(2) 給与 賞与控除 ( 天引き ) 分の確認 入力 ( 記入 ) 1 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) の給与 賞与控除 ( 天引き ) 分については 事前に登録 ( 表示 ) しておりますので 登録 ( 表示 ) 内容を確認してください

Similar documents
Microsoft Word - Help-Year.doc

変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

< D836A B8C9A83545F E A957A A2E786C73>

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

平成19年度市民税のしおり

特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

<4D F736F F D20944E969692B290AE837D836A B2E646F6378>

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

SILAND.JP テンプレート集

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

< D836A B8C9A A957A A2E786C73>

目次 はじめに 申告の流れ 扶養控除申告 年末調整申告書の情報入力 台紙の印刷 1

平成21年10月30日

所得税算出の流れ Q&A 通信の所得税の流れを詳しく教えてください 改めて以下の図版を見てください は収入から引かれる金額です 引かれる金 額の算出の計算方法をこれから解説します 1 支払金額 ( 給料 賞与 ) 2 給与所得控除後の金額 A 給与所得 所得税算出の流れ B 課税所得 D 所得税 E

e-PAP確定申告_【電子申告】第3者作成書類の添付省略

<4D F736F F D20819C90B696BD95DB8CAF97BF8D548F9C90A CC89FC90B382C982C282A282C42E646F63>

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

妙高市 税に関するWEBページ

所得控除 所得控除とは個人の実情にあった税金を負担していただくために 所得金額から差し引くものです (1) 人的控除人的控除に該当するかどうかは 前年 12 月 31 日の現状によって判定されます ただし その判定の対象となる人が前年中にすでに死亡している場合には その死亡時の現状によって判定されま

Microsoft Word - 01_H21年末調整通知.doc

妙高市 税に関するWEBページ

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

<4D F736F F D B8B975E8CB990F289E696CA97AC82EA E32352E30817A2E646F63>

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与


Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

事務連絡

2. 配偶者控除等申告質問回答 配偶者控除等の適用 ( 収入 ) 範囲がわからない 配偶者控除等の適用となる収入範囲は 以下のとおりです ご本人の当年の合計所得金額が1,000 万円以下かつ配偶者の当年の合計所得金額が123 万円以下 申告書に証憑を添付しなければいけないのか? 配偶者の合計所得が

平成16年度

スライド 1

スライド 1

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

FX取引に係る確定申告について

Microsoft Word - 個人住民税について

<4D F736F F D D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB2E646F6378>

年末調整システム変更点 Q&A 集 平成 30 年版 株式会社シー シー ユー 1 年末調整システム変更点 Q&A 集

データレイアウト 1. 扶養控除等申告書情報データ (1/6) 1 会社コード 8 お客様コード ( 個人利用の場合は未設定 ) 2 年度 4 指定不可 3 個人コード 15 ログイン時のユーザIDになります 4 所属コード 8 所属マスタに登録されているコード ( 未設定可 ) 5 申請区分 1

生命保険料控除の改正について(概要)

3 ページ 4 ページ 5 ページ 5 6 ページ 7 ページ 8 ページ 8 ページ 9 ページ 10 ページ 2

雑 ( その他 ) 生命保険の個人年金 原稿料 講演料 シルバー人材センターからの配分金など 他のいずれにも該当しない所得です なお シルバー人材センターからの配分金は 家内労働者等の必要経費の特例が受けられます 総合課税の譲渡土地 建物等以外の資産 ( ゴルフ会員券 貴金属等 ) の譲渡から生じる



地震保険料 寡婦控除寡夫控除 あなたやあたなと生計を一にする配偶者その他の親族が所有している居住用家屋 生活用動産を保険や共済の目的とする契約で かつ 地震 噴火又は津波等を原因とする火災 損壊等による損害の額を補てんする保険金や共済金が支払われる地震保険 また平成 18 年末までに結んだ保険期間

1. 改正のポイント 1 の新設 旧制度の と別枠で が創設され 3 つの枠組みとなりました 2 適用限度額の変更 個人年金保険料控除 の対象となる保険料の適用限度額が それぞれ所得税 4 万 円 住民税 2.8 万円になりました 3 制度全体の適用限度額の拡大 個人年金保険料控除 をあわせた全体の

