Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

Similar documents
インターネットについてのアンケート 1 学期の PTA 講演会でも 不審者やネット犯罪から子どもを守るために と題して講演会を行いましたが 下條小学校の子どもたち 保護者のみなさんが インターネットとどのように関わっているのか 高学年の児童 保護者を対象にアンケートを行いました 全県的な調査と比較し

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

表紙(A4)

Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)

01_H29 PTA地域学校 1-6

家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査結果報告書(概要版)

2013年1月25日

PP

平成20年度携帯電話の利用についての実態把握町について【概要】

❷ 学校の宿題をする時間 宿題に取り組む時間は すべての学年で増加した 第 1 回調査と比較すると すべての学年で宿題をする時間は増えている 宿題に取り組むはおよ そ 40~50 分で学年による変化は小さいが 宿題を しない 割合はになると増加し 学年が上がるに つれて宿題を長時間する生徒としない生

========== 目次 ========== 1. 調査趣旨 P1 2. 調査概要 P1 3. 調査結果概要 P2 4. 調査結果詳細 P3 5. 調査結果の補足 P16 6. 効果的な取組についてのまとめ P17 ( 参考 ) 1 神奈川県 横浜市 川崎市 相模原市 子どもたちのインターネット

 

小 中 高校生のケータイ インターネット等の利用に係る実態調査について 1 目 的スマートフォンなど新しい情報機器の普及やコミュニティサイトの急速な利用拡大等に より 子どもたちの犯罪につながる行為や基本的生活習慣の乱れが憂慮されていることか ら ケータイ インターネットに係る子どもたちの実態調査を

 

調査結果 子どものスマホ利用の実態 子どものファーストスマホ半数以上が Android を利用 2 割弱が 中古スマホ を利用 子どものファーストスマホ選択基準 自分と同じキャリア 端末代金が安い 月額利用料金が安い 小学 3 年生 ~ 中学 3 年生のスマートフォン ( 以下スマホ ) を保有して


資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

目次 第 1 章調査の概要 調査の背景と目的 アンケート調査の概要 青少年対象アンケート調査 保護者対象アンケート調査...5 第 2 章青少年対象アンケート調査結果 回答者属性 青少年の属性 青

【広報資料】【H27上】コミュニティサイト等に起因する事犯の状況

Microsoft Word - 小学生調査(FINAL) _.doc

14山崎・原.indd

平成26年度調査研究活動報告書

広報資料平成 25 年 11 月 14 日警察庁 コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について ( 平成 25 年上半期 ) 1 調査の趣旨近時 出会い系サイトに起因して犯罪被害に遭った児童数は減少傾向にあるが 他方 コミュニティサイトに起因して犯罪被害に遭った児童数は 平成 2

PowerPoint プレゼンテーション

調査の目的 概要 調査の背景及び目的 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の 創造的 IT 人材育成方針 ( 平成 25 年 12 月 20 日 ) では すべての国民が IT を生活の中で存分に利活用していくことが求められるところ 小学生 中学生 高校生等を対象とする人材育成においては 保護者

 

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

問 3 全員の方にお伺いします 日頃 サイバー犯罪 ( インターネットを利用した犯罪等 ) の被害に遭いそうで 不安に感じることがありますか この中から1つだけお答えください よくある % たまにある % ほとんどない % 全くない 全

以下は 質問 4でお子さんにケータイを 使わせている と答えた方にお聞きします 質問 6 どのような理由からお子さんにケータイを使わせるようになりましたか あてはまるものすべてに をつけてください 1 連絡のため ( 塾や習い事の送迎など 2 GPS 機能がついているから ( 防犯上のため 3 子ど

金 ) を規定しました ( 第 26 条の2 第 34 条第 4 項第 12 号関係 ) (2) インターネット上の有害情報等への対応の強化ア携帯電話事業者及びその代理店の説明及び説明書の交付義務携帯電話事業者及びその代理店に対し 契約の相手方又は携帯電話端末等の使用者が青少年であることが判明した場

_前付.indd

携帯電話 スマートフォンの利用状況 学年別 自分専用借りてその他利用していない不明 4 年生 年生 5 年生 年生 6 年生

2 お子さんに携帯電話 スマートフォン等 ( 以下, 携帯 スマホ ) を持たせていますか 1 子ども専用の携帯 スマホを持たせている 2 子ども専用の携帯 スマホは持たせていないが 家族の携帯電話は自由に使える 3 携帯 スマホは持たせていない 小学校 選択肢持たせている家族で共用持たせていない

1 青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標 -ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)- スマ一トフォンが急速に普及し インタ一ネットがますます青少年にとって身近になる中 青少年がインターネットを安

 

平成29年度アメリカ・韓国における青少年のインターネット環境整備状況等調査(PDF版)

平成 26 年 11 月 コミュニティサイトに起因する 児童被害の事犯に係る調査結果 ( 平成 26 年上半期 ) 警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課

