騒音 振動に関する規制地域等の見直し ( 案 ) について 騒音 振動に関しては 騒音規制法 振動規制法 環境基本法に基づき規制等を行っています 規制等については 都市計画法に基づく用途地域において 用途地域の指定毎に基準を設定しており 用途地域以外の地域は 規制等を行う必要があると認められる地域について 市長が法に基づき地域を指定し基準等を設定しています 平成 12 年度の地域の変更から 17 年が経過し 宅地化の進行等 土地利用の状況が変化しています このため 騒音及び振動について実態に適合した規制等を行うため 規制地域等の見直しを行います 1 騒音 振動の規制の概要 (1) 騒音に関する規制 規制法令 対 象 規制の概要 騒音規制法 工場及び事業場建設工事 特定施設 ( 金属加工機械 空気圧縮機及び送風機 射出成形機等 ) を設置する工場及び事業場から発生する騒音特定建設作業 ( くい打機 びょう打機 さく岩機 バックホウ等を使用 ) から発生する騒音 規制地域 住宅が集合している地域 病院又は学校の周辺の地域その他の騒音を防止することにより 住民の生活環境を保全する必要がある地域を指定する 規制基準 その他の時の区分及び区域ごとに定める基準の範囲内に 自動車 道路運送車両法第 2 条第 2 項 第 3 項に規定する車両から発生する騒音 おいて 当該地域において各区分に対応する時及びごとの規制基準を定める 環境基本法 上記騒音を含む騒音全般 人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準 ( 環境基準 ) (2) 振動に関する規制規制法令 対 象 規制の概要 振動規制法 工場及び事業場建設工事 特定施設 ( 金属加工機械 圧縮機 射出成形機等を設置 ) する工場及び事業場から発生する振動特定建設作業 ( くい打機 ブレーカー等を使用 ) から発生する振動 規制地域 住宅が集合している地域 病院又は学校の周辺の地域その他で振動を防止することにより 住民の生活環境を保全する必要がある地域を指定する 規制基準 その他の時の区 自動車 道路運送車両法第 2 条第 2 項 第 3 項に規定する車両から発生する振動 分及び区域ごとに定める基準の範囲内において 当該指定に係る地域について 各区分に対応する時及びごとの規制基準を定める 2 規制地域等の設定について (1) 都市計画法に基づく用途地域に基づき規制地域 地域類型を指定 (2) 市街化調整区域 都市計画区域外において必要と認める地域は 付表の地域 として規制地域 地域類型を指定
3 騒音に関する規制 (1) 騒音規制法 ア特定工場に関する規制 ( ア ) 規制地域の種別 a 規制区域の種別 第 1 種区域第 2 種区域第 3 種区域第 4 種区域 良好な住居の環境を保全するため 特に静穏の保持を必要とする区域 住居の用に供されているため 静穏の保持を必要とする区域 住居の用にあわせて商業 工業等の用に供されている区域であって その区域内の住居の生活環境を保全するため 騒音の発生を防止する必要がある区域 主として工業等の用に供されている区域であって その区域内の住居の生活環境を悪化させないため 著しい騒音の発生を防止する必要がある区域 b 各区域毎の用途地域 第 1 種区域 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 2 種区域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 ( 須坂市無し ) 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域及びこれらの地域に相当する地域 第 3 種区域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域及びこれらの地域に相当する地域 第 4 種区域 工業地域及びこの地域に相当する地域 C 規制基準 時の区分 午前 8 時から 午後 6 時まで 午後 9 時まで まで 第 1 種区域 50 デジベル 45 デジベル 45 デジベル 第 2 種区域 60 50 50 第 3 種区域 65 65 55 第 4 種区域 70 70 65 朝 夕 午前 6 時から 午前 8 時まで 午後 6 時から 午後 9 時から 翌日の午前 6 時 イ特定建設作業に関する規制 ( ア ) 規制 第 1 号区域 第 2 号区域 ア第 1 種区域及び第 2 種区域イ第 3 種区域及び第 4 種区域のうち学校 保育所 病院及び診療所のうち患者の収容施設を有するもの 図書館 特別養護老人ホーム並びに幼保連携型認定こども園の敷地の周囲 80 メートルの区域内 第 3 種区域及び第 4 種区域のうち上記以外の区域 ( イ ) 基準値 85 デジベル ウ自動車騒音に関する規制 ( ア ) 規制 a 区域 専ら住居の用に供される区域 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 ( 須坂市無し ) これらの地域に相当する地域 b 区域 主として住居の用に供される区域 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域及びこれらの地域に相当する地域 C 区域 相当数の住居と併せて商業 工業等の用に供される区域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 工業地域及びこれらの地域に相当する地域