06-年調_06-年調

給与収入のみの方の記載例 福岡市中央区天神 1 丁目 8 番 1 号 フクオカタロウ 福岡太郎 福福岡太郎本人 岡3 配偶者 扶養親族がいる方や本人に該当事項のある方は 1 マイナンバー (

<4D F736F F D D9190C592A192F18F6F817A323982D382E982B382C6945B90C582F082B382EA82BD95FB82CC82BD82DF82CC8A6D92E8905C8D908F918DEC90AC82CC8EE888F882AB81698DC58F4994C5816A2E646F6378>

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378>

目次 1. 新制度 旧制度の表示について P.1 2. 新制度に関する留意事項 P.1 3. 保険料控除額の算出要領 P.2 4. 控除額シミュレーション P.3 5. 生命保険会社よりお送りする年末調整資料等 P.4 6. コードデータをご利用の団体様へのお願い P.5

平成16年度


<444D967B91CC81698BA689EF A2E786C73>


Microsoft Word - 21_証明書発行申請_ doc

<81798AAE90AC817A835A C8D90837D836A B5F E F5A A957A A202E786C7378>

平成12年11月18日

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編

医療費控除の入力編

2 税務署への提出方法の選択 画面において 書面提出 をクリックする 3 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面において ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしていることを確認の上 ご利用のパソコンの環境 (O S/ ブラウザ /PDF 閲覧ソフト ) が以下の推奨環境を満たしている をチェックする

3 所得から差し引かれる金額に関する事項 及び 4 所得から差し引かれる金額 控除の種類内容 10 雑損控除 11 医療費控除 12 社会保険料控除 13 小規模企業共済 等掛金控除 14 生命保険料控除 15 地震保険料控除 16 寡婦 ( 夫 ) 控除 17 勤労学生控除 18 障害者控除 19

MR通信H22年1月号

アップデート内容 1. 年末調整事前チェックリストの改善 1) 事前賃金データチェックリスト に 年所得一覧表 の印刷が追加されました 賃金管理データにある本年度の給与 賞与の支給額の表示とその合計額と合計所得額の印刷ができます 昨年の実績や本年の平均額を指定して見込額を試算することも可能です 一覧

3 総合所得の種類と計算方法 ( 分離所得については市役所にお問い合わせください ) 所得の種類 事業 営農 業 等業 不 動 産 利配給雑 子当与公的年金等その他 ( 総合 ) 譲渡一時 概要農業 漁業 製造業 卸売業 小売業 サービス業その他の事業から生ずる所得建物や土地などの不動産 借地権など

スライド 1

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E >

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

改訂履歴 日付 内容 Ver. 2017/10/2 新規作成

税金読本(3-2)住民税(所得割)の計算方法と納税


(4) 給与所得者の( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除申告書 の記入について 下表および次頁の記入例を参照のうえ ご記入ください 項目 ESS/EXselfを利用できる方 ESS/EXselfを利用できない方 A 給与の支払元会社名をご記入ください B 給与の支払元会社の所在地をご記入くださ

iryohi_no_meisaisyo.xls

「生命保険料控除制度」

年末調整 WEB 操作マニュアル目次 年末調整メニュー画面の見方と機能 e-pay 年末調整のお手続きの手順年末調整申告内容の確認画面説明本人情報の確認 /( 氏名変更届 ) の申告本人情報の確認 /( 住所変更届 ) の申告本人情報の確認 /( 本人税表変更届 ) の申告源泉控除対象配偶者又は障害

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

注意 Excel で追加可能なシート数を超えてデータを作成しようとするとエラーが発生し ます プレビュー実行時に以下のエラーメッセージが表示された場合は 出力条 件を絞り 複数回に分けて処理を実行してください メッセージ :Worksheet クラスの Copy メソッドが失敗しました 最大シート数

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

_00

平成19年度分から

1 2

インストラクター更新テキスト<給与>_19

ワンストップ特例制度を利用するためには 申請書と次の 1 と 2 の提出が必 要です ワンストップ特例申請書 ( 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 ) 1 個人番号 ( マイナンバー ) 確認の書類 2 本人確認の書類 なお 1 個人番号確認書類の種類によって 必要となる 2 本人確認書類が異なり

