学校課題の取組 思いや考えを生き生きと伝え合う児童の育成 本校では 読み取る力を生かし 児童が主体的に学習に取り組みながら自分の思いや考えを伝え合う力を高める研究をすすめている 主な研究の内容 1 児童が意欲的に学習に取り組めるように 目的意識 相手意識をもてるよう工夫する 2 児童が主体的に取り組めるようなねらいを児童と共に設定するとともに 終末の振り返りを効果的に行う授業づくりを工夫する 3 授業における伝え合う活動の形態を工夫する 4 朝の会ではスピーチの時間を位置づけ 話す力の向上を図る
学校課題の取組 思いや考えを生き生きと伝え合う児童の育成 本校では 読み取る力を生かし 児童が主体的に学習に取り組みながら自分の思いや考えを伝え合う力を高める研究をすすめている ~ ねらいとふりかえり の軸と <あいうえお><かきくけこ>などの伝え合うためのルールの軸を据えて~ 主な研究の内容 1 児童が意欲的に学習に取り組めるように 目的意識 相手意識をもてるような状況を工夫する 2 児童が主体的に取り組めるような学習課題を児童と共に設定する 3 低 中 高学年の発達段階に応じた話し方 聞き方の決まりを作成し 話合い活動を通して繰り返し指導する 4 授業における伝え合う活動の形態を工夫する 5 朝の会ではスピーチの時間を位置づけ 話す力の向上を図る
平成 26 年度学校課題研究計画 1 研究主題 思いや考えを生き生きと伝え合う児童の育成 ~ 国語 算数の指導を中心として ~ 学習指導部 2 研究主題設定の理由昨年度は 叙述を基に読み取る力を育成する指導の工夫 ~ 文学的な文章の指導を通して~というテーマで国語科において研究を進めてきた その結果 児童が読み取ったことをノート等に記述した内容や学力検査の結果から 児童の読み取る力は 多くの学年で向上してきている しかし その一方で 昨年 保護者や教職員に実施したアンケートの中で 子どもは 自分の意見をはっきり言える子に育っている や 子どもは 人の話をきちんと聞ける子に育っている という項目は 指導を要する結果となった そこで 本年度は 昨年度までに培ってきた読み取る力を生かし 児童が主体的に学習に取り組みながら 自分の思いや考えを伝え合う力を高める研究を進めていきたいと考え この主題を設定した 3 めざす児童像学校教育目標豊かな心と自ら考える力を持ちたくましく生きる児童の育成 本校のめざす児童像思いやりのある子ども自ら学ぶ子ども健康でたくましい子ども 学校課題でめざす児童像基礎基本を身に付け 進んで学習する子自分の考えを豊かに表現する子 4 研究の仮設 1 他教科や総合的な学習との関連を図り 目的意識や相手意識を持たせ 学習課題を明確にすれば 児童が意欲的に学習活動に取り組むであろう 2 生き生きと伝え合う授業 を目指して指導法を工夫すれば 注意深く話を聞き 自分の気持ちや考えを豊かに表現する児童を育てることができるであろう 3 認め合える学級を基盤に 言語活動を学校生活の様々な場面に取り入れれば 自分の考えや気持ちを伝え合う力を育てることができるであろう 5 研究の内容 (1) 児童が意欲的に学習に取り組めるように 目的意識 相手意識を持てるような状況設定をする (2) 児童が主体的に取り組めるような学習課題の設定を工夫する (3) 低 中 高の発達段階に応じた話し方 聞き方のきまりを作成し 話し合い活動を通して繰り返し指導する (4) 授業における伝え合う活動の形態を工夫する (5) 一人一人の 学び を見取る評価を工夫する -15-(1)
(6) 基礎的な力を付けるための言語環境の整備と言語活動の工夫をする 1 朝の会でのスピーチの時間を位置づけ テーマやスピーチの内容等を工夫し 話す力の向上を図る 2 読書指導の工夫 ( 読書カードや音読カードの活用 ) 3 辞書の常時利用の推奨 4 ノート指導や日記 5 話し方 聞き方のきまりの掲示 7 研究の方法 (1) 校内の授業研究会を実施し 全員で研修を行う ( 要請訪問と校内授業研究会 ) (2) 一人一研究として 学校課題に結びついた授業を公開する (3) 低 中 高ブロックに 特別支援 ことばの教室担当 無担が入るようにして 教材研究や指導案検討会を行う (4) 授業の観点を明確にして 教師同士の意見の交流を積極的に行う (5) 指導者を要請し 指導助言を得る (6) 研究資料 指導資料等の収集整備を行う 8 研究組織 校 長 教 頭 研究推進委員会 校長教頭主幹教諭研究主任国語主任 ( 研究副主任 ) 学年主任 ( 特支も含む ) 日本語教室主任 全体会 長 低ブロック 中ブロック 高ブロック 副 安達 田村 田仲 髙山 櫻井 市川 美 山中 松木 伊澤 大塚亮 田村加 橋本 松本 武田 島田 大塚昌 茂呂 野本 髙橋和 髙橋圭 青木 齋藤 阿久津 生 岡田 秋山 横山 木村 沼 海老沼 倉井 猪瀬 大塚敦 大出 倭文 主幹 伊藤 江里 山本 金子 山口
15-(2) 9 活動計画月日活動内容備考 4 月 23 日 ( 水 ) 学校課題研修 1 今年度の計画 5 月 16 日 ( 金 ) 学校課題研修 2 6 月日 ( ) 要請訪問 要請訪問 人権教育授業指導案検討 7 月 2 日 ( 水 ) 人権教育授業研究会 ( ) 年 9 月 3 日 ( 水 ) 共同訪問指導案検討 9 月 10 日 ( 水 ) 共同訪問指導案検討 10 月 29 日 ( 水 ) 共同訪問 12 月 10 日 ( 水 ) 学校課題研修今年度の反省とまとめ 2 月 25 日 ( 水 ) 学校課題研修次年度の計画 夏休み中の研修は 別に計画する
