学力向上を図るための調査結果について

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平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

H30全国HP

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

指導方法等の改善計画について

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

国語科 総合的には 全国値とほぼ同じであるが 下回った学年が 2 つあった 経年比較では上がった学年が 2 つあった 書くこと に課題が必要な学年があり 昨年度から進めている国語科の 書くこと の研究の成果が表れた学年とそうでない学年があった 学年ごとの具体的な課題 ( ) 原因 ( ) と 読む力

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

2. 教科別結果の見方各学年の教科別の結果については 教科全体 及び 基礎 と 活用 の結果について示しています また 横須賀市の結果と共に 調査全体の数値を載せています 調査全体について : 同じ問題を受検した全国の児童全体です 学年や教科によって違いますが 母数は 13 万人から 20 万人とな

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

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算数 A ( 基礎的 基本的な知識 技能が身についている かどうかをみる問題 合計 16 問 ) 平均正答率は 平均を上回っていました 数量や図形についての技能 に関しての正答率が高い傾向にありました [ 設問 2(2)]( 末尾のそろっていない小数の加法の計算をすることができる ) 蹉跎小.9%

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し


平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

第 1 学年 国語 58.6 点 ( ) 61.0 点 ( ) 1 1 をピークとする右寄りの山型となっている 府の分布と比較して 80 点以上の生徒数の割合が少ない 90.6 話す 聞く能力 97.4 書く能力 92.8 話す 聞く能力 について との開きが最も小さい 書く能力 において との差が

①H28公表資料p.1~2

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 26 年度島根県学力調査の概要及び分析について 浜田市教育委員会 平成 26 年度島根県学力調査について島根県及び浜田市の調査結果及び分析をお知らせします 今回の調査で測れるのは学力の一部であり このことを踏まえて 単に数値のみで序列化された過度の競争につながることがないよう留意をお願いします

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から 明らかになった課題と学力向上に向けた取組 品川区学力定着度調査 の趣旨 (1) 学習指導要領に示された教科の目標や内容の実現状況を把握し 教育課程や指導方法等に関わる区の課題を明確にすることで その充実 改善を図るとともに 区の教育施策に生かす (

スライド 1

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

H

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

5 分析 3 通過率 30% 未満の児童生徒の状況 (1) 通過率 30% 未満の児童生徒の教科教科調査における調査における状況 ここでは, 基礎 基本 定着状況調査の教科調査における各教科の県の平均通過率と各教科のタイプ Ⅰ の通過率 30% 未満であった児童生徒の平均通過率をグラフと表で設問ごと

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

調査結果及び考察 1 国語 (1) 結果全国正答率との比較 1 国語 A( 知識 ) 話す 聞く 書くこと 読むこと 言語事項 勧興小 佐賀県 全国 国語 B( 活用 ) 1 話す 聞く 書くこと 読む

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

スライド 1

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成 27 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の結果は 小学校では国語以外の教科で 中学校ではすべての教科で 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 算数 A B および理科ともに 全国平均正答率を上回った しかしながら 国語 A B は全国平均正答率を下回った

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

H30全国学テ 保護者校内お知らせ鏡文

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

( ) 除法の意味や割合の意味を理解することに課題があります 例 )A3(1) 120 cmの赤いテープの長さが白いテープの長さの 0.6 倍に当たるとき 二つのテープの長さの関係を表している図を選ぶ 県 31.3%( 全国 34.0%) A8 犬を飼っている 8 人が学級全体の人数の 25% に当

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

30年度『品川区学力調査』の結果より明らかになった成果・課題と学力向上に向けた取組

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

国語 A Bの結果 国 語 全体 C A 話すこと 聞くこと Ⅾ 書くこと B 読むこと C 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 Ⅾ 国語 B 全体 51

Ⅰ 実施の状況 1 実施目的 学習指導要領の内容の定着度等を把握し 本県が進める少人数学習の成果や課題を捉え 学習指導の工夫改善を図るとともに 全国学力 学習状況調査 本調査及び高校入試を活用して 学習指導における検証改善サイクルを確立し 児童生徒の学力向上に資する 2 実施学年 小学校 4 年生

国語について (1) 結果 国語 A 国語 B ともに県 全国を下回っている 無回答率が県 全国の平均を上回っており 特 に記述式の問題で目立っている (2) 課題 話し合いの場面で 話し合いの内容のポイントをつかむことに苦手意識がある 漢字の読み取りに関しては県と同等であったが 漢字の書き取りに関