目 次 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 年末調整とは 1 年末調整を行う理由 4 年末調整のしかた 1 マイナンバー ( 個人番号 ) の受理と本人確認 5 2 扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の受理と内容の確認 7 3 配偶者特別控除申告書の受理と内容の確認 13 4 保険料控除申告書の受理と内容の確認 14 5 住


総合課税の譲渡所得の入力編

受付印 平成 29 年度市民税 県民税申告書台帳番号 現住所 宛名番号個人番号 ( マイナンバー ) 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 続柄 同居 住所 同居 同居 同居 2 別居 別居 別居 別居 専従者控除額 専従者控除額 専従者控除額 特別控除額

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

Microsoft Word - ⟖⟖⟖⟖平拒ï¼fi2年勃給且æfl¯æ›Łå€±å‚−æł¸ã†®è¨Ÿè¼›ã†®ã†Šã†‰ã†�.docx

第 3 表所得控除表 ( 続 ) ( その 2) 合計 事業所得者 生 命 保 険 料 控 除 一般 個人年金 介護医療 人員 金額 人員 金額 人員 金額 合 70 万円以下 100 万円 150 万円 200 万円 250 万円 300 万円 400 万円 500 万円 600 万円 700 万

PowerPoint プレゼンテーション

「左記以外の所得のある方」からの確定申告書作成編

目次 帳票出力 1. 源泉徴収簿 2. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 4 枚ずつ印刷 3. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 2 枚ずつ印刷 4. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 1 枚ずつ印刷 5. 年末調整一覧表 6. 年末調整明細表 7. 還付金明細表 8. 過不足税額一覧表

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

総合課税の譲渡所得の入力編

<4D F736F F F696E74202D20836C B4C92A0837D836A B81698FA48D4889EF A56365F368DB795AA2E B8CDD8AB B83685D>

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

Transcription:

1. 保険料控除申告について 1-1. 保険料控除とは? 保険料控除とは 一定の要件を満たす生命保険契約 介護医療保険契約 個人年金保険等または 損害保険契約等に基づいて支払った生命保険 地震保険 ( 旧長期損害保険を含む ) および 国民年金等の社会保険 小規模企業共済等の保険料 ( 掛金 ) を支払っている場合に その支払った保険料の金額 ( 配当金等を差し引いた金額 ) に応じて一定の金額をその所得者本人の年間の所得金額の合計額から控除するというものです なお 保険料控除には 生命保険料控除 地震保険料控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 の 4 つの種類があります 1-2. 保険料控除の申告対象となる方本年中において 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) 社会保険料 ( 給与 賞与控除 ( 天引き ) を除く ) 等を支払っている方が申告の対象となります 申告対象の保険料は下表のとおりです なお 本年 1 年間にわたって海外勤務の方は国内での給与所得が無いため 保険料控除申告の手続きは不要です 保険の種類申告対象の保険料 (1) 生命保険料ご自身が生命保険料を支払っている場合で 本年中 (1 月 ~12 月 ) に支払った保険料 一般生命保険料が対象になります 介護医療保険料なお 個人年金保険料の場合 年金受取人はご本人または配偶者のいずれかで 個人年金保険料あることが対象の条件となりますので注意してください (2) 地震保険料ご自身が地震保険料を支払っている場合で 本年中 (1 月 ~12 月 ) に支払った保険料 地震保険料が対象になります 旧長期損害保険料 地震保険料 と 旧長期損害保険料( 経過措置 ) の区別については ( 経過措置 ) (2). 地震保険料控除を参照してください 生計を一にする家族の国民健康保険料 国民年金保険料 介護保険料等をご自身が支払っている場合で 本年中 (1 月 ~12 月 ) に支払った保険料が対象になります なお 介護保険料 長寿医療制度の保険料を生計を一にする家族の年金から天引き ( 特別徴収 ) されている場合は対象になりませんので注意してください (3) 社会保険料また 給与 賞与から控除されているご自身の社会保険料の申告は不要です 長寿医療制度において 2008 年 10 月以降の保険料について 被保険者の世帯主または配偶者が口座振替により保険料を支払うことを選択している場合 口座振替でその保険料を支払った世帯主または配偶者に社会保険料控除が適用されます ( 年金から天引き ( 特別徴収 ) されている場合は対象になりません ) (4) 小規模企業共済等掛金 独立行政法人中小企業基盤整備機構と契約した共済契約に基づいて支払った掛金等でご自身が本年中 (1 月 ~12 月 ) に支払った掛金が対象になります 1-3. 申告書類の配付について配付物はありません 提出を要する書類は ESS/EXselfから印刷することとなります ESS/EXselfからのなお 申告内容が給与 賞与控除分のみの方は申告書は印刷されません 申告者 申告手続きの際 最後に必ず 提出書類作成 ボタンをクリックしてください ( 日立 MP) より11 月 8 日 ( 木 ) に申請代理者宛てに発送いたします 申告書受領者なお 申請代理者が未登録の場合は事業所人勤担当者宛てに送付いたします 1-4. 申告方法についてご自身が ESS/EXselfからの申告者 であるか 申告書受領者 であるかについては 下表にてご確認ください なお 事業所人勤部門殿からの依頼により 下表の取り扱いとならない場合があります 申請代理者の登録状況申告方法登録がある方封書での申告登録がない方 ESS/EXselfからの申告 1-5. 申告要領について (1) 申告にあたって ESS/EXself からの申告者 申告書受領者 年末調整操作マニュアル または EXself 利用マニュアル を参照のうえ ESS/ 一般メニュー / 年末調整 または EXself/ 年末調整メニューより申告してください ESSマニュアル掲載 URL: https://humanet21.hitachi.co.jp/change/hum/process/index.html EXselfマニュアル掲載箇所 : EXself/ オンラインヘルプ /EXselfマニュアル本通知および申告書の右欄 記載上の注意事項 を参照のうえ 申告してください 1 / 7

