不安 少し不安 と回答 ドアの開閉 乗車 出来るとは思わない 11%(54) 安心 25%(129) 不安 11%(53) 少し不安 37%(187) 出来る 89%(452) 少し安心 27%(139)

自動運転バスを実際に使いたいと思いましたか? 使いたくない 1%(4) まだ不安が残る 17%(86) いずれ使いたい 39%(197) 使いたい 43%(218) 自動運転バスの試乗結果 n=524 使いたい いずれ使いたい が 82% と 自動運転バスへの関心の高さがうかがえる 自動運転バスの良かった点は 音が静か 走行がスムーズ の評価が高かった 自動運転バスの使用するシーンは 誰もが自由に移動できる社会の実現 高齢者などの交通事故の削減 が多かった 自動運転バスの良かった点は? 自動運転バスを使用する場合どのようなシーンを ( 複数回答可 ) 希望しますか?( 複数回答可 ) 走行がスムーズ 258 今までになかった所への新たな交通手段誰もが自由に移動できる社会の実現 198 285 バス停に正確に停止 186 早朝 深夜などの交通手段旅客 運送業界の労働環境 待遇の改善 84 174 音が静か車内がゆったり 58 351 運賃価格の低下高齢者などの交通事故の削減自動車の稼働効率向上 12 58 263 使い方が簡単 141 自動運転中に他のことをしたい交通事故の削減 40 108 その他 1 エコドライブ推進による環境改善その他 3 71 0 50 100 150 200 250 300 350 400 0 50 100 150 200 250 300

どちらかと言えば使わない 18%(38) 使わない 9%(9) わからない 14%(30) どちらかと言えば使う 18%(38) 自動運転バス試乗結果 (SPring-8 関係者 ) n=212 ルートダイヤ (15 分間隔 ) 使う 41%(86) どちらかと言えば良くない 7%(15) わからない 14%(29) どちらかと言えば良い 42%(88) 良くない 1%(3) 良い 36%(77) 今回のルートは 59% の人が 使う どちらかと言えば使う と評価した 今回のダイヤは 78% の人が 良い どちらかと言えば良い と高く評価した ルートやダイヤを変更すれば 74% の人が 使う どちらかと言えば使う と考えている ルートやダイヤを変更すれは利用するか どちらかと言えば使わない 4%(4) 使わない 4%(4) 乗降停留所 わからない 18%(36) どちらかと言えば使う 19%(38) 使う 55%(114) 無回答の項目があるため 合計が 212 にならない回答もある

(3) 自動運転に対する自由意見 自動運転が実現した社会の到来には賛成ですか? どちらでもない 7%(28) どちらかと言えば賛成 28%(122) 反対 0%(1) 1 自動運転に期待する意見 早期実現をお願いする 公道にも早く出てほしい 東京オリン ピックまでの実現を望む (31) 高齢化社会をむかえ 自動運転は必要 (7) 運転手不足対策になる (3) 路線バスの停留所から自宅までのラストマイルに効果的 (3) 中山間地域など公共交通空白地に有効ではないか (5) 播磨科学公園都市に似合う 都市内で早く運行してほしい (6) 地域が自動運転バスの特性を知り 上手く使うことが必要 (3) トランク等の大きな荷物を持っている SPring-8 利用者に最適 (3) SPring-8 内で十分使える 常時運行してほしい 光都プラザ まで行けると有難い (5) どちらかと言えば反対 2%(9) 賛成 63%(333) SPring-8 が 播磨科学公園都市が 日本が自動運転の先進 地となり環境共生と高齢社会対策をリードしてほしい (6) 自動運転が実現した社会には 91% が賛成し 早期の実用化が望まれている! () 内の数字は自由意見の件数 3 件以上の内容を掲載 2 今後に向けた意見 車の機能には改善の余地がある 充電機能の向上 急ブレーキの改 善 円滑な坂道発進 雨天時の誤作動等に技術開発が必要 SPring-8 の技術等を活用してはどうか (24) 障害物を感知するだけではなく 回避する機能もつけてほしい (11) レベル 4 に向けて 交差点での一旦停止後の発進やドアの開閉等 今回スタッフが実施した操作をいかにスタッフなしで実施するかが課題 事故や災害等緊急時対応 車いす等バリアフリー対応も同様 (10) 運行時間を長くして欲しい バスの始発到着時刻から 最終バスの 到着時刻までの運行を望む (8) 音声案内があった方がよい (4) 自動運転の交通ルールを作るべき 横断歩道に歩行者が立っていても 車は止まらない (4) 法整備を急いでほしい (4) 定時運行できるように バス停に定時に行けるよう自動でスピードを 変えることができるようにしてはどうか (3) 事故時の責任の所在を明確にすべき (3) 導入費用を安くすることが必要 (3)