2 度数分布 ( 正答数分布グラフ ) 3 の概要 学習指導要領の領域別平均正答率 評価の観点の平均正答率では 各領域とも全国平均を上回っている 特に 学習指導要領の領域別平均正答率の 読むこと で2.9ポイント 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 で4.1ポイント全国平均を上回っている 評価

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平成20年度

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平成 29 年度 大田区学習効果測定 結果について 国 語 教科の正答率は 目標値を上回る結果となった 基礎的な問題 活用的な問題ともに区や全国の平均値を上回っている 内容別に見ると 話の内容を聞き取ることの正答率が低いことと 地域交流に向けて話し合うという活用的な内容の正答率が低かった 観点別に見ると 関心 意欲 態度 話す 聞く能力が目標値を下回っている 要点を整理しながら聞くことに慣れていないと考えられる また 書く能力についても区や全国の数値を下回る結果となった 学力効果測定の結果は良好であり 緊急に取り組まなければならない課題は見当たらないが 話す 聞く能力 書く能力を長期的に育成していかなければならない 話の内容を聞き取るという基本的な能力の習得のために 日ごろの授業規律の確立に努めたい また 話す 聞く能力 書く能力ともに 語彙の習得が未熟であることが正答率の低さにつながっていると考えられる 様々な分野の語彙を習得するために 読書指導を徹底していくことが有効と考えられる 教科の正答率としては 全体的に目標値を上回っている 活用的な問題の正答率については基礎的な問題の正答率に比べて低いことがわかる 内容別にみると 漢字を書く と 新聞記事を書く の二つが目標値より正答率が若干低かった 一方 作文 や 説明文の内容を読み取る で比較的に正答率が高かった 領域別では特に 読むこと と 話す 聞く が高く 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 がやや低かった また 観点別正答率から 関心 意欲 態度 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 と比較的にバランスのよいものになっていることが読み取れる 昨年度の標準スコアとの推移を見ると 全体として 1.3 ポイント国語の力が伸びていることがわかる 読めるが書けないということが実態としてあり 漢字を書く力 をいかに定着させるかが課題としてあげられる また 基礎的な内容を活用していく力を育てていくことが必要である 基礎 基本を学習していくことと読み取ったことをさらに表現していく学習を組み合わせていくことが求められている さらに 日常的に伝統的な言語文化に触れ 親しませるような言語環境を作っていく

教科の正答率としては すべての項目において目標値を上回る結果となった 基礎的な問題 活用的な問題ともに区や全国の平均値を上回っている 領域別 観点別ともに 話す聞く だけがやや下回っている 特に 正確に聞き取り 反論する が低かった その他はすべて上回っており 関心意欲 書く 読む ともに同程度に安定している これは 学年全体が落ち着いた学習を続けている結果だと考えられる 学力効果測定の結果はおおむね良好であった 話す 聞く は平均を下回ったが 聞き取り課題や スピーチなど音声言語表現の場面を増やして力をつけていきたい 出題された中では 話の内容を聞き取り 反論する が低かった 集団討論の場面で必要とされる課題でもあるので 意識的に授業に取り入れたい 言語 については 漢字の書きはかなりよくできているが 読みに課題がある 教科書や自分の好きな本を読むだけでなく 授業でも新聞やいろいろな分野の本を読ませたり漢字の読みのテストをするなどして 知らない語彙に触れる機会を増やさなくてはいけない 文法 はよくできているが 1 の学習を今後忘れないよう復習が必要である 読む については 説明文 文学ともに 要旨をとらえる学習に重点をおいていく必要がある 書く は 各課題ともに正答率が高い これは 授業時に感想や意見を書かせる課題が多いことと 定期テストに 200 字作文を必ず出題しているため 書く 課題になれているためと考えられる これらは 今後も継続すべきである 社 会 区の目標値と比較すると 総合的にはほぼ同等以上の正答率である また 今年度の区の平均正答率と比較してみても 0.5% と差に大きな開きはない 領域別正答率では目標値と比較して 地理的分野の 我が国の国土の自然などの様子 が 2% 我が国の工業生産 は 2% ほど上回っている 我が国の農業や水産業 は 3% 下回った 歴史的分野では 我が国の歴史 がほぼ同率である 公民的分野では 我が国の政治 は 5% ほど 世界の中の日本の役割 は 2% ほど上回っている 観点別正答率では 社会的事象への関心 意欲 態度 は 1% 社会的な思考 判断 表現 は 2% 資料活用の技能 は 2% 上回っている 一方で 社会的事象についての知識 理解 は 1% 下回った 小学校における社会科の学習についての全体的な傾向として 地理的分野 歴史的分野については平均的 公民的分野については高いレベルでの理解が出来ていたと考えられる 社会的事象への関心 意欲 態度 からは 比較的前向き取り組んでいる様子がうかがえる 社会的な思考 判断 表現 については 自分の考えを論理立てて文章化することができている といった現状が考えられる また 資料活用の技能 については 地理的分野の資料を読み取ることができる 点や 読み取った内容を精査することができる 点では 成果をあげている 社会的事象についての知識 理解 については下回っているといえるが 習得した知識を活用する ことで 知識の定着と学力のさらなる向上を見込めることができる