(2) 給与 賞与控除 ( 天引き ) 分の確認 入力 ( 記入 ) 1 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) の給与 賞与控除 ( 天引き ) 分については 事前に登録 ( 表示 ) しておりますので 登録 ( 表示 ) 内容を確認してください 10 月以降に契約変更 解約された方 給与天引きを停止された方へ 事前に登録 ( 表示 ) している保険料控除の内容は 9 月時点の契約状況で年間の保険料を算出しているため 次の手続きが必要となります ESS/EXselfからの申告者 :ESS/EXselfでの変更手続きはできません コールセンタへご連絡ください 申告書受領者 : 変更する金額を二重線にて削除のうえ 正しい金額を赤字で記入してください なお 変更後の保険料が増額となる場合は 保険料控除証明書の提出が必要となります 2 保険金等受取人および続柄を入力 ( 記入 ) してください (3) 個人払い分の入力 ( 記入 ) 1 個人払い分の追加は 保険料控除証明書等を参照のうえ 誤りのないよう入力 ( 記入 ) してください 2 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) については 保険会社等名称 保険の種類 保険の契約者および受取人等とその続柄 年間支払金額 ( 配当金等を除いた金額 ) 証明年月日(ESS/EXselfからの申告者のみ) を入力 ( 記入 ) してください また 一般生命保険料 個人年金保険料については 適用制度 新制度 または 旧制度 の区分を選択 ( 記入 ) してください 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) については 地震保険料 または 旧長期損害保険料 の区分を選択( 記入 ) してください なお 1 枚の保険料控除証明書に 地震保険料 および 旧長期損害保険料 の両方の証明内容が記載されている場合は いずれか片方のみを申告してください 両方を申告することはできません 3 社会保険料については 支払先 社会保険の種類 保険料負担者 年間支払金額 払い込み方法 (ESS/EXselfからの申告者のみ) を入力 ( 記入 ) してください 4 小規模企業共済等掛金については 年間支払掛金のみ入力 ( 記入 ) してください (4) 申告書受領者の 給与所得者の保険料控除申告書 記入例 1 給与 賞与控除分の保険金等の受取人 ( 氏名 続柄 ) および日中連絡先電話番号を必ず記入してください 2 個人払いの保険料がある方は 以下の記入例を参考にしてください 給与所得者の保険料控除申告書 記入例 ( 申告書受領者 ) 日立 一郎 日 立 記入は不要です 2 / 7