7 調査結果の概要 (1) 子どもの携帯電話所持率とフィルタリングの活用状況 ア子どもの携帯電話所持率 子ども専用の携帯電話所持率は 平成 19 年の本市調査 ( 以下 前回調査 ) から 2 年が経過していますが ほぼ横ばいの結果です では 男子 33.6 女子 46.4 計 4.1 が所有してい

別紙 (1) スマホ家庭のルールづくり運動 生徒 保護者の皆さんへ 1 課題と目的スマートフォンやパソコンを使い,LINE や Twitter などの SNS 上での情報のやりとりが, 高校生においても頻繁に行われている状況があります これらのツールは非常に便利なものである一方, 不特定多数の者との

3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

勉強のときも デバイス片手に が普通に 5. の 4 割が 勉強中にもメールやチャット 友だちへの質問に使う割合も 5 割近くいる メールやチャット (LINE など ) を書きながら ( 返事を出す場合も含む ) 勉強することがある比率は で 24.3% で 37.5% 一定の割合の中高生が 勉強

調査趣旨 概要 1 調査趣旨 テレビ 新聞といった従来型メディアと ソーシャルメディア等のインターネット上のメディアの双方について 利用時間と利用時間帯 利用目的 信頼度等を調査 調査概要 訪問留置調査 ( 全国 125 地点 ランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出 ) 13 歳から 6

1. 目次 青少年インターネット環境整備法及び関連規定に関する携帯電話インターネット接続役務提供事業者等向け Q&A 目次 関係法令一覧 Q&A... 4 法第 2 条 ( 定義 ) 関係... 4 法第 13 条 ( 青少年確認義務 ) 関係... 4

問 1 あなたは お子様に携帯電話(PHS やスマートフォンを含む 以下同じ ) を持たせていますか ( どれか1つに ) 1. 持たせている 2. 持たせていない 3. 持たせていないが 親のものを共用 ( 子どもも使えるように ) している

睡眠調査(概要)

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

< F2D8E7793B188C B83808B40816A2E6A7464>

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

1 調査実施概要 調査の目的 近年 中学生にもスマートフォンが急速に普及しつつあり ネットワークを介して動画やゲーム ソーシャルメディアといった各種サービスへのアクセスが容易になっており ネット利用の長時間化 ネット依存傾向の低年齢化が懸念されている このため 総務省情報通信政策研究所では 東京大学

通信機器を最初に買い与えたのはいつですか 小学 以下小学 4 年生小学 5 年生 小学 年生中学 中学 中学 LINE SNS の浸透が明らかに ( 大きめの文字で ) 通信

子どもの人生を守るためのフィルタリング活用法

平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査報告書

子ども生活実態調査 札幌たのしい授業 研究サークル用 抜きレポート丸山秀一仮説実験授業研究会 北海道 このほどベネッセが 2009 年に実施した 子ども生活実態基本調査 の結果を公表しました これは小学 4 年生から高校 2 年生の約 1.5 万人を対象とした調査で, 前回は 2

平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(速報)1

「教育方法研究B」 第11回 情報モラル教育(1) 「教育の情報化に関する手引き」 が示す情報モラル教育の方向性

Q3. 本人 家族があったことがあるトラブル 件数が記入されていないものはすべて1 件です ( 以降の項目も同じ ) Q3-1 無料だと思って利用していたのに 知らないうちに有料になっていて 高額の請求が来た などの事例について その他の記入 50 歳未満 震災時の災害情報サイトで いつの間にか有料

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

調査の目的と概要 Ⅰ 調査の目的 札幌市の児童生徒の実態に関する基礎調査 は 札幌市の小学生 中学生 高校生の意識や心情 生活 行動などについて 継続的に調査し その実態の変容を明らかにすることにより 子どもを取り巻く社会変化や教育情勢と子どもの生活との関連性を客観的に把握し 教育施策の推進に資する

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成27年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

Microsoft PowerPoint - 5.ppt [互換モード]


<4D F736F F D C815B918D8CA4836A B A E B92B28DB F C8B89CA82CC82A8926D82E782B E646F632E646F6378>

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

H27_青少年インターネット利用環境実態調査_調査結果

休日 ( 休みの日 ) < 前半 > 月日 ( ) 5 時 ~ 17 時まで 1) あなたのいた場所 ) 主な生活行動 分以


「青少年のインターネット利用環境実態調査」(保護者用調査票)

初めて親となった年齢別に見た 就労状況 ( 問 33 問 8) 図 97. 初めて親となった年齢別に見た 就労状況 10 代で出産する人では 正規群 の割合が低く 非正規群 無業 の割合が高く それぞれ 22.7% 5.7% であった 初めて親となった年齢別に見た 体や気持ちで気になること ( 問

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

<8A DFB8E712E786C73>


平成18年度

世論調査報告書

FastaskReport0807

(3-1) 事例の解説と気をつけること 子どもが保護者名義のクレジットカードを不正利用した事例 解説 インターネット上の多くの取引では クレジットカ-ド番号と有効期限を入力すれば 簡単に商品を購入することができます クレジットカードの会員規約には 盗難などは盗難保険などで支払いを免除する制度が定めら