本校の平均正答率は 昨年度から比べるとやや下がっている しかし 関心意欲の部分では昨年度や区の平均を上回っていた 問題の内容正答率を見てみると 地理的分野に関する正答率が昨年度の正答率を下回っていた 特に世界の諸地域に関する正答率が低下している 観点別正答率では 資料活用の技能が 5 割程度であり 他の三観点から見てももっとも低い割合となっている しかし 関心意欲 思考 判断 表現の観点は 6 割程度であり 昨年度や区の平均を上回っている これは社会的事象に関する関心意欲はあるが 地図やグラフといった資料やデータに対する苦手意識が強いと思われる 地理的分野の正答率や 資料活用の技能の正答率の低下から見ると 地理的分野の苦手意識があり その苦手意識が地図やグラフといった資料活用の技能の低下につながっていると考えられる また 地理的分野の中でも特に世界の諸地域に関する部分での正答率が低く 世界の諸地域の気候や文化といった部分が生徒にとって身近に感じられていない 歴史的分野に関しては 縄文時代 ~ 古墳時代 の正答率が 飛鳥時代 ~ 平安時代 中世の日本 に比べ 低下していることから 既習内容の定着に課題がある 教科の正答率は 区平均値と全国平均値とほぼ変わらない数値であった 観点別にみると 資料活用の技能 及び 社会的な事象についての知識 理解 において昨年度を上回っている その一方で 社会的な事象への関心 意欲 態度 及び 社会的な思考 判断 表現 においては昨年度を下回っている 領域別にみると 日本の諸地域 と 身近な地域の調査 において区平均値と全国平均値を下回った 問題内容別にみると 歴史的分野においては全ての問題で区平均値と全国平均値を上回っているが 地理的分野では下回っている 結果から明らかになった課題は 主に以下の 3 つである 1 基礎的な学習内容の定着はされているが 活用する力が十分ではない 2 資料の読み取り能力 ( 技能 ) や社会的事象についての知識 理解はされているが それらを自ら意欲的に考え 判断 表現する力が十分ではない 3 歴史的分野の学習に比べて 地理的分野の学習内容が十分に定着していない 地理の苦手意識が強いことがうかがえる 数 学 本校の平均正答率は 基礎 活用ともに目標率を上回っている 全国平均正答率も上回っており 学力の定着がうかがえる結果となっている しかし 問題の内容別正答率を見ると 比と比例 反比例 については目標値を 0.5 ポイント下回っており 苦手な分野として目立っている