-15-(3) 平成 2 7 年度学校課題研究計画 学習指導部 1 研究主題 思いや考えを生き生きと伝え合う児童の育成 2 研究主題設定の理由平成 25 年度は 叙述を基に読み取る力を育成する指導の工夫 ~ 文学的な文章の指導を通して~というテーマで国語科において研究を進めてきた その結果 児童が読み取ったことをノート等に記述した内容や学力検査の結果から 読み取る力は多くの学年で向上してきていることがわかる しかし その一方でその年の保護者や教職員に実施したアンケートでは 子どもは 自分の意見をはっきりいえる子に育っている や 子どもは人の話をきちんと聞ける子に育っている という項目は指導を要する結果となった そこで26 年度は 25 年度までに培ってきた読み取る力を生かし 児童が主体的に学習に取り組みながら自分の思いや考えを伝え合う力を高める研究をすすめていきたいと考えてこの主題を設定した そして 2 年目の 27 年度は ねらいとふりかえり を縦軸に <あいうえお><かきくけこ>などの伝え合うためのルールを横軸に据えて 褒めて育てる指導を更に発展させていきたい そこには 児童一人ひとりの学びを保証する我々の姿勢が必要不可欠になってくる 児童が変わるために はまず我々が変わらなければならない 我々が変わり児童の学ぶ姿が変われば結果は必ずついてくるはずである 3 めざす児童像 学校教育目標 豊かな心と自ら考える力を持ち たくましく生きる児童の育成 本校のめざす児童像 思いやりのある子ども自ら学ぶ子ども 健康でたくましい子ども 学校課題でめざす児童像 基礎基本を身に付け 進んで学習する子自分の考えを豊かに表現する子 4 研究の仮説 (1) 他教科や総合的な学習との関連を図り 目的意識や相手意識をもたせて学習課題を明確にすれば 児童は意欲的に学習活動に取り組むであろう 15-(1)- (2) 生き生きと伝え合う授業 を目指して指導法を工夫すれば 注意深く話を聞き自分の気持ちや考えを豊かに表現する児童を育てることができるであろう
(3) 認め合える学級を基盤に 学校生活の様々な場面に言語活動を取り入れれば 自分の考えや気持ちを伝え合う力を育てることができるであろう (4) 全国学力状況調査 とちぎっ子学習状況調査 などの検査結果から現在の到達度を把握する その上で分析 改善策を練ることができれば それぞれの教科の落ちこみに対し的確に対処することになり学力向上に結びつけることができるであろう 5 研究の内容 (1) 児童が意欲的に学習に取り組めるように 目的意識 相手意識をもてるような状況を設定する (2) 児童が主体的に取り組めるような学習課題の設定を工夫する (3) 低 中 高学年の発達段階に応じた話し方 聞き方の決まりを作成し 話合い活動を通して繰り返し指導する (4) 授業における伝え合う活動の形態を工夫する (5) 一人一人の 学び を見取る評価を工夫する (6) 基礎的な力を付けるための言語環境の整備と言語活動の工夫をする 1 朝の会ではスピーチの時間を位置づけ 話す力の向上を図る 2 読書カードや音読カードを活用し 読書指導の工夫をする 3 辞書の常時利用を推奨する 4 ノートや日記の書き方の細やかな指導を心がける 5 話し方や聞き方の決まりを掲示し習慣化を図る (7) 特に算数科においては 関数の領域において落ち込みが見受けられることから 中 1 の内容を見据えて強調ポイントに指定する (8) それぞれの学力調査の検査結果を全職員で分析し改善策を考える 1 調査問題を我々自身が解くことで 問題の傾向を知り事後指導に活用する 2 フォローアップシートなどを利用し学力の定着を図る 6 研究の方法 (1) 校内で授業研究会を実施し 全員で研修をする (2) 一人一研究として 学校課題に結びついた授業を公開する (3) 低 中 高ブロックに 特別支援 ことばの教室 無担の先生方が加わり 教材研究や指導案の検討会を行う (4) 授業の観点を明確にして 教師同士の意見の交流を積極的に行う (5) 指導者を要請し指導助言を得る (6) 研究資料 指導資料などの収集整備をしていく (7) 年度初めに学年で深めていく教科などに焦点を絞った話し合いをし その結果を学年経営計画に組み込む 15-(2)- (8) 教材研究 指導案検討 研究授業 授業研究会の自然な流れを定着させる (9) 指導案を個人のものから全体の総意によるものに仕上げる (10) 研究授業はその授業の指導法についてみるのではなく その時間で児童一人ひとりの学びがどれだけ保証されたか さらにどれだけ伸びたかという視点に変わる 従って 参観する位置は教室の後ろではなく前から児童の顔 様子 発言を注視することになる (11) 授業研究会も付箋などを利用しながら 時系列ごとに児童一人ひとりの様子を振り返り 学びが保証されていた授業であったかどうかを検証していく (12) ビデオに撮り全体研修にいかす さらにそれを保存することで学級全体や児童個人の経年経過を確認する