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

spsafety_manual_sp_2_

第 3 章 い 女子は男子よりも短く眠って ( 平均 13 分の差 以下同様 ) 身のまわりのこと( 平均 11 分 ) や食事 ( 平均 4 分 ) に時間を使い さらに宿題 ( 平均 6 分 ) や習い事の練習 ( 平均 3 分 ) をし 音楽 ( 平均 2 分 ) を楽しんでペットとすごし (

FastaskReport0515Fix

平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

LINE を利用したいじめ防止対策事業 ~ いじめから子どもを守るために ~ いじめ対策推進室 大津市の概要 面積人口 km 2 342,847 人 世帯数 147,833 世帯 大津市 福井県 京都府 琵琶湖 滋賀県 岐阜県 三重県 ( 平成 30 年 10 月 1 日現在 ) 2

パソコンの使い方

- 生活行動分類表 - 1) あなたのいた場所 自宅 ( 現在お住まいのところ ) 職場 ( 仕事中の自宅兼職場を含む ) 学校移動中 ( 交通機関 自家用車 徒歩など ) その他 ( 矢印の下に具体的な場所をお書きください ) 2) 主な生活行動 睡眠 睡眠 生活必需時間 身じたく ( 洗顔 化粧

平成 28 年調査報告書の主なポイント 2 1 日当たりのテレビ ( リアルタイム ) 視聴時間は平日 168. ( 概ね減少傾向 ) 休日 分 ( 前年より減少 ) インターネット利用時間は平日 99.8 分 休日 分 ( ともに増加傾向 ) 過去 5 年間のテレビ ( リ

困窮度別に見た はじめて親となった年齢 ( 問 33) 図 94. 困窮度別に見た はじめて親となった年齢 中央値以上群と比べて 困窮度 Ⅰ 群 困窮度 Ⅱ 群 困窮度 Ⅲ 群では 10 代 20~23 歳で親となった割 合が増える傾向にあった 困窮度 Ⅰ 群で 10 代で親となった割合は 0% 2

青少年のネット利用実態把握を目的とした調査 LINE 株式会社は 青少年のネットワーク利用の啓発活動の更なる強化およびネット利用上の問題防止に向けた研究のため 青少年のネット利用実態の把握を目的とした調査を実施しています 本年 6 月から9 月にかけて神奈川県教育委員会および東京都教育委員会のご協力

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

調査結果概要

報道関係者各位 NEWS RELEASE 2018 年 10 月 9 日ジョンソン エンド ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー 10 月 10 日は 目の愛護デー 小 中 高校の養護教諭 288 名へのアンケート結果を発表 目を取り巻く環境が悪化!? 子どもたちの視力低下が浮き彫りに 6 割の

違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

平成 27 年度調査結果の概要 1 平成 27 年度テスト結果概要 全体の正答率は 69.7% 2. 不適正利用 ( インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力 ) の正答率が高く (72.6%) 特に不適切利用リスク (2c) の正答率が高い 一方 不適正取引リスク (2b) やプライ

[1-12].indd

<4D F736F F F696E74202D E815B836C AE89E6947A904D B C98AD682B782E9837D815B F B835E2E707074>

目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

第1章 青少年調査の結果 第1節 携帯電話の利用状況

Transcription:

平成 30 年 (2018 年 )11 月 21 日長野県教育委員会事務局心の支援課 平成 30 年度 インターネットについてのアンケート 調査結果について 調査の概要 Ⅰ 趣旨 本調査は 児童生徒の学校の授業以外におけるインターネットの利用実態と保護者の意識を把握し 児童生徒への指導や保護者への啓発活動推進の参考に資するため実施した 現在 インターネットを利用できる様々な情報通信機器が普及しているため 調査対象とする機器は 携帯電話 スマートフォン メディアプレイヤー ゲーム機 パソコン ( タブレットを含む ) とした 本調査は 平成 18 年度より隔年で実施してきたが 児童生徒を取り巻くインターネット環境の変化やインターネットに関わる問題の増加を鑑み 平成 24 年度以降毎年実施している Ⅱ 結果の概要 (1) 機器の長時間使用とネット依存の状況がある 児童生徒は保護者の認識以上に長時間使用している 特に 高校生の約半数が 3 時間以上使用しており 深夜の使用も多い 詳細は P5~6 児童生徒の中にはネット依存の傾向を自覚するものがいる 特に 高校生については約 3 割に上る 詳細は P12 (2) 機器使用の低年齢化が進んでいる スマートフォンの使用は 小学生 中学生で増加している 中学生では 5 割を超えている 詳細は P3 (3) 写真や動画の投稿 写真の交換 は 高校生を中心に増加している 写真や動画の投稿 は特に高校生女子で多く 保護者との認識と差がある 詳細は P4 ネット上だけの知り合いとの 写真の交換 は どの年齢 ( 学年 ) でも増加している 詳細はP9-1 -