また 観点別正答率においては全国平均を上回っており 学力の定着が分かる 全体的に見ると結果は良好である 今後 以下のような力を身に着けさせることが課題である 計算力の向上 小数 分数の計算でも小数点のミス 約分忘れ等がないようにする 問題で与えられた条件を正しく読み取り 求めるべきものが何かをはっきりさせる グラフから情報を正しく読み取る 難問に対しても対応できる思考力を身に着ける為に 数学における定義 定理を表面的ではなく 一つの理論として理解する 基礎基本の定着を図るために反復演習をする また 復讐テストを定期的に行う 本校の正答率は 基礎基本 活用ともに目標値を上回っている また全国平均と比べてみても上回っており 学力の定着がうかがえる しかし 基礎は前年度より 2% 下がり 活用にいたっては 15% 下がっている 小学校の内容から発展し 定着が厳しくなっていることが分かる また観点別に関しても全国平均を上回っており 学力の定着が分かる しかし 全国的に見ても昨年度の 2 学年より正答率は 1~2% ほど下がっていることに注視したい 基礎基本の定着がうかがえる一方 活用に対しては 5 割ほどの定着であり 数学の観点である見方 考え方が苦手であることが分かった 分野別にみると すべての問題内容に対して全国平均を上回っている 特に 計算の復習 正の数 負の数 の問題に対しては 8 割から 7 割定着している 正の数 負の数の符号や計算の仕方などの知識や計算技能の定着が十分にできていることが分かった 文字式 や 1 次方程式 比例 反比例 においても 6 割の定着がある しかし グラフをかいたり グラフを読み取ったりする見方や 式の変形などに苦手意識がある生徒がいることが分かる 平面図形 空間図形 に対しても 6 割の正答率があるが 知識の定着が不十分な内容もあった 分野別に対して特に注意しなければならないのが 資料の散らばりと代表値 が 5 割をきっていることである 平均値や最頻値などの代表値の知識の理解不足が考えられ 特に平均値と最頻値 中央値の違いやばらつきの意味すること 読み取る情報を選択することが苦手であることが考えられる 今後 基礎基本の定着を維持し繰り返しの練習や単元の復習テスト また授業内容において考えを刺激する課題を通して見方 考え方を鍛えていきたい 本校の平均正答率を見ると 昨年の本校の平均正答率よりもわずかに上がった 全国正答率 区正答率 目標値に対しては大きく上回ることができた 無解答率を見ても 本校の無解答率は区全体より低く 生徒の勉強に対する関心が高いことが読み取れる 問題の領域別正答率では 数と式, 図形, 関数, 資料の活用 の 4 つすべての項目で全国の平均を大きく上回ることができた 観点別正答率でも 関心 意欲 態度, 数学的な見方や考え方, 数学的な技能, 数量や図形などの知識 理解 のすべての項目では全国平均を上回る結果を得られた 基礎 基本的な学習内容や授業への取り組みは向上しているが 時間をかけて問題を考える力を育成することが課題である 全体的に見ると結果は良好である 今後の指導上の課題として 以下の点が考えられる

基本的な計算力をより向上させること 文章問題などに対する思考力を向上させること 理 科 全体として 区の平均よりも上回る結果であり 全国の平均と比べても上回る結果であった 多くの問題で 区および全国平均よりも同程度であるか あるいは上回っている 以下の問題では 区の平均を上回っている 植物と日光との関係について 植物の発芽に関する対照実験について 光合成とヨウ素液に関する問題 植物の発芽と適正温度との関連について 溶解度をグラフから読み取る問題 再結晶の温度をグラフから読み取る問題 液体に物体がとけていることを調べる方法について 燃焼と二酸化炭素との関係について 酸素や窒素中での火のようすに関する問題 人の呼吸に関する問題 太陽と月の位置関係 太陽と月の特徴に関する問題 てこにおける力点 支点 作用点に関する問題 信号機と発光ダイオードに関連する問題 一方 以下の問題では 区の平均を下回っている 物体の燃焼に関する問題 呼気に含まれる水蒸気に関連する問題 水溶液の性質について 蒸散のはたらきについての問題 実験 観察を行い学習した内容については 理解力が向上し正答率も高い傾向がある グループ実験をより充実させ 結果や考察に丁寧に取り組ませることによって 学力の一層の伸張に繋げる 自然事象への関心 意欲 態度をさらに向上させるために 身の回りの事象に疑問を抱き 観察する姿勢を養うことが重要である 理科における 全体の正答率 基礎知識 知識の活用 において 区平均 全国平均共に上回る結果となった 領域で見たときには 生命 地球 の分野は全国平均を下回っている 問題の観点においては 自然事象への関心 意欲 態度 自然事象についての知識 理解 の問題で全国平均を下回っている 領域においては 生命 地球 の分野の正答率が低かったため その分野の学力の定着が低かったと考えられる