(5) 個人払い分の保険料控除証明書類の取り扱い 1 旧契約の一般生命保険料は 年間支払金額 ( 配当金等を除いた金額 ) が 9,001 円以上の場合 保険料控除証明書 ( 原本 ) を添付してください 9,000 円以下の場合は 証明書の添付は不要です 2 新契約の一般生命保険料 介護医療保険料 新 旧個人年金保険料 地震保険料 ( 旧長期損害保険料を含む ) 小規模企業共済等掛金は 必ず保険料控除証明書( 原本 ) を添付してください 3 1 枚の証明書に 一般生命保険料 個人年金 等 複数の証明内容が記載されている場合 片方の台紙に証明書の原本 もう片方の台紙に 複数の保険が1 枚の証明書に記載されているため 証明書のコピーを添付し原本は別の台紙にて提出します の確認項目へチェックを入れ 証明書のコピーを添付してください ただし 地震保険料は 地震保険料 旧長期損害保険料 両方の証明内容が記載されている場合は いずれか片方のみを申告してください 両方を申告することはできません ( 例 ) 一般生命保険料 ( 新制度 ) と介護医療保険料の証明内容が記載されている場合 1 一般生命保険料 ( 新制度 )10,066 円を申告し 証明書原本を添付 日立太郎様 日立太郎様 1 2 2 介護医療保険 4,207 円を申告し 確認項目にチェックを入れ証明書のコピーを添付 日立太郎様 保険区分が異なる保険料は合算せず それぞれ申告を行ってください 4 国民年金保険 国民年金基金については 証明書または領収書の提出が義務付けられておりますので 日本年金機構または国民年金基金連合会より発行される証明書類 ( 原本 ) を添付いただきますよう お願いいたします その他の社会保険料については関係法令上 証明書類の提出義務はありませんが 誤申告を防止するために 領収書の写し等 ( 支払った保険料の金額が確認できる書類 ) を添付してください (6) 個人払い分の保険料控除証明書等の添付方法 ESS/EXselfからの 電子申告する( 提出書類作成 ) ボタンをクリックした時に表示される 給与所得者の保申告者険料控除証明書類添付台紙 を印刷し のり付け欄にのり付けしてください 配付されている 給与所得者の保険料控除申告書 の裏面 ( 申告書が複数枚ある方は申告書受領者 1ページ目 ) にのり付けしてください 申告書が複数枚ある方はホチキス留めのうえ すべて提出してください 3 / 7

(7) 申告書類の提出時の手続き ESS/EXself からの申告者 申告書受領者 1 給与所得者の保険料控除証明書類添付台紙 に表示されている 電話番号( 内線 外線 ) 所属 の内容を確認し 変更がある場合は 二重線にて削除のうえ 変更後の内容を赤文字で記入してください 2 給与所得者の保険料控除証明書類添付台紙 の内容と保険料控除証明書の内容が一致しているか再度 給与所得者の保険料控除証明書類添付台紙 証明書添付欄のチェックボックスを使用し 確認してください 1 給与所得者の保険料控除申告書 に表示されている 本人住所 氏名 所属 の内容を確認し 変更がある場合は 二重線にて削除のうえ 変更後の内容を赤文字で記入してください なお データの変更は 申請代理者 または事業所の人勤担当部門へご依頼ください 2 給与所得者の保険料控除申告書 の 日中連絡先電話番号 へ連絡先の電話番号( 内線 外線 ) 携帯番号等を記入のうえ 認印を押印してください 3 個人払い分の申告がある方は 記入した内容と保険料控除証明書等の内容が一致しているかについて 再度確認してください 4 給与 賞与控除等されている方につきましては 個人で支払われている保険料の有無に関わらず 提出する必要があります 1-6. 申告上の注意事項 (1)ESS/EXself からの申告における 保険金等の受取人 の入力について ESS/EXself からの申告者で 受取人が複数人設定されている保険を申告される場合は 直接入力により 複数人の氏名を登録してください 続柄については その内 1 名のみを登録してください (2)1 枚の保険料控除証明書に 地震保険料 および 旧長期損害保険料 の両方の証明内容が記載されている場合の取り扱い両方を申告することはできませんので いずれか一方のみ申告してください 各保険料の受けられる控除額が異なりますので (2). 地震保険料控除を参照し 試算のうえ 申告してください 1-7.ESS/EXself へ入力される方へのお願い等 重要 (1) お手元に申告内容の控えを残されたい場合は Ctrl + P で画面を印刷したものを控えとして保管してください (2) 個人払い分を登録された方については 給与所得者の保険料控除証明書類添付台紙 へ保険料控除証明書を添付のうえ 提出してください 申告書の提出は電子化されましたが 保険料控除証明書は従来どおり 書面での提出が必要です (3) 申告内容が 給与 賞与控除分のみの方も含め 申告データ入力後 必ず 電子申告する ( 提出書類作成 ) ボタンをクリックしてください ボタンをクリックされていない場合 申告手続きは完了となりません (4) 保険料控除証明書類添付台紙 が複数枚ある場合 両面または縮小印刷せず 1 枚ずつ A4 横のサイズで印刷してください (5) 給与 賞与控除分の保険料について ESS/EXself からの電子申告または申告書の提出がない場合 年末調整へ反映されませんので ご注意ください 4 / 7