(4) アンケートのまとめ 1 試乗結果 走る 曲がる 止まる については 乗車後に 安心 少し安心 が40% 以上増加しており 実際に乗車することで安心感が大きく向上したことを確認できた スタッフが同乗しない場合については ドアの開閉を90% ができると回答したが 乗車に対しては 半数が 不安 少し不安 と感じていた 自動運転バスを 使ってみたい いずれ使ってみたい が82% あり 自動運転バスに対し好印象の評価が得られた 自動運転 EVバスの良かった点は 音が静か が最も多く EVバスの特性がいかされた 今後の使用で希望するシーンについては 誰もが自由に移動できる社会の実現 が最も多く 次いで 高齢者などの交通事故削減 となり 公共交通空白地における移動手段の確保や少子高齢化社会を意識した回答となった 2 試乗結果 (SPring-8 関係者 ) 今回のルートでは 使う どちらかといえば使う (59%) が 使わない どちらかと言えば使わない (27%) を上回る結果となった ダイヤの15 分間隔については 78% が 良い どちらかと言えば良い との回答であった ルートやダイヤを変更すれば 使う どちらかと言えば使う が74% との回答となっており ルートやダイヤを変更すれば 利用者の増加が見込まれる ルートの変更要望については SACLAへのルートや Spring-8を一周するルート等の要望があった 利用停留所は北管理棟 ~ 北管理棟が最も多かった

(1) 遠隔監視 5 実証実験から得られた課題と対応方針 遠隔監視の画面だけでは トラブル発生時の車内 車外の適切な状況把握が困難 エラー内容等の表示方法の改善と 車内と遠隔監視間で対話できる機能が必要 レベル 4 段階における緊急時 ( 車の故障 車内の異変 障害物の発生 事故 災害等 ) の現地対応が心配 その際 遠隔操作も必要になる場面も想定される 緊急時に現地対応できる体制の確立が必要 ( 遠隔操作機能の付加も考えられるが 監視者への責任やハッキングの可能性等も含めて検討が必要 ) フロント リア 車内の 3 台のカメラでは 車内及び車外の状況がわからないエリアがあった 360 カメラ もしくはカメラの増加の検討が必要 頻繁に画像が切断された 車載システムの安定性の向上が必要 一定の業務の範囲内で 2 台を同時に遠隔監視することは可能 採算性確保のためには 監視台数を増やす必要がある 監視台数を増やした実証実験が必要 遠隔監視については 今まで誰も経験していな分野であり難しい レベル 4 に対応できるマニュアル作成や教育 訓練が必要 遠隔操作機能を付加する場合 自動運転からの切り替えも課題

(2) 車両 4 時間の充電で 20% 程度しか充電ができないなど 充電不足で運行に支障がでた時間帯があった 特に エアコンを使用すると電力消費が早く エアコンを止め 車内がかなり暑くなることもあった バスの始発到着時刻から 最終バスの到着時刻までの長時間の運行要望があるが 現在のバッテ リーでは対応できない 急速充電機の導入または バッテリーの強化が必要 上り坂 ( 食堂西 ~ 研究交流施設 ) で一旦停止した際 坂道発進を できないことがあった 動力の強化が必要 急停止がよく発生した 急停止の状況を精査し 障害物検知と制動距離等について検証が必要 運行ルートに運送業者のトラックが止まっており 手動で回避を行った ( その後自動運転ルートに乗 らず 動かなくなった ) 追越機能の付加または ルート変更 駐車禁止の徹底等の対応が必要 交差点で 2 台の ARMA が鉢合わせし 2 台とも動かなくなる場面があった デジタルマップピングの改善が必要 雨を障害物と検知した場面があった ライダーの性能強化が必要 昼夜間問わず ライダーの保護など鳥獣被害対策が必要になった ライダーの取付位置や保護方法について検討が必要 メインバッテリー メーカー :Eve-System( フランス ) 容量 :33kwh 電圧 :76.8V セル数 :144 最大出力 :25kw ハ ッテリータイフ : リチウムイオン (LiFeP04)

6 全体のまとめ 4 日間の自動運転 EV バス実証実験で 約 900 人が乗車する大規模な実験となった 公募による体験乗車の定員 200 名はすぐに定員に達するとともに マスコミの取材も NHK の他 民放 5 社 新聞 4 社が取材に来るなど 関心の高さがうかがえた 乗車された 90% を超える方が 自動運転 EV バスの実用化を望んでいた 地元住民は 播磨科学公園都市内の早期運行を望んでいた 2~4 日目の実証実験では SPring-8 関係者の関心が高く 常に満席 (8 名 ) の乗車があり 常時運行 の要望が多かった 特に 大きな荷物を持つ研究者にとって 有益な移動手段と評価された 車や歩行者が自由に活動する空間における実証実験のため 課題が多く見つかったが 課題の抽出 と対応を検討するきっかけになるとともに 自動運転バスが認知されるきっかけとなった 実用化に向けては 車両ではバッテリーや動力の強化 遠隔監視では緊急時の適切な状況把握手法 と現地対応手法等について検討する必要がある 自動運転車は普通の車とは違う 何ができて 何ができないのか を理解した上で 沿道ドライバー 利用者 地域の皆さんを含めた社会の意識改革が必要