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1,082 896 13 校 1,214 964 16 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期 平成 30 年 7~9 月 Ⅴ 主な調査項目と考察 1 インターネットを利用できる機器 を使用している割合 P3 2 機器の使用開始時期 P4 3 利用しているインターネットの機能 P4 4 平日の機器の使用時間と使用時間帯 P5 5 保護者との約束事 P6 6 フィルタリング P7 7 機器 を利用していて経験したこと P8 8 インターネットを利用して やり取り する相手 P9 9 インターネットで いやな思い をしたとき誰に相談するか P10 10 インターネットを利用できる機器 の使い方を振り返って P11 11 自分に ネット依存の傾向がある と思うか P12 * 本調査において 機器 とは インターネットを利用できる機器 のことをいう 携帯電話 スマートフォン メディアプレイヤー (ipod touch やウォークマンなど ) ゲーム機 (DS や PSP など ) パソコン ( タブレットパソコンを含む ) など - 2 -

1 インターネットを利用できる機器 を使用している割合 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した児童生徒の割合 * 小中高校生全体に占める割合 小学生 中学生 高校生 87.6% 90.9% 98.2% * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生に占める割合 ( 複数回答 ) *( ) 内は男女合計の割合 10 8 6 4 2 (12.3%) 13.3% 11.4% (47.2%) 47.7% 46.6% (13.3%) 10.8% 15.9% 男子女子 (66.1%) 73.4% (51.1%) 58.6% 48.3% 53.9% 10 8 6 4 2 10 8 6 4 2 携帯電話 スマートフォン メディアプレイヤー ゲーム機 パソコン 男子 女子 (58.2%) (54.9%) 70.5% (51.4%) 51.9% 58. (18.8%) 45.8% 51.9% 50.9% (10.4%) 9.4% 11.5% 13.3% 24.3% 携帯電話 スマートフォン メディアプレイヤー ゲーム機 パソコン (94.5%) 男子 女子 93.8% 95.3% (35.8%) (37.4%) 46.3% (12.1%) 40.2% (10.7%) 34.2% 23.4% 14.7% 8.9% 11.2% 10.2% 携帯電話 スマートフォン メディアプレイヤー ゲーム機 パソコン スマートフォンを使用している小中学生の割合は増加しており 中学生については男女とも 5 割を超えている 小学生 :H27 年度 28.4% H28 年度 40.6% H29 年度 45.7% H30 年度 47.2% 中学生 :H27 年度 27.2% H28 年度 44.8% H29 年度 48. H30 年度 54.9% 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 スマートフォンを使用している割合 (%) 54.9 44.8 48.0 27.2 40.6 45.7 47.2 28.4 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度 小学生 中学生 - 3 -

43.3% 41.3% 40.7% 59. 80.7% 82.6% 77.3% 71. 41.7% 30.3% 49.9% 19.7% 63.6% 72.2% 88. 94. 89.4% 88.8% 89.6% 88.1% 88.9% 18. 16.4% 6.3% 23.4% 15.8% 56.4% 39.8% 22.3% 8.8% 9.9% 3.5% 67.9% 62.2% 59.5% 43.5% 77.1% 85.6% 78.8% 78.4% 62.6% 62.9% 14.5% 19.5% 7.3% 33.8% 36.3% 48.9% 17.8% 27.9% 12.7% 4.6% 5.8% 0.5% 2.9% 3.2% 0.9% 70.5% 68.5% 63.7% 85.5% 77.9% 76. 2 機器の使用開始時期 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した高校生に占める割合 30. 28.5% 25.3% 25. 18.5% 20. 15. 10. 5. 0. 5. 入学前 1 年 ~3 年 4 年 ~6 年 中学生になってから 22.7% 高校生になってから 現在の高校生の 48.8%( 約半数 ) が 入学前に機器の使用を開始している 3 利用しているインターネットの機能 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 ( 複数回答 ) *( ) 内は男女合計の割合 男子の回答女子の回答保護者の認識 (69.5%) (81.8%) 10 5 (17.) (35.) (22.8%) (5.2%) (3.1%) 10 5 (20.7%) (62.1%) (49.6%) (19.3%) (81.3%) (70.5%) (8.1%) 10 (42.4%) (81.5%) (90.7%) (64.5%) (89.1%) (77.3%) (39.3%) 2 5 メール ( 無料通信アプリを含まない ) インターネットで情報を集める ( 見る 調べる ) 無料通話や無料通信のアプリ (LINE など ) コミュニティサイト (Facebook や Twitter など ) 音楽や動画の視聴 ( ダウンロードを含む ) オンラインゲーム 写真や動画の投稿 高校生の オンラインゲーム 2 写真や動画の投稿 の利用は前年度比で増加している ( H29 年度 71.6% 77.3% 2 H29 年度 29.3% 39.3% ) コミュニティサイト 写真や動画の投稿 など会話や情報を共有できるコミュニケーション手段は女子の利用が多く 保護者の認識と大きな差がある - 4 -