1-8. 保険料控除申告概要 12012 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約等に係る控除額について 2012 年 1 月 1 日以後に生命保険会社または損害保険会社等と締結した保険契約を新契約とし 新契約に係る生命保険料を新生命保険料といい 一般生命保険料控除 介護医療保険料控除 個人年金保険料控除の適用限度額はそれぞれ 4 万円とされます 22011 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約等に係る控除額について 2011 年 12 月 31 日以前に生命保険会社または損害保険会社等と締結した保険契約を旧契約とし 旧契約に係る生命保険料を旧生命保険料といい 一般生命保険料控除 個人年金保険料控除の適用限度額はそれぞれ従前の 5 万円とされます 生命保険料控除の概要新 旧契約に係る生命保険料控除額は以下のとおりとなり 両方について保険料控除の適用を受ける場合は それぞれの計算方法で算出した合計額 (4 万円を限度 ) または 旧契約の保険料控除額 (5 万円を限度 ) のいずれか大きい控除額を選択します ただし 各保険料に応じた生命保険料控除の合計適用限度額は 12 万円となります 適用限度額 12 万円 新契約 一般生命保険料控除 4 万円 ( 遺族保障等 ) 介護医療保険料控除 4 万円 ( 介護 医療保障 ) 個人年金保険料控除 4 万円 ( 老後保障等 ) + 新契約と旧契約について控除の適用を受ける場合は 4 万円を限度 + 新契約と旧契約について控除の適用を受ける場合は 4 万円を限度 旧契約 一般生命保険料控除 5 万円 ( 遺族 介護 医療保障等 ) 個人年金保険料控除 5 万円 ( 老後保障等 ) 留意事項新 旧契約により控除額の計算方法が異なりますので 個人払いの一般生命保険料および個人年金保険料を追加申告される場合は 保険料控除証明書に記載されている新 旧契約どちらの保険料か確認し お間違えのないように申告してください 5 / 7