問題の観点においては 自然事象への関心 意欲 態度 自然事象についての知識 理解 の問題での正答率が低かったため その観点の問題形式に苦手意識があると考えられる 前年度の学習内容の結果である 生物と細胞 動物のからだとはたらき では正答率が高いが 電気の正体 電流と磁界 では 正答率がおもわしくない これは この領域の学習定着度が低かった事が原因と考えられる 表現力についてなどの 活用 の領域では 前年度と比べ 6.8 ポイントの伸びが見られるが 基礎や活用 ( 思考判断力 ) を含めた分野では 5.9 ポイント下回っている 分野により学習定着の偏りが見られる結果となっている 分野により学習定着の偏りが見られることから 授業での充分な復習が必要である 今年度に入り 正答率の低かった 電気の正体 電流と磁界 の領域部分では すでに授業での再履修をおこなっている 既習分野について 授業での問題演習による十分な復習が必要である テキストを用い復習と解説に努める 生になってから新しく学ぶ分野については 学習効果の高い授業づくりを心掛け 学習定着度を単元ごとに確認する演習を行う 英 語 大田区学習効果測定は 生の実施はない 学力効果測定の結果 校内平均正答率は大田区平均 全国平均ともに上回る結果となった 区の平均に比べ 6.0% 全国平均より 7.4% 上回っており 総合的な力がついていると思われる 達成率は校内で 67.8% と こちらも高い数値となった 領域別に正答率を見ると 聞くこと は 70% を上回っているが 読むこと 書くこと については 70% 代を下回っているバランスの面で課題が感じられる 観点別に正答率を見ると 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 の 2 観点において 70% 以上の正答率であった 数値が低迷しがちな 表現 の観点においては約 58% となっているが 3 文以上の英作文 の設問では区の正答率を 11% 上回る結果を残しているので 普段の授業内容はある程度定着していると考えられる 特に 単語の並べ替え作文 では 80% 以上の達成率であることから 基礎的な文法内容の定着が図られていることが分かる 今後の課題として 次の点に重点を置いて指導していく必要があると考える 外国語表現の能力 の 場面に応じて書く英作文 においては 区の平均は上回っているものの 全国平均を唯一下回っている Q&A や授業内での会話活動を増やし 自身を持って 言える そして 書ける に繋がるような演習を頻繁に行う 聞くこと をさらに向上させるために 英語授業における英語の導入を増やす

問題別の正答率から 語彙の知識 理解 は全国 大田区の平均を大きく超えていた 英語授業における繰り返しの単語学習が定着していると思われる 授業中に既習事項の確認を繰り返し行う 様々なタイプの活動を行いつつ 知識を確認する機会を多く設ける その振り返りを基に生徒の英語力の定着をはかる 学力効果測定の結果 校内平均正答率は大田区平均 全国平均ともに大きく上回る結果となった 区の平均に比べ 12.7% 全国平均より 15.5% 上回っており 総合的な力が万遍なくついていると思われる 達成率は校内で 78.8% とこちらも高い数値となった 領域別に正答率を見ると 聞くこと 読むこと 書くこと 全て 70% を超え バランスよく力がついていることが分かる 特に 聞くこと については昨年度比で 10% の伸びがあった 観点別に正答率を見ると 外国語理解の能力 では 80% 言語や文化についての知識 理解 においては 75% 以上の正答率であった 今年度は 表現 の観点においては昨年度比で約 10% の伸びが見られた 特に 場面に応じた英作文 の設問では昨年度比で正答率が約 30% も上回る結果を残している 普段の授業内容で行っている活動が結果に結びついたと考えられる 特に 内容理解を伴うリスニング では 90% 以上の達成率であることから 英語で授業を行ってきた成果が表れてきたことが分かる 今後の課題として 次の点に重点を置いて指導していく必要があると考える 外国語表現の能力 の観点の伸びが著しいことは 授業内の会話活動の効用と辞書を使用した語彙を増強活動の成果と考えられる 今後は口頭練習した文を正しく書く演習を増やし さらに実践的なコミュニケーションへとつなげていく コミュニケーションへの関心の高さを維持できるような生徒個々に見合う課題を設定し 家庭学習に取り組む機会を多くすること 問題別の正答率から リスニング 英作文 は全国 大田区の平均を大きく超えていた 英語授業における英語での導入及び自由英作文を課す取り組みが定着していると思われる 授業中に既習事項の確認を繰り返し行う 様々なタイプの活動を行いつつ 知識を確認する機会を多く設ける その振り返りを基に生徒の英語力の定着をはかる