4 平日の機器の使用時間と使用時間帯 平日の使用時間と学習用の使用時間 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 平日の使用時間 小学生の回答 保護者の認識 1 2 3 使用しない 6. 5.4% 1 分 ~30 分 30 分 ~1 時間 1 時間 ~2 時間 25.2% 25.8% 29. 30.7% 19.3% 24.9% 2 時間 ~3 時間 3 時間 ~4 時間 4 時間 ~5 時間 5 時間以上 8.9% 9.4% 5. 2.5% 2.5% 0.9% 4.1% 0.4% うち学習用の使用時間 小学生の回答 保護者の認識 2 4 6 使用しない 1 分 ~30 分 44.9% 54. 38.9% 37.1% 30 分 ~1 時間 1 時間 ~2 時間 2 時間 ~3 時間 3 時間 ~4 時間 4 時間 ~5 時間 5 時間以上 11.1% 7.1% 4. 1.4% 0.7% 0.4% 0.1% 0. 0. 0. 0.2% 0. 平日の使用時間 中学生の回答 保護者の認識 1 2 3 使用しない 2.7% 4.1% 1 分 ~30 分 15. 15. 30 分 ~1 時間 1 時間 ~2 時間 24.5% 24.7% 26. 31.9% 2 時間 ~3 時間 18.5% 16.6% 3 時間 ~4 時間 4 時間 ~5 時間 5 時間以上 6.2% 4.9% 3.3% 1.9% 3.9% 1. うち学習用の使用時間 中学生の回答 保護者の認識 2 4 6 使用しない 1 分 ~30 分 30.6% 37.8% 47.7% 45.2% 30 分 ~1 時間 1 時間 ~2 時間 2 時間 ~3 時間 3 時間 ~4 時間 4 時間 ~5 時間 5 時間以上 14.1% 11. 5.8% 3.8% 1.3% 1.9% 0.3% 0.1% 0.2% 0. 0.1% 0.1% 平日の使用時間 高校生の回答 保護者の認識 1 2 3 使用しない 1 分 ~30 分 30 分 ~1 時間 0.5% 0.1% 2.4% 2.2% 6.8% 7. 1 時間 ~2 時間 16.7% 20.4% 2 時間 ~3 時間 25.6% 30.4% 3 時間 ~4 時間 20.6% 20.3% 4 時間 ~5 時間 5 時間以上 10.3% 8.8% 17.1% 10.8% 2 3 うち学習用の使用時間高校生の回答保護者の認識 2 4 6 使用しない 27.1% 26.9% 1 分 ~30 分 30 分 ~1 時間 17. 19.3% 1 時間 ~2 時間 5.6% 6.2% 2 時間 ~3 時間 2.4% 3.7% 3 時間 ~4 時間 1.1% 1.1% 4 時間 ~5 時間 0.8% 0.6% 5 時間以上 0.7% 1.1% 45.4% 41.1% 平日の使用時間は 児童生徒の年齢 ( 学年 ) が上がるにつれて長くなる傾向にある 児童生徒は保護者の認識以上に長時間使用している ( 平日 3 時間以上使用 : 小学生 11.6%[ 保護者 3.8%] 中学生 13.4%[ 保護者 7.8%] 高校生 48.[ 保護者 39.9%]) ~ 3 特に高校生については 3 時間以上使用する割合が前年度比で増加しており 全体の約半数に及んでいる ( H29 年度 17.4% 20.6% 2 H29 年度 7.6% 10.3% 3 H29 年度 15. 17.1% ) - 5 -