(1) 生命保険料控除生命保険料控除の対象となる生命保険料とは 生命保険契約等に基づいて支払った保険料や掛金で所得者本人が支払ったものに限られ 介護保障 医療保障を内容とする保険契約等に基づいて支払った保険料や掛金の 介護医療保険料 個人年金保険契約等に基づいて支払った保険料や掛金の 個人年金保険料 それ以外の 一般生命保険料 に区分されます また 一般生命保険料 と 個人年金保険料 は 新契約 ( 新生命保険料 ) と 旧契約 ( 旧生命保険料 ) に区分されます 控除額の計算方法は下表のとおりとなります 新契約( 新生命保険料 ) 支払った一般の生命保険料区分または個人年金保険料の金額 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料 20,000 円以下 20,001 円以上 40,000 円以下 40,001 円以上 80,000 円以下 80,001 円以上 控除額 支払った保険料の全額支払った保険料の金額の合計額 2+10,000 円支払った保険料の金額の合計額 4+20,000 円一律に 40,000 円 旧契約( 旧生命保険料 ) 区 分 支払った一般の生命保険料または個人年金保険料の金額 控除額 一般生命保険料 25,000 円以下支払った保険料の全額 25,001 円以上 50,000 円以下支払った保険料の金額の合計額 2+12,500 円 個人年金保険料 50,001 円以上 100,000 円以下 100,001 円以上 支払った保険料の金額の合計額 4+25,000 円一律に50,000 円 生命保険料の控除額の計算において算出した金額に1 円未満の端数があるときは その端数を 切り上げます 生命保険料控除の合計適用限度額は120,000 円となります なお 以下のいずれかの場合は生命保険料控除額の上限を超えていますので追加申告は不要です ただし 申告額がマイナスの保険料は申告可能です 1 新旧契約両方の生命保険料を申告する場合は 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料の各控除額合計の合算が 120,000 円を超えている 2 新契約の生命保険料を申告する場合は 申告額の合計がそれぞれ 80,000 円を超えている ( 2 の場合 旧契約の一般生命保険料および個人年金保険料は追加申告可能 ) 3 旧契約の生命保険料を申告する場合は 申告額の合計がそれぞれ 100,000 円を超えている ( 3 の場合 新契約の一般生命保険料および個人年金保険料も追加申告不要 ) 6 / 7

(2) 地震保険料控除所得者本人または本人と生計を一にする親族が所有している家屋 家財のうち一定のものを保険や共済の目的とし かつ地震等損害によりこれらの資産について生じた損失の額をてん補する保険金または共済金が支払われる損害保険契約等に係る地震等損害部分の保険料や掛金をいいます また 2006 年 12 月 31 日までに締結した長期損害保険契約等 ( 保険期間または共済期間の満了後に満期返戻金を支払う旨の特約のある契約等でこれらの期間が 10 年以上のものであり かつ 2007 年 1 月 1 日以後に契約の変更をしていないものに限るものとし その契約等の保険期間または共済期間の始期が 2007 年 1 月 1 日以後であるものを除きます ) に係る保険料または掛金 ( 以下 旧長期損害保険料 といいます ) を支払った場合には 経過措置として これら旧長期損害保険料のうち一定の金額について 地震保険料控除の対象となります 1 枚の保険料控除証明書に 地震保険料 および 旧長期損害保険料 の両方の証明内容が記載されている場合は いずれか片方のみを申告してください 両方を申告することはできません ただし 保険料控除証明書が別々にある場合は 両方を申告することができます 区分支払った保険料の金額 控除額 1 支払った保険料が地震保険料だけの場合 2 支払った保険料が旧長期損害保険料だけの場合 50,000 円以下 50,001 円以上 10,000 円以下 10,001 円以上 20,000 円以下 20,001 円以上 支払った保険料の全額一律に 50,000 円支払った保険料の全額支払った保険料の金額の合計額 2+5,000 円一律に 15,000 円 3 支払った保険料が地震保険料と旧長期損害保険料の両方ある場合 証明書が各保険料で別々にある場合のみ適用されます 上記 1 により求めた控除額と 上記 2 により求めた控除額との合計額が 50,000 円以下 上記 1 により求めた控除額と 上記 2 により求めた控除額との合計額が 50,001 円以上 その合計額の全額 一律に 50,000 円 地震保険料の控除額の計算において算出した金額に 1 円未満の端数があるときは その端数を切り上げます 地震保険料控除証明書の見方 1 地震保険料 を申告する控除証明書 ( 例 ) 2 旧長期損害保険料 を申告する控除証明 ( 例 ) (3). 社会保険料控除申告対象の社会保険料は 生計を一にする親族が負担すべき国民健康保険料 国民年金保険料 介護保険料等を支払う場合で 所得者が本年中 (1 月 ~12 月 ) に実際支払った金額 ( 全額 ) が 控除の対象になります なお 給与または賞与控除されているご自身の社会保険料は申告不要です (4) 小規模企業共済等掛金控除独立行政法人中小企業基盤整備機構と契約した共済契約に基づいて支払った掛金等で ご自身が本年中 (1 月 ~12 月 ) に支払った掛金が対象になります 7 / 7