( イ ) 規制基準 時の区分 1 a 区域及び b 区域のうち1 車線を有する道路に面する区域 2 a 区域のうち2 車線以上の車線を有する道路に面する区域 3 b 区域のうち2 車線の車線以上の車線を有する道路に面する区域及びc 区域のうち車線を有する道路に面する区域 午前 6 時から 午後 10 時から 午後 10 時まで 翌日の午前 6 時 まで 65 デジベル 55 デジベル 70 65 75 70 (2) 環境基本法ア地域類型の種別 AA 類型 A 類型 B 類型 C 類型 療養施設 社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要する地域とする 専ら住居の用に供される地域とする 主として住居の用に供される地域とする 相当数の住居と併せて商業 工業等の用に供される地域とする イ各区域毎の用途地域 AA 類型 長野県無し A 類型 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 ( 須坂市無し ) B 類型 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域 C 類型 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 工業地域 ウ環境基準 ( ア ) 一般の地域 地域の類型 時の区分 午前 6 時から 午後 10 時まで 午後 10 時から 翌日の午前 6 時まで AA 類型 50 デジベル以下 40 デジベル以下 A 及び B 類型 55 45 C 類型 60 50 ( イ ) 道路に面している地域 地域の区分 時の区分 午前 6 時から 午後 10 時まで 午後 10 時から 翌日の午前 6 時まで 1 A 地域のうち2 車線以上の車線を有する道路に面する地域 2 B 地域のうち2 車線以上の車線を有する道路に面する地域及びC 地域のうち車線を有する道路に面する地域 60 デジベル以下 55 デジベル以下 65 60
4 振動に関する規制 振動規制法 ( 環境基準は無し ) (1) 特定工場に関する規制 ア規制地域の種別 第 1 種区域 第 2 種区域 良好な住居の環境を保全するため 特に静穏の保持を必要とする区域及び住居の用に供されているため 静穏の保持を必要とする区域 住居の用に併せて商業 工業等の用に供されている区域であって その区域内の住民の生活環境を保全するため 振動の発生を防止する必要がある区域及び主として工業等の用に供されている区域であって その区域内の住民の生活環境を悪化させないため 著しい振動の発生を防止する必要がある区域 イ各区域毎の用途地域第 1 種区域第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 ( 須坂市無し ) 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域及びこれらの地域に相当する地域第 2 種区域近隣商業地域 商業地域 準工業地域 工業地域及びこれらの地域に相当する地域 ウ規制基準 時の区分 午前 7 時から 午後 7 時まで 第 1 種区域 65 デジベル 60 デジベル 第 2 種区域 70 65 午後 7 時から 午前 7 時まで (2) 特定建設作業に関する規制についてア規制第 1 号区分ア第 1 種区域イ第 2 種区域のうち学校 保育所 病院及び診療所のうち患者の収容施設を有するもの 図書館 特別養護老人ホーム並びに幼保連携型認定こども園の敷地の周囲 80 メートル区域内 第 2 号区分 第 2 種区域のうち上記以外の区域イ規制基準 75 デジベル (3) 自動車振動に関する規制について 時の区分 午前 7 時から 午後 7 時から 午後 7 時まで 午前 7 時まで 第 1 種区域 65 デジベル 60 デジベル 第 2 種区域 70 65 5 見直しの概要 (1) 見直しを行う地域の基準 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 B その他指定が必要と認められる地域 (2) 見直しの対象 都市計画法に基づく市街化調整区域及び都市計画区域外におけ る未指定の以下の地域
(3) 見直し地域 別紙 1 参照 地域名 大字 見直し基準 (5-(1)) 1 日滝原産業団地南側周辺 日滝 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 2 旭ケ丘住宅団地南側集落周辺 小河原 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 3 アグリス周辺 小河原 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 4 相森町公会堂周辺 日滝 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 5 JA 長印用地周辺 小島 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 6 ニットー周辺 八重森 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 7 ホテル福寿荘周辺 豊丘 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 8 長野興農 周辺 野辺 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 9 高仁神社周辺 亀倉 仁礼 A 宅地化 ( 集落化 ) した地域 (4) 指定する規制地域 地域類型の種別 ア騒 音 騒音規制法 第 2 種区域の付表の地域 環境基本法 A 類型の付表の地域 イ振 動 振動規制法 第 1 種区域の付表の地域 (5) 付表の地域とは 騒音規制法 振動規制法 環境基本法共通 1 良好な住居の環境を保全するため 特に静穏の保持を必要とする区域であること 2 住居の用に供されているため 静穏の保持を必要とする区域であること 3 住居の用に併せて商業 工業等の用に供されている区域であって 相当数の住居が集合しているため 騒音 振動の発生を防止する必要がある区域であること 4 学校教育法第 1 条に指定する学校 児童福祉法第 7 条第 1 項に規定する保育所 医療法第 1 条の5 第 1 項に規定する病院及び同条第 2 項に規定する診療所のうち患者を入院させるための施設を有するもの 図書館法第 2 条第 1 項に規定する図書館並びに老人福祉法第 5 条の3に規定する特別養護老人ホームの敷地の周囲おおむね 80 メートル以内の区域であること 5 振動規制法第 3 条第 1 項の規定により指定された地域のうち 上記に掲げる区域以外の区域
6 騒音と振動の目安 (1) 騒音 (2) 振動 出典環境省大気生活環境室