7.5% 5.4% 44.8% 34.1% 21.4% 20.9% 21. 12.7% 3.7% 23.5% 13.3% 11. 3.9% 56.3% 44.9% 47.7% 46.8% 33.1% 17.1% 8. 44.4% 24.2% 9.1% 9. 49.8% 38.2% 49.7% 54.8% 45.3% 47.9% 41.3% 45.1% 45.2% 49. 39.2% 61.7% 12.6% 6.8% 19.9% 13.9% 59.3% 43.9% 51.1% 45.6% 43. 30.4% 40.7% 25. 8.7% 43.6% 34.2% 38. 67.4% 64.2% 学習用以外での 平日の使用時間帯 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 ( 複数回答 ) 児童生徒の回答 保護者の認識 5 10 5 10 5 10 登下校中 0.3% 0.8% 0.2% 2.3% 47.5% 44.6% 学校の休み時間 1.2% 0.7% 0.6% 0.6% 56.6% 39.9% 放課後 14.7% 3.8% 4.4% 1.6% 58.9% 42.1% 家で ( 帰宅 ~ 夜 12 時 ) 87.1% 95.4% 96.3% 95. 93.9% 95.2% 家で ( 夜 12 時 ~ 翌朝 4 時 ) 3.4% 0.7% 5.7% 1.5% 23.1% 10.9% 家で ( 夜 12 時 ~ 翌朝 4 時 ) と回答している小中学生がいる 高校生は 23.1% もいる 児童生徒が深夜に使用していることに対する保護者の認識は低い 5 保護者との約束事 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 ( 複数回答 ) 児童生徒の回答 保護者の認識 10 5 10 5 10 5 特に約束事はない 使用する時間を決めている 家で使用する場所を決めている 危険なサイトにアクセスしない 自分や他人の個人情報をネットにのせない 人の悪口を書き込まない 知らない人と やり取りしない 会わない 約束を守らなかったら使用を制限する その他の約束事がある 特に約束事はない など 児童生徒の回答と保護者の認識には大きな差がある ( 保護者は約束したつもりでも児童生徒は約束したつもりになっていない ) 特に高校生については差が大きい 小学生の回答は多くの項目について前年度比で減少している ( 約束できていない ) 家で使用する場所を決めている H29 年度 26.6% 19.9% 自分や他人の個人情報をネットにのせない H29 年度 45.1% 43. 知らない人と やり取りしない 会わない H29 年度 44.8% 43.6% 約束を守らなかったら使用を制限する H29 年度 39.7% 38. 中学生の回答はいずれの項目についても前年度比で増加している ( 約束できるようになっている ) - 6 -

6 フィルタリング フィルタリングに関わる保護者の責務 についての保護者の認識 質問内容 青少年 (18 歳未満 ) が使用する インターネットに接続できる機器 にフィルタリングを利用するかどうかの判断について 法律では保護者の責務となっていることをご存知でしたか? 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中の保護者に占める割合 知っている 知らなかった 74.4% 25.6% 保護者 2 78.8% 21.2% 3 82.7% 17.3% 2 4 6 8 10 ~ 3 前年度比で 小中高いずれの保護者においても 青少年インターネット環境整備法の 保護者の責務 についての認知度は上昇している ( H29 年度 71.1% 74.4% 2 H29 年度 76.7% 78.8% 3 H29 年度 80.3% 82.7% ) 参考 青少年インターネット環境整備法 ( 平成 20 年 6 月 18 日法律第 79 号 ) ( 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律 ) ( 保護者の責務 ) 第 6 条保護者は ( 中略 ) その保護する青少年について ( 中略 ) 青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理 ( 中略 ) に努めるものとする ( 携帯電話インターネット接続役務提供事業者の青少年有害情報フィルタリングサービスの提供義務 ) 第 15 条携帯電話インターネット接続役務提供事業者は 役務提供契約の相手方又は役務提供契約に係る携帯電話端末等の使用者が青少年である場合には 青少年有害情報フィルタリングサービスの利用を条件として 携帯電話インターネット接続役務を提供しなければならない ( 中略 ) 平成 30 年 2 月 1 日に法の一部が改正され 事業者がさらにフィルタリング利用の促進を図るようになった フィルタリングの利用状況 * 子どもが機器を使っている と回答した保護者に占める割合 10 8 6 4 2 機器別のフィルタリング利用割合 72.5% 70.5% 70.8% 75.9% 70.3% 57.6% 57.3% 55.3% 46.8% 48.3% 47.8% 51. 47.6% 38. 37.4% 小学生中学生高校生小学生中学生高校生小学生中学生高校生小学生中学生高校生小学生中学生高校生 携帯電話スマートフォンメディアプレイヤーゲーム機パソコン 児童生徒の年齢 ( 学年 ) が上がるにつれて フィルタリングの利用割合は下がる傾向にある スマートフォンについてのフィルタリングの利用割合は 中学生が一番高く 小学生が一番低い - 7 -

7 機器 を利用していて経験したこと * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した中学生 高校生とその保護者に占める割合 ( 複数回答 ) *( ) 内は男女合計の割合 中学生男子の回答中学生女子の回答保護者の認識 1 2 自転車の運転中に使用した 3.2% 2.6% 1.2% (2.9%) アダルトサイトや出会い系サイトを利用した自分の個人情報をネットにのせた他人の個人情報をネットにのせた 1.8% 0.9% 1.4% (1.4%) 1.4% 1.8% 2.3% (1.6%) 0.9% 0.7% 1.4% (0.8%) 自分の悪口や個人情報をネットにのせられた 1.8% 1.5% 1.5% (1.6%) ネットのなかで 仲間はずれ にされた 0.7% 0.5% 1. (0.6%) 身に覚えのない料金を請求された 2.5% 1.3% 0.8% (1.9%) 高校生男子の回答高校生女子の回答保護者の認識 1 2 自転車の運転中に使用した 13. 12. 20.9% (17.3%) アダルトサイトや出会い系サイトを利用した自分の個人情報をネットにのせた他人の個人情報をネットにのせた 1.9% 3.7% 4.6% 6.2% 3.2% 9.5% 9. (5.3%) 17. (10.1%) 18. (13.4%) 自分の悪口や個人情報をネットにのせられた 5.4% 4.7% 8.9% (7.) 2 ネットのなかで 仲間はずれ にされた 1.7% 1.2% 1.4% (1.5%) 身に覚えのない料金を請求された 3.1% 7.1% 13.2% (10.4%) 中学生と高校生の回答の割合は いずれの項目についても大きな差がある 男子は 自転車の運転中に使用した アダルトサイトや出会い系サイトを利用した 身に覚えのない料金を請求された の回答の割合が多く 女子は 自分の個人情報をネットにのせた の回答の割合が多い これらは保護者の認識と大きな差がある 中学生女子の 自分の個人情報をネットにのせた は 前年度比で大きく減少している ( H29 年度 6.3% 1.8% ) 2 高校生の 自分の悪口や個人情報をネットにのせられた は 男女とも前年度比で増加している ( 男子 :H29 年度 3.4% 5.4% 女子 :H29 年度 7.8% 8.9% ) * 本調査では 個人情報として 写真 名前 住所 電話番号 を例示した - 8 -

8 インターネットを利用して やり取り する相手 * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生に占める割合 *( ) 内は男女合計の割合 * ネット上だけの知り合いがいると回答した小中高校生に占める割合 *( ) 内は男女合計の割合 インターネットを利用して やり取り する相手小学生男子小学生女子 ネット上だけの知り合いとの やり取り 小学生男子小学生女子 2 4 6 8 10 2 4 6 8 10 インターネットを利用して やり取り する相手がいる ネット上だけの知り合いがいる ネット上だけの知り合いと 会ってもいい と思う ネット上だけの知り合いと 会ったことがある 49.2% 45.5% 17.6% 7.7% (12.8%) 1.9% 0.6% (1.3%) 0.6% 0. (0.3%) (47.4%) 電話 メール ネット上の会話 ゲーム 写真の交換 1.2% 2.8% (1.7%) 3.5% (9.9%) 25. 21.2% 41.7% (27.3%) 90.6% 61.1% (81.8%) 3.5% 0. (2.5%) 5 インターネットを利用して やり取り する相手中学生男子中学生女子 ネット上だけの知り合いとの やり取り 中学生男子中学生女子 2 4 6 8 10 2 4 6 8 10 インターネットを利用して やり取り する相手がいる ネット上だけの知り合いがいる ネット上だけの知り合いと 会ってもいい と思う ネット上だけの知り合いと 会ったことがある 17.3% 9.3% 3.1% 1.8% (2.4%) 1.3% (0.8%) 0.4% (13.3%) 58.7% 60.9% (59.8%) 電話 メール ネット上の会話 ゲーム 写真の交換 13.5% 17.6% 16.7% 27.5% (15.) (20.4%) 50. 62.7% (54.4%) 89.6% 41.2% (72.8%) 7.3% 9.8% (8.2%) 6 3 インターネットを利用して やり取り する相手 高校生男子 高校生女子 ネット上だけの知り合いとの やり取り 高校生男子 高校生女子 2 4 6 8 10 2 4 6 8 10 インターネットを利用して やり取り する相手がいる ネット上だけの知り合いがいる ネット上だけの知り合いと 会ってもいい と思う ネット上だけの知り合いと 会ったことがある 6.7% 9.3% 4.4% 6.9% 24.7% 28.7% (7.9%) (5.5%) (26.5%) 2 90. 87.6% (88.9%) 電話 メール ネット上の会話 ゲーム 写真の交換 27.7% 29.2% 24.9% 32.1% (28.4%) (28.4%) 63.8% (73.5%) 83.3% 72.8% 25.8% (49.5%) 9.9% 12. (10.9%) 7 4 ネット上だけの知り合いがいる と回答した小学生 2 高校生の割合は 前年比で増加している 男子 :H29 年度 12.8% 17.6% 女子 :H29 年度 7.5% 7.7% 2 男子 :H29 年度 23.6% 24.7% 女子 :H29 年度 24.3% 28.7% ネット上だけの知り合いとの やり取り のうち ゲーム の割合は 小学生では男女とも最も高い 3 また 中学生 4 高校生も前年度比で男女とも増加している 3 男子 :H29 年度 79.3% 89.6% 女子 :H29 年度 32.9% 41.2% 4 男子 :H29 年度 67.7% 72.8% 女子 :H29 年度 19.1% 25.8% 5~ 7 ネット上だけの知り合いとの やり取り のうち 写真の交換 の割合は 小中高いずれも前年度比で増加している 5 男子 :H29 年度 1.9% 3.5% 女子 :H29 年度 0. 0. 6 男子 :H29 年度 2.2% 7.3% 女子 :H29 年度 8.2% 9.8% 7 男子 :H29 年度 6.3% 9.9% 女子 :H29 年度 9.3% 12. - 9 -

9 インターネットで いやな思い をしたとき誰に相談するか * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生に占める割合 ( 複数回答 ) *( ) 内は男女合計の割合 小学生男子の回答 小学生女子の回答 2 4 6 8 10 家族 74.9% (79.1%) 83.5% 友だち ( 先輩や後輩を含む ) 31.5% 37.8% (34.6%) 学校の先生 12. 15.5% (13.7%) 相談機関 8.5% 7.3% (7.9%) インターネット上だけの 知り合い その他 1. 1.7% 4.8% 4.1% (1.4%) (4.4%) 誰にも相談しない 12.7% 4.9% (8.9%) 中学生男子の回答 中学生女子の回答 2 4 6 8 10 家族 65.6% 74.1% (69.8%) 友だち ( 先輩や後輩を含む ) 49.9% 59.7% (54.8%) 学校の先生 15.9% 17. (16.4%) 相談機関 7. 8.4% (7.7%) インターネット上だけの 知り合い 2.2% 1.8% (2.) その他 5. 3.1% (4.1%) 誰にも相談しない 10.8% 6.8% (8.8%) 高校生男子の回答 高校生女子の回答 2 4 6 8 10 家族 43.3% 友だち ( 先輩や後輩を含む ) 学校の先生 13.2% 6.5% (10.1%) 相談機関 8.6% 4.9% (6.9%) インターネット上だけの 知り合い その他 4.4% 6.6% 5.2% 3.2% (5.4%) (4.3%) 誰にも相談しない 8.8% 18.2% (13.9%) 53.2% (47.8%) 57.1% 70.7% (63.3%) 児童生徒の年齢 ( 学年 ) が上がるにつれて 家族 に相談する割合が減り 友だち ( 先輩や後輩を含む ) に相談するという割合が増加する 高校生の インターネット上だけの 知り合い に相談する割合は 男女ともに前年度比で増加している ( 男子 :H29 年度 3.9% 4.4% 女子 :H29 年度 4.6% 6.6% ) 誰にも相談しない と回答した児童生徒の割合は 小中高いずれも男子のほうが高い傾向にある - 10 -

10 インターネットを利用できる機器 の使い方を振り返って * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 ( 複数回答 ) 小学生の回答 保護者の認識 2 4 6 8 使用する時間が長い 33.3% 42.2% 家庭学習の時間が短くなった睡眠時間が短くなったメールなどを すぐに返信しなければ と不安歩行中や自転車運転中でも使用してしまう家族や友だちとの直接の会話が減った機器のことを注意されるとイライラする 15.3% 19.4% 10.7% 7.9% 5.4% 0.9% 2.8% 1.2% 3.7% 3.7% 7.8% 14.7% 中学生の回答 保護者の認識 2 4 6 8 使用する時間が長い 50.6% 54.4% 家庭学習の時間が短くなった睡眠時間が短くなった 25.7% 24.4% 20.8% 17.5% メールなどを すぐに返信しなければ と不安歩行中や自転車運転中でも使用してしまう家族や友だちとの直接の会話が減った機器のことを注意されるとイライラする 7. 1.9% 4.5% 2.1% 2.7% 4.9% 11.2% 17.9% 3 高校生の回答 保護者の認識 2 4 6 8 使用する時間が長い 66.5% 70. 家庭学習の時間が短くなった睡眠時間が短くなった 36.7% 35.3% 34.9% 33.6% メールなどを すぐに返信しなければ と不安歩行中や自転車運転中でも使用してしまう家族や友だちとの直接の会話が減った機器のことを注意されるとイライラする 5.7% 4.8% 21. 10.5% 7.7% 9.7% 12.7% 17.1% 2 多くの児童生徒が機器の使い方に対する問題点を認識している また 保護者も同様に認識している 特に 使用する時間が長い と感じている児童生徒と保護者の割合が最も高い 小学生 2 高校生の 機器のことを注意されるとイライラする の割合は 前年度比で増加している ( H29 年度 6.8% 7.8% 2 H29 年度 11.6% 12.7% ) 3 高校生の回答は 多くの項目について前年度比で増加しており 保護者の認識も増加傾向にある 使用する時間が長い H29 年度 65.3% 66.5% 家庭学習の時間が短くなった H29 年度 32.2% 36.7% 睡眠時間が短くなった H29 年度 30.7% 34.9% 歩行中や自転車運転中でも使用してしまう H29 年度 19.1% 21. 家族や友だちとの直接の会話が減った H29 年度 6.2% 7.7% - 11 -

11 自分に ネット依存の傾向がある と思うか * 学校の授業以外でインターネットを利用していると回答した小中高校生とその保護者に占める割合 1 2 3 4 5.5% 16. 児童生徒の回答保護者の認識 12.2% 18.2% 31.3% 33. 児童生徒の年齢 ( 学年 ) が上がるにつれて ネット依存を認識する傾向がある 小中高生いずれも本人の回答よりも保護者の認識のほうが高い 高校生の約 3 割がネット依存の傾向を自覚しており 保護者もそれを認識している - 12 -